JP4262231B2 - 印刷ジョブの状態監視システム及びプリンタ - Google Patents

印刷ジョブの状態監視システム及びプリンタ Download PDF

Info

Publication number
JP4262231B2
JP4262231B2 JP2005295122A JP2005295122A JP4262231B2 JP 4262231 B2 JP4262231 B2 JP 4262231B2 JP 2005295122 A JP2005295122 A JP 2005295122A JP 2005295122 A JP2005295122 A JP 2005295122A JP 4262231 B2 JP4262231 B2 JP 4262231B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
print job
command
print
job
mib information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2005295122A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007102698A (ja
Inventor
明 竹下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba TEC Corp filed Critical Toshiba TEC Corp
Priority to JP2005295122A priority Critical patent/JP4262231B2/ja
Publication of JP2007102698A publication Critical patent/JP2007102698A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4262231B2 publication Critical patent/JP4262231B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L41/00Arrangements for maintenance, administration or management of data switching networks, e.g. of packet switching networks
    • H04L41/02Standardisation; Integration
    • H04L41/0213Standardised network management protocols, e.g. simple network management protocol [SNMP]

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)

Description

本発明は、印刷ジョブをそのまま登録する機能が無い印刷装置の印刷ジョブの状態を監視する印刷ジョブの状態監視システム及びプリンタに関する。
ネットワークに接続されたプリンタに、ネットワークを介してプリントジョブを送出するプリント指示装置において、プリンタにプリント指示を行うことに応じてプリンタの監視を開始することにより、プリンタ状態監視のための負荷を抑制するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−322227
しかしながら、例えば、ネットワークに接続可能なバーコードプリンタでは、受信した印刷ジョブを内部のキューに溜め込むことはできるが、その溜め込んだ印刷ジョブが印刷中であるか、印刷した枚数はどれくらいであるか等の印刷ジョブの管理を行うことができなかった。
このため、バーコードプリンタがネットワークを介して複数の印刷ジョブを受信した場合、印刷ジョブの送信者は、送信した印刷ジョブがどのような状態となっているかを知ることができない。例えば、バーコードプリンタで大量にバーコード付きラベルを発行する印刷ジョブが実行されていると、印刷ジョブを送信した送信者は、次に送信した印刷ジョブがいつ実行されるかがわからないため大変不便であった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、印刷ジョブの状態を監視することができる印刷ジョブの状態監視システム及びプリンタを提供することにある。
発明は、コンピュータからネットワークを介してプリンタに送信された印刷ジョブの状態を監視する印刷ジョブの状態監視システムにおいて、コンピュータは、プリンタに送信する印刷ジョブに関して、印刷ジョブID、印刷ドキュメント名、印刷ジョブの状態、印刷済み枚数、印刷ジョブ受付時間及び印刷ジョブを発行するコンピュータのユーザ名をMIB情報として定義する。プリンタは、先頭に印刷ジョブの開始を示すジョブ開始コマンドが付加されるとともに最後尾に印刷ジョブの終了を示すジョブ終了コマンドが付加され、MIB情報として定義されている印刷ジョブID、印刷ドキュメント名、印刷ジョブ受付時間及び印刷ジョブを発行するコンピュータのユーザ名が記述された印刷ジョブを前記コンピュータから受信すると、この印刷ジョブのコマンド解析を行い、解析されたコマンドをコマンドキューに溜めた後、コマンドキューに溜められたコマンドを印刷エンジンに適応するコマンドに変換し、この変換されたコマンドを、発行コマンドについては印刷ジョブに記述された印刷ジョブID、印刷ドキュメント名、印刷ジョブ受付時間及び印刷ジョブを発行するコンピュータのユーザ名を関連付けてコマンドテーブルに登録し、発行コマンドに関連付けられた印刷ジョブID、印刷ドキュメント名、印刷ジョブ受付時間及び印刷ジョブを発行するコンピュータのユーザ名でMIB情報を更新し、コマンドテーブルに登録されたコマンドを印刷エンジンで順次実行して印刷を行う際、MIB情報の印刷ジョブの状態を印刷中に更新するとともに印刷済み枚数をインクリメントし、コンピュータは、プリンタで更新されたMIB情報を取得し、この取得したMIB情報を表示するものである。
本発明によると、印刷ジョブの状態を監視することができる印刷ジョブの状態監視システム及びプリンタを提供できる。
以下、本発明の一実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本実施の形態におけるネットワーク構成を概略的に示す図である。図1に示すようにバーコードプリンタ1は、ネットワーク2を介してパーソナルコンピュータ(以下PCとする。)3,4と通信可能に接続されている。各PC3,4にはSNMP(シンプル ネットワーク マネジメント プロトコル)マネージャ、バーコードプリンタ1にはSNMPエージェントが配置されている。
PC3は、図示しない磁気ディスクにプリンタドライバやアプリケーション等が記憶されている。プリンタドライバは、バーコードプリンタ1に印刷ジョブを送信するためのドライバである。また、PC3は、バーコードプリンタ1に送信した印刷ジョブに関して、MIB(マネジメント インフォーメーション ベース)情報(管理情報)を定義している。具体的には、MIB情報として、印刷ジョブID、印刷ドキュメント名、印刷ジョブの状態、印刷済み枚数、印刷ジョブの受付時間、印刷ジョブを発行するコンピュータのユーザ名(コンピュータ名でも良い。)を定義している。
プリンタドライバは、アプリケーションから印刷指示が発行されると、その印刷指示をバーコードプリンタ1独自のコマンドに変換する。この際、印刷ジョブのヘッダ部分にジョブ情報を記述した印刷ジョブをスプーラに登録する。ジョブ情報は、MIB情報として定義されている印刷ジョブID、印刷ドキュメント名、印刷ジョブの受付時間、印刷ジョブを発行するコンピュータ名のユーザ名を示す情報である。これらのジョブ情報のうち、印刷ジョブIDはプリンタドライバが任意に設定する。プリンタドライバは印刷ジョブIDとして例えば、「0001」から「9999」までの番号を用意し、印刷ジョブが発行されるごとに前回の印刷ジョブIDの数値に「1」加算した数値を印刷ジョブIDとして作成する。なお、図示しない電源がOFFされるとこの印刷ジョブIDはリセットされる。また、印刷ドキュメント名はアプリケーションから入力され、印刷ジョブの受付時間はシステムクロックから入力され、印刷ジョブを発行するコンピュータのユーザ名はシステム情報から入力されて生成される。なお、PC3のユーザ名は、「TAKESHITA」がシステム情報に設定されていることとする。また、印刷ジョブには、ラベルサイズ、印刷条件、各種描画内容、印刷起動等を示す情報が記述されている。なお、印刷条件には、バーコード付きラベルを発行する枚数を指定した指定枚数を示す指定枚数情報が含まれる。
次に、このようにジョブ情報を含む印刷ジョブをスプーラに登録するまでのシーケンスについて説明する。図2は、このシーケンスを示すタイミングチャートである。図2に示すように、印刷ジョブの登録を開始する場合には、アプリケーションからGDI(グラフィック デザイン インタフェース)に「Escape(STARTDOC)」が指示され、GDIからプリンタドライバへ「Control(STARTDOC)」が指示され、プリンタドライバからスプーラに「Openjob」が指示される。これにより、スプーラにおいて、印刷ジョブの開始を示すジョブ開始コマンドが登録される。そして、プリンタドライバからスプーラに「StartSpoolPage」、「WriteSpoolPage」の指示がなされ、印刷ジョブがスプーラに登録されていく。
1ジョブ内で複数枚印刷する場合において、ページを区切る場合には、アプリケーショからGDIへ「Escape(NEWFRAME)」が指示され、GDIからプリンタドライバへ「Control(NEWFRAME)」が指示され、プリンタドライバからスプーラへ「EndSpoolPage」が指示され、一旦当該ページを終了する。その後、再びプリンタドライバから「StartSpoolPage」、「WriteSpoolPage」の指示がされる。これにより、1ジョブ内で複数枚印刷する場合には、ページが区切られてスプーラに登録される。
印刷ジョブを終了する場合には、アプリケーションからGDIに「Escape(ENDDOC)」が指示され、GDIからプリンタドライバへ「Control(ENDDOC)」が指示され、プリンタドライバからスプーラに「EndSpoolPage」が指示される。そして、アプリケーションからGDIに「DeleteDC」が指示され、GDIからプリンタドライバへ「Disabl」が指示され、プリンタドライバからスプーラに「EndJob」が指示される。これにより、スプーラにおいて、印刷ジョブの終了を示すジョブ終了コマンドの登録が終了する。
このようにして、印刷ジョブの先頭には印刷ジョブの開始を示すジョブ開始コマンドが付加されるとともに、最後尾には印刷ジョブの終了を示すジョブ終了コマンドが付加された印刷ジョブがスプーラに登録される。そして、ジョブ開始コマンド及びジョブ終了コマンドが付加された印刷ジョブがネットワーク2を介してバーコードプリンタ1へ出力される。
次にバーコードプリンタ1について説明する。図3は、バーコードプリンタ1の外観を示す斜視図である。バーコードプリンタ1には操作を行うための各種キー1aと、ディスプレイ1b等が設けられている。
図4は、バーコードプリンタ1の内部構成を示すブロック図である。図4に示すように、バーコードプリンタ1には、制御部本体としてのCPU11が実装されている。また、プログラムや固定データが格納されたROM12、可変的なデータを格納するための各種メモリエリアが形成されるRAM13、ネットワーク2に接続されたPC3,4とデータ通信を行うための通信インタフェース(I/F)14、各種キー1aからキー入力データを取り込むキーコントローラ15、ディスプレイ1bへの表示を制御するディスプレイコントローラ16、日時を計時するための時計部17、受信した印刷ジョブに基づいてバーコード付きラベル等へ印字をするためのサーマルヘッド18を駆動させるヘッド駆動回路19、印字されていないラベルをサーマルヘッド18の印字位置まで移動させるためのパルスモータ20を駆動させるモータ駆動回路21、ラベルとサーマルヘッド18との間を通過するインクリボンを移動させるためのリボンモータ22を駆動させるモータ駆動回路23、サーマルヘッド18をラベルに対して離間又は当接させるためのソレノイド24に通電信号を出力するI/Oポート25、ラベルの位置決めセンサ等の各種センサ26から信号を入力するI/Oポート27等が実装されている。CPU11と、ROM12、RAM13、通信I/F14、キーコントローラ15、ディスプレイコントローラ16、時計部17、ヘッド駆動回路19、モータ駆動回路21、モータ駆動回路23、I/Oポート25、I/Oポート27とはデータバス、アドレスバス等のバスラインによって接続されている。
次に上述のように構成されたバーコードプリンタ1がネットワーク2に接続されたPC3から、ジョブ開始コマンド及びジョブ終了コマンドが付加された印刷ジョブを受信したときのコマンド解析処理について説明する。図5は、CPU11が実行するコマンド解析処理の要部を示すフローチャートである。また、図6は、印刷ジョブがコマンド解析処理されたときの各コアンドが記録されるコマンドキューを示す図である。以下、印刷ジョブID「0001」、「0002」、「0003」の印刷ジョブをPC3から順次受信した場合の処理を例に挙げ図5及び図6を参照しながら説明する。
ジョブ開始コマンド及びジョブ終了コマンドが付加された印刷ジョブがネットワーク2を介してPC3から受信されると(印刷ジョブ受信手段)、コマンド解析処理が開始される(コマンド解析手段)。先ず、コマンドがジョブ情報コマンドか否かが判断される(ST101)。コマンドがジョブ情報コマンドであると判断されると(ST101でYES)、コマンドキューにジョブ開始情報を記録する(ST102)。コマンドキューには、コマンド「JOB−0001開始」が記録される。
コマンドがジョブ情報コマンドでないと判断されると(ST101でNO)、コマンドは描画系コマンドか否かが判断される(ST103)。コマンドが描画系コマンドであると判断されると(ST103でYES)、コマンドキューに描画コマンドを記録する(ST104)。コマンドキューには、コマンド「JOB−0001開始」に続いて、コマンド「描画」が記録される。
コマンドが描画系コマンドでないと判断されると(ST103でNO)、コマンドは印刷起動コマンドか否かが判断される(ST105)。コマンドが印刷起動コマンドであると判断されると(ST105でYES)、コマンドキューに印刷起動コマンドを記録する(ST106)。コマンドキューには、コマンド「描画」に続いてコマンド「発行」が記録される。
コマンドが印刷起動コマンドでないと判断されると(ST105でNO)、コマンドはジョブ終了コマンドか否かが判断される(ST107)。コマンドがジョブ終了コマンドであると判断されると(ST107でYES)、コマンドキューにジョブ終了情報を記録する(ST108)。コマンドキューには、コマンド「発行」に続いてコマンド「JOB−0001終了」が記録される。
コマンドがジョブ終了コマンドでないと判断されると(ST107でNO)、受信した印刷ジョブのコマンド解析が終了したか否かが判断される(ST109)。コマンド解析が終了していないと判断された場合は(ST109でNO)、ステップST101へ戻り、コマンド解析が終了していないコマンドに対してステップST101からST108の解析処理が行われる。コマンド解析が終了したと判断されると(ST109でYES)、処理が終了される。
このようにジョブ開始コマンド及びジョブ終了コマンドが付加された印刷ジョブIDが「0001」の印刷ジョブを受信したときには、各コマンド「JOB−0001開始」、「描画」、「発行」、「JOB−0001終了」がコマンドキューに記録される。図5において説明した処理と同様な処理を、ジョブ開始コマンド及びジョブ終了コマンドが付加された印刷ジョブIDが「0002」の印刷ジョブ、ジョブ開始コマンド及びジョブ終了コマンドが付加された印刷ジョブIDが「0003」の印刷ジョブに対しても行う。これにより、図6に示すように、各コマンド「JOB−0002開始」、「描画」、「発行」、「JOB−0002終了」、「JOB−0002開始」、「描画」、「発行」、「JOB−0002終了」がコマンドキューに順次記録される。
このようにコマンドキューに印刷ジョブが記録されると、描画管理を行うためのコマンド変換処理が行われる(コマンド変換手段)。図7は、描画管理を行うための処理を示すフローチャートである。コマンドキューに記録されたコマンドがヘッド駆動回路19用のコマンドに変換される(ST201)。そして、変換されたコマンドは、ヘッド駆動回路19用のコマンドテーブルに登録される(ST202)。
図8は、このように変換されたコマンドが登録されたヘッド駆動回路19用のコマンドテーブルを示す図である。図8に示すように、コマンドとして各ジョブに対応して「発行」と「JOB終了」が設けられており、コマンド「発行」と関連付けられてJOBID(印刷ジョブID)、JOBNAME(印刷ドキュメント名)、JOBDATE(印刷ジョブの受付時間)、JOBSENDER(印刷ジョブを送信したコンピュータのユーザ名)が登録されている。このようにコマンドテーブルに登録されたコマンドが順次、ヘッド駆動回路19へ出力されることにより、バーコード付きラベルの印刷が実行される。
続いて、ヘッド駆動回路19用のコマンドテーブルに登録されたコマンドがヘッド駆動回路19で実行されるときの処理について説明する。図9は、ヘッド駆動回路19でコマンドが実行されるときの処理を示すフローチャートである。
図9に示すように、先ず、ヘッド駆動回路19で実行されるコマンドが発行コマンドか否かが判断される(ST301)。発行コマンドであると判断されると(ST301でYES)、MIB情報が更新される(ST302)。すなわち、発行コマンドと対応付けられている印刷ジョブID、印刷ドキュメント名、印刷ジョブの受付時間、印刷ジョブを送信したコンピュータ名のユーザ名を示す情報に基づいて、MIB情報が初期状態から更新される。例えば、MIB情報の印刷ジョブIDが「JOB−0001」、印刷ドキュメント名が「AAAA1」、印刷ジョブの受付時間が「20050531094548」、印刷ジョブを送信したコンピュータのユーザ名が「TAKESHITA」と更新される。
このようにMIB情報が更新されると、ヘッド駆動回路19に対してバーコード付きラベルを1枚発行する指示がなされる(ST303)。そして、MIB情報の状態フラグ及び発行カウンタが初期状態から更新される。すなわち、状態フラグが初期状態から「印刷中」に更新されるとともに、印刷済みの枚数を示す発行カウンタがインクリメントされる。(ST304)。そして、指定された指定発行枚数の値と発行カウンタの値が一致したか否かが判断される(ST305)。発行カウンタの値が指定発行枚数で指定された印刷枚数の値と一致していないと判断された場合は(ST305でNO)、ヘッド駆動回路19に対してバーコード付きラベルを1枚発行する指示がなされ(ST303)、状態フラグは印刷中のままで発行カウンタはインクリメントされる(ST304)。このように、バーコード付きラベルが1枚発行されるごとにMIB情報が更新される。
一方、コマンドが発行コマンドでないと判断された場合(ST101でNO)、又は発行カウンタの値が指定発行枚数で指定された印刷枚数の値と一致すると判断された場合は(ST305でYES)、コマンドがジョブ終了コマンドであるか否かが判断される(ST306)。ジョブ終了コマンドでないと判断されると(ST306でNO)、ステップST301の判断へ戻り、上述した処理を繰り返す。一方、ジョブ終了コマンドであると判断された場合は(ST306でYES)、発行カウンタ等のMIB情報が全て初期化(クリア)される(ST307)。
したがって、印刷ジョブを実行する際に、MIB情報として、印刷ジョブID、印刷ドキュメント名、印刷ジョブを送信したコンピュータ名のユーザ名、印刷ジョブの受付時間がステップST302の処理により取得され、印刷ジョブの状態が印刷中であること、印刷済みの印刷枚数がステップST304の処理により生成される(MIB情報生成手段)。
次に、このようにバーコード付きラベルの印刷を行うバーコードプリンタ1に送信された印刷ジョブの状態をPC3から監視する場合について説明する。すなわち、ユーザがPC3のネットワークツールを用いてバーコードプリンタ1の状態を監視するときにおける処理について説明する。
ユーザは、PC3を操作して、先ずネットワーク2に接続されたPC3,4、バーコードプリンタ1等の装置を表示させる。ユーザは図示しないマウス等を用いて、表示されたネットワーク2に接続された装置の中からバーコードプリンタ1を選択する。
図10は、バーコードプリンタ1が選択されたときに、PC3が実行する処理を示すフローチャートである。PC3に設けられたSNMPマネージャが、バーコードプリンタ1に設けられたSNMPエージェントと通信を行いバーコードプリンタ1からMIB情報を取得し、その取得した情報をPC3が画面に表示する処理である。
SNMPマネージャは、MIB情報である印刷ジョブID(ST401)、印刷ドキュメント名(ST402)、印刷ジョブを送信したコンピュータのユーザ名(ST403)、印刷ジョブの受付時間(ST404)、印刷ジョブの状態(ST405)、印刷済み枚数(ST406)がSNMPエージェントから入力される(取得手段)。このように、MIB情報が入力されると(ST401からST406)、入力されたMIB情報が画面に表示される(ST407,表示手段)。
図11は、このようにMIB情報を表示した表示画面の一例を示す図である。図11に示すように、印刷ジョブIDとして「0001」、印刷ドキュメント名として「AAAA1」、印刷枚数として「50」、受付時間として「20050531094548(2005年5月31日9時45分48秒)」、ユーザ名として「TAKESHITA」、印刷ジョブの状態として「印刷中」が表示されている。ユーザはこのようにPC3の画面にバーコードプリンタ1で実行されている印刷ジョブの状態を表示することができ、その表示に基づいてバーコードプリンタ1に送信した印刷ジョブの状態を監視することができる。
この実施の形態によると、PC3は、ネットワーク2に接続されたバーコードプリンタ1に印刷ジョブを送信するときに、その印刷ジョブの先頭にジョブ情報コマンドを、最後尾にジョブ終了コマンドを付加する。バーコードプリンタ1は、受信した印刷ジョブに付加されたジョブ情報コマンドとジョブ終了コマンドを利用して、印刷ジョブが印刷中であるという状態を示す情報を含むMIB情報を生成することができる。また、ユーザは、PC3を用いて、バーコードプリンタ1で生成されたMIB情報を取得して、画面にMIB情報を表示させることができる。このようにバーコードプリンタ1が印刷している印刷ジョブの状態を表示することにより、ユーザはバーコードプリンタ1で実行している印刷ジョブの状態を監視することができる。
また、MIB情報には実行している印刷済みの印刷枚数を示す情報を含むので、印刷ジョブを送信したユーザは、あと何枚印刷すれば次に送信した印刷ジョブが実行されるかを知ることができる。
なお、上述の実施の形態では、ステップST306において、ジョブ終了コマンドであると判断するとMIB情報を初期化する処理を行う場合で説明しているが、MIB情報を初期化する前に、MIB情報を所定の記憶部(履歴情報記憶手段)に記憶するようにしても良い。このように、MIB情報の履歴を記憶部に記憶することにより、バーコードプリンタ1の状態をPC3に表示するときに、PC3から記憶部に記憶されたMIB情報の履歴を示す履歴情報を取得することも可能となり、MIB情報に加えて履歴情報もPC3の画面に表示させることができる。これにより、ユーザはバーコードプリンタ1に送信された印刷ジョブのうち印刷が完了した印刷ジョブを確認することができる。
さらに、MIB情報、履歴情報に加えて、ヘッド駆動回路19用のコマンドテーブルに登録されている印刷ジョブに関する登録印刷ジョブ情報も取得するようにする。このように登録印刷ジョブ情報も取得することにより、ユーザはバーコードプリンタ1に送信された印刷ジョブのうち印刷が開始されずに登録されている状態の印刷ジョブを確認することができる。
図12は、PC3がMIB情報とともに、履歴情報及び登録印刷ジョブ情報を表示した表示画面の一例を示す図である。ユーザはこの表示画面に基づいて、印刷ジョブID「0001」の印刷ジョブの印刷が完了し、印刷ジョブID「0002」の印刷ジョブが印刷中であり、印刷ジョブID「0003」の印刷ジョブが登録中であることを確認することができる。なお、MIB情報とともに履歴情報、登録印刷ジョブ情報を取得するか、又は、取得したMIB情報、履歴情報、登録印刷ジョブ情報のうちMIB情報以外の情報を表示するか等の設定は、ユーザがPC3を用いて自由に設定することが可能である。
このようにMIB情報とともに履歴情報、登録印刷ジョブ情報を表示することにより、ユーザはバーコードプリンタ1に送信された印刷ジョブの状態をより詳細に監視することができるようになる。
なお、本発明は、上述した実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できるものである。
本発明の実施の形態におけるネットワーク構成を概略的に示す図。 同実施の形態における印刷ジョブをスプーラに登録するまでのシーケンスを示すタイムチャート。 同実施の形態におけるバーコードプリンタの外観を示す斜視図。 同実施の形態におけるバーコードプリンタの内部構成を示すブロック図。 同実施の形態におけるコマンド解析処理を示すフローチャート。 同実施の形態におけるコマンドキューを示す図。 同実施の形態におけるコマンドの変換処理を示すフローチャート。 同実施の形態におけるコマンドテーブルを示す図。 同実施の形態におけるMIB情報を生成する処理を示すフローチャート。 同実施の形態におけるMIB情報を表示する処理を示すフローチャート。 同実施の形態におけるMIB情報の表示画面例を示す図。 同実施の形態におけるMIB情報、履歴情報、登録印刷ジョブ情報の表示画面例を示す図。
符号の説明
1…バーコードプリンタ,2…ネットワーク,3,4…PC,11…CPU,12…ROM,13…RAM,14…通信I/F,19…ヘッド駆動回路

Claims (4)

  1. コンピュータからネットワークを介してプリンタに送信された印刷ジョブの状態を監視する印刷ジョブの状態監視システムにおいて、
    前記コンピュータは、前記プリンタに送信する印刷ジョブに関して、印刷ジョブID、印刷ドキュメント名、印刷ジョブの状態、印刷済み枚数、印刷ジョブ受付時間及び印刷ジョブを発行するコンピュータのユーザ名をMIB情報として定義し、
    前記プリンタは、
    先頭に印刷ジョブの開始を示すジョブ開始コマンドが付加されるとともに最後尾に印刷ジョブの終了を示すジョブ終了コマンドが付加され、前記MIB情報として定義されている印刷ジョブID、印刷ドキュメント名、印刷ジョブ受付時間及び印刷ジョブを発行するコンピュータのユーザ名が記述された印刷ジョブを前記コンピュータから受信する印刷ジョブ受信手段と、
    この印刷ジョブ受信手段で受信した印刷ジョブのコマンド解析を行う解析手段と、
    この解析手段で解析されたコマンドを溜めるコマンドキューと、
    このコマンドキューに溜められたコマンドを印刷エンジンに適応するコマンドに変換するコマンド変換手段と、
    このコマンド変換手段で変換されたコマンドを、発行コマンドについては印刷ジョブに記述された印刷ジョブID、印刷ドキュメント名、印刷ジョブ受付時間及び印刷ジョブを発行するコンピュータのユーザ名を関連付けて登録するコマンドテーブルと、
    前記発行コマンドに関連付けられた印刷ジョブID、印刷ドキュメント名、印刷ジョブ受付時間及び印刷ジョブを発行するコンピュータのユーザ名で前記MIB情報を更新する第1のMIB情報更新手段と、
    前記コマンドテーブルに登録されたコマンドを前記印刷エンジンで順次実行して印刷を行う際、前記MIB情報の印刷ジョブの状態を印刷中に更新するとともに印刷済み枚数をインクリメントする第2のMIB情報更新手段とを具備し、
    前記コンピュータは、
    前記プリンタで更新されたMIB情報を取得する取得手段と、
    この取得手段で取得したMIB情報を表示する表示手段とを具備することを特徴とする印刷ジョブの状態監視システム。
  2. 前記プリンタは、前記第1,第2のMIB情報更新手段により更新したMIB情報を履歴情報として記憶する履歴情報記憶手段をさらに具備し、
    前記取得手段は前記更新されたMIB情報とともに前記履歴情報も取得するとともに、前記表示手段は前記MIB情報とともに前記履歴情報を表示することを特徴とする請求項1記載の印刷ジョブの状態監視システム。
  3. プリンタに送信する印刷ジョブに関して、印刷ジョブID、印刷ドキュメント名、印刷ジョブの状態、印刷済み枚数、印刷ジョブ受付時間及び印刷ジョブを発行するコンピュータのユーザ名をMIB情報として定義するコンピュータとネットワークを介して接続され、
    先頭に印刷ジョブの開始を示すジョブ開始コマンドが付加されるとともに最後尾に印刷ジョブの終了を示すジョブ終了コマンドが付加され、前記MIB情報として定義されている印刷ジョブID、印刷ドキュメント名、印刷ジョブ受付時間及び印刷ジョブを発行するコンピュータのユーザ名が記述された印刷ジョブを前記コンピュータから受信する印刷ジョブ受信手段と、
    この印刷ジョブ受信手段で受信した印刷ジョブのコマンド解析を行う解析手段と、
    この解析手段で解析されたコマンドを溜めるコマンドキューと、
    このコマンドキューに溜められたコマンドを印刷エンジンに適応するコマンドに変換するコマンド変換手段と、
    このコマンド変換手段で変換されたコマンドを、発行コマンドについては印刷ジョブに記述された印刷ジョブID、印刷ドキュメント名、印刷ジョブ受付時間及び印刷ジョブを発行するコンピュータのユーザ名を関連付けて登録するコマンドテーブルと、
    前記発行コマンドに関連付けられた印刷ジョブID、印刷ドキュメント名、印刷ジョブ受付時間及び印刷ジョブを発行するコンピュータのユーザ名で前記MIB情報を更新する第1のMIB情報更新手段と、
    前記コマンドテーブルに登録されたコマンドを前記印刷エンジンで順次実行して印刷を行う際、前記MIB情報の印刷ジョブの状態を印刷中に更新するとともに印刷済み枚数をインクリメントする第2のMIB情報更新手段とを具備したことを特徴とするプリンタ。
  4. 前記第1,第2のMIB情報更新手段により更新したMIB情報を履歴情報として記憶する履歴情報記憶手段をさらに具備したことを特徴とする請求項3記載のプリンタ。
JP2005295122A 2005-10-07 2005-10-07 印刷ジョブの状態監視システム及びプリンタ Active JP4262231B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005295122A JP4262231B2 (ja) 2005-10-07 2005-10-07 印刷ジョブの状態監視システム及びプリンタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005295122A JP4262231B2 (ja) 2005-10-07 2005-10-07 印刷ジョブの状態監視システム及びプリンタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007102698A JP2007102698A (ja) 2007-04-19
JP4262231B2 true JP4262231B2 (ja) 2009-05-13

Family

ID=38029549

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005295122A Active JP4262231B2 (ja) 2005-10-07 2005-10-07 印刷ジョブの状態監視システム及びプリンタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4262231B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU211328U1 (ru) * 2021-09-30 2022-05-31 Дмитрий Вениаминович Ваулин Устройство для подачи газа с механическими включениями к пункту экологического контроля

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7433942B2 (ja) * 2020-02-04 2024-02-20 東芝テック株式会社 プリンタシステム、プリンタおよびホストコンピュータ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU211328U1 (ru) * 2021-09-30 2022-05-31 Дмитрий Вениаминович Ваулин Устройство для подачи газа с механическими включениями к пункту экологического контроля

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007102698A (ja) 2007-04-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7472335B2 (ja) 印刷処理システム、および制御方法
JP4869031B2 (ja) 印刷システム、サーバ装置及びジョブ制御方法
JP4389231B2 (ja) 印刷ジョブ管理システム、デフォルトプリンタ決定装置
US9386173B2 (en) Printing system, printer, job processing method and computer readable recording medium storing job processing program
US9129209B2 (en) Printer having print data generation technique for facilitating printing using short distance wireless communication
JP2003175657A5 (ja)
JP2011065368A (ja) 印刷制御装置、印刷制御方法、及びコンピュータプログラム
US20120140269A1 (en) Information processing device, information processing method, and recording medium
JP5926514B2 (ja) 印刷制御装置、印刷制御方法、およびプログラム
JP2011253568A (ja) 印刷システム、サーバ装置及びジョブ制御方法
US9304724B2 (en) Data generating device for generating document file not having first type of content data using document file having first type of content data
US9384429B2 (en) Data supplying device for supplying access data indicating access information of content data
JP4262231B2 (ja) 印刷ジョブの状態監視システム及びプリンタ
US10459673B2 (en) Print control device, print system, and print control method
JP5906652B2 (ja) 情報処理システム、情報処理装置及び情報処理プログラム
JP4289987B2 (ja) 印刷制御装置、印刷制御方法およびコンピュータプログラム
JP3508752B2 (ja) 印刷システム、方法及びプリンタ
JP5200791B2 (ja) 画像処理装置、情報処理方法、コンピュータプログラム、及び、情報記録媒体
JP2010079385A (ja) 印刷システム、制御装置、蓄積装置、制御プログラム、および情報処理プログラム
JP6304695B2 (ja) 印刷システム
JP2006076284A (ja) 画像形成装置
JP6536016B2 (ja) 印刷装置、印刷処理方法、プログラム、及び、印刷システム
JP2019174948A (ja) アプリケーションプログラム
JP4572172B2 (ja) 高速印刷処理を行う画像形成装置、印刷システム
JP2011040046A (ja) 印刷制御方法、制御プログラム、画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080904

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081007

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081208

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090203

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090206

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120220

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4262231

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120220

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130220

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130220

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140220

Year of fee payment: 5