JP4271067B2 - 非同期回路検証方法および非同期回路検証プログラム - Google Patents
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Description
従来の回路設計では、まず、論理設計段階で回路の論理機能がRTLで記述され(ステップS100)、RTLの論理シミュレーションが行われる(ステップS101)。その後、論理合成が行われ(ステップS102)、仮配線、ゲートライブラリの読込み、配線遅延を与える遅延情報ファイル(SDF)の作成が行われ、仮配線によるゲートレベルの論理シミュレーションが行われる(ステップS103)。次いで、レイアウト(ステップS104)、スタティックタイミングアナライザ(STA)によるタイミング検証(ステップS105)を経て、試作品が作成され(ステップS106)、実機評価が行われる(ステップS107)。
例えば、非同期回路200を、クロックCLKMの1段のフリップフロップ(FF)回路(送信側FF回路)201の出力をCLKMと異なるCLKNの2段のFF回路(受信側FF回路)202a,202bで受信する、いわゆるダブルシンクロナイザで構成する。ところが、このような非同期回路200では、次に述べるようなメタステーブル(meta-stable)、レーシング、オーバーディレイといった非同期特有の現象が起こる場合がある。
メタステーブルとは、ビット幅を持つデータパス信号で起きる現象であり、一定期間内に不定値が発生してしまう現象である。例えば、図32に示すように、CLKMの送信側FF回路201の信号にメタステーブルが発生すると、CLKNの受信側FF回路202a,202bがメタステーブルを受信してその出力信号に不定値が入り込み、その後段以降の処理に障害が発生する場合がある。
まず、図35に示す非同期回路300は、CLKMの2つの送信側FF回路301a,301bの出力側に組合せ論理回路302が設けられており、この組合せ論理回路302の出力をCLKNの1段の受信側FF回路303で受信する構成を有している。
例えば、図36に示した非同期回路400において、一方の受信側FF回路412aの入力信号(I)にレーシングが発生しており、さらに、もう一方の受信側FF回路422aの入力信号(II)にオーバーディレイが発生しているような場合を想定する。
また、従来、非同期回路の動作検証に関しては、RTLから非同期箇所を抽出する方法(例えば特許文献1参照)、RTLの非同期箇所の後段にメタステーブルを発生させて以降の回路動作を検証する方法なども提案されている(例えば特許文献2,3参照)。
従来提案されている非同期回路の検証方法として、この図38に示すように、CLKMの送信側FF回路501とCLKNの受信側FF回路502を有する非同期回路のその受信側FF回路502の後段にメタステーブルを強制的に発生させるものがある。これにより、そのメタステーブルが以降の他の回路部分に伝播しても障害が発生しないことを検証しようとするものである。
図2は非同期回路検証環境の概念図である。
従来、回路設計者は、RTL1の作成後、テストベンチを用いて論理シミュレーションが行われる論理検証環境2においてRTL1の論理検証を行っている。本発明では、非同期回路の動作検証が行われる非同期回路検証環境3を、従来から回路設計者が用いてきた論理検証環境2を包含するようにして構築する。
図1に示す非同期回路検証システム3aでは、まず、従来同様、回路設計者によってRTL1の論理回路が設計される。
非同期回路検証システム3aは、大きく分けて、RTL1を用いてコントロールカード21を生成する非同期抽出部10、コントロールカード21に基づいて論理シミュレーション時にクロック変調や信号遅延の発生を制御するクロック・遅延制御部40、およびシミュレーション部30により構成されている。
シミュレーション部30では、制御タスクが挿入されたRTL31およびテストベンチ32を用いた論理シミュレーションがシミュレータ33によって行われる。
この図5に示す回路設計フローでは、まず、論理設計段階において非同期箇所を含んだRTL1の論理回路が作成され(ステップS10)、その論理シミュレーションが実行される(ステップS11)。この論理シミュレーション段階においてRTL1の動作検証が行われる(ステップS12)。
例えば、従来は、RTLの論理シミュレーション段階でCLKMの送信側回路とCLKNの受信側回路との間の信号受渡しが正常に行われている場合でも、試作品の段階で障害が発生することがあった。その場合、再度RTLを作り直してその論理シミュレーション以降の処理を行わなければならなかった。
まず、クロック変調について説明する。
例えば、上位モジュール60の内部に含まれる非同期の内部モジュール61に対してあるCLKMが入力するようにRTL1が設計されている場合を想定する。この場合、コントロールカード21を基に制御タスク挿入部20によってRTL1に挿入されるクロック変調タスク62は、内部モジュール61の直前にCLKMのクロックパスを切断して挿入される。これにより、クロック変調タスク62が挿入されたRTL31が得られる。
Phase Skewは、図8に示すように、参照するクロック(Relative Clock)と変調を与えるクロック(Clock)との位相差Tpの最小値から最大値の範囲をいう。
Jitterは、図10に示すように、連続する2周期(T1とT2,T2とT3,T3とT4)における周期のばらつき(T2−T1,T3−T2,T4−T3)の最小値から最大値の範囲をいう。または、入力するクロックの1周期(T)と各周期との間の周期のばらつき(T1−T,T2−T,T3−T,T4−T)の最小値から最大値の範囲をいう。
クロック変調は、コントロールカード21に基づくクロック・遅延制御部40のクロック変調ユニットの発行に際し、まず、図11に示すように、現在出力中の1周期の変調対象クロック70に対し、設定されたPhase Skew,Jitterの範囲内で次の1周期分の変調クロック71のクロック周期を求める。このクロック周期に対し、設定されたDuty比の範囲からhigh,lowのパルス幅を求め、変調クロック71を求める。
図12はクロック変調による信号変化の一例である。
図13は信号遅延の説明図である。
例えば、図13上図に示すような信号S1に対して遅延を与えたい場合には、信号S1の変化点Pを遅延制御タスクによって監視し、変化が検出されたときには、図13下図に示すように、与えたい遅延時間分など、所定の遅延量だけずらして信号S1を出力するよう、遅延制御タスクに対して遅延を制御する。これにより、信号S1の取りこぼし等を発生させる。
強制遅延制御は、まず、遅延制御ユニットが発行されると、論理シミュレーション時のレジスタの入力信号について、その変化前後の信号値がそれぞれクロック・遅延制御部40に保存される。そして、そのレジスタを駆動するクロックがアクティブになったときに、クロック・遅延制御部40が保存していた変化前の信号値を強制的にそのレジスタ出力に挿入し、所定遅延量経過後に、クロック・遅延制御部40が保存していた変化後の信号値を強制的にそのレジスタ出力に挿入する。
非同期箇所の送信側に遅延を与える場合、まず、RTL31内の非同期乗換えを行う信号送信側のレジスタを遅延挿入レジスタとする。そして、RTL31の論理シミュレーション時には、この遅延挿入レジスタについて、駆動するクロック(CLK)がアクティブになっていて入力信号INが変化したことを条件に、変化前の信号値aをクロック・遅延制御部40に保存し(OUT_reg)、かつ、変化後の信号値bをクロック・遅延制御部40に保存する(OUT_nxt)。
CLKMの送信側回路80とCLKNの受信側回路81について、ビット幅を持つ信号S2に遅延を発生させる場合には、各ビットに対して別々に遅延を与えるように遅延制御が行われる。これにより、各ビットに対してそれぞれ別々の遅延(ここではDelay#1〜#5)が与えられ、各ビット間の遅延差を考慮した動作検証が可能になる。
遅延挿入パラメータ制御は、クロック・遅延制御部40が遅延制御ユニットを発行すると、RTL31に遅延制御用のパラメータ(遅延挿入パラメータ)を挿入し、この遅延挿入パラメータに応じて、所定遅延量をRTL31に挿入する。この制御では、非同期乗換えを行う送信側、受信側いずれの信号に対しても遅延を挿入することが可能である。
クロック・遅延制御部40は、送信側レジスタの出力信号に遅延を挿入する遅延挿入パラメータをRTL31に自動挿入する機能(送信側レジスタ出力遅延挿入機能)を有している。その挿入方法としては、図16のVerilogサンプル1,2にそれぞれ示すように、送信側のalways文に直接挿入する方法(図16上図)、あるいはassign文に取り出して挿入する方法(図16下図)がある。
クロック・遅延制御部40は、上記の送信側レジスタ出力遅延挿入機能のほか、受信側レジスタに入力される直前の入力信号に遅延を挿入する機能(受信側レジスタ入力遅延挿入機能)を有している。通常、RTL31のレジスタ記述では、レジスタ内の代入文で論理演算、分岐、ループといった制御構造が作成されている。本機能は、これらの論理式通過後の信号に対して遅延を挿入するために、それに必要な遅延挿入パラメータをRTL31に自動挿入するものである。その場合、図17のVerilogサンプルに示すように、遅延挿入パラメータを受信側のassign文に取り出して挿入する方法がある。
例えば、本来遅延挿入前にはCLKMのときに入力信号INと出力信号OUTが図18上図に示すように推移する場合について、入力信号INに遅延挿入を行うと、遅延挿入後には出力信号OUTが図18下図に示すように変化して推移するようになる。
非同期回路検証システム3aは、上記のように、クロックの変調量や信号遅延量を自動的に変化させながら、RTL31の論理シミュレーションを行うシミュレータ33と連携する機能を有している。そして、非同期回路検証システム3aは、論理シミュレーションの際には、そのシミュレーション回数の指定、シミュレーション終了日時の指定、全シミュレーションのログやカバレッジの集計が行えるようになっている。
非同期回路検証システム3aは、クロック変調によるエラー発生状況や信号遅延によるエラー発生状況など、シミュレーション時の情報を集計することができるようになっている。これにより、各クロックに与えたクロック変調の設定とシミュレーション時の情報を集計することができ、また、各非同期信号に対して与えた信号遅延の設定とシミュレーション時の情報を集計することができるようになっている。この非同期回路検証システム3aでは、このような集計機能を備えることで、検証もれを防止することが可能になっている。
非同期回路検証システム3aは、RTL31の非同期箇所に遅延を挿入したときの信号の波形ファイルを取得することができるようになっている。波形を取得するか否かはユーザが任意に設定することができ、また、波形を取得する非同期箇所もユーザが任意に設定することができる。
図19はコンピュータのハードウェア構成例である。
ここでは、非同期回路(TBridge_top)の動作検証を行った場合を例に説明する。この非同期回路の仕様は次のようなものである。
クロックの周波数には特に規定はなく、クロック同士の関係についても次の3つ、Fast:S_CLK>A_CLK,Typ:S_CLK=A_CLK,Late:S_CLK<A_CLKのいずれの関係を有していても構わない。
このような仕様のRTLの非同期回路についてその動作検証を行う。
図20は、前段のS_CLKのレシーバ回路(FrontReceiver)110と後段のA_CLKのトランシーバ回路(AfterTransceiver)120との間の信号伝播の様子を示している。
TBridge_top回路100は、S_CLKで同期するFrontReceiver110とA_CLKで同期するAfterTransceiver120を有している。
図22はTBridge_top回路の非同期リスト、図23および図24はコントロールカードである。
TBridge_top回路100がこの図25に示すようなタイミングチャートに従って動作するかを検証する。その際、検証パターンは、0と1がチェッカパターンでトグルするよう、32’haaaa_aaaa,32’h5555_5555を交互にS_DATAとしてTBridge_top回路100に入力する。そして、A_XStrobe時にA_DATAの値がS_DATAの値と同じであれば“Read OK”とし、異なれば“Read NG”として、A_DATAの値と期待値(expect)を表示する。このパターンを500回繰り返すことにより、TBridge_top回路100の動作を検証する。
図26の検証結果150に示すように、従来のRTL論理シミュレーションによれば、全くエラーが検証されず、各非同期信号はS_CLK,A_CLK間で正常に受渡しが行われている。これはここで例示しているFast条件のほか、Typ,Late条件で行ったいずれの場合であっても同じであった。
この図28に示すように、S_CLK側でTr_dataにメタステーブルが発生しており、その一部の不定値がA_CLK側でRe_data1として受信されたとする。その場合、そのRe_data1が次のクロック周期でRe_data2に影響を及ぼし、その不定値がAR_control121のレジスタ(AR_REG)にデータとして格納されるようになる。
図29は障害対策済みTBridge_top回路のタイミングチャートである。
レジスタ・トランスファ・レベルの論理回路に存在する非同期箇所を抽出し、抽出された前記非同期箇所で発生する遅延を考慮した前記論理回路のシミュレーションにより前記論理回路の動作を検証することを特徴とする非同期回路検証方法。
コンピュータを、
レジスタ・トランスファ・レベルの論理回路に存在する非同期箇所を抽出する抽出手段、
前記抽出手段によって抽出された前記非同期箇所で発生する遅延を考慮した前記論理回路のシミュレーションにより前記論理回路の動作を検証する検証手段、
として機能させることを特徴とする非同期回路検証プログラム。
コンピュータを、
レジスタ・トランスファ・レベルの論理回路に存在する非同期箇所に制御タスクを挿入する挿入手段、
前記制御タスクが挿入された前記論理回路のシミュレーション段階で前記制御タスクを用いて前記論理回路に遅延を発生させる遅延発生手段、
として機能させることを特徴とする非同期回路検証プログラム。
レジスタ・トランスファ・レベルの論理回路に存在する非同期箇所を抽出する抽出手段と、
前記抽出手段によって抽出された前記非同期箇所で発生する遅延を考慮した前記論理回路のシミュレーションにより前記論理回路の動作を検証する検証手段と、
を有することを特徴とする非同期回路検証システム。
レジスタ・トランスファ・レベルの論理回路に存在する非同期箇所に制御タスクを挿入する挿入手段と、
前記制御タスクが挿入された前記論理回路のシミュレーション段階で前記制御タスクを用いて前記論理回路に遅延を発生させる遅延発生手段と、
を有することを特徴とする非同期回路検証システム。
2 論理検証環境
3 非同期回路検証環境
3a 非同期回路検証システム
10 非同期抽出部
11 非同期抽出プログラム
12,12a 非同期リスト
20 制御タスク挿入部
21,21a コントロールカード
30 シミュレーション部
32 テストベンチ
33 シミュレータ
34 デバイスモデル
40 クロック・遅延制御部
41 コントロール部
42 クロック変調部
43 遅延制御部
50 集計部
51 ログ・結果
52 試験成績書
53 ログ・カバレッジ部
54 モニタ部
60 上位モジュール
61 内部モジュール
62 クロック変調タスク
70 変調対象クロック
71 変調クロック
80 送信側回路
81 受信側回路
90 コンピュータ
91 CPU
92 ROM
93 RAM
94 HDD
95 グラフィック処理部
95a 表示装置
96 入力I/F
96a マウス
96b キーボード
97 通信I/F
98 バス
100 TBridge_top回路
110 FrontReceiver
111 FR_control
112 FT_control
120 AfterTransceiver
121 AR_control
122 AT_control
130 SetClock部
140 SetSignal部
141,142,143 SetSignal部
Claims (7)
- 非同期回路検証システムを用いて非同期回路の動作を検証する非同期回路検証方法において、
前記非同期回路検証システムの非同期抽出部によって、レジスタ・トランスファ・レベルで記述された論理回路から非同期回路部を抽出し、
前記非同期回路検証システムの制御タスク挿入部によって、抽出された前記非同期回路部の情報に基づき、前記非同期回路部にて前記論理回路内のクロックを変調させて前記非同期回路部の遅延を発生するためのクロック変調タスクを前記論理回路に挿入し、
前記非同期回路検証システムの前記制御タスク挿入部によって、抽出された前記非同期回路部の情報に基づき、前記非同期回路部にて前記論理回路内の信号を遅延させるための遅延制御タスクを前記論理回路に挿入し、
前記非同期回路検証システムのクロック・遅延制御部によって、抽出された前記非同期回路部に関連付けられた、クロックグループ、クロック変調値、遅延挿入箇所または信号遅延値の少なくとも1つを含む制御パラメータに基づいて、前記クロック変調タスクにクロック変調させて前記非同期回路部の遅延を発生する第1命令と前記遅延制御タスクに信号遅延を発生させる第2命令とを発行し、
前記非同期回路検証システムのシミュレーション部によって、前記第1命令と前記第2命令とに基づいて、前記クロック変調タスクと前記遅延制御タスクとが挿入された前記論理回路のシミュレーションを行う、
ことを特徴とする非同期回路検証方法。 - 前記論理回路の前記シミュレーション部によるシミュレーションの際には、前記第1命令に基づいて、前記クロック変調タスクに対して、前記論理回路内のクロックを変調させた変調クロックが挿入されることを特徴とする請求項1記載の非同期回路検証方法。
- 前記クロック・遅延制御部によって、変調を与える変調対象クロックの1周期ごとに前記変調クロックを生成し、
前記論理回路の前記シミュレーション部によるシミュレーションの際には、生成された前記変調クロックが前記クロック変調タスクに対して挿入されることを特徴とする請求項2記載の非同期回路検証方法。 - 前記論理回路の前記シミュレーション部によるシミュレーションの際には、前記第2命令に基づいて、前記遅延制御タスクに対して前記信号遅延が挿入されることを特徴とする請求項1記載の非同期回路検証方法。
- 前記クロック・遅延制御部によって、前記信号遅延の遅延量を前記シミュレーション部によるシミュレーションごとに計算し、
シミュレーション後に一の遅延量が指定されたときには、前記シミュレーション部によって、前記一の遅延量のシミュレーションを再現することを特徴とする請求項4記載の非同期回路検証方法。 - コンピュータに非同期回路の動作を検証する処理を実行させる非同期回路検証プログラムにおいて、
コンピュータを、
レジスタ・トランスファ・レベルで記述された論理回路から非同期回路部を抽出する抽出手段、
抽出された前記非同期回路部の情報に基づき、前記非同期回路部にて前記論理回路内のクロックを変調させて前記非同期回路部の遅延を発生するためのクロック変調タスクを前記論理回路に挿入する挿入手段、
抽出された前記非同期回路部の情報に基づき、前記非同期回路部にて前記論理回路内の信号を遅延させるための遅延制御タスクを前記論理回路に挿入する挿入手段、
抽出された前記非同期回路部に関連付けられた、クロックグループ、クロック変調値、遅延挿入箇所または信号遅延値の少なくとも1つを含む制御パラメータに基づいて、前記クロック変調タスクにクロック変調させて前記非同期回路部の遅延を発生する第1命令と前記遅延制御タスクに信号遅延を発生させる第2命令とを発行する発行手段、
前記第1命令と前記第2命令とに基づいて、前記クロック変調タスクと前記遅延制御タスクとが挿入された前記論理回路のシミュレーションを行う検証手段、
として機能させることを特徴とする非同期回路検証プログラム。 - 前記発行手段は、前記論理回路内のクロックを変調させた変調クロック、および前記論理回路内の信号の伝播を遅らせる前記信号遅延を生成し、
前記検証手段は、生成された前記変調クロックおよび前記信号遅延を、それぞれ前記クロック変調タスクおよび前記遅延制御タスクに挿入することによって、遅延を発生させた前記論理回路のシミュレーションを行うことを特徴とする請求項6記載の非同期回路検証プログラム。
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