JP4263569B2 - 通信システム - Google Patents

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Description

本発明は、通信を介したサービスの提供に伴う課金処理を行うための通信端末、課金装置、サービス提供装置、及び、プログラムに関する。
従来より、通信を介したサービス提供に対して課金情報を生成する技術としては、ネットワーク上の中継装置を利用する方法が知られている(例えば、特許文献1)。図22には、特許文献1記載の課金情報通知システムを用いたコンテンツ配信のシーケンス図を示す。同図に示す課金情報通知装置1200が課金情報生成処理を行う中継装置である。課金情報通知装置1200が課金情報生成を行う際に必要となる課金ルール情報は、移動電話機1100のコンテンツ要求に応じてコンテンツ配信装置1300から送信されるHTTPレスポンスのへッダ部に記述される(1002)。課金情報通知装置1200は、上記HTTPレスポンスを中継することにより、ヘッダから課金ルール情報を抽出し、コンテンツに関するパケット利用料金とコンテンツ利用料金とを反映した課金情報を生成することが可能となる。なお、本システムでは、ネットワーク上の中継装置で課金情報生成処理を行うため、精度の高いパケット利用料金及びコンテンツ利用料金の算出には、移動電話機1100へのパケット到達確認が必要である。特許文献1記載の実施例では、TCP上でのHTTP伝送を想定しており、TCPの応答確認機能を利用してバケット到達確認を行っている。
また、特許文献2においては、ネットワーク上の中継装置を利用せず、ユーザ側の受信局において有料情報の利用料金を計算し、ユーザに通知することが可能な有料情報提供システムを開示している。図23は、特許文献2記載の実施形態に係る有料情報システムの全体構成を示すブロック図である。本システムでは、ユーザが所有する受信局2200は、有料情報と共に当該有料情報の利用料金情報を送信局2100から受信し、受信局配下の各端末2220における有料情報の利用状況を管理し、利用状況に基づいて有料情報利用料金を算出することが可能である。また、端末における利用履歴を受信局で保持することにより、利用回数に応じた利用料金の割引率を設定するなど、柔軟な利用料金設定が可能である。
特開2003−173398号公報(図3) 特開平10−150653号公報(図1)
無線LANや移動通信などの無線通信では、無線という限られた資源を多数のユーザで共有するという性質から、通信パケット数や利用時間等に基づく細かな通信料金の設定が必要である。通信パケット数に基づく通信料金計算を行うために、特許文献1記載の課金情報通知装置1200のようなネットワーク上の中継ノードがパケット利用量を記録し、記録した利用量に基づき課金額を算出するといったシステムが利用されている。
無線通信では、伝送誤りに起因するパケットロスが多く発生するため、課金額算出に際しては、パケットロス分を差し引く必要があるが、このためにはパケットの端末への到達確認機能が必要となる。特許文献1記載のシステムは、HTTP/TCPを利用したwebアクセスを想定しており、TCPの応答確認機能を前提としている。しかし、マルチメディアストリーミングや放送型配信等の、応答確認機能を持たずに一方的にパケットを送信するUDPを利用するサービスが近年増加してきており、中継ノードを利用したシステムでは精度の高い通信料金算出が困難である。
また、無様LANや第2世代、第3世代移動通信網などアクセス網の多様化に伴い、課金形態や通信単価等の課金ルールも多様化するものと考えられる。さらに同じアクセス網であっても、利用者や端末の属性、利用履歴に応じて、異なる料金体系を適用する状況も想定される。このような状況への対応策として、コンテンツ配信装置が移動端末の接続しているアクセス網や属性、利用履歴を検出し、課金ルール情報を動的に生成して前記中継ノードに通知するアプローチと、前記属性や利用履歴に応じた課金ルール情報を予め蓄積した中継ノードを、各アクセス網に設置するアプローチが考えられる。しかしながら、前者では、課金ルール生成の負荷が増大し、アクセスが集中する高負荷なサービスには不適である。また、後者では、中継ノード数が料金体系の異なるアクセス網の数に比例して増加すると共に、管理すべき課金ルール数も利用者や端末属性の数に比例して増加するため現実的ではない。
さらに、アクセス網とコンテンツ配信がそれぞれ異なる提供者によって提供される場合も考えられ、この場合には各提供者が生成する課金ルールをそれぞれ考慮して課金額を算出する必要があるが、特許文献1のシステムではコンテンツ配信サーバが付与した課金ルールだけに基づいて課金額を算出するため、アクセス網提供者の課金ルールを反映できないという問題もある。
一方、特許文献2記載の有料情報提供システムでは、中継ノードを用いずに、ユーザ側の受信局で有料情報の利用料金を計算することが可能である。しかし、有料情報送信局が、情報利用料金とネットワーク利用料金の両方の課金ルールを生成する為、料金体系の異なるネットワーク数に比例した課金ルールの生成が必要になるという上述した特許文献1での問題点は解消されない。また、有料情報提供者とネットワーク提供者が異なり、それぞれ独立の課金ポリシーを設定する場合で、かつ、互いに課金ポリシーを開示しない状況では、特許文献2記載の有料情報提供システムを用いても、多様な課金ルールに対応した課金処理を行うことができない。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、通信を介したサービスの提供において、多様な課金ルールに基づいた課金処理をネットワーク設備の負荷を増大させずに実現する通信端末、課金装置、サービス提供装置、及び、プログラムを提供することが目的である。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、通信を介してサービスの提供を受ける利用者が所有する通信端末と、サービス提供者が管理するサービス提供装置と、前記通信端末に配信されたサービス情報に対する課金を管理する課金装置とを含む通信システムにおいて、前記課金装置は、前記利用者の属性情報に基づいて、前記サービス情報の配信に伴う通信料に関する第1の課金ルール情報を生成する第1の課金ルール生成手段と、前記第1の課金ルール生成手段により生成された第1の課金ルール情報を、前記通信端末に送信する課金ルール送信手段とを備え、前記サービス提供装置は、前記サービスに関する情報を記述したサービス情報記述データと該サービスに個別に設定された第2の課金ルール情報とを含むメタデータを生成するメタデータ生成手段と、前記メタデータ生成手段により生成されたメタデータを、前記通信端末に配信するメタデータ配信手段とを備え、前記通信端末は、前記第1の課金ルール情報を前記課金装置から受信し、前記第2の課金ルールを含むメタデータを前記サービス提供装置から受信する課金ルール取得手段と、前記サービスを提供するためのサービス情報を通信を介して受信する際の通信履歴を記録する通信履歴記録手段と、前記課金ルール取得手段により取得した第1の課金ルール情報及び第2の課金ルール情報と前記通信履歴記録手段により記録された通信履歴とに基づいて、前記サービスの提供に対する課金情報を生成する課金情報生成手段とを備えることを特徴とする通信システムを提供する。
請求項1に記載の発明によれば、通信端末は、サービスの提供に関する、少なくとも一の課金ルール情報を、少なくとも一の外部装置より取得し、取得した課金ルール情報と通信履歴とに基づいて、サービスの提供に対する課金情報を生成するため、サービスの提供に付随する多様な課金ルールに基づいて課金処理を行うことができる。また、通信端末は、異なる課金ルール情報を異なるサーバから取得することができるため、サービス提供者は、サービス提供者独自の課金ルール情報を個別にサーバで管理しておくことができる。
また、サービスの提供を受けた通信端末が課金処理を行うため、1つの課金処理装置で集中して課金処理を行うのに比較して、処理負荷を分散させることができる。また、通信端末が通信履歴に基づいて課金情報を生成するため、パケットロスを考慮した正確な課金処理を行うことが可能となる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の通信システムにおいて、前記第2の課金ルール情報には、サービスの種類と、サービス料金と、通信料の課金先と、該課金先への課金割合とが含まれることを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、ネットワーク固有の課金ルールである第1の課金ルールと、サービス固有の課金ルールである第2の課金ルールとに基づいて、課金処理を行うことが可能となる。これにより、サービス提供者とネットワーク提供者とが異なる場合にも、それぞれ別個に管理されている課金ルールを取得して課金処理を行うことができるため、サービスの提供に付随する多様な課金ルールに基づいた課金処理を実現することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の通信システムにおいて、前記第1の課金ルール情報と前記第2の課金ルール情報との少なくとも一方は、自端末を所有する利用者の属性に応じて決定されることを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、課金ルールを、ネットワークの種類と、サービスの種類と、利用者の属性とに応じて設定することができるため、多様な課金形態を実現することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか1項に記載の通信システムにおいて、前記通信端末は、前記課金ルール情報を少なくとも一部に含むデータに付与されている電子署名の正当性を検証する電子署名検証手段と、前記課金情報生成手段により生成された課金情報に対して電子署名を付与する電子署名付与手段との少なくとも一方の手段をさらに備えることを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、端末装置は、電子認証を行うことができるため、課金情報に対する安全性、信頼性を高めることができる。すなわち、通信端末は、課金ルール情報発行元や課金ルール情報を含んだメタデータのオーソライズ元、及び、課金ルール情報の改竄の有無を検証することが可能となるため、通信端末は、正当性が保証された課金ルール情報に基づいて、安全に課金情報を生成することができる。また、通信端末は、生成した課金情報に電子署名を付与するため、課金情報を改竄されることがなく安全に他の装置に送信することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいずれか1項に記載の通信システムにおいて、前記通信端末は、前記サービスを利用するために先払いされた金額を表すプリペイド情報を記憶するプリペイド情報記憶手段と、前記課金情報生成手段により生成された課金情報で表される課金額を、前記プリペイド情報記憶手段に記憶されているプリペイド情報で表される金額から減算することにより、前記課金額の支払処理を行うプリペイド課金処理手段をさらに備えることを特徴とする。
請求項5に記載の発明によれば、通信端末内でサービスの利用に伴う支払処理を完了させることができるため、通信端末は、課金情報を他の装置に送信することなく、支払処理を行うことができる。これにより、利用者は迅速に支払を完了させることができ、利用者の利便性向上が図れる。
請求項6に記載の発明は、請求項1から5のいずれか1項に記載の通信システムにおいて、前記通信端末は、前記課金ルール取得手段により取得した課金ルール情報に基づいて、前記サービスを利用する前に予測した、前記サービスの利用に伴う課金情報を提示する予測課金情報提示手段と、前記予測課金情報提示手段により提示された課金情報についての支払を許諾する旨の信号を検知した場合にのみ、前記サービスを要求するためのサービス要求メッセージを送信する許諾手段とを備えることを特徴とする。
請求項6に記載の発明によれば、事前に利用者がサービス利用料金の予測値を知ることができるため、利用者は、サービス利用料金の予測値に基づいて、利用するサービスの選択を行うことができる。
請求項7に記載の発明は、請求項1から6のいずれか1項に記載の通信システムにおいて、前記通信端末は、前記サービスの利用中と利用後との少なくとも一方の時点において算出された、前記サービスの利用に伴う課金情報を提示する提示手段をさらに備えることを特徴とする。
請求項7に記載の発明によれば、利用者がサービスの利用に伴う課金情報を、サービス利用中や利用後に知ることができるため、利用者がサービス利用による支払額を管理することができるようになる。
請求項8に記載の発明は、請求項から7のいずれか1項に記載の通信システムにおいて、前記第1の課金ルールは通信ネットワーク種別毎の課金ルールを含み、前記通信履歴記録部は、前記通信ネットワーク種別毎に通信履歴を記録し、前記課金情報生成部は、前記通信ネットワーク種別毎に課金情報を生成することを特徴とする。
請求項8に記載の発明によれば、課金体系の異なる通信ネットワーク種別に応じて課金ルールを設定することができ、また、通信ネットワーク種別毎に通信履歴を記録し課金情報を生成することができるため、通信ネットワーク種別に応じた柔軟な課金処理が可能となる。
請求項9に記載の発明は、請求項1から8のいずれか1項に記載の通信システムにおいて、前記通信システムは、前記課金ルール取得手段により取得した課金ルール情報に対応するサービスに対して、転送用の課金ルール情報を生成する転送用課金ルール生成手段と、前記転送用課金ルール生成手段により生成された転送用の課金ルール情報と、前記サービスに関する情報が記述されたサービス記述情報とを、他の通信端末に転送するメタデータ転送手段とをさらに備えることを特徴とする。
請求項9に記載の発明によれば、通信端末は、提供を受けたサービスに対して、転送用の課金ルール情報を生成し、当該課金ルール情報とサービス記述情報とを他の通信端末に転送することにより、他の通信端末を所有するユーザにサービスに関する情報を伝えることができるため、サービスの普及を促進することができる。なお、転送用の課金ルールは、取得した課金ルールと同一であってもよいし、課金ルール情報を転送する利用者が独自にカスタマイズした課金ルールであってもよいため、多様な課金形態を実現することができる。
請求項1に記載の発明によれば、課金装置は、利用者毎に通信料に関する課金ルールを生成するため、柔軟な通信料価格設定が可能になる。また、生成した課金ルールを各通信端末に送信することで、各通信端末において課金処理を行うことが可能となるため、課金装置で一括して課金処理を行うのに比較して、負荷分散を行うことができる。
請求項1に記載の発明は、請求項1から9のいずれか1項に記載の通信システムにおいて、前記課金装置は、外部装置より受信した、前記サービスに関する情報が記述されたサービス記述情報と該サービスに個別に設定された第2の課金ルール情報とを含むメタデータの妥当性を検査するメタデータ検査手段をさらに備えることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、課金装置は、外部装置が発行したサービス記述情報及びサービスに個別に設定された第2の課金ルール情報の妥当性を検査して妥当性を保証するため、利用者に対してより安全で信頼性のある課金サービスを提供できる。
請求項1に記載の発明は、請求項1から10のいずれか1項に記載の通信システムにおいて、前記課金装置は、前記メタデータには、該メタデータ生成元の電子署名が付されており、前記電子署名の正当性を検証する電子署名検証手段をさらに備え、前記メタデータ検査手段は、前記電子署名検証手段により前記電子署名が正当であることが検証された場合に、前記メタデータの妥当性を検査する
ことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、課金装置は、電子署名を検証して、メタデータの発行元やメタデータが改竄されていないことを確認した後に、サービス記述情報及びサービスに個別に設定された第2の課金ルール情報の妥当性を検査するため、より安全で信頼性のある課金サービスを提供できる。
請求項1に記載の発明は、請求項1から11のいずれか1項に記載の通信システムにおいて、前記課金装置は、前記メタデータに、新たな課金ルール情報と新たなサービス記述情報との少なくとも一方を追加するメタデータ情報追加手段をさらに備えることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、課金装置は、メタデータに新たな課金ルール情報やサービス記述情報を追加することにより、基のサービスや課金ルールに対して、新たにサービス内容や課金ルールを追加したりカスタマイズしたりすることできるため、より柔軟で多様な課金サービスを提供することが可能になる。
請求項1に記載の発明は、請求項1から1のいずれか1項に記載の通信システムにおいて、前記課金装置は、前記通信端末より受信した課金情報に含まれる課金先情報及び課金額情報に基づいて、前記課金先情報で表される課金先に対して前記課金額情報で表される課金額を請求するための請求書情報を生成する請求書生成手段と、前記請求書生成手段により生成された請求書情報を、前記課金先情報で特定される端末装置に送信する請求書送信手段とをさらに備えることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、課金装置は、通信端末で生成された課金情報から課金先毎の課金額情報を取り出し、課金情報に含まれる課金先情報で特定される、各課金先の端末装置に課金額を請求する請求書を発行することができるため、請求処理を簡易化することができる。
請求項14に記載の発明は、請求項1から13のいずれか1項に記載の通信システムにおいて、前記サービス提供装置は、前記メタデータに自装置の電子署名を付与する電子署名付与手段をさらに備えることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、通信端末は、サービス提供装置よりメタデータを受信して、メタデータに付与されている電子署名を検証することによりメタデータの正当性を検証することが可能になるため、サービス提供装置は、より安全なサービスを提供することが可能となる。
請求項1に記載の発明は、請求項1から1のいずれか1項に記載の通信システムにおいて、前記サービス提供装置は、前記メタデータを前記通信端末に配信する前に、該メタデータの妥当性の保証を受けるために、該メタデータの妥当性の検査要求を外部装置に送信する検査要求手段をさらに備えることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、サービス提供装置は、メタデータの妥当性の検査要求を外部装置に送信することにより、妥当性が保証されたメタデータを通信端末に提供することができるため、サービスに対する利用者の信頼度を向上させることができる。
本発明によれば、通信端末は、サービスの提供に関する、少なくとも一の課金ルール情報を、少なくとも一の外部装置より取得し、取得した課金ルールと通信履歴とに基づいて、サービスの提供に対する課金情報を生成するため、通信ネットワーク固有の課金ルールや、サービス固有の課金ルールや、利用者の属性に応じた多様な課金ルールに基づいて課金処理を行うことができる。また、通信端末は、異なる課金ルール情報を異なるサーバから取得することができるため、サービス提供者は、サービス提供者独自の課金ルール情報を個別にサーバで管理しておくことができる。
また、サービスの提供を受けた通信端末が課金処理を行うため、1つの課金装置で集中して課金処理を行うのに比較して、処理負荷を分散することができる。また、通信端末が通信履歴に基づいて課金情報を生成するため、パケットロスを考慮した正確な課金処理を行うことが可能となる。
(第1の実施形態)
以下、図面を参照して、本発明の第1の実施形態について説明する。なお、以下の説明において参照する各図においては、他の図と同等部分に同一符号が付されている。
[1.構成]
[1.1.全体構成]
図1は、本発明の第1の実施形態に係る有料サービス提供システムの構成を示すブロック図である。同図に示すように、有料サービス提供システムは、通信端末100と、課金サーバ200と、サービス提供サーバ300とを備えている。通信端末100、課金サーバ200及びサービス提供サーバ300は、それぞれ有線または無線の通信ネットワークによって接続されている。
通信端末100は、利用者が保有する携帯端末機であって、通信ネットワークを介して、サービス提供サーバ300から提供されるサービス(映像配信、音楽配信、データ処理等)を利用する。通信端末100は、通信ネットワーク及びサービスの利用履歴を記録し、ネットワークの課金ルール情報とサービスに係る課金ルール情報との両方に基づいて、利用履歴に応じた課金情報を生成する。なお、通信端末l00は、携帯端末機に限らず、パーソナルコンピュータ等の通信機能を有しているコンピュータであってもよい。
課金サーバ200は、通信端末100からの要求に応じて、ネットワーク利用に関する課金ルール情報の発行、サービス提供サーバ300が生成したメタデータのオーソライズ、通信端末100が生成した課金情報の処理、及び、サービス利用料金とネットワーク利用料金との清算処理を提供するものであり、ネットワークオペレータ等により所有・運営されている。
サービス提供サーバ300は、利用者の要求に応じて無料もしくは有料のサービスを提供するものであり、サービス毎の利用料金とサービス利用時に必要なネットワーク利用料金に関する課金ルール情報を、サービス内容が記述されたメタデータに含めて通信端末100に送信する。
以下、通信端末100、課金サーバ200及びサービス提供サーバ300のより詳細な構成について説明する。
[1.1.通信端末]
通信端末100は、一般的な携帯端末機のハードウェア構成を備えている。すなわち、通信端末100は、端末100各部を制御するCPU(Central Processing Unit)と、無線通信を行うための無線通信部と、各種キーが操作されることによりCPUに各種指令を与える操作部と、通話を行うための通話処理部と、音を出力するスピーカと、画面を表示する表示部と、プログラムやデータを記憶する不揮発性メモリを含んだ記憶部とを備えている。
通信端末100の記憶部には、第1の課金ルール情報が記憶されている。ここで、第1の課金ルールとは、利用者毎に適用される、サービス利用時のネットワーク利用料金に関する課金ルールである。
図2には、第1の課金ルール情報のデータ構成を示す。同図に示すように、第1の課金ルールの情報要素として、ネットワーク種別毎に、課金単位と条件とに応じた通信単価が記述されている。これらの情報要素は、通信端末100が読込可能な形式で記述される。例えば、これらの情報要素は、XML(eXtensible Markup Language)を利用して記述されている。
また、記憶部には、サービス提供サーバ300より受信したメタデータが記憶されている。図3には、メタデータのデータ構成を示す。同図に示すように、メタデータには、サービス提供サーバ300が提供するサービスに関するサービス記述情報と、サービスに個別に設定された課金ルールである第2の課金ルール情報とが含まれている。
ここで、サービス記述情報には、サービスを識別するための「サービスID」、サービスを提供するサービス提供サーバ300を識別するための「サービス提供サーバID」、課金サーバ200を識別するための「課金サーバID」、サービスを識別するための「タイトル」、サービスを提供するためのサービス情報が蓄積されているネットワーク上の所在地を示す「URL」、サービスの種類を示す「サービスタイプ」が含まれている。
また、第2の課金ルール情報には、各サービスの利用料金に関する課金ルール情報、及び、各サービス利用時のネットワーク利用料金に関する課金ルール情報が含まれている。各サービスの利用料金に関する課金ルール情報には、各サービス利用時の「サービス料金」が含まれる。各サービス利用時のネットワーク利用料金に関する課金ルール情報には、課金先を識別するための「通信料課金先」、ネットワーク利用料金全体に対する負担割合を表す「課金割合」が含まれる。
また、当該メタデータには、サービス提供サーバ300の電子署名が付与されている。さらに、サービス提供サーバ300が課金サーバ200にメタデータのオーソライズを要求している場合には、メタデータには課金サーバ200の電子署名も付与されている。これらのメタデータの情報要素も、XMLで記述されている。
また、記憶部には、各種プログラムが記憶されている。各種プログラムの中には、サービスを利用したり、利用したサービスに対して課金処理を行うための有料サービス提供プログラムが含まれている。この有料サービス提供プログラムは、図示せぬ有料サービス提供システムを運営するサーバよりダウンロードされて記憶部に記憶される。通信端末100のCPUが記憶部よりこれらの各種プログラムを読み出して実行することにより、図4に示す通信端末100の各種機能部が実現される。
同図に示すように、通信端末100は、通信ネットワークを介して課金サーバ200やサービス提供サーバ300とデータ通信を行うデータ送受信部101と、課金サーバ200が発行した第1の課金ルール情報を保持する第1の課金ルール情報管理部102と、サービス提供サーバ300が発行したメタデータを保持するメタデータ管理部103と、第1の課金ルール情報とメタデータとに付与されている電子署名を検証する電子署名検証部104と、利用者が選択したサービスをサービス提供サーバ300に要求するサービス選択部105と、サービス情報を受信し利用するサービス利用部107と、サービス情報を受信する際の通信履歴を記録する通信履歴記録部106と、第1及び第2の課金ルール情報と通信履歴とに基づいて課金情報を生成する課金情報生成部110とを備えている。
データ送受信部101は、課金ルール取得機能1011を備えている。データ送受信部101は、利用者によって通信端末100の操作部が操作されることにより、第1の課金ルールを要求する信号を検知すると、利用者のIDを含んだ課金ルール情報要求メッセージを課金サーバ200に送信する。課金ルール取得機能1011は、当該課金ルール情報要求メッセージに応答して、第1の課金ルール情報を課金サーバ200より受信し、当該第1の課金ルール情報を第1の課金ルール情報管理部102に転送する。
また、データ送受信部101は、メタデータを要求する信号を検知すると、メタデータを要求するためのメタデータ要求メッセージをサービス提供サーバ300に送信する。課金ルール取得機能1011は、当該メタデータ要求メッセージに応答してメタデータをサービス提供サーバ300より受信すると、当該メタデータをメタデータ管理部103に転送する。
第1の課金ルール情報管理部102は、課金ルール取得機能1011が取得した第1の課金ルール情報を保持する。なお、課金ルール取得機能1011が取得した第1の課金ルール情報に課金サーバ200の電子署名が付与されている場合には、当該第1の課金ルール情報を電子署名検証部104に送信し、電子署名検証部104より返信された検証結果を第1の課金ルール情報と共に管理する。
メタデータ管理部103は、課金ルール取得機能1011が取得したメタデータを管理する。なお、メタデータ管理部103は、課金ルール取得機能1011が取得したメタデータに電子署名が付与されている場合は、メタデータを電子署名検証部104に送信し、電子署名検証部104より返信された検証結果をメタデータと共に管理する。メタデータ管理部103は、メタデータの検証が成功した場合には、メタデータに記述されているサービスの提供を受けるためにメタデータをサービス選択部105に送信する。
電子署名検証部104は、一般的な秘密鍵と公開鍵とを用いた電子認証の手法に従い、第1の課金ルール情報管理部102より送信された第1の課金ルール情報や、メタデータ管理部103より送信されたメタデータの正当性の検証を行う。電子署名検証部104は、第1の課金ルール情報の検証結果を第1の課金ルール情報管理部102に返信する。また、電子署名検証部104は、メタデータの検証結果をメタデータ管理部103に返信する。
[メタデータ受信処理]
以下、通信端末100がサービス提供サーバ300よりメタデータを受信してからサービスを選択するまでに行う動作手順を、図5のフロー図を用いて説明する。
まず、データ送受信部101の課金ルール取得機能1011は、メタデータを受信すると、メタデータ管理部103に転送する。メタデータ管理部103は、受信したメタデータに電子署名が付与されている場合には、電子署名検証部104に送信する。
電子署名検証部104は、メタデータに課金サーバ200およびサービス提供サーバ300の署名が共に付与されている場合は(S10;Yes、かつ、S11;Yes)、両方の署名を順に検証し(S11、S12)、検証に成功した場合は(S12;Yes)、検証結果をメタデータ管理部103に返信する。メタデータ管理部103は、サービス選択のステップへと進むために、メタデータをサービス選択部105に送信する。
一方、署名が無い場合(S10;No)、または、署名検証に失敗した場合は(S11;No、または、S12;No)、以下の手順に従う。課金サーバ200の電子署名が無い場合は(S10;No)、通信端末100は、利用者に警告するための画面を通信端末100の表示部に表示し(S13)、利用者の承諾を検知した場合には(S14;Yes)、サービス提供サーバ300の署名検証に進む(S12)。一方、通信端末100は利用者の承諾を検知しなかった場合には(S14;No)、処理を終了する。
S11において、電子署名検証部104が課金サーバ200の署名検証に失敗した場合は(S11;No)、通信端末100は、課金サーバ200の署名検証に失敗したことを警告するための画面を表示部に表示し(S15)、利用者の承諾入力を検知した場合は(S16;Yes)、サービス提供サーバ300の署名検証に進む(S12)。一方、通信端末100は利用者の承諾を検知しなかった場合には(S16;No)、処理を終了する。
S12において、電子署名検証部104がサービス提供サーバ300の署名検証に失敗した場合は(S12;No)、通信端末100は、サービス提供サーバ300の署名検証に失敗したことを警告するための画面を表示部に表示し(S17)、利用者の承諾入力を検知した場合には(S18;Yes)、サービス選択に進む。一方、通信端末100は、利用者の承諾を検知しなかった場合には(S18;No)、処理を終了する。
サービス選択部105は、利用者が所望するサービスに関するメタデータをメタデータ管理部103より受信する。サービス選択部105は、当該メタデータから、サービス提供サーバ300の所在地情報(図3に示すメタデータの例では「URL」)及び第2の課金ルール情報(図3に示すメタデータの例では「サービス料金」と「課金先」と「課金割合」)を抽出する。そして、サービス選択部105は、DNS(Domain Name System)サーバにアクセスして、抽出したサービス提供サーバ300の所在地情報からサービス提供サーバ300の通信アドレス(例えばIPアドレス)情報を取得する。サービス選択部105は、所在地情報と取得した通信アドレス情報とを対応付けたセッション情報を生成する。サービス選択部105は、サービスの提供を要求するためのサービス要求メッセージを、取得した通信アドレス情報で特定されるサービス提供サーバ300宛に送信する。また、サービス選択部105は、生成したセッション情報、及び、第2の課金ルール情報を、課金情報生成部110に送信する。
また、サービス選択部105は、予測情報提示機能1051と許諾機能1052とを備えている。サービス選択部105の予測情報提示機能1051は、サービス選択に先立ち、課金ルールから予測される課金額を利用者に提示する。具体的には、予測情報提示機能1051は、サービス要求メッセージを送信する前に、第1の課金ルール情報及び第2の課金ルール情報に基づいて、予測されるサービス利用料金や通信料金を算出する。予測情報提示機能1051は、当該算出した料金を提示する料金予測画面を生成して、当該料金予測画面を通信端末100の表示部に表示する。図6には、表示部に表示される料金予測画面の一例を示す。許諾機能1052は、料金予測画面上の「選択(支払許諾)」が選択されたことを示す信号を検知した場合にのみ、サービス要求メッセージをサービス提供サーバ300に送信する。
通信履歴記録部106は、サービス要求メッセージに応答して、サービス提供サーバ300よりサービス情報を受信する際に、受信パケット数や通信時間などの通信履歴を記録する。通信履歴記録部106は、通信履歴の記録結果を課金情報生成部110に送信する。
サービス利用部107は、サービス提供サーバ300より受信したサービス情報を利用する。具体的には、受信したサービス情報が映像コンテンツや音楽コンテンツであった場合には、サービス利用部107は動画や楽曲を再生する。また、受信したサービス情報が情報提供コンテンツやゲームコンテンツであった場合には、サービス利用部107は通信ネットワークを介してデータを送受信したりデータ処理を行う。
課金情報生成部110は、サービスに係る課金情報を生成する。図7には、生成される課金情報の一例を示す。同図に示すように、課金情報生成部110は、第1の課金ルール情報管理部102から受信した第1の課金ルール情報D50と、サービス選択部105から受信したメタデータD51に含まれる第2の課金ルール情報と、サービス提供サーバ300の所在地情報(URL)及び通信アドレス情報を含むセッション情報D52と、通信履歴記録部106から受信した通信履歴情報D53とに基づいて、第2の課金ルール情報に記述された各課金先に対する課金額を算出し、課金情報D54を生成する。
また、課金情報生成部110は、課金情報提示機能1101と電子署名付与機能1102とを備えている。課金情報提示機能1101は、サービス利用中、又は、サービスの利用が終了した後に、課金情報生成部110により生成された課金情報を表示する画面を生成して、通信端末100の表示部に表示する。ここで、サービス利用中とは、サービス要求メッセージを送信して確立された、サービス情報を受信するための通信のセッションが接続されている状態をいう。また、サービスの利用後とは、当該通信のセッションが切断された状態をいう。
電子署名付与機能1102は、生成した課金情報に電子署名を付与する。
[1.2.課金サーバ]
次に、課金サーバ200の構成について説明する。課金サーバ200は、一般的なサーバの構成を備えている。すなわち、課金サーバ200は、課金サーバ200全体を制御するCPU、起動時に実行されるプログラムを記憶したROM(Read Only Memory)とデータを一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)と各種データやプログラムを記憶するハードディスク装置とを含んだ記憶部、及び、通信ネットワークを介してデータの授受を制御する通信インターフェイスを備えている。
課金サーバ200の記憶部には、有料情報配信システムのサービス契約に加入している利用者を識別するためのIDと対応付けて、利用者が所有する通信端末100の通信アドレス情報や、利用者の各種属性情報が記憶されている。利用者の属性情報には、サービス加入契約形態、契約期間、サービス利用履歴、通信利用履歴、及び、支払い状況等が含まれる。また、記憶部には、利用者にサービスを提供するサービス提供サーバ300についての、IDや通信アドレス等の各種情報が記憶されている。
また、記憶部には、各種プログラムが記憶されており、CPUが、記憶部よりこれらのプログラムを読み出して実行することにより、図8に示す機能部が課金サーバ200に実現される。同図に示すように、課金サーバ200は、通信ネットワークを介して通信端末100やサービス提供サーバ300とデータ通信を行うデータ送受信部201と、利用者が保有する通信端末100からの課金ルール情報要求メッセージを処理する課金ルール情報要求処理部202と、利用者の情報を保持する利用者情報管理部203と、利用者の属性情報に基づいて第1の課金ルール情報を生成する第1の課金ルール情報生成部204と、第1の課金ルール情報やメタデータに対し電子署名を付与する電子署名付与部205と、サービス提供サーバ300とのメタデータの送受信を制御するメタデータ送受信部207と、メタデータの内容を検査するメタデータ検査部206と、メタデータに付与された電子署名を検証する電子署名検証部208と、サービス提供に伴う課金情報に基づいて請求書情報を作成する請求書生成部209とを備えている。
データ送受信部201は、課金ルール送信機能2011や請求書送信機能2012を備えている。課金ルール送信機能2011は、第1の課金ルール情報生成部204により生成された第1の課金ルール情報を通信端末100に送信する。請求書送信機能2012は、請求書生成部209により生成された請求書情報を、課金先に送信する。
課金ルール情報要求処理部202は、データ送受信部201より、通信端末100から送信された課金ルール情報要求メッセージを受信すると、当該課金ルール情報要求メッセージに含まれる利用者のIDを取得する。課金ルール情報要求処理部202は、利用者情報管理部203より当該利用者のIDに対応する属性情報を取得する。課金ルール情報要求処理部202は、取得した属性情報を第1の課金ルール情報生成部204に送信する。
第1の課金ルール情報生成部204は、課金ルール情報要求処理部202より送信された利用者の属性情報に基づいて、第1の課金ルール情報を生成する。第1の課金ルール情報生成部204は、例えば、サービス加入契約形態が高付加価値プランであり、契約期間が長く、料金の支払い状況が良好な利用者ほど、1パケット当たりの単価が低い課金ルール情報を生成する。
電子署名付与部205は、第1の課金ルール情報生成部204で生成された第1の課金ルール情報や、サービス提供サーバ300より受信したメタデータに対して、一般的な電子認証の方法で電子署名を付与する。電子署名検証部208は、一般的な電子認証の方法で、サービス提供サーバ300より受信したメタデータの電子署名を検証する。
メタデータ検査部206は、サービス提供サーバ300が発行したメタデータをオーソライズする。図9には、課金サーバ200がメタデータを受信したときに、課金サーバ200が実行するメタデータのオーソライズ手順を示す。
まず、課金サーバ200のメタデータ送受信部207は、サービス提供サーバ300より送信されたメタデータを受信すると、当該メタデータをメタデータ送受信部207から、電子署名検証部208へと送信する。電子署名検証部208は、メタデータに付加されている電子署名の検証を行う(S1)。検証が成功した場合には(S1;OK)、メタデータ検査部206は、メタデータに含まれるデータ内容の妥当性についての検査を行う(S2)。具体的には、メタデータ検査部206は、例えば、課金割合についての数値の妥当性検査、課金割合の合計値の妥当性検査、課金先・サービス提供サーバのID・課金サーバのIDが管理情報の中に存在するか否かの検査、サービス内容の検査、サービス料金が不当に高額でないか等の検査を行う。検査に通過した場合には(S2;OK)、電子署名付与部206は、メタデータの正当性と妥当性とが保証された(オーソライズされた)ことを示すために、メタデータに電子署名を付与し(S3)、当該電子署名付のメタデータをサービス提供サーバ300に返送する(S4)。一方、電子署名の検証またはメタデータの内容検査に通過しなかった場合は(S1;NG、または、S2;NG)、メタデータ送受信部207は、サービス提供サーバ300に署名拒絶を通知するメッセージを送信する(S5)。
請求書生成部209は、通信端末100より受信した課金情報に基づいて、請求書を発行する。具体的には、請求書生成部209は、課金情報に含まれる課金先情報で表される課金先の各々に対して、課金情報に含まれる課金額情報で表される課金額を請求するための請求書情報を生成する。
[1.3.サービス提供サーバ]
次に、サービス提供サーバ300の構成について説明する。サービス提供サーバ300は、課金サーバ200と同様に、一般的なサーバのハードウェア構成を備えている。
サービス提供サーバ300の記憶部には、サービス提供サーバ300が提供するサービスについてのサービス記述情報や課金ルール情報を含んだメタデータが記憶されている。また、記憶部には、映像コンテンツや楽曲コンテンツ等のサービス情報が記憶されている。また、記憶部には各種プログラムが記憶されており、CPUが、これらのプログラムを実行することにより、図10に示す機能部がサービス提供サーバ300に実現される。同図に示すように、サービス提供サーバ300は、通信ネットワークを介して通信端末100及び課金サーバ200とデータ通信を行うデータ送受信部301と、各種サービス情報を通信端末100に送信するサービス提供部302と、サービスに関する情報を記述したサービス記述情報を生成するサービス記述生成部303と、各々のサービスに対する課金ルール情報を生成する第2の課金ルール情報生成部305と、サービス記述情報と第2の課金ルール情報とに基づいてメタデータを生成するメタデータ生成部304と、メタデータの送受信を制御するメタデータ送受信部306と、生成したメタデータを保持するメタデータ管理部307と、メタデータに電子署名を付与する電子署名付与部309と、課金サーバ200によってメタデータに付与された電子署名を検証する電子署名検証部308とを備える。
サービス提供部302は、通信端末100に提供するための、映像コンテンツや楽曲コンテンツ等の各種サービス情報を保持している。サービス提供部302は、通信端末100よりサービス要求メッセージを受信したときに、要求に該当するサービス情報を返送する。
サービス記述生成部303は、サービス提供部302により提供される個々のサービスの内容に関する情報(サービスID、タイトル、サービスタイプ等)を記述したサービス記述情報を生成する。ここでは、サービス記述情報を生成する元となるデータは、外部より入力される。
第2の課金ルール情報生成部305は、サービス提供部302により提供される個々のサービスに固有に設定された課金ルールである第2の課金ルール情報を生成する。当該第2の課金ルール情報を生成する元となるデータは、サービス提供者により独自に設定され、外部より入力される。
メタデータ生成部304は、サービス記述生成部303で生成されたサービス記述情報と、第2の課金ルール情報生成部305で生成された第2の課金ルール情報とに基づいて、XMLで記述されたメタデータを生成する。電子署名付与部309は、メタデータ生成部304で生成されたメタデータに電子署名を付与する。
メタデータ送受信部306は、メタデータの各部への受け渡しを制御する。メタデータ送受信部306は、メタデータ配信機能3061と、検査要求機能3062とを備えている。メタデータ配信機能3061は、メタデータ管理部307で保持されているメタデータをデータ送受信部301を介して通信端末100に配信する。検査要求機能3062は、メタデータ生成部304により生成され、309により電子署名が付与されたメタデータについて、オーソライズを要求するための検査要求メッセージを、データ送受信部301を介して課金サーバ200に送信する。
メタデータ管理部307は、課金サーバ200にオーソライズされ課金サーバ200の電子署名が付与されたメタデータを記憶、保持する。電子署名検証部308は、課金サーバ200がメタデータに付与した電子署名を検証する。[2.動作]
上述のように構成された有料サービス提供システムの動作を説明する。
以下では、利用者Aが、「コンテンツ映画A」の配信サービスを受けるときの動作例について,図11のシーケンス図を参照しながら説明する。図11は、通信端末100よりメタデータ要求メッセージが送信されたときの有料情報提供システムの通信手順を示すシーケンス図である。
前提として、上述した有料サービス提供プログラムは、予めサーバよりダウンロードされて通信端末100の記憶部に記憶されているものとする。また、課金サーバ200による第1の課金ルール情報の発行やメタデータのオーソライズは既に完了しており、通信端末100の第1の課金ルール情報管理部102は、課金サーバ200が発行した、図7に示す第1の課金ルール情報D50を保持しているものとする。また、サービス提供サーバ300は、課金サーバ200がオーソライズした、図7に示す「コンテンツ映画A」のメタデータD51を保持しているものとする。
また、メタデータD51は、改竄等がなされずにサービス提供サーバ300から通信端末100に送信されるものとする。
また、「コンテンツ映画A」をダウンロードし終わった時に(サービスの利用が終了した時に)、通信履歴記録部106は図7に示す通信履歴情報53を記録していたものとする。そして、利用者Aは、「コンテンツ映画A」をダウンロードし終わった時に、通信端末100の操作部を操作して、課金情報を提示するための指示を行ったものとする。
まず、利用者Aは、通信端末100の操作部を操作して、所望のサービス「コンテンツ映画A」に関するメタデータを要求する指示を行う。これにより、通信端末100は当該指示を検知し、データ送受信部101は「コンテンツ映画A」のメタデータを要求するためのメタデータ要求メッセージを、サービス提供サーバ300に要求する(S30)。
サービス提供サーバ300のデータ送受信部301は、受信したメタデータ要求メッセージを、メタデータ送受信部306からメタデータ管理部307へと転送する。メタデータ管理部307は、保持しているメタデータの中から、図7に示す「コンテンツ映画A」のメタデータD51を抽出してメタデータ送受信部306に返信する。メタデータ送受信部306のメタデータ配信機能3061は、データ送受信部301経由で、通信端末100にメタデータを配信する(S31)。
データ送受信部101の課金ルール取得機能1011は、サービス提供サーバ300から送信されたメタデータD51を取得する。課金ルール取得機能1011は、取得したメタデータD51をメタデータ管理部103に転送する。メタデータ管理部103は、メタデータD51に電子署名が付されているため、電子署名検証部104に送信する。電子署名検証部104は、メタデータD51を、図5に示すフローに従って検証する。ここでは、メタデータD51は改竄されていないため、電子署名検証部104は検証成功の検証結果をメタデータ管理部103に返す。メタデータ管理部103は、メタデータD51の検証が成功し、正当であることが証明されたため、メタデータD51をサービス選択部105に送信する。
サービス選択部105は、メタデータ管理部103より送信されたメタデータD51から、サービス提供サーバ300のURL“http://xxx.yyy.zzz/yyy”、及び、第2の課金ルール情報(サービス料金“200円”、通信料課金先“provider_a”に対応する課金割合“50%”、及び、通信料課金先“user_a”に対応する課金割合“50%”)を抽出する。そして、サービス選択部105は、DNSサーバにアクセスして、サービス提供サーバ300のURL“http://xxx.yyy.zzz/yyy”に対応するサービス提供サーバ300のIPアドレス“aaa.bbb.ccc.ddd”を取得し、URLと取得したIPアドレスとを対応付けたセッション情報D52を生成する。
また、サービス選択部105の予測情報提示機能1051は、サービスを要求する前に、第1の課金ルール情報D50及びメタデータD51に記述されている第2の課金ルール情報に基づいて、予測されるサービス利用料金や通信料金を算出する。予測情報提示機能1051は、算出した料金を表示する料金予測画面を生成して、通信端末100の表示部に表示する。
利用者Aは、通信端末100の操作部を操作して、料金予測画面上の「選択(支払許諾)」を選択する。これを検知したサービス選択部105の許諾機能1052は、「コンテンツ映画A」を要求するためのサービス要求メッセージを生成して、取得したIPアドレス“aaa.bbb.ccc.ddd”で特定されるサービス提供サーバ300宛に、データ送受信部101より送信する(S32)。
サービス選択部105は、要求したサービスに対する課金処理を行うために、第2の課金ルール情報とセッション情報D52とを課金情報生成部110に送信する。
サービス提供サーバ300のデータ送受信部301は、通信端末100よりサービス要求メッセージを受信すると、サービス提供部302に転送する。サービス提供部302は、保持しているサービス情報の中から「コンテンツ映画A」のサービス情報を抽出し、データ送受信部301に返信する。データ送受信部301は、当該サービス情報を通信端末100に送信する(S33)。
通信端末100のデータ送受信部101は、サービス情報を受信すると、通信履歴記録部106に送信する。通信履歴記録部106は、サービス情報の配信を受けている間、受信したパケット数や通信時間などの通信履歴を記録する。また、通信履歴記録部106は、サービス情報をサービス利用部107に転送する。
サービス利用部107は、受信したサービス情報を再生用の形式に変換して、表示部に映画Aの動画を表示し、また、スピーカから音声を出力する。
「コンテンツ映画A」のサービス情報のダウンロードが終了し、サービス情報配信のセッションが切断されると、通信履歴記録部106は、サービスの利用が終了した旨の通知を課金情報生成部110に送信する。課金情報生成部110は、サービス利用終了の通知を受けると、「コンテンツ映画A」についてのサービス利用料金、及び、サービス利用に伴う通信料金を算出する。具体的には、課金情報生成部110は、課金ルール情報管理部102から、図7に示す第1の課金ルール情報D50を受信する。また、サービス選択部105より予め通知を受けたセッション情報D52のIPアドレスが“aaa.bbb.ccc.ddd”であることから、通信履歴記録部106より、通信履歴情報D53(IPアドレス“aaa.bbb.ccc.ddd”で特定されるサービス提供サーバ300から受信したパケット数が“2000”)を受信する。課金情報生成部110は、受信した通信履歴情報D53の到達パケット数“2000”が“10000”に満たないことから、第1の課金ルール情報D50より、通信単価が“0.01円/パケット”であることを認識する。また、サービス選択部105より通知を受けた第2の課金ルール情報(サービス料金“200円”、通信料課金先“provider_a”に対応する課金割合“50%”、及び、通信料課金先“user_a”に対応する課金割合“50%”)により、課金情報生成部110は、課金先“user_a”については、サービス料金:200円、通信料金:2000パケット×0.01円/パケット×0.5=10円、課金額:210円、を算出する。また、課金情報生成部110は、課金先“provider_a”については、サービス料金:0円、通信料金:2000パケット×0.01円/パケット×0.5=10円、課金額:10円を算出し、図7に示す課金情報D54を生成する。
この時点で、上述の通り、利用者Aは、通信端末100の操作部を操作して、課金情報を提示するための指示を行う。これにより、課金情報生成部110の課金情報提示機能1101は、算出された課金情報D54を表示する画面を生成して、通信端末100の表示部に表示する。
一方、課金情報生成部110の電子署名付与機能1102は、生成された課金情報D54に電子署名を付与し、データ送受信部101より課金サーバ200に送信する(S34)。
課金サーバ200の請求書生成部209は、通信端末100より受信した課金情報D54に含まれる課金先情報と課金額情報とを抽出する。そして、請求書生成部209は、課金先“user_a”に課金額“210円”を請求するための請求書情報と、課金先“provider_a”に課金額“10円”を請求するための請求書情報を生成する。請求書生成部209は、記憶部より、各々の課金先が所有する装置を特定するための通信アドレス情報を読み出して、請求書情報に通信アドレス情報を付加し、データ送受信部201に送信する。データ送受信部201の請求書送信機能2012は、請求書情報を通信アドレス情報で特定される装置宛に送信する。
このように、この有料サービス提供システムにおいては、ネットワークの課金ルール情報とサービスに係る課金ルール情報とを、それぞれ独立に管理することが可能である。また、課金ルール情報は、利用者毎のカスタマイズが可能であり、ユーザのプロファイルやサービスモデルに応じた柔軟な課金形態を提供できる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。この第2の実施形態においては、第1の実施形態におけるサービス提供サーバ300が備える、サービスの課金ルールに係る処理機能とメタデータの管理・配信機能とを、別々の装置に分離している。
図12は、本発明の第2の実施形態に係る有料サービス提供システムの構成を示すブロック図である。同図における有料サービス提供システムは、第1の実施形態に係る有料サービス提供システムが備える装置の他に、新たな構成要素として課金ルール情報提供サーバ400を備えている。
課金ルール情報提供サーバ400は、サービス毎の利用料金とサービス利用時に必要となる通信料金とに関する第2の課金ルール情報を、通信端末100に通知する機能を有する。
図13は、図12に示す課金ルール情報提供サーバ400の構成を示すブロック図である。課金ルール情報提供サーバ400は、データ送受信部401と、第2の課金ルール情報生成部402と、第2の課金ルール情報送受信部403と、第2の課金ルール情報管理部404と、第2の課金ルール情報に課金ルール情報提供サーバ400の電子署名を付与する電子署名付与部405と、課金サーバ200により第2の課金ルール情報に付与された電子署名を検証する電子署名検証部406とを備える。
第2の課金ルール情報生成部402は、各サービス提供サーバ300aが提供するサービスの利用料金及びサービス利用時の通信料金を規定する第2の課金ルール情報を生成する。
図14は、第2の課金ルール情報に記述される情報要素の一例である。当該第2の課金ルール情報には、課金ルールに関する情報のみが記述されており、サービス内容に関する情報(「タイトル」、「URL」、「サービスタイプ」)が含まれていない。サービス内容に関する情報は、サービス提供サーバ300aにて生成されるためである。この課金ルール情報は、XMLで記述されており、電子署名付与部405により課金ルール情報提供サーバ400の電子署名が付与され、通信端末100に送信される。
電子署名付与部405は、第2の課金ルール情報に電子署名を付与する。第2の課金ルール情報送受信部403は、電子署名が付与された第2の課金ルール情報のオーソライズを要求するためのメッセージを課金サーバ200に送信する。第2の課金ルール情報管理部404は、オーソライズが完了し、課金サーバ200の電子署名が付与されて返送されてきた第2の課金ルール情報を保持する。
また、第2の実施形態におけるサービス提供サーバ300aの構成は、第1の実施形態におけるサービス提供サーバ300の構成から、課金ルール情報提供サーバ400が備える課金ルールに係る処理機能を除いた構成となっている。
具体的には、第2の実施形態における課金ルール情報生成部305aは、第1の実施形態における課金ルール情報生成部305のように第2の課金ルール情報を生成せずに、第2の課金ルール情報の所在地を示す所在地情報を生成する。当該所在地情報は、例えば、課金ルール情報提供サーバ400内の課金ルール情報を指し示すURLを表す情報である。課金ルール情報生成部305aは、生成した所在地情報をメタデータ生成部304に送信する。メタデータ生成部304は、当該所在地情報をサービス記述生成部303より受信したサービス記述情報に追加してメタデータを生成し、送受信部306より通信端末100に送信する。
さらに、第2の実施形態においては、通信端末100のメタデータ管理部103は、サービス提供サーバ300aから送信されたメタデータに記述された第2の課金ルール情報の所在地情報に基づき、課金ルール情報提供サーバ400から当該サービスに係る課金ルール情報をダウンロードする機能を有する。
以下、上述のように構成された有料サービス提供システムの動作シーケンスを説明する。図15は、通信端末100よりメタデータ要求メッセージが送信されたときの有料情報提供システムの通信手順を示すシーケンス図である。
前提として、通信端末100の第1の課金ルール情報管理部102は、課金サーバ200により発行された第1の課金ルール情報を保持しているものとする。また、サービス提供サーバ300aのメタデータ管理部307は課金サーバ200にオーソライズされたメタデータを保持しているものとする。また、課金ルール情報提供サーバ400の第2の課金ルール情報管理部404は、第2の課金ルール情報を保持しているものとする。
ここで、図15に示すシーケンス図が、第1の実施形態における図11に示すシーケンス図と相違する点は、新たな手順S42、S43が追加されている点である。通信端末100は、サービス提供サーバ300aより所望するサービスに関するメタデータをダウンロードしたときに(S41)、ダウンロードしたメタデータに含まれる、サービスに係る第2の課金ルール情報の所在地情報を抽出する。通信端末100は、抽出した所在地情報を送信先アドレスとした課金ルール情報要求メッセージを生成して送信する(S42)。所在地情報で特定される課金ルール情報提供サーバ400は、課金ルール情報要求メッセージを受信して、第2の課金ルール情報を通信端末100に送信する(S43)。その他のシーケンスは第1の実施形態におけるシーケンスと同様である。
第2の実施形態に係る有料サービス提供システムにおいては、サービスを提供するサービス情報とサービスに係る第2の課金ルール情報とを、別々のサーバから受信するため、それぞれの情報を異なる通信網を介して受信することが可能となる。例えば、通信端末100は、第2の課金ルール情報をセキュアな移動通信網経由で受信し、コンテンツを低セキュリティだが高遠で安価な無線LAN経由で受信するといった利用方法が可能になる。上記のような第2の実施形態によれば、課金ルール情報保護のためのサーバ負荷の低減、コンテンツのダウンロード速度の高速化、通信コストの削減といった効果が期待できる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。この第3の実施形態に係る有料サービス提供システムは、サービスの提供を受ける機能と提供を受けたサービスを他の装置に提供する機能とを備えた通信端末兼サービス提供サーバ500を含んで構成される。
通信端末兼サービス提供サーバ500は、一般的なコンピュータのハードウェア構成を備えている。通信端末兼サービス提供サーバ500は、図4に示す通信端末100の機能を実現するためのプログラムと、図10に示すサービス提供サーバ300の機能を実現するためのプログラムとを記憶部に記憶している。通信端末兼サービス提供サーバ500のCPUがこれらのプログラムを実行することにより、図16に示す通信端末兼サービス提供サーバ500の機能部が実現される。同図に示すように、通信端末兼サービス提供サーバ500は、サービス受信部501及びサービス提供部502を備えている。サービス受信部501は、図4に示す通信端末100と同様の機能を有しており、メタデータやサービス情報を受信し、利用したサービスに対する課金情報を生成する。
サービス提供部502は、図10に示すサービス提供サーバ300と同様の機能を有しており、サービス情報やメタデータを、通信端末100や他の通信端末兼サービス提供サーバ500に配信する。
サービス提供部502は、転送用課金ルール生成機能5021と、メタデータ転送機能5022とを備えている。転送用課金ルール生成機能5021は、他の通信端末100や通信端末兼サービス提供サーバ500に転送するためのメタデータを生成する。なお、生成するメタデータは、サービス受信部501がサービス提供サーバ300から受信したメタデータそのものであっても、転送用課金ルール生成機能5021が新たに生成したものであっても、また、サービス受信部501が受信したメタデータを修正したものであってもよい。利用者が操作部から課金先や課金割合等の課金ルールを入力した場合には、転送用課金ルール生成機能5021は、入力された課金ルール情報を含んだメタデータを生成する。
メタデータ転送機能5022は、転送用課金ルール生成機能5021により生成されたメタデータを、利用者が指定した通信端末100や通信端末兼サービス提供サーバ500に送信する。
以下、上述の通信端末兼サービス提供サーバ500を含む有料サービス提供システムの動作シーケンスを、図17を参照しながら説明する。ここでは、第1の通信端末兼サービス提供サーバ500aが、例えば、「コンテンツ映画A」に関するメタデータ及びサービス情報を受信し、受信したメタデータの課金ルールを変更した上で、当該課金ルールを変更したメタデータを第2の通信端末兼サービス提供サーバ500bに転送する動作例を説明する。
図17に示す第1の通信端末兼サービス提供サーバ500aによるメタデータ要求(S50)から課金情報送信(S54)までの手順は、図11に示す第1の実施形態におけるメタデータ要求(S30)から課金情報送信(S34)までの手順と同様である。すなわち、通信端末兼サービス提供サーバ500aは、「コンテンツ映画A」のメタデータとサービス情報とを受信し(S50〜S53)、課金情報を生成してサービス提供サーバ300に送信する(S54)。
利用者Aは、「コンテンツ映画A」を観賞した後、「コンテンツ映画A」を友人にも紹介するために、転送用メタデータを生成する処理を行う。具体的には、利用者Aは、通信端末兼サービス提供サーバ500aの操作部を操作して、例えば、友人が「コンテンツ映画A」をダウンロードする際の通信料を、利用者A自身が負担する旨の入力を行った上で、転送用メタデータを生成する指示入力を行う。
これにより、第1の通信端末兼サービス提供サーバ500aの転送用課金ルール生成機能5021は、サービス受信部501が受信した「コンテンツ映画A」のメタデータに含まれる第2の課金ルール情報の通信料課金先を「利用者A」に変更して、再配信用のメタデータを生成する。メタデータ転送機能5022は、転送用課金ルール生成機能5021により生成されたメタデータを、オーソライズを要求するためのメタデータ署名要求メッセージに含めて、課金サーバ200に送信する(S55)。課金サーバ200は、メタデータの正当性・妥当性の検証を行った後、電子署名を付与し、通信端末兼サービス提供サーバ500aに返送する(S56)。通信端末兼サービス提供サーバ500aは、オーソライズされたメタデータを記憶部に記憶する。
上記の手順により、第1の通信端末兼サービス提供サーバ500aは、サービス提供サーバ300と同様に、他の装置に「コンテンツ映画A」の配信サービスを提供することが可能となる。なお、オーソライズを要求する手順S55、S56は、課金サーバ200によるオーソライズが不要の場合には、必須の手順ではない。
図17の手順S57からS61には、第1の通信端末兼サービス提供サーバ500aが第2の通信端末兼サービス提供サーバ500bにサービスを提供する手順を示している。S57からS61におけるサービス提供の手順は、図11に示すS30からS34におけるサービス提供手順と同じである。なお、利用者Aが自ら通信端末兼サービス提供サーバ500aを操作して、「コンテンツ映画A」のメタデータを通信端末兼サービス提供サーバ500bに配信する指示を行った場合には(S58)、通信端末兼サービス提供サーバ500bからのメタデータ要求の手順S57を省略することができる。
第3の実施形態に示す有料サービス提供システムにおいては、通信端末兼サービス提供サーバ500は、受信したメタデータに独自の課金ルールを付加して、他の通信端末に再配信することが可能になるため、サービスの普及を加速化することが可能となる。また、サービス要求がサービス提供サーバ300に集中しないため、大容量化や耐障害性の向上等の効果が期待できる。
(第4の実施形態)
次に、第4の実施形態について説明する。第4の実施形態に係る通信端末100aは、図18に示すように、第1の実施形態に係る通信端末100が備える機能部の他に、プリペイド課金処理部111と、プリペイド記憶部112とを備えている。
プリペイド記憶部112は、通信端末100が備える不揮発性メモリと、当該不揮発性メモリに記憶されるデータとを含んで構成される。プリペイド記憶部112には、有料情報提供システムにおけるサービス提供を利用するために先払いされた金額を表すプリペイド情報が記憶されている。
また、通信端末100aの記憶部には、サービス利用に伴う課金額の支払処理を行うためのプログラムが記憶されている。通信端末100aのCPUが、記憶部より当該プログラムを読み出して実行することにより、プリペイド課金処理部111の機能が通信端末100aに実現される。プリペイド課金処理部111は、課金情報生成部110が生成した課金情報で表される課金額を、プリペイド記憶部112に記憶されているプリペイド情報で表される金額から減算することにより、サービス提供に対する支払処理を行う。
このように、通信端末100に料金支払機能を設けることで、通信端末100において利用者の支払処理を完了することができるため、通信端末100から課金サーバ200に課金情報を送信する必要がなくなり、支払処理を迅速に行うことができる。このため、利用者の利便性向上が図れる。また、利用者は、先払い額の残高を確認することができるため、計画的にサービスを利用することができる。
(第5の実施形態)
次に、第5の実施形態について説明する。第5の実施形態に係る課金サーバ200aは、図19に示すように、第1の実施形態に係る課金サーバ200が備える機能部の他に、メタデータ情報追加部210を備えている。
課金サーバ200の記憶部には、メタデータに情報を追加するためのプログラムが記憶されている。通信端末100のCPUが、記憶部より当該プログラムを読み出して実行することにより、課金サーバ200のメタデータ情報追加部210の機能が実現される。メタデータ情報追加部210は、サービス提供サーバ300より受信したメタデータに、新たな課金ルール情報と新たなサービス記述情報との少なくとも一方を追加する。なお、追加する情報は、プログラムに記述しておいてもよいし、外部より入力できるようにしてもよい。
また、通信端末100の記憶部には、メタデータに追加された情報を解釈して、追加された情報にURLが含まれていた場合には、表示部にコンテンツのリンクを表示するためのプログラムが記憶されている。
上記構成において、課金サーバ200がサービス提供サーバ300よりメタデータを受信したときの動作について、図20を参照しながら説明する。ここでは、メタデータ情報追加部210は、サービス提供サーバ300より受信したメタデータに、新たな課金ルール情報として、課金先全てに通信料割引率“50%”を追加する。また、メタデータ情報追加部210は、新たなサービス記述情報として、課金サーバ200を所有するネットワーク事業者の広告情報を追加するものとする。
また、サービス提供サーバ300のメタデータ生成部304は、図7に示すメタデータD51を生成し、メタデータ送受信部306が、当該メタデータD51のオーソライズを要求するために検査要求メッセージを課金サーバ200に送信したものとする。
このときに、図20において、検査要求メッセージを受信した課金サーバ200が実行するS1、S2、S5における手順は、第1の実施形態の図9に示すS1、S2、S5における手順と同様である。
手順S2において、メタデータD51の検査結果が妥当であった場合には(S2;OK)、メタデータ情報追加部210は、メタデータD51に新たな課金ルール情報と新たなサービス記述情報とを追加する。具体的には、メタデータ情報追加部210は、図21に示すように、新たな課金ルール情報として「通信料割引率」“50%”と、新たなサービス記述情報として「追加サービスタイトル」“広告”、「追加サービスURL」“http://d.e.f/g”、「サービスタイプ」“video”を追加する。
次に、第1の実施形態と同様に、電子署名付与部205は、追加情報が付与されたメタデータに電子署名を付与し(S3)、当該メタデータをサービス提供サーバ300に送信する(S4)。
サービス提供サーバ300のメタデータ管理部307は、課金サーバ200より受信したメタデータを保持する。
次に、通信端末100が、サービス提供サーバ300に上述の追加情報が付与されたメタデータ要求メッセージを送信したものとする。これにより、通信端末100がサービス提供サーバ300からメタデータを受信すると、通信端末100の表示部には、タイトル“movie_A”の映画コンテンツのリンクの他に、広告コンテンツのリンクが表示されることとなる。
なお、リンクを表示する他に、映画コンテンツと広告コンテンツとの両方を即座にダウンロードするようにしてもよい。
このように、課金サーバ200が、メタデータに課金ルール情報やサービス記述情報を追加可能にすることにより、より柔軟で多様な課金サービスを実現することが可能となる。
[3.変形例]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は係る実施形態に限定されるものではなく、その技術思想の範囲内で様々な変形が可能である。変形例としては、例えば、以下のようなものが考えられる。
(1)上述した第1の実施形態における動作においては、課金情報生成部110はサービス利用が終了した時点における課金情報を算出し、課金情報提示機能1101が通信端末100の表示部に当該課金情報を表示する態様で説明したが、これに限定されずに、サービスを利用している時点で、課金情報生成部110が通信履歴記録部106が記録している受信パケット数を基に課金情報を算出して、課金情報提示機能1101が算出された課金情報を表示部に表示するようにしてもよい。この場合には、課金情報生成部110がサービス利用中の課金額を逐次計算して、課金情報提示機能1101が課金情報を逐次表示するようにしてもよいし、利用者の課金情報表示の要求を検知したときにのみ、課金額を算出して表示するようにしてもよい。
(2)通信端末100の通信履歴記録部106及び課金情報生成部110は、耐タンパなソフトウェアにより実現されており、また、耐タンパなハードウェア上に実装されていることが望ましい。具体的には、耐タンパなソフトウェアにより実現するには、例えば、通信履歴を記憶するためのプログラムや、課金情報を生成するためのプログラムを、Java(登録商標)言語等のオブジェクト指向言語で記述する。そして、通信履歴と当該通信履歴を扱うプログラムや、課金情報と当該課金情報を扱うプログラム(オブジェクト)をカプセル化する(オブジェクトの外部からアクセスできないようにする)ようにするとよい。また、通信履歴や課金情報を一般的な暗号化技術を用いて暗号化するようにしてもよい。また、耐タンパなハードウェア上に実装する方法としては、書き込みできないROMにプログラムを記憶したり、また、インターフェイスを介してしかデータにアクセスできないICカード等の記憶媒体に、課金情報、通信履歴、及びこれらの情報を扱うプログラムを記憶するようにするとよい。
このようにすれば、利用者による通信履歴記録部106及び課金情報生成部110の改変が困難になるため、通信端末100においても、安全に課金処理を行うことができる。
(3)サービス提供サーバ300が、提供したサービスに対するサービス利用料金を算出して、課金サーバ200に請求書を送付するようにしてもよい。
この場合には、サービス提供サーバ300は、サービス情報提供に関する利用履歴を記録する手段と、利用履歴から請求額情報を計算する手段と、請求額情報を含んだサービス利用料金を請求するデータを課金サーバに送信する手段とを備える。
これにより、課金サーバ200は、利用者が所有する通信端末100から受信した課金情報と、サービス提供サーバ300から受信した請求額情報とを照合することができるため、より確実かつ正確な課金処理を実現することができる。但し、パケットロスが発生するため、サービス提供サーバ300に、送信したパケットが通信端末100に到着したか否かを確認する機能を設ける必要がある。
(4)上述した実施形態においては、電子署名を用いて、課金ルール情報やメタデータの正当性を検証したが、課金ルール情報やメタデータが安全な通信路を介して送受信される場合には、各装置100、200、300、400に電子署名の検証や付与の機能を設けなくてもよい。すなわち、通信端末100が備える電子署名検証部104と、課金サーバ200が備える電子署名付与部205及び電子署名検証部208と、サービス提供サーバ300が備える電子署名付与部309及び電子署名検証部308と、課金ルール情報提供サーバ400が備える電子署名付与部405及び電子署名検証部400とを、必ずしも設ける必要はない。
(5)上述した実施形態においては、図10において、サービス提供サーバ300の、サービス提供部302とサービス記述生成部303は独立な要素(データ授受なし)として図示しているが、これに限定されず、例えば、サービス記述情報をサービス提供部302に蓄積されたサービス情報に基づいて生成することも可能である。例えばサービス情報が映像情報である場合、映像から特徴情報を抽出し、抽出した特徴情報からサービス記述情報を生成することが考えられる。
(6)上述した実施形態においては、課金ルール情報やメタデータは、XMLで記述されているとしたが、これに限定されない。例えば、HTML(HyperText Markup Language)で記述されていてもよいし、マークアップ言語で記述されておらずに単なるデータの配列のままであってもよい。
(7)上述した実施形態においては、サービスに対して課金処理を行うための有料サービス提供プログラムは、サーバよりダウンロードされて端末装置100に記憶されるとして説明したが、これに限定されず、例えば、有料サービス提供プログラムがフロッピー(登録商標)ディスクやCD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)等の記録媒体に記録されていて、これらの記録媒体より有料サービス提供プログラムを端末装置100にインストールするようにしてもよい。また、端末装置100の出荷時より有料サービス提供プログラムが端末装置100に予め記憶されているようにしてもよい。
(8)上述した実施形態においては、通信端末100が利用者の属性情報に基づいて第1の課金ルールを生成する態様について説明したが、サービス提供サーバ300が利用者の属性情報に基づいて第2の課金ルールを生成するようにしてもよい。
この場合には、例えば、第2の課金ルール情報生成部305は、ひとつのあるサービスに対して、利用者の属性情報に応じた複数の第2の課金ルールを生成する。メタデータ生成部304は、サービス記述生成部303で生成された、あるサービスに対するサービス記述情報と、第2の課金ルール情報生成部305で生成された、あるサービスに対する複数の第2の課金ルールとに基づいて、第2の課金ルールの数だけメタデータを生成する。メタデータ管理部307は、当該利用者の属性に応じて生成されたメタデータを保持する。そして、メタデータ管理部307は、端末装置100より、あるメタデータを要求するメタデータ要求メッセージを受信したときに、当該メタデータ要求メッセージに含まれる利用者の属性情報に応じて、該当するメタデータを選択し端末装置100に返信することとなる。
本発明の第1の実施形態に係る有料情報提供システムの全体構成を示すブロック図である。 同実施形態に係る第1の課金ルール情報のデータ構成を示す図である。 同実施形態に係るメタデータに記述されるデータの構成を示す図である。 同実施形態に係る通信端末100の構成を示すブロック図である。 同実施形態に係る通信端末100における、メタデータ受信からサービス選択までの手順を示すフロー図である。 同実施形態に係る通信端末100の表示部に提示される料金予測画面の一例である。 同実施形態に係る第1の課金ルール情報と、メタデータと、セッション情報と、通信履歴情報とに基づいて、課金情報が生成される様子を説明する図である。 同実施形態に係る課金サーバ200の構成を示すブロック図である。 同実施形態に係る課金サーバ200におけるメタデータのオーソライズ手順を示すフロー図である。 同実施形態に係るサービス提供サーバ300の構成を示すブロック図である。 同実施形態に係る有料情報提供システムにおける通信手順を示すシーケンス図である。 本発明の第2の実施形態に係る有料情報提供システムの全体構成を示すブロック図である。 同実施形態に係る課金ルール情報提供サーバ400の構成を示すブロック図である。 同実施形態に係る課金ルール情報生成部402で生成される課金ルールに記述される情報要素の一例を示す図である。 同実施形態に係る有料情報提供システムの通信手順を示すシーケンス図である。 本発明の第3の実施形態における通信端末兼サービス提供サーバ500の構成を示すブロック図である。 同実施の形態に係る有料情報提供システムの通信手順を示すシーケンス図である。 本発明の第3の実施形態に係る通信端末100aの構成を示すブロック図である。 本発明の第4の実施形態に係る課金サーバ200aの構成を示すブロック図である。 同実施形態に係る課金サーバ200におけるメタデータのオーソライズと新たな情報を追加する手順を示すフロー図である。 同実施形態に係る新たな情報が追加されたメタデータを示す図である。 従来の中継ノードを用いた課金情報通知システムの通信手順を示すシーケンス図である。 従来の有料情報提供システムの構成を示すブロック図である。
符号の説明
100、100a 通信端末
101 データ送受信部
1011 課金ルール取得機能
102 課金ルール情報管理部
103 メタデータ管理部
104 電子署名検証部
105 サービス選択部
1051 予測情報提示機能
1052 許諾機能
106 通信履歴記録部
107 サービス利用部
110 課金情報生成部
1101 課金情報提示機能
1102 電子署名付与機能
111 プリペイド課金処理部
112 プリペイド記憶部
200 サービス提供サーバ
200、200a 課金サーバ
201 データ送受信部
2011 課金ルール送信機能
2012 請求書送信機能
202 課金ルール情報要求処理部
203 利用者情報管理部
204 課金ルール情報生成部
205 電子署名付与部
206 メタデータ検査部
207 メタデータ送受信部
208 電子署名検証部
209 請求書生成部
210 メタデータ情報追加部
300、300a サービス提供サーバ
301 データ送受信部
302 サービス提供部
303 サービス記述生成部
304 メタデータ生成部
305、305a 課金ルール情報生成部
306 メタデータ送受信部
3061 メタデータ配信機能
3062 検査要求機能
307 メタデータ管理部
308 電子署名検証部
309 電子署名付与部
400 課金ルール情報提供サーバ
400 電子署名検証部
401 データ送受信部
402 課金ルール情報生成部
403 課金ルール情報送受信部
404 課金ルール情報管理部
405 電子署名付与部
406 電子署名検証部
500、500a、500b 通信端末兼サービス堤供サーバ
501 サービス受信部
502 サービス提供部
5021 転送用課金ルール生成機能
5022 メタデータ転送機能

Claims (15)

  1. 通信を介してサービスの提供を受ける利用者が所有する通信端末と、サービス提供者が管理するサービス提供装置と、前記通信端末に配信されたサービス情報に対する課金を管理する課金装置とを含む通信システムにおいて、
    前記課金装置は、
    前記利用者の属性情報に基づいて、前記サービス情報の配信に伴う通信料に関する第1の課金ルール情報を生成する第1の課金ルール生成手段と、
    前記第1の課金ルール生成手段により生成された第1の課金ルール情報を、前記通信端末に送信する課金ルール送信手段とを備え、
    前記サービス提供装置は、
    前記サービスに関する情報を記述したサービス情報記述データと該サービスに個別に設定された第2の課金ルール情報とを含むメタデータを生成するメタデータ生成手段と、
    前記メタデータ生成手段により生成されたメタデータを、前記通信端末に配信するメタデータ配信手段とを備え、
    前記通信端末は、
    前記第1の課金ルール情報を前記課金装置から受信し、前記第2の課金ルールを含むメタデータを前記サービス提供装置から受信する課金ルール取得手段と、
    前記サービスを提供するためのサービス情報を通信を介して受信する際の通信履歴を記録する通信履歴記録手段と、
    前記課金ルール取得手段により取得した第1の課金ルール情報及び第2の課金ルール情報と前記通信履歴記録手段により記録された通信履歴とに基づいて、前記サービスの提供に対する課金情報を生成する課金情報生成手段と
    を備えることを特徴とする通信システム
  2. 前記第2の課金ルール情報には、サービスの種類と、サービス料金と、通信料の課金先と、該課金先への課金割合とが含まれることを特徴とする請求項1に記載の通信システム
  3. 前記第1の課金ルール情報と前記第2の課金ルール情報との少なくとも一方は、自端末を所有する利用者の属性に応じて決定されることを特徴とする請求項1又は2に記載の通信システム
  4. 前記通信端末は、
    前記課金ルール情報を少なくとも一部に含むデータに付与されている電子署名の正当性を検証する電子署名検証手段と、
    前記課金情報生成手段により生成された課金情報に対して電子署名を付与する電子署名付与手段と
    の少なくとも一方の手段をさらに備えることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の通信システム
  5. 前記通信端末は、
    前記サービスを利用するために先払いされた金額を表すプリペイド情報を記憶するプリペイド情報記憶手段と、
    前記課金情報生成手段により生成された課金情報で表される課金額を、前記プリペイド情報記憶手段に記憶されているプリペイド情報で表される金額から減算することにより、前記課金額の支払処理を行うプリペイド課金処理手段をさらに備えることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の通信システム
  6. 前記通信端末は、
    前記課金ルール取得手段により取得した課金ルール情報に基づいて、前記サービスを利用する前に予測した、前記サービスの利用に伴う課金情報を提示する予測課金情報提示手段と、
    前記予測課金情報提示手段により提示された課金情報についての支払を許諾する旨の信号を検知した場合にのみ、前記サービスを要求するためのサービス要求メッセージを送信する許諾手段と
    を備えることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の通信システム
  7. 前記通信端末は、
    前記サービスの利用中と利用後との少なくとも一方の時点において算出された、前記サービスの利用に伴う課金情報を提示する提示手段をさらに備えることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の通信システム
  8. 前記第1の課金ルールは通信ネットワーク種別毎の課金ルールを含み、
    前記通信履歴記録部は、前記通信ネットワーク種別毎に通信履歴を記録し、
    前記課金情報生成部は、前記通信ネットワーク種別毎に課金情報を生成することを特徴とする請求項から7のいずれか1項に記載の通信システム
  9. 前記通信端末は、
    前記課金ルール取得手段により取得した課金ルール情報に対応するサービスに対して、転送用の課金ルール情報を生成する転送用課金ルール生成手段と、
    前記転送用課金ルール生成手段により生成された転送用の課金ルール情報と、前記サービスに関する情報が記述されたサービス記述情報とを、他の通信端末に転送するメタデータ転送手段と
    をさらに備えることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の通信システム
  10. 前記課金装置は、
    外部装置より受信した、前記サービスに関する情報が記述されたサービス記述情報と該サービスに個別に設定された第2の課金ルール情報とを含むメタデータの妥当性を検査するメタデータ検査手段
    をさらに備えることを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の通信システム
  11. 前記メタデータには、該メタデータ生成元の電子署名が付されており、
    前記課金装置は、
    前記電子署名の正当性を検証する電子署名検証手段をさらに備え、
    前記メタデータ検査手段は、前記電子署名検証手段により前記電子署名が正当であることが検証された場合に、前記メタデータの妥当性を検査することを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の通信システム
  12. 前記課金装置は、
    前記メタデータに、新たな課金ルール情報と新たなサービス記述情報との少なくとも一方を追加するメタデータ情報追加手段をさらに備えることを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載の通信システム
  13. 前記課金装置は、
    前記通信端末より受信した課金情報に含まれる課金先情報及び課金額情報に基づいて、前記課金先情報で表される課金先に対して前記課金額情報で表される課金額を請求するための請求書情報を生成する請求書生成手段と、
    前記請求書生成手段により生成された請求書情報を、前記課金先情報で特定される端末装置に送信する請求書送信手段とをさらに備えることを特徴とする請求項1から1のいずれか1項に記載の通信システム
  14. 前記サービス提供装置は、
    前記メタデータに自装置の電子署名を付与する手段をさらに備えることを特徴とする請求項1から13のいずれか1項に記載の通信システム
  15. 前記サービス提供装置は、
    前記メタデータを前記通信端末に配信する前に、該メタデータの妥当性の保証を受けるために、該メタデータの妥当性の検査要求を外部装置に送信する検査要求手段をさらに備えることを特徴とする請求項1から14のいずれか1項に記載の通信システム
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