JP4270720B2 - ドアの自動閉鎖装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、手動ドアであるか自動ドアであるかに拘らず、火災発生時や煙感知時に電源が遮断していても自動的にドアを閉鎖するようにしたドアの自動閉鎖装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図6は、自動閉鎖機能を備えた従来の手動のスライドドアを示している。
この図6において、柱13、14間には、開閉ドア10と嵌め殺しドア11が設けられ、開閉ドア10は、無目12内のレール15に、吊枠16の吊り車17を載せて転動することでスライドにより手動開閉するものである。また、一方の吊枠16は、無目12内の閉鎖出力スプロケット18と従動スプロケット19間に掛け渡された自閉用チェン20に固定的に取り付けられている。
このような構成において、開閉ドア10を手動で図中右方向に開放すると、この開閉ドア10の開放動作で吊枠16を介して自閉用チェン20が引っ張られるので、閉鎖出力スプロケット18に内蔵されている渦巻ばね等が巻き込まれてエネルギーが蓄積される。開閉ドア10から手を離すと、閉鎖出力スプロケット18内の渦巻ばね等の戻る力で自閉用チェン20を介して開閉ドア10が閉じる方向に付勢されて自動的に開閉ドア10が閉じる。
【0003】
図7は、自閉用チェン20に止め金具23を固定的に取付け、この止め金具23を介して開閉ドア10の吊枠16と係合するようにし、図中右側の従動スプロケット19の近くにソレノイド等の作動部21を取り付け、この作動部21を火災報知器や煙感知器に連動するようにしたものである。
このような構成において、開閉ドア10を手動又は図示しない自動ドア開閉駆動装置にて図中右方向に開放すると、開閉ドア10の吊枠16に止め金具23が係合しているので、自閉用チェン20が引っ張られ、閉鎖出力スプロケット18に内蔵されている渦巻ばね等が巻き込まれてエネルギーが蓄積される。そして、開閉ドア10が最も右端まで移動すると、止め金具23が作動部21の進退突起22に係止される。この係止状態では、以後の開閉ドア10の開閉に、閉鎖出力スプロケット18、従動スプロケット19、自閉用チェン20が影響することはない。
ここで、火災報知器や煙感知器からの信号が作動部21に入力すると、進退突起22が引っ込むので、止め金具23が吊枠16に係合し、閉鎖出力スプロケット18内の渦巻ばね等の力で自閉用チェン20が引き戻されて開閉ドア10が閉じる方向に付勢され自動的に開閉ドア10が閉じる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
図6及び図7において、閉鎖出力スプロケット18に内蔵されている自動閉鎖のためのエネルギー発生源がばねだけの場合は、閉鎖始動を円滑に開始するためにある程度の力のあるものを用いると、始動を開始して移動し始めると、負荷が急激に減少して開閉ドア10が急速度で閉鎖動作をし、開閉ドア10が柱13に激突したり、通過しようとする人間に衝突したりする等の危険を伴う。
【0005】
ばねだけでは危険なので、オイルダンパーを用いて急激な閉鎖を緩和しようとするものもあるが、依然として開閉ドア10の全ストロークでの一定の制動が得られず、円滑な閉鎖動作が得られない。また、ばねに遠心ガバナーを用いたものもあるが、閉鎖の開始から閉鎖の終了まで一定速度に調節するのが極めて面倒である、という問題があった。
【0006】
本発明は、開閉ドアの閉鎖速度が小さいときは小さな制動を掛け、閉鎖速度が大きいときは大きな制動を掛けるようにして、閉鎖速度に対応して制動をかけて常に一定速度で閉鎖できるための装置を、簡単な構成により実現することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明によるドアの自動閉鎖装置は、閉鎖出力スプロケットと従動スプロケットとの間に自閉用チェンを掛け渡し、この自閉用チェンに係脱する開閉ドアの開放動作に連動して前記閉鎖出力スプロケット側に設けた自閉用駆動部にエネルギーを蓄積し、前記従動スプロケット側に設けた自閉用係止部を外して前記自閉用駆動部に蓄積したエネルギーで開閉ドアを閉鎖するようにしたドアの自動閉鎖装置において、前記自閉用駆動部は、前記閉鎖出力スプロケットの回転軸に連動し、開閉ドアの開放動作に伴う回転軸の一方向の回転により予めエネルギーを蓄積する帯状ばねと、前記閉鎖出力スプロケットの回転軸に連動し、開閉ドアの閉鎖動作に伴う回転軸の他方向の回転により開閉ドアの閉鎖速度に対応した発電電力を制動力として発生する制動用発電機を主体とした発電制動部と、前記自閉用係止部に設けた前記自閉用チェンの張力調整手段とを具備してなり、前記自閉用係止部は、外部からの信号で進退突起を進退動作せしめる作動部と、前記自閉用チェンに固定的に取り付けられ、開閉ドアの開閉時に係脱する止め金具とを具備し、前記発電制動部は、開閉ドアの閉鎖時の回転軸の回転時のみ制動用発電機が発電して制動力を発生せしめるように発電出力回路中に、ダイオードを挿入するとともに、制動用発電機の発電による制動力を調整するための可変抵抗を挿入し、前記閉鎖出力スプロケットの回転軸には、スプロケットとドラムが固定的に設けられ、このドラムに前記開閉ドアの開放動作に連動して巻き込まれて閉鎖駆動力となるエネルギーを蓄積するための帯状ばねを設け、前記スプロケットに制動用チェンを介して他のスプロケットを連結し、この他のスプロケットの軸に設けた歯車に、前記制動用発電機と同一軸の歯車を噛合し、前記張力調整手段は、前記自閉用係止部における従動スプロケットの軸が位置調整枠に取り付けられ、この位置調整枠は、無目内に固定的に取り付けられた取付け枠に長孔と張力調整ボルトで自閉用チェンの張力を調整するものからなることを特徴とする。
【0008】
以上のような構成により、閉鎖速度に対応して制動をかけて常に一定速度で閉鎖できるための装置を、簡単な構成により実現することができる。
また、開閉ドア10の開放動作で帯状ばね35に蓄積したエネルギーを利用でき、停電等であっても確実に開閉ドア10を閉鎖することができる。
さらに、火災信号、煙感知信号等の外部信号に対応して開閉ドア10を確実に閉鎖することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の実施例を図1乃至図5に基づき説明する。
図4は、片開きドアの例であり、柱13、14間には、開閉ドア10と嵌め殺しドア11が設けられ、開閉ドア10は、無目12内のレール15に、吊枠16の吊り車17を載せて転動することでスライドにより開閉するものである。
自動開閉ドアの例を示すものでもあり、一方の吊枠16は、無目12内の駆動スプロケット48と従動スプロケット49間に掛け渡された駆動用チェン52に固定的に取り付けられている。前記駆動スプロケット48には、モータ、変速機等からなる駆動装置50と、速度、開閉位置等を制御する制御装置51が結合されている。
【0010】
また、前記無目12内の一端側と他端側には、それぞれ本発明による自閉用駆動部9と自閉用係止部40が取り付けられている。
これら自閉用駆動部9と自閉用係止部40の詳細を図1、図2及び図3により詳細に説明する。
自閉用駆動部9における閉鎖出力スプロケット18には、回転軸24が固定的に取り付けられ、この回転軸24には、スプロケット25とドラム36が固定的に取り付けられている。このドラム36の両側部には、帯状ばね35が設けられ、この帯状ばね35は、開閉ドア10の開放動作に連動してドラム36に巻き込まれて閉鎖駆動力となるエネルギーを蓄積するためのものである。尚、帯状ばね35は、2個としたが、1個でもよいし、3個以上でもよい。
【0011】
前記スプロケット25は、制動用チェン26によりさらにスプロケット27に連結され、このスプロケット27に固着された軸28には、かさ歯車29が取り付けられている。このかさ歯車29には、制動用発電機31と同一軸のかさ歯車30が噛合している。この制動用発電機31は、外部からの回転力により発電することにより制動力を発生せしめるもので、開閉ドア10の閉鎖時のみ制動力を発生させるため、発電出力回路中にダイオード32が接続される。また、この発電出力回路中に挿入された可変抵抗33は、制動力の調整のためのものである。これらスプロケット25、制動用チェン26、スプロケット27、軸28、かさ歯車29、かさ歯車30、制動用発電機31、ダイオード32、可変抵抗33によって発電制動部34が構成されている。
尚、前記ダイオード32に代えて、軸28の一方向の回転だけをかさ歯車29に伝達せしめるためのラチェットのようなワンウエイクラッチを介在するようにしてもよい。
【0012】
前記自閉用係止部40における従動スプロケット19の軸44は、位置調整枠42に取り付けられ、この位置調整枠42は、無目12内に固定的に取り付けられた取付け枠41に長孔43と張力調整ボルト45で閉鎖出力スプロケット18側にやや移動させ、これらの閉鎖出力スプロケット18と従動スプロケット19との間に自閉用チェン20を掛け渡し、その後、張力調整ボルト45で自閉用チェン20の張力が適正値になるように引っ張って位置を調整し固定する。
前記取付け枠41には、作動部21が取り付けられ、この作動部21から出没する進退突起22が自閉用チェン20に臨ませて設けられている。この進退突起22には、後述の止め金具23の係止突部39が係合し易いように一方の面がテーパーとなっている。
【0013】
前記自閉用チェン20の途中には、止め金具23が取り付けられている。この止め金具23には、前記進退突起22側に係止突部39が一体に形成され、この係止突部39は、前記進退突起22と係合し易いように一方の面がテーパーとなっている。また、作動部21の進退突起22と止め金具23の係止突部39が確実に係脱するように、取付け枠41には、図2に示すような上下方向の位置決めするガイド板46が設けられるとともに、図3に示すような前後方向の逃げを防止するガイド板47が設けられている。
前記開閉ドア10の上端部には、自閉用金具37が一体に取り付けられ、この自閉用金具37の先端部に切欠き38が形成され、この切欠き38が開閉ドア10の通常の開閉時には自閉用チェン20と遊嵌し、強制的な閉鎖時に止め金具23の端面部が係止するようになっている。
【0014】
以上のような構成による作用を説明する。
止め金具23の係止突部39が作動部21の進退突起22に係合していない状態では、止め金具23が自閉用金具37に係合しており、この状態の帯状ばね35の戻る力で開閉ドア10が閉じた状態となっている。
この状態から開閉ドア10を手動又は駆動装置50により開放する。すると、開閉ドア10の開放動作により、自閉用金具37に係合している止め金具23が一緒に移動して自閉用チェン20を引っ張る。自閉用チェン20が引っ張られると、閉鎖出力スプロケット18、回転軸24が回転し、ドラム36に2つの帯状ばね35が巻き込まれてエネルギーが蓄積される。開閉ドア10が完全に開放すると、止め金具23の係止突部39が作動部21の進退突起22に係止し、ドラム36に帯状ばね35が巻き込まれたままで保持される。
尚、開閉ドア10の開放動作に連動して発電制動部34のスプロケット25も回転し、制動用チェン26、スプロケット27、軸28、かさ歯車29、かさ歯車30を介して制動用発電機31も回転する。しかし、ダイオード32が接続されているか、又はワンウエイクラッチが介在されているので、制動用発電機31は発電することがなく、制動力も発生しない。
【0015】
止め金具23の係止突部39が作動部21の進退突起22に係止している状態では、開閉ドア10は、自閉用駆動部9から外れているので、駆動装置50により通常の開閉動作が行われる。
ここで、火災報知器、煙感知器等から作動部21に信号が送られてきて進退突起22が引っ込むと、止め金具23の係止突部39との係合が外れて帯状ばね35の戻る力で回転軸24、閉鎖出力スプロケット18を回転し、自閉用チェン20が引き戻される。すると、開放している開閉ドア10の自閉用金具37と止め金具23が係合して開閉ドア10が閉鎖方向に移動を開始する。
【0016】
帯状ばね35による回転軸24の回転で発電制動部34のスプロケット25も回転するので、制動用チェン26、スプロケット27、軸28、かさ歯車29、かさ歯車30を介して制動用発電機31が回転を始める。制動用発電機31は、回転により発電を開始し、これが制動力となるが、開閉ドア10の閉鎖の開始直後は、まだ、制動用発電機31の回転速度が小さいので制動力は小さい。従って、開閉ドア10の閉鎖に必要な十分な起動力が得られて開閉ドア10は円滑に閉鎖を開始する。
開閉ドア10が閉鎖動作を開始して次第に閉鎖速度が上昇し始めると、この速度に応じて発電制動部34を構成する制動用発電機31の回転速度が大きくなろうとして発電電力も上昇とする。しかし、発電電力が上昇すると、逆にそれが制動力となってエネルギーを消費し、回転軸24の回転を抑制する。回転軸24の回転速度が抑制されて小さくなれば、帯状ばね35により回転軸24をより高速で回転しようとする。
このようにして、回転軸24は、一定速度で回転し、開閉ドア10は一定速度で閉鎖動作をする。尚、可変抵抗33を調整することにより制動力を調整して、開閉ドア10の閉鎖速度を調整する。
【0017】
開閉ドア10が途中まで開放している状態では、火災信号などで作動部21の進退突起22から止め金具23の係止突部39が外れ、止め金具23と自閉用金具37が係止するまでは、無負荷状態になるが、それだけ制動用発電機31の回転も高速で回転しようとするので、制動力も大きくなり、前記同様に回転軸24が一定速度で回転することに変わりはない。
【0018】
次に、図5は、両開きドアの例を示している。この例では、2枚のうちの一方の開閉ドア10の吊枠16が駆動用チェン52の下方側に連結されているものとすると、他方の開閉ドア10の吊枠16が上方側の駆動用チェン52に連結され、また、いずれか一方の開閉ドア10に設けた自閉用金具37だけが自閉用駆動部9と自閉用係止部40に臨ませて設ける。
このような構成とすることにより、火災等の非常時には、2枚の開閉ドア10が同時に閉鎖される。その動作は、図4の場合と異なるところはない。
【0019】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、自閉用駆動部9は、予めエネルギーを蓄積する帯状ばね35と、開閉ドア10の閉鎖速度に対応した発電電力を制動力として発生する制動用発電機31を主体とした発電制動部34とを具備したので、閉鎖速度に対応して制動をかけて常に一定速度で閉鎖できるための装置を、簡単な構成により実現することができる。
【0020】
閉用駆動部9は、前記閉鎖出力スプロケット18の回転軸24に連動し、開閉ドア10の開放動作に伴う回転軸24の一方向の回転により予めエネルギーを蓄積する帯状ばね35と、前記閉鎖出力スプロケット18の回転軸24に連動し、開閉ドア10の閉鎖動作に伴う回転軸24の他方向の回転により開閉ドア10の閉鎖速度に対応した発電電力を制動力として発生する制動用発電機31を主体とした発電制動部34とを具備したので、開閉ドア10の開放動作で帯状ばね35に蓄積したエネルギーを利用でき、停電等であっても確実に開閉ドア10を閉鎖することができる。
【0021】
閉用駆動部9は、閉鎖出力スプロケット18の回転軸24に連動し、開閉ドア10の開放動作に伴う回転軸24の一方向の回転により予めエネルギーを蓄積する帯状ばね35と、閉鎖出力スプロケット18の回転軸24に連動し、開閉ドア10の閉鎖動作に伴う回転軸24の他方向の回転により開閉ドア10の閉鎖速度に対応した発電電力を制動力として発生する制動用発電機31を主体とした発電制動部34とを具備してなり、前記自閉用係止部40は、外部からの信号で進退突起22を進退動作せしめる作動部21と、前記自閉用チェン20に固定的に取り付けられ、開閉ドア10の開閉時に係脱する止め金具23とを具備したので、火災信号、煙感知信号等の外部信号に対応して開閉ドア10を確実に閉鎖することができる。
【0022】
電制動部34は、開閉ドア10の閉鎖時の回転軸24の回転時のみ制動用発電機31が発電して制動力を発生せしめるように、発電出力回路中にダイオードを挿入するか、又は回転軸24と制動用発電機31との伝動機構中にワンウエイクラッチを介在したので、開閉ドア10の開放時の動作中に制動がかかるようなことがない。
【0023】
電制動部34は、制動用発電機31の発電出力回路中に、制動用発電機31の発電による制動力を調整するための可変抵抗33を挿入したので、開閉ドア10の使用目的に応じて制動力を調節することができる。
張力調整手段は、前記自閉用係止部における従動スプロケットの軸が位置調整枠に取り付けられ、この位置調整枠は、無目内に固定的に取り付けられた取付け枠に長孔と張力調整ボルトで自閉用チェンの張力を調整するようにしたので、張力調整ボルト45で自閉用チェン20の張力が適正値になるように引っ張って位置を調整し固定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のドアの自動閉鎖装置における自閉用駆動部9の一実施例を示す斜視図である。
【図2】本発明のドアの自動閉鎖装置における自閉用係止部40の一実施例を示す斜視図である。
【図3】図2における自閉用係止部40の平面図である。
【図4】本発明のドアの自動閉鎖装置を片開きドアに応用したときの正面図である。
【図5】本発明のドアの自動閉鎖装置を両開きドアに応用したときの正面図である。
【図6】自動閉鎖機能を備えた従来の手動のスライドドアの正面図である。
【図7】自動閉鎖機能を備え、かつ、火災報知器や煙感知器に連動するようにした従来の手動のスライドドアの正面図である。
【符号の説明】
9…自閉用駆動部、10…開閉ドア、11…嵌め殺しドア、12…無目、13…柱、14…柱、15…レール、16…吊枠、17…吊り車、18…閉鎖出力スプロケット、19…従動スプロケット、20…自閉用チェン、21…作動部、22…進退突起、23…止め金具、24…回転軸、25…スプロケット、26…制動用チェン、27…スプロケット、28…軸、29…かさ歯車、30…かさ歯車、31…制動用発電機、32…ダイオード、33…可変抵抗、34…発電制動部、35…帯状ばね、36…ドラム、37…自閉用金具、38…切欠き、39…係止突部、40…自閉用係止部、41…取付け枠、42…位置調整枠、43…長孔、44…軸、45…張力調整ボルト、46…ガイド板、47…ガイド板、48…駆動スプロケット、49…従動スプロケット、50…駆動装置、51…制御装置、52…駆動用チェン。

Claims (1)

  1. 閉鎖出力スプロケットと従動スプロケットとの間に自閉用チェンを掛け渡し、この自閉用チェンに係脱する開閉ドアの開放動作に連動して前記閉鎖出力スプロケット側に設けた自閉用駆動部にエネルギーを蓄積し、前記従動スプロケット側に設けた自閉用係止部を外して前記自閉用駆動部に蓄積したエネルギーで開閉ドアを閉鎖するようにしたドアの自動閉鎖装置において、前記自閉用駆動部は、前記閉鎖出力スプロケットの回転軸に連動し、開閉ドアの開放動作に伴う回転軸の一方向の回転により予めエネルギーを蓄積する帯状ばねと、前記閉鎖出力スプロケットの回転軸に連動し、開閉ドアの閉鎖動作に伴う回転軸の他方向の回転により開閉ドアの閉鎖速度に対応した発電電力を制動力として発生する制動用発電機を主体とした発電制動部と、前記自閉用係止部に設けた前記自閉用チェンの張力調整手段とを具備してなり、前記自閉用係止部は、外部からの信号で進退突起を進退動作せしめる作動部と、前記自閉用チェンに固定的に取り付けられ、開閉ドアの開閉時に係脱する止め金具とを具備し、前記発電制動部は、開閉ドアの閉鎖時の回転軸の回転時のみ制動用発電機が発電して制動力を発生せしめるように発電出力回路中に、ダイオードを挿入するとともに、制動用発電機の発電による制動力を調整するための可変抵抗を挿入し、前記閉鎖出力スプロケットの回転軸には、スプロケットとドラムが固定的に設けられ、このドラムに前記開閉ドアの開放動作に連動して巻き込まれて閉鎖駆動力となるエネルギーを蓄積するための帯状ばねを設け、前記スプロケットに制動用チェンを介して他のスプロケットを連結し、この他のスプロケットの軸に設けた歯車に、前記制動用発電機と同一軸の歯車を噛合し、前記張力調整手段は、前記自閉用係止部における従動スプロケットの軸が位置調整枠に取り付けられ、この位置調整枠は、無目内に固定的に取り付けられた取付け枠に長孔と張力調整ボルトで自閉用チェンの張力を調整するものからなることを特徴とするドアの自動閉鎖装置。
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