JP4268888B2 - 合成樹脂製パレット - Google Patents

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Description

本発明は、物品の運搬、移送、保管等に使用される隅桁と中間桁と中央桁とを有する一体成形された合成樹脂製パレットに関するものである。
従来より、図14に示されているように、自動倉庫等の所定の間隔で配置された棚Sやコンベヤー等に、合成樹脂製パレットPのフォーク挿入通路p1に沿った両端部を載置することが行われている。このように、所定の間隔で配置された棚Sやコンベヤー等に、跨がるように、合成樹脂製パレットPを載置した場合に、図14に示されているように、合成樹脂製パレットPが下方に撓むことがある。このような、合成樹脂製パレットPの下方への撓み変形を防止するために、フォーク挿入路の上下方向に位置する格子状部の一部を補強した、同形のスキッドを溶着した溶着タイプの合成樹脂製パレットが、特許文献1に開示されている。また、桁間を連結する桟部を補強した一体成形の合成樹脂製パレットが、特許文献2に開示されている。
実公昭54−31478号公報 特開2003−170937号公報
図14に示されているように、所定の間隔で配置された棚Sやコンベヤー等に、跨がるように載置された合成樹脂製パレットに、大きな負荷がかかった場合に、隅桁の上端部と中間桁の上端部とを連結する、略直交する一対の隅桁・中間桁上部連結桟部と、中間桁の上端部と中央桁の上端部とを連結する、略直交する一対の中間桁・中央桁上部連結桟部とにより囲まれた平面形状が略方形状の領域の隅部付近に位置する隅桁・中間桁上部連結桟部や中間桁・中央桁上部連結桟部が変形するが、上述した従来の合成樹脂製パレットにおいては、この部分の補強が考慮されていないために、隅桁・中間桁上部連結桟部や中間桁・中央桁上部連結桟部が変形するという問題があった。
本発明の目的は、合成樹脂製パレットの重量の増加を最小限に抑えつつ、上述した従来の合成樹脂製パレットが有する課題を解決することにある。
本発明は、上述した目的を達成するために、合成樹脂製パレットの四隅に配置された隅桁と該隅桁の中間部に配置された中間桁と合成樹脂製パレットの中央部に配置された中央桁とを有するとともに、略直交する2本の隅桁・中間桁上部連結桟部と略直交する2本の中間桁・中央桁上部連結桟部とにより区画された補助桟部が形成されており、且つ、前記補助桟部が、前記隅桁・中間桁上部連結桟部に平行な複数の桟と該桟と略直角に交差する複数の桟とにより構成されている合成樹脂製パレットにおいて、前記隅桁・中間桁上部連結桟部を形成する内壁連結桟と、該内壁連結桟に最も近い中間連結桟とを連結する架橋桟の桟間隔が、他の桟間を連結する交差桟の桟間隔より狭く形成されているとともに、同様に、前記中間桁・中央桁上部連結桟部を形成する補助桟部側連結桟と、該補助桟部側連結桟と所定の間隔を置いて配置された隣接連結桟とを連結する架橋桟の桟間隔が、他の桟間を連結する交差桟の桟間隔より狭く形成されており、更に、前記一方の隅桁・中間桁上部連結桟部を構成する内壁連結桟と前記もう一方の隅桁・中間桁上部連結桟部を構成する内壁連結桟とにより形成される隅部に、前記内壁連結桟同士を連結する隅部連結リブを形成したものである。
略直交する2本の隅桁・中間桁上部連結桟部と略直交する2本の中間桁・中央桁上部連結桟部とにより囲まれた平面形状が方形状の補助桟部を区画する連結桟と、該連結桟に最も近い隅桁・中間桁上部連結桟部及び中間桁・中央桁上部連結桟部を形成する桟とを連結する架橋桟の桟間隔を、他の桟間を連結する架橋桟の桟間隔より狭くしたことにより、棚等に、跨がるように載置された合成樹脂製パレットに、大きな負荷がかかった場合に変形し易い、補助桟部側に位置する隅桁・中間桁上部連結桟部や中間桁・中央桁上部連結桟部を形成する桟の変形を防止することができ、ひいては、合成樹脂製パレットの下方への湾曲変形を防止することができる。
以下に、本発明の実施例について説明するが、本発明の趣旨を越えない限り何ら、本実施例に限定されるものではない。
先ず最初に、図1〜図4を用いて、合成樹脂で一体成形された合成樹脂製パレットの全体構成について説明する。
1は、合成樹脂製パレットの四隅に配置された隅桁であり、2は、隅桁1の中間部に配置された中間桁であり、3は、合成樹脂製パレットの中央部に配置された中央桁である。
隅桁1の上端部と中間桁2の上端部とは、後述する隅桁・中間桁上部連結桟部4により連結されており、また、隅桁1の下端部と中間桁2の下端部とは、後述する隅桁・中間桁下部連結桟部5により連結されている。更に、中間桁2の上端部と中央桁3の上端部とは、後述する中間桁・中央桁上部連結桟部6により連結されており、また、中間桁2の下端部と中央桁3の下端部とは、後述する中間桁・中央桁下部連結桟部7により連結されている。
略直交する2本の隅桁・中間桁上部連結桟部4と略直交する2本の中間桁・中央桁上部連結桟部6とにより囲まれた平面形状が方形状の領域には、それぞれ、相対する隅桁・中間桁上部連結桟部4と中間桁・中央桁上部連結桟部6とを連結する補助桟部8により連結されている。本実施例においては、補助桟部8は、一方の隅桁・中間桁上部連結桟部4に平行な複数の桟8aと、該桟8aと略直角に交差する複数の桟8bとにより形成されている。
略直交する2本の隅桁・中間桁下部連結桟部5と略直交する2本の中間桁・中央桁下部連結桟部7とにより囲まれた裏面形状が方形状の領域には、上述したような補助桟部8は形成されておらず、開口部9が形成されている。また、隅桁1と中間桁2との間及び中間桁2と中央桁3との間には、フォーク挿入通路10が形成されている。
次に、図5〜図8を用いて、隅桁1について説明する。
隅桁1は、略角筒状の筒部1aを有しており、筒部1aは、フォーク挿入通路10側に位置する、互いに、略直交する2枚の内壁1a1と、フォーク挿入通路10側に位置していない、略直交する2枚の外壁1a2とから形成されている。筒部1aの内部には、略直交する2枚の外壁1a2により形成される外側角部1bから、略直交する2枚の内壁1a1により形成される内側角部1c方向に向かって対角方向に延在するとともに、筒部1aと略同じ高さを有する対角仕切り壁1dや適当数の上部リブ1eや下部リブ1fが形成されている。
次に、図7〜図10を用いて、中間桁2について説明する。
中間桁2も、隅桁1と同様に、略角筒状の筒部2aを有しており、筒部2aは、フォーク挿入通路10側に位置する3枚の内壁、即ち、相対する隅桁側内壁2a1と中央桁側内壁2a2とを有しているとともに、中央桁側内壁2a2と対向する1枚の外壁2a3とを有している。筒部2aの内部には、中央桁側内壁2a2の略中央部と外壁2a3の略中央部を連結するとともに、筒部2aと略同じ高さの1枚の仕切り壁2bが形成されているとともに、適当数の上部リブ2cや下部リブ2dが形成されている。
次に、図7、図8及び図11〜図13を用いて、中央桁3について説明する。
中央桁3も、隅桁1や中間桁2と同様に、略角筒状の筒部3aを有しており、筒部3aは、中間桁2の中央桁側内壁2a2と対向する4枚の周壁3a1により構成されている。筒部3aの内部には、対向する隅部を連結するとともに、筒部3aと略同じ高さを有する一対の対角仕切り壁3bが、その垂直中央部で交差するように形成されている。また、中央桁3の内部には、適当数の上部リブ3cや下部リブ3dが形成されている。
次に、隅桁1の上端部と中間桁2の上端部とを連結する隅桁・中間桁上部連結桟部4、隅桁1の下端部と中間桁2の下端部とを連結する隅桁・中間桁下部連結桟部5、中間桁2の上端部と中央桁3の上端部とを連結する中間桁・中央桁上部連結桟部6及び中間桁・中央桁下部連結桟部7について説明する。
最初に、主として、図5〜図7を用いて、隅桁1の上端部と中間桁2の上端部とを連結する隅桁・中間桁上部連結桟部4について説明する。
隅桁1の上端部と中間桁2の上端部とを連結する隅桁・中間桁上部連結桟部4は、隅桁1の筒部1aを形成する内壁1a1の上端部と、中間桁2の筒部2aを形成する中央桁側内壁2a2の上端部とを連結するとともに、隅桁側内壁2a1と略直交する内壁連結桟4aを有している。この内壁連結桟4aは、上述した補助桟部8の互いに直交する2辺を区画することになる。また、隅桁・中間桁上部連結桟部4は、フォーク挿入通路10の入口部の上方に位置する、隅桁1の筒部1aを形成する内壁1a1の上端部と、該内壁1a1と対向する隅桁側内壁2a1の上端部とを連結する縁部桟4bを有している。縁部桟4bは、上部水平部4b1と、上部水平部4b1より幅の狭い下部水平部4b2と、上部水平部4b1の内側端と下部水平部4b2の内側端とを連結する垂直部4b3とから形成されており、隅桁1の筒部1aを形成する内壁1a1に沿った断面形状が、略C字状に形成されている。
更に、隅桁・中間桁上部連結桟部4は、内壁連結桟4aと縁部桟4bとの間に位置するとともに、隅桁1の筒部1aを形成する内壁1a1の上端部と中間桁2の筒部2aを形成する隅桁側内壁2a1の上端部とを連結し、且つ、内壁連結桟4aや縁部桟4bに略平行な適当数の中間連結桟4cを有している。また、内壁連結桟4a、縁部桟4b及び中間連結桟4cは、これらの桟4a、4b、4cと交差する適当数の交差桟4dにより連結されている。
次に、主として、図5、図6及び図8を用いて、隅桁1の下端部と中間桁2の下端部とを連結する隅桁・中間桁下部連結桟部5について説明する。
隅桁1の下端部と中間桁2の下端部とを連結する隅桁・中間桁下部連結桟部5は、隅桁1の筒部1aを形成する内壁1a1の下端部と、該内壁1a1と対向する、中間桁2の筒部2aを形成する隅桁側内壁2a1の下端部とを連結する適当数の連結桟5aと、該連結桟5aと略直角に交差する適当数の交差桟5bにより構成されている。また、連結桟5aのうち、フォーク挿入通路10の入口部側に位置する連結桟5a1の高さは、他の連結桟5aの高さより低く形成することが好ましい。このように、連結桟5aのうち、フォーク挿入通路10の入口部側に位置する連結桟5a1の高さを、他の連結桟5aの高さより低く形成することにより、フォーク挿入通路10に挿入されるハンドフォークリフトの車輪が、容易に、隅桁・中間桁下部連結桟部5を越えることができる。
次に、主として、図9〜図13を用いて、中間桁2の上端部と中央桁3の上端部とを連結する中間桁・中央桁上部連結桟部6について説明する。
中間桁2の上端部と中央桁3の上端部とを連結する中間桁・中央桁上部連結桟部6は、中間桁2の筒部2aを形成する隅桁側内壁2a1の上端部と、該隅桁側内壁2a1と仮想同一面内に位置する中央桁3の筒部3aを形成する周壁3a1の上端部とを連結する一対の補助桟部連結桟6aを有している。この補助桟部側連結桟6aは、上述した隅桁・中間桁上部連結桟部4を形成する内壁連結桟4aと共に、補助桟部8の互いに直交する2辺を区画することになる。また、中間桁・中央桁上部連結桟部6は、補助桟部側連結桟6aと所定の間隔を置いて、補助桟部側連結桟6aと略平行に延在する一対の隣接連結桟6bを有しており、更に、相対する隣接連結桟6b間には、隣接連結桟6bに略平行な適当数の中間連結桟6cが、複数本、形成されている。
図5及び図6に示されているように、隅桁1の上端部と中間桁2の上端部とを連結する一方の隅桁・中間桁上部連結桟部4を構成する内壁連結桟4aと、前記一方の隅桁・中間桁上部連結桟部4と直交する、もう一方の隅桁・中間桁上部連結桟部4を構成する内壁連結桟4aとにより形成される隅部には、内壁連結桟4a同士を連結する隅部連結リブ11が形成されている。また、隅桁・中間桁上部連結桟部4を構成する内壁連結桟4aと該内壁連結桟4aに最も近い中間連結桟4c’との間には、内壁連結桟4aと中間連結桟4cに対して略垂直で、且つ、隅部連結リブ11の両端に連結された架橋リブ12が形成されている。
上述したように、隅部連結リブ11と架橋リブ12を形成することにより、隅桁1の上端部と中間桁2の上端部とを連結する一方の隅桁・中間桁上部連結桟部4を構成する内壁連結桟4aと、隅桁1の上端部と中間桁2の上端部とを連結するとともに、前記一方の隅桁・中間桁上部連結桟部4と直交する、もう一方の隅桁・中間桁上部連結桟部4を構成する内壁連結桟4aとにより形成される隅部には、一方の隅桁・中間桁上部連結桟部4を構成する内壁連結桟4aに最も近い中間連結桟4c’と、もう一方の隅桁・中間桁上部連結桟部4を構成する内壁連結桟4aに最も近い中間連結桟4c’と、隅部連結リブ11と、一対の架橋リブ12と、隅桁1の内側角部1cとにより形成される略6角形状の環状リブRが形成されているので、隅桁1と隅桁・中間桁上部連結桟部4との連結部分の強度や剛性を高めることができる。
また、上述した隅部連結リブ11は、中間桁2の上端部と中央桁3の上端部とを連結する一方の中間桁・中央桁上部連結桟部6を構成する補助桟部連結桟6aと、一方の中間桁・中央桁上部連結桟部6に対して垂直な、もう一方の中間桁・中央桁上部連結桟部6を構成する補助桟部連結桟6aとにより形成される隅部に形成することもできる。そして、中間桁・中央桁上部連結桟部6を構成する補助桟部連結桟6aと、該補助桟部連結桟6aに最も近い隣接連結桟6bとの間に、補助桟部連結桟6aと隣接連結桟6bに対して略垂直で、且つ、隅部連結リブ11の両端に連結された、上述した架橋リブ12と同様の架橋リブを形成することにより、上述したと同様の環状リブRを形成することができる。このような環状リブRを形成することにより、中央桁3と中間桁・中央桁上部連結桟部6との連結部分の強度や剛性を高めることができる。
更に、上述した隅部連結リブ11は、隅桁1の上端部と中間桁2の上端部とを連結する隅桁・中間桁上部連結桟部4を構成する内壁連結桟4aと、隅桁・中間桁上部連結桟部4に対して略垂直な中間桁・中央桁上部連結桟部6を構成する補助桟部連結桟6aとにより形成される隅部に形成することもできる。そして、隅桁・中間桁上部連結桟部4を構成する内壁連結桟4aと該内壁連結桟4aに最も近い中間連結桟4c’との間及び中間桁・中央桁上部連結桟部6を構成する補助桟部連結桟6aに最も近い隣接連結桟6bとの間に、内壁連結桟4aや補助桟部連結桟6a等に対して略垂直で、且つ、隅部連結リブ11の両端に連結された、上述した架橋リブ12と同様の架橋リブを形成することにより、上述したと同様の環状リブRを形成することができる。このような環状リブRを形成することにより、中間桁2と隅桁・中間桁上部連結桟部4との連結部分及び中間桁2と中間桁・中央桁上部連結桟部6との連結部分の強度や剛性を高めることができる。
また、図7、図9、図10及び図13に示されているように、隅桁1の上端部と中間桁2の上端部とを連結する隅桁・中間桁上部連結桟部4を形成する内壁連結桟4aと、該内壁連結桟4aに最も近い中間連結桟4c’とを連結するとともに、内壁連結桟4aや中間連結桟4c’と略直交する架橋桟4d1の桟間隔D1は、縁部桟4bと内壁連結桟4aに最も近い中間連結桟4c’以外の中間連結桟4cとを連結する交差桟4dの桟間隔D2及び補助桟部8の前記交差桟4dに平行な桟8bの桟間隔D3より狭く形成されている。なお、本実施例においては、縁部桟4bと内壁連結桟4aに最も近い中間連結桟4c’以外の中間連結桟4cを連結する交差桟4dの桟間隔D2と補助桟部8の前記交差桟4dに平行な桟8bの桟間隔D3とは、略同じ桟間隔に形成されている。
更に、図7及び図10〜図13に示されているように、中間桁2の上端部と中央桁3の上端部とを連結する中間桁・中央桁上部連結桟部6を形成する補助桟部側連結桟6aと、該補助桟部側連結桟6aと所定の間隔を置いて配置された隣接連結桟6bとは、補助桟部側連結桟6a及び隣接連結桟6bと略直交する架橋桟13により連結されており、架橋桟13の桟間隔D4は、補助桟部8の前記架橋桟13に平行な桟8aの桟間隔D5より狭く形成されている。
上述したように、隅桁1の上端部と中間桁2の上端部とを連結する隅桁・中間桁上部連結桟部4を形成する内壁連結桟4aと、該内壁連結桟4aに最も近い中間連結桟4c’との間を連結する架橋桟4d1の桟間隔D1を、縁部桟4bと内壁連結桟4aに最も近い中間連結桟4c’以外の中間連結桟4cとを連結する交差桟4dの桟間隔D2及び補助桟部8の前記交差桟4dに平行な桟8bの桟間隔D3より狭く形成することにより、所定の間隔で配置された棚Sやコンベヤー等に、跨がるように載置された合成樹脂製パレットに、大きな負荷がかかった場合に変形し易い、補助桟部8側に位置する、隅桁・中間桁上部連結桟部4を形成する内壁連結桟4aや該内壁連結桟4aに最も近い中間連結桟4c’の変形を防止することができる。
同様に、中間桁2の上端部と中央桁3の上端部とを連結する中間桁・中央桁上部連結桟部6を形成する補助桟部側連結桟6aと、該補助桟部側連結桟6aと所定の間隔を置いて配置された隣接連結桟6bとを連結する架橋桟13の桟間隔D4を、補助桟部8の前記連結桟13に平行な桟8aの桟間隔D5より狭く形成することにより、所定の間隔で配置された棚Sやコンベヤー等に、跨がるように載置された合成樹脂製パレットに、大きな負荷がかかった場合に変形し易い、補助桟部8側に位置する、中間桁・中央桁上部連結桟部6を形成する補助桟部側連結桟6aや隣接連結桟6bの変形を防止することができる。
また、一方の隅桁・中間桁上部連結桟部4を構成する内壁連結桟4aと、該一方の隅桁・中間桁上部連結桟部4と直交する、もう一方の隅桁・中間桁上部連結桟部4を構成する内壁連結桟4aとにより形成される隅部に、上述したような略6角形状の環状リブRを形成することにより、所定の間隔で配置された棚Sやコンベヤー等に、跨がるように載置された合成樹脂製パレットに、大きな負荷がかかった場合に変形し易い、補助桟部8側に位置する、隅桁・中間桁上部連結桟部4を形成する内壁連結桟4aや該内壁連結桟4aに最も近い中間連結桟4c’の変形を更に防止することができる。
なお、図8〜図12に示されているように、中間桁2の下端部と中央桁3の下端部を連結する中間桁・中央桁下部連結桟部7は、中央桟7aと、中央桟7aと所定の間隔を置いて、中央桟7aの両側に位置する傾斜桟7bとから形成されている。
図1は、本発明の合成樹脂製パレットの斜視図である。 図2は、本発明の合成樹脂製パレットの平面図である。 図3は、本発明の合成樹脂製パレットの裏面斜視図である。 図4は、本発明の合成樹脂製パレットの裏面図である。 図5は、本発明の合成樹脂製パレットを構成する隅桁及びその付近の拡大斜視図である。 図6は、本発明の合成樹脂製パレットを構成する隅桁及びその付近の拡大裏面斜視図である。 図7は、本発明の合成樹脂製パレットの拡大部分平面図である。 図8は、本発明の合成樹脂製パレットの拡大部分裏面図である。 図9は、本発明の合成樹脂製パレットを構成する中間桁及びその付近の拡大斜視図である。 図10は、本発明の合成樹脂製パレットを構成する中間桁及びその付近の拡大裏面斜視図である。 図11は、本発明の合成樹脂製パレットを構成する中央桁及びその付近の拡大斜視図である。 図12は、本発明の合成樹脂製パレットを構成する中央桁及びその付近の拡大裏面斜視図である。 図13は、本発明の合成樹脂製パレットの拡大部分平面図である。 図14は、従来の合成樹脂製パレットの課題を説明するための合成樹脂製パレット等の正面図である。
符号の説明
1・・・・・・・・・・・・・隅桁
2・・・・・・・・・・・・・中間桁
3・・・・・・・・・・・・・中央桁
4・・・・・・・・・・・・・隅桁・中間桁上部連結桟部
4a・・・・・・・・・・・・内壁連結桟
4c・・・・・・・・・・・・中間連結桟
4d・・・・・・・・・・・・交差桟
4d1・・・・・・・・・・・架橋桟
5・・・・・・・・・・・・・隅桁・中間桁下部連結桟部
6・・・・・・・・・・・・・中間桁・中央桁上部連結桟部
7・・・・・・・・・・・・・中間桁・中央桁下部連結桟部
8・・・・・・・・・・・・・補助桟部
9・・・・・・・・・・・・・開口部
11・・・・・・・・・・・・隅部連結リブ
12・・・・・・・・・・・・架橋リブ
13・・・・・・・・・・・・架橋桟

Claims (1)

  1. 合成樹脂製パレットの四隅に配置された隅桁と該隅桁の中間部に配置された中間桁と合成樹脂製パレットの中央部に配置された中央桁とを有するとともに、略直交する2本の隅桁・中間桁上部連結桟部と略直交する2本の中間桁・中央桁上部連結桟部とにより区画された補助桟部が形成されており、且つ、前記補助桟部が、前記隅桁・中間桁上部連結桟部に平行な複数の桟と該桟と略直角に交差する複数の桟とにより構成されている合成樹脂製パレットにおいて、前記隅桁・中間桁上部連結桟部を形成する内壁連結桟と、該内壁連結桟に最も近い中間連結桟とを連結する架橋桟の桟間隔が、他の桟間を連結する交差桟の桟間隔より狭く形成されているとともに、同様に、前記中間桁・中央桁上部連結桟部を形成する補助桟部側連結桟と、該補助桟部側連結桟と所定の間隔を置いて配置された隣接連結桟とを連結する架橋桟の桟間隔が、他の桟間を連結する交差桟の桟間隔より狭く形成されており、更に、前記一方の隅桁・中間桁上部連結桟部を構成する内壁連結桟と前記もう一方の隅桁・中間桁上部連結桟部を構成する内壁連結桟とにより形成される隅部に、前記内壁連結桟同士を連結する隅部連結リブが形成されていることを特徴とする合成樹脂製パレット。
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