JP4277369B2 - 光再生装置、光再生方法、光記録装置、および光記録方法、並びに記録媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、光再生装置、光再生方法、光記録装置、光記録方法、および記録媒体に関し、特に、正確にデータを記録および再生することができるようにした光再生装置、光再生方法、光記録装置、光記録方法、および記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
図1は、光ディスクドライブ装置の利用例を表している。光ディスクドライブ装置2は、装着される光ディスク3(例えば、CD-R(Compact Disc-Recordable)、CD-RW(Compact Disc-Rewritable)、またはCD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory))に、パーソナルコンピュータ1から供給されるデータを記録させたり、光ディスク3に記録されているデータを再生し、パーソナルコンピュータ1に出力する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、光ディスク3に記録されているデータが再生される場合、光ディスクドライブ装置2において、所定の速度で回転する光ディスク3の信号面に、再生用のレーザパワー(以下、リードパワーと称する)のレーザ光が照射され、その信号面からの、信号(ピット)の有無により変調された光(反射光)が電子信号に変換される。近年、光ディスク3の回転速度の高速化が図られており、現在においては、標準速(光ディスクの外周において、210rpm)からその24倍速(光ディスクの外周において、5040rpm)での使用が実用化されている。
【0004】
しかしながら、光ディスク3が高速に回転すればするほど、再生時のC/N比が悪化することが知られている。図2は、CAV(Constant Angular Velocity)方式で駆動された光ディスク3の半径方向におけるC1エラーを示している。光ディスク3がCAV方式で駆動される場合、外周に行けば行くほど回転速度が早くなるので、結局、図2は、回転速度とC1エラーの関係を示している。
【0005】
図2中線Aは、最も強度が弱いリードパワーAのレーザ光が、線Bは、リードパワーAより強い強度のリードパワーBのレーザ光が、そして線Cは、リードパワーBより強い強度のリードパワーCのレーザ光が照射されてデータが再生された場合の回転速度とC1エラーの関係を示している。いずれの場合も回転速度が速くなればなるほど、C1エラーが大きくなっている。
【0006】
しかしながら、リードパワーA(線A)のときに比べ、リードパワーB(線B)のときの、またリードパワーBのときに比べ、リードパワーC(線C)のときの高速回転時のC1エラーが小さくなっている。すなわち、より強い強度のリードパワーのときほど、高速回転時のC1エラーが小さくなっている。そこで、より強いリードパワーを利用することより、高速回転時のC/N比悪化を防止することも考えられるが、強い強度のリードパワーのレーザ光を利用すると、今度は、記録時において不具合が発生する。
【0007】
例えば、光ディスクドライブ装置2において光ディスク3にデータを記録する場合、図3に示すように、リードパワーに、記録用のレーザパワー(以下、ライトパワー)がさらに加えられた強度のレーザ光が、所定の速度で回転する光ディスク3の信号面に照射される。これにより、光ディスク3の信号面上にピットが形成され、データが記録されるが、リードパワーが強すぎると、光ディスク3に照射されるレーザ光の全体の強度が強くなり(強なりすぎ)、ピット変形が発生する。その結果、データが正確に記録されなくなる。特に、光ディスク3の回転速度が低速(例えば、標準速)であるときは、ピット変形が発生しやすくなる。
【0008】
このことより、リードパワーの強度を強くするには限度があり、結局、記録時に不具合を発生させずに、光ディスク3を高速回転させ、データを再生することができない課題があった。
【0009】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、記録時に不具合を発生せず、光ディスクの高速回転再生を可能にするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の光再生装置は、記録媒体に光を照射する照射手段と、記録媒体に記録されている情報の再生が開始される前に、記録媒体の回転速度に応じて設定されているリードパワーごとに、記録媒体に光を照射するように照射手段を制御する第1の照射制御手段と、照射手段により記録媒体に照射される光のリードパワーごとに、フォーカス制御がなされ、かつ、トラッキング制御がなされていないときのトラッキングエラー信号の振幅が所定の値になるように、トラッキングエラー信号の増幅率およびトラッキングエラー信号のオフセット値を調整する調整手段と、調整手段により調整された、リードパワーごとのトラッキングエラー信号の増幅率およびトラッキングエラー信号のオフセット値を記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、記録媒体の回転速度を検出する検出手段と、記録媒体に記録されている情報を再生する際に、検出手段により検出された回転速度に応じて設定されているリードパワーの光を記録媒体に照射するように照射手段を制御する第2の照射制御手段と、第2の照射制御手段の制御に従って照射手段が照射する光のリードパワーに対応するトラッキングエラー信号の増幅率およびトラッキングエラー信号のオフセット値を、記憶手段から読み出して照射手段に設定する設定手段とを備えることを特徴とする。
【0011】
請求項2に記載の光再生装置は、設定手段が、第2の照射制御手段の制御に応じたリードパワーの光が記録媒体に照射されるとき、リードパワーの変化量に反比例させてフォーカスエラー信号の増幅率およびフォーカスエラー信号のオフセット値を算出し、記憶手段に記憶されているトラッキングエラー信号の増幅率およびトラッキングエラー信号のオフセット値とともに照射手段に設定することができる。
【0012】
請求項3に記載の光再生方法は、記録媒体に記録されている情報の再生が開始される前に、記録媒体の回転速度に応じて設定されているリードパワーごとに、記録媒体に光を照射するように、記録媒体に光を照射する照射手段を制御する第1の照射制御ステップと、照射手段により記録媒体に照射される光のリードパワーごとに、フォーカス制御がなされ、かつ、トラッキング制御がなされていないときのトラッキングエラー信号の振幅が所定の値になるように、トラッキングエラー信号の増幅率およびトラッキングエラー信号のオフセット値を調整する調整ステップと、調整ステップにおいて調整された、リードパワーごとのトラッキングエラー信号の増幅率およびトラッキングエラー信号のオフセット値を記憶手段に記憶させる記憶制御ステップと、記録媒体の回転速度を検出する検出ステップと、記録媒体に記録されている情報を再生する際に、検出ステップで検出された回転速度に応じて設定されているリードパワーの光を記録媒体に照射するように照射手段を制御する第2の照射制御ステップと、照射手段が照射する光のリードパワーに対応するトラッキングエラー信号の増幅率およびトラッキングエラー信号のオフセット値を、記憶手段から読み出して照射手段に設定する設定ステップとを含むことを特徴とする。
【0013】
請求項4に記載の媒体は、記録媒体に記録されている情報の再生が開始される前に、記録媒体の回転速度に応じて設定されているリードパワーごとに、記録媒体に光を照射するように、記録媒体に光を照射する照射手段を制御する第1の照射制御ステップと、照射手段により記録媒体に照射される光のリードパワーごとに、フォーカス制御がなされ、かつ、トラッキング制御がなされていないときのトラッキングエラー信号の振幅が所定の値になるように、トラッキングエラー信号の増幅率およびトラッキングエラー信号のオフセット値を調整する調整ステップと、調整ステップにおいて調整された、リードパワーごとのトラッキングエラー信号の増幅率およびトラッキングエラー信号のオフセット値を記憶手段に記憶させる記憶制御ステップと、記録媒体の回転速度を検出する検出ステップと、記録媒体に記録されている情報を再生する際に、検出ステップで検出された回転速度に応じて設定されているリードパワーの光を記録媒体に照射するように照射手段を制御する第2の照射制御ステップと、照射手段が照射する光のリードパワーに対応するトラッキングエラー信号の増幅率およびトラッキングエラー信号のオフセット値を、記憶手段から読み出して照射手段に設定する設定ステップとからなることを特徴とする。
【0014】
請求項1に記載の光再生装置、請求項3に記載の光再生方法、および請求項4に記載の記録媒体においては、記録媒体に記録されている情報の再生が開始される前に、記録媒体の回転速度に応じて設定されているリードパワーごとに、記録媒体に光を照射するように、記録媒体に光を照射する照射手段が制御される。また、照射手段により記録媒体に照射される光のリードパワーごとに、フォーカス制御がなされ、かつ、トラッキング制御がなされていないときのトラッキングエラー信号の振幅が所定の値になるように、トラッキングエラー信号の増幅率およびトラッキングエラー信号のオフセット値が調整され、リードパワーごとのトラッキングエラー信号の増幅率およびトラッキングエラー信号のオフセット値が記憶手段に記憶される。そして、記録媒体の回転速度が検出され、検出された回転速度に応じて設定されているリードパワーの光を記録媒体に照射するように照射手段が制御され、照射手段が照射する光のリードパワーに対応するトラッキングエラー信号の増幅率およびトラッキングエラー信号のオフセット値が、記憶手段から読み出されて照射手段に設定される。
【0015】
請求項5に記載の光記録装置は、記録媒体に光を照射する照射手段と、記録媒体への情報の記録が開始される前に、記録媒体の回転速度に応じて設定されているリードパワーごとに、記録媒体に光を照射するように照射手段を制御する第1の照射制御手段と、照射手段により記録媒体に照射される光のリードパワーごとに、フォーカス制御がなされ、かつ、トラッキング制御がなされていないときのトラッキングエラー信号の振幅が所定の値になるように、トラッキングエラー信号の増幅率およびトラッキングエラー信号のオフセット値を調整する調整手段と、調整手段により調整された、リードパワーごとのトラッキングエラー信号の増幅率およびトラッキングエラー信号のオフセット値を記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、記録媒体の回転速度を検出する検出手段と、記録媒体に情報を記録する際に、検出手段により検出された回転速度に応じて設定されているリードパワーの光に所定のライトパワーを加えた光を記録媒体に照射するように照射手段を制御する第2の照射制御手段と、第2の照射制御手段の制御に従って照射手段が照射する光のリードパワーに対応するトラッキングエラー信号の増幅率およびトラッキングエラー信号のオフセット値を、記憶手段から読み出して照射手段に設定する設定手段とを備え、第1および第2の照射制御手段は、リードパワーのライトパワーに対する割合が25%以下になるように、照射手段のリードパワーの出力を制御することを特徴とする。
【0016】
請求項6に記載の光記録装置は、設定手段が、第2の照射制御手段の制御に応じたリードパワーの光が照射されるとき、リードパワーの変化量に反比例させてフォーカスエラー信号の増幅率およびフォーカスエラー信号のオフセット値を算出し、記憶手段に記憶されているトラッキングエラー信号の増幅率およびトラッキングエラー信号のオフセット値とともに照射手段に設定することができる。
【0018】
請求項7に記載の光記録方法は、記録媒体への情報の記録が開始される前に、記録媒体の回転速度に応じて設定されているリードパワーごとに、記録媒体に光を照射するように、記録媒体に光を照射する照射手段を制御する第1の照射制御ステップと、照射手段により記録媒体に照射される光のリードパワーごとに、フォーカス制御がなされ、かつ、トラッキング制御がなされていないときのトラッキングエラー信号の振幅が所定の値になるように、トラッキングエラー信号の増幅率およびトラッキングエラー信号のオフセット値を調整する調整ステップと、調整ステップにおいて調整された、リードパワーごとのトラッキングエラー信号の増幅率およびトラッキングエラー信号のオフセット値を記憶手段に記憶させる記憶制御ステップと、記録媒体の回転速度を検出する検出ステップと、記録媒体に情報を記録する際に、検出ステップで検出された回転速度に応じて設定されているリードパワーの光に所定のライトパワーを加えた光を記録媒体に照射するように照射手段を制御する第2の照射制御ステップと、照射手段が照射する光のリードパワーに対応するトラッキングエラー信号の増幅率およびトラッキングエラー信号のオフセット値を、記憶手段から読み出して照射手段に設定する設定ステップとを含むことを特徴とする。
【0019】
請求項8に記載の記録媒体は、記録媒体への情報の記録が開始される前に、記録媒体の回転速度に応じて設定されているリードパワーごとに、記録媒体に光を照射するように、記録媒体に光を照射する照射手段を制御する第1の照射制御ステップと、照射手段により記録媒体に照射される光のリードパワーごとに、フォーカス制御がなされ、かつ、トラッキング制御がなされていないときのトラッキングエラー信号の振幅が所定の値になるように、トラッキングエラー信号の増幅率およびトラッキングエラー信号のオフセット値を調整する調整ステップと、調整ステップにおいて調整された、リードパワーごとのトラッキングエラー信号の増幅率およびトラッキングエラー信号のオフセット値を記憶手段に記憶させる記憶制御ステップと、記録媒体の回転速度を検出する検出ステップと、記録媒体に情報を記録する際に、検出ステップで検出された回転速度に応じて設定されているリードパワーの光に所定のライトパワーを加えた光を記録媒体に照射するように照射手段を制御する第2の照射制御ステップと、照射手段が照射する光のリードパワーに対応するトラッキングエラー信号の増幅率およびトラッキングエラー信号のオフセット値を、記憶手段から読み出して照射手段に設定する設定ステップとからなることを特徴とする。
【0020】
請求項5に記載の光記録装置、請求項7に記載の光記録方法、および請求項8に記載の記録媒体においては、記録媒体への情報の記録が開始される前に、記録媒体の回転速度に応じて設定されているリードパワーごとに、記録媒体に光を照射するように、記録媒体に光を照射する照射手段が制御される。また、照射手段により記録媒体に照射される光のリードパワーごとに、フォーカス制御がなされ、かつ、トラッキング制御がなされていないときのトラッキングエラー信号の振幅が所定の値になるように、トラッキングエラー信号の増幅率およびトラッキングエラー信号のオフセット値が調整され、リードパワーごとのトラッキングエラー信号の増幅率およびトラッキングエラー信号のオフセット値が記憶手段に記憶される。そして、記録媒体の回転速度が検出され、検出された回転速度に応じて設定されているリードパワーの光に所定のライトパワーを加えた光を記録媒体に照射するように照射手段が制御され、照射手段が照射する光のリードパワーに対応するトラッキングエラー信号の増幅率およびトラッキングエラー信号のオフセット値が、記憶手段から読み出されて照射手段に設定される。さらに、リードパワーのライトパワーに対する割合が25%以下になるように、リードパワーの出力が制御される。
【0021】
【発明の実施の形態】
図4は、本発明を適用した光ディスクドライブ装置の構成例を表している。光ピックアップ11は、レーザダイオード12および検出器13から構成されており、そのレーザダイオード12は、光ディスク3の信号面にレーザ(光)を照射する。検出器13は、光ディスク3の信号面より反射される、ピットの有無により変調された光を受光し、電気信号に変換して、RF(Radio Frequency)処理部17に出力する。
【0022】
スレッドモータ14は、光ピックアップ11を光ディスク3の半径方向に駆動する。アクチュエータドライバ15は、スピンドルモータ10、光ピックアップ11、およびスレッドモータ14を駆動する。
【0023】
レーザコントロール部16は、制御用マイクロコンピュータ20からの指令に従って、光ピックアップ11から光ディスク3に照射される光を制御する。
【0024】
RF処理部17は、制御用マイクロコンピュータ20により制御され、所定の処理を実行する。例えば、RF処理部17は、検出器13で検出された信号の加減算処理を行い、トラッキングエラー信号(以下、TE(Tracking Error)信号と記述する)、およびフォーカスエラー信号(以下、FE(Focus Error)信号と記述する)を生成し、サーボプロセッサ18に出力する。RF処理部17はまた、検出器13で検出された信号から再生信号を生成し、エンコーダ/デコーダ19に出力する。
【0025】
サーボプロセッサ18は、RF処理部17より入力されたTE信号およびFE信号に基づいて、アクチュエータドライバ15をトラッキング制御およびフォーカス制御する。
【0026】
エンコーダ/デコーダ19は、制御用マイクロコンピュータ20により制御され、RF処理部17で生成された再生信号をEFM復調し、誤り訂正処理を行った後、CD-ROM用のフォーマットに変換し、またCD−ROM用エンコーダ/デコーダ22から入力された信号をEFM変調し、誤り訂正符号を付加した後、レーザコントロール部16に出力する。さらに、エンコーダ/デコーダ19は、誤り訂正等に関する情報を制御用マイクロコンピュータ20に出力する。
【0027】
制御用マイクロコンピュータ20は、レーザコントロール部16、RF処理部17、サーボプロセッサ18、およびエンコーダ/デコーダ19を制御する。メモリ21は、制御用マイクロコンピュータ20が各種の処理を実行する上において必要なデータなどを適宜記憶する。
【0028】
CD−ROM用エンコーダ/デコーダ22は、エンコーダ/デコーダ19により復調されたCD−ROM用フォーマットの信号を、メモリ23に格納するとともに、復調して再生データを生成する。CD−ROM用エンコーダ/デコーダ22はまた、ホストコンピュータ25からインタフェース&コントローラ24を介して入力される記録データをメモリ23に記憶させ、CD−ROM用フォーマットの信号にエンコードして、エンコーダ/デコーダ19に出力する。
【0029】
インタフェース&コントローラ24は、ホストコンピュータ25からの指令に基づいて、制御用マイクロコンピュータ20およびCD−ROM用エンコーダ/デコーダ22を制御する。
【0030】
ホストコンピュータ25は、ユーザからの指令に対応する信号を、インタフェース&コントローラ24を介して、制御用マイクロコンピュータ20およびCD-ROM用エンコーダ/デコーダ22に出力する。
【0031】
次に、図4の光ディスクドライブ装置の再生時におけるリードパワーの調整処理を、図5のフローチャートを参照して説明する。この例の場合、光ディスク3は、標準速、2倍速、4倍速、12倍速、および24倍速で回転されるものとする。
【0032】
ステップS1において、光ディスク3が、スピンドル10−Aに装着されると、ステップS2において、アクチュエータドライバ15は、所定の倍速(この例の場合、2倍速)で、スピンドル10−Aを駆動させる。
【0033】
ステップS3において、制御用マイクロコンピュータ20は、メモリ21から、RF信号の増幅率Grf−1、FE信号の増幅率Gfe−1、およびFE信号のオフセット値Ofe−1を読み出し、RF処理部17に設定する。RF処理部17は、設定された増幅率Gfe−1および増幅率Grf−1に基づいて、RF信号およびFE信号を生成する。
【0034】
RF信号の増幅率Grf、FE信号の増幅率Gfe、およびFE信号のオフセット値Ofeは、リードパワーの大きさにより変化する。増幅率Grf−1、増幅率Gfe−1、およびオフセット値Ofe−1は、後述するステップS4で出射されるレーザ光のリードパワーP1のときのRF信号の増幅率Grf、FE信号の増幅率Gfe、およびFE信号のオフセット値Ofeであり、これらは、光ディスクドライブ装置の製造時に測定され、メモリ21に記憶されている。
【0035】
ステップS4において、制御用マイクロプロセッサ20は、レーザコントロール部16を制御し、リードパワーP1のレーザ光を、光ピックアップ11から光ディスク3の信号面に出射させる。
【0036】
ステップS5において、制御用マイクロコンピュータ20は、サーボプロセッサ18を制御し、アクチュエータドライバ15をフォーカス制御させる。すなわち、サーボプロセッサ18は、RF処理部17から供給される、増幅率Gfe−1で増幅されたFE信号に基づいて、アクチュエータドライバ15をフォーカス制御する。なお、このこき、アクチュエータドライバ15は、フォーカス制御のみがなされ、トラッキング制御がなされていない。
【0037】
次に、ステップS6において、制御用マイクロコンピュータ20は、RF処理部17を制御し、フォーカス制御のみがなされているときのTE信号の振幅を測定させ、測定させた振幅が所定の値になるように、TE信号の増幅率Gteおよびオフセット値Oteを調整させる。制御用マイクロコンピュータ20は、RF処理部17により調整されたTE信号の増幅率Gteおよびオフセット値Ote(以下、このときの増幅率Gteおよびオフセット値Oteを増幅率Gte−1およびオフセット値Ote−1と記述する)をRF処理部17から取得し、メモリ21に記憶させる。
【0038】
次に、ステップS7において、制御用マイクロコンピュータ20は、レーザコントロール部16を制御し、リードパワーP1のA倍(例えば、1.2倍)のリードパワーP2のレーザ光を、光ピックアップ11から光ディスク3に照射させる。
【0039】
ステップS8において、制御用マイクロコンピュータ20は、RF処理部17を制御し、フォーカス制御のみがなされているときのTE信号の振幅を測定させ、測定させた振幅が所定の値になるように、TE信号の増幅率Gteおよびオフセット値Oteを調整させる。制御用マイクロコンピュータ20は、RF処理部17により調整されたTE信号の増幅率Gteおよびオフセット値Ote(以下、このときの増幅率Gteおよびオフセット値Oteを増幅率Gte−2およびオフセット値Ote−2と記述する)をRF処理部17から取得し、メモリ21に記憶させる。これにより、メモリ21には、増幅率Gte−1およびオフセット値Ote−1、並びに増幅率Gte−2およびオフセット値Ote−2が記憶される。
【0040】
次に、ステップS9において、制御用マイクロプロセッサ20は、レーザコントロール部16を制御し、リードパワーP1のレーザ光を、光ピックアップ11から光ディスク3に照射させる。制御用マイクロプロセッサ20はまた、RF処理部17に、増幅率Gte−1およびオフセット値Ote−1を設定する。ステップS10において、制御用マイクロプロセッサ20は、サーボプロセッサ18を制御し、アクチュエータドライバ15をトラッキング制御させる。これにより、リードパワーP1によるデータ再生が開始される。
【0041】
ステップS12において、制御用マイクロプロセッサ20は、光ディスク3の回転速度を決定する。光ディスク3の回転速度は、光ディスク3の種類またはその利用内容により異なる。例えば、光ディスク3がCD-ROMであれば、24倍速で回転される。光ディスクの種類によって回転速度を決定する場合、制御用マイクロプロセッサ20は、光ディスク3からTOC情報を読み出し、光ディスク3の種類を検出し、回転速度を決定する。また、光ディスク3がCD-RまたはCD-RWである場合、その利用内容により標準速から24倍速のいずれかの速度で回転する。この場合、制御用マイクロプロセッサ20は、スピンドル10−Aに装着された光ディスク3がCD-RまたはCD-RWであることを検出した後、その利用内容を別途検出し、その回転速度を決定する。
【0042】
次に、ステップS12において、制御用マイクロプロセッサ20は、ステップS11で決定した回転速度が、標準速、2倍速、若しくは4倍速(以下、個々に区別する必要がない場合、これらをまとめて低倍速と称する)、又は12倍速若しくは24倍速(以下、個々に区別する必要がない場合、これらをまとめて高倍速と称する)であるか否かを判定し、高倍速であると判定した場合、ステップS13に進む。
【0043】
ステップS13において、アクチュエータドライバ15は、ステップS11で決定された回転速度(高倍速)で、スピンドル10−Aを駆動させる。ステップS14において、制御用マイクロプロセッサ20は、レーザコントロール部16を制御し、リードパワーP2のレーザ光を、光ピックアップ11から光ディスク3に出射させる。
【0044】
ステップS15において、制御用マイクロプロセッサ20は、ステップS14でレーザ光の強度がリードパワーP2にされたこと(リードパワーP1がA倍されたこと)に伴って変化した(大きくなった)FE信号の増幅率Gfe(=増幅率Gfe−1×A)、FE信号のオフセット値Ofe(=オフセット値Ofe−1×A)、およびRF信号の増幅率Grf(=増幅率Grf−1×A)のそれぞれに1/Aを乗算し、乗算した結果(増幅率Gfe−1、オフセット値Ofe−1、および増幅率Grf−1)をRF処理部17に設定する。RF処理部17は、設定された増幅率Gfe−1およびオフセット値Ofe−1に基づいてFE信号を生成し、また増幅率Grf−1に基づいてRF信号を生成する。これにより、リードパワーP2のときのFE信号およびRF信号は、リードパワーP1のときと同じ増幅率Gfe−1、オフセット値Ofe−1、および増幅率Grf−1に基づいて生成される。
【0045】
ステップS16において、制御用マイクロプロセッサ20は、メモリ21から、TE信号の増幅率Gte−2およびTE信号のオフセット値Ote−2(ステップS8で記憶されたデータ)を読み出し、RF処理部17に設定する。RF処理部17は、設定された増幅率Gte−2およびオフセット値Ote−2に基づいて、TE信号を生成する。これにより、リードパワーP2のときのTE信号の振幅は、リードパワーP1のときと同じ振幅に保たれる。
【0046】
ステップS12において、低倍速であると判定された場合、ステップS17に進み、アクチュエータドライバ15は、ステップS11で決定された回転速度(低倍速)で、スピンドル10−Aを駆動させる。その後、処理は終了される。
【0047】
すなわち、この例の場合、光ディスク3が、低倍速で回転される場合、リードパワーP1が照射され、FE信号の増幅率Gfe−1、FE信号のオフセット値Ofe−1、RF信号の増幅率Grf−1、TE信号の増幅率Gte−1、およびTE信号のオフセット値Ote−1が設定される。また、高倍速で回転される場合、リードパワーP2(リードパワーP1のA倍)が照射され、FE信号の増幅率Gfe−1、FE信号のオフセット値Ofe−1、RF信号の増幅率Grf−1、TE信号の増幅率Gte−2、およびTE信号のオフセット値Ote−2に設定される。
【0048】
以上のように、光ディスク3が高倍速で回転される場合、光ディスク3には、より強い強度(リードパワーP2)のレーザ光が照射されるようにしたので、データが正確に再生される。また、レーザ光の強度に対応するTE信号の増幅率GteおよびTE信号のオフセット値Oteを算出して記憶するようにしたので(ステップS6またはステップS8)、リードパワーが変更されるとき、それに対応するTE信号の増幅率GteおよびTE信号のオフセット値Oteが容易に設定される。
【0049】
次に、記録時のリードパワーの調整処理を、図6,図7のフローチャートを参照して説明する。ステップS21において、データが記録されている光ディスク3が、スピンドル10−Aに装着されると、ステップS22において、アクチュエータドライバ15は、所定の倍速(この例の場合、2倍速)で、スピンドル10−Aを駆動させる。
【0050】
ステップS23において、制御用マイクロコンピュータ20は、メモリ21から、リードパワーP1のときのRF信号の増幅率Grf−1、FE信号の増幅率Gfe−1、およびFE信号のオフセット値Ofe−1を読み出し、RF処理部17に設定する。ステップS24において、制御用マイクロプロセッサ20は、レーザコントロール部16を制御し、リードパワーP1のレーザ光を、光ピックアップ11から光ディスク3に出射させる。
【0051】
ステップS25において、制御用マイクロコンピュータ20は、サーボプロセッサ18を制御し、アクチュエータドライバ15をフォーカス制御させる。次に、ステップS26において、制御用マイクロコンピュータ20は、RF処理部17を制御し、フォーカス制御のみがなされトラッキング制御がなされていないときのTE信号の振幅を測定させ、測定させた振幅が所定の値になるように、TE信号の増幅率Gteおよびオフセット値Oteを調整させる。制御用マイクロコンピュータ20は、RF処理部17により調整されたTE信号の増幅率Gteおよびオフセット値Ote(この場合、増幅率Gte−1およびオフセット値Ote−1)を、RF処理部17から取得し、メモリ21に記憶させる。
【0052】
次に、ステップS27において、制御用マイクロコンピュータ20は、レーザコントロール部16を制御し、リードパワーP1のB倍のリードパワーP3のレーザ光を、光ピックアップ11から光ディスク3に照射させる。なお、値Bの大きさは、リードパワーのライトパワーに対する割合が25%以下になるような値とされる。これは、リードパワーがライトパワーの25%以上のレーザ強度を有する場合、リードパワーのみが照射されているときでも、ピットが形成されてしまう。
【0053】
ステップS28において、制御用マイクロコンピュータ20は、RF処理部17を制御し、フォーカス制御のみがなされトラッキング制御がなされていないときのTE信号の振幅を測定させ、測定させた振幅が所定の値になるように、TE信号の増幅率Gteおよびオフセット値Oteを調整させる。制御用マイクロコンピュータ20は、RF処理部17により調整されたTE信号の増幅率Gteおよびオフセット値Ote(以下、このときの増幅率Gteおよびオフセット値Oteを増幅率Gte−3およびオフセット値Ote−3と記述する)をRF処理部17から取得し、メモリ21に記憶させる。これにより、メモリ21には、増幅率Gte−1およびオフセット値Ote−1、並びに増幅率Gte−3およびオフセット値Ote−3が記憶される。
【0054】
次に、ステップS29において、制御用マイクロプロセッサ20は、レーザコントロール部16を制御し、リードパワーP1のレーザ光を、光ピックアップ11から光ディスク3に照射させる。制御用マイクロプロセッサ20はまた、RF処理部17に、増幅率Gte−1およびオフセット値Ote−1を設定する。ステップS30において、制御用マイクロプロセッサ20は、サーボプロセッサ18を制御し、アクチュエータドライバ15をトラッキング制御させる。これにより、データの読み取りが可能となり、例えば、データが記録されるアドレスなどが読み出しが可能となる。
【0055】
ステップS31において、制御用マイクロコンピュータ20は、ホストコンピュータ25から、記録開始の指令が入力されるまで待機し、その指令が入力されたとき、ステップS32に進む。
【0056】
ステップS32において、制御用マイクロコンピュータ20は、光ディスク3の回転速度を決定する。この例の場合、光ディスク3は、記録時において標準速または2倍速で回転されるものとする。ステップS33において、制御用マイクロコンピュータ20は、決定した回転速度が標準速であるか又は2倍速であるかを判定し、標準速であると判定した場合、ステップS34に進む。
【0057】
ステップS34において、アクチュエータドライバ15は、標準速で、スピンドル10−Aを駆動させる。ステップS35において、制御用マイクロプロセッサ20は、レーザコントロール部16を制御し、リードパワーP3のレーザ光を、光ピックアップ11から光ディスク3に出射させる。
【0058】
ステップS36において、制御用マイクロプロセッサ20は、ステップS35で、レーザ光の強度がリードパワーP3にされたこと(リードパワーP1がB倍されたこと)に伴って変化した(小さくなった)FE信号の増幅率Gfe(=増幅率Gfe−1×B)、FE信号のオフセット値Ofe(=オフセット値Ofe−1×B)、RF信号の増幅率Grf(=増幅率Grf−1×B)に1/Bを乗算し、乗算した結果(増幅率Gfe−1、オフセット値Ofe−1、および増幅率Grf−1)をRF処理部17に設定する。RF処理部17は、設定された増幅率Gfe−1およびオフセット値Ofe−1に基づいてFE信号を生成し、また設定された増幅率Grfに基づいてRF信号を生成する。これにより、リードパワーP3のときのFE信号およびRF信号は、リードパワーP1のときと同じ増幅率Gfe−1および増幅率rf−1に基づいて生成される。
【0059】
ステップS37において、制御用マイクロプロセッサ20は、メモリ21から、TE信号の増幅率Gte−3およびTE信号のオフセット値Ote−3(ステップS28で記憶された)を読み出し、RF処理部17に設定する。RF処理部17は、設定された増幅率Gte−3およびオフセット値Ote−3に基づいて、TE信号を生成する。これにより、リードパワーP3のときのTE信号の振幅は、リードパワーP1のときと同じ振幅に保たれる。
【0060】
ステップS37において、増幅率Gte−3およびオフセット値Ote−3が設定されたとき、またはステップS33において、回転速度が2倍速であると判定されたとき、ステップS38に進み、記録処理が開始される。ステップS39において、制御用マイクロコンピュータ20は、ホストコンピュータ25から、記録処理の停止が指令されるまで待機し(この間は、記録処理が実行され続けている)、その指令が入力されるとき、処理は終了される。
【0061】
すなわち、この例の場合、光ディスク3の2倍速回転での記録が行われるとき、リードパワーP1が照射され、FE信号の増幅率Gfe−1、FE信号のオフセット値Ofe−1、RF信号の増幅率Grf−1、TE信号の増幅率Gte−1、およびTE信号のオフセット値Ote−1が設定される。また、標準速での記録が行われる場合、リードパワーP3(リードパワーP1のB倍)が照射され、FE信号の増幅率Gfe−1、RF信号の増幅率Grf−1、TE信号の増幅率Gte−3、およびTE信号のオフセット値Ote−3が設定される。
【0062】
以上のように、光ディスク3が標準速(遅い速度)で回転される場合、光ディスク3には、より弱い強度(リードパワーP3)のレーザ光が照射されるようにしたので、リードパワーのレーザ光によるピット変形が発生しない。すなわち、データが正確に記録される。また、レーザ光の強度に対応するTE信号の増幅率GteおよびTE信号のオフセット値Oteを算出して記憶するようにしたので(ステップS26またはステップS28)、リードパワーが変更されるとき、それに対応するTE信号の増幅率GteおよびTE信号のオフセット値Oteが容易に設定される。
【0063】
以上においては、光ディスク3の回転速度が、光ディスク3の種類またはその利用内容により決定される場合を例として説明したが、光ディスク3の半径方向の各部分(内周または外周)の回転速度(または転送レート)を測定し、測定結果に基づいてリードパワーを調整することもできる。
【0064】
また、以上においては、光ディスク3が、標準速または2倍速で回転する場合を例として説明したが、例えば、標準速、又は2倍若しくは4倍速で回転する場合など、他の回転速の組み合わせにおいても応用することができる。
【0065】
上述した一連の処理は、ハードウエアにより実行されることもできるが、ソフトウエアにより実行されることもできる。一連の処理をソフトウエアにより実行される場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムが、専用のハードウエアとしての制御用マイクロコンピュータ20に組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどにインストールされる。
【0066】
次に、図8を参照して、上述した一連の処理を実行するプログラムをコンピュータにインストールし、コンピュータによって実行可能な状態とするために用いられる媒体について、そのコンピュータが汎用のパーソナルコンピュータである場合を例として説明する。
【0067】
プログラムは、図8(A)に示すように、コンピュータ31に内蔵されている記録媒体としてのハードディスク32や半導体メモリ33に予めインストールした状態でユーザに提供することができる。
【0068】
あるいはまた、プログラムは、図8(B)に示すように、フロッピーディスク41、CD-ROM42、MO(Magneto-Optical)ディスク43、DVD(Digital Versatile Disk)44、磁気ディスク45、半導体メモリ46などの記録媒体に、一時的あるいは永続的に格納し、パッケージソフトウエアとして提供することができる。
【0069】
さらに、プログラムは、図8(C)に示すように、ダウンロードサイト51から、デジタル衛星放送用の人工衛星52を介して、パーソナルコンピュータ53に無線で転送したり、ローカルエリアネットワーク、インターネットといったネットワーク61を介して、パーソナルコンピュータ53に有線で転送し、パーソナルコンピュータ53において、内蔵するハードディスクなどに格納させることができる。
【0070】
また、本発明において、媒体により提供されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるは個別に実行される処理も含むものである。
【0071】
【発明の効果】
請求項1に記載の光再生装置、請求項3に記載の光再生方法、および請求項4に記載の媒体によれば、記録媒体に記録されている情報の再生が開始される前に、記録媒体の回転速度に応じて設定されているリードパワーごとに、記録媒体に光を照射するように、記録媒体に光を照射する照射手段を制御し、照射手段により記録媒体に照射される光のリードパワーごとに、フォーカス制御がなされ、かつ、トラッキング制御がなされていないときのトラッキングエラー信号の振幅が所定の値になるように、トラッキングエラー信号の増幅率およびトラッキングエラー信号のオフセット値を調整し、リードパワーごとのトラッキングエラー信号の増幅率およびトラッキングエラー信号のオフセット値が記憶手段に記憶させ、記録媒体の回転速度を検出し、検出した回転速度に応じて設定されているリードパワーの光を記録媒体に照射するように照射手段を制御し、照射手段が照射する光のリードパワーに対応するトラッキングエラー信号の増幅率およびトラッキングエラー信号のオフセット値を、記憶手段から読み出して照射手段に設定するようにしたので、情報を正確に再生することができる。
【0072】
請求項5に記載の光記録装置、請求項7に記載の光記録方法、および請求項8に記載の媒体によれば、記録媒体への情報の記録が開始される前に、記録媒体の回転速度に応じて設定されているリードパワーごとに、記録媒体に光を照射するように、記録媒体に光を照射する照射手段を制御し、照射手段により記録媒体に照射される光のリードパワーごとに、フォーカス制御がなされ、かつ、トラッキング制御がなされていないときのトラッキングエラー信号の振幅が所定の値になるように、トラッキングエラー信号の増幅率およびトラッキングエラー信号のオフセット値を調整し、リードパワーごとのトラッキングエラー信号の増幅率およびトラッキングエラー信号のオフセット値を記憶手段に記憶させ、記録媒体の回転速度を検出し、検出した回転速度に応じて設定されているリードパワーの光に所定のライトパワーを加えた光を記録媒体に照射するように照射手段を制御し、照射手段が照射する光のリードパワーに対応するトラッキングエラー信号の増幅率およびトラッキングエラー信号のオフセット値を、記憶手段から読み出して照射手段に設定し、リードパワーのライトパワーに対する割合が25%以下になるように、リードパワーの出力を制御するようにしたので、情報を正確に記録することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】光ディスクドライブ装置の利用例を示す図である。
【図2】回転速度をC1エラーとの関係を示す図である。
【図3】ライトパワーを説明する図である。
【図4】本発明を適用した光ディスクドライブ装置の構成例を示すブロック図である。
【図5】再生時のリードパワー調整処理を説明するフローチャートである。
【図6】記録時のリードパワー調整処理を説明するフローチャートである。
【図7】記録時のリードパワー調整処理を説明する他のフローチャートである。
【図8】媒体を説明する図である。
【符号の説明】
1 パーソナルコンピュータ, 2 光ディスクドライブ装置, 3 光ディスク, 10 スピンドルモータ, 11 光ピックアップ, 12 レーザダイオード, 13 検出器, 14 スレッドモータ, 15 アクチュエータドライバ, 16 レーザコントロール部, 17 RF処理部, 18 サーボプロセッサ, 19 エンコーダ/デコーダ, 20 制御用マイクロプロセッサ, 21 メモリ, 22 CD-ROM用エンコーダ/デコーダ, 23 メモリ, 24 インタフェース&コントローラ, 25 ホストコンピュータ
Claims (8)
- 記録媒体に対して光を照射して情報を再生する光再生装置において、
前記記録媒体に光を照射する照射手段と、
前記記録媒体に記録されている情報の再生が開始される前に、記録媒体の回転速度に応じて設定されているリードパワーごとに、前記記録媒体に光を照射するように前記照射手段を制御する第1の照射制御手段と、
前記照射手段により前記記録媒体に照射される光のリードパワーごとに、フォーカス制御がなされ、かつ、トラッキング制御がなされていないときのトラッキングエラー信号の振幅が所定の値になるように、前記トラッキングエラー信号の増幅率および前記トラッキングエラー信号のオフセット値を調整する調整手段と、
前記調整手段により調整された、前記リードパワーごとの前記トラッキングエラー信号の増幅率および前記トラッキングエラー信号のオフセット値を記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、
前記記録媒体の回転速度を検出する検出手段と、
前記記録媒体に記録されている情報を再生する際に、前記検出手段により検出された前記回転速度に応じて設定されているリードパワーの光を前記記録媒体に照射するように前記照射手段を制御する第2の照射制御手段と、
前記第2の照射制御手段の制御に従って前記照射手段が照射する光のリードパワーに対応する前記トラッキングエラー信号の増幅率および前記トラッキングエラー信号のオフセット値を、前記記憶手段から読み出して前記照射手段に設定する設定手段と
を備えることを特徴とする光再生装置。 - 前記設定手段は、前記第2の照射制御手段の制御に応じたリードパワーの光が前記記録媒体に照射されるとき、リードパワーの変化量に反比例させてフォーカスエラー信号の増幅率および前記フォーカスエラー信号のオフセット値を算出し、前記記憶手段に記憶されている前記トラッキングエラー信号の前記増幅率および前記トラッキングエラー信号の前記オフセット値とともに前記照射手段に設定する
ことを特徴とする請求項1に記載の光再生装置。 - 記録媒体に対して光を照射して情報を再生する光再生装置の光再生方法において、
前記記録媒体に記録されている情報の再生が開始される前に、記録媒体の回転速度に応じて設定されているリードパワーごとに、前記記録媒体に光を照射するように、前記記録媒体に光を照射する照射手段を制御する第1の照射制御ステップと、
前記照射手段により前記記録媒体に照射される光のリードパワーごとに、フォーカス制御がなされ、かつ、トラッキング制御がなされていないときのトラッキングエラー信号の振幅が所定の値になるように、前記トラッキングエラー信号の増幅率および前記トラッキングエラー信号のオフセット値を調整する調整ステップと、
前記調整ステップにおいて調整された、前記リードパワーごとの前記トラッキングエラー信号の増幅率および前記トラッキングエラー信号のオフセット値を記憶手段に記憶させる記憶制御ステップと、
前記記録媒体の回転速度を検出する検出ステップと、
前記記録媒体に記録されている情報を再生する際に、前記検出ステップで検出された前記回転速度に応じて設定されているリードパワーの光を前記記録媒体に照射するように前記照射手段を制御する第2の照射制御ステップと、
前記照射手段が照射する光のリードパワーに対応する前記トラッキングエラー信号の増幅率および前記トラッキングエラー信号のオフセット値を、前記記憶手段から読み出して前記照射手段に設定する設定ステップと
を含むことを特徴とする光再生方法。 - 記録媒体に対して光を照射して情報を再生する光再生装置に光再生処理を実行させるプログラムにおいて、
前記記録媒体に記録されている情報の再生が開始される前に、記録媒体の回転速度に応じて設定されているリードパワーごとに、前記記録媒体に光を照射するように、前記記録媒体に光を照射する照射手段を制御する第1の照射制御ステップと、
前記照射手段により前記記録媒体に照射される光のリードパワーごとに、フォーカス制御がなされ、かつ、トラッキング制御がなされていないときのトラッキングエラー信号の振幅が所定の値になるように、前記トラッキングエラー信号の増幅率および前記トラッキングエラー信号のオフセット値を調整する調整ステップと、
前記調整ステップにおいて調整された、前記リードパワーごとの前記トラッキングエラー信号の増幅率および前記トラッキングエラー信号のオフセット値を記憶手段に記憶させる記憶制御ステップと、
前記記録媒体の回転速度を検出する検出ステップと、
前記記録媒体に記録されている情報を再生する際に、前記検出ステップで検出された前記回転速度に応じて設定されているリードパワーの光を前記記録媒体に照射するように前記照射手段を制御する第2の照射制御ステップと、
前記照射手段が照射する光のリードパワーに対応する前記トラッキングエラー信号の増幅率および前記トラッキングエラー信号のオフセット値を、前記記憶手段から読み出して前記照射手段に設定する設定ステップと
からなることを特徴とするプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。 - 所定のリードパワーに所定のライトパワーを加えた光を記録媒体に対して照射して情報を記録する光記録装置において、
前記記録媒体に光を照射する照射手段と、
前記記録媒体への情報の記録が開始される前に、記録媒体の回転速度に応じて設定されているリードパワーごとに、前記記録媒体に光を照射するように前記照射手段を制御する第1の照射制御手段と、
前記照射手段により前記記録媒体に照射される光のリードパワーごとに、フォーカス制御がなされ、かつ、トラッキング制御がなされていないときのトラッキングエラー信号の振幅が所定の値になるように、前記トラッキングエラー信号の増幅率および前記トラッキングエラー信号のオフセット値を調整する調整手段と、
前記調整手段により調整された、前記リードパワーごとの前記トラッキングエラー信号の増幅率および前記トラッキングエラー信号のオフセット値を記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、
前記記録媒体の回転速度を検出する検出手段と、
前記記録媒体に情報を記録する際に、前記検出手段により検出された前記回転速度に応じて設定されているリードパワーの光に所定のライトパワーを加えた光を前記記録媒体に照射するように前記照射手段を制御する第2の照射制御手段と、
前記第2の照射制御手段の制御に従って前記照射手段が照射する光のリードパワーに対応する前記トラッキングエラー信号の増幅率および前記トラッキングエラー信号のオフセット値を、前記記憶手段から読み出して前記照射手段に設定する設定手段と
を備え、
前記第1および第2の照射制御手段は、リードパワーのライトパワーに対する割合が25%以下になるように、前記照射手段のリードパワーの出力を制御する
ことを特徴とする光記録装置。 - 前記設定手段は、前記第2の照射制御手段の制御に応じたリードパワーの光が照射されるとき、リードパワーの変化量に反比例させてフォーカスエラー信号の増幅率および前記フォーカスエラー信号のオフセット値を算出し、前記記憶手段に記憶されている前記トラッキングエラー信号の前記増幅率および前記トラッキングエラー信号の前記オフセット値とともに前記照射手段に設定する
ことを特徴とする請求項5に記載の光記録装置。 - 所定のリードパワーに所定のライトパワーを加えた光を記録媒体に対して照射して情報を記録する光記録装置の光記録方法において、
前記記録媒体への情報の記録が開始される前に、記録媒体の回転速度に応じて設定されているリードパワーごとに、前記記録媒体に光を照射するように、前記記録媒体に光を照射する照射手段を制御する第1の照射制御ステップと、
前記照射手段により前記記録媒体に照射される光のリードパワーごとに、フォーカス制御がなされ、かつ、トラッキング制御がなされていないときのトラッキングエラー信号の振幅が所定の値になるように、前記トラッキングエラー信号の増幅率および前記トラッキングエラー信号のオフセット値を調整する調整ステップと、
前記調整ステップにおいて調整された、前記リードパワーごとの前記トラッキングエラー信号の増幅率および前記トラッキングエラー信号のオフセット値を記憶手段に記憶させる記憶制御ステップと、
前記記録媒体の回転速度を検出する検出ステップと、
前記記録媒体に情報を記録する際に、前記検出ステップで検出された前記回転速度に応じて設定されているリードパワーの光に所定のライトパワーを加えた光を前記記録媒体に照射するように前記照射手段を制御する第2の照射制御ステップと、
前記照射手段が照射する光のリードパワーに対応する前記トラッキングエラー信号の増幅率および前記トラッキングエラー信号のオフセット値を、前記記憶手段から読み出して前記照射手段に設定する設定ステップと
を含み、
前記第1および第2の照射制御ステップにおいて、リードパワーのライトパワーに対する割合が25%以下になるように、前記照射手段のリードパワーの出力が制御される
ことを特徴とする光記録方法。 - 所定のリードパワーに所定のライトパワーを加えた光を記録媒体に対して照射して情報を記録する光記録装置に光記録させるプログラムにおいて、
前記記録媒体への情報の記録が開始される前に、記録媒体の回転速度に応じて設定されているリードパワーごとに、前記記録媒体に光を照射するように、前記記録媒体に光を照射する照射手段を制御する第1の照射制御ステップと、
前記照射手段により前記記録媒体に照射される光のリードパワーごとに、フォーカス制御がなされ、かつ、トラッキング制御がなされていないときのトラッキングエラー信号の振幅が所定の値になるように、前記トラッキングエラー信号の増幅率および前記トラッキングエラー信号のオフセット値を調整する調整ステップと、
前記調整ステップにおいて調整された、前記リードパワーごとの前記トラッキングエラー信号の増幅率および前記トラッキングエラー信号のオフセット値を記憶手段に記憶させる記憶制御ステップと、
前記記録媒体の回転速度を検出する検出ステップと、
前記記録媒体に情報を記録する際に、前記検出ステップで検出された前記回転速度に応じて設定されているリードパワーの光に所定のライトパワーを加えた光を前記記録媒体に照射するように前記照射手段を制御する第2の照射制御ステップと、
前記照射手段が照射する光のリードパワーに対応する前記トラッキングエラー信号の増幅率および前記トラッキングエラー信号のオフセット値を、前記記憶手段から読み出して前記照射手段に設定する設定ステップと
からなり、
前記第1および第2の照射制御ステップにおいて、リードパワーのライトパワーに対する割合が25%以下になるように、前記照射手段のリードパワーの出力が制御される
ことを特徴とするプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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