JP2003281040A - メールアドレス入力制御装置および電子メール通信装置とメールサーバ装置とサーバ装置ならびにメールアドレスチェックシステムと方法およびプログラムと記録媒体 - Google Patents

メールアドレス入力制御装置および電子メール通信装置とメールサーバ装置とサーバ装置ならびにメールアドレスチェックシステムと方法およびプログラムと記録媒体

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JP2003281040A
JP2003281040A JP2002078013A JP2002078013A JP2003281040A JP 2003281040 A JP2003281040 A JP 2003281040A JP 2002078013 A JP2002078013 A JP 2002078013A JP 2002078013 A JP2002078013 A JP 2002078013A JP 2003281040 A JP2003281040 A JP 2003281040A
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mail
mail address
address
server device
input
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JP2002078013A
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Hiroshi Ono
宏 大野
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Hitachi Information Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メールアドレスの入力操作全般における入力
ミスを、効率的にチェック可能とする。 【解決手段】 メールアドレスの構成の特徴に基づき、
メールアドレスの入力時における入力誤りのパターンを
分類し、そのパターン別に、クライアント側としてのユ
ーザ装置1と、サーバ側のプロバイダ・サーバ装置2側
で、入力誤りチェック内容を分割し、クライアント側と
サーバ側で段階的に、入力誤りをチェックする。例え
ば、入力されたメールアドレスに対して、文法上の基本
的なチェックをクライアント側のメールチェック部1c
で行い、このチェックでOKとなったアドレスに対して
のみ、サーバ側のメールチェック部2cにより、プロバ
イダ名(ドメイン名)テーブルとのチェックにより、当
該メールアドレスが、存在するかどうかを判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力されたメール
アドレスのチェック技術に係わり、特に、メールアドレ
スの入力ミスを効率的にチェックするのに好適なメール
アドレスチェック技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、パーソナルコンピュータや携帯電
話等の一般家庭での普及に伴い、インターネット等を介
して、多くのユーザが電子メールを利用している。この
電子メールの利用においては、まず、メールアドレスの
入力操作が必要となるが、操作に不慣れなユーザの増加
に伴い、入力誤り(ミス)が発生している。
【0003】このような入力誤りが発生すると、送信ボ
タンなどをクリックし、実際にインターネットで中継ド
メインまで到達した時点で、初めて実在しないアドレス
であることが判定され、送信エラーなどで、送信元に返
ってくる、という仕組みとなっている。そのため、送信
ボタンのクリックから送信エラーの返信までの処理時間
と費用の面でも効率が悪い。
【0004】また、別の側面から考えると、例えばダイ
レクト電子メールによる宣伝・配信を検討している企業
などでは、例えば配信依頼用のWebページ上で、せっ
かくユーザにメールアドレスを入力してもらっても、そ
れが入力誤りであるがために、その人にメールを配信す
ることができず、購買機会を失わせることになってしま
う。
【0005】このようなメールアドレスの入力誤りに対
応する従来技術として、例えば、特開平11−2205
96号公報および特開2000−236342号公報に
記載のものがある。
【0006】例えば、特開平11−220596号公報
に記載の技術は、インターネットファクシミリ装置によ
るファクシミリ伝送時に、利用者によって入力された送
信先アドレス(メールアドレス)のドメイン名が実在す
るか否かを、インターネットファクシミリ伝送実行前
に、インターネット上のドメインネームサーバ(DN
S)に問い合わせるものであり、このことにより、アド
レスの入力ミスによる無駄なファクシミリ送信を、事前
に、回避させることができる。
【0007】また、特開2000−236342号公報
に記載の技術は、無線LANシステムにおいて、無線子
機に、特定のユーザの電子メールアドレスの情報を予め
保持させ、クライアント装置において、アプリケーショ
ンプログラムから渡された電子メールアドレスが無線子
機が保持するものと一致しない場合、アプリケーション
プログラムからの電子メールアドレスを変更するための
処理を行うものである。これにより、クライアント端末
における入力間違いを容易に検出することができる。
【0008】しかし、例えば、特開平11−22059
6号公報に記載の技術では、入力されたメールアドレス
のドメイン名が実在するか否かを、インターネットファ
クシミリ伝送実行前に、必ず、インターネット上のドメ
インネームサーバ(DNS)に問い合わせており、その
結果、ネットワーク(インターネット)の負荷が増加し
てしまう。
【0009】また、特開2000−236342号公報
に記載の技術では、新規の宛先(メールアドレス)にメ
ールを送る場合には、予め無線子機に当該メールアドレ
スを登録する操作を行う必要があるが、このような新規
メールアドレスを無線子機に登録する際の、入力ミスの
チェックはできない。
【0010】さらに、これらの従来技術においては、上
述のように例えばメール配信依頼用のWebページ上で
行う、配信先欄への自メールアドレスの入力ミスのチェ
ック等はできない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、従来の技術では、メールアドレスの入力ミスのチ
ェックのためにネットワークに負荷をかけてしまう点
と、新規のメールアドレスの入力時の入力操作ミスのチ
ェックを行うことができない点、および、例えばメール
配信依頼用のWebページ上で行う、配信先欄への自メ
ールアドレスの入力ミスのチェック等を行うことができ
ない点である。
【0012】本発明の目的は、これら従来技術の課題を
解決し、メールアドレスの入力操作全般における入力ミ
スを、効率的にチェック可能とすることである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、メールアドレスの構成の特徴に基づ
き、メールアドレスの入力時における入力誤りのパター
ンを分類する。そして、そのパターン別に、例えば、ク
ライアント側とサーバ側で、入力誤りチェック内容を分
割し、クライアント側とサーバ側で段階的に、入力誤り
をチェックする。例えば、入力されたメールアドレスに
対して、文法上の基本的なチェックをクライアント側で
行い、このチェックでOKとなったアドレスに対しての
み、サーバ側で、プロバイダ名(ドメイン名)テーブル
とのチェックにより、当該メールアドレスが、存在する
かどうかを判定する。これにより、メールアドレスの文
法上の基本的な入力ミスの場合には、そのメールアドレ
ス宛の情報(電子メール)およびメールアドレスそのも
の(例えばニュース配信要求用Webページで登録した
メールアドレス)がインターネットを通じて中継ドメイ
ンまで流れる前に、その入力ミスを発見できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面により詳細に説明する。
【0015】図1は、本発明に係わるメールアドレスチ
ェックシステムの構成例を示すブロック図であり、図2
は、図1におけるメールアドレスチェックシステムの処
理動作例を示すフローチャートである。
【0016】図1におけるメールアドレスチェックシス
テムは、パーソナルコンピュータ等からなるユーザ装置
1と、このユーザ装置1と電話回線3で接続され、ユー
ザ装置1をインターネット4に接続するサービスを行う
プロバイダ・サーバ装置2から構成されている。
【0017】ユーザ装置1とプロバイダ・サーバ装置2
は、それぞれ、CPU(Central Processing Unit)や
主メモリ、表示装置、入力装置、外部記憶装置等を具備
したコンピュータ構成からなり、例えば光ディスク駆動
装置を介してCD−ROMの記憶媒体に記録されたプロ
グラムやデータを外部記憶装置内にインストールした
後、この外部記憶装置から主メモリに読み込みCPUで
処理することにより、各処理部の機能を実行する。
【0018】例えば、ユーザ装置1においてはメール作
成部1bとメールチェック部1cおよびメール通信部1
dからなるメール処理部1aが、また、プロバイダ・サ
ーバ装置2においてはメール通信部2bとメールチェッ
ク部2cからなるメール処理部2aが、コンピュータ処
理機能として実現される。
【0019】このような構成により、本例のメールアド
レスチェックシステムでは、メールアドレスの構成の特
徴に基づき、メールアドレスの入力時における入力誤り
のパターンを分類し、そのパターン別に、クライアント
側としてのユーザ装置1と、サーバ側のプロバイダ・サ
ーバ装置2側で、入力誤りチェック内容を分割し、クラ
イアント側とサーバ側で段階的に、入力誤りをチェック
する。
【0020】例えば、入力されたメールアドレスに対し
て、文法上の基本的なチェックをクライアント側として
のユーザ装置1で行い、このチェックでOKとなったア
ドレスに対してのみ、プロバイダ・サーバ装置2におい
て、そのデータベース(図中「D/B」と記載)2dに
登録したプロバイダ名(ドメイン名)テーブルとのチェ
ックにより、当該メールアドレスが、存在するかどうか
を判定する。
【0021】これにより、メールアドレスの文法上の基
本的な入力ミスの場合には、そのメールアドレス宛の情
報(電子メール)およびメールアドレスそのもの(例え
ばニュース配信要求用Webページで登録したメールア
ドレス)が、電話回線3およびインターネット4を通じ
て、プロバイダ・サーバ装置2や中継ドメインまで流れ
る前に、そのミスを発見できるので、処理時間・費用
面、ネットワーク負荷軽減の面で効率が向上する。
【0022】以下、その詳細を具体的に説明する。
【0023】電子メールにおけるメールアドレスの入力
という操作を考えた場合、その入力誤りの内容は大きく
以下のように分類される。
【0024】「アドレスの体系に関する基本誤り」と
して、a「先頭にピリオド(.)がきている」、b
「アットマーク(@)が存在しない」、c「アットマ
ーク(@)の次にピリオド(.)がきている」などが例
として挙げられる。
【0025】「組織属性に関する誤り」として、a
「実在しない組織属性(「co」,「ne」など以外)
が入力されている」、b「実在しない国・地域コード
゛(「jp」,「kr」など以外)が入力されている」
などが例として挙げられる。
【0026】「プロバイダ名(ドメイン名)に関する
誤り」として、a「実在しないプロバイダ名(例え
ば、nifdyなど)が入力されている」が例として挙
げられる。
【0027】「名前(先頭からアットマークまでの
値)に関する誤り」として、a「実在しない名前が入
力されている」が例として挙げられる。
【0028】上述の分類の中で、との入力誤りパタ
ーンは文法上の誤りとして、ユーザ装置1(クライアン
ト側)での入力チェックで検出可能であり、これらの文
法上の誤りのあるメールアドレスの情報が、電話回線2
に送信されることを防ぐことができる。
【0029】すなわち、ユーザ装置1では、メール処理
部1aにおいて、メール作成部1bでのメール作成時に
おけるメールアドレスの入力があれば、メールチェック
部1cにおいて、そのメールアドレスに関して、a
「先頭にピリオド(.)がきている」か、b「アット
マーク(@)が存在しない」か、c「アットマーク
(@)の次にピリオド(.)がきている」か、さらに、
a「実在しない組織属性(「co」,「ne」など以
外)が入力されている」か、b「実在しない国・地域
コード゛(「jp」,「kr」など以外)が入力されて
いる」かなど、文法上の誤りをチェックし、その入力ミ
スを検出し、ユーザ装置1の表示装置等を介して、その
旨を通知する。
【0030】また、の入力誤りパターンについては、
プロバイダ・サーバ装置2側で、データベース2d内の
マスタテーブルとのチェックにより、インターネット4
上の中継ドメインまでデータが流れるのを防ぐことがで
きる。
【0031】すなわち、ユーザ装置1から送られてきた
メールアドレスにおける「プロバイダ名(ドメイン
名)」が、例えば、入力ミスにより「nifdy」とな
っていれば、プロバイダ・サーバ装置2は、メール処理
部2aのメールチェック部2cにおいて、メール通信部
2bにより受信した当該メールにおけるメールアドレス
が、データベース2dに格納されているプロバイダ一覧
テーブルに登録されているか否かを判別し、登録されて
いなければ、a「実在しないプロバイダ名(ドメイン
名)」が入力されているものとして、その入力ミスを検
知し、当該メールのインターネット4への送信は中止
し、その旨(プロバイダ名(ドメイン名)の入力ミス)
をユーザ装置1へ通知する。
【0032】このように、「アドレスの体系に関する
基本誤り」および「組織属性に関する誤り」といった
メールアドレスの文法上の入力ミスの場合には、そのメ
ールアドレス宛の情報およびメールアドレスそのもの
が、電話回線3を通じて、プロバイダ・サーバ装置2ま
で流れる前に、ユーザ装置1で、そのミスを発見でき、
また、「プロバイダ名(ドメイン名)に関する誤り」
といったメールアドレスの入力ミスの場合には、そのメ
ールアドレス宛の情報およびメールアドレスそのもの
が、インターネット4を通じて、中継ドメインまで流れ
る前に、プロバイダ・サーバ装置2で、そのミスを発見
できる。
【0033】次に、図2を用いて、このような図1にお
けるメールアドレスチェックシステムの処理動作を説明
する。
【0034】まず、Webページ上でメールアドレスの
入力があり、何らかの起動がされた場合(例えば送信ボ
タンを押下するなどの場合)に、その項目が入力されて
いるかどうかを判定する(ステップS10)。
【0035】ここで「入力なし」と判定した場合にはN
Gとして、最初の項目入力画面に戻る。また、「入力あ
り」と判定した場合には、次の第1フェーズの基本チェ
ックに移る(ステップS20)。
【0036】このステップS20においては、メールア
ドレスそのものの体系に反するものを文法上のエラーと
して除外してしまうものであり、例えば以下のようなチ
ェックが挙げられる。
【0037】a「先頭にピリオド(.)がきている」、
b「アットマーク(@)が存在しない」、c「アッ
トマーク(@)の次にピリオド(.)がきている」、
d「ピリオド(.)が二つ続いている」、e「ピリオ
ド(.)の次にアットマーク(@)がきている」、f
「アットマーク(@)で終わっている」、g「ピリオ
ド(.)が存在しない」、h「ピリオド(.)で終わ
っている」などの入力ミスパターンが挙げられる。
【0038】さらに、これらの入力ミスパターンに関し
てのチェックの後に、組織属性の存在チェックを行う。
組織属性は、「CO」,「NE」,「ED」といった機
関を表わすコードと、「J」,「KR」といった国・地
域を表わすコードからなるが、これらの体系に反するア
ドレスが入力されていないかどうかをチェックする。
【0039】これらのチェックの結果、ステップS20
において「エラー」と判定した場合にはNGとして最初
の項目入力画面に戻り、また、「OK」と判定した場合
には、次の第2フェーズのプロバイダチェックに移る
(ステップS30)。
【0040】尚、ここまでの処理は、負荷を軽減させる
ためにクライアント側としてのユーザ装置1でチェック
をさせるようにするが、以降のチェックは、サーバ側と
してのプロバイダ・サーバ装置2で行うものとする。
【0041】ステップS30では、メールアドレスのプ
ロバイダ名(ドメイン名)の部分を取り出して、実際の
プロバイダ名(ドメイン名)が登録されているデータベ
ース装置に格納しているプロバイダ名(ドメイン名)テ
ーブルの登録内容と比較を行い、取り出したプロバイダ
名(ドメイン名)が正しいかどうかをチェックする。
【0042】ここでのチェック技術として、全文一致方
式で比較を行う技術をとる。実際の例として、プロバイ
ダ名(ドメイン名)の一文字でも異なるためにエラーに
なるケースが多いためである。例えば、「NIFDY」
や「BIGLOVE」などの入力ミスが多く発生する。
【0043】そのチェックの結果、ステップS30にお
いて「エラー」と判定した場合にはNGとして最初の項
目入力画面に戻り、「OK」と判定した場合には、当ロ
ジックをすべて完了し、後続のメール通信処理へつなが
る。
【0044】以上、図1および図2を用いて説明したよ
うに、本例では、メールアドレスの構成の特徴に基づ
き、メールアドレスの入力時における入力誤りのパター
ンを分類し、そのパターン別に、クライアント側として
のユーザ装置1とプロバイダ・サーバ装置2側で、入力
誤りチェック内容を分割し、クライアント側とサーバ側
で段階的に、入力誤りをチェックする。
【0045】例えば、入力されたメールアドレスに対し
て、文法上の基本的なチェックをクライアント側で行
い、このチェックでOKとなったアドレスに対しての
み、サーバ側でのプロバイダ名(ドメイン名)テーブル
とのチェックにより、当該メールアドレスが、存在する
かどうかを判定する。
【0046】これにより、メールアドレスの文法上の基
本的な入力ミスの場合には、そのメールアドレス宛の情
報およびメールアドレスそのもの(例えばニュース配信
要求用Webページで登録したメールアドレス)がイン
ターネットを通じて中継ドメインまで流れる前に、その
ミスを発見できるので、処理時間・費用面、および、ネ
ットワーク負荷軽減の面で効率が向上する。
【0047】尚、本発明は、図1と図2を用いて説明し
た例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない
範囲において種々変更可能である。例えば、本例では、
電子メールに関してのメールアドレスチェックを例に説
明したが、Webページ上等で入力されたメールアドレ
スに対しても、Webブラウザ(クライアント側)での
文法上の基本的なチェック、および、Webサーバ側で
のドメイン名等の宛先情報に基づくメールアドレスのエ
ラーチェックを行うことができる。これにより、ダイレ
クト電子メールを配信する場合にも、より多くの「正し
い」メールアドレスを集めることができ、宣伝効果がよ
り大きくなる。
【0048】このような構成とする場合、例えば、ユー
ザ装置1に関しては、メール処理部1aとして、メール
作成部1bやメール通信部1dを有しない、メールチェ
ック部1cのみを設けた構成として、キーやポインティ
ングディバイス等の入力装置で入力されたメールアドレ
スに対して、メールチェック部1cで、予めメモリ等に
記憶された文法上のエラーチェック情報に基づく検証を
行うことで、文法上のエラーのないメールアドレスのみ
を入力情報として取り込むメールアドレス入力制御装置
として機能させ、取り込んだメールアドレスをWebブ
ラウザを介して、サーバに送信する構成としても良い。
【0049】また、この際、プロバイダ・サーバ装置2
も、クライアント側装置(Webブラウザ)から受信し
たメールアドレスに対して、予めデータベース装置に記
憶した例えばドメイン名等の宛先情報との照合を行う手
段としてメールチェック部2cを機能させ、ドメイン名
を含むメールアドレスであれば、該メールアドレスをダ
イレクト電子メール配信先情報として取り込む構成とす
る。
【0050】また、本例では、メールアドレスの構成の
特徴に基づき、メールアドレスの入力時における入力誤
りのパターンを分類し、そのパターン別に、クライアン
ト側としてのユーザ装置1とプロバイダ・サーバ装置2
側で、入力誤りチェック内容を分割し、クライアント側
とサーバ側のそれぞれに分けて、段階的に、入力誤りを
チェックしているが、一つの装置で、両方のチェックを
実行する構成としても良い。
【0051】また、本例では、電話回線3とインターネ
ット4とからなるネットワーク構成としたが、例えば、
イントラネットによるネットワーク構成としても良い。
尚、このイントラネットでは、電子メールの配信等、プ
ロバイダ名(ドメイン名)が不要な場合もあり、このよ
うな場合には、ホスト名等をプロバイダ名(ドメイン
名)に替えて宛先情報として用いる。
【0052】また、ユーザ装置1とプロバイダ・サーバ
装置2のコンピュータ構成に関しても、キーボードや光
ディスクの駆動装置の無いコンピュータ構成としても良
い。また、本例では、光ディスクを記録媒体として用い
ているが、FD(Flexible Disk)等を記録媒体として
用いることでも良い。また、プログラムのインストール
に関しても、通信装置を介してネットワーク経由でプロ
グラムをダウンロードしてインストールすることでも良
い。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、メールアドレスの入力
誤りの場合に、その情報がインターネットを通じて中継
ドメインまで流れ前に、事前にミスを発見できるので、
処理時間・費用面で効率が向上する。また、例えばダイ
レクトメールを配信する場合にも、より多くの「正し
い」メールアドレスを集めることができ、宣伝効果がよ
り大きくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるメールアドレスチェックシステ
ムの構成例を示すブロック図である。
【図2】図1におけるメールアドレスチェックシステム
の処理動作例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1:ユーザ装置、1a:メール処理部、1b:メール作
成部、1c:メールチェック部、1d:メール通信部、
2:プロバイダ・サーバ装置、2a:メール処理部、2
b:メールチェック部、2c:メール通信部、2d:デ
ータベース、3:電話回線、4:インターネット。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子メールのメールアドレスを入力する
    手段と、入力されたメールアドレスに対して、予め記憶
    装置に記憶された文法上のエラーチェック情報に基づく
    検証を行う手段と、文法上のエラーのないメールアドレ
    スのみを入力情報として取り込む手段とを有することを
    特徴とするメールアドレス入力制御装置。
  2. 【請求項2】 電子メールの通信を行う装置であって、
    入力されたメールアドレスに対して、予め記憶装置に記
    憶された文法上のエラーチェック情報に基づく検証を行
    う手段と、文法上のエラーのないメールアドレスの電子
    メールを送信する手段とを有することを特徴とする電子
    メール通信装置。
  3. 【請求項3】 電子メールの転送を行うメールサーバ装
    置であって、受信した電子メールに付与されたメールア
    ドレスに対して、予め記憶装置に記憶されたドメイン名
    との照合を行う手段と、記憶されたドメイン名を含むメ
    ールアドレスであれば、該メールアドレスに基づく当該
    電子メールの転送を行う手段とを有することを特徴とす
    るメールサーバ装置。
  4. 【請求項4】 電子メールの転送を行うメールサーバ装
    置であって、受信した電子メールに付与されたメールア
    ドレスに対して、予め記憶装置に記憶された宛先情報と
    の照合を行う手段と、記憶された宛先情報を含むメール
    アドレスであれば、該メールアドレスに基づく当該電子
    メールの転送を行う手段とを有することを特徴とするメ
    ールサーバ装置。
  5. 【請求項5】 クライアント装置とネットワークを介し
    て接続されたサーバ装置であって、上記クライアント装
    置から受信したメールアドレスに対して、予め記憶装置
    に記憶された宛先情報との照合を行う手段と、記憶され
    た宛先情報を含むメールアドレスであれば、該メールア
    ドレスを入力情報として取り込む手段とを有することを
    特徴とするサーバ装置。
  6. 【請求項6】 クライアント装置とサーバ装置とからな
    る電子メールのメールアドレスチェックシステムであっ
    て、上記クライアント装置は、入力されたメールアドレ
    スに対して、予め記憶装置に記憶された文法上のエラー
    チェック情報に基づく検証を行う手段と、メールアドレ
    スに文法上のエラーがない電子メールを上記サーバ装置
    に送信する手段とを有し、上記サーバ装置は、上記クラ
    イアント装置から受信した電子メールのメールアドレス
    に対して、予め記憶装置に記憶されたドメイン名との照
    合を行う手段と、記憶されたドメイン名を有するメール
    アドレスの電子メールを、該メールアドレスに基づき転
    送する手段とを有することを特徴とするメールアドレス
    チェックシステム。
  7. 【請求項7】 クライアント装置とサーバ装置とからな
    るメールアドレスのチェックシステムであって、上記ク
    ライアント装置は、入力されたメールアドレスに対し
    て、予め記憶装置に記憶された文法上のエラーチェック
    情報に基づく検証を行う手段と、文法上のエラーのない
    メールアドレスを上記サーバ装置に送信する手段とを有
    し、上記サーバ装置は、上記クライアント装置からのメ
    ールアドレスを受信する手段と、該メールアドレスに対
    して、予め記憶装置に記憶された宛先情報との照合を行
    い当該メールアドレスのエラーチェックを行う手段と、
    宛先情報との照合エラーのないメールアドレスであれ
    ば、該メールアドレスに基づく処理を行う手段とを有す
    ることを特徴とするメールアドレスチェックシステム。
  8. 【請求項8】 ネットワークを介して電子メール通信を
    行うクライアント装置とサーバ装置による当該電子メー
    ルのアドレス情報の不備をチェックする方法であって、
    上記クライアント装置において、入力されたメールアド
    レスに対して、予め記憶装置に記憶された文法上のエラ
    ーチェック情報に基づく検証を行う手順と、文法上のエ
    ラーのないメールアドレスが付与された電子メールを上
    記サーバ装置に送信する手順とを実行し、上記サーバ装
    置において、上記クライアント装置からの電子メールを
    受信する手順と、該電子メールのメールアドレスに対し
    て、予め記憶装置に記憶されたドメイン名との照合を行
    う手順と、記憶されたドメイン名を含むメールアドレス
    であれば、該メールアドレスに基づき当該電子メールを
    転送する手順とを実行することを特徴とするメールアド
    レスチェック方法。
  9. 【請求項9】 ネットワークを介して接続されたクライ
    アント装置とサーバ装置によるメールアドレスの不備を
    チェックする方法であって、上記クライアント装置にお
    いて、入力されたメールアドレスに対して、予め記憶装
    置に記憶された文法上のエラーチェック情報に基づく検
    証を行う手順と、文法上のエラーのないメールアドレス
    を上記サーバ装置に送信する手順とを実行し、上記サー
    バ装置において、上記クライアント装置からのメールア
    ドレスを受信する手順と、該メールアドレスに対して、
    予め記憶装置に記憶された宛先情報との照合を行う手順
    と、記憶された宛先情報を含むメールアドレスであれ
    ば、該メールアドレスに基づく処理を行う手順とを実行
    することを特徴とするメールアドレスチェック方法。
  10. 【請求項10】 コンピュータに、請求項8、もしく
    は、請求項9のいずれかに記載のメールアドレスチェッ
    ク方法における各手順を実行させるためのプログラム。
  11. 【請求項11】 コンピュータに、請求項8、もしく
    は、請求項9のいずれかに記載のメールアドレスチェッ
    ク方法における各手順を実行させるためのプログラムを
    記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な
    記録媒体。
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