JP4266765B2 - Swivel work machine - Google Patents
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Description
本発明は、バックホー等の旋回作業機に関する。 The present invention relates to a turning work machine such as a backhoe.
この種の従来技術においては、旋回台の前部に受けブラケットを介して掘削装置のスイングブラケットを縦軸回り揺動自在に枢支し、このスイングブラケットに内部中空状のブームの基端とブームシリンダの基端とを連結し、前記旋回台の前部に制御弁を配置し、この制御弁に接続された複数本の油圧ホースを受けブラケット及びスイングブラケットの内部を通ってブームへ挿通している(例えば、特許文献1参照。)。
前記従来技術においては、各油圧ホースは、旋回台内の制御弁から掘削装置のアクチュエータまで連続した1本のホースを使用しており、旋回台内での配管、掘削装置のブーム内での配管等が非常に面倒になっている。
特に、アーム用ホース及びサービスポート用ホース等においては、旋回台に掘削装置を組み立てた後に配管作業をしており、しかも他の制御弁体をペダル、操作レバー等で操作し易くする関係から、アーム用ホース及びサービスポート用の制御弁体は、制御弁体を重合して配置した制御弁の中央側に配置されており、制御弁体へのホースの接続をより困難にしている。
In the prior art, each hydraulic hose uses one continuous hose from the control valve in the swivel to the actuator of the excavator, and piping in the swivel and in the boom of the excavator Etc. are very troublesome.
In particular, for arm hoses and service port hoses, etc., piping work is performed after assembling the excavator on the swivel, and other control valve elements are easily operated with pedals, operating levers, etc. The arm hose and the control valve body for the service port are arranged on the center side of the control valve arranged by superposing the control valve bodies, making it more difficult to connect the hose to the control valve body.
本発明は、このような従来技術の問題点を解決できるようにした旋回作業機を提供することを目的とする。
本発明は、旋回台内で油圧ホースの中途部を断接自在に分割し、制御弁側又は掘削装置側の一方を旋回台に固定の支持部材で支持することにより、旋回台内及びブーム内での配管が非常に簡単かつ容易にできるようにした旋回作業機を提供することを目的とする。
An object of this invention is to provide the turning working machine which enabled it to solve such a problem of a prior art.
The present invention divides the middle part of the hydraulic hose in the swivel so that it can be freely connected and disconnected, and supports one of the control valve side or the excavator side with a support member fixed to the swivel. It is an object of the present invention to provide a swivel work machine that can perform piping in a very simple and easy manner.
本発明における課題解決のための具体的手段は、次の通りである。
第1に、旋回台2の前部に受けブラケット3を介して掘削装置4のスイングブラケット5を縦軸6回り揺動自在に枢支し、このスイングブラケット5にブーム7の基端とブームシリンダ8の基端とを連結し、前記旋回台2内に制御弁10を配置し、この制御弁10に接続された複数本の油圧ホース9を旋回台2内を通ってブーム7へ挿通しており、旋回台2内で前記油圧ホース9の中途部を断接自在に分割し、制御弁10に接続された側のホース9Rの接続端と掘削装置4に接続された側のホース9Fの接続端との少なくとも一方を旋回台2に固定の支持部材11で支持していることである。
Specific means for solving the problems in the present invention are as follows.
First, the
これによって、旋回台2内での制御弁10に対する油圧ホース9の接続と、ブーム7内での掘削装置4の各種アクチュエータへの油圧ホース9の挿入とを別個に行うことができ、両側油圧ホース9の断接を旋回台2内で簡単かつ容易にできる。
第2に、旋回台2の前部に受けブラケット3を介して掘削装置4のスイングブラケット5を縦軸6回り揺動自在に枢支し、このスイングブラケット5に内部中空状のブーム7の基端とブームシリンダ8の基端とを連結し、ブーム7の先端にアーム12を枢支すると共にアームシリンダ13の一端を連結し、アーム12の先端に作業具14を枢支すると共に作業具シリンダ15の一端を連結し、前記アーム12にサービスポート16を設け、前記旋回台2の左右一側の前部に制御弁10を配置し、この制御弁10に接続された複数本の油圧ホース9を旋回台2内中央側を通ってブーム7へ挿通しており、旋回台2内で前記油圧ホース9の中途部を断接自在に分割し、制御弁10に接続された側のホース9Rの接続端と掘削装置4に接続された側のホース9Fの接続端の両方を旋回台2に固定の支持部材11で支持していることである。
Thereby, the connection of the
Secondly, the
これによって、旋回台2内での制御弁10に対する油圧ホース9の接続と、ブーム7内でのブームシリンダ8、アームシリンダ13、作業具シリンダ15又はサービスポート16への油圧ホース9の接続とを別個に行うことができる。
第3に、前記制御弁10は左右方向に複数の弁体Bを重合しており、この制御弁10の中央側にアーム用弁体B5及びサービスポート用B6を配置し、中途部が断接自在に分割される前記複数本の油圧ホース9は、ブーム7へ挿通されるブームシリンダ用ホース、アームシリンダ用ホース、作業具シリンダ用ホース及びサービスポート用ホースの内の少なくともアーム用ホース及びサービスポート用ホースである。
Thereby, the connection of the
Third, the
これによって、旋回台2に掘削装置4を組み立てたときにアーム用ホース及びサービスポート用ホースの配管が極めて困難であっても、制御弁10から支持部材11までの配管作業を掘削装置4の組み立て前に行っておくことが可能になり、配管作業が簡単かつ容易になる。
第4に、前記支持部材11は旋回台2の底面に立設されたステー17と、このステー17の上部に固定の横材18と、この横材18に長手方向に沿って設けられていて制御弁側のホース9Rの接続端と掘削装置側のホース9Fの接続端とを接続する複数個の接続金具19とを有することである。
As a result, even if the piping of the arm hose and the service port hose is extremely difficult when the
Fourth, the
これによって、制御弁側のホース9Rの接続端と掘削装置側のホース9Fの接続端との断接を簡単かつ容易に行え、支持も確実に行うことができる。
第5に、前記制御弁10に接続された複数本の油圧ホース9を受けブラケット3及びスイングブラケット5の内部を通って内部中空状のブーム7へ挿通しており、前記ブーム7の基部に背面に開放した開口部20を形成し、この開口部20に対向する位置で前記油圧ホース9の中途部を分割して断接自在に接続していることである。
これによって、ブーム7内での油圧ホース9の挿通が開口部20を介して容易になる。
Thereby, the connection end of the control
Fifth, a plurality of
This facilitates the insertion of the
第6に、前記複数本の油圧ホース9の分割位置をホース長手方向にずらしていることである。
これによって、ブーム7内での油圧ホース9の挿通が更に容易になるとともに、各油圧ホース9の接続具の干渉を回避できる。
Sixth, the division positions of the plurality of
This further facilitates the insertion of the
本発明によれば、旋回台2内での制御弁10に対する油圧ホース9の接続と、ブーム7内での掘削装置4の各種アクチュエータへの油圧ホース9の挿入とを別個に行うことができ、両側油圧ホース9の断接を旋回台2内で簡単かつ容易にできる。
According to the present invention, the connection of the
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図6において、1は旋回作業機として例示したバックホーであり、左右クローラ走行装置26を有する走行機体27に旋回台2を縦軸状の旋回軸線28回り旋回自在に支持し、この旋回台2の前部に掘削装置4を設けている。
図1〜6において、前記旋回台2は、後部にエンジン29を搭載し、右側部に燃料タンク30を、左側部にオイルタンク31をそれぞれ搭載し、それらをフロアシート32及びカバー33等で覆っている。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
In FIG. 6, reference numeral 1 denotes a backhoe exemplified as a swivel working machine. A
1 to 6, the
また、エンジン29の前側でかつ掘削装置4の後側に運転席34を配置し、運転席34の左右側部に作業用の操縦装置35を設け、運転席30の前方に走行及び旋回等の操作部36を設け、これらを包囲するようにロプス・ホプス装置37を設けている。ロプス・ホプス装置37の代わりにロプス装置、ホプス装置又はキャビン装置でもよい。
前記旋回台2は、平面視において、左右側部が前後方向に略平行であり、前部が左右方向に略平行であり、後部が円弧形状であり、前部から突出した位置に掘削装置4を備え、旋回軸線28から後部までの寸法が前部までの寸法の2倍前後になっていて、所謂小型の標準旋回型バックホーとなっている。
In addition, a driver's
In the plan view, the
前記左右クローラ走行装置26は走行機体27に対して左右に移動可能、即ち、轍間距離調整可能であり、轍間距離を最小幅にしたときに、左右クローラ走行装置26の外側面は旋回台2及びロプス・ホプス装置37に対して面一又は僅かに凹凸となっている。
また、走行機体27の前後部にはドーザ装置38F、38Rが昇降自在に装備されており、前後ドーザ装置38F、38Rを地面に食い込ませてスタビライザの役目をさせることにより、走行機体27を持ち上げることが可能になっている。
このドーザ装置38F、38Rは、ブレードの左右両端に延長ブレードを有しており、延長ブレードを収納姿勢にしたときのブレードの左右寸法は轍間距離最小幅の左右クローラ走行装置26に略対応し、延長ブレードを延長姿勢にしたときの左右寸法は轍間距離最大幅の左右クローラ走行装置26に略対応している。
The left and right
Also,
The
掘削装置4は旋回台2の前部に設けた受けブラケット3を有する。この受けブラケット3は旋回台2を構成する部材(後述する縦リブ48等)と一体成形されるか、別個に形成して旋回台2に取り付けられており、その前部に上下に分離された受け部3U、3Dを前方突出状に有し、上下受け部3U、3Dには縦軸6を挿通する穴が形成されている。
前記掘削装置4は、受けブラケット3に縦軸6を介して枢支されたスイングブラケット5と、このスイングブラケット5に基部が横軸40を介して枢支されたブーム7と、ブーム7の先端に横軸回り回動自在に枢支されたアーム(上下動部材)12と、このアーム12の先端に横軸を介して回動自在に枢支されたバケット(作業具)14とを有している。
The
The
そして、ブーム7はブームシリンダ8によって、図6で示す上昇姿勢から土中の下降姿勢まで昇降でき、アーム12はブーム7の各姿勢においてアームシリンダ(上下動シリンダ)13によって上下動でき、バケット13はブーム7及びアーム12の各姿勢においてバケットシリンダ(作業具シリンダ)15によって掬い・ダンプ動作ができる。前記各シリンダ8、13、15は油圧シリンダが使用されている。
図1〜3において、スイングブラケット5はそれぞれ二股形状の上下支持部5U、5Dを有しており、この上下支持部5U、5Dには縦軸6を挿通可能な穴を有し、上支持部5Uは上受け部3Uに嵌合し、下支持部5Dは下受け部3Dに嵌合しており、両者に縦軸6を挿通して、スイングブラケット5を受けブラケット3に左右揺動自在に連結している。
The
1 to 3, the
縦軸6は同心の上下2軸に分かれており、上軸は上受け部3Uと上支持部5Uとを連結し、下軸は下受け部3Dと下支持部5Dとを連結しており、それらの上下間は空間となっている。しかし、縦軸6は1本で上下部を貫通するものでもよい。
前記スイングブラケット5は、左右側壁5Aが離れていて上下支持部5U、5Dの中間が左右方向に二股状になっていて、この左右側壁5Aと上下支持部5U、5Dとで囲まれた穴が形成されており、この穴は後述する油圧配管の挿通穴5Bとなっており、また、ブーム7の基端部が嵌合されて、横軸40を介して枢支されている。
The
In the
スイングブラケット5の上部には、上支持部5Uから上方へ左右一対の鶏冠形状の支持部5Cが形成されており、この支持部5Cにブームシリンダ8のシリンダロッドが連結ピンを介して連結されている。
また、スイングブラケット5には上下支持部5U、5Dの一方から側方へ連結アーム部5Eが突設されており、旋回台2に枢支されたスイングシリンダ22のピストンロッドが連結されている。
ブームシリンダ8のシリンダロッドが連結されている連結ピンは縦軸6の略上方に位置し、旋回台2に十分近づいた位置となっており、従って、ブーム7及びブームシリンダ8を可及的に縦軸6及び旋回台2に近づけて配置できるようになっており、旋回台2の前部の最外端を形成するスイングブラケット5が旋回台2からの突出量が小さくなることにより、旋回台2前部の旋回の最大半径が小さくなり、外部障害物との接触が少なく、重量バランスも良好になる。
On the upper part of the
Further, the
The connecting pin to which the cylinder rod of the
前記ブーム7は板金製の左右一対の側板に上下板を溶着するか、又は断面コ字形部材に開放側を塞ぐ板材を固着して、断面略四角形筒形状、即ち、内部空洞の本体7Aが形成されている。この筒形状の本体7Aが長手方向中途部で側面視くの字形状に屈曲されて中央屈曲部が形成されており、本体7Aの両端に鋳造製の基端部材7B及び先端部材7Cを挿入固着して形成されている。
本体7Aと先端部材7Cとの接合部分はブーム7の長手方向に対して傾斜しており、溶接長を長くするとともに、長手方向の1点での応力集中を避け、応力を分散できるようにしている。
The
The joint portion between the
前記基端部材7B及び先端部材7Cはそれぞれ鋳造品の他、鍛造品又は鋼加工製品で形成でき、前記本体7A、基端部材7B及び先端部材7Cを同一材料で一体成形してもよい。
前記ブーム7は中央屈曲部と基端との間が、本体7Aの中央屈曲部の屈曲とは反対方向に屈曲されて逆屈曲部Qが形成されている。即ち、基端部材7Bの中途部をブームシリンダ8から離れる方向に突出する(略上向きの)くの字状に屈曲されている。
この逆屈曲部Qを設けることは、逆屈曲部Qがブームシリンダ8から離れ、両者の間に空間部を作り、ブーム7を上向き揺動して略最上昇姿勢の位置まで移動したときに、また、ブーム7を下向き揺動して略最下降姿勢まで移動したときに、ブームシリンダ8と干渉することがなく、上支持部5Uと可及的に接触させずに、ブーム7の上下回動可能角度を大きくできるようにするためであり、また、逆に屈曲した分だけ、ブーム7の基端の横軸40が縦軸6に可及的に近づけられることになる。
The
The
Providing this reverse bent portion Q is that when the reverse bent portion Q is separated from the
基端部材7B及び先端部材7Cの背面側には、中空の本体7A内部と連通する挿通穴41A、41Bが形成され、これによりブーム7は全長が連続した中空になっていて、油圧ホース9が挿通可能になっている。
前記基端部材6Bの挿通穴41Aは、ブームシリンダ8、アームシリンダ13、バケットシリンダ15、スイングシリンダ22及び外部油圧機器42等のアクチュエータへ圧油を供給するための油圧ホース9をブーム7内へ取り入れるための挿入開口となっており、基端部材6Bの2又形状による上下に貫通した孔が、スイングブラケット5の挿通穴5Bから挿通穴41Aへ油圧ホース9を引き入れる開口部20となっている。
The
複数本の油圧ホース9は、ブーム7へ挿通されるブームシリンダ用ホース9A、アームシリンダ用ホース9B、作業具シリンダ用ホース9C及びサービスポート用ホース9D等がブーム7内に挿通されており、外部油圧機器42へ圧油を供給するサービスポート16はアーム12の中途部の左右側面に装着されている。
前記油圧ホース9は、旋回台2内の制御弁10に接続されており、この制御弁10は運転席30の左右側部に配置した操縦装置35及び操縦部36によって操作可能になっている。
The plurality of
The
油圧ホース9は、旋回台2内の制御弁10から受けブラケット3内と通って外部に出て、スイングブラケット5の挿通穴5Bを通り、開口部20からブーム7内に入り、ブーム7の中途上部から外に出てブームシリンダ8及びアームシリンダ13に接続され、ブーム7の先端の挿通穴からブーム7を出て作業具シリンダ15及びサービスポート16に接続されている。
前記旋回台2は走行機体27のトラックフレーム上に旋回軸受45を介して旋回軸線28回りに回動自在に支持された厚板からなる旋回基板2Aを有しており、46は旋回基板2A上に固定の旋回モータを、47は旋回軸線28と同心に配置したスイベルジョイントをそれぞれ示している。
The
The
旋回基板2A上には、メインの補強体としての左右一対の縦リブ48が前部から後部にわたって末広がり状に配置されて溶接等によって固定され、その他の補強部材及び各種機器を取り付けるためのブラケット、ステー等が溶接によって固定されている。
旋回台2の旋回基板2A上には、旋回作業機1内の各種アクチュエータを制御する制御弁10が配置されており、この制御弁10は前部の左側(左右一側)に多数の弁体Bを重合して形成されている。
制御弁10の全弁体Bはスプールの操作方向(移動方向)が上下方向で、そのスプールの操作方向と直交する左右方向に配列されて連結され、一体化されており、また、それぞれに形成された圧油の供給・戻りポート、ポンプポート及びタンクポートが後方に向くように配置されている。
On the
On the
All the valve bodies B of the
これにより、制御弁10の配置スペースを前後方向にコンパクトにでき、エルボを使用することなく油圧ホース9を後方へ整然と配置でき、後方の配置スペースを大きくとれ、オイルタンク31等の他の機器・部品の配置が楽になる。
前記制御弁10の弁体Bは、例えば図1左から順に、作業具用弁体B1、ブーム用弁体B2、走行左用弁体B3、走行右用弁体B4、アーム用弁体B5、サービスポート用弁体B6、旋回用弁体B7、ドーザ用弁体B8、スイング用弁体B9となっており、左端にタンクポート体、走行左用弁体B3と走行右用弁体B4との間にポンプポート体、サービスポート用弁体B6と旋回用弁体B7との間にポンプ・タンク合流体等が配置されている。
Thereby, the arrangement space of the
The valve body B of the
作業具用弁体B1、ブーム用弁体B2、アーム用弁体B5及び旋回用弁体B7等は、運転席34の左右両側に設けられた左右の操作部36の操作によってパイロット圧により切換え操作される。
走行左用弁体B3、走行右用弁体B4、サービスポート用弁体B6、ドーザ用弁体B8及びスイング用弁体B9は、左側走行操作レバー、右側走行操作レバー、サービスポート操作ペダル、ドーザ操作レバー、スイング操作ペダル等によってそれぞれ操作される。
前記旋回用弁体B7及びスイング用弁体B9に接続された油圧ホースは旋回モータ46及びスイングシリンダ22に接続され、走行左用弁体B3、走行右用弁体B4及びドーザ用弁体B8等に接続された油圧ホースはスイベルジョイント47に接続され、作業具用弁体B1、ブーム用弁体B2、アーム用弁体B5及びサービスポート用弁体B6等に接続された油圧ホース9は、各弁体Bから後方へ突出して旋回台2内で旋回モータ46及びスイベルジョイント47の近傍を通ってスイングブラケット5内へ挿通されている。
The work tool valve body B1, the boom valve body B2, the arm valve body B5, the turning valve body B7 and the like are switched by pilot pressure by operating the left and
The travel left valve element B3, the travel right valve element B4, the service port valve element B6, the dozer valve element B8 and the swing valve element B9 are a left travel operation lever, a right travel operation lever, a service port operation pedal, and a dozer operation. It is operated by a lever, a swing operation pedal, etc., respectively.
The hydraulic hose connected to the turning valve element B7 and the swinging valve element B9 is connected to the turning
図1、2、4、5において、前記作業具用弁体B1、ブーム用弁体B2、アーム用弁体B5及びサービスポート用弁体B6等に接続された油圧ホース9は、中途部が旋回台2内で断接自在に分割されており、制御弁10に接続された側のホース9Rの接続端と掘削装置4に接続された側のホース9Fの接続端の両方を旋回台2に固定の2つの支持部材11F、11Rで支持している。
前記各支持部材11F、11Rは旋回台2の底面に立設されたステー17と、このステー17の上部に固定の横材18と、この横材18に長手方向に沿って設けられていて制御弁10側のホース9Rの接続端と掘削装置4側のホース9Fの接続端とを接続する複数個の接続金具19とを有している。
In FIGS. 1, 2, 4, and 5, the
Each of the
ステー17は丸棒材17aの上部に取り付け板17bを有し、横材18は中途部18aが上下にS字形状に屈曲されて、その両側が高さの異なる2部分18u、18dに分かれており、その両端に前記取り付け板17bにボルト締結される板材18bを有している。
各接続金具19は若干前下向き傾斜していて、中途部がくの字形状に屈曲され、両端にホース9F、9Rの接続端と接続する口部19f、19rを有し、横材18の上下部分18u、18dにそれぞれ2個1組で設けられている。
1つの弁体Bに接続される供給・戻りの2本の油圧ホース9が、横材18の上部分18uの上側に固定の接続金具19に接続され、他の弁体Bに接続される供給・戻りの2本の油圧ホース9が下部分18dの下側に固定の接続金具19に接続され、油圧ホース9が上下に分かれて相互に干渉しないように、また、識別がし易いように接続されている。
The
Each connection fitting 19 is slightly inclined forward and downward, the middle part is bent in a U-shape, and has openings 19f and 19r connected to the connection ends of the
Supply and return two
前記接続金具19は前端が略前向きであり、受けブラケット3内に油圧ホース9Fを直線的に挿通できる方向を指向しており、中途部の屈曲によって、後端が左方向に傾斜しており、制御弁10との間で油圧ホース9Rを弯曲させ易くしている。また、前下向き傾斜によっても、油圧ホース9F、9Rを無理なく、円滑に接続できるようにしている。
前記支持部材11F、11Rはどちらか一方でもよく、1つの場合は、アーム用ホース及びサービスポート用ホースの取り付けに使用する。
これは、前記アーム用弁体B5及びサービスポート用弁体B6が制御弁10の左右方向略中央に位置しており、旋回台2に掘削装置4を組み込んだ上でしかそれらの油圧ホース9が接続できないので、他の油圧ホース9及び車両機器が障害になって油圧ホース9の挿通及び接続が非常に困難になっており、支持部材11を設けて分割した油圧ホース9の制御弁10側又は掘削装置4側を接続しておくことにより、前記配管の困難性を解消することができる。
The front end of the connection fitting 19 is substantially front-facing, and is oriented in a direction in which the
Either one of the
This is because the arm valve body B5 and the service port valve body B6 are positioned at the substantially center of the
即ち、旋回台2内での制御弁10に対する油圧ホース9Rの接続と、ブーム7内での掘削装置4の各種アクチュエータへの油圧ホース9Fの挿入とを別個に行うことができ、特に、制御弁10から支持部材11までの配管作業を掘削装置4の組み立て前に行っておくことによって、両側油圧ホース9の断接を旋回台2内で簡単かつ容易にできる。
ブームシリンダ用ホース、アームシリンダ用ホース、作業具シリンダ用ホース及びサービスポート用ホースの総てのホースを、途中で分離して制御弁10側と掘削装置4側の少なくともどちらか一方を支持する場合は、1つの支持部材11に4組の接続金具19を設けることもできる。
That is, the connection of the
When supporting the hose for the boom cylinder, the hose for the arm cylinder, the hose for the work tool cylinder, and the hose for the service port in the middle to support at least one of the
前記支持部材11から掘削装置4側の油圧ホース9Fの中途部は、さらに、ブーム7の基部の開口部20に対向する位置で分割して断接自在に接続されている。この分割には接続具(カプラ)49が用いられている。この分割位置はホース長手方向にずらされている。
掘削装置4における油圧ホース9Fは、接続具49の断接によって分割・接続が簡単にできるので、ブーム7内での挿通が開口部20を介して容易になり、しかも接続具49の干渉が回避できる。
A midway portion of the
The
前記接続具49で断接自在に接続する油圧ホース9は、ブームシリンダ用ホース、アームシリンダ用ホース、作業具シリンダ用ホース及びサービスポート用ホースの総てに適用してもよく、また、支持部材11で支持しなかったブームシリンダ用ホース及び作業具シリンダ用ホースのみに適用してもよい。また、接続具49の代わりに接続金具19を有する支持部材11を使用してもよい。
なお、本発明は前記実施形態における各部材の形状及びそれぞれの前後・左右・上下の位置関係は、図1〜6に示すように構成することが最良である。しかし、前記実施形態に限定されるものではなく、部材、構成を種々変形したり、組み合わせを変更したりすることもできる。
The
In the present invention, the shape of each member and the positional relationship between the front, rear, left, and right in the above embodiment are best configured as shown in FIGS. However, it is not limited to the said embodiment, A member, a structure can be variously deformed, and a combination can also be changed.
例えば、旋回作業機1は旋回台2の後端が左右クローラ走行装置26の最外端から突出する標準旋回型バックホーを例示したが、後端が左右クローラ走行装置26の最外端と略一致する後方小旋回型バックホーでもよい。
また、旋回作業機1としてはパワーショベル等であってもよく、アーム12を割愛して、ブーム7の先端に作業具14を設けることができ、その場合は作業具14が上下動部材となり、作業具シリンダ15が上下動シリンダとなる。
さらに、油圧ホース9の中途部を断接自在に分割して油圧ホース9F、9Rとし、それらの端部にカプラ等の接続具を設けて接続可能にし、その少なくとも一方の接続具又はその近傍を旋回台2に固定の支持部材11で支持するように構成してもよい。その場合、支持部材11は接続金具19を有さない単なるホース取り付け具とでもよい。
For example, the swivel work machine 1 exemplifies a standard turning type backhoe in which the rear end of the
Further, the swing work machine 1 may be a power shovel or the like, and the
Further, the middle part of the
1 旋回作業機(バックホー)
2 旋回台
3 受けブラケット
4 掘削装置
5 スイングブラケット
6 縦軸
7 ブーム
8 ブームシリンダ
9 油圧ホース
10 制御弁
11 支持部材
12 アーム
13 アームシリンダ
14 作業具(バケット)
15 作業具シリンダ
16 サービスポート
17 ステー
18 横材
19 接続金具
20 開口部
1 Turning work machine (backhoe)
2
15
Claims (3)
前記複数本の油圧ホース(9)の内の制御弁(10)の少なくとも中央側の2個の弁体(B)に接続された油圧ホース(9)の中途部を旋回台(2)内で断接自在に分割し、前記中途部が断接自在に分割された油圧ホース(9)における制御弁(10)に接続された側のホース(9R)の接続端と掘削装置(4)に接続された側のホース(9F)の接続端の両方を旋回台(2)内に固定の支持部材(11)で支持しており、
前記スイングブラケット(5)内に油圧配管の挿通穴(5B)を形成するとともに前記ブーム(7)の基端を嵌合し、スイングブラケット(5)の上部に前記ブームシリンダ(8)の基端を連結し、
前記掘削装置(4)に接続された側のホース(9F)を、旋回台(2)内から受けブラケット(3)の内部及びスイングブラケット(5)の前記挿通穴(5B)を通って内部中空状のブーム(7)へ挿通しており、
前記ブーム(7)の基部に背面に開放した開口部(20)を形成し、この開口部(20)に対向する位置で前記掘削装置側のホース(9F)の中途部を分割して断接自在に接続し、この掘削装置側のホース(9F)の分割位置をホース長手方向にずらしていることを特徴とする旋回作業機。 The swing bracket (5) of the excavator (4) is pivotally supported around the vertical axis (6) via a receiving bracket (3) at the front of the swivel base (2). The base end of the inner hollow boom (7) and the base end of the boom cylinder (8) are connected, the arm (12) is pivotally supported at the tip of the boom (7), and one end of the arm cylinder (13) is connected. The work tool (14) is pivotally supported at the tip of the arm (12) and one end of the work tool cylinder (15) is connected. The arm (12) is provided with a service port (16), and the swivel (2 The control valve (10) in which a plurality of valve bodies (B) are superposed in the left-right direction is arranged at the front part on the left and right sides of), and a plurality of hydraulic hoses (9) connected to the control valve (10) are arranged. It passes through the center of the swivel base (2) and the receiving bracket (3) and swing bra It has been inserted into the boom (7) in the through Tsu door (5),
A midway part of the hydraulic hose (9) connected to at least two valve bodies (B) on the central side of the control valve (10) of the plurality of hydraulic hoses (9) is placed in the swivel base (2). Connected to the connecting end of the hose (9R) on the side connected to the control valve (10) and the excavator (4) in the hydraulic hose (9) divided in a disconnectable manner. The hose (9F) on the connected side is supported by a support member (11) fixed in the swivel base (2) ,
An insertion hole (5B) for hydraulic piping is formed in the swing bracket (5) and the base end of the boom (7) is fitted, and the base end of the boom cylinder (8) is placed on the top of the swing bracket (5). Concatenate
The hose (9F) on the side connected to the excavator (4) is hollowed from the inside of the swivel base (2) through the inside of the receiving bracket (3) and the insertion hole (5B) of the swing bracket (5). Is inserted into the boom (7)
An opening (20) opened on the back surface is formed at the base of the boom (7), and a midway portion of the hose (9F) on the excavator side is divided and connected at a position facing the opening (20). A turning work machine characterized in that it is connected freely and the division position of the hose (9F) on the excavator side is shifted in the longitudinal direction of the hose .
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