JP4282238B2 - 部位マーカー装置 - Google Patents

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Description

【0001】
(関連出願の相互参照)
本願は、本文中に援用されている、1998年10月23日出願の米国予備出願シリアル番号第60/105,419号に基づく優先権を主張する。
【0002】
【発明の属する技術分野】
本件開示は、一般に、外科手術部位の位置を明らかにするためのマーキング装置に関するものであり、より特定すると、生検ニードルを通して挿入可能であって、生検部位にマーキングフープを位置決めするためのマーキング装置に関連している。
【0003】
【関連する技術】
体内の病巣をマーキングするための装置が当該技術分野で周知である。これらの装置は一般に、局所麻酔下の肉体に挿入されて病巣に隣接状態で、かつ/または、病巣と接触状態で位置決めされるカニューレを備えている。ワイヤマーカーをカニューレに通してから病巣に固定し、切除または生検のような後続の外科手術処置手順用に病巣をマーキングするようにしている。病巣をマーキングした後、通常はカニューレを除去して、ワイヤを適所に残すとともに、肉体からワイヤを延びたままにする。
【0004】
このような装置と関連する1つの問題は、後続の外科手術処置手順を遂行するために患者を輸送している最中にワイヤマーカーが位置を外れて移動しがちであるという点である。
【0005】
米国特許第5,018,530号(以下「530号特許」と称する)は、この問題を克服するように設計されたワイヤニードル組立体を開示している。530号特許は、カニューレの管腔内部に挿入されてから、病巣内へと回動させられて病巣組織内部にマーカーを固定するためのシャフトに螺旋状に巻いたワイヤ先端を装着したマーカーワイヤを設けることにより、上述の問題を解決しようと試みている。530号特許のワイヤニードル組立体の1つの利点は、マーカーワイヤの螺旋の直径が大きすぎて、もっと小型の生検用カニューレに嵌込み得ないことである。更に、マーカーワイヤがある程度、移動することも発生し得る。
【0006】
米国特許第5,221,269号(以下「269号特許」と称する)も病巣の位置をマーキングするための装置を開示している。この装置は、導入装置ニードルと、導入装置ニードル内の通路に通したワイヤガイドとを備えている。ワイヤガイドは、真っ直ぐな部分と、弾性の螺旋状コイル内へ予備形成された遠位部とを有している。導入装置ニードルの通路に位置決めされた時、予備形成された遠位部はつる巻を解かれた形状を呈している。ワイヤガイドを導入装置ニードルから遠位方向に前進させて、病巣の位置をマーキングすることができる。
【0007】
269号特許に開示されている装置と関連する1つの問題は、病巣内へとワイヤガイドを正確に前進させるための構成が開示されていない点である。従って、ワイヤガイドを病巣内に挿入する度合いが深すぎた結果、真っ直ぐな部分が病巣を貫通して延びている場合にも、ワイヤガイドの移動が発生する可能性が依然として存在する。更に、螺旋状ワイヤガイドの互いに隣接するコイルが互いに間隔を設けているので、ワイヤガイドが適切に位置決めされている場合でさえも、ワイヤガイドの移動が依然として発生し得る。
【0008】
従って、外科手術部位の位置すなわち病巣の位置を明らかにするための部位マーキング装置であって、外科手術の部位に近接して移動することの無いマーカーを正確に位置決めする能力のある装置が必要である。
【0009】
【発明の概要】
本件開示によれば、部位マーキング装置を備えた部位マーカー組立体とマーカーとが提供される。部位マーキング装置は、穿孔を設けたハウジングを備えている。ハウジングの前端には輸送管が固着され、この管が前端から遠位方向に延びる。輸送管の内部にはロッドプッシャが可動に設置されている。ハウジング内にはプランジャーを備えたアクチュエータが可動に設置されているとともに、ロッドプッシャに作動自在に接続されている。プランジャーは第1位置から第2位置まで移動可能であり、輸送管を通してロッドプッシャを前進させるとともに、輸送管の遠位端からマーカーを排出する。
【0010】
代替の実施形態では、細長い管状本体を輸送管の周囲に位置決めし、アクチュエータが、ハウジング内部に可動に設置された内側ハウジングを更に備えている。内側ハウジングは、プランジャーの前端が位置決めされている穿孔を定める。アクチュエータはロッドプッシャと輸送管とに作動自在に接続されており、2段階の前進を与える。前進の第1段階の間は、細長い管状本体の遠位端を通してロッドプッシャと輸送管とを前進させる。前進の第2段階の間は、輸送管とは無関係にロッドプッシャを前進させて、輸送管からマーカーを排出させる。
【0011】
マーカーはチネル(tinel)のような形状記憶材料から形成されており、円形状またはフープ形状を有している。フープの端部は近接した整列状態にあり、或いは、積重ね状態にあり、病巣に関するフープの移動を防止している。
【0012】
【発明の実施の形態】
添付の図面を参照しながら、本文中に部位マーキング装置の多様な好ましい実施形態を説明する。
【0013】
ここで本件開示の部位マーカーの好ましい実施形態を図面を参照しながら詳細に説明するが、図面では、幾つかの図の各々で同一参照番号は同一要素または対応する要素を示している。
【0014】
ここで本件開示の部位マーカーの一実施形態を、図1から図10を参照しながら記載してゆく。図1は、一般に10と示された部位マーカー装置を例示している。簡単に言うと、部位マーカー10は、ハウジング12と、細長い本体14と、プランジャー16とを備えている。細長い本体14はハウジング12の前端に固着され、そこから遠位方向に延びる。プランジャー16は、ハウジング12の内部に滑動自在に位置決めされている前端16aと、ハウジング12から外方向に延びている近位端16bとを有している(図2)。
【0015】
図2を参照すると、プランジャー16は、T字型本体18と、大型直径のヘッド部20と、小型直径のプランジャー部22とを有している。T字型本体は4本の脚部23を備えており、各々の脚部が互いに隣接する各脚部に直交して位置決めされている。脚部のうちの1つは、より詳細に後述されるショルダー44の輪郭を定める切欠き部を有している。ヘッド部20は医者の親指が絡まるような寸法に設定されており、プランジャー部22はハウジング12内部に滑動自在に位置決めされるような寸法および形状に設定されている。プランジャー部22は、脚部23のうちの1つに形成されたショルダー44と整列状態にあるスロット46を有している。当接部材24がプランジャー16の本体18の長さに沿って位置決めされ、ハウジング12上に形成されている4つの突起26(図3)と相互作用するとともに、プランジャー16とハウジング12との分離を防止している。図示のように、当接部材24は、脚部23の各々の長手方向軸線に直交して向けられた円筒状ディスクから構成されている。代替例として、当接部材は、プランジャーとハウジングとの分離を防止するのに好適な別な構成を有していてもよい。
【0016】
図3を参照すると、ハウジング12は、成型ハウジングの両半部(一方のみを図示している)から構成され、近位端30と遠位端32とを有している穿孔28の輪郭を定める本体27を備えている。環状把持カラー13が本体27の周囲に設置されている。穿孔28の近位端の周囲には、4つの突起26が互いに間隔を設けた位置に設置されている。各突起26はT字型本体18の脚部23の幅よりもわずかに大きい距離だけ、互いに隣接している突起から間隔を設けられ、互いに隣接する突起同士の間に脚部の各々を滑動自在に位置決めすることができるようにしている。突起26はハウジング12と相対的なプランジャー16の回転を阻止している。プランジャー部22は、当接部材24が突起26に当接する後退位置から、横断方向壁38によって定められる穿孔28の遠位端にプランジャー部が嵌合する前進位置まで、穿孔28の内部で滑動自在に設置されるような寸法に設定される。横断方向壁38は、中央に配置されたスロット36がそこに形成されており、ロッドプッシャ40が通過できるような寸法に設定されている(図6)。
【0017】
図4および図5を参照すると、ロッドプッシャ40が、金属のような、細長いばねのテーパ状材料から形成されている。ロッドプッシャの近位端は垂直方向の屈曲部42を備えている。ロッドプッシャ40は、ハウジング12の壁38に形成されたスロット36(図3)と、プランジャー16のプランジャー部22に形成されたスロット46(図2)とを通して滑動自在に位置決めされるような寸法に設定されている。垂直方向の屈曲部42はプランジャー16のショルダー44と係合するような形状にされ、プランジャーを後退位置から前進位置へと移動させた時に、ロッドプッシャを後退位置から前進位置へと移動させる。
【0018】
図6および図7を参照すると、小型直径のばねのテーパ状支持管50が、環状フランジ52を備えた近位端を有している。環状フランジ52は、ハウジング12の前端に形成された環状スロット54に受容されるような寸法にされる(図3)。フランジ52をスロット54内部に位置決めすると、ハウジング12に関連した管50の相対的な長手方向軸線方向の運動が防止される。支持管50は、ロッドプッシャ40よりもわずかに大きい直径を有しており、ロッドプッシャ40の周囲に位置決めされている。管50とロッドプッシャ40との間の寸法の程度が小さい公差は、後退位置と前進位置の間の運動期間中にロッドプッシャが歪むのを防止している。
【0019】
図8および図9を参照すると、実質的に円形の形状またはフープの形状を有し、チネル(tinel)のような形状記憶材料から形成されているマーカー60が真っ直ぐにされて、ロッドプッシャ40の遠位端より前方の位置で支持管50の遠位端に設置される。部位マーカー10の作動期間中には、ハウジング12のカラー13を把持するとともに、プランジャー16のヘッド部20を押圧することにより、後退位置から前進位置へとプランジャー16を移動させる。プランジャーが穿孔28の内部で滑動すると、ロッドプッシャ40が支持管50の内部で遠位方向に前進させられ、ロッドプッシャ40の遠位端がマーカー60に係合し、マーカー60を付勢して支持管50の遠位端から外す。マーカーが管50の遠位端に存在している時には、マーカーがその正規の円形状またはフープ形状に戻る。
【0020】
図9Aに例示された代替の実施形態では、マーカー60’は実質的に真っ直ぐなテール部61を備えることができる。テール部61は、マーカー60を生検部位に隣接して位置決め完了した後で、患者の肉体から延び出るような長さを備えている。テール部61を有しているマーカー60’を使用すると、ロッドプッシャ40はこれに応じて短縮されなければならない。
【0021】
図11から図16は、一般に参照番号100と示されている部位マーカー装置の代替の実施形態を例示している。図11は部位マーカー100の斜視図を示している。簡単に説明すると、部位マーカー装置100はハウジング112を備えており、ハウジングの前端からガイド管114が遠位方向に延びている。円筒状カバー118を有しているプランジャー116は、ハウジング112内部に形成された円筒状穿孔(図示せず)の内部に滑動自在に設置されており、また、ハウジング112の後端から延びる近位端112aを備えている。カプラー120は、かしめ処理、粘着剤、溶接加工などの公知の技術を利用して、ガイド管114の遠位端に固着されている。カプラー120は、更に詳細に後述する進路切換装置122を受容するのに適している。部位マーカー装置100を使用するのにカプラー120および進路切換装置122を用いないことも想定される。
【0022】
図12を参照すると、プランジャー116が、医者の親指を絡めるような寸法に設定された大型直径のヘッド部124と、ハウジング112の内部に位置決めされるような寸法に設定されたプランジャー部126とを備えている。プランジャーは、ハウジング112の内部で後退位置から前進位置まで滑動自在となる。付勢部材130は、コイルばねであるのが好ましいが、ヘッド部124とハウジング112の内部に輪郭が定められた穿孔の端部との間に位置決めされて、プランジャーを後退位置へと付勢する。プランジャー116は更に詳細に後述する環状リブ128を備えている。ロッドプッシャ132は、ピン、ねじ、かしめ処理、環状フランジなどの公知の技術を利用して、プランジャー116のプランジャー部126に固着される。ロッドプッシャ132は、金属のような小型の直径のばねのテーパ状材料から形成され、前進位置から後退位置までのプランジャーの運動に応じて、後退位置から前進位置まで移動可能である。代替例として、他の弾性材料を使用してロッドプッシャを形成することもできる。
【0023】
内側ハウジング134は、成型ハウジングの両半部134a、134bから形成されているのが好ましいが、プランジャー116の周囲に位置決めされ、ハウジング112の内部に輪郭を定められた穿孔(図示せず)の内部で滑動自在に設置されている。内側ハウジング134は第2の穿孔136の輪郭を定めているが、この穿孔の内部にプランジャー116のプランジャー部126が設置される。内側ハウジング134の穿孔136は、前壁137と、内側ハウジングの両側の壁に形成された1対の移動止め138とを備えている。移動止め138は、プランジャー116上の環状リブ128に噛み合うように位置決めされて、リブ128を動かして移動止め138の上を越えさせるのに十分なだけの所定の力をプランジャー116に付与する後まで、プランジャー部126が移動して穿孔136の壁137と係合状態になるのを防止している。従って、プランジャー116が後退位置に在る場合、プランジャー116のプランジャー部126は所定の距離だけ穿孔136の壁137から間隔を設けられる。
【0024】
輸送管140は、かしめ処理、ねじなどの公知の技術を利用して、内側ハウジング134の前端に固着される。輸送管140の近位端は、内側ハウジング134の遠位端に形成された環状スロットに受け入れられる、図5に示されているような環状フランジを備えて、内側ハウジング134に輸送管140を固着させるようにするのが好ましい。輸送管140は、金属のようなばねのテーパ状材料から形成され、ロッドプッシャ132をこの輸送管140内で滑動させることができるような寸法の内径を備えているのが好ましい。輸送管140の内径はロッドプッシャ132の外径よりもわずかだけ大きくなっており、ロッドプッシャ132を後退位置から前進位置まで移動させた時に、ロッドプッシャ132が歪むのを防止している。
【0025】
上述のように、カプラー120および進路切換装置122がガイド管114の遠位端に固着されている。図13に例示されているように、進路切換装置122はそこを貫いて湾曲したチャネル150が延びる。プランジャー116の後退位置には、輸送管140の遠位端が湾曲したチャネル150の内部に一部、位置決めされている。
【0026】
マーカー160は、ロッドプッシャ132の遠位端より前の位置で輸送管140の遠位端に設置されている。マーカー160はチネル(tinel)のような形状記憶材料から形成されており、弛緩した、実質的に円形の形状またはフープの形状を有している。代替例として、図8Aに例示されているようなテール部を有しているマーカーを使用することもできる。
【0027】
図14を参照すると、後退位置から前進位置に向けてプランジャー116を初期移動させている間は、ハウジング112の内部に形成されているハウジング穿孔(図示せず)の内部でプランジャー116が内部ハウジング134を遠位方向に前進させる。ハウジング112により輪郭を定められている穿孔の基部に対して内側ハウジング134の前端が当接するまで、プランジャー116および内側ハウジング134が一緒に移動する。この時点で、輸送管140は、進路切換装置112に形成された湾曲チャネル150を通して既に前進させられており、ガイド114の遠位端から外方向に間隔を置いて角度を設けられている。ロッドプッシャ132はまだ、輸送管140と相対的に移動させられておらず、マーカー160はまだ、輸送管140の遠位端に位置したままである。
【0028】
図14を参照すると、環状リブ128を移動止め138の上を越えて前進させるのに十分な所定の力がプランジャー116に付与されている場合には、プランジャー116は内側ハウジング134の穿孔の内部を移動して、輸送管140の内部でロッドプッシャ132を移動させる。ロッドプッシャ132の遠位端はマーカー160に嵌合し、マーカー160を付勢して輸送管140の遠位端から外す。マーカー160が輸送管140から排出されると、マーカー160は弛緩した状態に戻り、この状態のマーカーは、実質的に円形の形状またはフープの形状を有している。図15および図16を参照のこと。
【0029】
1998年2月20日に出願された米国特許出願シリアル番号第09/040,244号に開示されている生検装置および生検方法と関連して部位マーカー装置100を使用することも可能であり、上記出願は現在出願中であり(244号出願)、本明細書中に援用されている。
【0030】
ここに開示された実施形態について多様な変更を行うことができるものと理解するべきである。例えば、アクチュエータはプランジャー型のアクチュエータである必要は無いが、むしろ、トリガー型のアクチュエータであってもよいし、或いは、それ以外の公知の作動機構であってもよい。更に、本件の部位マーカー装置は、プラスチックや金属などの、所要の強度特性および弾性特性を備えた多様な材料から構成することができる。それ故に、上記説明は好ましい実施形態を限定するものであると解釈するべきではなく、好ましい実施形態の具体例にすぎないものであると解釈するべきである。当業者であれば、添付の特許請求の範囲の請求項の観点および精神の範囲内で、上記以外の変更を想定するだろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本件開示の部位マーキング装置の一実施形態が後退位置にあるのを示す側面図である。
【図2】 図1に示された部位マーキング装置のプランジャーの斜視図である。
【図3】 図1に示された部位マーキング装置のハウジング半部の斜視図である。
【図4】 図1に示された部位マーキング装置の支持管の側面図である。
【図5】 図4に示された指示領域の詳細の展開図である。
【図6】 図1に示された部位マーキング装置のロッドプッシャの側面図である。
【図7】 図6に示された指示領域の詳細の展開図である。
【図8】 図1に示された部位マーキング装置と関連してマーカーが使用されているのを示す斜視図である。
【図9】 図1に示された部位マーキング装置と関連してマーカーが使用されているのを示す側面図である。
【図9A】 図9に示されたマーカーの代替の実施形態の図である。
【図10】 図1に示された部位マーキング装置が前進位置すなわち作動位置にあるのを示す側面図である。
【図11】 本件開示の部位マーキング装置の別な実施形態の斜視図である。
【図12】 図11に示された部位マーキング装置の各パーツが互いに分離されているのを示す斜視図である。
【図13】 図11に示された部位マーキング装置の遠位端が後退位置にあるのを示す斜視図である。
【図14】 図11に示された部位マーキング装置の遠位端が部分的に前進した位置にあるのを示す斜視図である。
【図15】 図11に示された部位マーキング装置の遠位端が前進位置にあるのを示す斜視図である。
【図16】 図11に示された部位マーキング装置が前進位置にあるのを示す斜視図である。

Claims (5)

  1. 部位マーカー装置(100)であって、
    ハウジング(112)と、
    内側ハウジング(134)に固着され、かつ、前記内側ハウジング(134)から遠位方向に延びる輸送管(140)とを備え、
    前記輸送管(140)は、マーカー(160)を受け入れるような寸法に設定された内径を有しており、
    前記部位マーカー装置(100)は、さらに、前記輸送管(140)の内部に位置決めされたロッドプッシャ(132)と、
    前記ハウジング(112)により支持されているアクチュエータとを備え、前記アクチュエータは、第1位置から第2位置まで可動であり、後退位置から前進位置への前記ロッドプッシャ(132)の移動を実施するようになっており、
    前記アクチュエータはプランジャー(116)を含み、前記プランジャー(116)は、前記ハウジング(112)の内部で可動であるプランジャー部(126)を有しており、前記ロッドプッシャ(132)は、前記プランジャー(116)に作動自在に接続されており、
    前記部位マーカー装置(100)は、さらに、前記ハウジング(112)に固着され、かつ、前記前記ハウジング(112)から遠位方向に延びるガイド管(114)を備え、前記ガイド管(114)は、前記輸送管(140)の周囲に位置決めされており、
    前記アクチュエータは、前記ハウジング(112)の内部に可動に位置決めされた内側ハウジング(134)を更に備え、前記内側ハウジング(134)は、穿孔(136)の輪郭を定めており、前記プランジャー(116)の前記プランジャー部(126)は、前記穿孔(136)の内部で滑動自在に設置されており、
    前記内側ハウジング(134)の穿孔(136)は、少なくとも1つの移動止め(138)を備えており、前記少なくとも1つの移動止め(138)に前記プランジャー(116)が及ぼした力が所定のレベルに達するまで、前記少なくとも1つの移動止め(138)は、前記内側ハウジング(134)と相対的な前記プランジャー(116)の線形運動を阻止しており、前記第1位置から前記第2位置までの前記プランジャー(116)の運動の一部の期間中は、前記力が所定のレベルに達するまでは、前記ロッドプッシャ(132)および前記輸送管(140)を同時に前進させ、その後、前記ロッドプッシャ(132)を前記輸送管(140)とは無関係に前進させるようになっている、
    ことを特徴とする部位マーカー装置。
  2. 前記ガイド管(114)の前記遠位端に固着された進路切換装置(122)を更に備え、前記進路切換装置(122)は、前記進路切換装置(122)に形成された湾曲したチャネル(150)を有しており、前記ガイド管(114)から外方向に所定の角度で前記輸送管(140)の方向を設定するように、前記湾曲したチャネル(150)は位置決めされることを特徴とする、請求項に記載の部位マーカー装置。
  3. 前記輸送管(140)および前記ロッドプッシャ(132)は、ばねのテーパ状の材料で形成されることを特徴とする、請求項に記載の部位マーカー装置。
  4. 前記ハウジング(112)は穿孔の輪郭を定めており、前記アクチュエータは、プランジャー(116)を含み、前記プランジャー(116)は、前記穿孔の内部に滑動自在に設置されたプランジャー部(126)を有することを特徴とする、請求項1に記載の部位マーカー装置。
  5. 前記輸送管(140)は、近位端および遠位端を備えており、前記内側ハウジング(134)に形成されたスロットの内部に設置された環状フランジ(52)を前記近位端が有することを特徴とする、請求項に記載の部位マーカー装置。
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