JP4280169B2 - 平行調整装置及び平行調整方法、ボンディング装置 - Google Patents

平行調整装置及び平行調整方法、ボンディング装置 Download PDF

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この発明は基板に電子部品をボンディングするときに、基板が載置されるボンディングステージの載置面と、電子部品を保持するボンディングヘッドの保持面とを平行に設定する平行調整装置及び並行調整方法、この平行調整装置が用いられたボンディング装置に関する。
たとえば、電子部品としての半導体チップを回路基板やキヤリアテープなどの基板にボンディングするボンディング装置は、上面が上記基板が載置する載置面となったボンディングステージを備えている。このボンディングステージの上方には上下方向に駆動されるボンディングヘッドが配置されている。このボンディングヘッドの下端面は上記半導体チップを吸着保持する保持面となっている。
そして、上記保持面に半導体チップを吸着保持した上記ボンディングヘッドは下降方向に駆動され、上記載置面に載置された基板に半導体チップを所定の圧力で加圧してボンディングするようになっている。
このようなボンディング装置において、上記ボンディングステージの載置面と、上記ボンディングヘッドの保持面との平行度が悪いと、半導体チップが上記基板に均一な圧力で加圧されなくなるため、ボンディング不良の発生を招くということがある。
そこで、従来は上記ボンディングステージの載置面と、上記ボンディングヘッドの保持面との平行度を定期的に測定して調整するということが行なわれている。上記載置面と保持面との平行度を測定して調整する装置としては特許文献1に示されている。
特許文献1に示された装置は、ボンディングステージに載置される測定ヘッドを有する。この測定ヘッドにはボンディングヘッドまでの距離を測定する複数の距離センサが設けられ、この距離センサからの距離情報に基いてボンディングヘッドとボンディングステージとの平行度を算出し、その算出結果に応じてボンディングヘッドとボンディングステージとの傾きを調整するようになっている。
特開2000−124232号公報
上記特許文献1によると、ボンディングヘッドまでの距離を測定するために、渦電流方式の非接触型の距離センサが用いられている。しかしながら、渦電流方式の距離センサは耐熱性が十分でない。一方、ボンディングステージやボンディングヘッドは400℃前後の加熱状態で使用されている。
そのため、距離センサが設けられた測定ヘッドを400℃前後の加熱状態にあるボンディングステージの載置面に載置して使用すると、上記距離センサが熱によって損傷するということがある。
距離センサの熱による損傷を防止するためには、これらの温度を下げてボンディングステージとボンディングヘッドとの平行度を測定しなければならない。しかしながら、ボンディングステージとボンディングヘッドとの温度を下げて平行度の測定を行なうようにしたのでは、温度が下がるまでに時間が掛かるということがあったり、測定後に温度を上昇させるのにも時間が掛かるということがある。したがって、これらのことにより、生産性が大幅に低下するということがある。
しかも、ボンディングステージとボンディングヘッドとの温度を下げてこれらの載置面と保持面との平行度を測定し、その測定に基いて調整しても、ボンディングステージとボンディングヘッドとを使用状態の400℃前後まで温度上昇させると、これらの平行度が維持できないということがある。さらに、渦電流方式の距離センサは比較的高価であるから、コストアップを招くということもある。
この発明は、ボンディングステージの載置面と、ボンディングヘッドの保持面との平行度を、これらの温度が高い状態で確実に、しかも容易に測定して調整することができるようにした並行調整装置及び平行調整方法、ボンディング装置を提供することにある。
この発明は、ボンディングステージの載置面と、ボンディングヘッドの保持面とのどちらか一方の傾きを調整して上記載置面と上記保持面とを平行に設定する平行調整装置において、
上記保持面に対向する面に開口形成された複数の圧力検出孔と、
各圧力検出孔内の圧力を減圧或いは加圧する圧力調整手段と、
上記ボンディングヘッドを下降させてその保持面を上記圧力検出孔が開口した面に接近させたときに上記各圧力検出孔内の圧力差を検出する検出手段と、
この検出手段が検出する各圧力検出孔内の圧力差に基いて上記載置面と上記保持面のどちらか一方の水平方向の傾きを制御する制御手段を具備し、
上記保持面に対向する面には、この面の所定方向の一端部と他端部及びこの所定方向と交差する方向の一端部と他端部とにそれぞれ上記圧力検出孔が開口形成されていて、
上記所定方向の一端部と他端部とに設けられる一対の圧力検出孔は、上記所定方向と交差する方向に沿って細長く開口形成され、上記所定方向と交差する方向の一端部と他端部とに形成される一対の圧力検出孔は、上記所定方向に沿って細長く開口形成されていることを特徴とする平行調整装置にある。
上記載置面には、この載置面に載置される下面と、上記保持面が接する上面とが平行平面に形成された設定治具が設けられ、この設定治具の上面に上記複数の圧力検出孔が開口形成されていることが好ましい。
複数の圧力検出孔は、上記ボンディングステージの載置面に開口形成されていることが好ましい。
この発明は、ボンディングステージの載置面と、ボンディングヘッドの保持面とのどちらか一方の傾きを調整して上記載置面と上記保持面とを平行に設定する平行調整方法において、
上記載置面に上記保持面を接近させたときに、この保持面に対向する面の複数箇所の圧力を減圧或いは加圧する工程と、
上記載置面に上記保持面が接近したときに上記保持面に対向する面の減圧或いは加圧された複数箇所の圧力変動を検出する工程と、
この圧力変動に基いて上記載置面と上記保持面のどちらか一方の水平方向の傾きを制御する工程を具備し、
上記複数箇所の圧力変動を検出する工程は、上記保持面に対向する面に、この面の所定方向の一端部と他端部に上記所定方向と交差する方向に沿って細長く開口形成された一対の圧力検出孔及びこの所定方向と交差する方向の一端部と他端部とに上記所定方向に沿って細長く開口形成された一対の圧力検出孔の圧力変動を検出することを特徴とする平行調整方法。
この発明は、載置面を有するボンディングステージと、
保持面を有するボンディングヘッドと、
上記載置面と保持面とのどちらか一方の傾きを調整してこれら載置面と保持面とを平行に設定する平行調整装置とを備え、
上記平行調整装置は、
上記保持面に対向する面に開口形成された複数の圧力検出孔と、
各圧力検出孔内の圧力を減圧或いは加圧する圧力調整手段と、
上記ボンディングヘッドを下降させてその保持面を上記圧力検出孔が開口した面に接近させたときに上記各圧力検出孔内の圧力差を検出する検出手段と、
この検出手段が検出する各圧力検出孔内の圧力差に基いて上記載置面と上記保持面のどちらか一方の水平方向の傾きを制御する制御手段と
を具備したことを特徴とするボンディング装置にある。
この発明によれば、ボンディングステージやボンディングヘッドが加熱された状態であっても、これらの載置面と保持面との平行度の測定及び調整を精度よく確実に、しかも容易に行なうことが可能となる。
以下、この発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図4はこの発明の一実施の形態を示し、図1はこの発明の平行調整装置1が使用されている状態のボンディング装置2である。このボンディング装置2は上面が載置面3に形成されたボンディングステージ4を備えている。このボンディングステージ4の上方にはボンディング機構5が配設されている。
上記ボンディング機構5はZ駆動源6に取り付けられた支持体7を有する。この支持体7の下面はX方向に沿って湾曲したX湾曲面7aに形成されている。このX湾曲面7aにはX揺動体8がX方向に揺動可能に設けられている。
上記X揺動体8の下面は上記X方向と直交するY方向に沿って湾曲したY湾曲面8aに形成されている。このY湾曲面8aにはY揺動体9が上記Y湾曲面8aに沿って揺動可能に設けられている。このY揺動体9にはボンディングヘッド11が設けられている。このボンディングヘッド11の下端面には保持面12が形成されている。
上記載置面3には図示しない基板が載置され、上記保持面には図示しない電子部品が吸着保持され、上記ボンディングヘッド11が下降することで、電子部品が上記基板にボンディングされる。ボンディング時、上記ボンディングステージ4やボンディングヘッド11は図示しないヒータによって400℃前後に加熱される。
上記X揺動体8は、上記支持体7を介してX駆動源13により上記X湾曲面7aに沿ってX方向に揺動駆動されるようになっている。上記Y揺動体9は、上記X揺動体8を介してY駆動源14により上記Y湾曲面8aに沿ってY方向に揺動駆動されるようになっている。それによって、Y揺動体9に設けられたボンディングヘッド11はX方向とY方向に揺動するから、その保持面12のX方向とY方向の傾きを調整することができる。
上記平行調整装置1は、平面形状が上記ボンディングステージ4の載置面3に載置されたブロック状の設定治具21を有する。この設定治具21の下面21aと上面21bとは平行平面に形成されていて、下面21aを上記載置面3に載置することで、上面21bを上記ボンディングヘッド11の保持面12に対向させている。
上記保持面12に対向する面である、上記設定治具21の上面21bには、長手方向の両端部と、長手方向と交差する方向の両端部とに、それぞれ第1乃至第4の長溝22a〜22dが形成されている。すなわち、上記上面21bの長手方向両端部に位置する一対の長溝22a,22bは、長手方向と交差する方向である、設定治具21の短手方向に沿って細長く形成されている。上記上面21bの長手方向と交差する短手方向の両端部に位置する一対の長溝22c,22dは、設定治具21の長手方向に沿って細長く形成されている。
なお、上記設定治具21の長手方向はボンディングヘッド11の揺動方向のY方向に対応し、同じく短手方向は揺動方向のX方向に対応している。
上記設定治具21には図2、図3に示すように複数、この実施の形態では第1乃至第4の4つの圧力検出孔23a〜23dが形成されている。各圧力検出孔23a〜23dは、一端を設定治具21の4つの側面にそれぞれ開口させ、他端を設定治具の上面21bに形成された第1乃至第4の長溝22a〜22dの長手方向中途部にそれぞれ開口させている。
第1乃至第4の圧力検出孔23a〜23dには、図1に示すようにそれぞれ中途部に第1乃至第4の圧力センサ24a〜24dが設けられた配管25a〜25dの一端が接続されている。これら配管25a〜25dの他端はヘッダ管26を介して真空ポンプ27に接続されている。したがって、真空ポンプ27が作動すれば、第1乃至第4の圧力検出孔23a〜23d内の圧力を負圧にすることができる。
真空ポンプ27によって減圧される各圧力検出孔23a〜23d内の圧力は、これら各圧力検出孔23a〜23dの他端が開口する第1乃至第4の長溝22a〜22dの閉塞度合に応じて異なる。つまり、第1乃至第4の圧力検出孔23a〜23dが連通する第1乃至第4の長溝22a〜22dの閉塞度合が大きければ大きい程、その長溝に連通する圧力検出孔内が低い圧力に減圧される。
したがって、第1乃至第4の圧力センサ24a〜24dは、各圧力検出孔23a〜23dが連通する第1乃至第4の長溝22a〜22dの閉塞度合に応じて変化する圧力を検出し、その検出信号を制御装置28に出力する。
第1乃至第4の圧力センサ24a〜24dから検出信号が入力される上記制御装置28は、設定治具21の長手方向の両端部上面に開口した一対の第1、第2の圧力検出孔23a,23b内の圧力と、短手方向両端部上面に開口した一対の第3、第4の圧力検出孔23c、23d内との圧力をそれぞれ比較する。そして、その比較結果に基いて上記ボンディングヘッド11の保持面12がボンディングステージ4の載置面3に平行になるよう、上記X駆動源13とY駆動源14とを駆動制御し、上記ボンディングヘッド11をX方向とY方向とに揺動駆動する。
なお、上記制御装置28は、上記Z駆動源6と上記真空ポンプ27の駆動も制御するようになっている。
つぎに、上記構成の平行調整装置1によって保持面12が載置面3に平行になるよう調整する手順を説明する。上記載置面3に設定治具21を、その下面21aを下にして載置する。つぎに、Z駆動源6を作動させてボンディングヘッド11をその保持面12が設定治具21の上面21bに対してわずかな隙間で接近する位置又は接触する位置まで下降させる。
ボンディングヘッド11を所定の位置まで下降させたならば、真空ポンプ27を作動させる。それによって、第1乃至第4の圧力検出孔23a〜23d内が減圧される。そのとき、各圧力検出孔23a〜23d内の圧力は、これらの他端が連通した第1乃至第4の長溝22a〜22dの閉塞度合によって異なる。つまり、長溝が開放されていれば、その長溝に連通する圧力検出孔内の減圧が行われ難くなるから、圧力が高くなる。
たとえば、図4に示すようにボンディングヘッド11の保持面12が設定治具21の上面21bに対してX方向にθ度傾いている場合、X方向である、設定治具21短手方向に位置する第3の長溝22cと第4の長溝22dとが上記保持面12によって閉塞される度合に差が生じる。図4に示すように、保持面12が第3の長溝22c側に低く傾斜していると、第3の圧力検出孔23c内の圧力が第4の圧力検出孔23d内の圧力よりも低くなる。
同様に、ボンディングヘッド11の保持面12がX方向と交差するY方向に傾いている場合、Y方向である、長手方向に位置する第1の長溝22aと第2の長溝22bとが上記保持面12によって閉塞される度合に差が生じる。保持面12が第1の長溝22a側に低く傾斜していれば、第1の圧力検出孔23a内の圧力が第2の圧力検出孔23b内の圧力よりも低くなる。
したがって、ボンディングヘッド11を下降させた後、制御装置28に入力される第1乃至第4の圧力センサ24a〜24dからの検出信号のうち、第1の圧力センサ24aと第2の圧力センサ24bとの検出信号を比較し、第3の圧力センサ24cと第4の圧力センサ24dとの検出信号をそれぞれ比較すれば、上記設定治具21の上面21aに対する上記保持面12のX方向とY方向の傾き方向と傾き度合を求めることができる。
それによって、制御装置28は保持面12のX方向とY方向の傾き方向及び傾き度合に応じてX駆動源13とY駆動源14とを作動させ、この保持面12が設定治具21の上面21aに対して平行になるよう調整する。そのとき、各圧力センサ24a〜24dはそれぞれの圧力検出孔23a〜23d内の圧力を検出し、その検出圧力が制御装置28にフィードバックされる。そして、第1の圧力センサ24aと第2の圧力センサ24bの検出信号及び第3の圧力センサ24cと第4の圧力センサ24dとの検出信号がそれぞれ等しくなるまで保持面12の傾き調整が行なわれる。
それによって、ボンディングヘッド11の保持面12は設定治具21の上面21b、つまりボンディングステージ4の載置面3に対して平行になるよう調整されることになる。
このような構成の平行調整装置1によれば、第1乃至第4の圧力検出孔23a〜23d内に生じる負圧力の差に応じて載置面4に対する保持面12の傾きを検出して調整している。そのため、ボンディングステージ4やボンディングヘッド11が400℃前後の使用状態の温度に加熱されていても、なんら支障なく、しかも確実に上記保持面12の傾きを検出して調整することができる。
さらに、ボンディングステージ4とボンディングヘッド11との温度を下げず、使用状態の温度で平行度を測定して調整することができるから、その作業性の向上を図ることができるばかりか、使用状態の温度での平行度を高精度に設定できるから、ボンディング精度の向上を図ることもできる。
第1乃至第4の圧力検出孔23a〜23dは、設定治具21の上面に所定方向に沿って細長く形成された長溝22a〜22dを介して開口している。そのため、設定治具21の上面21bに対して保持面12が平行な場合と、傾いている場合との圧力センサ24a〜24dが検出する各圧力検出孔23a〜23d内の圧力差を長溝の開口面積によって大きくすることができる。それによって、検出感度を向上させることができるばかりか、平行度の調整も容易となる。
上記一実施の形態では設定治具の上面に4つの圧力検出孔を開口させたが、複数であればよく、好ましくは3つ以上の圧力検出孔を設ければ、保持面と設定治具の上面との平行度を検出して調整することが可能である。
また、上記一実施の形態では載置面に設定治具を載置し、この載置面に対する保持面の平行度を測定して調整したが、設定治具を用いずに、上記保持面に対向する面である、載置面に、上記一実施の形態と同様、長溝及びこれら長溝に開口する圧力検出孔を設けるようにしてもよい。なお、長溝を形成しなくても傾きの測定及び調整は可能である。
また、載置面と保持面との平行度を測定した後、保持面の傾きを制御してこれら載置面と保持面とを平行に調整したが、載置面の傾きを制御し、保持面に対して載置面が平行になるように調整してもよい。
また、圧力検出孔に真空ポンプを接続し、圧力検出孔内を減圧するようにしたが、真空ポンプに代えて加圧ポンプを接続し、圧力検出孔内の圧力を加圧するようにしても、その圧力の変動によって載置面と保持面との平行度を測定して調整することが可能である。
また、図5と図6に示すように、設定治具30の上面31bに1つの長溝31を所定方向に沿って長く形成し、一端が側面に開口した圧力検出孔32の他端を上記長溝31の長手方向中途部に開口させ、この設定治具30の上面31bにボンディングヘッドの保持面を接近させるようにしてもよい。
その場合、圧力検出孔32内を減圧或いは加圧しても、設定治具30の上面31bに対する上記保持面の傾き方向は判別できなが、上記長溝31に連通する圧力検出孔32内の圧力変動を測定し、その圧力が負圧の場合には最小、正圧の場合には最大となるよう上記保持面の傾きを調整することで、この保持面を載置面に対して平行に設定することができる。
この発明の一実施の形態のボンディング装置に平行調整装置を使用した状態の全体の概略的構成を示す説明図。 上記平行調整装置を構成する設定治具の斜視図。 上記設定治具の平面図。 設定治具の上面に対してボンディングヘッドの保持面がX方向に傾いているときの説明図。 この発明の他の実施の形態を示す設定治具の斜視図。 図5に示す設定治具の平面図。
符号の説明
3…載置面、4…ボンディングステージ、5…ボンディング機構、6…Z駆動源、8…X揺動体、9…Y揺動体、11…ボンディングヘッド、12…保持面、13…X駆動源、14…Y駆動源、21…設定治具、22a〜22d…長溝、23a〜23d…圧力検出孔、24a〜24d…圧力センサ、27…真空ポンプ、28…制御装置。

Claims (5)

  1. ボンディングステージの載置面と、ボンディングヘッドの保持面とのどちらか一方の傾きを調整して上記載置面と上記保持面とを平行に設定する平行調整装置において、
    上記保持面に対向する面に開口形成された複数の圧力検出孔と、
    各圧力検出孔内の圧力を減圧或いは加圧する圧力調整手段と、
    上記ボンディングヘッドを下降させてその保持面を上記圧力検出孔が開口した面に接近させたときに上記各圧力検出孔内の圧力差を検出する検出手段と、
    この検出手段が検出する各圧力検出孔内の圧力差に基いて上記載置面と上記保持面のどちらか一方の水平方向の傾きを制御する制御手段を具備し、
    上記保持面に対向する面には、この面の所定方向の一端部と他端部及びこの所定方向と交差する方向の一端部と他端部とにそれぞれ上記圧力検出孔が開口形成されていて、
    上記所定方向の一端部と他端部とに設けられる一対の圧力検出孔は、上記所定方向と交差する方向に沿って細長く開口形成され、上記所定方向と交差する方向の一端部と他端部とに形成される一対の圧力検出孔は、上記所定方向に沿って細長く開口形成されていることを特徴とする平行調整装置。
  2. 上記載置面には、この載置面に載置される下面と、上記保持面が接する上面とが平行平面に形成された設定治具が設けられ、この設定治具の上面に上記複数の圧力検出孔が開口形成されていることを特徴とする請求項1記載の平行調整装置。
  3. 複数の圧力検出孔は、上記ボンディングステージの載置面に開口形成されていることを特徴とする請求項1記載の平行調整装置。
  4. ボンディングステージの載置面と、ボンディングヘッドの保持面とのどちらか一方の傾きを調整して上記載置面と上記保持面とを平行に設定する平行調整方法において、
    上記載置面に上記保持面を接近させたときに、この保持面に対向する面の複数箇所の圧力を減圧或いは加圧する工程と、
    上記載置面に上記保持面が接近したときに上記保持面に対向する面の減圧或いは加圧された複数箇所の圧力変動を検出する工程と、
    この圧力変動に基いて上記載置面と上記保持面のどちらか一方の水平方向の傾きを制御する工程を具備し、
    上記複数箇所の圧力変動を検出する工程は、上記保持面に対向する面に、この面の所定方向の一端部と他端部に上記所定方向と交差する方向に沿って細長く開口形成された一対の圧力検出孔及びこの所定方向と交差する方向の一端部と他端部とに上記所定方向に沿って細長く開口形成された一対の圧力検出孔の圧力変動を検出することを特徴とする平行調整方法。
  5. 載置面を有するボンディングステージと、
    保持面を有するボンディングヘッドと、
    上記載置面と保持面とのどちらか一方の傾きを調整してこれら載置面と保持面とを平行に設定する平行調整装置とを備え、
    上記平行調整装置は請求項1に記載された構成であることを特徴とするボンディング装置。
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