JP4281803B2 - 情報記録装置及び情報記録方法 - Google Patents

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Description

本発明は、記録媒体に情報を記録する技術に関し、特に、書換え型記録媒体、または、追記型記録媒体のように、電源の投入後あるいは記録媒体の装着後、記録媒体に情報の記録ができる状態にする認識処理を行ってから記録媒体に情報を記録する技術に関するものである。
書換え型記録媒体の一つであるDVD−RAM(Digital Versatile Disc-Random Access Memory)、もしくは追記型記録媒体の一つであるDVD−R(Digital Versatile Disc-Recordable)のような光ディスクを記録媒体とした情報記録装置では、電源投入後あるいは記録媒体の装着後に、ディスクの判別、ファイルシステムのチェック、フォーカス制御、トラッキング制御といったサーボ制御、いわゆる試し書きによるレーザパワーの学習といった記録媒体に情報を記録できる状態にする認識処理を行う。
もし認識処理を行うことなく記録媒体に情報の記録を行おうとすると、認識処理を行った結果、情報記録装置に装着されている記録媒体が情報の記録ができない再生専用の記録媒体であったとしても、情報の記録を行うことになりかねない。また、認識処理を行った結果、情報記録装置に装着されている記録媒体が書換えあるいは追記ができる記録媒体であったとしても、情報の記録禁止の設定がなされた記録媒体であった場合には、同様の問題が生じかねない。また、認識処理を行った結果、記録媒体が書換えあるいは追記ができる記録媒体であり、情報の記録禁止の設定がなされていなかったとしても、記録媒体の記録残量が記録しようとする情報量より少ない場合には、やはり同様の問題が生じかねない。
このように情報の記録ができない記録媒体に無理やり情報を記録しようとすると、最悪の場合、記録媒体に既に記録されている情報の破損にもつながりかねない。従って、従来は、情報記録装置による記録媒体の認識処理が完了するまで情報の記録を行うことができないようにしていた。
認識処理の時間は、情報記録装置の性能や、それを制御するソフトウエアによって多少変動するが、大抵は数十秒かかる。従って、数十秒も待たされると、ユーザが記録しておきたい情報を記録できない場合がある。たとえそれが7,8秒であったとしても、記録時のもどかしさが消えることはないであろう。
例えば、情報記録装置がカメラ、ビデオカメラといった可搬型の情報記録装置である場合には、電源であるバッテリーの消耗を避ける為に、情報を記録するとき以外には電源を断っている場合が多い。しかし、ユーザが記録したいと思った時に、電源を投入してから記録開始迄に7,8秒あるいは数十秒も待たされては、記録するタイミングを逸してしまう可能性がある。
認識処理を行っている間の情報についても記録媒体に記録できるようにする手段の1つとして、電源投入後、記録媒体に情報が記録できる状態になるまでの間の情報について一旦メモリに書き込んでおき、記録媒体に記録可能となった後、情報をメモリから記録媒体に転送して記録する技術が特開平08−125961号公報に開示されている。
特開平08−125961号公報
しかし、上記公報記載の従来技術では、記録媒体に情報を記録できるかどうか認識することがないため、情報記録装置に装着されている記録媒体が再生専用、記録禁止、あるいは記録残量の足りない記録媒体であったとしても、記録媒体に情報の記録を行おうとしてしまう。従って、メモリに情報を蓄積することはできても、その情報が記録媒体に記録されるとは限らず、認識処理を行っている間の情報についても記録媒体に記録できるようにする構成としては不十分である。
本発明の目的は、電源投入後記録媒体に情報が記録できる状態になるまでの間の情報についても記録媒体に記録することができる記録技術を提供することにある。
上記課題を達成するため、本発明では、電源が断たれた状態でも記録媒体に関する情報を保持するようにし、保持されている記録媒体に関する情報に基づいて、記録媒体に情報の記録が可能か否かを判断する。記録媒体に情報の記録が可能と判断した場合には、認識処理を行いながら蓄積手段に情報を蓄積させるようにする。
保持されている記録媒体に関する情報は、記録媒体に記録されている記録媒体に関する情報より早く読み出せるので、認識処理の完了を待たずに記録媒体に情報の記録ができるか否かを判断できる。従って、電源投入後記録媒体に情報が記録できる状態になるまでの間の情報についても記録媒体に記録することができる。
本発明によれば、電源投入後記録媒体に情報が記録できる状態になるまでの間の情報についても記録媒体に記録することができる。
本発明を適用した実施形態について説明する。本実施形態では、情報記録装置が、撮像した静止画あるいは動画をDVD−RAMディスクやDVD−Rディスクといったディスク状記録媒体に記録するビデオカメラ、あるいはTV番組等をディスク状記録媒体に記録するビデオレコーダーであるものとして説明する。ただし、本発明の適用対象がビデオカメラ、ビデオレコーダーに限られることはなく、電源の投入後あるいは記録媒体の装着後、記録媒体に情報の記録ができる状態にする認識処理を行ってから記録媒体に情報を記録する情報記録装置であれば全て本発明の適用対象となることは言うまでもない。
図1は、本発明を適用した情報記録装置1のブロック図である。
ユーザは、操作部100により、記録開始、記録停止といった操作を行うことができる。入力部101では、CCD(Charge Coupled Device)により光信号をアナログの電気信号に変換し、このアナログ信号をA/D変換器でデジタル情報に変換し、出力する。なお、情報記録装置1がビデオレコーダーである場合には、入力部101からTV番組等のデジタル情報が出力される。DSP102は、情報記録時には、入力部101から出力されたデジタル情報を、DVDビデオレコーディング規格やDVDビデオ規格といったフォーマットに対応する映像情報に変換する。また、DSP102は、情報再生時には、Encoder/Decoder103で伸長された伸長情報をTVの放送方式の1つであるNTSCなどのフォーマットに対応する映像情報に変換する。Encoder/Decoder103は、情報記録時には、DSP102で変換された映像情報に対してMPEG(Moving Picture Expert Group)圧縮してストリームを生成し、情報再生時には、記録媒体107から読み取ったストリームを伸長する。
情報記録装置1全体の制御は、マイコン104が行う。また、マイコン104は、情報記録装置1に装着された記録媒体107に情報の記録ができるか否かを判別する。マイコン104は、必要に応じて、Encoder/Decoder103で圧縮したストリームに対して規格に準拠したパケット化も行う。本実施形態では、DVDビデオレコーディング規格やDVDビデオ規格に準拠するものとする。
EEPROM105は、電源を断ったとしても記憶した情報を保持できる保持手段として機能する。電源を断ったとしても記憶した情報を保持できるのであればEEPROM以外のメモリに代替可能であることは言うまでもない。このEEPROM105には、記録媒体107に関する情報が保持される。なお、記録媒体107に関する情報には、(1)記録媒体107は記録可能な記録媒体か?(2)記録媒体107に書き込み禁止の設定がなされているか?(3)記録媒体107に対して情報の読み書きができる状態か?(4)記録媒体107の記録残量はいくつか?といった情報のうち少なくとも1つが含まれる。
メモリ106には、Encoder/Decoder103で圧縮したストリーム、あるいはマイコン104でパケット化したストリームが記憶される。なお、情報を圧縮して記録したり、圧縮された情報を再生する必要がない場合には、Encoder/Decoder103は不要であり、Encoder/Decoder103で圧縮したストリームではなく、DSP102で変換された映像情報がメモリ106に記憶されることになる。記録媒体107は、DVD−RAMやDVD−Rといったディスク状記録媒体である。
次に、図1を用いて、情報を記録する場合の情報記録装置1の動作を説明する。
ユーザは、操作部100を操作して記録の指示を行うことができる。操作部100から記録の指示があると、マイコン104は、認識処理により得られる記録媒体107に関する情報、または、EEPROM105に保持されている記録媒体107に関する情報に基づいて、記録が可能であると判断した場合には、情報の記録を行うように情報記録装置1全体を制御する。
入力部101から出力されたデジタル情報は、DSP102で輝度信号や、色差信号への分割といった様々な映像情報生成の為の処理が施され、またMPEGに圧縮する為のフォーマット変換が行われる。Encoder/Decoder103では、DSP102が出力した映像情報に対してMPEG圧縮を行って、ストリームを生成する。また、図示していないが、マイクや、外部入力端子から音声情報も平行してEncoder/Decoder103に入力され、音声情報も圧縮し、ストリームを生成する。具体的には、映像情報の圧縮と平行して、MPEG−AUDIOやドルビーデジタル、もしくは、無圧縮のLPCMのストリームが生成される。本実施形態では、記録媒体がDVD−RAMやDVD−RなのでDVDビデオレコーディング規格、もしくは、DVDビデオ規格に準拠してMPEG圧縮を行っているが、媒体による規格に準拠していれば、圧縮方法は、限定されない。
生成された映像情報と音声情報のストリームは、マイコン104によって、規格に準拠したパケット化、多重化がおこなわれる。多重化されたプログラムストリーム(以後、PSと呼ぶ)は、メモリ106に一旦蓄えられ、蓄積量がある閾値をこえたら、メモリ106に蓄積された情報が記録媒体107に記録が行われる。なお、通常はメモリ106に蓄積されたPSを連続して記録媒体107に記録するようにマイコン104が制御するが、間欠的に記録を行うように制御することにより、消費電力を下げることが可能である。
なお、本図では、マイコン104が情報記録装置1全体の制御を行うものとして説明したが、必要に応じて、機能ごとに複数個のマイコンを用いる構成としてもよい。また、EEPROM105とメモリ106とが別個のメモリである構成について説明したが、メモリ106も、EEPROMで構成し、EEPROM105とメモリ106を1個のEEPROMとして構成してもよい。この場合、電源を断ったとしても記憶した情報を保持できるのであれば、EEPROM以外のメモリに代替可能であることは言うまでもない。
次に、図2を用いて、ユーザが記録媒体107を装着した場合に情報記録装置1が行う処理について説明する。
図2は、情報記録装置1に記録媒体107を装着してから記録媒体107に情報を記録できる状態になるまでに行う処理の手順を示すフローチャートである。なお、記録媒体107の装着後であっても電源を断った後に再度電源を投入した場合には、やはり本図のフローチャートに沿って電源投入後の処理を行う。また、図1では、特に記録媒体107の装着機構に関して明記していないが、ユーザが操作部100から、記録媒体107の装着、脱着が可能な機構が搭載されているものとする。
記録媒体107が情報記録装置1に装着されると(ステップS201)、マイコン104は、記録媒体107の状態を確認する為に、記録媒体107の認識処理を行う(ステップS202)。上述のとおり、認識処理とは、ディスクの判別、ファイルシステムのチェック、フォーカス制御、トラッキング制御といったサーボ、いわゆる試し書きによるレーザパワーの学習といった記録媒体に情報を記録できる状態にする処理を意味し、この認識処理に要する時間は、通常では数十秒、短くても数秒である。
次に、マイコン104が、認識処理により得られる種々の情報の中から記録媒体107に関する情報を取得する(ステップS203)。上述のとおり、記録媒体107に関する情報には、(1)記録媒体107は記録可能な記録媒体か?(2)記録媒体107に書き込み禁止の設定がなされているか?(3)記録媒体107に対して情報の読み書きができる状態か?(4)記録媒体107の記録残量はいくつか?といった情報のうち少なくとも1つが含まれる。なお、記録媒体107への記録禁止の情報は、記録媒体107それ自体に記録されている場合もあるし、記録媒体107がカートリッジに収納されている場合は、そのカートリッジから取得する場合もある。
次に、マイコン104は、この取得した記録媒体107に関する情報をEEPROM105に保持しておく(ステップS204)。EEPROM105は、電源が断たれても記憶した情報を保持できるので、次回電源を投入した時に、保持された情報をマイコン104が取得することが可能である。
図2に示した処理を行うことで、情報記録装置1は、記録媒体107に情報を記録できる状態になるので、操作部100からの指示を待つ待機状態に移行する(ステップS205)。その後操作部100から記録の指示がなされた場合には、上述した手順に従って情報の記録が行われる。
図3を用いて、ユーザが情報記録装置1の電源を断った場合に、情報記録装置1が行う処理について説明する。
図3は、情報記録装置1の電源が断たれた場合に、情報記録装置1が行う処理の手順を示すフローチャートである。
操作部100により電源を断つ電源OFFの指示がなされると(ステップS301)、実際に電源を断つ前に、まずマイコン104が記録媒体107に関する情報を取得する(ステップS302)。
次に、マイコン104は、ステップS301で取得された記録媒体107に関する情報を、EEPROM105に保持させる(ステップS303)。なお、ステップS302で取得された記録媒体107に関する情報のうち電源投入時にEEPROM105に保持された記録媒体107に関する情報に対して変更の必要がある情報については、更新した上でEEPROM105に保持される。変更の必要がある情報の一例としては、記録残量に関する情報である。つまり、電源投入時に記録残量が100MBあったとしても、情報の記録により60MBを使用した場合には、記録残量に関する情報を、100MBから100−60=40MBに更新しておく必要があるということである。そして、情報記録装置1の電源を実際に断つ(ステップS304)。
このように、電源を断つ直前の記録媒体107に関する情報を保持しておくことで、次回電源をONした際、マイコン104は、記録媒体107に情報の記録ができる状態か否かを、記録媒体107の認識処理の完了前に知ることができる。
情報の記録ができる状態か否かを知るということは重要なことである。例えば、記録媒体107に記録された情報が、その情報を管理する管理情報の破損などの何らかの事情によって読み書きできない状態になっていたら、次回電源を投入した際、読み書きできる状態に修復を行わなければ、記録媒体107に情報を記録できる状態にすることができない。また、記録した容量が、すでにほとんど無い状態であれば、次回電源を投入しても、記録を行うことはできない。これらの情報を記録媒体107の認識処理の完了前に知ることができるようにするため、EEPROM105に記録媒体107に関する情報を保持しておく。
以下、本発明が適用された情報記録装置1が、電源を投入してから記録媒体107に情報の記録ができる状態になるまでの間の情報であっても記録媒体107に記録できることを説明する。
図4は、電源投入直後にユーザから記録開始命令を受けた場合に、情報記録装置1が行う処理の手順を示すフローチャートである。なお、以下に示す手順は、記録媒体107が装着されたままで情報記録装置1の電源が断たれた状態にあることが前提である。
まず、電源を投入すると、マイコン104は、記録媒体107に対して上述の認識処理を開始する(ステップS401)。なお、認識処理の手順については、図2に示したとおりである。一方、認識処理を行っている間に操作部100から情報の記録開始指示を受けると(ステップS402)、マイコン104は、記録媒体107に関する情報を、EEPROM105から読み出して取得する(ステップS403)。
次に、EEPROM105から取得した(1)記録媒体107は記録可能な記録媒体か?(2)記録媒体107に書き込み禁止の設定がなされているか?(3)記録媒体107に対して情報の読み書きができる状態か?(4)記録媒体107の記録残量はいくつか?といった情報のうち少なくとも1つを含む記録媒体107に関する情報に基づき、情報記録媒体107に情報の記録ができるか否かをマイコン104が判断する(ステップS404)。上述のとおり、記録媒体107の認識処理の完了を待って情報記録媒体107に情報の記録できるか否かを判断するには数秒〜数十秒の時間を要するが、EEPROM105に保持された記録媒体107に関する情報に基づいて判断することにより、この判断に要する時間を短縮することができる。
もしステップS404で情報の記録が可能であれば、上述のとおり、入力部101、DSP102、Encoder/Decoder103を介してメモリ106に情報を蓄積し始める(ステップS405)。一方、ステップS404で記録不可能であると判断された場合は、記録不可能であることをユーザに知らせる為に、その旨の表示を行うようマイコン104が情報記録装置1を制御する(ステップS406)。記録操作を無視するように構成しても構わないが、記録不可能である旨の表示をするほうが、ユーザには親切である。表示方法としては、情報記録装置1がビデオカメラである場合には、マイコン104がモニタ画面(図示せず)あるいはファインダー(図示せず)内に記録不可能である旨を表示させるように構成できる。情報記録装置1がビデオレコーダーである場合には、マイコン104が記録不可能である旨を情報記録装置1の表示パネル(図示せず)上あるいはディスプレイ(図示せず)上に表示させるように構成すればよい。
さらに、別の記録媒体を装着を要求する旨を表示させ、メモリ106に情報を蓄積しておいてもよい。この場合には、別の記録媒体が装着され、その別の記録媒体に対する認識処理の完了を待ってメモリ106に蓄積された情報をその別の記録媒体に記録するようにすればよい。
次に、マイコン104は、メモリ106に情報の蓄積を開始してから所定時間経過後あるいはメモリ106への情報の蓄積量が所定量を超えたことを契機に、ステップS401で実行している認識処理が終了したか否かを判断する(ステップS407)。なお、所定時間及び所定量は、記録媒体107の認識処理に要する時間に応じて適宜設定されるものである。上述の所定時間は、少なくとも記録媒体107の認識処理に要する時間と同じ時間に設定するのが好ましく、上述の所定量は、少なくとも記録媒体107の認識処理に要する時間に蓄積できる情報量と同量に設定するのが好ましい。また、メモリ106の記憶容量は、上述の所定量以上とすることが好ましい。より具体的には、発明者による実験によれば、メモリ106への情報の転送速度が3〜6Mbpsであり、認識に要する時間が20秒程度なので、所定時間を少なくとも20秒、所定量を少なくとも6Mbps×20s=15MBに設定しておけばよく、メモリの記憶容量を15MB以上とすればよい。
所定時間及び所定量を上述の値に設定しておけば、通常はステップS407を実行する時点で、既に認識処理は完了しているので、通常の記録状態に移行する(ステップS408)。すなわち、メモリ106に蓄積されている情報を記録媒体107に記録していく。
一方、なんらかの事情でメモリ106に蓄積可能な情報量に対応する時間以上に認識処理の時間がかかってしまった場合には、記録を一時停止している間の情報は途切れることになるが、メモリ106に情報を蓄積しきれなくなるので、メモリ106への情報の蓄積を一時的に停止させる(ステップS409)。そして、認識処理の完了が確認できた時点で記録を再開すればよい。なお、メモリ106への情報の蓄積を一時的に停止させる代わりに古い情報の上に新しい情報を上書きするようにメモリ106に情報を蓄積するようにしてもよい。どちらの方法も実現できるが、ユーザが記録を開始したいと思って記録開始を指示することを考慮すると、メモリ106への情報の蓄積を一時的に停止させるようにしておくほうが好ましい。
以上説明した手順により、電源を投入してから記録媒体に情報の記録ができる状態になるまでの間の情報についても記録媒体に記録することができる。この際、記録媒体に情報を記録できることを確認した上で情報の記録を行うので、情報を記録できない記録媒体に対して情報の記録を行おうとすることがなくなり、既に記録媒体に記録されている情報を破損するおそれがない。
なお、ステップS401における認識処理を、図2に示した認識処理と同様の処理を行うものとして本実施形態を説明した。しかし、記録媒体107に関する情報についてはEEPROM105に保持されているので、この情報については、記録媒体107からではなくEEPROM105から読み出して取得するようにすれば、ステップS401における認識処理に要する時間を短縮することができる。これに伴い、上述の所定時間及び所定量の値を小さく設定でき、メモリ106を記憶容量の小さいものに置き換えることができる。具体的には、発明者の実験によれば、認識処理に要する時間を、20秒程度から7〜8秒程度にまで短縮することができた。従って、所定時間を少なくとも8秒に設定でき、所定量を6Mbps×8s=6MBに設定することができる。メモリ106の記憶容量は、少なくとも6MBとすればよくなる。
また、ステップS404にて記録媒体107に情報が記録できる状態であるか否かを判断するものとして本実施形態を説明した。しかし、図3のステップS302において判断を行い、ステップS303にて判断結果をEEPROM105に保持させるようにすることもできる。こうすれば、ステップS403及びステップS404に要する時間を短縮することができるので、その分だけ上述の所定時間及び所定量を小さく設定することができ、メモリ106を、記憶容量がさらに小さいものに置き換えることができる。
図1は、本発明を適用した情報記録装置1のブロック図である。 図2は、情報記録装置1に記録媒体107を装着してから記録媒体107に情報を記録できる状態になるまでに行う処理の手順を示すフローチャートである。 図3は、情報記録装置1の電源が断たれた場合に、情報記録装置1が行う処理の手順を示すフローチャートである。 図4は、電源投入直後にユーザから記録開始命令を受けた場合に、情報記録装置1が行う処理の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1…情報記録装置、100…操作部、102…DSP、103…Encoder/Decoder、104…マイコン、105…EEPROM、106…メモリ、107…記録媒体。

Claims (1)

  1. 光信号をアナログの電気信号に変換し、該アナログ信号を動画デジタル情報に変換し、出力する入力手段と、
    前記入力手段から出力される動画デジタル情報に動画映像情報生成の為の処理を施す信号処理手段と、
    前記信号処理手段から出力される動画映像情報をMPEG圧縮する圧縮手段と、
    前記圧縮手段から出力される圧縮動画映像情報を蓄積し、記憶容量が15MB以上である蓄積手段と、
    前記蓄積手段から出力される圧縮動画映像情報を着脱可能な光ディスクに記録する記録手段と、
    電源の投入後あるいは前記光ディスクの装着後に、前記記録手段が前記光ディスクに圧縮動画映像情報を記録できる状態にする認識処理を行なう認識処理手段と、
    電源が断たれた状態でも、前記認識処理で得た前記光ディスクに関する情報であって、前記光ディスクの種別を示す情報および前記光ディスクに対する記録禁止を示す情報のうち少なくとも1つを含む前記光ディスクに関する情報を保持する保持手段と、
    前記光ディスクが装着されたまま、電源が断たれてから再度電源が投入された場合、前記保持手段に保持された前記光ディスクに関する情報に基づいて、前記光ディスクに圧縮動画映像情報の記録が可能か否かを判断する判断手段であって、前記光ディスクが再生専用の光ディスクである場合、または、前記光ディスクに対する情報の記録が禁止されている場合には前記光ディスクに圧縮動画映像情報の記録が不可能と判断する判断手段と、
    を備え、
    前記判断手段が前記光ディスクに圧縮動画映像情報の記録が可能と判断した場合には、前記認識処理を行ないながら前記蓄積手段に圧縮動画映像情報を蓄積し、前記認識処理が完了した後、前記蓄積手段に蓄積されている圧縮動画映像情報を前記光ディスクに記録し、前記蓄積手段に蓄積可能な情報量に対応する時間を経過しても前記認識処理が完了しなかったときには、前記認識処理が完了するまで、前記蓄積手段への圧縮動画映像情報の蓄積を一時的に停止し、
    前記判断手段が前記光ディスク圧縮動画映像情報の記録が不可能と判断した場合には、前記蓄積手段に圧縮動画映像情報を蓄積しないこと、
    を特徴とするカメラ。
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