JP4281782B2 - 給電制御回路 - Google Patents
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(イ)電源スイッチがオン操作されることに基づき、主電源との間で閉ループを形成して、負荷に対する給電状態を維持する。
(ロ)同電源スイッチがオフ操作されたときには、このオフ操作を検知したマイクロコンピュータが専用のプログラムを通じて上記負荷に対する給電状態を所定時間だけ保持した後、上記形成された閉ループを解除して負荷への電源供給を遮断する。
といった態様で、電源スイッチのオン/オフ操作に基づく給電制御を実行する。そして、このような態様で給電制御が行われることにより、上述したコンプレッサ等においても、圧縮気体が配管等に残存することなくその運転を停止することができるようになる。
さらに本発明では、これらの給電制御回路において、前記コンデンサには突入電流抑制用の抵抗及び電流の逆流防止用のダイオードを介して前記電源スイッチのオン操作に基づく電荷のチャージが行われる構成とした。
[ 第1の実施の形態]
図1に、本発明にかかる給電制御回路の第1の実施の形態を示す。
(1)双極単投型のスイッチからなる電源スイッチSW1を介して並列接続された第1の回路1と第2の回路2とを通じてモータ8に対し並列給電を行うとともに、特に第2の回路2を構成するコンデンサC1とトランジスタQ1との協働によって電源スイッチSW1のオフ操作後における給電の保持時間が確保される構成とした。コンデンサへの電荷のチャージは電源スイッチSW1のオフ操作により物理的に遮断され、かつその後の負荷への給電保持及びその解除もプログラム等に依存しない電子部品のみによって行われることから、ノイズ等の外乱による動作不良の発生を招き難い、より信頼性の高い給電制御が実現されるようになる。
(変形例)
図4に、同第1の実施の形態にかかる給電制御回路の変形例を示す。
(a)電源回路部3やモータ8に直接印加する構成。あるいは
(b)電源スイッチ1として3極以上の多極型スイッチを用いるとともに、リレーRY1としても2接点連動型のリレーを用い、交流二相分の配線を並行して引き回すことにより、それらスイッチあるいはリレーによっていわゆる「両切り」を行う構成。
等々が採用可能であり、用途や環境等に応じて任意に使い分けることができる。
図5に、本発明にかかる給電制御回路の第2の実施の形態を示す。
この第2の実施の形態にかかる給電制御回路は、空調装置等に用いられるコンプレッサの動力負荷である直流モータに対し、直流電源を主電源として、その給電制御を行うに適した回路として構成されている。なお、図5において、先の図1に示した要素と同一もしくは対応する要素にはそれぞれ同一もしくは対応する符号を付して示している。
(1)双極単投型のスイッチからなる電源スイッチSW1を介して並列接続された第1の回路1と第2の回路2とを通じてモータ8に対し並列給電を行うとともに、特に第2の回路2を構成するコンデンサC1とトランジスタQ1との協働によって電源スイッチSW1のオフ操作後における給電の保持時間が確保される構成とした。コンデンサへの電荷のチャージは電源スイッチSW1のオフ操作により物理的に遮断され、かつその後の負荷への給電保持及びその解除もプログラム等に依存しない電子部品のみによって行われることから、ノイズ等の外乱による動作不良の発生を招き難い、より信頼性の高い給電制御が実現されるようになる。
(第1変形例)
図8に、同第2の実施の形態にかかる給電制御回路の第1変形例を示す。
図9に、同第2の実施の形態にかかる給電制御回路の第2変形例を示す。
同図9に示されるように、この第2変形例では、上記電源回路部3の配設を割愛して、電源スイッチ1の接点4を介してモータ8に印加される電源電圧VEEをそのまま第2の回路を構成する抵抗R1に印加するようにしている。これによっても、第2の回路2では、電源スイッチ1のオン操作に伴うコンデンサC1への充電(電荷チャージ)は可能となる。もっともこの場合、第2の回路2としての回路仕様も、上記印加される電源電圧VEEに依存することとはなるが、モータ8自体がそれほど高い電圧を必要としない場合には、同構成でも十分に実用に供することはできる。なお、同第2変形例においても、上記第1の回路1並びに第2の回路2に関するその他の構成は第2の実施の形態にかかる給電制御回路と同様であり、それら回路に関するここでの重複する説明は割愛する。
他の実施の形態として、上記第1及び第2の実施の形態、並びにそれらの各変形例に関して共通に変更可能な要素、あるいは適用可能な環境としては次のようなものがある。
Claims (6)
- 電源スイッチの投入に基づき主電源から負荷に対して並列に電力供給を可能とする第1の回路及び第2の回路を備えるとともに、同電源スイッチはこれら第1及び第2の回路を含む複数の回路を同時にオン/オフ可能な多極型スイッチからなり、前記第1の回路は、前記電源スイッチのオン/オフ操作に応じて前記負荷への給電の有無を直接に制御可能に構成されてなり、前記第2の回路は、同電源スイッチのオン操作に基づき電荷のチャージが開始されるコンデンサと、このコンデンサの充電電圧が所定電圧以上にあることを条件にオン状態に維持される第1のスイッチング素子と、この第1のスイッチング素子がオン状態に維持される期間だけオン状態に制御される第2のスイッチング素子とを有し、この第2のスイッチング素子がオン状態にある期間、前記負荷への給電を許容するとともに、前記電源スイッチのオフ操作時には、前記コンデンサにチャージされた電荷の前記第1のスイッチング素子を介した放電に伴い同第1のスイッチング素子がオフ状態となるまでの時間を保持時間として、該保持時間の経過に伴い、前記第2のスイッチング素子を介した前記負荷への給電を停止可能に構成されてなる給電制御回路において、
前記主電源は商用交流電源からなるとともに、前記第1の回路には、前記電源スイッチのオン操作に伴ってこの商用交流電源から直流の定電圧を生成する電源回路部が前記負荷と並列に設けられてなり、この電源回路部によって生成される直流の定電圧をもとに前記電源スイッチのオン操作に基づく前記第2の回路のコンデンサへの電荷のチャージが行われる給電制御回路。 - 電源スイッチの投入に基づき主電源から負荷に対して並列に電力供給を可能とする第1の回路及び第2の回路を備えるとともに、同電源スイッチはこれら第1及び第2の回路を含む複数の回路を同時にオン/オフ可能な多極型スイッチからなり、前記第1の回路は、前記電源スイッチのオン/オフ操作に応じて前記負荷への給電の有無を直接に制御可能に構成されてなり、前記第2の回路は、同電源スイッチのオン操作に基づき電荷のチャージが開始されるコンデンサと、このコンデンサの充電電圧が所定電圧以上にあることを条件にオン状態に維持される第1のスイッチング素子と、この第1のスイッチング素子がオン状態に維持される期間だけオン状態に制御される第2のスイッチング素子とを有し、この第2のスイッチング素子がオン状態にある期間、前記負荷への給電を許容するとともに、前記電源スイッチのオフ操作時には、前記コンデンサにチャージされた電荷の前記第1のスイッチング素子を介した放電に伴い同第1のスイッチング素子がオフ状態となるまでの時間を保持時間として、該保持時間の経過に伴い、前記第2のスイッチング素子を介した前記負荷への給電を停止可能に構成されてなる給電制御回路において、
前記主電源は直流電源からなり、前記第2のスイッチング素子は、前記第1のスイッチング素子がオン状態に維持される期間だけ制御電極電位が能動レベルとなって、前記直流電源と前記負荷との間を導通状態とするp型のトランジスタからなり、
前記第1の回路には、前記電源スイッチのオン操作に伴って前記主電源たる直流電源の電圧を降圧して同じく直流の定電圧を生成する電源回路部が前記負荷と並列に設けられてなり、この電源回路部によって生成される直流の定電圧をもとに前記電源スイッチのオン操作に基づく前記第2の回路のコンデンサへの電荷のチャージが行われる給電制御回路。 - 前記第1のスイッチング素子は、前記コンデンサの充電電圧が電流制御用抵抗を介して制御電極に印加されるn型のトランジスタからなり、前記保持時間が、これらコンデンサの容量及び電流制御用抵抗の抵抗値に応じて定まる時定数によって決定される
請求項1または2に記載の給電制御回路。 - 前記コンデンサには突入電流抑制用の抵抗及び電流の逆流防止用のダイオードを介して前記電源スイッチのオン操作に基づく電荷のチャージが行われる
請求項1〜3のいずれか一項に記載の給電制御回路。 - 前記第2のスイッチング素子は、前記第1のスイッチング素子がオン状態に維持される期間だけ前記生成された直流の定電圧に基づく閉回路を形成して、前記負荷に対する前記商用交流電源の給電路に介在するリレーをオンとするリレー回路からなる
請求項1,3,4のいずれか一項に記載の給電制御回路。 - 前記負荷が、コンプレッサを駆動するモータを含む
請求項1〜5のいずれか一項に記載の給電制御回路。
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