JP4271977B2 - メール配信サーバ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子メールを効果的に配信する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
電子メールを効果的に配信する技術としては、電子メールを配信する中継装置において、受信した電子メールの送信者に予め割り当てられた優先順位に基づいて電子メールの配信順序を定め、この順序で電子メールを配信することにより、緊急の電子メールの配信が緊急でない電子メールのために遅延することを避ける技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平4−185032号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述の技術では、緊急でない電子メールもいずれは配信される。つまり、電子メールを受信する端末においては、さして重要でない電子メールもユーザの通信端末に配信されてしまう。これは通信端末の使用者にとって好ましくない事態である。
このような事態を避けるために、電子メールの配信頻度を制限することが考えられる。しかし、上述の技術中継装置において配信頻度を制限すると、高い優先順位を割り当てられた送信者から多数の電子メールが送信されると、低い優先順位を割り当てられた送信者からの電子メールが配信されなくなってしまう。したがって、送信者に明確な優先順位を割り当て難い一般的な電子メール配信に適用するには無理がある。また、早いもの勝ちとなるから、高い優先順位を割り当てられた送信者からの重要な電子メールであっても、配信頻度の基準となる期間の後半に送信されると、配信されない虞がある。
本発明は、上記の問題を解決するために為されたものであり、電子メールの配信頻度が制限されている環境下で、電子メールの配信者にとって重要な電子メールが重要でない電子メールよって妨げられずに配信されるようにする技術を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために、本発明は、電子メールの配信を予約する加盟者に関する情報を加盟者毎に記憶する加盟者情報記憶手段と、電子メールの配信を受ける受信者により該受信者への電子メールの配信について許容された最大頻度を、前記加盟者情報記憶手段に情報が記憶された加盟者毎に記憶する頻度記憶手段と、前記加盟者により配信が予約され、配信の優先度およびタイミングが内包された前記受信者宛の複数の電子メールを記憶する電子メール記憶手段と、前記電子メール記憶手段に記憶された前記複数の電子メールから、該電子メールに内包された優先度の高い電子メールを抽出する抽出手段と、前記抽出手段により抽出された電子メールを該電子メールに内包されたタイミングで配信する配信手段とを備え、前記抽出手段は前記配信手段により前記受信者へ配信される前記加盟者毎の電子メールの配信の頻度が、前記頻度記憶手段に記憶された該加盟者毎の最大頻度を超えないように電子メールを抽出することを特徴とするメール配信サーバ装置を提供する。
上記発明によれば、受信者へ配信される電子メールの配信の頻度が該受信者により許容された最大頻度を超えることなく、指定された優先度の高い電子メールが抽出・配信される。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、この発明の実施形態について説明する。本実施形態の説明においては、「ルーティンメール」と「アフィリエイトメール」が登場するため、まず、これらの用語について説明する。
配信事業者が定期または不定期に電子メールをユーザへ配信するメール配信システムが知られている。この種のシステムでは、配信事業者がユーザとの契約あるいは自らの都合に基づいたスケジュールで電子メールが配信される。このように、配信スケジュールに第三者が関与しない電子メールが「ルーティンメール」である。
一方、異業種の事業者が連携してマーケティングを行う試みが為されている。近年では、この連携に電子メールを用いることが検討されている。例えば、A社が、多くの配信対象のユーザ(会員)を持つ配信事業者であるB社に対して、A社の製品の広告を含んだ電子メールをB社の電子メールの配信対象ユーザへあるタイミングで配信するよう依頼し、こうして配信された電子メールを読んだユーザがA社の製品を購入した場合には、A社がB社に広告料を支払う、という仕組みである。この例の電子メールのように、ルーティンメールの配信事業者と提携した者(以後、提携者)から当該配信事業者に配信が依頼され、当該配信事業者により配信される電子メールが、「アフィリエイトメール」である。
【0007】
[1.構成]
図1は、本発明の一実施形態に係るメール配信システム1の構成を説明するための図である。このメール配信システム1は、配信管理サーバ装置10が、電子メールを配信しようとする加盟者(配信事業者)により配信を予約された電子メールを、インターネット20及び移動パケット通信網40を介して当該加盟者の会員の携帯電話機へ配信するものである。
【0008】
以降の説明の理解を助けるために前述しておくと、配信管理サーバ装置10に電子メールの配信を予約することができるのは、配信管理サーバ装置10を用いて電子メールの配信を代行する配信代行サービスを提供する配信代行事業者との間で加盟契約を交わした加盟者のみである。本実施形態では、このような加盟者として、音楽CD(コンパクトディスク)や衣料品等の物品を販売する百貨店Aと衣料品のみを販売する衣料販売店Bを想定している。また、「加盟者の会員」とは、当該加盟者により配信が予約され配信管理サーバ装置10から配信される電子メールの配信を希望することを配信管理サーバ装置10に登録して当該加盟者に帰属する作業(以後、「会員登録」という)を行った者をいう。また、本実施形態の説明においては、加盟者に対してアフィリエイトメールの配信を要求することができる者を当該加盟者の提携者と呼ぶ。本実施形態の動作の説明においては、音楽CDを収納するラックを販売している家具販売店Cを百貨店Aの提携者、音楽CDのレーベル面への印刷や衣料への印刷等を行う印刷会社Dを百貨店A及び衣料販売店Bの提携者に想定して説明を行うことから、図1には家具販売店CのPC51cと印刷会社DのPC51dが図示されている。
【0009】
[1.1.加盟者および提携者側の構成]
百貨店AにはLAN(Local Area Network)50aが敷設されている。LAN50aには、百貨店Aの特定の従業員である管理者aに使用されるPC(パーソナルコンピュータ)51aと、専用線等の通信回線52aによりインターネット20に接続されている中継装置53aとが接続されている。中継装置53aは、管理者aの電子メールアドレス宛の電子メールを格納するメールボックスを有し、インターネット20から当該電子メールアドレス宛の電子メールを受信すると当該メールボックスに格納するとともに、他の装置から送信を依頼された電子メールをインターネット20へ送出する。PC51aは一般的なパーソナルコンピュータと同様の構成を有し、周知のWWW(World Wide Web)ブラウザソフトウェアやFTP(File Transfer Protocol)クライアントソフトウェア、電子メールソフトウェアを記憶している。これらのソフトウェアの少なくとも一つを実行したPC51aは、中継装置53a、通信回線52a及びインターネット20を介して配信管理サーバ装置10と通信することができる。また、PC51aはFTPクライアントソフトウェアを用いて配信管理サーバ装置10と通信するために必要な、加盟者番号、パスワード及びファイル特定情報を表すデータを記憶している。また、PC51aは予め設定された時間間隔で中継装置53aにアクセスし、管理者a宛の新着の電子メールの受信を試みる。新着の電子メールを受信すると、PC51aは図示せぬ表示部や発音部等の通知手段を用いて周囲の者に通知する。
【0010】
衣料販売店BにはPC51bが設置されている。このPC51bが上述のPC51aと異なる点は、使用者が衣料販売店Bの特定の従業員である管理者bである点と、インターネット20への接続を固定電話網等の固定通信網52b及び中継装置53bを介して行う点と、受信する新着の電子メールが管理者b宛の電子メールである点と、記憶しているデータで表される加盟者番号とパスワードとファイル特定情報が衣料販売店Bに対応したものである点のみである。また、中継装置53bが中継装置53aと大きく異なる点は、管理者aに対応するメールボックスではなく、管理者bの電子メールアドレス宛の電子メールを格納するメールボックスを有する点である。
【0011】
家具販売店CにはPC51cが設置されている。このPC51cが上述のPC51bと異なる点は、使用者が家具販売店の従業員cである点と、電子メールを受信する機能を必須としていない点と、FTPクライアントソフトウェアの記憶を必須としていない点のみである。
【0012】
印刷会社DにはPC51dが設置されている。このPC51dが上述のPC51cと異なる点は、使用者が印刷会社Dの従業員dである点のみである。
【0013】
なお、各PCとインターネット20間の接続形態は以下の2点を満たしていればよく、上述の形態は一例に過ぎない。
(1)PC51a〜51dの各々と配信管理サーバ装置10との間で信頼に足る通信コネクションを確立することができる。
(2)管理者a宛の電子メール及び管理者b宛の電子メールが該当するPCへ配信される。
【0014】
[1.2.会員側の構成]
移動パケット通信網40は、収容する携帯電話機とインターネット20との間でパケット通信を可能とする周知の移動パケット通信網と同一の構成を有し、インターネット20に接続されたゲートウェイサーバ装置30を備えている。携帯電話機60aは加盟者Aの会員Eに、携帯電話機60bは加盟者Bの会員Fに所有されており、それぞれ、移動パケット通信網40に収容される。各携帯電話機の構成は、周知の移動パケット通信網およびインターネットを介してパケット通信可能な周知の携帯電話機の構成と同様である。これらのことから自明であるが、上記ゲートウェイサーバ装置30は、収容する携帯電話機の所有者の電子メールアドレスに対応したメールボックスを有し、インターネット20から新着の電子メールを受信すると、該当するメールボックスに格納する。また、ゲートウェイサーバ装置30は、これらのメールボックスのいずれかに新着の電子メールが格納されると、該当する携帯電話機からの要求を待つことなく、当該電子メールを該当する携帯電話機へ送信する。
【0015】
[1.3.配信管理サーバ装置10の構成]
図2は、配信管理サーバ装置10の構成を示すブロック図である。同図に示されるように、配信管理サーバ装置10は、プログラムを実行するCPU11、配信管理サーバ装置10の起動時にCPU11により読み出され実行されるプログラムを記憶したROM(Read Only Memory)12、CPU11に使用されるデータを一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)13、各種データを記憶するハードディスク装置14、インターネット20とCPU11との間で通信を中継する通信インターフェイス15、現在時刻(年、月、日、時、分および秒)を表すデータを出力する計時部16、及び各部を接続したバス17を有する。
【0016】
ハードディスク装置14には、ROM12に記憶されたプログラムを実行したCPU11が自動的に読み出して実行する管理プログラム141と、この管理プログラム141を実行したCPU11に使用される、加盟者管理DB(データベース)142、コンテンツ管理DB143、会員管理DB144、送信用管理DB145及び暫定メール管理DB146が記憶されている。後に、これらのDBやプログラムについて説明するが、その前に、その説明の中で使用される用語について図3を参照して説明する。
【0017】
図3に示すように、単位期間は、配信の制限の基準となる期間であり、本実施形態では月曜日の午前0時0分0秒から始まる一週間である。予約対象期間は、配信を予約可能な電子メールの配信タイミングを規定しており、現在時刻から予め定められた安全期間経過後に始まる単位期間と同一である。安全時間は、電子メールの配信を予約したにも関わらず通信遅延や処理遅延のために当該電子メールが配信されない、といった事態を避けるために設けられた時間であり、本実施形態では、30分間の安全時間が予め設定されている。予約不可能期間は、電子メールの配信を予約することが不可能な期間であり、本実施形態では、予約対象期間の直前の単位期間の開始時から始まり、予約対象期間の開始時から安全時間だけ遡った時点で終わる期間で終わる。予約可能期間は、電子メールの配信を予約することが可能な期間であり、予約対象期間の直前の単位期間から予約不可能期間を除外した期間である。
【0018】
加盟者管理DB142には、加盟者に関する情報を表す加盟者データが加盟者毎に格納されている。加盟者データは、図4に示されているように、加盟者を識別するための加盟者番号と、当該加盟者が予め定められた単位期間内に許容された配信の上限回数を示す最大配信数と、当該加盟者の管理者(例えば前述の管理者a)の電子メールアドレスである管理者アドレスと、当該管理者であるか否かを配信管理サーバ装置10が判定するためのパスワードと、提携者番号とを表すデータを内包している。管理者アドレス、パスワード及び提携者番号は管理者から配信代行事業者へ通知されたものであり、加盟者番号は配信代行事業者によって設定されたものである。最大配信数は加盟契約の内容に基づいて配信代行事業者により設定されたものであり、加盟社番号が“K01”の加盟者Aについては“5”が、加盟社番号が“K02”の加盟者Bについては“3”が設定されている。また、上記の単位期間は月曜日から始まる一週間である。したがって、加盟者Aについては週に5回までの配信が許容されていることになる。
【0019】
コンテンツ管理DB143には、会員への配信の予約内容を表す予約メールデータが予約毎に格納される。予約メールデータは、図5に示されているように、加盟者が電子メールを識別するためのコンテンツIDと、当該電子メールの配信を予約した加盟者の加盟者番号と、当該電子メールの種別(ルーティンメール/アフィリエイトメール)と、当該電子メールの配信先となる会員(以後、「ターゲット」と呼ぶ)の属性であるターゲット属性と、当該電子メールの配信が予定されている日を示す配信タイミングと、当該電子メールの配信を予約した加盟者における当該配信の優先度(重要度)と、電子メールの内容とを表すデータを内包している。なお、会員の属性としては、性別、年齢および嗜好の3種類が想定されている。
【0020】
会員管理DB144には、会員に関する情報を表す会員データが会員毎に格納されている。会員データは、図6に示されているように、会員を識別するための会員番号と、当該会員が帰属している加盟者の加盟者番号である帰属加盟者番号と、配信管理サーバ装置10から当該会員への電子メールの配信に用いられる当該会員の電子メールアドレスである会員アドレスと、当該会員の属性である会員属性と、配信管理サーバ装置10から当該会員へ上記の単位期間内に配信される電子メールの帰属加盟者毎の上限数である最大受信数とを表すデータを内包している。帰属加盟者、会員アドレス、会員属性、及び最大受信数は会員から配信代行事業者へ通知されたものであり、これらのうち、帰属加盟者および最大受信数は会員登録時に通知されたものである。また、会員番号は配信代行事業者によって定められたものである。
【0021】
送信用管理DB145には、配信される電子メールを表す送信用メールデータが格納される。図7に示されているように、送信用メールデータがコンテンツ管理DB143に格納されるメールデータと異なる点は、コンテンツID、ターゲット属性および優先度を表すデータに代えて、宛先アドレスを表すデータを包含している点のみである。
【0022】
暫定メール管理DB146には、加盟者からの配信の許可を待っている状態のアフィリエイトメールに関するメールデータである暫定メールデータが格納される。図8に示されているように、この暫定メールデータがコンテンツ管理DB143に格納されるメールデータと異なる点は、コンテンツIDおよび優先度を表すデータに代えて、暫定IDおよび提携者番号を表すデータを包含している点のみである。
【0023】
管理プログラム141は、CPU11に実行されることにより、複数のプロセスの並列処理を実現する機能を配信管理サーバ装置10に営ませるとともに、次に説明する管理プロセス、配信プロセス及び暫定プロセスを生成する。
【0024】
[1−3−1:管理プロセス]
管理プロセスは、通信インターフェイス15を介してFTPに従った通信を開始するためのFTPコマンドを受信すると、子プロセスとしてFTPサーバプロセスを生成し、このプロセスへ当該FTPコマンドを渡す。
また、管理プロセスは、配信管理サーバ装置10のドメイン名を内包した既定のURL(Uniform Resource Locator)をヘッダに格納したHTTP(HyperText Transfer Protocol)リクエストを通信インターフェイス15を介して受信すると、子プロセスとしてWWWサーバプロセスを生成し、このプロセスへ当該HTTPリクエストを渡すとともに固有のセッションIDを払い出す。このセッションIDは、いわゆるセッション管理のために用いられる。
また、管理プロセスは、生成したWWWサーバプロセスについてセッション管理を行い、不適切なHTTPリクエストを受信したWWWサーバプロセスを消滅させる。また、管理プロセスは、消滅を待っている状態の子プロセスを消滅させる。
また、管理プロセスは、計時部16から出力されるデータを入力して現在時刻を監視し、現在時刻が予約不可能期間に入った時に、子プロセスとしてメール生成プロセスを生成する。
【0025】
[1−3−1−1:FTPサーバプロセス]
図9はFTPサーバプロセスが行う処理の流れを示すフローチャートである。この図に示されているように、FTPサーバプロセスは、計時部16から出力されるデータを入力し、このデータで表される現在時刻が予約可能期間内の時刻であるか判定し(SA1)、判定結果が否定的な場合には自らの状態を消滅を待つ状態に遷移させる。
逆に、当該判定結果が肯定的な場合には、FTPサーバプロセスは、管理プロセスから渡されたFTPコマンドの送信元の装置へ、加盟者番号およびパスワードの送信を要求するFTPリプライを通信インターフェイス15を介して送信する。次いで、FTPサーバプロセスは、加盟者番号およびパスワードを表すデータが指定されたFTPコマンドを通信インターフェイス15を介して受信し、これらの加盟者番号およびパスワードと加盟者管理DB142に格納されたデータとに基づいて通信先の装置の使用者が加盟者の管理者であるかを判定し、判定結果を表すFTPリプライを返信する(SA2,SA3)。この判定結果が否定的であれば、FTPサーバプロセスは自らの状態を消滅を待つ状態とする。
【0026】
逆に、上記判定結果が肯定的であれば、FTPサーバプロセスは、次いで送信されてきた要求ファイルを受信し(SA4)、当該加盟者番号に対応したアップロード用領域に書き込む。次にFTPサーバプロセスは、当該要求ファイルで表される配信予約が適切かを判定し、判定結果を表す結果ファイルを生成し当該アップロード用領域に格納する(SA5)。当該判定結果が否定的な場合、FTPサーバプロセスは、予め設定された待機時間(例えば2分間)だけ待つ待機処理を行い(SA6)、自身の状態を消滅を待つ状態とする。
【0027】
当該判定結果は、配信タイミングが予約対象期間外のルーティンメールデータが当該要求ファイル内に存在しない場合にのみ、肯定的となる。当該判定結果が肯定的な場合、FTPサーバプロセスは、当該要求ファイル内のルーティンメールデータをコンテンツ管理DB143に格納し(SA7)、待機処理を行い(SA6)、自身の状態を消滅を待つ状態とする。
【0028】
なお、要求ファイルのファイル名と結果ファイルのファイル名は予め定められており、両者は互いに相違する。また、ファイルをアップロード用領域に書き込む際に同一のファイル名のファイルが既に書き込まれている場合には、ファイルが上書きされる。また、上述の待機時間は、通信先の装置が結果ファイルを受信することができるようにするために定められたものであり、待機処理中のFTPサーバプロセスは、結果ファイルの送信を要求するFTPコマンドを受信すると、当該結果ファイルを返信する。
【0029】
[1−3−1−2:WWWサーバプロセス]
図10はWWWサーバプロセスが行う処理の流れを示すフローチャートである。この図に示されているように、WWWサーバプロセスは、計時部16から出力されるデータを入力し、このデータで表される現在時刻が予約可能期間内の時刻であるか判定し(SB1)、この判定結果が否定的な場合には自らの状態を消滅を待つ状態に遷移させる。当該判定結果が肯定的な場合、WWWサーバプロセスは、管理プロセスから渡されたHTTPリクエストのヘッダに格納されたURLが臨時入力用URLの場合にはアフィリエイト要求処理を、臨時入力用URLでない場合(すなわち臨時設定用URL)の場合にはアフィリエイト設定処理を行う(SB2)。
【0030】
[1−3−1−2−1:アフィリエイト要求処理]
アフィリエイト要求処理では、WWWサーバプロセスは、まず、アフィリエイトメールに関するデータの入力および返信を促すアフィリエイトメール配信リクエスト画面(図11参照)を表示させるためのHTML(Hyper Text Markup Language)ファイルを生成し、このファイルを内包したHTTPレスポンスを、管理プロセスから渡されたHTTPリクエストの送信元の装置へ、通信インターフェイス15を介して送信する。次に、WWWサーバプロセスは、当該レスポンスに対応して送信されてきたHTTPリクエストを通信インターフェイス15を介して受信し(SB3)、当該リクエスト内の入力データが適切か否かを判定し(SB4)、この判定結果が否定的な場合には不適切な入力データのために処理に失敗したことを通知するためのエラー画面を表示させるためのHTMLファイルを生成し、このファイルを内包したHTTPレスポンスを返信し(SB5)、自らの状態を消滅を待つ状態に遷移させる。なお、ステップSB4の判定において不適切とされる場合としては、入力データで表される配信タイミングが予約対象期間外の場合と、入力データで表される加盟者番号が加盟者管理DB142に格納されていない場合、入力データで表される提携者番号と加盟者番号とが整合していない場合とがある。
【0031】
逆に、ステップSB4での判定結果が肯定的な場合には、WWWサーバプロセスは、当該入力データから提携者番号を表すデータを削除し削除後の入力データに当該データを識別するための暫定IDを表すデータを追加して暫定メールデータを生成し暫定メール管理DBに格納する一方、当該入力データで表される加盟者番号に対応付けて加盟者管理DB142に登録されている管理者アドレスを特定し、アフィリエイトメールの配信が要求されたことを通知するための当該管理者アドレス宛の電子メールを通信インターフェイス15を介して送信する。その後、WWWサーバプロセスは、要求が正常に登録されたことを通知するための画面を表示させるためのHTMLファイルを生成し、このファイルを内包したHTTPレスポンスを返信し(SB6)、自らの状態を消滅を待つ状態に遷移させる。
【0032】
[1−3−1−2−2:アフィリエイト設定処理]
アフィリエイト設定処理では、WWWサーバプロセスは、まず、加盟者番号およびパスワードの入力および返信を促す臨時認証用画面を表示させるためのHTMLファイルを生成し、このファイルを内包したHTTPレスポンスを、管理プロセスから渡されたHTTPリクエストの送信元の装置へ、通信インターフェイス15を介して送信する。次に、WWWサーバプロセスは、当該レスポンスに対応して送信されてきたHTTPリクエストを通信インターフェイス15を介して受信し、当該リクエスト内の入力データと加盟者管理DB142とに基づいて認証処理を行い(SB7)、当該リクエストの送信元の装置の使用者が正当な管理者であるか判定する(SB8)。この判定結果が否定的な場合には、WWWサーバプロセスは、自らの状態を消滅を待つ状態に遷移させる。
【0033】
逆に、当該判定結果が肯定的な場合には、WWWサーバプロセスは、当該管理者の属する加盟者に配信が要求されているアフィリエイトメールに関する暫定メールデータを暫定メール管理DB146から、予約対象期間内での配信が当該加盟者により予約された電子メールに関するメールデータをコンテンツ管理DB143から抽出し、当該暫定メールデータで表されるアフィリエイトメールについて配信の許可/不許可の入力および返信を促す設定画面(例えば図10参照)を表示させるためのHTMLファイルを生成し、このファイルを内包したHTTPレスポンスを返信する。
【0034】
次に、WWWサーバプロセスは、当該レスポンスに対応して送信されてきたHTTPリクエストを受信し(SB9)、当該アフィリエイトメールの全てについて配信の許否の判断が保留されていることが当該リクエスト内の入力データにより示されているか否か判定する(SB10)。この判定結果が肯定的な場合には、WWWサーバプロセスは、自らの状態を消滅を待つ状態に遷移させる。
【0035】
逆に当該判定結果が否定的な場合には、WWWサーバプロセスは、計時部16から出力されるデータを入力し、このデータで表される現在時刻が予約可能期間内の時刻であるか判定し(SB11)、この判定結果が否定的な場合には、予約不可能期間であることを通知するための画面を表示させるためのHTMLファイルを生成し、このファイルを内包したHTTPレスポンスを返信し(SB13)、自らの状態を消滅を待つ状態に遷移させる。
【0036】
逆に、当該判定結果が肯定的な場合には、WWWサーバプロセスは、当該リクエスト内の入力データにより配信の許可が示されたアフィリエイトメールについて、当該アフィリエイトメールを表す暫定メールデータから暫定IDを表すデータを削除し、削除後のデータにコンテンツIDを表すデータを付加しコンテンツ管理DB143に格納するとともに当該暫定メールデータを暫定メール管理DB146から削除し、当該入力データにより配信の不許可が示されたアフィリエイトメールについて、当該アフィリエイトメールを表す暫定メールデータを暫定メール管理DB146から削除する。以後、WWWサーバプロセスは、アフィリエイトメールについて配信の許否が正常に設定されたことを通知するための画面を表示させるためのHTMLファイルを生成し、このファイルを内包したHTTPレスポンスを返信し(SB12)、自らの状態を消滅を待つ状態に遷移させる。
【0037】
[1−3−1−3:メール生成プロセス]
図12はメール生成プロセスが行う処理の流れを示すフローチャートである。この図に示されているように、メール生成プロセスは、まず、加盟者管理DB142及びコンテンツ管理DB143を用いて、予約対象期間内に配信可能な電子メールを表す、最大配信数以下の数のメールデータを加盟者毎に抽出する(SC1)。この抽出では、コンテンツ管理DB143及び加盟者管理DB142が、配信タイミング、加盟者番号、最大配信数、優先度、メール種別および優先ルールに着目して参照される。なお、「優先ルール」とは、複数の電子メール(またはメールデータ)間で配信の優先順位を決定する際に配信管理サーバ装置10が従うルールであり、前述の優先度が異なる場合には優先度が高い方が優先されるように、優先度が同じ場合には配信すべき日付が早い方が優先されるように、及びアフィリエイトメールがルーティンメールよりも優先されるように予め定められている。
【0038】
次に、メール生成プロセスは、予約対象期間内に配信する電子メールを会員毎に生成し、送信用管理DB145に格納する(SC2)。この生成は、各会員について帰属加盟者毎に行われるものであり、予約対象期間内に一つの帰属加盟者から一人の会員に配信される電子メールの数が当該帰属加盟者について当該会員により設定された最大受信数以下となるように行われる。なお、この生成では、ステップSC1にて抽出されたメールデータと会員管理DB144とが、配信タイミング、会員属性、帰属番号、ターゲット属性、最大受信数、優先度、メール種別、内容、会員アドレスおよび優先ルールに着目して参照される。
以後、メール生成プロセスは、自らの状態を消滅を待つ状態に遷移させる。
【0039】
[1−3−2:配信プロセス]
図13は配信プロセスが行う処理の流れを示すフローチャートである。この図に示されているように、配信プロセスは、管理プロセスと同様に現在時刻を監視し続ける。また、配信プロセスは、現在日を配信タイミングとする送信用メールデータを、送信用管理DB145から抽出し、抽出した送信用メールデータを用いて、予め定められた電子メールアドレスを送信元アドレスとした電子メールを作成する。次に、配信プロセスは、作成した電子メールを通信インターフェイス15を介して送信し、送信した電子メールの作成に用いた送信用メールデータを送信用管理DB145から削除する(SD1,SD2)。
【0040】
[1−3−3:暫定プロセス]
図14は暫定プロセスが行う処理の流れを示すフローチャートである。この図に示されているように、暫定プロセスは、管理プロセスと同様に現在時刻を監視し続ける。また、暫定プロセスは、現在時刻が予約可能期間を過ぎると、暫定メール管理DB146に格納されている全てのデータを削除する(SE1,SE2)。
【0041】
[2.動作]
次に、本実施形態の動作について具体的な使用例を挙げて説明する。
[2−1.使用例の概要]
説明に用いる使用例は以下に述べる通りである。
2002年9月30日(月曜日)に、家具販売店Cが、音楽鑑賞を嗜好する会員へラックのセールを告知するためのアフィリエイトメールを2002年10月9日(水曜日)に配信することを百貨店Aに要求する一方、印刷会社Dが、服飾を嗜好する会員へキャンペーンを告知するためのアフィリエイトメールを2002年10月10日(木曜日)に配信することを百貨店Aに要求する。
翌日の火曜日に、百貨店Aが、家具販売店Cの要求を許可する。
翌日の水曜日に、百貨店A及び衣料販売店Bが、予約対象期間内に配信しようとするルーティンメールを一括登録する。
翌日の木曜日に、印刷会社Dが、音楽鑑賞を嗜好する会員へキャンペーンを告知するためのアフィリエイトメールを2002年10月11日(金曜日)に配信することを百貨店Aに要求する。
以上のようにして登録された配信予約に基づいて、配信管理サーバ装置10が電子メールを配信する。
[2−2.初期条件]
なお、百貨店Aの管理者aと衣料販売店Bの管理者bには、前述の加盟者番号および臨時設定用URLが配信代行事業者から通知されているものとする。また、家具販売店Cの管理者cと印刷会社Dの管理者dには臨時入力用URLが配信代行事業者から通知されているものとする。また、百貨店Aの加盟者番号が百貨店Aから管理者c及び管理者dへ、衣料販売店Bの加盟者番号が衣料販売店Bから管理者dへ通知されているものとする。また、PC51a〜51dと中継装置53a及び53bと配信管理サーバ装置10は既に起動されており、コンテンツ管理DB143、送信用管理DB145及び暫定メール管理DB146には何も格納されていないものとする。また、加盟者管理DB142には図4に示す加盟者データが、会員管理DB144には図6に示す会員データが格納されているものとする。
【0042】
[2−3.使用例に従った動作]
[2−3−1.2002年9月30日(月曜日)の動作]
まず、2002年9月30日に、図1の管理者cがPC51cを操作し、WWWブラウザソフトウェアを用いて臨時入力用URLを入力する。これにより、臨時入力用URLをヘッダに格納したHTTPリクエストがPC51cから配信管理サーバ装置10へ送信される。このリクエストは配信管理サーバ装置10にて生成されている管理プロセスにより受信される。これを契機として、配信管理サーバ装置10にてWWWサーバプロセスが生成され、以後、このWWWサーバプロセスがPC51cと通信する。
【0043】
2002年9月30日は予約可能期間内の日であり、かつ、当該リクエストのヘッダに格納されたURLが臨時入力用URLであることから(SB1:YES,SB2:YES)、当該WWWサーバプロセスはアフィリエイトメール配信リクエスト画面を表示させるためのHTMLファイルを生成し、このファイルを内包したHTTPレスポンスをPC51cへ送信する。このレスポンスを受信したPC51cでは、図11に示すアフィリエイトメール配信リクエスト画面が表示される。管理者cは当該画面に応じてPC51cを操作し、配信の要求先の加盟者を表す加盟者番号“K01”、ターゲット属性:嗜好=“音楽鑑賞”、配信タイミング“2002/10/9”、内容“>>>CD収納ラックのセール<<<…”、提携者番号“K01T01”を入力し、当該画面内の送信ボタンB1を押す旨の指示を入力する(図15参照)。これにより、入力データを内包したHTTPリクエストがPC51cから送信され、当該WWWサーバプロセスにより受信される(SB3)。
【0044】
このリクエスト内の入力データは適切であることから、当該WWWサーバプロセスは、当該入力データから提携者番号を表すデータを削除し、削除後の入力データに当該データを識別するための暫定ID“Z01”を表すデータを追加して暫定メールデータを生成し暫定メール管理DB146に格納する一方、当該入力データで表される加盟者番号“K01”に対応付けて加盟者管理DB142に登録されている管理者アドレス“aaa@a.com”を特定し、アフィリエイトメールの配信が要求されたことを通知するための当該管理者アドレス宛の電子メールを送信する。さらに、当該WWWサーバプロセスは、要求が正常に登録されたことを通知するための画面を表示させるためのHTMLファイルを内包したHTTPレスポンスを返信する(SB4,SB6)。これにより、要求が正常に登録されたことが管理者cに通知される。
【0045】
また、同日には、印刷会社Dの管理者dが、PC51dを操作し、WWWブラウザソフトウェアを用いて臨時入力用URLを入力する。以降の動作は、WWWサーバプロセスの通信相手の相違に起因した相違点と、配信が要求されるアフィリエイトメールの内容の相違に起因した相違点とを除くと、上述の動作と同様である。
以上の動作の終了直後に暫定メール管理DB146に格納されているデータは図8に示す通りである。
【0046】
当該WWWサーバプロセスから送信された2通の電子メールは、最終的に百貨店AのPC51aにより受信され、この受信が周囲の者に通知される。この通知を受けた管理者aは、当該電子メールを参照し、アフィリエイトメールの配信が要求されたことを知る。
【0047】
[2−3−2.2002年10月1日(火曜日)の動作]
アフィリエイトメールの配信が要求されたことを知った管理者aが、2002年10月1日に、PC51aを操作し、WWWブラウザソフトウェアを用いて臨時設定用URLを入力する。これにより、臨時設定用URLをヘッダに格納したHTTPリクエストがPC51aから配信管理サーバ装置10へ送信される。このリクエストは配信管理サーバ装置10の管理プロセスにより受信され、これを契機として、配信管理サーバ装置10にてWWWサーバプロセスが生成される。以後、このWWWサーバプロセスがPC51aと通信する。
【0048】
2002年9月30日は予約可能期間内の日であり、かつ、当該リクエストのヘッダに格納されたURLが臨時設定用URLであることから(SB1:YES,SB2:NO)、当該WWWサーバプロセスは、臨時認証用画面を表示させるためのHTMLファイルを生成し、このファイルを内包したHTTPレスポンスをPC51aへ送信する。このレスポンスを受信したPC51aでは、臨時認証用画面が表示され、加盟者番号およびパスワードの入力および送信が促される。管理者aは当該画面に応じてPC51cを操作し、加盟者番号“K01”及びパスワード“123”を入力し、当該画面内の送信ボタンを押す旨の指示を入力する。これにより、入力データを内包したHTTPリクエストがPC51aから送信され、当該WWWサーバプロセスにより受信される。
【0049】
加盟者番号“K01”及びパスワード“123”の組み合わせは加盟者管理DB142に格納されていることから(SB8:YES)、当該WWWサーバプロセスは、当該加盟者番号“K01”を表す暫定メールデータを暫定メール管理DB146から抽出するとともに、配信タイミングが予約対象期間(2002/10/7〜2002/10/13)内であり加盟者番号が“K01”であるメールデータをコンテンツ管理DB143から抽出する。次に、当該WWWサーバプロセスは、抽出したデータに応じた設定画面を表示させるためのHTMLファイルを生成し、このファイルを内包したHTTPレスポンスを返信する。このレスポンスを受信したPC51cでは、図16に示す設定画面が表示される。管理者aは、当該画面に応じてPC51aを操作し、家具販売店Cから要求されている配信を許可し印刷会社Dから要求されている配信の可否の判断を許可する旨のデータ入力を行い、当該画面内の送信ボタンB2を押す旨の指示を入力する。これにより、入力データを内包したHTTPリクエストがPC51aから送信され、当該WWWサーバプロセスにより受信される(SB9)。
【0050】
配信を許可されたアフィリエイトメールが存在し、かつ、2002年10月1日は予約可能期間内の日であることから(SB10:NO,SB11:YES)、当該WWWサーバプロセスは、配信が許可されたアフィリエイトメールを表す暫定メールデータから暫定IDを表すデータを削除し、削除後のデータにコンテンツIDを表すデータを付加しコンテンツ管理DB143に格納するとともに当該暫定メールデータを暫定メール管理DB146から削除する。さらに、当該WWWサーバプロセスは、アフィリエイトメールについて配信の許否が正常に設定されたことを通知するための画面を表示させるためのHTMLファイルを生成し、このファイルを内包したHTTPレスポンスを返信する(SB13)。これにより、管理者aはアフィリエイトメールについて配信の許否が正常に設定されたことを知る。
【0051】
[2−3−3.2002年10月2日(水曜日)の動作]
2002年10月2日には、まず、管理者aが、PC51aを操作し、5回分の適切な配信予約のためのデータを内包した要求ファイルを生成する。次に、管理者aがFTPクライアントソフトウェアを実行させる。これにより、FTPに従った通信を開始するためのFTPコマンドが、PC51aから配信管理サーバ装置10へ送信される。このコマンドは配信管理サーバ装置10の管理プロセスにより受信され、これを契機として、配信管理サーバ装置10にてFTPサーバプロセスが生成される。以後、このFTPサーバプロセスがPC51aと通信する。
【0052】
2002年9月30日は予約可能期間内の日であることから(SA1:YES)、当該FTPサーバプロセスは、加盟者番号およびパスワードの送信を要求するFTPリプライをPC51aへ送信する。このリプライを受信したPC51aは、加盟者番号およびパスワードの入力を促す画面を表示する。この画面に従って管理者aがPC51aを操作して加盟者番号およびパスワードを入力すると、これらの入力データを指定したFTPコマンドがPC51aから当該FTPサーバプロセスへ送信される。このFTPコマンドを受信した当該FTPサーバプロセスは、入力データで表される加盟者番号およびパスワードと加盟者管理DB142とを用いて認証処理を行い、その結果を示すFTPリプライを返信する(SA2)。これらの加盟者番号およびパスワードの組み合わせは加盟者管理DB142に格納されていることから(SA3:YES)、認証に成功したことが当該FTPリプライによりPC51aに通知されることになる。
【0053】
次に、上記の要求ファイルがPC51aから当該FTPサーバプロセスへ送信される。この要求ファイルは、当該FTPサーバプロセスにより、当該加盟者番号に対応したアップロード用領域に書き込まれる(SA4)。次に、当該FTPサーバプロセスは、当該要求ファイルで表される配信予約が適切かを判定し、判定結果を表す結果ファイルを生成し当該アップロード用領域に格納する(SA5)。当該要求ファイルで表されるルーティンメールの配信タイミングはいずれも予約対象期間内であり、記述漏れもないことから、当該判定結果は肯定的になる。よって、当該FTPサーバプロセスは、当該要求ファイル内のデータをコンテンツ管理DB143に格納する(SA7)。なお、上記の結果ファイルは、PC51aによりダウンロードされる。これにより、管理者aはルーティンメールの配信が正常に予約されたことを知る。
【0054】
また、同日には、衣料販売店Bの管理者bが、PC51bを操作し、3回分の適切な配信予約のためのデータを内包した要求ファイルを生成する。以降の動作は、FTPサーバプロセスの通信相手の相違に起因した相違点と、ルーティンメールの配信の予約内容の相違に起因した相違点とを除くと、上述の動作と同様である。
以上の動作の終了直後にコンテンツ管理DB143に格納されているデータは図5に示す通りである。
【0055】
[2−3−4.2002年10月3日(木曜日)の動作]
2002年10月3日に、印刷会社Dの管理者dがPC51dを操作し、WWWブラウザソフトウェアを用いて臨時入力用URLを入力する。以降の動作は、配信が要求されるアフィリエイトメールの内容の相違に起因した相違点を除くと、2002年9月30日に管理者dがアフィリエイトメールの配信を要求した際の動作と同様である。
以上の動作の終了直後に暫定メール管理DB146に格納されているデータは図17に示す通りである。
上述の動作の結果、アフィリエイトメールの配信が要求されたことを通知する電子メールが百貨店AのPC51aにより受信される。
【0056】
[2−3−5.2002年10月6日(日曜日)の動作]
現在時刻が2002年10月6日23時30分0秒となると、配信管理サーバ装置10にて生成されている暫定プロセスにより、暫定メール管理DB146に格納されている全てのデータが削除される。
【0057】
また、同時刻になると、管理プロセスがメール生成プロセスを生成する。メール生成プロセスは、まず、加盟者管理DB142を参照し全ての加盟者について加盟者番号“K01”,“K02”を抽出し、各加盟者番号についてメールデータの1次抽出を行う(SC1)。
【0058】
加盟者番号“K01”についての1次抽出では、メール生成プロセスは、加盟者番号“K01”を表すデータを内包し、かつ予約対象期間内の配信タイミングを表すデータを内包したメールデータを、コンテンツ管理DB143から抽出する。これにより、6件のメールデータ(コンテンツIDが“C01”〜“C06”のメールデータ)が抽出される。加盟者番号“K01”に対応付けられて加盟者管理DB142に格納されている最大配信数は“5”であることから、メール生成プロセスは、抽出した6件のメールデータから、各メールデータで表される優先度と優先ルールとに基づいて、優先的に配信されるべき電子メールを表す5件のメールデータを抽出する。この結果、コンテンツIDが“C01”及び“C03”〜“C06”のメールデータが最終的に抽出される。
【0059】
加盟者番号“K02”についても1次抽出が行われる。加盟者番号“K02”については、予約対象期間内の配信タイミングを表すデータを内包したメールデータがコンテンツ管理DB143に3件しか格納されておらず、加盟者番号“K02”に対応付けられて加盟者管理DB142に格納されている最大配信数は“3”であることから、これら3件のメールデータ、すなわちコンテンツIDが“C07”〜“C09”のメールデータが最終的な抽出結果となる。
【0060】
次に、メール生成プロセスは、会員管理DB144を参照し全ての会員について会員番号“M01”,“M02”を抽出し、各会員番号についてメールデータの2次抽出を行う(SC2)。
【0061】
会員番号“M01”についての2次抽出では、メール生成プロセスは、1次抽出により最終的に抽出されたメールデータから、会員番号“M01”に対応する帰属番号“K01”と同一の加盟者番号を表すデータを内包し、かつ会員番号“M01”に対応する属性(性別:“女”,年齢:“−”.嗜好:“音楽鑑賞”)に適合しないターゲット属性を表すデータを内包しないメールデータを抽出する。これにより、4件のメールデータ(コンテンツIDが“C01”、“C03”〜“C05”のメールデータ)が抽出される。会員番号“M01”に対応付けられて会員管理DB142に格納されている最大受信数は“3”であることから、メール生成プロセスは、抽出した4件のメールデータから、各メールデータで表される優先度と優先ルールとに基づいて、優先的に配信されるべき電子メールを表す3件のメールデータ(コンテンツIDが“C01”,“C03”及び“C05”のメールデータ)を最終的に抽出する。メール生成プロセスは、これら3件のメールデータについて、コンテンツID、ターゲット属性および優先度を表すデータを宛先アドレスを表すデータで置換して送信用メールデータを生成する。この宛先アドレスは会員番号“M01”に対応付けられた会員アドレスである。こうして生成された3件の送信用メールデータは送信用管理DB145に格納される。
【0062】
会員番号“M02”についても2次抽出が行われる。会員番号“M02”には複数の帰属番号“K01”及び“K02”が対応付けられていることから、各帰属番号毎にメールデータが抽出され、最終的には、帰属番号“K01”についてはコンテンツIDが“C01”及び“C05”のメールデータ、帰属番号“K02”についてはコンテンツIDが“C07”及び“C09”のメールデータが抽出される。そして、送信用管理DB145には、コンテンツIDが“C01”、“C05”、“C07”及び“C09”に基づいて作成された4件の送信用メールデータが格納される。なお、これら4件の送信用メールデータの各々に共通して含まれているデータで表される宛先アドレスは、会員番号“M02”に対応付けられた会員アドレスである。
【0063】
[2−3−6.会員への配信動作]
2002年10月7日〜2002年10月13日の期間においては、配信管理サーバ装置10にて生成されている暫定プロセスが、2002年10月7日0時0分0秒の時点で送信用管理DB145に格納された7件の送信用メールデータを用いて7通の電子メールを送信する(SE1,SE2)。具体的には、10月8日には、図5中のコンテンツID“C05”で特定されるメールデータに基づいたルーティンメールが携帯電話機60a及び60bへ配信される。また、10月9日には、“C01”で特定されるメールデータに基づいたアフィリエイトメールが携帯電話機60a及び60bへ、“C07”で特定されるメールデータに基づいたアフィリエイトメールが携帯電話機60bへ配信される。また、10月11日には、“C09”で特定されるメールデータに基づいたルーティンメールが携帯電話機60bへ配信される。また、10月13日には、“C03”で特定されるメールデータに基づいたルーティンメールが携帯電話機60aへ配信される。
【0064】
[3.まとめ]
本実施形態によれば、加盟者は、電子メールの受信数が会員により制限されていても、重要でない電子メールに優先して重要な電子メールを配信することができる。また、本実施形態によれば、最大配信数や最大受信数を超えない範囲で最多の電子メールを配信することができることから、重要な電子メールが配信されない確率を極めて低くすることができる。加盟者が、アフィリエイトメールの配信の許否を設定することができる。したがって、アフィリエイトメールの配信が集中して要求されても、優先度の高いルーティンメールの配信枠を確保することができる。また、本実施形態によれば、最大受信数が加盟者毎に設定されているため、実際には困難な加盟者間での優先順位付けを行わずに済む。また、アフィリエイトメールの配信の要求が配信管理サーバ装置10から加盟者のPCへ電子メールを用いて通知されるとともに、加盟者のPCから当該要求に対する許否を設定することができる。したがって、迅速性が要求される企業間提携に用いて好適である。
【0065】
[4.変形例]
以上、本発明の実施形態について説明したが、この実施形態はあくまでも例示であり、本発明の趣旨から逸脱しない範囲で様々な変形が可能である。変形例としては、例えば以下のようなものが考えられる。
【0066】
(1)複数のコンピュータ装置を用いて配信管理サーバ装置10の機能を営むようにしてもよい。
(2)優先ルールや単位期間を加盟者間で異ならせるようにしてもよいし、加盟者が任意に定めることができるようにしてもよい。
(3)データベース構成や、データ形式、ユーザインターフェイス、通信プロトコルについては、任意のものを採用してよい。例えば、会員属性として、住所や身長、体重、位置を表すデータを加えてもよい。また、HTTPを用いてルーティンメールの配信を1件ずつ行うようにしてもよい。
(4)任意の時点で予約された配信のスケジュールを確認できるように変形することも可能である。確認イメージの一例を図18に示す。
(5)送信用メールデータの生成を一括して行う例を挙げたが、配信が予約される度に送信用メールデータの生成・削除を行うようにしてもよい。この場合、配信の予約は当該配信の直前まで可能となる。また、この場合、加盟者について、配信回数(最大配信数)ではなく、実際に送信されることになる電子メールの数を制限することも可能である。また、この場合、実際に送信されることになる電子メールの数を加盟者に知らせるようにしてもよい。
(6)アフィリエイトメールの配信の許否を決定するためのルールを定め、当該ルールに従って配信の許否を決定する機能をコンピュータに実現させるプログラムを用いて、配信管理サーバ装置10が決定するようにしてもよい。
(7)最大配信数や最大受信数を超えない範囲で最多の電子メールを配信する例を示したが、最多でなくてもよい。
(8)ルーティンメールの登録を配信代行事業者と加盟者との間で記録媒体を受け渡して行うようにしてもよい。アフィリエイトメールの配信の予約についても、これと同様である。
(9)提携者番号や加盟者番号、会員番号をキーとして各種判断を行うようにしたが、任意の情報をキーとしてよいことは云うまでもない。
【0067】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、電子メールの配信の頻度が受信者により許容された最大頻度を超えることなく、優先度の高い電子メールが配信される。すなわち、本発明によれば、電子メールの配信頻度が制限されている環境下で、電子メールの配信者にとって重要な電子メールを重要でない電子メールに優先して配信することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係るメール配信システム1の構成を説明するための図である。
【図2】 同実施形態に係る配信管理サーバ装置10の構成を示すブロック図である。
【図3】 同実施形態の説明で用いられる用語を説明するための図である。
【図4】 同実施形態に係る加盟者管理DB142の構成を模式的に示す図である。
【図5】 同実施形態に係るコンテンツ管理DB143のデータ構成を模式的に示す図である。
【図6】 同実施形態に係る会員管理DB144のデータ構成を模式的に示す図である。
【図7】 同実施形態に係る送信用管理DB145のデータ構成を模式的に示す図である。
【図8】 同実施形態に係る暫定メール管理DB146のデータ構成を模式的に示す図である。
【図9】 同実施形態に係るFTPサーバプロセスが行う処理の流れを示すフローチャートである。
【図10】 同実施形態に係るWWWサーバプロセスが行う処理の流れを示すフローチャートである。
【図11】 同実施形態に係るアフィリエイトメール配信リクエスト画面を示す図である。
【図12】 同実施形態に係るメール生成プロセスが行う処理の流れを示すフローチャートである。
【図13】 同実施形態に係る配信プロセスが行う処理の流れを示すフローチャートである。
【図14】 同実施形態に係る暫定プロセスが行う処理の流れを示すフローチャートである。
【図15】 同実施形態に係るアフィリエイトメール配信リクエスト画面の使用例を示す図である。
【図16】 同実施形態に係る設定画面の一例を示す図である。
【図17】 同実施形態に係る暫定メール管理DB146に格納されるデータを模式的に示す図である。
【図18】 同実施形態の変形例に係る確認イメージの一例を示す図である。
【符号の説明】
10……配信管理サーバ装置、20……インターネット、40……移動パケット通信網、51a、51b、51c、51d……PC、60a,60b……携帯電話機

Claims (5)

  1. 電子メールの配信を予約する加盟者に関する情報を加盟者毎に記憶する加盟者情報記憶手段と、
    電子メールの配信を受ける受信者により該受信者への電子メールの配信について許容された最大頻度を、前記加盟者情報記憶手段に情報が記憶された加盟者毎に記憶する頻度記憶手段と、
    前記加盟者により配信が予約され、配信の優先度およびタイミングが内包された前記受信者宛の複数の電子メールを記憶する電子メール記憶手段と、
    前記電子メール記憶手段に記憶された前記複数の電子メールから、該電子メールに内包された優先度の高い電子メールを抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出された電子メールを該電子メールに内包されたタイミングで配信する配信手段とを備え、
    前記抽出手段は前記配信手段により前記受信者へ配信される前記加盟者毎の電子メールの配信の頻度が、前記頻度記憶手段に記憶された該加盟者毎の最大頻度を超えないように電子メールを抽出する
    ことを特徴とするメール配信サーバ装置。
  2. 前記抽出手段は前記配信手段により前記受信者へ配信される電子メールの配信の頻度が前記頻度記憶手段に記憶された前記加盟者毎の最大頻度を超えない最大の頻度となるように電子メールを抽出する
    ことを特徴とする請求項1に記載のメール配信サーバ装置。
  3. 電子メールの配信について前記加盟者へ与えられた最大頻度を加盟者毎に記憶する配信枠記憶手段を備え、
    前記抽出手段は、前記電子メール記憶手段に記憶された前記複数の電子メールから前記加盟者により作成された電子メールについては、該加盟者からの配信の頻度が前記配信枠記憶手段に記憶された最大頻度を超えない最大の頻度となるように抽出し、抽出された電子メールから、更に前記受信者への配信の頻度が前記頻度記憶手段に記憶された該加盟者毎の最大頻度を超えない最大の頻度となるように電子メールを抽出する
    ことを特徴とする請求項2に記載のメール配信サーバ装置。
  4. 優先度および配信のタイミングを表す情報と電子メールを表す情報とを内包した情報を受信する受信手段と、
    前記電子メール記憶手段は、前記受信手段により受信された情報が前記加盟者に属する使用者から送信された情報の場合には該情報で表される電子メールを記憶し、前記受信手段により受信された情報が前記使用者でない者であって前記加盟者と提携する提携者から送信された情報の場合には該情報で表される電子メールの前記使用者からの配信の許否を前記使用者からの指示に基づいて決定し、配信の許可を決定した場合には該電子メールを記憶する
    ことを特徴とする請求項1に記載のメール配信サーバ装置。
  5. 前記提携者から送信された情報で表される電子メールが、前記電子メール記憶手段により配信の許可が決定された場合に、該電子メールに、前記使用者から送信された情報で表される電子メールよりも高い優先度を指定する優先度指定手段
    を備えることを特徴とする請求項4に記載のメール配信サーバ装置。
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