JP4281532B2 - 車載情報表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両の先端に配備されたフロントサイドカメラからの画像と他の運転情報とを選択的に切り替えて表示する車載情報表示装置の改良に関する。
死角を有する交叉点から優先道路への侵入等に際して車両前方左右両側の安全確認に利用される車両用のフロントサイドカメラが特許文献1として公知であり、また、車両現在位置等の運転情報をGPSを利用して取得するようにしたカー・ナビゲーション・システムも既に公知である。
更に、フロントサイドカメラからの画像とカー・ナビゲーション・システムからの情報とを選択的に切り替えて単一のモニタに表示する車載情報表示装置として、予め、カー・ナビゲーション・システムの地図情報を利用してフロントサイドカメラからの画像を表示すべき区域を教示しておき、この教示データと車速とに基いてフロントサイドカメラからの画像もしくはカー・ナビゲーション・システムからの情報の何れか一方を自動的に選択してモニタに表示するものが、例えば、特許文献2として既に提案されている。
しかし、この種の従来技術には教示操作の煩わしさといった弊害があり、特に、頻繁に市街地を走行するような場合においては、フロントサイドカメラからの画像とカー・ナビゲーション・システムからの情報とを的確に切り替えるための設定操作が容易でない。
そこで、一つの案として、車速の変化を利用してモニタに表示する画像や運転情報を切り替えるといったことが考えられる。
車速の変化を利用してモニタに表示する画像を切り替える技術としては、例えば、特許文献3および特許文献4に開示されるように、複数の車載カメラを備えた車両において、車速の高低に応じて車載カメラからの画像を選択的に切り替えて単一のモニタに表示するものが公知である。
しかし、これらの従来技術は、単に、表示対象となる画像の切り替えタイミングと車速との対応関係を一対一に特定して切り替え表示を行うためのものに過ぎず、車速や加減速の態様によって大きく変化する体感速度の違いを考慮したものではない。
このため、表示の切り替え動作に運転者が違和感を感じるといった不都合を生じる可能性が高い。
特許第2696516号(第1図,第3図) 特許第3417134号(段落番号0003) 特開平5−238311号(段落番号0007) 特許第3063794号(段落番号0012)
本発明の課題は、車両の先端に配備されたフロントサイドカメラからの画像と他の運転情報とを車速に応じて違和感なく切り替えることのできる車載情報表示装置を提供することにある。
本発明の車載情報表示装置は、車両の先端に配備されたフロントサイドカメラと、フロントサイドカメラからの画像と他の運転情報とを選択的に表示するモニタと、モニタに表示すべき画像を車速に応じて切り替える制御部とを備えた車載情報表示装置であり、前記課題を達成するため、特に、
前記制御部に、表示の切替判定基準となる低速用速度設定値と該低速用速度設定値よりも値が大きな高速用速度設定値とを記憶したパラメータ記憶手段と、
車速が高速用速度設定値を超えるまでの間は低速用速度設定値を切替判定基準として適用し、車速が該切替判定基準を超えるまではフロントサイドカメラからの画像をモニタに表示する一方、車速が前記切替判定基準を超えると前記他の運転情報をモニタに表示する低速走行用モニタ表示切替手段と、
車速が高速用速度設定値を一旦超えた後は高速用速度設定値を切替判定基準として適用し、車速が該切替判定基準を下回るまでは前記他の運転情報をモニタに表示する一方、車速が前記切替判定基準を下回るとフロントサイドカメラからの画像をモニタに表示する高速走行用モニタ表示切替手段と、
車速が高速用速度設定値を超えたことを検知して高速走行用モニタ表示切替手段を作動させる一方、車速が低速用速度設定値を下回ったことを検知して低速走行用モニタ表示切替手段を作動させる制御態様切替手段とを配備したことを特徴とする構成を有する。
以上の構成により、まず、車両の発進時に制御態様切替手段が低速走行用モニタ表示切替手段を作動させる。
低速走行用モニタ表示切替手段は、低速用速度設定値を切替判定基準として選択し、車速が高速用速度設定値を超えるまでの間、この低速用速度設定値を切替判定基準として適用する。
死角を有する交叉点から優先道路への侵入等に際しては最徐行運転が行われ、車両の先端が優先道路側の領域に突入した時点で一時停止が行われるから、車速は常に当該時点で切替判定基準として選択されている低速用速度設定値の範囲内にあり、低速走行用モニタ表示切替手段は、フロントサイドカメラからの画像をモニタに表示し続けることになる。
従って、運転者は、モニタに表示されるフロントサイドカメラからの画像を見ながら車両前方左右両側の安全を確認して優先道路へ接近および侵入することができる。
そして、車両が加速されて車速が低速用速度設定値を超えると、低速走行用モニタ表示切替手段は、フロントサイドカメラからの画像に代えてカー・ナビゲーション・システムからの情報等を始めとする他の運転情報をモニタに表示する。
その後、車両は更に加速されるが、車速が高速用速度設定値を超えるまでの間は低速用速度設定値が切替判定基準として適用されるので、車速は切替判定基準を超えたままの状態となり、低速走行用モニタ表示切替手段は、カー・ナビゲーション・システムからの情報等を始めとする他の運転情報をモニタに表示し続けることになる。
そして、車速が高速用速度設定値を一旦超えると、制御態様切替手段は低速走行用モニタ表示切替手段に代えて高速走行用モニタ表示切替手段を作動させる。
高速走行用モニタ表示切替手段は、パラメータ記憶手段の高速用速度設定値を切替判定基準として選択し、この高速用速度設定値を切替判定基準として適用する。
この時点では既に車速が高速用速度設定値を超えているので、高速走行用モニタ表示切替手段は、低速走行用モニタ表示切替手段による表示態様を其のまま引き継ぎ、これまでと同様にカー・ナビゲーション・システムからの情報等を始めとする他の運転情報をモニタに表示し続ける。
このようにして定常的な速度による走行が行われているときにシフトダウンまたはブレーキ操作等による減速が行われ、その車速が現時点における切替判定基準である高速用速度設定値を下回ると、高速走行用モニタ表示切替手段は、これまで表示していたカー・ナビゲーション・システムからの情報等を始めとする他の運転情報に代えてフロントサイドカメラからの画像をモニタに表示する。
車速が低速用速度設定値を下回らない限り高速走行用モニタ表示切替手段の作動は継続して維持されるので、高速走行用モニタ表示切替手段は、車速が低速用速度設定値を上回っていてもフロントサイドカメラからの画像をモニタに表示し続けることになる。
そして、更に車速が減速され、低速用速度設定値を下回ると、制御態様切替手段が高速走行用モニタ表示切替手段に代えて低速走行用モニタ表示切替手段を作動させる。
この時点では既に車速が低速用速度設定値を下回っているので、低速走行用モニタ表示切替手段は、高速走行用モニタ表示切替手段による表示態様を其のまま引き継ぎ、これまでと同様にフロントサイドカメラからの画像をモニタに表示し続けることになる。
従って、運転者は、モニタに表示されるフロントサイドカメラからの画像を見ながら車両前方左右両側の安全を確認することができる。
低速用速度設定値と高速用速度設定値の大小関係は、低速用速度設定値<高速用速度設定値であるから、車両の発進に際して行われるフロントサイドカメラから他の運転情報へのモニタ表示の切り替えと車両の減速に際して行われる他の運転情報からフロントサイドカメラへのモニタ表示の切り替えとを比較すると、車両の減速に際して行われる他の運転情報からフロントサイドカメラへのモニタ表示の切り替えが相対的に高速側で行われることとなる。
フロントサイドカメラから他の運転情報へのモニタ表示の切り替えと他の運転情報からフロントサイドカメラへのモニタ表示の切り替えを同一の切替判定基準を適用して行うと、定常的な走行に際して運転者が高速運転に適応してしまう関係上、他の運転情報からフロントサイドカメラへの切り替えが行われるタイミングが体感的に遅く感じられるが、前述のように、車両の発進に際して行われるフロントサイドカメラから他の運転情報への切り替えに比べて車両の減速に際して行われる他の運転情報からフロントサイドカメラへの切り替えを相対的に高速側で行うことにより、フロントサイドカメラからの画像と他の運転情報との切り替えを違和感なく実現することができる。
また、交叉点の手前で定常的な走行から急激に減速したような場合には早めに他の運転情報からフロントサイドカメラへの表示の切り替えが行われるので、運転者は、車両前方左右両側の安全を余裕をもって確認することができる。
更に、前記制御部には、車速の急減速を検知して切替判定基準を高速側にシフトする一方、車速の急加速を検知して切替判定基準を低速側にシフトする判定基準適応制御手段を併設することができる。
このような構成を適用すれば、安全な場所での急発進に際して早めにフロントサイドカメラの表示を無効にして他の運転情報を表示させることができる。
また、急激に車速を減速させたような場合、つまり、減速操作から車両の停止までに時間的な余裕がないような場合にも、早めに他の運転情報からフロントサイドカメラへの切り替えが行われるので、運転者は、モニタに表示されるフロントサイドカメラからの画像を見て車両前方左右両側の安全確認を確実に実施することができる。
本発明の車載情報表示装置は、車両の発進に際して行われるフロントサイドカメラから他の運転情報への切り替えに比べて車両の減速に際して行われる他の運転情報からフロントサイドカメラへの切り替えを相対的に高速側で行うようにしているので、定常的な走行から車速を減速させた場合に生じる表示切り替えの違和感、つまり、高速運転に適応した運転者が他の運転情報からフロントサイドカメラへの表示の切り替えを体感的に遅く感じるといった違和感を解消することができる。
また、車速が急激に減速された場合には他の運転情報からフロントサイドカメラへの切り替えを更に早めに行い、車速が急激に加速された場合にはフロントサイドカメラから他の運転情報への切り替えを早めに行うようにしたので、安全な場所での急発進に際しては早めにフロントサイドカメラの表示を無効にして他の運転情報を表示させることができる一方、急激に車速を減速させたような場合、つまり、減速操作から車両の停止までに時間的な余裕がないような場合においても、早めに他の運転情報からフロントサイドカメラへの切り替えを行って車両前方左右両側の安全確認を確実に実施することができる。
次に、この発明を実施するための最良の形態の幾つかについて実施例を挙げて具体的に説明する。
図1は本発明を適用した一実施例の車載情報表示装置の構成要素のレイアウトを示した概念図である。
この実施例の車載情報表示装置1は、概略において、車両の先端に配備された公知のフロントサイドカメラ2と、GPSを利用した公知のカー・ナビゲーション・システム3、および、エンジン・コントロール・ユニットを兼ねる制御部4によって構成される。
フロントサイドカメラ2からの画像と他の運転情報とを選択的に表示するためのモニタとしては、カー・ナビゲーション・システム3に設置されたモニタ5が利用されている。なお、ここでいう「他の運転情報」とは、フロントサイドカメラ2からの画像を除く何等かの情報であり、この実施例に限定して具体的にいえば、カー・ナビゲーション・システム3によって取得される各種の情報、例えば、車両の位置情報や地図情報等である。
フロントサイドカメラ2の撮影範囲の一例を図2(a)に、また、モニタ5に表示されるフロントサイドカメラ2の画像の一例を図2(b)に示す。
この実施例では、モニタ5の表示領域を左右に2分割し、左側の表示領域に車両前方左側の情景を、また、右側の表示領域には、車両前方右側の情景を表示するようになっている。モニタ5に他の運転情報を表示する際には表示領域の分割は特に必要ない。
フロントサイドカメラ2の構造やモニタ5上における画像の表示態様、および、カー・ナビゲーション・システム3の構成や機能に関しては既に公知となっているので、詳細な説明は省略する。
図1中の符号6は車速を検出するための速度センサであり、車両に標準装備されたものを其のまま利用している。速度センサ6は、例えば、車軸の回転に連動してパルスを出力するパルスコーダと単位時間当たりに出力されるパルスの数を計数するカウンタとの組み合わせ、あるいは、タコジェネレータ等によって構成することができる。
図1中の符号7は車両の後方を監視するためのバックカメラ、また、符号15は車両のインストゥルメントパネル等に設置されたスイッチパネルである。
制御部4の構成の概略を図3に示す。制御部4は、演算処理用のCPU8と、CPU8の駆動制御プログラム等を格納したROM9、および、演算データの一時記憶に用いられるRAM10と、カー・ナビゲーション・システム3に接続するためのインターフェイス回路11を備える。
この実施例のROM9は、表示の切替判定基準となる低速用速度設定値と高速用速度設定値の各々を、表示のチャタリングを防止するためのヒステリシスの上限値および下限値を用いて記憶したパラメータ記憶手段としても機能する。
速度センサ6で検出される車速と、車両のシフトレバーに設けられたシフトスイッチ13からの信号、および、スイッチパネル15に設置された手動スイッチ14からの信号は、入出力回路12を介してCPU8に入力されるようになっている。
シフトスイッチ13は車両の進行方向を検出してフロントサイドカメラ2もしくはバックカメラ7の何れか一方を作動させるためのものである。また、手動スイッチ14はモニタ5に表示すべき情報を運転者の意図によって強制的に切り替えるためのもので、マニュアルモードとオートマチックモードの何れか一方を選択することが可能であり、マニュアルモード下における手動スイッチ14による選択操作は、車速に応じたモニタ5の表示切替よりも優先される。
フロントサイドカメラ2からの画像信号とバックカメラ7からの画像信号は入出力回路12およびインターフェイス回路11を介してカー・ナビゲーション・システム3のモニタ5に直接的に転送することが可能である。
また、カー・ナビゲーション・システム3の側には、カー・ナビゲーション・システム3によって取得される他の運転情報、もしくは、フロントサイドカメラ2からの画像信号の何れか一方を選択的にモニタ5に入力する切替スイッチ16が設けられている。この切替スイッチ16は、CPU8からの指令によってインターフェイス回路11を介して切替制御される。
前述した通り、この実施例の制御部4はエンジン・コントロール・ユニットを兼ねるものであり、この他にも各種のセンサ類や制御対象が多数接続されているが、エンジン・コントロール・ユニット自体の構成や機能については既に公知であり、また、本発明の要旨と直接的に関わるものでもないので詳細な説明は省略する。
図4は制御部4のCPU8によって実行される切替表示処理の概略を示したフローチャートである。
次に、図4のフローチャートを参照して、低速走行用モニタ表示切替手段,高速走行用モニタ表示切替手段および制御態様切替手段として機能するCPU8の処理動作について具体的に説明する。但し、シフトスイッチ13はドライブレンジ(オートマチック車の場合)もしくは1,2,3,4,5速の何れか(マニュアル車の場合)を検出してフロントサイドカメラ2が作動対象として選択され、また、手動スイッチ14はオートマチックモード、つまり、車速に応じてモニタ5の表示切替を行うモードに設定されているものとする。
イグニッションキーの操作によって電源を投入されたCPU8は、まず、選択状態記憶フラグFに0をセットし(ステップa1)、インターフェイス回路11を介してカー・ナビゲーション・システム3の切替スイッチ16を画像信号の側に切り替え、カー・ナビゲーション・システム3のモニタ5にフロントサイドカメラ2からの画像を表示させて(ステップa2)、初期設定処理を終了する。
次いで、CPU8は速度センサ6から車速の現在値Vを読み込み(ステップa3)、この値を車速現在値記憶レジスタVに一時記憶した後(ステップa4)、車速現在値記憶レジスタVの値が低速用速度設定値のヒステリシスの下限値V0aを下回っているか否かを判定する(ステップa5)。
イグニッションキーを操作した直後の現時点では車速は実質的に0であるから、ステップa5の判定結果は必然的に真となり、制御態様切替手段として機能するCPU8は、改めて選択状態記憶フラグFに0をセットして低速走行用モニタ表示切替手段を作動させる(ステップa7)。
つまり、車両の発進時においては、低速走行用モニタ表示切替手段と高速走行用モニタ表示切替手段の内から低速走行用モニタ表示切替手段が選択されて起動される。
次いで、CPU8は、選択状態記憶フラグFに0がセットされているのか1がセットされているのか、つまり、現時点で作動状態となっているのが低速走行用モニタ表示切替手段であるのか高速走行用モニタ表示切替手段であるのかを判定するが(ステップa9)、この時点では選択状態記憶フラグFの値は0であって低速走行用モニタ表示切替手段が作動状態となっているので、必然的にステップa9の判定結果は真となる。
従って、低速走行用モニタ表示切替手段として機能するCPU8は、低速用速度設定値のヒステリシスの下限値V0aと低速用速度設定値のヒステリシスの上限値V1aをパラメータ記憶手段としてのROM9から読み込んで切替判定基準として選択し、その各々を下限値記憶レジスタVと上限値記憶レジスタVに一時記憶する(ステップa10)。
次いで、低速走行用モニタ表示切替手段として機能するCPU8は、車速現在値記憶レジスタVの値が、下限値記憶レジスタVの現在値である低速用速度設定値のヒステリシスの下限値V0aを下回っているか否かを判定する(ステップa12)。
前述した通り、現時点における車速は実質的に0であるから、ステップa12の判定結果は真となり、CPU8は、カー・ナビゲーション・システム3のモニタ5にフロントサイドカメラ2からの画像を表示した状態を維持したまま(ステップa14)、当該周期の切替表示処理を終了する。
そして、次周期以降の切替表示処理では、其の周期の車速に相当する車速現在値記憶レジスタVの値が下限値記憶レジスタVの現在値である低速用速度設定値のヒステリシスの下限値V0aを下回り続ける間、前記と同様にして、ステップa3,ステップa4,ステップa5,ステップa7,ステップa9,ステップa10,ステップa12,ステップa14の処理が繰り返し実行され、カー・ナビゲーション・システム3のモニタ5にはフロントサイドカメラ2からの画像が表示され続ける。
このようにして切替表示処理が繰り返し実行される間に車速が加速されると、まず、其の周期の車速に相当する車速現在値記憶レジスタVの値が下限値記憶レジスタVの現在値である低速用速度設定値のヒステリシスの下限値V0aを上回り、ステップa5の判定結果が偽となるが、車速現在値記憶レジスタVの値が高速用速度設定値のヒステリシスの上限値V3aを超えてステップa6の判定結果が偽とならない限り、選択状態記憶フラグFの値は0に保持される。つまり、車速が高速用速度設定値のヒステリシスの上限値V3aを超えるまでの間は低速用速度設定値のヒステリシスの下限値V0aと上限値V1aが切替判定基準として適用される。
従って、車速現在値記憶レジスタVの値が下限値記憶レジスタVの現在値である低速用速度設定値のヒステリシスの下限値V0aを超えてから上限値記憶レジスタVの現在値である低速用速度設定値のヒステリシスの上限値V1aに達するまでの間、低速走行用モニタ表示切替手段として機能するCPU8は、ステップa3,ステップa4,ステップa5,ステップa6,ステップa9,ステップa10,ステップa12,ステップa13の処理を繰り返し実行して、カー・ナビゲーション・システム3のモニタ5にフロントサイドカメラ2からの画像を表示し続ける。
そして、切替表示処理が繰り返し実行される間に車速が更に加速されると、其の周期の車速に相当する車速現在値記憶レジスタVの値が上限値記憶レジスタVの現在値である低速用速度設定値のヒステリシスの上限値V1aを上回り、ステップa13の判定結果が偽となる。
従って、低速走行用モニタ表示切替手段として機能するCPU8は、インターフェイス回路11を介してカー・ナビゲーション・システム3の切替スイッチ16をカー・ナビゲーション・システム3の側に切り替え、フロントサイドカメラ2からの画像に代えて他の運転情報をモニタ5に表示し(ステップa15)、当該周期の切替表示処理を終了する。
次周期以降の切替表示処理では、車速現在値記憶レジスタVの値が上限値記憶レジスタVの現在値である低速用速度設定値のヒステリシスの上限値V1aを上回り、かつ、高速用速度設定値のヒステリシスの上限値V3aに達しない限り、ステップa3,ステップa4,ステップa5,ステップa6,ステップa9,ステップa10,ステップa12,ステップa13,ステップa15の処理が繰り返し実行され、カー・ナビゲーション・システム3のモニタ5には他の運転情報が表示され続ける。
このようにしてモニタ5の表示が他の運転情報に切り替えられた後、車速に何らかの変動が生じ、車速現在値記憶レジスタVの値が上限値記憶レジスタVの現在値である低速用速度設定値のヒステリシスの上限値V1aと下限値記憶レジスタVの現在値である低速用速度設定値のヒステリシスの下限値V0aとの間の速度に逆行する可能性もあるが、車速現在値記憶レジスタVの値が下限値記憶レジスタVの現在値である低速用速度設定値のヒステリシスの下限値V0aを下回らない限りステップa14の処理は実行されないので、カー・ナビゲーション・システム3のモニタ5には他の運転情報が表示され続けることになる。
この場合の処理の流れは、ステップa3,ステップa4,ステップa5,ステップa6,ステップa9,ステップa10,ステップa12,ステップa13である。
つまり、低速用速度設定値のヒステリシスの下限値V0aと低速用速度設定値のヒステリシスの上限値V1aとの間の車速が表示のチャタリングを防止するためのヒステリシスであり、車速を加速した場合には車速現在値記憶レジスタVの値が上限値記憶レジスタVの現在値である低速用速度設定値のヒステリシスの上限値V1aを超えた段階でモニタ5の表示がフロントサイドカメラ2の画像から他の運転情報に切り替えられ、また、これとは逆に、車速に減速が生じた場合には、車速現在値記憶レジスタVの値が下限値記憶レジスタVの現在値である低速用速度設定値のヒステリシスの下限値V0aを下回った段階でモニタ5の表示が他の運転情報からフロントサイドカメラ2の画像に切り替えられることになる。
そして、車速が更に加速され、其の周期の車速に相当する車速現在値記憶レジスタVの値が高速用速度設定値のヒステリシスの上限値V3aを超えたことがステップa6の判定処理で検知されると、制御態様切替手段として機能するCPU8は、選択状態記憶フラグFに1をセットし、低速走行用モニタ表示切替手段に代えて高速走行用モニタ表示切替手段を作動させる(ステップa8)。
次いで、CPU8は、選択状態記憶フラグFに0がセットされているのか1がセットされているのか、つまり、現時点で作動状態となっているのが低速走行用モニタ表示切替手段であるのか高速走行用モニタ表示切替手段であるのかを判定するが(ステップa9)、この時点では選択状態記憶フラグFの値は1であって高速走行用モニタ表示切替手段が作動状態となっているので、必然的にステップa9の判定結果は偽となる。
従って、高速走行用モニタ表示切替手段として機能するCPU8は、高速用速度設定値のヒステリシスの下限値V2aと高速用速度設定値のヒステリシスの上限値V3aをパラメータ記憶手段としてのROM9から読み込んで切替判定基準として新たに選択し、その各々を下限値記憶レジスタVと上限値記憶レジスタVに一時記憶する(ステップa11)。
次いで、高速走行用モニタ表示切替手段として機能するCPU8は、車速現在値記憶レジスタVの値が、下限値記憶レジスタVの現在値である高速用速度設定値のヒステリシスの下限値V2aを下回っているか否かを判定するが(ステップa12)、この時点では既に車速現在値記憶レジスタVの値が高速用速度設定値のヒステリシスの上限値V3aを超えているので、ステップa12の判定結果は偽となる。そして、高速走行用モニタ表示切替手段として機能するCPU8は、更に、車速現在値記憶レジスタVの値が、上限値記憶レジスタVの現在値である高速用速度設定値のヒステリシスの上限値V3aを下回っているか否かを判定するが(ステップa13)、前述した通り、車速現在値記憶レジスタVの値は既に高速用速度設定値のヒステリシスの上限値V3aを超えているので、ステップa13の判定結果も偽となる。
従って、高速走行用モニタ表示切替手段として機能するCPU8はステップa15の処理を実行し、低速走行用モニタ表示切替手段による表示態様を其のまま引き継いで、これまでと同様にカー・ナビゲーション・システム3のモニタ5に他の運転情報を表示した状態を維持したまま(ステップa15)、当該周期の切替表示処理を終了する。
次周期以降の切替表示処理では、其の周期の車速に相当する車速現在値記憶レジスタVの値が上限値記憶レジスタVの現在値である高速用速度設定値のヒステリシスの上限値V3aを上回り続ける間、前記と同様にして、ステップa3,ステップa4,ステップa5,ステップa6,ステップa8,ステップa9,ステップa11,ステップa12,ステップa13,ステップa15の処理が繰り返し実行され、カー・ナビゲーション・システム3のモニタ5には他の運転情報が表示され続ける。
このようにして車速現在値記憶レジスタVの値が上限値記憶レジスタVの現在値である高速用速度設定値のヒステリシスの上限値V3aを一旦上回った後、車速に何らかの変動が生じ、車速現在値記憶レジスタVの値が上限値記憶レジスタVの現在値である高速用速度設定値のヒステリシスの上限値V3aと下限値記憶レジスタVの現在値である高速用速度設定値のヒステリシスの下限値V2aとの間の速度に逆行する可能性もあるが、車速現在値記憶レジスタVの値が低速用速度設定値のヒステリシスの下限値V0aを下回らない限り、選択状態記憶フラグFの値は1に保持される。また、車速現在値記憶レジスタVの値が下限値記憶レジスタVの現在値である高速用速度設定値のヒステリシスの下限値V2aを下回らない限りステップa14の処理は実行されないので、カー・ナビゲーション・システム3のモニタ5には他の運転情報が表示され続けることになる。
この場合の処理の流れは、ステップa3,ステップa4,ステップa5,ステップa6,ステップa9,ステップa11,ステップa12,ステップa13である。
つまり、高速用速度設定値のヒステリシスの下限値V2aと高速用速度設定値のヒステリシスの上限値V3aとの間の車速が表示のチャタリングを防止するためのヒステリシスである。
このようにして切替表示処理が繰り返し実行される間にシフトダウンまたはブレーキ操作等が行われて車速が減速されると、其の周期の車速に相当する車速現在値記憶レジスタVの値が上限値記憶レジスタVの現在値である高速用速度設定値のヒステリシスの上限値V3aを下回り、ステップa6の判定結果が真となるが、車速現在値記憶レジスタVの値が低速用速度設定値のヒステリシスの下限値V0aを下回ってステップa5の判定結果が真とならない限り、選択状態記憶フラグFの値は1に保持される。つまり、車速が高速用速度設定値のヒステリシスの上限値V3aを一旦超えた後は、車速が低速用速度設定値のヒステリシスの下限値V0aを下回るまでの間、高速用速度設定値のヒステリシスの下限値V2aと上限値V3aが切替判定基準として適用される。
従って、車速現在値記憶レジスタVの値が上限値記憶レジスタVの現在値である高速用速度設定値のヒステリシスの上限値V3aを下回ってから下限値記憶レジスタVの現在値である高速用速度設定値のヒステリシスの下限値V2aに低下するまでの間、高速走行用モニタ表示切替手段として機能するCPU8は、ステップa3,ステップa4,ステップa5,ステップa6,ステップa9,ステップa11,ステップa12,ステップa13の処理を繰り返し実行して、カー・ナビゲーション・システム3のモニタ5に他の運転情報を表示し続ける。
このようにして切替表示処理が繰り返し実行される間に車速が更に減速されると、其の周期の車速に相当する車速現在値記憶レジスタVの値が下限値記憶レジスタVの現在値である高速用速度設定値のヒステリシスの下限値V2aを下回り、ステップa12の判定結果が真となる。
従って、高速走行用モニタ表示切替手段として機能するCPU8は、インターフェイス回路11を介してカー・ナビゲーション・システム3の切替スイッチ16を画像信号の側に切り替え、他の運転情報に代えてフロントサイドカメラ2の画像をモニタ5表示し(ステップa14)、当該周期の切替表示処理を終了する。
次周期以降の切替表示処理では、車速現在値記憶レジスタVの値が下限値記憶レジスタVの現在値である高速用速度設定値のヒステリシスの下限値V2aを下回り続け、かつ、低速用速度設定値のヒステリシスの下限値V0aに低下しない限り、ステップa3,ステップa4,ステップa5,ステップa6,ステップa9,ステップa11,ステップa12,ステップa14の処理が繰り返し実行され、カー・ナビゲーション・システム3のモニタ5にフロントサイドカメラ2の画像が表示され続ける。
このようにして切替表示処理が繰り返し実行される間に車速が更に減速され、其の周期の車速に相当する車速現在値記憶レジスタVの値が低速用速度設定値のヒステリシスの下限値V0aを下回ったことがステップa5の判定処理で検知されると、制御態様切替手段として機能するCPU8は、選択状態記憶フラグFに0をセットし、高速走行用モニタ表示切替手段に代えて低速走行用モニタ表示切替手段を作動させる(ステップa7)。
次いで、CPU8は、選択状態記憶フラグFに0がセットされているのか1がセットされているのか、つまり、現時点で作動状態となっているのが低速走行用モニタ表示切替手段であるのか高速走行用モニタ表示切替手段であるのかを判定するが(ステップa9)、この時点では選択状態記憶フラグFの値は0であって低速走行用モニタ表示切替手段が作動状態となっているので、必然的にステップa9の判定結果は真となる。
従って、低速走行用モニタ表示切替手段として機能するCPU8は、低速用速度設定値のヒステリシスの下限値V0aと低速用速度設定値のヒステリシスの上限値V1aをパラメータ記憶手段としてのROM9から読み込んで切替判定基準として選択し、その各々を下限値記憶レジスタVと上限値記憶レジスタVに一時記憶する(ステップa10)。
次いで、低速走行用モニタ表示切替手段として機能するCPU8は、車速現在値記憶レジスタVの値が、下限値記憶レジスタVの現在値である低速用速度設定値のヒステリシスの下限値V0aを下回っているか否かを判定するが(ステップa12)、この時点では既に車速現在値記憶レジスタVの値が低速用速度設定値のヒステリシスの下限値V0aを下回っているので、ステップa12の判定結果は真となる。
従って、低速走行用モニタ表示切替手段として機能するCPU8はステップa14の処理を実行し、高速走行用モニタ表示切替手段による表示態様を其のまま引き継いで、これまでと同様にカー・ナビゲーション・システム3のモニタ5にフロントサイドカメラ2の画像を表示した状態を維持したまま(ステップa14)、当該周期の切替表示処理を終了する。
この状態は、イグニッションキーの操作によってCPU8が起動されて初期設定処理が完了したときの状態と同様である。
次に、図5のタイミングチャートを参照して、図4に示した切替表示処理の全体的な流れを纏めて説明する。
図5(a)は選択状態記憶フラグFの切り替わりを示したタイミングチャートであり、選択状態記憶フラグFの値が0で低速走行用モニタ表示切替手段が選択されていることを意味し、また、選択状態記憶フラグFの値が1で高速走行用モニタ表示切替手段が選択されていることを意味する。
車両の発進時にはF=0で低速走行用モニタ表示切替手段が選択されており(初期化処理)、車速の加速を開始した後、其の時点の車速に相当する車速現在値記憶レジスタVの値が高速用速度設定値のヒステリシスの上限値V3aを超えると、F=1となって高速走行用モニタ表示切替手段が選択される(制御態様切替手段の処理)。
また、V3a以上の速度で定常運転している状態から減速を行った場合には、其の時点の車速に相当する車速現在値記憶レジスタVの値が低速用速度設定値のヒステリシスの下限値V0aを下回った時点で、再びF=0となって低速走行用モニタ表示切替手段が選択される(制御態様切替手段の処理)。
なお、車速がV0aとV3aとの間にある場合にどちらのモニタ表示切替手段が選択されるかは車両の挙動に依存し、図5(a)に示される通り、車両が加速過程にあれば低速走行用モニタ表示切替手段が選択され、また、車両が減速過程にあれば高速走行用モニタ表示切替手段が選択されることになる。
図5(b)は低速走行用モニタ表示切替手段が選択されているF=0の状況下、つまり、車速が著しく低い状態で加減速が行われた場合のモニタ5の表示状態の変化を示したタイミングチャートである。
低速走行用モニタ表示切替手段は、モニタ表示の切替判定基準V,Vとして低速用速度設定値のヒステリシスの下限値V0aと上限値V1aを適用する。車両の発進時にはモニタ5にフロントサイドカメラ2の画像が表示されており(初期化処理)、車速の加速を開始した後、其の時点の車速に相当する車速現在値記憶レジスタVの値が、切替判定基準Vとなる低速用速度設定値のヒステリシスの上限値V1aを超えた時点で、低速走行用モニタ表示切替手段が、モニタ5の表示をフロントサイドカメラ2の画像から他の運転情報に切り替える。
また、V1a以上の速度で運転している状態から減速を行った場合には、其の時点の車速に相当する車速現在値記憶レジスタVの値が、切替判定基準Vとなる低速用速度設定値のヒステリシスの下限値V0aを下回った時点で、低速走行用モニタ表示切替手段が、モニタ5の表示を他の運転情報からフロントサイドカメラ2の画像に切り替える。
車速がV0aとV1aとの間にある場合にモニタ5にどのような情報が表示されるかは車両の挙動に依存し、図5(b)に示される通り、車両が加速過程にあればフロントサイドカメラ2の画像が表示され、また、車両が減速過程にあれば他の運転情報が表示されることになる。このようにして画像の切替表示に関するヒステリシスを設けることにより、車両の加速状態や減速状態が不安定な場合であっても無闇にモニタ5の表示内容が変動(チャタリング)することなく、モニタ5を介して運転者に適切な情報を供給することができる。
図5(c)は高速走行用モニタ表示切替手段が選択されているF=1の状況下、つまり、車速が或る程度低い状態で加減速が行われた場合のモニタ5の表示状態の変化を示したタイミングチャートである。
高速走行用モニタ表示切替手段は、モニタ表示の切替判定基準V,Vとして高速用速度設定値のヒステリシスの下限値V2aと上限値V3aを適用する。高速走行用モニタ表示切替手段が起動された時点では、既に其の時点の車速に相当する車速現在値記憶レジスタVの値がV>V3aとなっているので、高速走行用モニタ表示切替手段は、低速走行用モニタ表示切替手段による表示態様を其のまま引き継いで、モニタ5に他の運転情報を表示し続ける。
また、V3a以上の速度で運転している状態から減速を行った場合には、其の時点の車速に相当する車速現在値記憶レジスタVの値が、切替判定基準Vとなる高速用速度設定値のヒステリシスの下限値V2aを下回った時点で、高速走行用モニタ表示切替手段が、モニタ5の表示を他の運転情報からフロントサイドカメラ2の画像に切り替える。
更に減速が続けられて其の時点の車速に相当する車速現在値記憶レジスタVの値が低速用速度設定値のヒステリシスの下限値V0aを下回ると、図5(d)に示されるように、高速走行用モニタ表示切替手段に代えて再び低速走行用モニタ表示切替手段が選択され、モニタ表示の切替判定基準V,Vとして低速用速度設定値のヒステリシスの下限値V0aと上限値V1aが適用されることになるが、この時点の車速に相当する車速現在値記憶レジスタVの値は既に低速用速度設定値のヒステリシスの下限値V0aを下回っているので、低速走行用モニタ表示切替手段は、高速走行用モニタ表示切替手段による表示態様を其のまま引き継いで、モニタ5にフロントサイドカメラ2の画像を表示し続ける。
図5(c)において車速がV2aとV3aとの間にある場合にモニタ5にどのような情報が表示されるかは車両の挙動に依存し、図5(c)に示される通り、車両が減速過程にあれば他の運転情報が表示され、また、車速が一旦V2a以下に減速されて高速走行用モニタ表示切替手段の処理によりモニタ5の表示が他の運転情報からフロントサイドカメラ2の画像に切り替えられた後で車速がV0aを下回ることなく再びV2aに達した場合には、フロントサイドカメラ2の画像が継続して表示されることになる。このようにして画像の切替表示に関するヒステリシスを設けることにより、車両の加速状態や減速状態が不安定な場合であっても無闇にモニタ5の表示内容が変動(チャタリング)することなく、モニタ5を介して運転者に適切な情報を供給することができる。
図5(a)〜図5(d)において、モニタ表示の切替判定基準となる低速用速度設定値のヒステリシスの下限値V0aおよび上限値V1aと、モニタ表示の切替判定基準となる高速用速度設定値のヒステリシスの下限値V2aおよび上限値V3aの間には、V0a<V1a<V2a<V3aの関係があり、車両停止時あるいは極低速走行からの加速に際しては、車速が低速用速度設定値のヒステリシスの上限値V1aを超えた時点でモニタ5の表示がフロントサイドカメラ2の画像から他の運転情報に切り替わる一方(図5(b)参照)、定常的な速度からの減速に際しては、車速が高速用速度設定値のヒステリシスの下限値V2aを下回った時点でモニタ5の表示が他の運転情報からフロントサイドカメラ2の画像に切り替わるようになっている(図5(c)参照)。
死角を有する交叉点から優先道路への侵入等に際しては最徐行運転が行われ、車両の先端が優先道路側の領域に突入した時点で一時停止が行われるから、車速は常に当該時点で切替判定基準として選択されている低速用速度設定値のヒステリシスの上限値V1aの範囲内にあり、低速走行用モニタ表示切替手段は、フロントサイドカメラ2からの画像をモニタ5に表示し続けることになる。
従って、運転者は、モニタ5に表示されるフロントサイドカメラ2からの画像を見ながら車両前方左右両側の安全を確認して優先道路へ接近および侵入することができる。
また、切替判定基準の大小関係は、低速用速度設定値のヒステリシスの上限値V1a<高速用速度設定値のヒステリシスの下限値V2aであるから、車両の発進に際して行われるフロントサイドカメラ2から他の運転情報へのモニタ表示の切り替えと車両の減速に際して行われる他の運転情報からフロントサイドカメラ2へのモニタ表示の切り替えとを比較すると、車両の減速に際して行われる他の運転情報からフロントサイドカメラ2へのモニタ表示の切り替えが相対的に高速側で行われることになる。
フロントサイドカメラ2から他の運転情報へのモニタ表示の切り替えと他の運転情報からフロントサイドカメラ2へのモニタ表示の切り替えを同一の切替判定基準を適用して行うと、定常的な走行に際して運転者が高速運転に適応してしまう関係上、他の運転情報からフロントサイドカメラ2への切り替えが行われるタイミングが体感的に遅く感じられるが、この実施例のように、車両の発進に際して行われるフロントサイドカメラ2から他の運転情報への切り替えに比べて車両の減速に際して行われる他の運転情報からフロントサイドカメラ2への切り替えを相対的に高速側で行うことにより、フロントサイドカメラ2からの画像と他の運転情報との切り替えを違和感なく実現することができる。
しかも、V2a>V0aの関係により、高速走行時における減速では低速走行時における減速に比べて早めに他の運転情報からフロントサイドカメラ2への切り替えが行われることになるので、車両の走行速度との相対関係によって表示の切り替えに際して体感的な遅れが感じられるといった問題も解消される。
また、交叉点の手前で定常的な走行から急激に減速したような場合には、V1a<V2aの関係に従って早めに他の運転情報からフロントサイドカメラ2への表示の切り替えが行われるので、運転者は、車両前方左右両側の安全を余裕をもって確認することができる。
しかも、切替判定基準となる低速用速度設定値はヒステリシスの下限値V0aと上限値V1aを用いて設定され(図5(b)参照)、切替判定基準となる低速用速度設定値はヒステリシスの下限値V2aと上限値V3aを用いて設定されているので(図5(c)参照)、車両の加速状態や減速状態が不安定な場合であっても無闇にモニタ5の表示内容が変動することはなく、モニタ5を介して運転者に適切な情報を供給し続けることができる。
なお、車速が著しく低い状態で減速が行われた場合に他の運転情報からフロントサイドカメラ2への切替を行う際の判定基準となる低速用速度設定値のヒステリシスの下限値V0a,車速が著しく低い状態で加速が行われた場合にフロントサイドカメラ2から他の運転情報への切替を行う際の判定基準となる低速用速度設定値のヒステリシスの上限値V1a,車速が或る程度低い状態で減速が行われた場合に他の運転情報からフロントサイドカメラ2への切替を行う際の判定基準となる高速用速度設定値のヒステリシスの下限値V2a,車速が或る程度低い状態で加速が行われた場合にフロントサイドカメラ2から他の運転情報への切替を行う際の判定基準となる高速用速度設定値のヒステリシスの上限値V3aの各値は、例えば、V0a=8km/h,V1a=10km/h,V2a=20km/h,V3a=25km/h等と設定することが望ましい。
次に、前記各構成に加え、更に、車速の急減速を検知して切替判定基準を高速側にシフトする一方、車速の急加速を検知して切替判定基準を低速側にシフトする判定基準適応制御手段を併設した車載情報表示装置の一実施例について簡単に説明する。
車載情報表示装置1の構成要素のレイアウトや、フロントサイドカメラ2およびモニタ5の機能、制御部4やカー・ナビゲーション・システム3のハードウェア構成に関しては図1〜図3に示した「実施例1」のものと同様であるので説明を省略する。
図6〜図7は低速走行用モニタ表示切替手段,高速走行用モニタ表示切替手段,制御態様切替手段および判定基準適応制御手段として機能するCPU8によって実行される切替表示処理の概略を示したフローチャートである。
次に、図6〜図7のフローチャートを参照して、前述した「実施例1」との相違を具体的に説明する。
ステップb1の処理は初期化処理の一部であり、前周期速度記憶レジスタVn−1を初期化するための処理である。
ステップb2〜ステップb5の処理に関しては前述した「実施例1」のステップa1〜ステップa4の処理と同等である。
ステップb6の処理は、前周期速度記憶レジスタVn−1の値と車速現在値記憶レジスタVの値と切替表示処理の一処理周期の所要時間Δtとに基いて当該処理周期に対応する車両の加減速度αを求めるための処理である。
ステップb6の処理が終わった時点で前周期速度記憶レジスタVn−1に車速現在値記憶レジスタVの値が上書きされる結果(ステップb7)、この値が次周期の切替表示処理において前周期速度記憶レジスタVn−1から一処理周期前の車速として読み出されることになる。
ステップb8の処理は、低速用速度設定値ヒステリシス下限値記憶レジスタV,低速用速度設定値ヒステリシス上限値記憶レジスタV,高速用速度設定値ヒステリシス下限値記憶レジスタV,高速用速度設定値ヒステリシス上限値記憶レジスタVの各々に、初期値となる低速用速度設定値のヒステリシスの下限値V0a,低速用速度設定値のヒステリシスの上限値V1a,高速用速度設定値のヒステリシスの下限値V2a,高速用速度設定値のヒステリシスの上限値V3aを設定するための処理である。ここで初期設定するV0a,V1a,V2a,V3aの各値は前述した「実施例1」のV0a(例えば8km/h),V1a(例えば10km/h),V2a(例えば20km/h),V3a(例えば25km/h)の値と等しい。
ステップb9〜ステップb10の処理は、車速に急激な加減速が生じているか否かを判定するための処理であり、車両の加減速度αが判定値α(正の設定値)よりも大きく、ステップb9の判定結果が真となって車速の急加速が検知された場合には、判定基準適応制御手段として機能するCPU8が、低速用速度設定値ヒステリシス上限値記憶レジスタVの値を急加速用の上限値V1bに書き替え(V1b<V1a)、同時に、高速用速度設定値ヒステリシス上限値記憶レジスタVの値を急加速用の上限値V3bに書き替えて(V3b<V3a)、共に低速側にシフトする(ステップb11)。
一方、車両の加減速度αが判定値α(負の設定値)よりも小さく、ステップb9の判定結果が偽かつステップb10の判定結果が真となって車速の急減速が検知された場合には、判定基準適応制御手段として機能するCPU8が、低速用速度設定値ヒステリシス下限値記憶レジスタVの値を急減速用の下限値V0bに書き替え(V0b>V0a)、同時に、高速用速度設定値ヒステリシス下限値記憶レジスタVの値を急減速用の下限値V2bに書き替えて(V2b>V2a)、共に高速側にシフトする(ステップb12)。
また、ステップb9およびステップb10の判定結果が共に偽となった場合には、急激な加減速は行われていないものと判定し、判定基準適応制御手段として機能するCPU8は、低速用速度設定値ヒステリシス下限値記憶レジスタV,低速用速度設定値ヒステリシス上限値記憶レジスタV,高速用速度設定値ヒステリシス下限値記憶レジスタV,高速用速度設定値ヒステリシス上限値記憶レジスタVの各々に、初期値として設定された低速用速度設定値のヒステリシスの下限値V0a,低速用速度設定値のヒステリシスの上限値V1a,高速用速度設定値のヒステリシスの下限値V2a,高速用速度設定値のヒステリシスの上限値V3aを其のまま保持することになる。
ステップb13〜ステップb23の処理は前述した「実施例1」のステップa5〜ステップa15の処理と同等であるが、車速現在値記憶レジスタVとの比較対象となる低速用速度設定値のヒステリシスの下限値Vと低速用速度設定値のヒステリシスの上限値V、および、高速用速度設定値のヒステリシスの下限値Vと高速用速度設定値のヒステリシスの上限値Vの値が車速の急な加減速に応じてシフトするかたちで自動的に変更されている点が前述の「実施例1」と相違する。
図8(a)は前述した「実施例1」の図5(b)と図5(c)を纏めて示したタイミングチャート、また、図8(b)は図8(a)に対応する「実施例2」のタイミングチャートである。
ステップb9およびステップb10の判定結果が共に偽となった場合には、急激な加減速は行われておらずV=V0a,V=V1a,V=V2a,V=V3aとなるので、この「実施例2」におけるモニタ5の切替表示は、図8(a)に示されるように、前述の「実施例1」と全く同様にして行われる。
一方、車速の急減速が検知された場合には、切替判定基準を記憶するレジスタV,V,V,VのうちVの値がV0aからV0bに書き替えられ(V0b>V0a)、同時に、Vの値がV2aからV2bに書き替えられる(V2b>V2a)。従って、急激に車速を減速させたような場合、例えば、減速操作から車両の停止までに時間的な余裕がないような場合であっても、前述の「実施例1」と比較して早めに他の運転情報からフロントサイドカメラ2への切り替えが行われるので、運転者は、この余裕を利用して車両前方左右両側の安全確認を確実に実施することができるようになる。また、車両の挙動の急激な変化との相対関係によって表示の切り替えに際して体感的な遅れが感じられるといった問題も解消される。この効果は制御系の遅れによる切替表示の遅延を吸収するといった場合にも有効である。
また、車速の急加速が検知された場合には、切替判定基準を記憶するレジスタV,V,V,VのうちVの値がV1aからV1bに書き替えられ(V1b<V1a)、同時に、Vの値がV3aからV3bに書き替えられる(V3b<V3a)。従って、急激に車速を加速させたような場合、例えば、安全な場所での急発進に際し、前述の「実施例1」と比較して早めにフロントサイドカメラ2の表示を無効にして他の運転情報をモニタ5に表示させることができる。これにより、前記と同様、車両の挙動の急激な変化との相対関係によって表示の切り替えに際して体感的な遅れが感じられるといった問題が解消される。
この発明は、基本的には、車両前方左右両側の安全確認に利用される車両用のフロントサイドカメラと、カー・ナビゲーション・システム等から入力される他の運転情報との間での表示切替に適用することを前提としているが、車両に搭載された複数のカメラ間の画像の表示切替等を車速に依存して行うような構成に対しても適宜に転用することが可能である。体感速度の違いで生じる切替タイミングの違和感の解消および表示の切替の際に問題となるチャタリングの防止についての作用効果は技術の転用によって損なわれるものではない。
本発明を適用した一実施例の車載情報表示装置の構成要素のレイアウトを示した概念図である。(実施例1,実施例2) 図2(a)はフロントサイドカメラの撮影範囲の一例を示した概念図、図2(b)はモニタに表示されるフロントサイドカメラの画像の一例を示した概念図である。(実施例1,実施例2) 制御部の構成の概略を示したブロック図である。(実施例1,実施例2) 制御部のCPUによって実行される切替表示処理の概略を示したフローチャートである。(実施例1) 図5(a)は選択状態記憶フラグの切り替わりによって低速走行用モニタ表示切替手段と高速走行用モニタ表示切替手段の作動状態を示したタイミングチャート、図5(b)は低速走行用モニタ表示切替手段が選択されている状況下で加減速が行われた場合のモニタの表示状態の変化を示したタイミングチャート、図5(c)は高速走行用モニタ表示切替手段が選択されている状況下で加減速が行われた場合のモニタの表示状態の変化を示したタイミングチャート、図5(d)は減速時における高速走行用モニタ表示切替手段から低速走行用モニタ表示切替手段への表示態様の引き継ぎを示したタイミングチャートである。(実施例1) 制御部のCPUによって実行される切替表示処理の概略を示したフローチャートである。(実施例2) 制御部のCPUによって実行される切替表示処理の概略を示したフローチャートの続きである。(実施例2) 図8(a)は図5(b)と図5(c)を纏めて示したタイミングチャート、図8(b)は図8(a)に対応する実施例2のタイミングチャートである。(実施例2)
符号の説明
1 車載情報表示装置
2 フロントサイドカメラ
3 カー・ナビゲーション・システム
4 制御部
5 モニタ
6 速度センサ
7 バックカメラ
8 CPU(低速走行用モニタ表示切替手段,高速走行用モニタ表示切替手段,制御態様切替手段,判定基準適応制御手段)
9 ROM(パラメータ記憶手段)
10 RAM
11 インターフェイス回路
12 入出力回路
13 シフトスイッチ
14 手動スイッチ
15 スイッチパネル
16 切替スイッチ

Claims (2)

  1. 車両の先端に配備されたフロントサイドカメラと、前記フロントサイドカメラからの画像と他の運転情報とを選択的に表示するモニタと、前記モニタに表示すべき画像を車速に応じて切り替える制御部とを備えた車載情報表示装置において、
    前記制御部に、表示の切替判定基準となる低速用速度設定値と該低速用速度設定値よりも値が大きな高速用速度設定値とを記憶したパラメータ記憶手段と、
    車速が前記高速用速度設定値を超えるまでの間は前記低速用速度設定値を切替判定基準として適用し、車速が該切替判定基準を超えるまでは前記フロントサイドカメラからの画像を前記モニタに表示する一方、車速が前記切替判定基準を超えると前記他の運転情報を前記モニタに表示する低速走行用モニタ表示切替手段と、
    車速が前記高速用速度設定値を一旦超えた後は前記高速用速度設定値を切替判定基準として適用し、車速が該切替判定基準を下回るまでは前記他の運転情報を前記モニタに表示する一方、車速が前記切替判定基準を下回ると前記フロントサイドカメラからの画像を前記モニタに表示する高速走行用モニタ表示切替手段と、
    車速が高速用速度設定値を超えたことを検知して前記高速走行用モニタ表示切替手段を作動させる一方、車速が低速用速度設定値を下回ったことを検知して前記低速走行用モニタ表示切替手段を作動させる制御態様切替手段とを配備したことを特徴とする車載情報表示装置。
  2. 前記制御部に、車速の急減速を検知して前記切替判定基準を高速側にシフトする一方、車速の急加速を検知して前記切替判定基準を低速側にシフトする判定基準適応制御手段を併設したことを特徴とする請求項1記載の車載情報表示装置。
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