JP4268004B2 - 車両のパワーステアリング装置配置構造 - Google Patents

車両のパワーステアリング装置配置構造 Download PDF

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Description

本発明は、車両のパワーステアリング装置配置構造、特にアクチュエータの配置構造に関するものである。
従来の車両のパワーステアリング装置配置構造として、パワーステアリング装置を構成するアクチュエータの前端をステアリングシャフトに連結するとともにアクチュエータの後端を車体フレームの構成部品に取付けることで車体フレームの前部に配置したものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特許第2617208号公報(第1図、第3図)
特許文献1の第3図を以下の図10で説明する。なお、符号は振り直した。
図10は従来の車両のパワーステアリング装置配置構造を示す要部側面図であり、車体フレームに、上部に設けたメインパイプ301と、このメインパイプ301の前端部から前方斜め下方に延ばしたフロントパイプ302と、このフロントパイプ302の下端から下方に湾曲させるとともに後方へ延ばしたアンダーパイプ303と、これらのフロントパイプ302及びアンダーパイプ303に渡したフロントクッションパイプ304と、これらのフロントパイプ302及びフロントクッションパイプ304のそれぞれに渡したステアリングアンダーホールドパイプ306とを備え、このステアリングアンダーホールドパイプ306から延長したパイプエンド307に縦軸308を介してパワーステアリング装置を構成するパワーアシスト用アクチュエータ311の後端を取付け、パワーアシスト用アクチュエータ311の前端をステアリングシャフト312に連結したことを示す。
パワーアシスト用アクチュエータ311が作動して、ステアリングシャフト312にアシスト力が加わると、パワーアシスト用アクチュエータ311自体に反力が発生する。従って、パイプエンド307には上記の反力を支える強度、剛性が必要になる。しかし、パイプエンド307は片持ちばり状であるため、その撓みが大きくならないように、例えば、断面形状を考慮したり、断面積を大きくしたり、また補強を施したりしなければならず、コストアップを招く。
更に、パワーアシスト用アクチュエータ311がシリンダ状である場合には、その細長い形状の長手方向を車体フレームにどのように配置するかで周囲に取付ける補機部品の形状、大きさ等の設計自由度に影響を与えることになる。
また、特許文献1の第1図を以下の図11で説明する。なお、符号は振り直した。
図11は従来のパワーステアリング装置を装備した車両の側面図であり、車両の車体フレーム321にステアリングシャフト322を取付け、このステアリングシャフト322の上端にバーハンドル323、下端にステアリングアーム324を取付け、このステアリングアーム324にタイロッドを介してナックルアームを連結し、このナックルアームで前輪326を支持し、上記ステアリングシャフト322の下部にパワーステアリング装置の一部を構成する油圧式のパワーアシスト用アクチュエータ327を連結したことを示す。図中の331はパワーアシスト用アクチュエータ327の後方に配置するとともに車体フレーム321に取付けたエンジン、332はエンジン331の前部から車体後方に延ばした排気管である。
パワーアシスト用アクチュエータ327には、例えば、オイルポンプやリザーバータンクから延びる油圧配管が接続されるため、これらの油圧配管と上記した排気管とが接近する場合には、排気管の熱の影響を受けないように油圧配管に遮熱板を設ける等の熱対策が必要になる。このような熱対策を施せば、パワーアシスト用アクチュエータ327の周囲のスペースを狭めることになり、パワーアシスト用アクチュエータ、油圧配管等のパワーステアリング装置や排気管、エンジンの設計自由度が少なくなる。
本発明の課題は、車両のパワーステアリング装置配置構造において、パワーステアリング装置を取付ける車体フレームに特別な強度アップ、剛性アップを必要とせず、また、パワーアシスト用アクチュエータの周囲に配置する補機部品、パワーステアリング装置、エンジン、排気管等の設計自由度を増すことにある。
請求項1に係る発明は、車体フレーム側に前輪を操舵自在に取付け、車体フレームで支持したパワーステアリング装置を備えるステアリング装置で前輪を操舵する車両において、パワーステアリング装置に、操舵力をアシストするアクチュエータを備え、このアクチュエータの一端を車体フレームの左右に渡したクロスパイプに取付け、アクチュエータの長手方向が車体前後方向に延ばした車体中心線にほぼ平行になるように配置し、クロスパイプを車両前後方向へ湾曲させ、アクチュエータの一端をクロスパイプの湾曲している部分に取付けたことを特徴とする。
アクチュエータの一端をクロスパイプに取付け、アクチュエータに発生する反力を車体フレームの構成部品に両端を取付けて剛性を高めたクロスパイプで支持する。
また、アクチュエータの長手方向を車体中心線にほぼ平行になるようにすれば、ほぼ前後方向に延ばした車体フレームの主構成部品とアクチュエータとの間に、有効に使用可能で且つ大きなスペースが出来る。
請求項2に係る発明は、アクチュエータ並びにアクチュエータ用油圧配管、アクチュエータ用オイルポンプを、車体前後方向に延ばした車体中心線に対して、アクチュエータより後方で車体フレームに取付けられたエンジンの前部から排気管が延びる側とは反対の側に設けたことを特徴とする。
パワーステアリング装置のアクチュエータ並びにアクチュエータ用油圧配管、アクチュエータ用オイルポンプを、車体中心線に対して排気管が延びる側とは反対の側に設け、排気管からアクチュエータ並びに油圧配管、オイルポンプを離す。
請求項3に係る発明は、ステアリング装置が、アクチュエータよりも前方に配置され、ステアリング装置にアクチュエータの前端部が連結され、クロスパイプが、アクチュエータよりも後方に配置されるとともに後方へ凸に湾曲し、アクチュエータの後端がクロスパイプの最も後方に突出する部分の前側に取付けられることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、クロスパイプよりも下方且つ後方に、車体フレームの下部の左右に渡した第2クロスパイプを設け、クロスパイプと第2クロスパイプとの間に支持パイプを設け、この支持パイプの一端が、クロスパイプのアクチュエータ後端が取付けられた部分の下部に取付けられ、支持パイプの他端が、第2クロスパイプに取付けられることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、第2クロスパイプが、前方へ凸に湾曲し、支持パイプの他端が、第2クロスパイプの凸の頂部に取付けられることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、アクチュエータの一端をクロスパイプの湾曲している部分に取付けたことで、アクチュエータに発生する反力を車体フレームの一部品を構成する剛性の高いクロスパイプで支持できるために、特別な補強構造が不要になり、重量増を抑えることができる。
また、アクチュエータの長手方向を車体中心線にほぼ平行になるようにしたことで、他の補機部品をアクチュエータの周囲のスペースに配置し易くなり、補機部品の形状、大きさ等の設計自由度を増すことができる。
請求項2に係る発明では、パワーステアリング装置のアクチュエータ並びに油圧配管、オイルポンプを、車体前後方向に延ばした車体中心線に対して、アクチュエータより後方で車体フレームに取付けられたエンジン前部から排気管が延びる側とは反対の側に設けたので、排気管からアクチュエータ、油圧配管及びオイルポンプが離れるため、アクチュエータ、油圧配管及びオイルポンプが排気管からの熱の影響を受け難くなり、パワーステアリング装置の熱対策が不要になって、パワーステアリング装置、エンジン、排気管等の設計自由度を増すことができる。
請求項3に係る発明では、ステアリング装置が、アクチュエータよりも前方に配置され、ステアリング装置にアクチュエータの前端部が連結され、クロスパイプが、アクチュエータよりも後方に配置されるとともに後方へ凸に湾曲し、アクチュエータの後端がクロスパイプの最も後方に突出する部分の前側に取付けられる。
請求項4に係る発明では、クロスパイプよりも下方且つ後方に、車体フレームの下部の左右に渡した第2クロスパイプを設け、クロスパイプと第2クロスパイプとの間に支持パイプを設け、この支持パイプの一端が、クロスパイプのアクチュエータ後端が取付けられた部分の下部に取付けられ、支持パイプの他端が、第2クロスパイプに取付けられる。
請求項5に係る発明では、第2クロスパイプが、前方へ凸に湾曲し、支持パイプの他端が、第2クロスパイプの凸の頂部に取付けられる。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係る車両の側面図であり、車両としての不整地走行車両10は、車体フレーム11の前部に図示せぬサスペンションアームを介して幅広の前輪12,13(手前側の符号12のみ示す。)を取付け、車体フレーム11の後方に図示せぬサスペンションアームを介して幅広の後輪14,15を取付け、車体フレーム11の中央部にエンジン17及び変速機18からなるパワーユニット21を取付け、このパワーユニット21で前輪12,13及び後輪14,15をそれぞれ駆動する四輪駆動車である。
前輪12,13については、パワーステアリング装置23を付設したステアリング装置24で操舵する。
エンジン17は、その前部から後方へ延ばした排気管26を備え、この排気管26の後端に消音器27を接続する。
ここで、31はエンジン17の後部に吸気管32を介して接続したキャブレタ、33はキャブレタ31にコネクティングチューブ34を介して接続したエアクリーナ、36はフロントキャリア、37はヘッドランプ、38はラジエータ、41はフロントフェンダ、42はハンドル、43は燃料タンク、44はシート、46はリヤキャリア、47はリヤフェンダ、48はステップである。
車体フレーム11は、前後に延ばした左右のアッパメインフレーム55,56(手前側の符号55のみ示す。)と、これらのアッパメインフレーム55,56の下方に配置するとともにアッパメインフレーム55,56の前端及び後端に連結したロアメインフレーム57,58(手前側の符号57のみ示す。)と、ステアリング装置24を構成するステアリングシャフト61の中間部を支持するためにアッパメインフレーム55,56の前部に取付けたほぼL字状のL字フレーム62,62(手前側の符号62のみ示す。)及び起立フレーム63,63(手前側の符号63のみ示す。)と、フロントキャリア36を支持するためのフロントフレーム64,64(手前側の符号64のみ示す。)とを備える。
また、車体フレーム11は、アッパメインフレーム55,56の前部に設けた前部傾斜部66,66(手前側の符号66のみ示す。)とロアメインフレーム57,58とに渡して取付けた傾斜フレーム67,67(手前側の符号67のみ示す。)と、この傾斜フレーム67,67及び前部傾斜部66,66とに渡して取付けることでステアリング装置24の下部を支持するサブ傾斜フレーム68,68(手前側の符号68のみ示す。)と、アッパメインフレーム55,56の後端及びロアメインフレーム57,58の後部のそれぞれに取付けた湾曲フレーム71,71と、リヤキャリア46を支持するためにアッパメインフレーム55,56の後端部上部に取付けたリヤ第1フレーム72,72(手前側の符号72のみ示す。)と、リヤキャリア46を支持するために湾曲フレーム71,71に取付けたリヤ第2フレーム73,73(手前側の符号73のみ示す。)とを備える。
図2は本発明に係る車両の平面図であり、不整地走行車両10の前後に車体フレーム11を構成する左右のアッパメインフレーム55,56を延ばし、これらのアッパメインフレーム55,56の下方にエンジン17を配置し、排気管26を、エンジン17の前部から車体左方へ湾曲させるとともに後方へ延ばし、更に後方斜め左方へ延ばして、アッパメインフレーム55,56の後方で車幅方向に延ばして配置した消音器27に接続し、ステアリングシャフト61の上部にハンドル42を取付けたことを示す。なお、75は消音器27の端部に取付けたテールパイプである。
図3は本発明に係る車両の前部要部を示す側面図であり、ステアリング装置24及びパワーステアリング装置23について説明する。なお、図中の矢印(FRONT)は車両前方を表す。
ステアリング装置24は、前述のハンドル42(図1参照)及びステアリングシャフト61と、このステアリングシャフト61を車体フレーム11に回転自在に取付ける上部支持部(不図示)及び下部支持部81と、ステアリングシャフト61の下端に取付けたステアリングアーム82とを備える。
下部支持部81は、車体フレーム11のサブ傾斜フレーム68,68に取付けた部分である。
パワーステアリング装置23は、ステアリングシャフト61に連結することでステアリングシャフト61にアシスト力を与えるアクチュエータ84と、このアクチュエータ84に作動油を供給するオイルポンプ85と、作動油を貯めておくリザーバタンク86と、オイルポンプ85からアクチュエータ84に作動油を供給するためのフィードホース88と、アクチュエータ84からリザーバタンク86へ作動油を戻すためのリターンホース91と、リザーバタンク86内の作動油をオイルポンプ85へ導くためのサクションホース92とからなる。
アクチュエータ84は、ステアリングシャフト61にそれぞれ連結したシリンダ部95及びこのシリンダ部95の上部に一体的に取付けたスプールバルブ部96とからなる。
アクチュエータ84のシリンダ部95は、傾斜フレーム67,67間に第1クロスパイプ98を渡して取付け、この第1クロスパイプ98に端部を取付けたものである。
第1クロスパイプ98は、ロアメインフレーム57,58間に渡して取付けた第2クロスパイプ101に支持パイプ102を取付け、この支持パイプ102に取付けた部材である。
図4は本発明に係る車両の前部要部を示す平面図であり、傾斜フレーム67,67にそれぞれパイプ取付ブラケット105,106を取付け、これらのパイプ取付ブラケット105,106間に後方へ凸に湾曲させるとともに下部に支持パイプ102を取付けた第1クロスパイプ98をボルト107・・・で取付け、第2クロスパイプ101にパイプ取付ブラケット108を取付け、このパイプ取付ブラケット108に、支持パイプ102の下端に設けたフランジ部111をボルト112,112で取付け、第1クロスパイプ98にシリンダ取付ブラケット113を介してシリンダ部95の後端を取付け、アクチュエータ84の前端をステアリングシャフト61に連結することで、アクチュエータ84を車両の前後に延びる車体中心線115の右方に且つ車体中心線115に平行に配置し、また、アクチュエータ84を車体中心線115に対して排気管26が延びる側(車体左方)とは反対の側(車体右方)に配置したことを示す。なお、116は下部支持部81をサブ傾斜フレーム68,68に取付けるための取付ブラケットである。図3に示したオイルポンプ85、油圧配管としてのフィードホース88、リターンホース91、サクションホース92についても、図4において、車体中心線115に対して排気管26が延びる側(車体左方)とは反対の側(車体右方)に配置したものである。
更に、アクチュエータ84を車体中心線115に平行に配置したことで、平面視でアクチュエータ84が傾斜フレーム67,67ともほぼ平行になり、例えば、アクチュエータ84と左方の傾斜フレーム67との間に有効に使用することができるより大きなスペースを形成することができ、このスペースに補機部品を配置し易くすることができる。
また、第1クロスパイプ98と支持パイプ102とは、3点支持のやぐら形のフレームであるために剛性が高く、このようなフレームにアクチュエータ84を取付けたことで、アクチュエータ84に発生するアシスト力に対する反力をやぐら形のフレームで十分に支持することができる。
更に、アクチュエータ84を車体中心線115に対して排気管26とは反対の側に配置したことで、アクチュエータ84を排気管26からより遠ざけることができ、例えば、フィードホース88、リターンホース91、サクションホース92への熱影響を抑えることができる。
図5は本発明に係る車両のステアリング装置及びパワーステアリング装置を示す平面図である。なお、図は簡略に記載した。
ステアリング装置24は、ステアリングシャフト61の下部に取付けたステアリングアーム82と、このステアリングアーム82の2つの端部にそれぞれ支軸118,118を介してスイング自在に取付けるとともに、前輪12,13を回転自在に支持するナックル121,122のそれぞれの後部に取付けたタイロッド123,124と、ステアリングシャフト61の上部に取付けた前述のハンドル42と、ステアリングシャフト61の上部を支持する上部支持部(不図示)、ステアリングシャフト61の下部を支持する下部支持部81(図3参照)とからなる。
ステアリングシャフト61は上部アーム126及び下部アーム127を取付けた部材であり、上部アーム126にスプールバルブ部96の先端を連結し、下部アーム127にシリンダ部95の先端を連結する。
図6は本発明に係る車両のステアリング装置要部及びパワーステアリング装置を示す断面図である。
ステアリングシャフト61は、上部側のインプットシャフト131と、このインプットシャフト131の下方に配置したアウトプットシャフト132と、インプットシャフト131からアウトプットシャフト132へ回転力を伝達するためにインプットシャフト131とアウトプットシャフト132との間に介在させた中継機構133とからなる。
インプットシャフト131は、中空の上部シャフト135と、この上部シャフト135の下部に取付けた下部シャフト136とからなる。
上部シャフト135は、スプールバルブ部96に連結するための上部アーム126を取付けた部材である。
下部シャフト136は、中空部141にアウトプットシャフト132をニードルベアリング142,142を介して回転自在に取付けた部材であり、下部にフランジ部143を備える。
アウトプットシャフト132は、下部支持部81に回転自在に取付けた部材であり、下部にステアリングアーム82をスプライン結合するとともにナット144で取付ける。
中継機構133は、中空部146を形成した前述の下部アーム127と、中空部146内に配置したC形スプリング147と、同じく中空部144内に配置するとともにC形スプリング145の「C」字の書き始め部分と書き終わり部分とに一部を挟んだインプットピン148及びこのインプットピン148の下方に配置したアウトプットピン149とからなる。
152は中空部146の内面に設けた雌側スプラインと、下部シャフト136のフランジ部143に設けた雄側スプラインとに周方向に相対回転させるわずかな隙間を持たせてスプライン結合させたスプライン結合部である。
153は中空部146の下方に備える小径部154に設けた雌側セレーションと、アウトプットシャフト132に設けた雄側セレーションとを結合したセレーション結合部である。なお、155はOリング、156は下部アーム127から下部シャフト136が抜けるのを防ぐ止め輪である。
下部支持部81は、車体フレーム側に取付けた支持ケース161と、アウトプットシャフト132を回転自在に支持するために支持ケース161内に設けたベアリング162と、このベアリング162を支持ケース161に固定するための止め輪163と、ベアリング162の内輪に当てるとともに下部アーム127を支持するためにアウトプットシャフト132に嵌合させたカラー164と、これらのカラー163及び支持ケース161の開口のそれぞれの間に介在させたシール部材166と、支持ケース161及びステアリングアーム82の上部のそれぞれの間に介在させたシール部材167とからなる。
ステアリングアーム82は、タイロッド123,124(図5参照)に連結するためのボールジョイントを構成するボール付きボルト168をナット169で固定したものである。
シリンダ部95は、下部アーム127にカラー171を介してボルト172を取付け、このボルト172にニードルベアリング173を介してスイング自在に連結したものであり、シリンダ本体174と、このシリンダ本体174のシリンダ穴175内に移動自在に挿入したピストン176と、このピストン176に取付けたピストンロッド177と、このピストンロッド177を貫通させてガイドするとともにシリンダ穴175の開口部を塞ぐロッドガイド178と、ピストンロッド177の先端にねじ結合したロッドエンド181と、このロッドエンド181及びシリンダ本体176の端部に亘って取付けたラバーブーツ182とからなる。
ここで、175a,175bはシリンダ穴175内に形成した第1油室及び第2油室、184はワッシャ、186,186はシール部材、187はピストンリング、188はシール部材、191はOリング、192はロッドガイド178の抜け止め用の止め輪、193はブッシュである。
シリンダ本体174は、前述のシリンダ穴175と、ピストンロッド177を通すためにシリンダ穴175の奥側に開けたロッド穴196と、このロッド穴196からスプールバルブ部96側に開けた第1油路197と、シリンダ穴175の一端部からスプールバルブ部96側に開けた第2油路198と、シリンダ穴175の他端部からスプールバルブ部96側に開けた第3油路201とを備える。
スプールバルブ部96は、上部アーム126にボールジョイント203を介して連結したものであり、バルブボディ204と、このバルブボディ204に開けたバルブ穴204a内に移動可能に配置したスプールバルブ205と、このスプールバルブ205の端部に取付けたスプールロッド206と、オイルポンプ85(図3参照)から作動油を内部に導くための吸入口207と、作動油をリザーバタンク86(図3参照)に戻すための吐出口208と、バルブボディ204、スプールロッド206間を塞ぐラバーブーツ211とからなる。なお、203aはボールジョイント203を構成するボール付きボルト、213は上部アーム126にボールジョイント203を固定するナット、214はスペーサ、215はボールジョイント203にスプールロッド206をねじ結合するときのロックナットである。
図7は本発明に係る車両におけるパワーステアリング装置のスプールバルブ部を示す断面図である。
スプールバルブ部96のバルブボディ204は、吸入口207に通じる吸入側メイン油路218と、吐出口208に通じる吐出側メイン油路221と、この吐出側メイン油路221に通じるボディ側油路222〜225と、シリンダ部95の第1油路197、第2油路198及び第3油路201のそれぞれに通じるボディ側油路227〜229とを備える。なお、232は吐出側メイン油路221の端部を塞ぐボール状の栓である。
スプールバルブ205は、端部をボルト235で塞いだ大径油路236と、この大径油路236よりも小径にするとともに大径油路236に接続した小径油路237とからなるバルブセンタ油路238を軸方向に開けた部材であり、小径油路237に通じるバルブ側第1油路241,242及びバルブ側第2油路242,242と、大径油路236に通じるバルブ側第3油路243,243と、端部に設けたバルブ側第4油路244,244とを備える。なお、246はOリング、247は大径油路236と小径油路237との接続部に設けた一方向弁を構成する弁体としてのボール、248はワッシャである。
以上に述べたパワーステアリング装置23の作用を次に説明する。
図8(a),(b)は本発明に係る車両のパワーステアリング装置の作用を示す第1作用図である。
(a)はパワーステアリング装置23が作動する前であって、前輪が車両前方を向いているときの状態を示すものであり、中継機構133の横断面(図6の8−8線断面図に相当する。)とスプールバルブ部96の平面図とを示す。
中継機構133のインプットピン148は、C形スプリング147の各端部に挟まれた状態にある。
図6において、ハンドルを、例えば右に切ると、これに伴ってステアリングシャフト61が時計回りに回転する、即ちインプットシャフト131の下部シャフト136が、図8(b)において、時計回りに回転する。
これにより、下部シャフト136に嵌合させたインプットピン148は時計回りに角度αだけ回転する。このとき、下部アーム127(図6参照)、アウトプットピン149及びアウトプットシャフト132は回転しない。これは、図6に示したスプライン結合部152に周方向の隙間を設けたことによるものであり、スプライン結合部152の隙間分だけ回転すればインプットシャフト131とアウトプットシャフト132が回転し始める。
図8(b)において、インプットピン148が時計回りに角度αだけ回転すると、アウトプットピン149が回転しないために、C形スプリング147の各端部が広がって、インプットピン148を元に戻そうとする弾性力がより大きくなる。また、上部アーム126もインプットピン148と一体に回転するため、上部アーム126に連結したボールジョイント203及びスプールロッド206は、矢印で示したように、シリンダ部95の先端、即ちボルト172(図6参照)に対して軸方向に且つバルブボディ204側へ距離Mだけ移動する。(172aはボルト172の軸心を示す点、203bはボールジョイント203のボール付きボルト203aの軸心を示す点である。)
図9は本発明に係る車両のパワーステアリング装置の作用を示す第2作用図である。
スプールロッド206がバルブボディ204に対して矢印Aで示すように距離Mだけ移動すると、作動油は、矢印B,Bで示すように、吸入口207から吸入側メイン油路218を通って、矢印Cで示すように、バルブ側第3油路243,243及びボディ側油路229を通ってシリンダ本体174の第3油路201に至り、矢印Dで示すように、第3油路201から第1油室175a内に流入する。
また、第2油室175b内の作動油は、矢印Eで示すように、シリンダ本体174の第2油路198を通り、矢印Fで示すように、ボディ側油路228、バルブ側第2油路242、小径油路237、バルブ側第2油路242及びボディ側油路223を通って吐出側メイン油路221に至り、矢印Gで示すように、吐出側メイン油路221から吐出口208を通ってリザーブタンクに戻る。
また、ロッド穴196内の作動油は、矢印Hで示すように、シリンダ本体174の第1油路197を通り、矢印Jで示すように、ボディ側油路227、バルブ側第1油路241、小径油路237、バルブ側第1油路241及びボディ側油路222を通って、吐出側メイン油路221に至り、吐出口208からリザーブタンクへ戻る。
従って、シリンダ穴175の第1油室175a内に作動油が流入することで第1油室175aの容積が増加する。ピストンロッド177の一端は第1クロスパイプ98(図3参照)に取付けたものであるから、このとき、ピストンロッド177及びピストン176は軸方向に移動しないため、ピストンロッド177及びピストン176に対してシリンダ本体174が白抜き矢印で示すように、右方に移動する。従って、シリンダ本体174に取付けた下部アーム127も右方に移動し、図5においてアウトプットシャフト132を時計回りに回転させ、アシスト力を発生させる。
また、ハンドルを左に切った場合は、図9において、バルブボディ204に対してスプールバルブ205が退出するように移動(図の左方へ移動)し、スプールロッド206及びボールジョイント203も一体的に移動して、スプールバルブ部96内の作動油の流路が切り換わり、シリンダ穴175の第2油室175b内に作動油が流入するとともに、第1油室175aから作動油が流出し、且つロッド穴196に作動油が流入して、ピストンロッド177及びピストン176に対してシリンダ本体174が白抜き矢印とは反対の方向に移動し、アシスト力を発生させる。
以上の図1、図3及び図4で説明したように、本発明は第1に、車体フレーム11側に前輪12,13(図2参照)を操舵自在に取付け、車体フレーム11で支持したパワーステアリング装置23を備えるステアリング装置24で前輪12,13を操舵する不整地走行車両10において、パワーステアリング装置23に、操舵力をアシストするアクチュエータ84を備え、このアクチュエータ84の一端を車体フレーム11の左右に渡した第1クロスパイプ98に取付け、アクチュエータ84の長手方向が車体前後方向に延ばした車体中心線115にほぼ平行になるように配置したことを特徴とする。
アクチュエータ84の一端を第1クロスパイプ98に取付けたことで、アクチュエータ84に発生する反力を車体フレーム11の一部品を構成する剛性の高い第1クロスパイプ98で支持できるために、特別な補強構造が不要になり、重量増を抑えることができる。
また、アクチュエータ84の長手方向を車体中心線115にほぼ平行になるようにしたことで、他の補機部品をアクチュエータ84の周囲のスペースに配置し易くなり、補機部品の形状、大きさ等の設計自由度を増すことができる。
本発明は第2に、車体フレーム11にエンジン17を取付け、このエンジン17の前部から排気管26を車体後方へ延ばし、車体フレーム11側に取付けた前輪12,13(図2参照)をパワーステアリング装置23を付設したステアリング装置24で操舵する不整地走行車両10において、パワーステアリング装置23に操舵力をアシストするアクチュエータ84を設け、このアクチュエータ84並びに油圧配管としてのフィードホース88、リターンホース91、サクションホース92、オイルポンプ85を、車体前後方向に延ばした車体中心線115に対して、エンジン17の前部から排気管26が延びる側とは反対の側に設けたことを特徴とする。
パワーステアリング装置23のアクチュエータ84並びに油圧配管88,91,92、オイルポンプ85を、車体前後方向に延ばした車体中心線115に対して、エンジン17前部から排気管26が延びる側とは反対の側に設けたので、排気管26からアクチュエータ84及びこのアクチュエータ84に備えたフィードホース88、リターンホース91、サクションホース92等の油圧配管、オイルポンプ85が離れるため、アクチュエータ84、油圧配管88,91,92及びオイルポンプ85が排気管26からの熱の影響を受け難くなり、パワーステアリング装置23の熱対策が不要になって、パワーステアリング装置23、エンジン17、排気管26等の設計自由度を増すことができる。
本発明の車両のパワーステアリング装置配置構造は、鞍乗型車両に好適である。
本発明に係る車両の側面図である。 本発明に係る車両の平面図である。 本発明に係る車両の前部要部を示す側面図である。 本発明に係る車両の前部要部を示す平面図である。 本発明に係る車両のステアリング装置及びパワーステアリング装置を示す平面図である。 本発明に係る車両のステアリング装置要部及びパワーステアリング装置を示す断面図である。 本発明に係る車両におけるパワーステアリング装置のスプールバルブ部を示す断面図である。 本発明に係る車両のパワーステアリング装置の作用を示す第1作用図である。 本発明に係る車両のパワーステアリング装置の作用を示す第2作用図である。 従来の車両のパワーステアリング装置配置構造を示す要部側面図である。 従来のパワーステアリング装置を装備した車両の側面図である。
符号の説明
10…車両(不整地走行車両)、11…車体フレーム、12,13…前輪、17…エンジン、23…パワーステアリング装置、24…ステアリング装置、26…排気管、84…アクチュエータ、85…オイルポンプ、88,91,92…油圧配管(フィードホース、リターンホース、サクションホース)、98…クロスパイプ(第1クロスパイプ)、101…第2クロスパイプ、102…支持パイプ、115…車体中心線。

Claims (5)

  1. 車体フレーム側に前輪を操舵自在に取付け、車体フレームで支持したパワーステアリング装置を備えるステアリング装置で前記前輪を操舵する車両において、
    前記パワーステアリング装置は、操舵力をアシストするアクチュエータを備え、このアクチュエータの一端を前記車体フレームの左右に渡したクロスパイプに取付け、アクチュエータの長手方向が車体前後方向に延ばした車体中心線にほぼ平行になるように配置し
    前記クロスパイプを車両前後方向へ湾曲させ、アクチュエータの一端をクロスパイプの湾曲している部分に取付けたことを特徴とする車両のパワーステアリング装置配置構造。
  2. 前記アクチュエータ並びにアクチュエータ用油圧配管、アクチュエータ用オイルポンプを、車体前後方向に延ばした車体中心線に対して、前記アクチュエータより後方で前記車体フレームに取付けられたエンジンの前部から排気管が延びる側とは反対の側に設けたことを特徴とする請求項1記載の車両のパワーステアリング装置配置構造。
  3. 前記ステアリング装置は、前記アクチュエータよりも前方に配置され、前記ステアリング装置に前記アクチュエータの前端部が連結され、前記クロスパイプは、前記アクチュエータよりも後方に配置されるとともに後方へ凸に湾曲し、前記アクチュエータの後端がクロスパイプの最も後方に突出する部分の前側に取付けられることを特徴とする請求項1記載の車両のパワーステアリング装置配置構造。
  4. 前記クロスパイプよりも下方且つ後方に、前記車体フレームの下部の左右に渡した第2クロスパイプを設け、前記クロスパイプと前記第2クロスパイプとの間に支持パイプを設け、この支持パイプの一端は、前記クロスパイプの前記アクチュエータ後端が取付けられた部分の下部に取付けられ、支持パイプの他端は、前記第2クロスパイプに取付けられることを特徴とする請求項3記載の車両のパワーステアリング装置配置構造。
  5. 前記第2クロスパイプは、前方へ凸に湾曲し、前記支持パイプの他端は、前記第2クロスパイプの凸の頂部に取付けられることを特徴とする請求項4記載の車両のパワーステアリング装置配置構造。
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