JP4277814B2 - プレゼンス情報補完システム、その方法およびプレゼンスサーバ - Google Patents

プレゼンス情報補完システム、その方法およびプレゼンスサーバ Download PDF

Info

Publication number
JP4277814B2
JP4277814B2 JP2005056446A JP2005056446A JP4277814B2 JP 4277814 B2 JP4277814 B2 JP 4277814B2 JP 2005056446 A JP2005056446 A JP 2005056446A JP 2005056446 A JP2005056446 A JP 2005056446A JP 4277814 B2 JP4277814 B2 JP 4277814B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
information
schedule
storage means
situation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005056446A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006243966A (ja
Inventor
誠 加藤
彰一 吉川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2005056446A priority Critical patent/JP4277814B2/ja
Publication of JP2006243966A publication Critical patent/JP2006243966A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4277814B2 publication Critical patent/JP4277814B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

本発明は、プレゼンスサービスにおけるプレゼンス情報補完システム、その方法およびプレゼンスサーバに関する。
従来のプレゼンスサービスにおけるプレゼンス情報は、電話がオンライン/オフラインである、またはネットワークの特定アプリケーションがオンライン/オフラインであるという情報を管理したり、あるいは、付加情報としてユーザが自らの状態をサービスシステムに明示的に登録したりしていた。
なお、以下の説明においてプレゼンスサービスの「プレゼンス情報」とは、機器の状態あるいは機器のユーザの状態を表す情報であり、例えば、機器がネットワークに接続されているか否かを表す「オンライン」および「オフライン」や、通信機器のユーザが直ちに応答できるか否かを表す「応答可」および「応答不可」等の情報である。用語の意味に疑義が生じた場合には、基本的にIETF(Internet Engineering Task Force)が公開しているRFC2778:「A Model forPresence and Instant Messaging」で定義されている意味に従うが、それに限定されるものではない。
ここで、近距離無線通信とスケジューラを連携させることにより、正確性の高い所在管理を行ないコンタクトしたい相手が不在の場合は、相手の状態に応じた最適なコンタクトの仕方を自動で選択、処理する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−283666号公報
しかしながら、上述した従来例においては次のような問題点があった。
プレゼンス情報は、回線利用情報や位置情報等のセンシングにより採取される情報を利用したり、あるいはユーザがプレゼンスサーバ等に対して明示的に登録した情報を管理しているのみであり、これらの情報が入手できない際には、プレゼンス情報が更新されていないこととなり、実際のユーザの状態を正確に示していない状況が発生し、プレゼンス情報の信頼性が低下するという問題点があった。
そこで、本発明は、オフライン状態等でプレゼンス情報を入手できない場合であってもプレゼンス情報を補完することができるプレゼンス情報補完システム、その方法およびプレゼンスサーバを提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、ネットワークを介して接続されているスケジュール管理装置とプレゼンスサーバを含むプレゼンス情報補完システムであって、
前記スケジュール管理装置は、
スケジュール情報をチェックしてプレゼンス情報の補完に利用可能なデータを抽出する情報チェック手段と、
抽出された前記データを前記プレゼンスサーバに通知するイベント通知手段と、
スケジュール情報を記憶するスケジュール記憶手段と、を備え、
前記情報チェック手段は、前記スケジュール記憶手段に記憶されているスケジュール情報を確認するために所定のタイミングでチェックし、
前記プレゼンスサーバは、
プレゼンス情報を記憶するプレゼンス記憶手段と、
前記イベント通知手段から前記データを受け付けるイベント受付手段と、
前記データと、前記プレゼンス記憶部に記憶されているデータとを比較して、競合を解決することができた場合には、前記プレゼンス記憶部に新たなプレゼンス情報を登録する競合解決手段と、を備え、
前記競合解決手段は、オンラインへの変更、オフラインへの変更およびプレゼンス情報に影響するスケジュール変更であるか否かを所定のルールに基づいて判断し、
前記プレゼンス記憶手段と前記スケジュール記憶手段は、それぞれプレゼンス情報である「状況」データを記憶する領域および「場所」データを記憶する領域を備え、
前記所定のルールは、前記スケジュール記憶手段に記憶されている「状況」データが削除された場合、プレゼンスがオンライン状態であれば、前記プレゼンス記憶手段のプレゼンス情報は変更しなく、また、前記スケジュール記憶手段に記憶されている「状況」データが変更された場合、開始時間が現在時刻以前であって、かつプレゼンスがオフライン状態であれば、前記プレゼンス記憶手段の「状況」データに対応付けられている「場所」データを変更し、そして、前記スケジュール記憶手段に記憶されている「場所」データが変更された場合、前記プレゼンス記憶手段の「状況」データが変更されていなければ、前記プレゼンス記憶手段の「場所」データのみを変更するものであることを特徴とするプレゼンス情報補完システムである。
請求項2記載の発明は、ネットワークを介して接続されているスケジュール管理装置とプレゼンスサーバを利用したプレゼンス情報補完方法であって、
前記スケジュール管理装置が、
情報チェック手段により、スケジュール情報をチェックしてプレゼンス情報の補完に利用可能なデータを抽出するステップと、
イベント通知手段により、抽出された前記データを前記プレゼンスサーバに通知するステップと、
前記プレゼンスサーバが、
イベント受付手段により、前記イベント通知手段から前記データを受け付けるステップと、
競合解決手段により、前記データと、プレゼンス情報を記憶するプレゼンス記憶部に記憶されているデータとを比較して、競合を解決することができた場合には、前記プレゼンス記憶部に新たなプレゼンス情報を登録するステップと、
を有するプレゼンス情報補完方法であって、
前記スケジュール管理装置が、
前記データを抽出するステップにおいて、前記情報チェック手段により、スケジュール記憶手段に記憶されているスケジュール情報を確認するために所定のタイミングでチェックし、
前記プレゼンスサーバが、
前記登録するステップにおいて、前記競合解決手段より、オンラインへの変更、オフラインへの変更およびプレゼンス情報に影響するスケジュール変更であるか否かを所定のルールに基づいて判断し、
前記プレゼンス記憶手段と前記スケジュール記憶手段は、それぞれプレゼンス情報である「状況」データを記憶する領域および「場所」データを記憶する領域を備え、
前記所定のルールは、前記スケジュール記憶手段に記憶されている「状況」データが削除された場合、プレゼンスがオンライン状態であれば、前記プレゼンス記憶手段のプレゼンス情報は変更しなく、また、前記スケジュール記憶手段に記憶されている「状況」データが変更された場合、開始時間が現在時刻以前であって、かつプレゼンスがオフライン状態であれば、前記プレゼンス記憶手段の「状況」データに対応付けられている「場所」データを変更し、そして、前記スケジュール記憶手段に記憶されている「場所」データが変更された場合、前記プレゼンス記憶手段の「状況」データが変更されていなければ、前記プレゼンス記憶手段の「場所」データのみを変更するものであることを特徴とするプレゼンス情報補完方法である。
請求項3記載の発明は、プレゼンス情報を記憶するプレゼンス記憶手段と、
スケジュール情報をチェックしてプレゼンス情報の補完に利用可能なデータとして抽出された該データを受け付けるイベント受付手段と、
前記データと、前記プレゼンス記憶部に記憶されているデータとを比較して、競合を解決することができた場合には、前記プレゼンス記憶部に新たなプレゼンス情報を登録する競合解決手段と、
を備え、
前記競合解決手段は、オンラインへの変更、オフラインへの変更およびプレゼンス情報に影響するスケジュール変更であるか否かを所定のルールに基づいて判断し、
前記プレゼンス記憶手段と前記スケジュール記憶手段は、それぞれプレゼンス情報である「状況」データを記憶する領域および「場所」データを記憶する領域を備え、
前記所定のルールは、前記スケジュール記憶手段に記憶されている「状況」データが削除された場合、プレゼンスがオンライン状態であれば、前記プレゼンス記憶手段のプレゼンス情報は変更しなく、また、前記スケジュール記憶手段に記憶されている「状況」データが変更された場合、開始時間が現在時刻以前であって、かつプレゼンスがオフライン状態であれば、前記プレゼンス記憶手段の「状況」データに対応付けられている「場所」データを変更し、そして、前記スケジュール記憶手段に記憶されている「場所」データが変更された場合、前記プレゼンス記憶手段の「状況」データが変更されていなければ、前記プレゼンス記憶手段の「場所」データのみを変更するものであることを特徴とするプレゼンスサーバである。
本発明のプレゼンス情報補完システム、その方法およびプレゼンスサーバによれば、オフライン状態等でプレゼンス情報を入手できない場合であってもプレゼンス情報を補完することができる。
次に、本発明の一実施の形態の構成について図面を参照して説明する。
図1を参照すると、本実施の形態におけるプレゼンス情報補完システムは、キーボード等のスケジュール管理装置2側の入力装置1と、スケジュール管理装置2と、プレゼンスサーバ5側の入力装置4と、プレゼンスサーバ5と、ディスプレイ装置や印刷装置等の出力装置7から構成されており、スケジュール管理装置2およびプレゼンスサーバ5は、ネットワーク100を介して接続されている。なお、ネットワーク100は、任意のネットワークであってよく、例えば、光ファイバ、インターネット、公衆回線、LAN(LocAl AreA Network)、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)等である。なお、通信方法は、有線であっても、無線であってもよい。
スケジュール管理装置2は、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置であって、情報登録部21、情報更新部22、情報削除部23、情報チェック部24、イベント通知部25およびスケジュール記憶部31を備えている。
ここで、情報登録部21は、入力装置1から与えられたデータをスケジュール記憶部31にスケジュールデータとして格納するとともに、プレゼンス情報の補完に有効なデータである場合には、イベント通知部25を呼び出す機能を有している。
情報更新部22は、入力装置1から与えられたデータをスケジュール記憶部31に格納済みのデータと置換するとともに、プレゼンス情報の補完に有効なデータである場合には
、イベント通知部25を呼び出す機能を有している。
情報削除部23は、入力装置1から与えられたデータをスケジュール記憶部31から削除する機能を有している。
情報チェック部24は、任意の間隔、タイミングでスケジュール記憶部31に格納されているデータを確認し、プレゼンス情報の補完に有効なデータを抽出して、プレゼンス情報の補完に有効なデータが存在した場合にはイベント通知部25を呼び出す機能を有している。
イベント通知部25は、プレゼンス情報の補完に有効なデータをプレゼンスサーバ5のイベント受付部51に通知する機能を有している。
スケジュール記憶部31は、情報登録部21、情報更新部22および情報削除部23によって操作され、スケジュールデータを格納する機能を有している。また、情報チェック
部24によってデータを抽出される。
なお、スケジュール記憶部31は、スケジュール管理装置2とは、別個の記憶装置上に実現されていてもよい。
プレゼンスサーバ5は、ワークステーション等の情報処理装置であって、イベント受付部51、競合解決部52、状態確認部53およびプレゼンス記憶部61を備えている。
ここで、イベント受付部51は、スケジュール管理装置2のイベント通知部25あるいは入力装置4からの入力を受け付け、競合解決部52を呼び出す機能を有している。
競合解決部52は、イベント受付部51で受け取ったデータと、プレゼンス記憶部61に格納されているプレゼンスデータの状態を比較し、プレゼンスデータの変更が必要か
否かを判定し、必要に応じてプレゼンスデータとして登録する機能を有している。
状態確認部53は、プレゼンス記憶部61に格納されているプレゼンス情報を出力装置7に出力する機能を有している。
次に、図2乃至図8を参照して、本実施の形態における、プレゼンス情報を補完する処理のフローを詳細に説明する。なお、図2は、スケジュール情報の変化を確認する処理動作を示すフローチャートであり、図3は、スケジュール情報を変更する処理動作を示すフローチャートである。
まず、図2を参照すると、スケジュール管理装置2の情報チェック部24は、所定のタイマ機構を用いて時刻を確認する(A1)。
そして、スケジュール記憶部31に格納されているスケジュール情報の状態を確認するために定められた所定の間隔あるいはタイミング等の確認時刻であるか否かを判断する(A2)。
ステップA2で確認時刻である場合(A2/Yes)には、スケジュールデータを確認する(A3)。一方、確認時刻ではない場合(A2/No)には、ステップA1に戻る。
ステップA3でスケジュールデータを確認した際に、スケジュールデータが変化している否かを判断する(A4)。
ステップA4でスケジュールデータが変化している場合(A4/Yes)には、イベント通知部25は、スケジュールデータの変更をプレゼンスサーバ5に通知する(ステップA5)。一方、スケジュールデータが変化していない場合(A4/No)には、ステップA1に戻る。
ここで、例えば、図4に示すようなスケジュール情報を記憶した所定のテーブルがスケジュール記憶部31に格納されている場合において、スケジュールデータを確認する間隔が1分間と設定されているときには、図5に示すような処理が行なわれる。
具体的には、図4のレコード1は、「ユーザ(以下、「Suzuki」という)が13時00分から15時00分まで自席に在席している」というスケジュール情報が登録されていることを表しており、また、レコード2は、「Suzukiが15時00分から17時00分まで本社101会議室で会議に参加している」というスケジュール情報が登録されていることを表している。
そして、上記の図4に示すスケジュールを前提として、図5は、情報チェック部24でスケジュールデータを確認する間隔が1分間と設定されている場合におけるイベント通知部25の動作を表している。すなわち、現在時刻が14時58分の時点では情報チェック手段24がスケジュール記憶部31で保持しているSuzukiのスケジュールデータを確認(A3)した結果、スケジュールデータが14時57分から変更されていないと判断したため、イベント通知を行わない。そして、14時59分も同様の動作を行う。さらに、現在時刻が15時00分の時点では情報チェック部24がスケジュール記憶部31で保持しているSuzukiのスケジュールデータを確認すると、スケジュールデータが14時59分から「自席に在席」から「会議室で会議」に変更されているのでイベント通知部25は、イベント通知(A5)を行う。
次に、図3を参照すると、プレゼンスサーバ5のイベント受付部51は、上記の図2におけるステップA5でスケジュール管理装置2のイベント通知部25によって通知されたイベントや入力装置4からの入力データを受け付ける(B1)。
そして、競合解決部52は、プレゼンス情報を取得する(ステップB2)。
次に、ステップB1で受け取ったイベントがプレゼンス情報のオンラインへの変更であるか否かを判断する(B3)。
なお、プレゼンス情報を動的に収集する仕組みでオンラインへの変更を検出することであってもよい。例えば、IP電話ソフトウエアを導入している場合には、ネットワークに接続されていなくネットワーク上に存在すると認識されていなかったパーソナルコンピュータが、接続され、存在することが認識できることでオンラインとみなす。また、無線LAN基地局の情報から、同様にパーソナルコンピュータが無線LAN基地局から検知することができるようになったタイミングでオンラインとみなす。
ステップB3でオンラインへの変更である場合(B3/Yes)には、プレゼンス情報の信頼性が高いため、その情報をプレゼンス情報としてプレゼンス記憶部61に格納する(ステップB7)。
一方、オンラインへの変更ではない場合(B3/No)には、ステップB1で受け取ったイベントがプレゼンス情報のオフラインへの変更であるか否かを判断する(B4)。
なお、プレゼンス情報を動的に収集する仕組みでオフラインへの変更を検出することであってもよい。例えば、IP電話ソフトウエアを導入している場合には、ネットワークに接続されネットワーク上に存在すると認識されていたパーソナルコンピュータが、接続が切られ、存在することが認識できなくなることでオフラインとみなす。また、無線LAN基地局の情報から、同様にパーソナルコンピュータが無線LAN基地局から検知することができなくなったタイミングでオフラインとみなす。
ステップB4でオフラインへの変更である場合(B4/Yes)には、プレゼンス情報の信頼性が高いため、その情報をプレゼンス情報としてプレゼンス記憶部61に格納する(ステップB7)。
一方、オフラインへの変更ではない場合(B4/No)には、ステップB1で受け取ったイベントがスケジュール変更であるか否かを判断する(B5)。
ステップB5でスケジュール変更である場合(B5/Yes)には、その内容がプレゼンス情報に影響する変更であるか否かを所定のルールに基づいて判断する(B6)。ステップB6でプレゼンス情報に影響する変更である場合(B6/Yes)には、プレゼンス情報の信頼性が高いため、その情報をプレゼンス情報としてプレゼンス記憶部61に格納する(ステップB7)。一方、プレゼンス情報に影響する変更ではない場合(B6/No)には、処理を終了する。
ここで、上記の所定のルールとは、例えば、以下のようなルールであるが、常に一意なものではなく、プレゼンス情報の管理種別やスケジュール管理の運用等のシステム設計に合わせて変更されるものである。
まず、図4に示す、スケジュール記憶部31の所定のテーブルの「状況」欄のデータが削除された場合には、プレゼンス記憶部61の現在のプレゼンスがオンライン状態であれば、プレゼンス記憶部61のプレゼンス情報は変更しない。次に、スケジュール記憶部31の所定のテーブルの当該時刻の「状況」欄のデータが変更された場合には、開始時間が現在時刻以前であって、かつプレゼンス記憶部61のプレゼンスがオフライン状態であれば、プレゼンス記憶部61の「状況」欄のデータに対応付けられている「場所」欄のデータを変更する。なお、「状況」欄のデータと「場所」欄のデータを対応付けて記憶している所定のテーブルが設けられていてもよい。そして、スケジュール記憶部31の所定のテーブルの「場所」欄のデータが変更された場合には、スケジュール記憶部31の所定のテーブルの「状況」欄のデータが変更されていなければ、プレゼンス記憶部61の「場所」欄のデータのみを変更する。
さらに具体的には、スケジュールとしての状況が削除され、かつ現在のプレゼンスがオンラインの状態の場合には、ユーザの状況は「在席」であると判断し、プレゼンス情報は変更しない。次に、当該時刻のスケジュールとしての状況が「在席」から「会議」に変更され、開始時間が現在時刻を含む現在時刻以前のときであって、かつプレゼンスがオフライン状態の場合には、プレゼンス情報の場所を「自席」から「会議室」に変更する。そして、当該時刻のスケジュールとしての状況が「会議」であるが、所在情報である「場所」のみが変更された場合には、プレゼンス情報の場所をその新規所在位置に変更する。
また、ステップB5でスケジュール変更でない場合(B5/No)には、処理を終了する。
具体的には、プレゼンス記憶部61で保持しているプレゼンス情報の書き換えが行われたか否かを表す図6を参照すると、14時58分から15時00分までの間にイベント受付部51は、入力装置4から入力を受け付けていないことを前提として、現在時刻が14時59分の時点ではイベント受付部51は、イベント通知部25からイベントを受け付けていない。よってプレゼンス記憶部61に保持しているプレゼンス情報は変更されなく、例えば、図7に示すように、現在時刻が14時59分の時点のプレゼンス情報はプレゼンス記憶部61に登録されている。図中のレコードは「Suzukiはオフライン状態にある」ことを表している。
現在時刻が15時00分の時点でイベント受付部51は、イベント通知部25からイベントを受け付けるため、競合解決部52でプレゼンス情報を取得する。このプレゼンス情報はオンラインへの変更でもなく、オフラインへの変更でもなく、スケジュール変更であるため、その内容がプレゼンス情報に影響する変更と判断し、プレゼンス情報を「オフライン」から「会議中」へ変更する。例えば、図8に示すように、現在時刻が15時00分の時点のプレゼンス情報はプレゼンス記憶部61に登録されている。図中のレコードは「Suzukiは15時00分から17時00分まで本社101会議室で会議中の状態にある」ことを表している。
上記の実施の形態によれば、情報が入手できなくともスケジュールデータを利用することでリアルタイムにプレゼンス情報を補完することができるためプレゼンス情報の信頼性を向上させることができる。
また、スケジュール管理情報を利用しているため、ユーザ自身が、未来の行動予測として格納している情報であり、そのメンテナンスの信頼性は一般的に高い情報であるため、リアルタイムに情報が入手できない際には信頼性の高い最適な情報となるからである。
なお、上述した各実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更実施が可能である。例えば、上記の実施の形態におけるスケジュール管理装置2、プレゼンスサーバ5の機能を実現するためのプログラムを各装置に読込ませて実行することにより本システムの機能を実現する処理を行ってもよい。さらに、そのプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であるCD−ROM、光磁気ディスク等を介して、または伝送媒体であるインターネット、電話回線等を介して伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。
上述した各実施の形態は、プレゼンスサーバ5が1個の装置として接続されているシステム構成について説明したが、各機能毎に複数のサーバ装置等が追加された構成にも適用可能であることはもちろんである。
また、スケジュール管理情報のみならず、位置情報やビル入退場情報等を利用することで、プレゼンス情報のさらなる信頼性向上、付加情報管理が可能となる。また、これらの情報を複数組み合わせて利用することも可能である。さらに、プレゼンス情報からスケジュール管理情報や位置情報を補完するという用途にも利用可能である。
本発明の実施形態におけるプレゼンス情報補完システムの概略構成を示す図である。 スケジュール情報の変化を確認する処理動作を示すフローチャートである。 スケジュール情報を変更する処理動作を示すフローチャートである。 スケジュール情報を記憶したテーブルのデータ構造を示す図である。 時刻とイベント通知の実行の可否を示す図である。 時刻とプレゼンス情報イベント通知の可否を示す図である。 プレゼンス記憶部に登録されているプレゼンス情報のデータ構造の一例を示す図である。 プレゼンス記憶部に登録されているプレゼンス情報のデータ構造の一例を示す図である。
符号の説明
1、4 入力装置
2 スケジュール管理装置
5 プレゼンスサーバ
7 出力装置
100 ネットワーク
21 情報登録部
22 情報更新部
23 情報削除部
24 情報チェック部
25 イベント通知部
31 スケジュール記憶部
51 イベント受付部
52 競合解決部
53 状態確認部
61 プレゼンス記憶部

Claims (3)

  1. ネットワークを介して接続されているスケジュール管理装置とプレゼンスサーバを含むプレゼンス情報補完システムであって、
    前記スケジュール管理装置は、
    スケジュール情報をチェックしてプレゼンス情報の補完に利用可能なデータを抽出する情報チェック手段と、
    抽出された前記データを前記プレゼンスサーバに通知するイベント通知手段と、
    スケジュール情報を記憶するスケジュール記憶手段と、を備え、
    前記情報チェック手段は、前記スケジュール記憶手段に記憶されているスケジュール情報を確認するために所定のタイミングでチェックし、
    前記プレゼンスサーバは、
    プレゼンス情報を記憶するプレゼンス記憶手段と、
    前記イベント通知手段から前記データを受け付けるイベント受付手段と、
    前記データと、前記プレゼンス記憶部に記憶されているデータとを比較して、競合を解決することができた場合には、前記プレゼンス記憶部に新たなプレゼンス情報を登録する競合解決手段と、を備え、
    前記競合解決手段は、オンラインへの変更、オフラインへの変更およびプレゼンス情報に影響するスケジュール変更であるか否かを所定のルールに基づいて判断し、
    前記プレゼンス記憶手段と前記スケジュール記憶手段は、それぞれプレゼンス情報である「状況」データを記憶する領域および「場所」データを記憶する領域を備え、
    前記所定のルールは、前記スケジュール記憶手段に記憶されている「状況」データが削除された場合、プレゼンスがオンライン状態であれば、前記プレゼンス記憶手段のプレゼンス情報は変更しなく、また、前記スケジュール記憶手段に記憶されている「状況」データが変更された場合、開始時間が現在時刻以前であって、かつプレゼンスがオフライン状態であれば、前記プレゼンス記憶手段の「状況」データに対応付けられている「場所」データを変更し、そして、前記スケジュール記憶手段に記憶されている「場所」データが変更された場合、前記プレゼンス記憶手段の「状況」データが変更されていなければ、前記プレゼンス記憶手段の「場所」データのみを変更するものであることを特徴とするプレゼンス情報補完システム。
  2. ネットワークを介して接続されているスケジュール管理装置とプレゼンスサーバを利用したプレゼンス情報補完方法であって、
    前記スケジュール管理装置が、
    情報チェック手段により、スケジュール情報をチェックしてプレゼンス情報の補完に利用可能なデータを抽出するステップと、
    イベント通知手段により、抽出された前記データを前記プレゼンスサーバに通知するステップと、
    前記プレゼンスサーバが、
    イベント受付手段により、前記イベント通知手段から前記データを受け付けるステップと、
    競合解決手段により、前記データと、プレゼンス情報を記憶するプレゼンス記憶部に記憶されているデータとを比較して、競合を解決することができた場合には、前記プレゼンス記憶部に新たなプレゼンス情報を登録するステップと、
    を有するプレゼンス情報補完方法であって、
    前記スケジュール管理装置が、
    前記データを抽出するステップにおいて、前記情報チェック手段により、スケジュール記憶手段に記憶されているスケジュール情報を確認するために所定のタイミングでチェックし、
    前記プレゼンスサーバが、
    前記登録するステップにおいて、前記競合解決手段より、オンラインへの変更、オフラインへの変更およびプレゼンス情報に影響するスケジュール変更であるか否かを所定のルールに基づいて判断し、
    前記プレゼンス記憶手段と前記スケジュール記憶手段は、それぞれプレゼンス情報である「状況」データを記憶する領域および「場所」データを記憶する領域を備え、
    前記所定のルールは、前記スケジュール記憶手段に記憶されている「状況」データが削除された場合、プレゼンスがオンライン状態であれば、前記プレゼンス記憶手段のプレゼンス情報は変更しなく、また、前記スケジュール記憶手段に記憶されている「状況」データが変更された場合、開始時間が現在時刻以前であって、かつプレゼンスがオフライン状態であれば、前記プレゼンス記憶手段の「状況」データに対応付けられている「場所」データを変更し、そして、前記スケジュール記憶手段に記憶されている「場所」データが変更された場合、前記プレゼンス記憶手段の「状況」データが変更されていなければ、前記プレゼンス記憶手段の「場所」データのみを変更するものであることを特徴とするプレゼンス情報補完方法。
  3. プレゼンス情報を記憶するプレゼンス記憶手段と、
    スケジュール情報をチェックしてプレゼンス情報の補完に利用可能なデータとして抽出された該データを受け付けるイベント受付手段と、
    前記データと、前記プレゼンス記憶部に記憶されているデータとを比較して、競合を解決することができた場合には、前記プレゼンス記憶部に新たなプレゼンス情報を登録する競合解決手段と、
    を備え
    前記競合解決手段は、オンラインへの変更、オフラインへの変更およびプレゼンス情報に影響するスケジュール変更であるか否かを所定のルールに基づいて判断し、
    前記プレゼンス記憶手段と前記スケジュール記憶手段は、それぞれプレゼンス情報である「状況」データを記憶する領域および「場所」データを記憶する領域を備え、
    前記所定のルールは、前記スケジュール記憶手段に記憶されている「状況」データが削除された場合、プレゼンスがオンライン状態であれば、前記プレゼンス記憶手段のプレゼンス情報は変更しなく、また、前記スケジュール記憶手段に記憶されている「状況」データが変更された場合、開始時間が現在時刻以前であって、かつプレゼンスがオフライン状態であれば、前記プレゼンス記憶手段の「状況」データに対応付けられている「場所」データを変更し、そして、前記スケジュール記憶手段に記憶されている「場所」データが変更された場合、前記プレゼンス記憶手段の「状況」データが変更されていなければ、前記プレゼンス記憶手段の「場所」データのみを変更するものであることを特徴とするプレゼンスサーバ。
JP2005056446A 2005-03-01 2005-03-01 プレゼンス情報補完システム、その方法およびプレゼンスサーバ Expired - Fee Related JP4277814B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005056446A JP4277814B2 (ja) 2005-03-01 2005-03-01 プレゼンス情報補完システム、その方法およびプレゼンスサーバ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005056446A JP4277814B2 (ja) 2005-03-01 2005-03-01 プレゼンス情報補完システム、その方法およびプレゼンスサーバ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006243966A JP2006243966A (ja) 2006-09-14
JP4277814B2 true JP4277814B2 (ja) 2009-06-10

Family

ID=37050341

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005056446A Expired - Fee Related JP4277814B2 (ja) 2005-03-01 2005-03-01 プレゼンス情報補完システム、その方法およびプレゼンスサーバ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4277814B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018032294A (ja) * 2016-08-26 2018-03-01 株式会社野村総合研究所 コミュニケーション支援システム、コミュニケーション支援方法、コンピュータプログラムおよび所在確認方法
JP7052094B2 (ja) * 2021-01-06 2022-04-11 株式会社野村総合研究所 コミュニケーション支援システム、コミュニケーション支援方法およびコンピュータプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006243966A (ja) 2006-09-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4494709B2 (ja) 音声および状況依存による通知
US8144853B1 (en) Methods, systems, and devices for providing contact information
JP4829653B2 (ja) アドレス情報管理システム,管理サーバ,及びアドレス帳更新方法
JP2010161589A (ja) 通話型詐欺警告用発信者電話番号取得装置、その方法及び通話型詐欺警告システム
JP6966357B2 (ja) 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
JP5973378B2 (ja) 通信端末、通信システム、通信方法およびプログラム
JP4867264B2 (ja) 端末装置
US20010008555A1 (en) System and method for inputting a web-page input data into a web page by employing a wire/wireless telephone
JP4277814B2 (ja) プレゼンス情報補完システム、その方法およびプレゼンスサーバ
JP2008226024A (ja) 行き先表示システム、行き先表示の自動更新方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラム
JP2006178792A (ja) スケジュール管理システム、プログラム、及び記憶媒体
JP2004318529A (ja) プレゼンス情報管理装置及びユーザ端末
JP2018198094A (ja) 情報処理方法
JP2006245889A (ja) 情報提供システムおよび情報提供装置
JP7432102B2 (ja) プログラム、通信システム、及び通信方法
JP6405907B2 (ja) 情報処理装置、プログラムおよび情報処理システム
JP2003256384A (ja) 予定情報管理方法およびシステム、プログラム、ならびにそれを記録した記録媒体
JP7202155B2 (ja) 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法及びコンピュータプログラム
JP2010198515A (ja) 情報収集システム
JP2024061068A (ja) 障害対応装置、障害対応システム、障害対応方法、及び障害対応プログラム
JP4153532B2 (ja) コネクション管理装置、及びコネクション管理方法
JP2010200183A (ja) 情報収集システム
KR101842386B1 (ko) 콜을 이용한 사용자 상황판단방법 및 시스템
JP2004146943A (ja) スケジュール管理装置
JP2003281040A (ja) メールアドレス入力制御装置および電子メール通信装置とメールサーバ装置とサーバ装置ならびにメールアドレスチェックシステムと方法およびプログラムと記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080925

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081021

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081217

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090217

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090302

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120319

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4277814

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120319

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130319

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130319

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140319

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees