JP4278632B2 - VoIPサービスシステム、呼制御サーバ、および呼制御方法 - Google Patents

VoIPサービスシステム、呼制御サーバ、および呼制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、IP(Internet Protocol)網を使った音声通信技術に関し、特に音声通信サービス(VoIPサービス:Voice over Internet Protocol)において端末間を内線接続するための呼制御技術に関する。
IP網での音声通信であるVoIPサービスは、システム構築および運用の両面において従来のPSTN(Public Switched Telephone Network:公衆交換電話網)より低廉であることから多くの注目を集めている。
IP網での音声通信では、送信側で音声データを小容量のデジタルデータからなる音声パケットに分割して送信し、受信側で音声に復号する方式がとられる。これにより、音声とデータとを区別することなく共存させて同一のIP網で送受信することを可能としている。
このようなVoIPサービスシステムでは、従来のPSTNを用いたPBX(Private Branch eXchange:構内交換機)システムからの移行に伴って、従来のPBXシステムで提供されていたサービスに対するVoIPサービスシステムでの実現が検討されている。
このようなサービスの1つに、VPN(Virtual Private Network:仮想閉域網)を用いた音声VPNサービスがある。この種の音声VPNサービスは、仮想的にユーザ専用のネットワークを構築して異なる拠点に位置する各支社・支店の端末間を接続して内線統合し、これら拠点の端末間で内線発信機能を実現するサービスである。
音声VPNサービスを提供する場合、内線統合する各拠点の端末を呼制御サーバに収容し、端末からの内線発信要求を受け付け、その内線発信要求で指定された着信先の内線電話番号と対応する端末を検索して呼び出すことになる。
また、複数の拠点に対して音声VPNサービスを提供する場合、例えば地理的あるいは管理形態などの理由により任意の拠点が異なる呼制御サーバに収容されている場合があり、このようなケースでは各呼制御サーバで端末からの内線発信要求で指定された着信先の内線電話番号と対応する外線電話番号を検索し、その外線電話番号を用いて着側端末を収容する呼制御サーバへ接続要求を送信する必要がある。
なお、出願人は、本明細書に記載した先行技術文献情報で特定される先行技術文献以外には、本発明に関連する先行技術文献を出願時までに発見するには至らなかった。
特開2003−152890号公報 特開2003−283653号公報 特開2003−018182号公報
しかしながら、このような従来のVoIPサービスシステムでは、音声VPNサービスにおいて、異なる呼制御サーバに収容されている拠点間を内線統合する場合、個々の呼制御サーバに収容されているすべての端末について、内線接続制御に関する情報をすべての呼制御サーバで等しく管理する必要があるため、これら情報の管理作業負担が増大するという問題点があった。また、システム構成に変更が生じた場合には、すべての呼制御サーバに対してメンテナンスを行う必要があり、システム構成の変更に対して柔軟かつ迅速に対応できないという問題点があった。
本発明はこのような課題を解決するためのものであり、異なる呼制御サーバに収容されている拠点間を内線統合する場合でも、内線接続制御に関する情報の管理作業負担を軽減でき、また、システム構成の変更に対して柔軟かつ迅速に対応できるVoIPサービスシステム、呼制御サーバ、および呼制御方法を提供することを目的としている。
このような目的を達成するために、本発明にかかるVoIPサービスシステムは、各拠点に設けられIP網を介して音声パケットの送受信を行う複数の端末について、呼制御サーバでこれら端末の呼制御を行うことにより、IP網を用いた端末での音声通信を実現するVoIPサービスシステムであって、呼制御サーバとして、IP網を介して各端末を収容するユーザ収容サーバと、ユーザ収容サーバと接続されて各端末の内線番号を管理する内線管理サーバとを備え、内線管理サーバに、端末ごとに当該端末の拠点番号と端末番号とからなる内線番号と当該端末の外線番号とを関連付けて管理する内線/外線変換テーブルと、この内線/外線変換テーブルの各内線番号のうちから、ユーザ収容サーバからの検索要求で指定された着信先電話番号と一致する内線番号を検索し、その一致した内線番号に関連付けられている外線番号を取得して当該ユーザ収容サーバへ通知する着信先検索手段とを設け、ユーザ収容サーバに、端末からの発信要求で指定された着信先電話番号に対応する外線番号の検索を内線管理サーバへ要求し、内線管理サーバから通知された外線番号に対応する端末への発信処理を行う呼制御手段と、内線管理サーバから通知された外線番号に対応する端末を自サーバで収容していないときは、他のユーザ収容サーバへ発信元端末の外線番号と着信先端末の外線番号とを転送する手段とを設けたものである。
この際、内線管理サーバとして複数の内線管理サーバを備え、これら内線管理サーバの内線/外線変換テーブルで、各端末のうち当該内線管理サーバの管理対象となる音声VPNグループに属する端末をそれぞれ管理し、ユーザ収容サーバで、発信要求の発側端末が属する音声VPNグループを管理する内線管理サーバへ着信先電話番号の検索要求を送信するようにしてもよい。
また、本発明にかかる呼制御サーバは、各拠点に設けられIP網を介して音声パケットの送受信を行う複数の端末について、これら端末の呼制御を行うことによりIP網を用いた端末での音声通信を実現するユーザ収容サーバに接続されて、各端末の内線番号を管理する呼制御サーバであって、端末ごとに当該端末の拠点番号と端末番号とからなる内線番号と当該端末の外線番号とを関連付けて管理する内線/外線変換テーブルと、この内線/外線変換テーブルの各内線番号のうちから、ユーザ収容サーバからの検索要求で指定された着信先電話番号と一致する内線番号を検索し、その一致した内線番号に関連付けられている外線番号を取得して当該ユーザ収容サーバへ通知する着信先検索手段とを備えるものである。
この際、内線/外線変換テーブルで、各端末のうち当該内線管理サーバの管理対象となる音声VPNグループに属する端末を管理するようにしてもよい。
また、本発明にかかる他の呼制御サーバは、各拠点に設けられIP網を介して音声パケットの送受信を行う複数の端末について、これら端末の呼制御を行うことにより、IP網を用いた端末での音声通信を実現する呼制御サーバであって、各端末の拠点番号と端末番号とからなる内線番号と外線番号とを対応付けて管理する内線管理サーバに対して、端末からの発信要求で指定された着信先電話番号に対応する外線番号の検索を要求し、内線管理サーバから通知された外線番号に対応する端末への発信処理を行う呼制御手段と、内線管理サーバから通知された外線番号に対応する端末を自サーバで収容していないときは、他のユーザ収容サーバへ発信元端末の外線番号と着信先端末の外線番号とを転送する手段とを備えるものである。
この際、呼制御手段で、発信要求の発側端末が属する音声VPNグループを管理する内線管理サーバへ着信先電話番号の検索要求を送信するようにしてもよい。
また、本発明にかかる呼制御方法は、各拠点に設けられIP網を介して音声パケットの送受信を行う複数の端末について、これら端末の呼制御を行うことによりIP網を用いた端末での音声通信を実現するユーザ収容サーバに接続された呼制御サーバで、各端末の内線番号を管理する呼制御方法であって、呼制御サーバにより、端末ごとに当該端末の拠点番号と端末番号とからなる内線番号と当該端末の外線番号とを関連付けて管理する内線/外線変換テーブルで管理する管理ステップと、呼制御サーバにより、内線/外線変換テーブルの各内線番号のうちから、ユーザ収容サーバからの検索要求で指定された着信先電話番号と一致する内線番号を検索し、その一致した内線番号に関連付けられている外線番号を取得して当該ユーザ収容サーバへ通知する着信先検索ステップとを備えるものである。
この際、管理ステップで、内線/外線変換テーブルにより、各端末のうち当該内線管理サーバの管理対象となる音声VPNグループに属する端末を管理するようにしてもよい。
また、本発明にかかる他の呼制御方法は、各拠点に設けられIP網を介して音声パケットの送受信を行う複数の端末について、呼制御サーバでこれら端末を収容して呼制御を行うことにより、IP網を用いた端末での音声通信を実現する呼制御方法であって、呼制御サーバにより、各端末の拠点番号と端末番号とからなる内線番号と外線番号とを対応付けて管理する内線管理サーバに対して、端末からの発信要求で指定された着信先電話番号に対応する外線番号の検索を要求し、内線管理サーバから通知された外線番号に対応する端末への発信処理を行う呼制御ステップと、内線管理サーバから通知された外線番号に対応する端末を自サーバで収容していないときは、他のユーザ収容サーバへ発信元端末の外線番号と着信先端末の外線番号とを転送するステップとを備えるものである。
この際、呼制御ステップで、発信要求の発側端末が属する音声VPNグループを管理する内線管理サーバへ着信先電話番号の検索要求を送信するようにしてもよい。
本発明によれば、呼制御サーバの機能が階層的に接続されたユーザ収容サーバと内線管理サーバとに分散されるため、各ユーザ収容サーバでは、自己の配下に収容する端末に関する情報のみを管理し、これら端末に関する呼制御処理だけを実行すればよい。また内線管理サーバでは、各端末の内線に関する情報のみを一元管理し、内線の着信先検索処理だけを実行すればよい。
したがって、各サーバにおける機能が特化されて必要となる構成を簡素化でき、処理負荷を大幅に削減できる。これにより、VoIPサービスシステムにおけるユーザ収容機能を複数のユーザ収容サーバに容易に分散でき、端末数の増加、配置拠点の増加、さらには端末管理形態の複雑化など、多様化するシステムに対して容易かつ柔軟に各拠点を内線統合できる。これにより、VoIPサービスシステムとして、内線接続制御に関する情報の管理作業負担を軽減しつつ、システム構成の変更に対して柔軟かつ迅速に対応できる。
特に、異なるユーザ収容サーバに収容されている拠点を内線統合して1つの音声VPNサービスを提供する場合、内線管理サーバの内線/外線変換テーブルを修正するだけで対応することができる。
これにより、各拠点を1つのユーザ収容サーバで収容する必要がなくなり、拠点の収容先変更に伴って必要となる作業、例えばユーザ収容サーバと各端末の外線番号との対応関係情報について変更を行う必要がなくなり、極めて容易に新たな音声VPNサービスを提供できる。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
[第1の実施の形態]
まず、図1を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかるVoIPサービスシステムについて説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態にかかるVoIPサービスシステムの構成を示すブロック図である。
このVoIPサービスシステムには、呼制御サーバ10A,10B,10C、VPN20、および端末31〜33が設けられている。
図1において、呼制御サーバ10Aは、VPN20に接続されて、拠点40に配置されている各端末31,32を収容するユーザ収容用の呼制御サーバ(以下、ユーザ収容サーバという)である。呼制御サーバ10Bは、VPN20に接続されて、拠点41に配置されている各端末33を収容するユーザ収容用の呼制御サーバ(以下、ユーザ収容サーバという)である。呼制御サーバ10Cは、ユーザ収容サーバ10A,10Bに接続されて各拠点40,41の各端末31〜33の内線番号を一括管理する内線管理用の呼制御サーバ(以下、内線管理サーバという)である。
本実施の形態では、端末を収容する一般的な呼制御サーバが持つ機能を、階層的に接続されたユーザ収容サーバ10A,10Bと内線管理サーバ10Cに分散し、このうちユーザ収容サーバ10A,10Bで呼制御機能を実現し、内線管理サーバ10Cで着信先検索機能を実現するようにしたものである。
各端末31〜33は、それぞれ広域LAN(Local Area Network)回線などのアクセス回線を介してVPN20に接続されており、このVPN20を介して相互間で各種パケットをやり取りすることによりVoIP音声通信やデータ通信を行う。
VPN20は、IP−VPN網や公衆IP網などからなり、VoIP用の音声パケットだけでなく、ユーザ収容サーバ10A,10Bと端末31〜33との間で呼制御用の呼制御パケットもやり取りされる。
端末31〜33は、音声パケットを送受信することによりVoIP音声通信を行う通信端末である。図1の例では、端末31,32が例えば同じ支店などの同一拠点40に設置されており、端末33が拠点40とは異なる拠点41に設置されているものとする。これら拠点40,41には、当該VoIPサービスシステム内で個々の拠点を識別するための拠点番号「33」,「344」がそれぞれ割り当てられている。なお、これら拠点40,41は、物理的な配置位置を示すものに限定されるものではなく、端末を管理する単位として捉えてもよい。したがって、同一地点に異なる拠点が設けられる場合もある。
各拠点に配置された各端末31〜33には、当該拠点内で個々の端末を識別するための端末番号が割り当てられている。図1の例では、端末31に端末番号「330」が割り当てられ、端末32に端末番号「4440」が割り当てられている。また、端末33に端末番号「555」が割り当てられている。
また、各端末31〜33には、各拠点40,41間で、さらには各端末31〜33が属するグローバルな電話網、例えばIP電話網全体さらにはPSTNを含めた電話網全体で、各端末31〜33を識別するための電話番号として外線番号が割り当てられている。図1の例では、端末31に外線番号「05033335001」が割り当てられ、端末32に外線番号「05034506001」が割り当てられている。また、端末33に外線番号「05033335002」が割り当てられている。
[ユーザ収容サーバ]
次に、図2を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかるVoIPサービスシステムで用いられるユーザ収容サーバ10A,10Bについて詳細に説明する。図2は、本発明の第1の実施の形態にかかるVoIPサービスシステムで用いられるユーザ収容サーバの構成例を示すブロック図である。
ユーザ収容サーバ10A,10Bは、全体としてコンピュータを有するサーバ装置からなり、通信インターフェース部(以下、通信I/F部という)11、画面表示部12、操作入力部13、記憶部14、および制御部15が設けられている。
通信I/F部11は、VPN20に接続されて、端末31〜33の呼制御に必要な制御パケットなどの各種パケットを送受信する回路部である。
画面表示部12は、LCDやCRTなどの画面表示装置からなり、制御部15からの指示に基づき各種情報を画面表示する。
操作入力部13は、キーボードやマウスなどの操作入力装置からなり、オペレータの操作を検出して制御部15へ出力する。
記憶部14は、ハードディスクやメモリなどの記憶装置からなり、制御部15での各種処理に用いる例えば外線/内線変換テーブル14Aなどの各種管理情報やプログラム14Pを記憶する。これら管理情報は、画像表示部12および操作入力部13を用いて、あるいは通信I/F部11を介して予め記憶部14に登録される。プログラム14Pは、制御部15での各種処理を実現するプログラムであり、予め記録媒体や通信I/F部11を介して取り込まれ記憶部14に格納される。
制御部15は、CPUなどのマイクロプロセッサとその周辺回路を有し、記憶部14からプログラム14Pを読み込んで実行することにより、各種機能手段を実現する機能部である。
この機能手段としては、呼制御手段15Aがある。呼制御手段15Aは、当該ユーザ収容サーバの配下にある端末からの要求に基づき各種呼制御を行う手段である。
[外線/内線変換テーブル]
次に、図3および図4を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかるVoIPサービスシステムで用いられる外線/内線変換テーブル14Aについて詳細に説明する。図3は、ユーザ収容サーバ10Aの外線/内線変換テーブルの構成例である。図4は、ユーザ収容サーバ10Bの外線/内線変換テーブルの構成例である。
この外線/内線変換テーブル14Aは、各端末に固有の外線番号ごとに、当該端末の内線番号、当該端末が属する音声VPNグループ番号、当該端末の拠点番号、および端末のIPアドレスを管理するテーブルである。
図3では、例えば外線番号「05033335001」を持つ端末31は、その内線番号が「33330」であり、グループ番号「1」の音声VPNグループに属しており、拠点番号が「33」であることがわかる。
また図4では、例えば外線番号「05033335002」を持つ端末33は、その内線番号が「344555」であり、グループ番号「1」の音声VPNグループに属しており、拠点番号が「344」であることがわかる。
[内線管理サーバ]
次に、図5を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかるVoIPサービスシステムで用いられる内線管理サーバ10Cについて詳細に説明する。図5は、本発明の第1の実施の形態にかかるVoIPサービスシステムで用いられる内線管理サーバの構成例を示すブロック図である。なお、図2と同じまたは同等部分には同一符号を付してある。
内線管理サーバ10Cは、全体としてコンピュータを有するサーバ装置からなり、通信インターフェース部(以下、通信I/F部という)11、画面表示部12、操作入力部13、記憶部14、および制御部15が設けられている。
通信I/F部11は、ユーザ収容サーバ10A,10Bと接続されて、着信先電話番号の検索に必要な制御パケットなどの各種パケットを送受信する回路部である。
画面表示部12は、LCDやCRTなどの画面表示装置からなり、制御部15からの指示に基づき各種情報を画面表示する。
操作入力部13は、キーボードやマウスなどの操作入力装置からなり、オペレータの操作を検出して制御部15へ出力する。
記憶部14は、ハードディスクやメモリなどの記憶装置からなり、制御部15での各種処理に用いる例えば内線/外線変換テーブル14Bなどの各種管理情報やプログラム14Pを記憶する。これら管理情報は、画像表示部12および操作入力部13を用いて、あるいは通信I/F部11を介して予め記憶部14に登録される。プログラム14Pは、制御部15での各種処理を実現するプログラムであり、予め記録媒体や通信I/F部11を介して取り込まれ記憶部14に格納される。
制御部15は、CPUなどのマイクロプロセッサとその周辺回路を有し、記憶部14からプログラム14Pを読み込んで実行することにより、各種機能手段を実現する機能部である。
この機能手段としては、着信先検索手段15Bがある。着信先検索手段15Bは、記憶部14の内線/外線変換テーブル14Bを参照して、ユーザ収容サーバ10A,10Bからの着信先検索要求に応じて対応する着信先端末の外線番号を検索する手段である。
[内線/外線変換テーブル]
次に、図6を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかるVoIPサービスシステムで用いられる内線/外線変換テーブル14Bについて詳細に説明する。図6は、内線/外線変換テーブルの構成例である。この内線/外線変換テーブル14Bは、各端末に固有の内線番号ごとに、当該端末が属する音声VPNグループ番号と外線番号とを管理するテーブルである。
この内線/外線変換テーブル14Bにおいて、内線番号は、当該端末の拠点番号と端末番号とが全桁にわたり列挙された正規の内線番号からなる。音声VPNグループ番号は、当該ユーザ収容サーバ10A,10Bで、異なる音声VPNグループに属する端末を一括して呼制御する場合に、各端末が属する音声VPNグループを識別するために用いられる。外線番号は、少なくとも各拠点間で、あるいは各端末31〜33が属するグローバルな電話網、例えばIP電話網全体さらにはPSTNを含めた電話網全体で、各端末31〜33を識別するための電話番号であり、各端末31〜33に固有に割り当てられている。
図6では、例えば内線番号「33330」を持つ端末31は、グループ番号「1」の音声VPNグループに属しており、その外線番号が「05033335001」であることがわかる。
内線管理サーバ10Cでは、この内線/外線変換テーブル14Bのうち、ユーザ収容サーバ10A,10Bからの着信先検索要求で通知された着信先電話番号、さらには拠点番号を付加して桁数を変更した着信先電話番号と一致する内線番号を検索し、その内線番号に対応する外線番号を要求元のユーザ収容サーバ10A,10Bへ通知する。ユーザ収容サーバ10A,10Bでは、内線管理サーバ10Cから通知された外線番号に基づき、SIP(Session Initiation Protocol)などのVoIP用の公知の呼制御プロトコルにしたがって、対応する着信先端末の呼び出しを行う。
[第1の実施の形態の動作]
次に、図7を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかるVoIPサービスシステムの発信処理動作について説明する。図7は、本発明の第1の実施の形態にかかるVoIPサービスシステムの発信処理動作を示すシーケンス図である。ここでは、図1において、拠点40に属する端末31から、拠点41に属する端末33へ内線発信する場合を例として説明する。
端末31では、利用者の内線発信操作に応じて、その操作で指定された着信先電話番号を着信先情報とし、当該端末31の外線番号を発信元情報とする発信要求を、VPN20を介してユーザ収容サーバ10Aへ送信する(ステップ100)。
ユーザ収容サーバ10Aの制御部15は、通信I/F部11を介して端末31からの発信要求を受信し、呼制御手段15Aにより、その発信要求を解析する。そして、当該発信要求が内線発信である場合は、当該着信先電話番号を含む着信先検索要求を内線管理サーバ10Cへ送信する(ステップ101)。
内線管理サーバ10Cの制御部15は、通信I/F部11を介してユーザ収容サーバ10Aからの着信先検索要求を受信し、その着信先検索要求に含まれる着信先電話番号に基づき、着信先検索手段15Bにより当該着信先電話番号に対応する外線番号を検索する(ステップ102)。そして、得られた外線番号を着信先情報としてユーザ収容サーバ10Aへ返送する(ステップ103)。
ユーザ収容サーバ10Aの呼制御手段15Aは、内線管理サーバ10Cから着信先情報として通知された外線番号を外線/内線変換テーブル14Aで検索し、見つからなかった場合は自己の配下の端末ではないと判断して、発信元端末31の外線番号および着信先の外線番号を含む他のユーザ収容サーバ10Bへ接続要求を送信する(ステップ104)。
この際、接続要求の宛先については、各ユーザ収容サーバで収容する外線番号を、内線管理サーバ10C、あるいは各ユーザ収容サーバ10A,10B、あるいは他のサーバで管理しておき、当該外線番号に対応するユーザ収容サーバへ送信するようにしてもよく、各ユーザ収容サーバで順に接続要求を転送するようにしてもよい。
ユーザ収容サーバ10Bの呼制御手段15Aは、ユーザ収容サーバ10Aからの接続要求に応じて、その接続要求で指定された外線番号を外線/内線変換テーブル14Aで検索し、当該外線番号に対応する着信先端末ここでは端末33のIPアドレスを取得する(ステップ105)。
そして、発信元端末31の外線番号を発信元情報とし、着信先端末33の外線番号を着信先情報とする接続要求を、上記IPアドレスに基づき通信I/F部11からVPN20を介して端末33へ送信する(ステップ106)。
端末33は、ユーザ収容サーバ10Bからの接続要求に応じて、スピーカからの着信音の送出、あるいはLEDやLCDなどを用いた着信表示により、利用者へ当該着信を報知し(ステップ107)、利用者による応答操作に応じて、ユーザ収容サーバ10Bへ応答を通知する(ステップ108)。
この端末33からの応答は、ユーザ収容サーバ10Bを介してユーザ収容サーバ10Aへ通知され(ステップ109)、さらにユーザ収容サーバ10Aから発信元の端末31へ通知される(ステップ110)。
これにより、端末31と端末33との間でVPN20を介してRTP(Real-time Transport Protocol)セッションが確立され、VoIP音声通信が開始されて(ステップ111)、当該VoIPサービスシステムにおける一連の発信処理動作が終了する。
なお、ステップ102において、着信先電話番号と対応する外線番号を取得できなかった場合、内線管理サーバ10Cからユーザ収容サーバ10Aに対して検索失敗が通知され、これに応じてユーザ収容サーバ10Aから端末31に対して内線発信失敗を示す切断が通知され、一連の発信処理動作が終了する。
このように、本実施の形態では、呼制御サーバの機能を階層的に接続されたユーザ収容サーバ10A,10Bと内線管理サーバ10Cに分散するようにしたので、各ユーザ収容サーバ10A,10Bでは、自己の配下に収容する端末に関する情報のみを管理し、これら端末に関する呼制御処理だけを実行すればよい。また内線管理サーバ10Cでは、各端末の内線に関する情報のみを一元管理し、内線の着信先検索処理だけを実行すればよい。
したがって、各サーバにおける機能が特化されて必要となる構成を簡素化でき、処理負荷を大幅に削減できる。これにより、VoIPサービスシステムにおけるユーザ収容機能を複数のユーザ収容サーバに容易に分散でき、端末数の増加、配置拠点の増加、さらには端末管理形態の複雑化など、多様化するシステムに対して容易かつ柔軟に各拠点を内線統合できる。これにより、VoIPサービスシステムとして、内線接続制御に関する情報の管理作業負担を軽減しつつ、システム構成の変更に対して柔軟かつ迅速に対応できる。
特に、異なるユーザ収容サーバに収容されている拠点を内線統合して1つの音声VPNサービスを提供する場合、内線管理サーバの内線/外線変換テーブルを修正するだけで対応することができる。
これにより、各拠点を1つのユーザ収容サーバで収容する必要がなくなり、拠点の収容先変更に伴って必要となる作業、例えばユーザ収容サーバと各端末の外線番号との対応関係情報について変更を行う必要がなくなり、極めて容易に新たな音声VPNサービスを提供できる。
なお、本実施の形態では、各ユーザ収容サーバでそれぞれ1つの拠点を管理する場合を例として説明したが、1つのユーザ収容サーバで複数の拠点を管理してもよい。また、各ユーザ収容サーバで端末を収容する場合を例として説明したが、端末に代えてIP−PBXを収容することもできる。
また、各ユーザ収容サーバと内線管理サーバとの間については、専用のIP網で接続してもよく、インターネットなどの公衆IP網、さらにはVPN20を用いてもよい。ユーザ収容サーバ間の接続についても同様である。
また、外線/内線変換テーブル14Aおよび内線/外線変換テーブル14Bで、各エントリに対応して音声VPNグループ番号を付加して管理し、着信先電話番号から外線番号を検索する際、および外線番号からIPアドレスを検索する際、発信元端末と同じ音声VPNグループ番号のエントリのみを検索するようにしてもよい。これにより、個々のサーバを共用して、異なる複数の音声VPNグループに対する呼制御を実施することができ、VoIPサービスシステムを効率よく利用できる。
[第2の実施の形態]
次に、図8を参照して、本発明の第2の実施の形態にかかるVoIPサービスシステムについて説明する。図8は、本発明の第2の実施の形態にかかるVoIPサービスシステムの構成を示すブロック図であり、前述した図1と同じまたは同等部分には同一符号を付してある。
本実施の形態では、内線管理サーバを複数設け、各音声VPNグループを単位として内線管理機能を各内線管理サーバへ分散するようにしたものである。
前述した図1と比較して、図8のVoIPサービスシステムには、VPN21、内線管理サーバ10Dと端末34が追加されている。VPN20は、音声VPNグループ「1」を構成し、内線管理サーバ10Cは、音声VPNグループ「1」に関する内線管理機能を実現する。VPN21は、音声VPNグループ「2」を構成し、内線管理サーバ10Dは、音声VPNグループ「2」に関する内線管理機能を実現する。
ユーザ収容サーバ10A,10Bは、VPN20,21と接続されているとともに、それぞれが収容する端末の音声VPNグループを内線管理する内線管理サーバ10C,10Dとそれぞれ接続されている。
また、図8では、端末31,33はグループ番号「1」の音声VPNグループに属し、VPN20を介してユーザ収容サーバ10A,10Bにそれぞれ収容されている。端末32,34はグループ番号「2」の音声VPNグループに属し、VPN21を介してユーザ収容サーバ10A,10Bにそれぞれ収容されている。特に、端末34は、拠点番号「345」の拠点43に配置されており、端末番号「345」が割り当てられ、外線番号「05034506002」が割り当てられている。
[音声VPNグループ管理テーブル]
次に、図9を参照して、音声VPNグループ管理テーブルについて説明する。図9は、音声VPNグループ管理テーブルの構成例である。
本実施の形態にかかる各ユーザ収容サーバ10A,10Bは、それぞれの記憶部14に、図9に示す音声VPNグループ管理テーブル14Cを予め有している。
音声VPNグループ管理テーブル14Cは、音声VPNグループのグループ番号ごとに、そのグループの内線管理を行う内線管理サーバのIPアドレスを管理するテーブルである。
図9では、音声VPNグループ「1」の内線管理サーバ10CのIPアドレスが「a.b.10.1」であり、音声VPNグループ「2」の内線管理サーバ10DのIPアドレスが「a.b.20.1」であることがわかる。
[内線/外線変換テーブル]
次に、図10および図11を参照して、本発明の第2の実施の形態にかかるVoIPサービスシステムで用いられる内線/外線変換テーブル14Bについて詳細に説明する。図10は、内線管理サーバ10Cの内線/外線変換テーブルの構成例である。図11は、内線管理サーバ10Dの内線/外線変換テーブルの構成例である。
図10の内線/外線変換テーブル14Bでは、音声VPNグループ「1」の端末に関するエントリが管理されており、図11の内線/外線変換テーブル14Bでは、音声VPNグループ「2」の端末に関するエントリが管理されている。
[第2の実施の形態の動作]
次に、本実施の形態にかかるVoIPサービスシステムの発信処理動作について説明する。なお、本実施の形態にかかる発信処理動作は、前述した第1の実施の形態にかかる発信処理動作(図7参照)とほぼ同様であるが、端末から発信要求を受け付けたユーザ収容サーバでの処理動作が若干異なる。
すなわち、図7のステップ100において、端末31から発信要求を受け付けた場合、ユーザ収容サーバ10Aの呼制御手段15Aでは、記憶部14の外線/内線変換テーブル14Aを参照して、発信要求で通知された当該発側端末31の外線番号に対応する音声VPNグループ番号を取得する。そして、音声VPNグループ管理テーブル14Cを参照して、当該音声VPNグループ番号に対応する内線管理サーバ10CのIPアドレスを取得し、そのIPアドレスを用いて着信先検索要求を送信する。
これにより、発側端末31の音声VPNグループ「1」を内線管理する内線管理サーバ10Cへ、着信先検索要求が送信されることになる。
このように、本実施の形態では、各内線管理サーバを複数設けて、これら内線管理サーバの内線/外線変換テーブルで、各端末のうち当該内線管理サーバの管理対象となる音声VPNグループに属する端末をそれぞれ管理し、ユーザ収容サーバで、発信要求の発側端末が属する音声VPNグループを管理する内線管理サーバへ発信要求を送信するようにしたので、各音声VPNグループを単位として内線管理機能が各内線管理サーバへ分散され、VoIPサービスシステムにおいて、各音声VPNグループを単位として着信先検索処理を各内線管理サーバへ分散処理することができる。
これにより、VoIPサービスシステムとして、多数の音声VPNグループを並列的に実現する際、内線接続制御に関する情報の管理作業負担を軽減しつつ、システム構成の変更に対して柔軟かつ迅速に対応でき、さらにはシステムの安定性を確保できる。
なお、以上では、1つの内線管理サーバで、1つの音声VPNグループを管理する場合を例として説明したが、1つの内線管理サーバで、複数の音声VPNグループを管理するようにしてもよい。
[実施の形態の拡張]
以上の各実施の形態では、各拠点を2つのユーザ収容サーバ10A,10Bと1つの内線管理サーバ10Cとで管理する場合を例として説明したが、これらユーザ収容サーバや内線管理サーバの数については、各端末や拠点の構成に応じて柔軟に増減させることができ、前述と同様の作用効果を得ることができる。
また、ユーザ収容サーバ10A,10Bと内線管理サーバ10C,10Dとは物理的に別個の装置を用いた場合を例として説明したが、これら異なる機能を1つのサーバで実現でしてもよい。例えばユーザ収容サーバ10Aで内線管理サーバ10Cの機能を実現し、ユーザ収容サーバ10Bで内線管理サーバ10Dの機能を実現してもよい。
また、ユーザ収容サーバ10A,10Bと端末との間でやり取りされる呼制御パケットはデータ量が極めて少なく、かつ遅延が問題とならないこと、さらにはVoIP音声通信は呼制御サーバを経由せずVPN20に確保した通信帯域を用いることから、ユーザ収容サーバ10A,10Bについては、VPN20とWAN回線を介して接続された外部IP網(図示せず)に設け、これらWAN回線および外部IP網を介して、各端末の呼制御を行うようにしてもよい。また内線管理サーバ10C,10Dについても同様に外部IP網に設けてもよい。
また、外線/内線変換テーブル14Aおよび内線/外線変換テーブル14Bで、各エントリに対応して音声VPNグループ番号を付加して管理し、着信先電話番号から外線番号を検索する際、および外線番号からIPアドレスを検索する際、発信元端末と同じ音声VPNグループ番号のエントリのみを検索するようにしてもよい。これにより、個々のサーバを共用して、異なる複数の音声VPNグループに対する呼制御を実施することができ、VoIPサービスシステムを効率よく利用できる。
本発明の第1の実施の形態にかかるVoIPサービスシステムの構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態にかかるVoIPサービスシステムで用いられるユーザ収容サーバの構成例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態にかかるVoIPサービスシステムで用いられる外線/内線変換テーブルの構成例である。 本発明の第1の実施の形態にかかるVoIPサービスシステムで用いられる外線/内線変換テーブルの他の構成例である。 本発明の第1の実施の形態にかかるVoIPサービスシステムで用いられる内線管理サーバの構成例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態にかかるVoIPサービスシステムで用いられる内線/外線変換テーブルの構成例である。 本発明の第1の実施の形態にかかるVoIPサービスシステムの発信処理動作を示すシーケンス図である。 本発明の第2の実施の形態にかかるVoIPサービスシステムの構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施の形態にかかるVoIPサービスシステムで用いられる音声VPNグループ管理テーブルの構成例である。 本発明の第2の実施の形態にかかるVoIPサービスシステムで用いられる内線/外線変換テーブルの構成例である。 本発明の第2の実施の形態にかかるVoIPサービスシステムで用いられる内線/外線変換テーブルの他の構成例である。
符号の説明
10A,10B…ユーザ収容サーバ(呼制御サーバ)、10C…内線管理サーバ(呼制御サーバ)、11…通信I/F部、12…画面表示部、13…操作入力部、14…記憶部、14A…外線/内線変換テーブル、14B…内線/外線変換テーブル、14P…プログラム、15…制御部、15A…呼制御手段、15B…着信先検索手段、20,21…VPN、31〜34…端末、40〜43…拠点。

Claims (6)

  1. 各拠点に設けられIP網を介して音声パケットの送受信を行う複数の端末について、呼制御サーバでこれら端末の呼制御を行うことにより、前記IP網を用いた前記端末での音声通信を実現するVoIPサービスシステムであって、
    前記呼制御サーバとして、前記IP網を介して前記各端末を収容するユーザ収容サーバ
    と、前記ユーザ収容サーバと接続されて前記各端末の内線番号を管理する内線管理サーバとを備え、
    前記内線管理サーバは、前記端末ごとに当該端末の拠点番号と端末番号とからなる内線番号と当該端末の外線番号とを関連付けて管理する内線/外線変換テーブルと、この内線/外線変換テーブルの各内線番号のうちから、前記ユーザ収容サーバからの検索要求で指定された着信先電話番号と一致する内線番号を検索し、その一致した内線番号に関連付けられている外線番号を取得して当該ユーザ収容サーバへ通知する着信先検索手段とを有し、
    前記ユーザ収容サーバは、前記端末からの発信要求で指定された着信先電話番号に対応する外線番号の検索を前記内線管理サーバへ要求し、前記内線管理サーバから通知された外線番号に対応する端末への発信処理を行う呼制御手段と、前記内線管理サーバから通知された外線番号に対応する端末を自サーバで収容していないときは、他のユーザ収容サーバへ発信元端末の外線番号と着信先端末の外線番号とを転送する手段とを有する
    ことを特徴とするVoIPサービスシステム。
  2. 前記内線管理サーバとして複数の内線管理サーバを備え、これら内線管理サーバの内線/外線変換テーブルで、前記各端末のうち当該内線管理サーバの管理対象となる音声VPNグループに属する端末をそれぞれ管理し、
    前記ユーザ収容サーバは、前記発信要求の発側端末が属する音声VPNグループを管理する内線管理サーバへ前記着信先電話番号の検索要求を送信することを特徴とするVoIPサービスシステム。
  3. 各拠点に設けられIP網を介して音声パケットの送受信を行う複数の端末について、これら端末の呼制御を行うことにより、前記IP網を用いた前記端末での音声通信を実現する呼制御サーバであって、
    前記各端末の拠点番号と端末番号とからなる内線番号と外線番号とを対応付けて管理する内線管理サーバに対して、前記端末からの発信要求で指定された着信先電話番号に対応する外線番号の検索を要求し、前記内線管理サーバから通知された外線番号に対応する端末への発信処理を行う呼制御手段と、前記内線管理サーバから通知された外線番号に対応する端末を自サーバで収容していないときは、他のユーザ収容サーバへ発信元端末の外線番号と着信先端末の外線番号とを転送する手段とを備えることを特徴とする呼制御サーバ。
  4. 請求項3に記載の呼制御サーバにおいて、
    前記呼制御手段は、前記発信要求の発側端末が属する音声VPNグループを管理する内線管理サーバへ前記着信先電話番号の検索要求を送信することを特徴とする呼制御サーバ。
  5. 各拠点に設けられIP網を介して音声パケットの送受信を行う複数の端末について、呼制御サーバでこれら端末を収容して呼制御を行うことにより、前記IP網を用いた前記端末での音声通信を実現する呼制御方法であって、
    前記呼制御サーバにより、前記各端末の拠点番号と端末番号とからなる内線番号と外線番号とを対応付けて管理する内線管理サーバに対して、前記端末からの発信要求で指定された着信先電話番号に対応する外線番号の検索を要求し、前記内線管理サーバから通知された外線番号に対応する端末への発信処理を行う呼制御ステップと、前記内線管理サーバから通知された外線番号に対応する端末を自サーバで収容していないときは、他のユーザ収容サーバへ発信元端末の外線番号と着信先端末の外線番号とを転送するステップとを備えることを特徴とする呼制御方法。
  6. 請求項5に記載の呼制御方法において、
    前記呼制御ステップは、前記発信要求の発側端末が属する音声VPNグループを管理する内線管理サーバへ前記着信先電話番号の検索要求を送信することを特徴とする呼制御方法。


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