JP4263671B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、金属−絶縁体−多結晶シリコン(MIS)型構造において同一基板上に2種類の単位面積容量素子(単位面積当たりの容量値が異なる2種類の容量素子)を搭載した半導体装置の製造方法に関するものである。
半導体集積回路の高周波化、高性能化の進展により、各種チューナや携帯電話用のモノリシックマイクロ波集積回路をはじめとする高周波集積回路に大容量かつ高精度な容量素子が求められている。また、特に光ピックアップ製品に用いられる光半導体集積回路(OEIC)においては、高周波集積回路部の大容量かつ高精度な容量素子に加えて、光信号を光電変換で出力する際の位相補正のために必要となる低容量かつ高精度な容量素子が求められている。
集積回路に取り込む容量素子としては、金属−シリコン酸化膜−多結晶シリコン構造もしくは金属−シリコン酸化膜−シリコン半導体基板構造のMOS容量や、金属−シリコン窒化膜−多結晶シリコン構造のMNS容量がある。
従来の容量素子の先行技術例としては、半導体基板上に絶縁膜と容量下部電極である導電膜を順次形成した後、シリコン酸化膜とシリコン窒化膜を順次堆積し容量上部電極を形成する電圧依存性のないMIS容量構造がある。しかし、この構造では配線工程の絶縁膜の平坦化リフローをパイロ酸化などの酸化熱処理で行うことができない(例えば、特許文献1参照)。
また、同一基板上に互いに異なる酸化膜の厚みを有する2種類のMOS容量を形成し、容量値の大きいMOS容量とサージ耐圧の大きいMOS容量を用いる先行例があるが、この構造では電圧依存性のある寄生容量が存在するため精度が低下する(例えば、特許文献2参照)。
以下、従来のMIS型構造における同一基板上に2種類のMIS型構造の単位面積容量素子を搭載した半導体装置の製造方法について図面を参照しながら説明する。図4〜図6は、従来のMIS型構造における同一基板上に2種類の単位面積容量素子を搭載した半導体装置の製造方法を示す断面図である。
まず、図4(a)に示すように、半導体基板21表面に形成した第1の絶縁膜22上に、容量下部電極となる多結晶シリコン膜23aと多結晶シリコン膜23bとを形成し、多結晶シリコン膜23aと多結晶シリコン膜23bとの表面に第1のシリコン酸化膜24と第1のシリコン窒化膜25とを形成する。第1のシリコン窒化膜25上にリフロー性の高い第2の絶縁膜26を堆積により形成し、パイロ酸化などで第2の絶縁膜26をリフローして平坦化した後、容量領域を開口するために第1のフォトレジスト27を形成する。
その後、図4(b)に示すように、反応性イオンエッチング(以下、RIEと言う)により多結晶シリコン膜23aと多結晶シリコン膜23bまで到達するように第1の単位面積容量素子の容量部を形成する開口領域(第1の容量領域)28aおよび第2の単位面積容量素子の容量部を形成する開口領域(第2の容量領域)28bを形成しレジストを除去する。
次に、図4(c)に示すように、各容量領域28a、28bおよび第2の絶縁膜26上に第2のシリコン窒化膜29を堆積し、図5(a)に示すように、第2の容量領域のみ第2のフォトレジスト30を形成し、図5(b)に示すように、第2のフォトレジスト30を形成した領域以外の第2のシリコン窒化膜29をCF4などのガスを用いてエッチングして、第2の容量領域の第2のシリコン窒化膜31を形成しレジストを除去する。
その後、図5(c)に示すように、領域28a上と第2のシリコン窒化膜31上および第2の絶縁膜26上に第2のシリコン酸化膜32を堆積し、図6(a)に示すように、第2の容量領域を除いて第3のフォトレジスト33を形成し、図6(b)に示すように、第2の容量領域上の第2のシリコン酸化膜32をバッファード弗酸などを用いてエッチングして、第1の容量領域34aと第2の容量領域34bとを形成しレジストを除去する。
その後、図6(c)に示すように、容量下部電極である多結晶シリコン膜23aと多結晶シリコン膜23bまで到達するようにRIE(反応性イオンエッチング)で容量下部電極取り出しコンタクトホール35aと容量下部電極取り出しコンタクトホール35bとを形成し、TiN/AlSiCu/TiN/Tiなどの第2の導電膜を堆積し、パターニングして第1の単位面積容量素子の容量下部電極取り出し部36aと容量上部電極37aおよび第2の単位面積容量素子の容量下部電極取り出し部36bと容量上部電極37bを形成しレジストを除去することによって、従来の同一基板上に2種類の単位面積容量素子のMIS容量が形成される。
特開平2−226755号公報 特開平4−144273号公報
しかしながら、上記従来の同一基板上に2種類の単位面積容量素子のMIS容量を形成する製造方法では、図5(b)の工程において、第1の容量領域の第2のシリコン窒化膜29をCF4などのガスでエッチングする際に、第1の容量領域のエッジ38において第1のシリコン窒化膜25がエッチングされる。このため、図5(c)の工程において、この第1のシリコン窒化膜25がエッチングされた領域で第2のシリコン酸化膜のカバレッジが低下した領域39が発生する。
図7(a)は第1の容量領域のエッジ38の拡大図であり、図7(b)は第2のシリコン酸化膜のカバレッジが低下した領域39の拡大図である。図5(b)の工程において、第1のシリコン窒化膜25がエッチングされ庇40が発生する。この庇に沿うかたちで第2のシリコン酸化膜のカバレッジが低下してくびれ41が発生することによって、絶縁破壊に繋がる不良が発生しやすくなる。
本発明は、上記従来の問題点を解決するものであり、信頼性に優れ、同一基板上に高精度な2種類の単位面積容量素子のMIS容量を形成する製造方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る半導体装置の製造方法は、半導体基板上に2種類のMIS型容量素子を有する半導体装置の製造方法において、半導体基板上に第1の絶縁膜を介して第1の導電膜を堆積した後、パターニングして複数の容量下部電極を形成する工程(a)と、容量下部電極を覆うようにシリコン窒化膜を堆積する工程(b)と、シリコン窒化膜上に第2の絶縁膜を堆積する工程(c)と、第2の絶縁膜とシリコン窒化膜とを容量下部電極まで到達するように開口して第1の容量領域と第2の容量領域とを形成する工程(d)と、第1の容量領域と第2の容量領域とを覆うように第1の誘電体膜を堆積する工程(e)と、第1の容量領域と第2の容量領域とに第1の誘電体膜を残すようにパターニングする工程(f)と、パターニングされた第1の誘電体膜を覆うように第1の誘電体膜より比誘電率の小さい第2の誘電体膜を堆積する工程(g)と、第2の容量領域の第2の誘電体膜を除去する工程(h)と、容量下部電極取り出し領域の第2の絶縁膜とシリコン窒化膜とを容量下部電極まで到達するように開口してコンタクトホールを形成する工程(i)と、コンタクトホールと第2の絶縁膜上とに第2の導電膜を堆積した後、第2の導電膜のみをパターニングして容量上部電極と容量下部電極取り出し部とを形成する工程(j)とを含み、第1の導電膜が多結晶シリコンであり、かつ、第1の誘電体膜が、シリコン窒化膜に対してエッチングレートが同等か、もしくは小さい膜で構成され、かつ、第2の容量領域の第2の誘電体膜を除去する工程(h)において、第2の誘電体膜は第2の容量領域のみ除去され、他の領域では除去されないことを特徴とする。
上記の半導体装置の製造方法の工程(e)においては、第1の誘電体膜に減圧シリコン窒化膜を用いることが好ましい。
上記の半導体装置の製造方法の工程(g)においては、第2の誘電体膜に減圧TEOS膜を用いることが好ましい。
また、上記半導体装置の製造方法においては、シリコン窒化膜上に第2の絶縁膜を堆積する工程(c)後に、熱処理により第2の絶縁膜を平坦化する工程(c´)を含むことが好ましい。
さらに、シリコン窒化膜と第1の誘電体膜が、同一の膜種で構成されていることが好ましい。
さらにまた、第2の絶縁膜上に形成される、容量上部電極のパターンのエッジに対して、第1の誘電体膜のパターンのエッジが、少なくとも1箇所以上は外側に位置することが好ましい
上記の構成において、本発明の第1の容量素子の誘電体膜はシリコン窒化膜上にシリコン酸化膜を積層することを特徴とする。
本発明に係る半導体装置の製造方法によると、第1の容量領域に形成する容量素子において、例えばバリア機能を有する絶縁体からなる第1の誘電体膜(シリコン窒化膜)上に第1の誘電体膜より比誘電率の小さい第2の誘電体膜(シリコン酸化膜)を積層し、庇の発生を防ぎ第2の誘電体膜のカバレッジが低下することを防ぐことにより、同一基板上に信頼性に優れ、かつ、高精度な2種類のMIS容量を形成することができる。
なお、第1の誘電体膜としてバリア機能を有する絶縁体を選択するのは、第2の容量領域において、第2の誘電体膜を除去する際に、第1の誘電体膜がエッチングされない材料を選択することが適切であるからである。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。図1〜図3は、本発明の実施の形態における同一基板上に2種類のMIS型構造の単位面積容量素子を搭載した半導体装置の製造方法を示す断面図である。
まず、図1(a)に示すように、半導体基板1表面に形成した第1の絶縁膜2上に、容量下部電極となる多結晶シリコン膜3aと多結晶シリコン膜3bとを形成し、多結晶シリコン膜3aと多結晶シリコン膜3bの表面に第1のシリコン酸化膜(下地膜)4と第1のシリコン窒化膜(絶縁体からなるバリア膜)5を形成する。第1のシリコン窒化膜5上にリフロー性の高い第2の絶縁膜6を堆積により形成し、パイロ酸化などで第2の絶縁膜6をリフローして平坦化した後、容量領域を開口するために第1のフォトレジスト7を形成する。このとき第2の絶縁膜6にBPSG膜などのリフロー性の高い膜を用いると良好な平坦化が実現できる。なお、上記の容量下部電極は、半導体基板1上に第1の絶縁膜2を介して第1の導電膜である多結晶シリコン膜を堆積した後、エッチングにより多結晶シリコン膜をパターニングすることにより形成される。
その後、図1(b)に示すように、RIEにより多結晶シリコン膜3aと多結晶シリコン膜3bまで到達するように第1の単位面積容量素子の容量を形成する開口領域(第1の容量領域)8aおよび第2の単位面積容量素子の容量を形成する開口領域(第2の容量領域)8bを形成しレジストを除去する。
次に、図1(c)に示すように、各容量領域8aと容量領域8bおよび第2の絶縁膜6上に第2のシリコン窒化膜(バリア機能を有する絶縁膜)9を堆積し、図2(a)に示すように、第1の容量領域8aに第2のフォトレジスト10aを形成するとともに、第2の容量領域8bに第2のフォトレジスト10bを形成し、図2(b)に示すように、第2のフォトレジスト10aと第2のフォトレジスト10bとを形成した領域以外の第2のシリコン窒化膜9をCF4などのガスを用いてエッチングして、第1の容量領域8aの第2のシリコン窒化膜11aと第2の容量領域8bの第2のシリコン窒化膜11bとを形成しレジストを除去する。このとき第2のシリコン窒化膜9に減圧シリコン窒化膜を用いると膜厚ばらつきを抑えることができ、より精度の高い容量素子を実現できる。
その後、図2(c)に示すように、第2のシリコン窒化膜11a上と第2のシリコン窒化膜11b上および第2の絶縁膜6上に第2のシリコン酸化膜(シリコン窒化膜より比誘電率が小さい)12を堆積し、図3(a)に示すように、第2の容量領域8bを除いて第3のフォトレジスト13を形成し、図3(b)に示すように、第2の容量領域8b上の第2のシリコン酸化膜12をバッファード弗酸などを用いてエッチングする。こうすると、第2のシリコン窒化膜11bに対して第2のシリコン酸化膜12が選択的にエッチングされるので、第2のシリコン窒化膜11aと第2のシリコン酸化膜12とが積層される第1の容量領域14aと第2のシリコン窒化膜11bだけの第2の容量領域14bとを容易に形成できる。次いでレジストを除去する。このとき第2のシリコン酸化膜12に減圧TEOS膜を用いると膜厚ばらつきを抑えることができ、より精度の高い容量素子を実現できる。
なお、第1の誘電体膜をバリア機能を有する絶縁体(シリコン窒化膜)で構成しているのは、第2の容量領域14bにおいて、第2の誘電体膜であるシリコン酸化膜を除去する際に、第1の誘電体膜がエッチングされないようにするためである。
その後、図3(c)に示すように、容量下部電極である多結晶シリコン膜3aと多結晶シリコン膜3bまで到達するようにRIEで容量下部電極取り出しコンタクトホール15aと容量下部電極取り出しコンタクトホール15bとを形成し、TiN/AlSiCu/TiN/Tiなどの第2の導電膜を堆積し、エッチングによりパターニングして第1の単位面積容量素子の容量下部電極取り出し部16aと容量上部電極17aおよび第2の単位面積容量素子の容量下部電極取り出し部16bと容量上部電極17bを形成しレジストを除去することによって、本発明の実施の形態における同一基板上に2種類の単位面積容量素子のMIS容量が形成される。
以上のように、本実施の形態によれば、第1の単位面積容量素子を第2のシリコン窒化膜11a上に第2のシリコン酸化膜12を積層することで形成し、それによって庇の発生を防ぎ第2のシリコン酸化膜のカバレッジが低下することを防ぐ。それによって絶縁破壊耐圧を向上し信頼性を向上することができる。
なお、上記の実施の形態では、第1および第2の誘電体膜としては、それぞれシリコン窒化膜およびシリコン酸化膜を使用していますが、それ以外に種々の誘電体膜の組み合わせが考えられる。例えば、シリコンプロセスにおいて利用可能な誘電体膜は多数あるが、その一部材料の比誘電率を挙げる。SiOC:2.9、SiO2:3.9、SiCN:5.0、Si34:7−8、Al23:7−10、TiO2(他Ta25、Pr23、La23など):20−30の内、第2の容量領域において、第2の誘電体膜を除去する際に、第1の誘電体膜がエッチングされない組み合わせを選択することが適当である。
ここで、下層の第1の誘電体膜より上層の第2の誘電体膜の方が比誘電率が小さいものを選択する理由について説明する。下層の第1の誘電体膜の比誘電率が上層の第2の誘電体膜の比誘電率より大きいときには、第1の誘電体膜のみの場合の容量値と第1および第2の誘電体膜を重ねた場合の容量値との差が大きくできるが、逆に第1の誘電体膜の比誘電率が第2の誘電体膜の比誘電率より小さい場合には、第1の誘電体膜のみの場合の容量値と第1および第2の誘電体膜を重ねた場合の容量値との差を大きくできないからである。この点は、比誘電率の差が大きいほど顕著になる。例えば、同一膜厚で比誘電率が100倍異なる場合について考えると、前者の場合に容量値はほぼ100倍の差がでるが、後者の場合、ほとんど差がでない状態となる。
以上説明したように、本発明の半導体装置の製造方法は、同一基板上に信頼性に優れ、かつ、高精度な2種類の単位面積容量素子のMIS容量を形成する方法として有用である。
(a)〜(c)は本発明の実施の形態における同一基板上に2種類の単位面積容量のMIS容量を形成する第1〜第3製造工程を示す断面図である。 (a)〜(c)は本発明の実施の形態における同一基板上に2種類の単位面積容量のMIS容量を形成する第4〜第6製造工程を示す断面図である。 (a)〜(c)は本発明の実施の形態における同一基板上に2種類の単位面積容量のMIS容量を形成する第7〜第9製造工程を示す断面図である。 (a)〜(c)は従来の同一基板上に2種類の単位面積容量のMIS容量を形成する第1〜第3製造工程を示す断面図である。 (a)〜(c)は従来の同一基板上に2種類の単位面積容量のMIS容量を形成する第4〜第6製造工程を示す断面図である。 (a)〜(c)は従来の同一基板上に2種類の単位面積容量のMIS容量を形成する第7〜第9製造工程を示す断面図である。 (a)は第1の容量領域のエッジの拡大図、(b)は第2のシリコン酸化膜のカバレッジが低下した領域の拡大図である。
符号の説明
1 半導体基板
2 第1の絶縁膜
3a、3b 容量下部電極の多結晶シリコン膜
4 第1のシリコン酸化膜
5 第1のシリコン窒化膜
6 第2の絶縁膜
7 第1のフォトレジスト
8a、8b 容量を形成する開口領域
9 第2のシリコン窒化膜
10a、10b 第2のフォトレジスト
11a 第1の容量領域の第2のシリコン窒化膜
11b 第2の容量領域の第2のシリコン窒化膜
12 第2のシリコン酸化膜
13 第3のフォトレジスト
14a 第1の容量領域
14b 第2の容量領域
15a、15b 容量下部電極取り出しコンタクトホール
16a、16b 容量下部電極取り出し部
17a、17b 容量上部電極
21 半導体基板
22 第1の絶縁膜
23a、23b 容量下部電極の多結晶シリコン膜
24 第1のシリコン酸化膜
25 第1のシリコン窒化膜
26 第2の絶縁膜
27 第1のフォトレジスト
28a、28b 容量を形成する開口領域
29 第2のシリコン窒化膜
30 第2のフォトレジスト
31 第2の容量領域の第2のシリコン窒化膜
32 第2のシリコン酸化膜
33 第3のフォトレジスト
34a 第1の容量領域
34b 第2の容量領域
35a、35b 容量下部電極取り出しコンタクトホール
36a、36b 容量下部電極取り出し部
37a、37b 容量上部電極
38 第1の容量領域のエッジ
39 第2のシリコン酸化膜のカバレッジが低下した領域
40 庇
41 くびれ

Claims (6)

  1. 半導体基板上に2種類のMIS型容量素子を有する半導体装置の製造方法であって、
    前記半導体基板上に第1の絶縁膜を介して第1の導電膜を堆積した後、パターニングして複数の容量下部電極を形成する工程(a)と、
    前記容量下部電極を覆うようにシリコン窒化膜を堆積する工程(b)と、
    前記シリコン窒化膜上に第2の絶縁膜を堆積する工程(c)と、
    前記第2の絶縁膜と前記シリコン窒化膜とを前記容量下部電極まで到達するように開口して第1の容量領域と第2の容量領域とを形成する工程(d)と、
    前記第1の容量領域と前記第2の容量領域とを覆うように第1の誘電体膜を堆積する工程(e)と、
    前記第1の容量領域と前記第2の容量領域とに前記第1の誘電体膜を残すようにパターニングする工程(f)と、
    パターニングされた前記第1の誘電体膜を覆うように前記第1の誘電体膜より比誘電率の小さい第2の誘電体膜を堆積する工程(g)と、
    前記第2の容量領域の前記第2の誘電体膜を除去する工程(h)と、
    容量下部電極取り出し領域の前記第2の絶縁膜と前記シリコン窒化膜とを前記容量下部電極まで到達するように開口してコンタクトホールを形成する工程(i)と、
    前記コンタクトホールと前記第2の絶縁膜上とに第2の導電膜を堆積した後、前記第2の導電膜のみをパターニングして容量上部電極と容量下部電極取り出し部とを形成する工程(j)とを含み、
    前記第1の導電膜が多結晶シリコンであり、
    かつ、前記第1の誘電体膜が、前記シリコン窒化膜に対してエッチングレートが同等か、もしくは小さい膜で構成され
    かつ、前記第2の容量領域の前記第2の誘電体膜を除去する工程(h)において、前記第2の誘電体膜は前記第2の容量領域のみ除去され、他の領域では除去されないことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 前記工程(e)において、前記第1の誘電体膜に減圧シリコン窒化膜を用いる請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 前記工程(g)において、前記第2の誘電体膜に減圧TEOS膜を用いる請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 前記シリコン窒化膜上に第2の絶縁膜を堆積する工程(c)後に、熱処理により前記第2の絶縁膜を平坦化する工程(c´)を含むことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  5. 前記シリコン窒化膜と前記第1の誘電体膜が、同一の膜種で構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の半導体装置の製造方法。
  6. 前記第2の絶縁膜上に形成される、前記容量上部電極のパターンのエッジに対して、前記第1の誘電体膜のパターンのエッジが、少なくとも1箇所以上は外側に位置することを特徴とする請求項1、2または5に記載の半導体装置の製造方法。
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