JP4267915B2 - 全層切除装置の切除処理におけるステープリングおよびカッティング - Google Patents

Description

【０００１】
（発明の分野）
本発明は、組織をステープリングする装置および方法、より詳細には、体腔内の組織を把持、ステープリングおよび切除するための装置および方法に関する。
【０００２】
（発明の背景）
体腔を包囲する組織が、癌または他の疾病に犯された場合、しばしば分析または除去するために病変組織を切除する必要がある。従来の組織除去装置や方法は、患部に達するために切開手術を必要とすることも多々ある。
【０００３】
さらに、管腔組織切除装置は周知であり、例えば、ソラー（Solar ）他に付与された米国特許第５９４７９８３号は全文が本明細書に援用される。切除装置の多くは切除後の傷口を閉じるために縫合に頼る。しかしながら、身体の外側からの縫合処理が非常に困難なため、このような装置は一般に扱い難いとされてきた。
【０００４】
（発明の簡単な概要）
本発明は、体腔内の所定位置まで内視鏡に沿って前進する第１ケーシングからなる内視鏡ステープリングシステムに使用されるステープリングユニットに関するものであり、同第１ケーシングは、先端部、基端部および第１ケーシングの外周面を貫通する第１ウインドウに近接して装着されたステープリング装置を有する。
【０００５】
（発明の詳細な説明）
本発明は、切開手術に頼ることなく体腔内の組織のステープリングおよび除去を行い、体腔からステープリングおよび除去するために必要な組織の識別を行うものである。本装置は、正確に位置を限定して組織をステープリングし、かつ、ステープルラインより下で組織を切除することを可能にする。体腔壁の全層部分が、器官からの出血や漏れを最小限に抑えまたは排除して、迅速かつ簡潔に摘出される。
【０００６】
図１Ａ乃至１Ｄは本発明による装置を示す。図１Ａおよび１Ｂに示されるように、ステープリングユニット１は、内視鏡３、制御ユニット８およびシャフト２１０から成る内視鏡ステープリングシステム２００の一部である。本発明と共に使用される内視鏡３は、体腔４の内部５を即時に観察するために、胃鏡（ガストロスコープ）あるいは端部観察用（end-viewing ）内視鏡２であることが望ましい。ステープリングユニット１は、最初に体腔４に挿入され、内視鏡３を使って組織部分７の位置を視覚的に決めることにより、ステープルすべき組織に近接して配置される。次に、ステープリングユニットは、内視鏡３に沿って先端に向かい組織部分７に対して所望の箇所へ進む。ステープリングユニット１は、使用中は体外に配置される制御ユニット８を通して遠隔操作できる。
【０００７】
図１Ｂは、例えば咬合処理において使用可能な一実施形態におけるステープリングユニット１の詳細を示す。ステープリングユニット１は、例えば部分的な管状部材１１として形成される第１ケーシング１０からなる。ステープリングユニット１は先端部１５に形成されたウインドウ２０を有する。同ウインドウ２０により、ユニット１の内方１６がユニット１の外方１７から確認される。ステープリング装置５０はウインドウ２０に近接するユニット１に装着されている。端部観察用内視鏡２がステープルすべき組織部分７の位置を発見するために使用され、ステープリングユニット１がその発見した位置に配置されて、その後も同位置に留まると仮定する。すると、操作者はウインドウ２０を通してステープリングユニット１の内方から体腔４の内部５までを確認することによって、組織部分７において処理が完了することを引き続き観察できる。図１Ｃおよび１Ｄはステープリングユニット１の各構成要素を詳述している。ウインドウ２０は任意で、例えば長方形などの変化した周縁形状を有する。ウインドウ２０の一縁部２６はアンビル１２を形成する。ステープリング装置５０は移動可能なステープルヘッド５２を有し、同ヘッドは、ステープリング装置５０が第１ケーシング１０に装着されると、アンビル１２に対向するステープル発射縁部５４を形成する。
【０００８】
第１実施形態における構成要素の方向性および動作は図２Ａに示されている。ステープルヘッド５２は第１ケーシング１０内に回転可能に配置されることにより、第１位置においてステープル発射縁部５４はアンビル１２に近接する。ステープリングユニット１は、例えば、第１ケーシング１０の長手軸１４とほぼ平行な軸線を中心に回転する。次に、ステープルヘッド５２は、第１ケーシング１０に対して第２位置まで回転する。
【０００９】
構成要素の別の方向性および動作は、図２Ｂに示される本発明による装置の第２実施形態において示される。第２実施形態において、ステープルヘッド５２’は、第１ケーシング１０’内においての長手方向に移動可能に配置されることで、第１位置にてステープル発射縁部５４’がアンビル１２’に近接する。ステープリングユニット１は長手方向、例えば第１ケーシング１０’の長手軸１４’にほぼ平行な軸線に沿って移動する。次に、ステープルヘッド５２’は、第１ケーシング１０の長手方向において第２位置まで移動する。
【００１０】
本発明による装置の第１実施形態における構成要素の方向性および動作に戻る。図３Ａ乃至３Ｃに示されるように、ステープリング装置５０は、ステープルヘッド５２が第１ケーシング１０に対して移動可能に連結され、ウインドウ２０の一部を覆うように配置される。ウインドウ２０において覆われる部分２４の寸法は、ステープラ後退位置（図３Ａに詳述）とステープラ係合位置（図３Ｂおよび３Ｃに詳述）との間において、ステープルヘッド５２が第１ケーシング１０に対して移動したか否かにしたがって変化する。ステープルヘッド５２がステープラ後退位置にあるときは、ステープルヘッド５２はウインドウ２０のより小さい部分２２を覆い、ステープルすべき組織部分７をウインドウ２０の中に引き込むためのスペースを作る。ステープルヘッド５２がステープリング位置に移動したときは、ステープルヘッド５２はウインドウ２０のより大きい部分２３を覆い、ウインドウ２０において受容された組織部分７をステープル発射縁部５４とアンビル１２との間で把持する。
【００１１】
図３Ｂに示されるように、ステープルヘッド５２がステープリング位置にあるとき、ステープル発射縁部５４とアンビル１２との間の距離は、所定のステープリング距離、即ち厚さ６３である。ステープリング装置５０は、制御ユニット８を使って操作される位置調整機構２７（図１Ａ）を備えるため、ステープル（図示せず）がステープル発射縁部５４から組織７を経てアンビル１２に向かって発射される前に、所定のステープリング距離６３を調整することができる。ステープリングユニット１はまた、制御ユニット８を使って操作され、かつステープリング装置５０とユニット１の基端部１９との間に連結されるステープリング作動機構２８（図１Ｂ）を備えること。したがって、ステープルヘッド５２を作動させてステープル（図示せず）をステープル発射縁部５４から組織７を経て、アンビル１２に向かって発射させ、ステープル発射縁部５４とアンビル１２との間に把持された組織部分７をステープルすることができる。
【００１２】
図４に示される第３実施形態ではステープリング装置５０’’が第２ケーシング７０上に装着されていることを除けば、第１実施形態に類似している。第２ケーシング７０は、例えば、部分的に管状部材７１でもよく、その先端部において形成されるウインドウ８０を有する。ウインドウ８０は、第２ケーシング７０と第１ケーシング１０’’とが互いに整合する所定の整合位置にあって、ステープリングユニット１’’の内部１６’’からステープリングユニット１’’の外部１７’’にかけて開口部を形成するとき、第１ケーシング１０’’のウインドウ２０’’に対向する。ステープル発射縁部５４’’はウインドウ８０の縁部８４上に位置し、かつ、ウインドウ２０’’の対峙する縁部２６’’上に形成されるアンビル１２’’に対向する。よって、ステープルヘッド５２’’のステープラ後退位置からステープリング位置への移動が第２ケーシング７０の先端部７５の移動に変換され、ウインドウ２０’’およびウインドウ８０の所定の整合関係が変化することにより、ステープル発射縁部５４’’がアンビル１２’’に向かう方向７７へ移動する。
【００１３】
図５Ａおよび５Ｂに示される第４実施形態において、ステープリングユニット１’’’が組織カッター９０を備えていることを除けば、第１実施形態に類似している。組織カッター９０は、例えば、ステープリングユニット１’’’を全層切除処理に使用でき、同処理中にステープルラインより下の組織部分を体腔４から検査用に切断および除去する。
【００１４】
第４実施形態における構成要素の方向性および動作は図６Ａに示される。切刃９４は第１ケーシング１０’’’内に回転可能に配置されて、第１位置において切刃９４は第１ケーシング１０’’’の長手軸１４’’’とほぼ平行なウインドウ２０’’’の側面２５に近接する。組織カッター９０は、例えば第１ケーシング１０’’’の長手軸１４’’’にほぼ平行な軸線を中心に回転する。次に、切刃９４はステープル装置５０’’’とアンビル１２との間に把持された組織を切断すべく第１ケーシング１０’’’に対して相対回転する。
【００１５】
構成要素の別の方向性および動作は、図６Ｂに示される本発明による装置の第５実施形態において示される。第５実施形態において、組織カッター９０’’’’が第１ケーシング１０’’’’内において長手方向に移動可能に配置されることで、第１位置において切刃９４’’’’は第１ケーシング１０’’’’の外周１８’’’’にほぼ平行なウインドウ２０’’’’の側面２５に近接する。組織カッター９０’’’’が、第１ケーシング１０’’’’およびにステープリング装置５０’’’’に対して、第１ケーシング１０’’’’の長手軸１４’’’’に沿って軸線方向に移動すると、切刃９４’’’’は、ステープル装置とアンビルによって把持された組織を切除する。
【００１６】
本発明の第４実施形態における構成要素の方向性および動作に戻る。図７Ａ乃至７Ｃに示されるように、組織カッター９０は、ウインドウ２０’’’に近接してステープリング装置５０’’’および第１ケーシング１０’’’に対して相対移動可能に設置される。組織カッター９０は後退位置（図７Ａ）と組織切断位置（図７Ｂ）との間を移動可能であり、後退位置では組織カッター９０はウインドウ２０’’’から引き下げられ、組織切断位置では組織カッター９０は切除すべき組織部分９に係合される。組織カッター９０は切刃９４を備え、切刃９４は、その第１部分が第２部分に先立って切除すべき組織部分９に接触するように角度をつけられている。すなわち、切刃９４は、望ましくは角度のついた刃として形成される。
【００１７】
組織部分が切除されると、組織カッター９０は、第１ウインドウ２０’’’を完全に覆いかつ切除した組織部分を第１ケーシング１０’’’内に収納して、カッター完了位置（図７Ｃ）に移動する。組織カッター９０が収納されると、ステープリングユニット１’’’は体腔４’’’から離れて、切除した組織部分を検査用に取り出すために開く。したがって、本発明による組織カッター９０は、操作者が体腔から清浄な組織サンプルを取り出すことを可能にする。
【００１８】
組織カッター９０の動きは、ユニット１の基端部１９と組織カッター９０との間に連結されたカッティング駆動機構９９（図１Ａ）によって制御され、かつ制御ユニット８を介して遠隔操作される。組織カッター９０はまた、操作者が全てのステープルが正しく発射されたことを確認するまでは組織カッター９０の係合を防止する安全手段を有する。
【００１９】
図８に示される第６実施形態は組織カッター９０’’’’’が第３ケーシング１1 ０上に装着されていることを除けば、第４実施形態に類似している。第３ケーシング１１０は、例えば、部分的に管状の部材１１１であってもよく、その先端部１１５において形成されるウインドウ１２０を有する。ウインドウ１２０は、第３ケーシング１１０、ステープリング装置５０’’’’’および第１ケーシング１０’’’’’が互いに所定の配置にあって、ステープリングユニット１’’’’’の内側１６’’’’’からステープリングユニット１’’’’’の外側１７’’’’’にかけて開口部を形成するとき、第１ケーシング１０’’’’’のウインドウ２０’’’’’に対向する。切刃９４’’’’’はウインドウ１２０の縁部１２４に近接して配置され、切刃９４’’’’’は図５Ａおよび７Ｂに示されるように、その第１部分９７’’’’’が第２部分９８’’’’’に先立って切除すべき組織に接触するように角度をつけられている。組織カッター９０’’’’’の後退位置から組織カッティング位置までの回転運動が、第３ケーシング１１０の先端部１１５の回転運動に変換されることで、ウインドウ２０’’’’’およびウインドウ１２０間の所定の整合関係が変化し、方向１１７において切刃９４’’’’’が第１ケーシング１０’’’’’上のウインドウ２０’’’’’の対峙する縁部２１’’’’’に向かって移動する。
【００２０】
図９において示される第７実施形態では、ステープリングユニット１’’’’’’は、上述した実施形態と同様の機能を果たすが、同ユニット１の内側１６’’’’’’から外側１７’’’’’’にかけて開口部１２４’’’’’’を形成するウインドウ２０’’’’’’、ウインドウ８０’’’’’’およびウインドウ１２０’’’’’’をそれぞれ有する３つの同心管１１’’’’’’、７１’’’’’’および１１１’’’’’’からなる。第１管１１’’’’’’上のウインドウ２０’’’’’’の縁部２６’’’’’’はアンビル１２’’’’’’を形成する。ステープリング装置５０’’’’’’は、第１管１１’’’’’’内に移動可能にはめ込まれた第２管７１’’’’’’に装着され、第２管７１’’’’’’のウインドウ８０’’’’’’上の縁部８４’’’’’’は、アンビル１２’’’’’’に対向するステープル発射縁部５４’’’’’’を形成する。組織カッター９０’’’’’’は、第２管７１’’’’’’および第１管１１’’’’’’内に移動可能にはめ込まれた第3 管１１１’’’’’’に装着され、第３管１１１’’’’’’上のウインドウ１２０’’’’’’の縁部１２４’’’’’’は、切刃９４’’’’’’を形成する。
【００２１】
本発明のいずれの実施形態も、任意にステープリングユニット１内に組織把持具６０（図１Ｂ）を備えてもよく、ステープリング装置５０および組織カッター９０が後退位置に引き下げられたときに、ステープルすべき組織部分７および切断すべき組織部分がウインドウ２０からステープリングユニット１の内側１６まで引き込まれる。先行技術において周知なように、組織把持具６０は組織部分７を例えば１対の把持部６１で掴み、その一方で吸引管（図示せず）が、ウインドウ２０内に負圧を生じさせて組織７をウインドウ２０から吸引する。代わりに、装置を介して吸引を行い、ステープルすべき組織部分７および切断すべき組織部分９をウインドウ２０からステープリングユニット１の内側１６まで引き込んでもよい。
【００２２】
本発明は、体腔内から病変組織を低侵襲的に把持して、ステープルし、かつ除去するための装置および方法を提供する。当業者には本願に記載した実施形態の様々な変更が認識される。そのような変更は、添付のクレームの内容および範囲に包含されることを意図する。
【図面の簡単な説明】
【図１Ａ】本発明による装置の第１実施形態を示す図。
【図１Ｂ】図１Ａと同様に第１実施形態を示す図。
【図１Ｃ】図１Ａと同様に第１実施形態を示す図。
【図１Ｄ】図１Ａと同様に第１実施形態を示す図。
【図２Ａ】図１Ａと同様に第１実施形態を示す図であって、構成要素は互いに回転移動する。
【図２Ｂ】本発明の第２実施形態の示す図であって、構成要素は互いに垂直移動する。
【図３Ａ】ステープラ後退位置にあるステープリング装置を示す図。
【図３Ｂ】ステープラ係合位置にあるステープリング装置を示す図。
【図３Ｃ】ステープラ係合位置にあるステープリング装置を示す図。
【図４】本発明による装置の第３実施形態を示す図。
【図５Ａ】本発明による装置の第４実施形態を示す図。
【図５Ｂ】図５Ａと同様に第４実施形態を示す図。
【図６Ａ】図５Ａと同様に第４実施形態を示す図であって、構成要素は互いに回転移動する。
【図６Ｂ】本発明の第５実施形態の配置を示す図であって、構成要素は互いに垂直移動する。
【図７Ａ】カッター後退位置における組織カッターを示す図。
【図７Ｂ】カッター係合位置における組織カッターを示す図。
【図７Ｃ】カッター完了位置における組織カッターを示す図。
【図８】本発明による装置の第６実施形態を示す図。
【図９】本発明による装置の第７実施形態を示す図。

Claims (16)

1. 体腔内で組織をステープリングするための装置であって、
   基端部から先端部へ延在する第１のチューブと、操作位置において先端部はステープルすべき組織部分に近接して体腔内に配置されることと、同第１のチューブは先端部の内側へ延在する第１ウインドウを有することと、同第１ウインドウの少なくとも一方の側縁はアンビルを形成することと、
   先端部内において回動可能に装着され、同アンビルと協働して組織をステープリングするステープリング機構と、同ステープリング機構は、ステープルすべき組織部分を第１ウインドウを介して第１のチューブ内へ引き込むための組織引込機構とを備えることと、
   ステープリング機構の回動量によって決定されるウインドウの開口量を変えるべく第１のチューブに対してステープリング機構を相対移動させるために、第１のチューブとステープリング機構との間に連結された位置調整機構とからなる装置。
2. 前記組織引込機構は、吸引による組織引込機構を含む請求項１に記載の装置。
3. ステープリング機構がステープラ後退位置からステープラ係合位置まで移動するとき、第１ウインドウの第１部分が増加する請求項１に記載の装置。
4. ステープリング機構が第１のチューブの長手軸に沿って第１のチューブに対して相対移動する請求項１に記載の装置。
5. ステープリング機構が第１のチューブの長手軸を中心として第１のチューブに対して相対回転する請求項１に記載の装置。
6. ステープリング機構が第１のチューブ内に配置された少なくとも部分的に筒状をなす第１筒状部材上に装着され、同第１筒状部材は同第１筒状部材から延びる第２ウインドウを有し、ステープリング機構と第１のチューブが所定の第１の整合位置にあるとき、第２ウインドウは第１筒状部材の内部から第１のチューブの外部に延びる開口部を形成する第１ウインドウに対向する請求項１に記載の装置。
7. 第２ウインドウがアンビルに対向するステープル発射縁部を有する請求項６に記載の装置。
8. 第１のチューブ内に移動可能に装着された組織カッターを有する請求項６に記載の装置。
9. カッター後退位置とカッター係合位置との間において、第１のチューブに対して組織カッターを移動させるために、装置の基端部と組織カッターとの間に連結された切断駆動機構を有し、装置使用中においては装置の基縁部は患者の体外に留まる請求項８に記載の装置。
10. 組織カッターがカッター後退位置からカッター係合位置へ移動するとき、組織カッターに覆われる第１ウインドウの第２部分の量が増す請求項９に記載の装置。
11. 第１ウインドウ内に受容された組織を切除するために、組織カッターがカッター係合位置からカッター完了位置まで移動するとき、第１ウインドウ全体が覆われる請求項１０に記載の装置。
12. 第１のチューブの長手軸に沿って第１のチューブに対して相対移動することによって、切断作動機構が第１ウインドウの第２部分を覆う請求項１１に記載の装置。
13. 第１のチューブの長手軸を中心として第１のチューブに対して相対回転することによって、切断作動機構が第１ウインドウの第２部分を覆う請求項１１に記載の装置。
14. 組織カッターが第１のチューブと、同第１筒状部材内に配置されている少なくとも部分的に筒状の第２筒状部材上に装着され、同第２筒状部材は同第２筒状部材から延びる第３ウインドウを有し、組織カッター、第１筒状部材および第１のチューブが互いに整合する所定の第２整合位置にあるとき、第３ウインドウは第２筒状部材の内方から第１のチューブの外方に延びるカッター開口部を形成すべく第１ウインドウおよび 第２ウインドウに対向する請求項１３に記載の装置。
15. 第３ウインドウが少なくとも一つの切刃を有する請求項１４に記載の装置。
16. 切刃の第１部分が切刃の第２部分より先に切断される組織部分に接触するように、切刃に角度がつけられている請求項１５に記載の装置。

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