JP4262280B2 - 画像処理装置およびその制御方法およびプログラム - Google Patents

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本発明は、他の装置と接続して画像ファイルの送受信をする機能を持ったデジタルカメラなどの画像処理装置における画像処理技術に関するものである。
現在、特開2000−134527号公報のように、デジタルカメラ同士を通信手段で接続して画像ファイル転送を行う仕組みに関する提案がいくつかなされている。
ところで、デジタルカメラの通信手段としてはUSB(Universal Serial Bus)やIEEE1394などの通信インターフェイス規格が現在一般的に用いられている。
これらのインターフェイスの中には、USBに代表されるように、2つの機器間の関連が物理層で定められているものがある。USBを用いてデジタルカメラ同士を接続する場合、一方がホスト、もう一方がデバイスの関係となる。この場合、物理層の上に構築されるプロトコルにおいても、物理層の関係を継承することが一般的であるため、ホスト側のデジタルカメラが制御権を持つマスターカメラとなる。一方デバイス側のデジタルカメラはホスト側のデジタルカメラからの指示に従って動作するスレーブカメラとなる。
特開2000−134527号公報
しかしながら、場合によっては、ユーザの選択によってどちらか任意の一方のデジタルカメラをマスターカメラとし、もう一方のデジタルカメラをスレーブカメラとしたい場合がある。
したがって、本発明は上述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、ユーザの選択に応じてマスターカメラとスレーブカメラの関係を切り替えることができるようにすることである。
また、本発明の更なる目的は、マスターカメラとスレーブカメラの切り替えを行うことが可能であり、画像ファイルの転送において利便性の高いデジタルカメラを提供することである。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係わる画像処理装置は、他の画像処理装置を制御するための通信を行う第1の通信手段と、前記他の画像処理装置から指示を受けて動作するための通信を行う第2の通信手段と、前記第1の通信手段と前記第2の通信手段とのいずれを用いて通信するかを切り替える切り替え手段と、画像を表示する表示手段と、前記第1の通信手段により通信するよう切り替えられている場合に、自機の記憶媒体に記憶された画像を表示するか、前記第1の通信手段により通信している他の画像処理装置に記憶された画像を表示するかを選択する選択手段と、を有することを特徴とする。
また、本発明に係わる画像処理装置の制御方法は、他の画像処理装置を制御するための通信を行う第1の通信工程と、前記他の画像処理装置から指示を受けて動作するための通信を行う第2の通信工程と、前記第1の通信工程と前記第2の通信工程とのいずれを用いて通信するかを切り替える切り替え工程と、画像を表示する表示工程と、前記第1の通信工程により通信するよう切り替えられている場合に、自機の記憶媒体に記憶された画像を表示するか、前記第1の通信工程により通信している他の画像処理装置に記憶された画像を表示するかを選択する選択工程と、を有することを特徴とする。
また、本発明に係わるプログラムは、コンピュータに、他の画像処理装置を制御するための通信を行なう第1の通信工程と、前記他の画像処理装置から指示を受けて動作するための通信を行なう第2の通信工程と、前記第1の通信工程と前記第2の通信工程とのいずれを用いて通信するかを切り替える切り替え工程と、画像を表示する表示工程と、前記第1の通信工程により通信するよう切り替えられている場合に、自機の記憶媒体に記憶された画像を表示するか、前記第1の通信工程により通信している他の画像処理装置に記憶された画像を表示するかを選択する選択工程と、を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、ユーザが画像ファイルの送受信を制御する機能を備えたアプリケーションを動作させるデジタルカメラを切り替えたい場合に、通信手段を切り替えることによって、ユーザの選択に応じて、マスターカメラとスレーブカメラの関係を接続が確立した後に切り替えることができる。
また、マスターカメラとスレーブカメラの切り替えを行うことが可能であり、画像ファイルの転送において利便性の高いデジタルカメラを提供することが可能となる。
以下、本発明の好適な実施形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態を示す図であり、デジタルカメラ11と、デジタルカメラ12を取り外し可能なケーブルや無線等による通信手段によって接続した状態を示す概略図である。デジタルカメラ12の構成も、デジタルカメラ11と同様である。以下、各構成を詳細に説明する。
まず、デジタルカメラ11は、撮影レンズと、撮影レンズを介して入射する被写体光を受光し、光電変換して画像信号を生成するCCDと、後段のアナログ/デジタル(A/D)変換回路等とを備えて構成される撮像部105を備えている。撮像部105がCPU107の制御のもと、デジタル画像信号を出力して信号処理部103で信号処理を施した後、RAM104に一時的にデジタル画像信号を保持する。その後作成されたデジタル画像信号は、最終的にコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ106に画像ファイルとして保存される。
信号処理部103では、その他にサムネイル画像作成のためなどに、デジタル変換された撮影信号に対して縮小処理を施したり、信号処理されたデジタル画像信号に対して圧縮処理を施したり、逆に圧縮されたデジタル画像信号を解凍する機能も備えている。
RAM104はプログラムの実行領域でもある。
上記CPU107には、更にプログラム等が記録されているROM110、各種操作部材112からの入力を制御するSW制御部111、デジタル画像信号の表示データや、各種ユーザーインターフェイスの表示データを保持するためのVRAM108、別のデジタルカメラやプリンタと通信することによって、画像ファイルの転送や各種情報をやりとりするためのUSBホストインターフェイス101、USBデバイスインターフェイス102が接続されている。
各種の操作部材112は、不図示の撮影を指示するためのレリーズSWや、LCDモニタ109にデジタル画像信号の表示を指示するためのSW(不図示)や、LCDモニタ109にメニューを表示するためのSW(不図示)や、画像コマを送ったり戻したり、メニューの選択状態を変更したりするために使用し、左右上下を一つの操作部材で選択できる十字キーSW(不図示)や、液晶上で直接指示を与えるタッチパネル(不図示)などが含まれる。
VRAM108に保持された表示データの内容は、LCDモニタ109に表示される。
USBホストインターフェイス101と、USBデバイスインターフェイス102は、接続制御部113の働きによっていずれか一方が別のデジタルカメラと接続される。接続制御部113は具体的には、内部にUSBコネクタ端子を備えており、CPU107からの指示を受けて、USBホストインターフェイス101が備えるUSBの信号線をUSBコネクタ端子に接続させるか、またはUSBデバイスインターフェイス102が備えるUSBの信号線をUSBコネクタ端子に接続させるかの制御を行っている。
本実施形態においては、デジタルカメラ11がUSBホストインターフェイス101を介してデジタルカメラ12と接続されている場合、デジタルカメラ11上では、デジタルカメラ間で画像ファイルを送受信するためのアプリケーションAが起動される。アプリケーションAは、各種操作部材112を介してユーザからの入力を受け付ける機能、およびLCDモニタ109に画像ファイルやメニューを表示する機能、画像ファイルの送受信を制御する機能、画像ファイルをCF106から読み出したり、CFへ書き込んだりする機能を備えている。
デジタルカメラ11がUSBホストインターフェイス101を介してデジタルカメラ12と接続されている場合、デジタルカメラ12ではUSBデバイスインターフェイスを介してデジタルカメラ11と接続されている。
デジタルカメラ11がUSBデバイスインターフェイス102を介して別のデジタルカメラ12と接続されている場合、デジタルカメラ11上ではデジタルカメラ間で画像ファイルを送受信するための別のアプリケーションBが起動される。このときデジタルカメラ12上では、USBホストインターフェイスを介してデジタルカメラ11と接続され、デジタルカメラ間で画像ファイルを送受信するためのアプリケーションAが起動される。アプリケーションBは別のデジタルカメラ12上で動いているアプリケーションAの指示に従って、画像ファイルを送受信する機能、および画像ファイルをCF106から読み出したり、CFへ書き込んだりする機能を備えている。
図2はデジタルカメラ11でアプリケーションAを動作させた場合の一例を示す図である。図2で11はデジタルカメラ、109はLCDモニタ、203は光学ファインダ、204は上下左右を選択できる十字キー、205はメニューボタン、206はセットボタンを表している。十字キー204、メニューボタン205、セットボタン206により操作部材112が構成さている。
アプリケーションAは、デジタルカメラ11のLCDモニタ109上にデジタルカメラ11のCFに保存されている画像、および接続されているデジタルカメラ12のCFに保存されている画像を表示することができる。ユーザは十字キー204の上下キーを操作して、LCDモニタ内の上部の領域に表示されている“LOCAL CAMERA”を選択することによって、デジタルカメラ11の画像を表示することができ、“REMOTE CAMERA”を選択することによって、デジタルカメラ12の画像を表示することができる。
またユーザは十字キー204の左右キーを操作して、LCDモニタ内の中央部に順番にCF内に保存されている画像をコマ送りして表示することができる。
また、ユーザは図2の表示画面状態でメニューボタン205を選択することによって、図3に示す画面を表示することができる。図3では、表示画像の転送を選択したり、アプリケーションAを起動するデジタルカメラをデジタルカメラ11からデジタルカメラ12に切り替えたりすることができる。ユーザは、図3でLCDモニタ内の上部の領域に表示されている“MOVE”を十字キーの上下キーを操作して選択した後に、セットボタンを選択することによって選択画像ファイルを接続先のデジタルカメラに移動することができる。すなわち、デジタルカメラ11のCF内の画像が表示されている場合には、表示されている画像の画像ファイルをデジタルカメラ12のCFに移動することができる。またデジタルカメラ12のCF内の画像が表示されている場合には、表示されている画像の画像ファイルをデジタルカメラ11のCFに移動することができる。
また、同様に図3でLCDモニタ内の上部の領域に表示されている“COPY”を十字キーの上下キーを操作して選択した後に、セットボタンを選択することによって選択画像ファイルを接続先のデジタルカメラにコピーすることができる。すなわち、デジタルカメラ11のCF内の画像が表示されている場合には、表示されている画像の画像ファイルをデジタルカメラ12のCFにコピーすることができる。またデジタルカメラ12のCF内の画像が表示されている場合には、表示されている画像の画像ファイルをデジタルカメラ11のCFにコピーすることができる。
また同様に図3でLCDモニタ内の上部の領域に表示されている“CHANGE MASTER”を十字キーの上下キーを操作して選択した後に、セットボタンを選択することによって、アプリケーションAを起動するデジタルカメラをデジタルカメラ11からデジタルカメラ12に切り替えることができる。
切り替えた後は、デジタルカメラ11のLCDモニタ上には何も表示されず、操作部材も無効となる。このとき同時に、デジタルカメラ11の通信インターフェイスは、USBホストインターフェイス101からUSBデバイスインターフェイス102に切り替わる。
図4は図1のデジタルカメラ同士を接続して、どちらか一方のデジタルカメラでアプリケーションAが動作して、画像ファイルの送受信を制御するマスターカメラとなっていて、もう一方のデジタルカメラでアプリケーションBが動作して、マスターカメラの指示に従って動作するスレーブカメラとなっている状態で、ユーザの操作によってマスターカメラからスレーブカメラに切り替える動作を示したフローチャートである。このとき、マスターカメラからスレーブカメラの画像に対する処理の操作を実行することはできるが、スレーブカメラからマスターカメラの画像に対する処理の操作を実行することはできないものとする。
まず、ステップS11でユーザが図3に示した動作によって、“CHANGE MASTER”を選択する。次にステップS12で現在ファイルの転送などの通信動作を実行中であるかどうかを調べ、通信動作を実行中の場合はステップS19に進み、切替動作を失敗させる。通信動作を実行中でなければ、ステップS13で接続先デジタルカメラであるスレーブカメラにマスターカメラになるように変更通知を送る。その後、ステップS14でアプリケーションAを終了させ、同時にステップS15でUSBインターフェイスをUSBホストインターフェイスからUSBデバイスインターフェイスに切り替える。次にステップS16でUSBデバイスインターフェイス上で新たな接続があるかどうかを監視する。USB規格に準拠したインターフェイスの場合、USBデバイスはV−Bus信号線を監視することにより、この信号線がアサートされたことを検知するで、接続の手続きを開始する。新たな接続があった場合、ステップS17でアプリケーションBを起動して、ステップS18でスレーブカメラへの切り替えを終了する。
図5は逆に、スレーブカメラからマスターカメラに切り替える動作を示したフロー図である。
まず、ステップS21でスレーブカメラは、マスターカメラへの変更指示を受信する。次にステップS22でアプリケーションBを終了させ、同時にステップS23でUSBインターフェイスをUSBデバイスインターフェイスからUSBホストインターフェイスに切り替える。次にステップS24で接続動作を開始する。USB規格に準拠したインターフェイスの場合、USBホストがV−Busの信号線をアサートすることによって、接続の手続きが開始される。ステップS25で接続先のデジタルカメラとの間で新たな接続が確立した場合、ステップS26でアプリケーションAを起動して、ステップS27でマスターカメラへの切り替えを終了する。このようにマスターカメラからスレーブカメラの画像に対する処理の操作を実行することができるが、スレーブカメラからマスターカメラの画像に対する処理の操作を実行することができないようなプロトコルを使用している場合、ユーザの操作によってマスターとスレーブの関係を切り替えることによって、それまでスレーブ側であったカメラから、もう一方のカメラの画像を操作することができるようになる。
上述したフローチャートは、一旦2つのデジタルカメラ間で接続が確立した後に、マスターカメラとスレーブカメラの関係を切り替える場合の動作を示したものである。
ところで、接続確立時には次の動作により、自動的にアプリケーションAを起動するマスターカメラと、アプリケーションBを起動するスレーブカメラを決定することができる。
USB規格の一部として現在策定が進められているOn−The−Go規格では、USBインターフェイスを備えた機器同士を接続するためのケーブルとして、Mini−AプラグとMini−Bプラグを両端に持つものを定義している。このケーブルを使用した場合、Mini−Aプラグが接続されたデバイスがUSBのホストインターフェイスとなる。そこで、接続確立時には、USBホストインターフェイスが選択されたデジタルカメラでアプリケーションAを起動する。
Mini−Bプラグが接続されたデバイスでは、USBホストがV−Busの信号線をアサートすることによって、接続を検知するので、USBのデバイスインターフェイスを介してもう一方のデジタルカメラと接続する。そこで、接続確立時には、USBデバイスインターフェイスが選択されたデジタルカメラでアプリケーションBを起動する。
本実施形態では、USBインターフェイスの切り替え方法や、USBインターフェイスを切り替えた後の接続検知の方法に関しては、詳しくは述べていないが、例えばUSB規格の一部として現在策定が進められているOn−The−Go規格で定められた手続きを使用することによって、容易に実現できる。
以上説明したように、本実施形態によれば、通信インターフェイスを介して接続されたデジタルカメラにおいて、USB規格のようにマスターとスレーブの関係がある物理層を使用し、かつ物理層の関係を継承したプロトコルを使用した場合においても、画像ファイルの送受信を制御する機能を備えたアプリケーションを動作させるデジタルカメラを切り替えたい場合に、通信手段を切り替えることによって、マスターカメラとスレーブカメラの関係を接続が確立した後に切り替えることができる。
また、ユーザが画像ファイルの送受信を制御する機能を備えたアプリケーションを動作させるデジタルカメラを切り替えたい場合に、通信手段を切り替えることによって、ユーザの選択に応じて、マスターカメラとスレーブカメラの関係を接続が確立した後に切り替えることができる。
(第2の実施形態)
第1の実施形態においては、ユーザからの指示によって、アプリケーションAを起動するマスターカメラと、アプリケーションBを起動するスレーブカメラを切り替えていた。また、それに応じて他のデジタルカメラとの接続に使用する通信インターフェイスを切り替えていた。
本実施形態では、一旦接続が確立した後に、接続された2つのデジタルカメラが備える画像ファイルを送受信するためのアプリケーションのバージョンが新しい方のデジタルカメラをマスターカメラに切り替える。また、それに応じて他のデジタルカメラとの接続に使用する通信インターフェイスを切り替える。
図6は図1のデジタルカメラ同士を接続して、どちらか一方のデジタルカメラでアプリケーションAが動作して、画像ファイルの送受信を制御するマスターカメラとなっていて、もう一方のデジタルカメラでアプリケーションBが動作して、マスターカメラの指示に従って動作するスレーブカメラとなっている状態で、マスターカメラがスレーブカメラのアプリケーションのバージョンを調べ、スレーブカメラのアプリケーションのバージョンが新しい場合に、マスターカメラからスレーブカメラに切り替える動作を示したフローチャートである。
まず、ステップS31で接続先デジタルカメラからそのアプリケーションのバージョンに関する情報を取得する。次にステップS32で自身のアプリケーションのバージョンと比較する。ステップS33で接続先のアプリケーションのバージョンが古い場合、ステップS40でスレーブカメラに切り替えることなく終了する。新しい場合、ステップS34で接続先デジタルカメラであるスレーブカメラにマスターカメラになるように変更通知を送る。その後、ステップS35でアプリケーションAを終了させ、同時にステップS36でUSBインターフェイスをUSBホストインターフェイスからUSBデバイスインターフェイスに切り替える。次にステップS37でUSBデバイスインターフェイス上で新たな接続があるかどうかを監視する。USB規格に準拠したインターフェイスの場合、USBデバイスはV−Bus信号線を監視することにより、この信号線がアサートされたことを検知することで、接続の手続きを開始する。新たな接続があった場合、ステップS38でアプリケーションBを起動して、ステップS39でスレーブカメラへの切り替えを終了する。
このとき、スレーブカメラ側の動作に関しては、図5で示したものと同じである。
本実施形態によれば、デジタルカメラが備える特定の機能のバージョンが新しい方を、マスターカメラにするように切り替えることによって、2つのデジタルカメラのうち、適切な方をマスターカメラに切り替えることができ、デジタルカメラ間の画像ファイルの転送において、利便性の高いデジタルカメラを提供することができる。
(第3の実施形態)
第2の実施形態においては、一旦接続が確立した後に、接続された2つのデジタルカメラが備える画像ファイルを送受信するためのアプリケーションのバージョンが新しい方のデジタルカメラをマスターカメラに切り替えていた。
アプリケーションのバージョンが新しいことを、判断の基準にする代わりに、デジタルカメラが備えるLCDの大きさが大きいこと、または解像度が高いこと、デジタルカメラの消費電力が小さいことや、電池の残容量が多いことや、通信インターフェイスを介して電力を供給する能力があることを判断の基準にすることも容易に考えられる。
LCDの大きさが大きい、または解像度が高いデジタルカメラをマスターカメラとすることによって、画像ファイルの転送アプリケーションにおいて、ユーザの画像の認識を容易にすることができるという利点がある。
また、マスターカメラではLCDを点灯するため電力を余分に消費することが考えられる。そこで、消費電力ができるだけ小さい方や、電池の残容量が多い方をマスターカメラとすることによって、画像ファイルの転送途中に電池がなくなる危険性を少なくすることができるという利点がある。
また、USB規格では、USBホストインターフェイスはUSBデバイスインターフェイスに対して、V−Bus信号線を使って電力を供給することができるため、ACによる電力供給を受けているデジタルカメラをマスターカメラとすることによって、スレーブカメラが十分な電力を備えていない場合でも、問題なく画像ファイルの転送動作を行うことができる。
(他の実施形態)
なお、本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明を上記記憶媒体に適用する場合、その記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応するプログラムコードが格納されることになる。
本発明の第1の実施形態のデジタルカメラの構成を示すブロック図である。 第1の実施形態における画像ファイル転送アプリケーションの表示例を示す図である。 第1の実施形態における画像ファイル転送アプリケーションの表示例を示す図である。 第1の実施形態におけるマスターカメラからスレーブカメラへの切り替え手順を示すフローチャートである。 第1の実施形態におけるスレーブカメラからマスターカメラへの切り替え手順を示すフローチャートである。 第2の実施形態におけるマスターカメラからスレーブカメラへの切り替え手順を示すフローチャートである。
符号の説明
11,12 デジタルカメラ
101 USBホストインターフェイス
102 USBデバイスインターフェイス
103 信号処理部
104 RAM
105 撮像部
106 コンパクトフラッシュ(登録商標)(CF)
107 CPU
108 VRAM
109 LCDモニタ
110 ROM
111 SW制御部
112 操作部材
113 接続制御部
201 デジタルカメラ
202 LCDモニタ
203 光学ファインダ
204 十字キー
205 メニューボタン
206 セットボタン

Claims (7)

  1. 他の画像処理装置を制御するための通信を行う第1の通信手段と、
    前記他の画像処理装置から指示を受けて動作するための通信を行う第2の通信手段と、
    前記第1の通信手段と前記第2の通信手段とのいずれを用いて通信するかを切り替える切り替え手段と、
    画像を表示する表示手段と、
    前記第1の通信手段により通信するよう切り替えられている場合に、自機の記憶媒体に記憶された画像を表示するか、前記第1の通信手段により通信している他の画像処理装置に記憶された画像を表示するかを選択する選択手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記表示手段は、前記選択手段による選択をさせるための表示を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 画像に対する処理の実行を指示する指示手段をさらに有し、
    前記指示手段は、前記表示手段により表示されている画像に対する処理を指示することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 前記表示手段は、前記選択手段による選択をさせるための表示を前記画像の表示とともに行うことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  5. 前記表示手段は、前記第2の通信手段により通信するよう切り替えられている場合には表示を行わないことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  6. 他の画像処理装置を制御するための通信を行う第1の通信工程と、
    前記他の画像処理装置から指示を受けて動作するための通信を行う第2の通信工程と、
    前記第1の通信工程と前記第2の通信工程とのいずれを用いて通信するかを切り替える切り替え工程と、
    画像を表示する表示工程と、
    前記第1の通信工程により通信するよう切り替えられている場合に、自機の記憶媒体に記憶された画像を表示するか、前記第1の通信工程により通信している他の画像処理装置に記憶された画像を表示するかを選択する選択工程と、
    を有することを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  7. コンピュータに、
    他の画像処理装置を制御するための通信を行なう第1の通信工程と、
    前記他の画像処理装置から指示を受けて動作するための通信を行なう第2の通信工程と、
    前記第1の通信工程と前記第2の通信工程とのいずれを用いて通信するかを切り替える切り替え工程と、
    画像を表示する表示工程と、
    前記第1の通信工程により通信するよう切り替えられている場合に、自機の記憶媒体に記憶された画像を表示するか、前記第1の通信工程により通信している他の画像処理装置に記憶された画像を表示するかを選択する選択工程と、
    を実行させることを特徴とするプログラム。
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