JP4273868B2 - パネルスイッチ - Google Patents

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Description

本発明は、工作機械や自動車の入力操作等に使用されるパネルスイッチに関するものである。
近年、工作機械や自動車の操作部の薄型化や高機能化が進むなか、これに使用されるパネルスイッチにも、薄型でかつ確実な入力操作の可能なものが求められている。
このような従来のパネルスイッチについて、図3を用いて説明する。
図3は従来のパネルスイッチの断面図であり、同図において、1はゴム等のボタンで、下面に押圧部1Aが形成されると共に、下方外周に形成された薄肉部1Bによって、節度感をもって上下動可能なように形成されている。
そして、3はフィルム状の可撓性を有する上シート、4は同じく下シートで、上シート3下面には複数の可動接点3B、下シート4上面には可動接点3Bと所定の間隙を空けて対向する複数の固定接点4Bが各々形成されると共に、上シート3下面の上絶縁層3Aと下シート4上面の下絶縁層4Aとが、加熱加圧によって貼り合わされてメンブレンスイッチ2が形成されている。
また、5は亜鉛メッキ鋼板等の基板で、端部に複数の貫通孔5Aが設けられると共に、基板5上面には両面テープ(図示せず)等により下シート4下面が貼り付けられて、メンブレンスイッチ2が載置されている。
さらに、6はメンブレンスイッチ2や基板5等を覆う絶縁樹脂製のケースで、このケース6上面の開口孔から複数のボタン1が突出して、パネルスイッチ7が構成されている。
そして、このように構成されたパネルスイッチ7は、基板5裏面に防水用のゴムシート8を挟んで、機器のシャーシ板9へネジ10により締付けられ固定される。
以上の構成において、所定のボタン1を下方へ押圧操作すると、ボタン1下面の押圧部1Aに上面を押圧された上シート3が撓んで、この下面の可動接点3Bが下シート4上面の固定接点4Bに接触し、ボタン1への押圧力を解除すると、上シート3の弾性復帰力により可動接点3Bが固定接点4Bから離れることによって、スイッチとしての電気的接離が行なわれるように構成されているものであった。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開平10−83733号公報
しかしながら、上記従来のパネルスイッチにおいては、機器への取付けの際、ネジ10をシャーシ板9へ強く締付けると、ケース6や基板5の中央部が上方へ反ってしまい、これによってメンブレンスイッチ2の可動接点3Bと固定接点4Bの間隙が変化するため、スイッチとしての電気的接離が不安定になるという課題があった。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、ケース6や基板5の反りを防止し、電気的接離の安定したパネルスイッチを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、以下の構成を有するものである。
本発明の請求項1に記載の発明は、可動接点と固定接点が所定の間隙を空けて対向する上下シートを上面に載置した基板の、複数の貫通孔近傍に下方へ突出するストッパ部を設けてパネルスイッチを構成し、ストッパ部はシャーシ板に上記ケースをネジで締結する際に、基板に設けられたストッパ部の下面はシャーシ板の上面に当接するようにしたものであり、機器への取付けの際、ネジをシャーシ板へ強く締付けても、ストッパ部がシャーシ板へ当接することによって、ケースや基板の反りを防止することができるため、電気的接離の安定したパネルスイッチを得ることができるという作用を有する。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の発明において、ストッパ部を貫通孔よりも基板の外方に設けたものであり、ネジ締付け時に、ケースや基板の中央部に下方向への力が加わるため、さらに上方への反りを生じ難くすることができるという作用を有する。
請求項3に記載の発明は、請求項1記載の発明において、基板上面を凹状、下面を凸状に折曲してストツパ部を形成したものであり、プレス加工等の簡易な方法でストッパ部を形成できるため、パネルスイッチを安価なものとすることができるという作用を有する。
以上のように本発明によれば、反りが少なく、電気的接離の安定したパネルスイッチを実現することができるという有利な効果が得られる。
以下、本発明の実施の形態について、図1及び図2を用いて説明する。
なお、背景技術の項で説明した構成と同一構成の部分には同一符号を付して、詳細な説明を簡略化する。
(実施の形態)
図1は本発明の一実施の形態によるパネルスイッチの断面図であり、同図において、1はシリコンゴム等のボタンで、下面に押圧部1Aが形成されると共に、下方外周に形成された薄肉部1Bによって、節度感をもって上下動可能なように形成されている。
そして、3はポリエチレンテレフタレート等のフィルム状の可撓性を有する上シート、4は同じく下シートで、上シート3下面には銀やカーボン等の複数の可動接点3B、下シート4上面には可動接点3Bと所定の間隙を空けて対向する複数の固定接点4Bが各々印刷形成されると共に、上シート3下面のエポキシやポリエステル樹脂等の上絶縁層3Aと下シート4上面の下絶縁層4Aとが、加熱加圧によって貼り合わされてメンブレンスイッチ2が形成されている。
また、11は亜鉛メッキ鋼板等の基板で、端部に複数の貫通孔11Bが設けられると共に、基板11上面には両面テープ(図示せず)等により下シート4下面が貼り付けられて、メンブレンスイッチ2が載置されている。
さらに、この基板11には、図2の要部斜視図に示すように、端部の貫通孔11Bよりも外方に、プレス加工等によって基板11上面を凹状、下面を凸状に折曲して、ストッパ部11Aが形成されている。
また、6はメンブレンスイッチ2や基板11等を覆う絶縁樹脂製のケースで、このケース6上面の開口孔から複数のボタン1が突出して、パネルスイッチ17が構成されている。
そして、このように構成されたパネルスイッチ17は、基板11裏面に防水用のゴムシート8を挟んで、機器の亜鉛メッキ鋼板等のシャーシ板9へネジ10により締付けられ固定される。
なお、この時、ネジ10をシャーシ板9へ強く締付けたとしても、基板11下面には、例えば厚さ1mmのゴムシート8に対し、高さ0.6〜0.7mm程度のストッパ部11Aが設けられているため、ゴムシート8を撓めながらある程度締付けた後は、このストッパ部11Aがシャーシ板9上面へ当接し、それ以上は締付けることができないため、ケース6や基板11の反りが防止され、メンブレンスイッチ2の可動接点3Bと固定接点4Bの間隙の変化がなく、安定した電気的接離が得られるように構成されている。
さらに、ストッパ部11Aは貫通孔11Bよりも基板11の外方に設けられているため、中央部寄りの内方に設けた場合に比べ、ネジ10を強く締付けた後も、ケース6や基板11の中央部には下方向への力が加わった状態となり、上方への反りを生じ難くすることができる。
以上の構成において、所定のボタン1を下方へ押圧操作すると、ボタン1下面の押圧部1Aに上面を押圧された上シート3が撓んで、この下面の可動接点3Bがシート4上面の固定接点4Bに接触し、ボタン1への押圧力を解除すると、上シート3の弾性復帰力により可動接点3Bが固定接点4Bから離れることによって、スイッチとしての電気的接離が行なわれるように構成されている。
このように本実施の形態によれば、基板11の貫通孔11B近傍に下方へ突出するストッパ部11Aを設けることによって、ケース6や基板11の反りを防止することができるため、電気的接離の安定したパネルスイッチを得ることができるものである。
また、ストッパ部11Aを貫通孔11Bよりも基板11の外方に設けることによって、ネジ10締付け時に、ケース6や基板11の中央部に下方向への力が加わるため、さらに上方への反りを生じ難くすることができる。
さらに、基板11上面を凹状、下面を凸状に折曲してストッパ部11Aを形成することによって、プレス加工等の簡易な方法でストッパ部11Aを形成できるため、パネルスイッチ17を安価に製作することができる。
なお、以上の説明では、平坦な上シート3下面に可動接点3Bを形成し、これを下シート4上面の固定接点4Bと所定の間隙を空けて対向させる構成として説明したが、上シート3の可動接点3Bの周囲を上方へドーム状に突出成形し、押圧操作時に節度感触をもたせるようにしたものとしても、本発明の実施は可能である。
本発明によるパネルスイッチは、ケースや基板の反りを防止することができるため、電気的接離の安定したパネルスイッチを得ることができるという効果を有し、工作機械や自動車の入力操作用スイッチ等として有用である。
本発明の一実施の形態によるパネルスイッチの断面図 同要部斜視図 従来のパネルスイッチの断面図
符号の説明
1 ボタン
1A 押圧部
1B 薄肉部
2 メンブレンスイッチ
3 上シート
3A 上絶縁層
3B 可動接点
4 下シート
4A 下絶縁層
4B 固定接点
6 ケース
8 ゴムシート
9 シャーシ板
10 ネジ
11 基板
11A ストッパ部
11B 貫通孔
17 パネルスイッチ

Claims (3)

  1. 下面に可動接点が形成された上シートと、この可動接点と所定の間隙を空けて対向する固定接点が上面に形成された下シートと、複数の貫通孔が形成され上記上下シートを上面に載置した基板と、
    上記上下シート及び上記基板を覆うケースと、
    上記基板の下面に接し、上記上下シートの下方に備えられたゴムシートと、
    上記ゴムシートの下面に接したシャーシ板と、
    少なくとも上記ケースと上記基板を貫通し、上記シャーシ板に上記ケースを締結したネジからなり、
    上記基板の貫通孔近傍に下方へ突出するストッパ部を設け
    上記ストッパ部は、上記シャーシ板に上記ケースをネジで締結する際に、上記基板に設けられた上記ストッパ部の下面は上記シャーシ板の上面に当接するパネルスイッチ。
  2. ストッパ部を貫通孔よりも基板の外方に設けた請求項1記載のパネルスイッチ。
  3. 基板上面を凹状、下面を凸状に折曲してストッパ部を形成した請求項1記載のパネルスイッチ。
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