JP4260782B2 - 貼付回路及び貼付回路シート - Google Patents
貼付回路及び貼付回路シート Download PDFInfo
- Publication number
- JP4260782B2 JP4260782B2 JP2005208932A JP2005208932A JP4260782B2 JP 4260782 B2 JP4260782 B2 JP 4260782B2 JP 2005208932 A JP2005208932 A JP 2005208932A JP 2005208932 A JP2005208932 A JP 2005208932A JP 4260782 B2 JP4260782 B2 JP 4260782B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- conductor pattern
- circuit
- pasting
- pasted
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Support Of Aerials (AREA)
- Structure Of Printed Boards (AREA)
- Details Of Aerials (AREA)
Description
最終的には貼り付け面に設けられる線状の導体パターンを、剥離シートと透光性の操作シートによって表裏から挟んで分離可能に一体化した全体としてシート状の貼付回路において、
前記導体パターンと相似形であるとともに前記導体パターンよりも一回り大きい外形の線状であり貼り付け面に対して粘着層を介して貼り付けられる透光性基体と、前記透光性基体の上面に設けられた易接着処理層と、導電性インクによって前記易接着処理層の上に形成された線状の前記導体パターンと、紫外線硬化インクによって前記導体パターンを覆って前記易接着処理層の上に形成された透光性保護層と、を有する線状のエレメント部と、
前記エレメント部の前記透光性基体を覆うとともに前記エレメント部を貼り付け面に貼り付ける際には除去される剥離シートと、
前記エレメント部の前記透光性保護層を覆うとともに前記剥離シートに貼り付けられ、前記剥離シートを除去して前記エレメント部を貼り付け面に貼り付けた後に前記エレメント部を貼り付け面に残して除去される透光性の操作シートと、
を有している。
本発明の実施の形態の第1例を図1〜図17を参照して説明する。
図1は貼付回路シートの平面図、図2は図1のX−X切断線における拡大断面図、図3は貼付回路シートの製造工程を説明するために図2と同位置で切断した材料の断面図、図4は貼付回路シートの製造工程を説明するための図3のY−Y切断線における断面図、図5は貼付回路シートの製造工程を説明するための断面図、図6は貼付回路シートの製造工程を説明するための断面図、図7は貼付回路シートの製造工程を説明するための断面図、図8は貼付回路シートの製造工程を説明するための断面図、図9は貼付回路シートの製造工程を説明するための断面図、図10は貼付回路シートの製造工程を説明するための断面図、図11は貼付回路シートの製造工程を説明するための断面図、図12は貼付回路シートの使用方法を説明するための断面図、図13は貼付回路シートの使用方法を説明するための断面図、図14は貼付回路シートの使用方法を説明するための断面図、図15は貼付回路シートの使用状態を説明するための斜視図、図16はエレメント部の端子部の拡大平面図、図17は図16のZ−Z切断線における断面図である。
図1及び図2を参照して本例の貼付回路シート1の構造及び材質等について説明する。
図1に示すように、本例の貼付回路シート1は、最終的には貼り付け面(例えば自動車のガラス窓)に残されてアンテナとなる2本の線状のエレメント部(A〜G)を、矩形状の剥離シートHと透光性の操作シートK(アプリケーションシート)によって表裏から挟んで分離可能に一体化した全体として矩形シート状の製品である。図1は、この貼付回路シート1を透光性の操作シートKの側から見た平面図であり、操作シートKを通してエレメント部(A〜G)が視認でき、さらに破線で示すように剥離シートHの中央に設けられたスリットSも視認できる。
次に、貼付回路シート1の製造方法を説明する。本例の貼付回路シートでは、前述したように導体パターンDを含むエレメント部(A〜G)は線状の部材であるが、以下の説明では、この線状のエレメント部(A〜G)に直交する断面で構造を表しつつ製造工程の説明を行うものとする。
次に、貼付回路シート1を使用して行う貼付回路の貼り付け方法を説明する。
図12に示すように、剥離シートHのスリットSに指を掛けて、エレメント部(A〜G)が接着した操作シートKから剥離シートHを剥がす。
本発明の実施の形態の第2例を図18〜図30を参照して説明する。
図18〜図30は本例の貼付回路シートを貼り付け面に貼り付ける手順を説明するための図である。
図18は貼付回路シートの操作シート側から見た平面図、図19は図18のW−W切断線における断面図、図20は貼付回路シートの剥離シート側から見た平面図、図21は剥離シートの一部を剥がした貼付回路シートを操作シート側から見た平面図、図22は図21に示す貼付回路シートの図18と同様の切断位置における断面図、図23は図22に示す貼付回路シートの一部を貼り付け面に貼り付けた状態を示す断面図、図24は図23の状態にある貼付回路シートを操作シート側から見た平面図、図25は図23に示す貼付回路シートから剥離シートを剥がす操作を示す断面図、図26は図25に示す状態を操作シート側から見た平面図、図27は図25で剥離シートを剥がした後に貼り付け面に貼り付ける操作を示す断面図、図28は図27の貼付回路シートを操作シート側から見た平面図、図29は図28の貼付回路シートから操作シートを剥がす操作を示す操作シート側から見た平面図、図30は貼り付け面に残ったエレメント部を示す平面図である。
まず、構造を説明する。図18及び図19に示すように、この貼付回路シート1’は、貼り付け面10に対して透明粘着層Gを介して貼り付けられる所定パターンの透光性基体Fと、前記透光性基体Fの上面に設けられた図示しない易接着処理層(E)と、導電性インクによって前記易接着処理層(E)の上に形成された導体パターンDと、導体パターンDを覆う図示しない易接着処理層(C)と、紫外線硬化インクによって前記導体パターンDを覆って前記易接着処理層(E)の上に形成された透光性保護層A,Bとを有するエレメント部A〜Gを有している。そして、エレメント部A〜Gの透光性基体Fを覆うとともに前記エレメント部A〜Gを貼り付け面10に貼り付ける際には除去される剥離シートHと、エレメント部A〜Gの透光性保護層A,Bを覆うとともに剥離シートHに貼り付けられ、剥離シートHを除去してエレメント部A〜Gを貼り付け面10に貼り付けた後にエレメント部A〜Gを貼り付け面10に残して除去される透光性の操作シートKとを有している。なお、図19等の断面図においては、前述したように易接着処理層(C)及び(E)は図示を省略し、また図中横方向の長さに対して厚さ(高さ)を誇張して表現している。
2…切断具
10…貼り付け面(自動車の窓ガラス等)、
11,12,13,14…剥離シート(H)の部分
A…第2の透光性保護層
B…第1の透光性保護層
C…易接着処理層
D…導体パターン
E…易接着処理層
F…透光性基体
G…透明粘着層
H…剥離シート
J…弱粘着層
K…操作シート
A〜G…エレメント部
S,S1,S2,S3,S4…剥離シートに形成したスリット
T…端子部
Claims (7)
- 貼り付け面に設けられる線状の導体パターンを有する貼付回路において、
前記導体パターンと相似形であるとともに前記導体パターンよりも一回り大きい外形の線状であり貼り付け面に対して粘着層を介して貼り付けられる透光性基体と、前記透光性基体の上面に設けられた易接着処理層と、導電性インクによって前記易接着処理層の上に形成された線状の前記導体パターンと、紫外線硬化インクによって前記導体パターンを覆って前記易接着処理層の上に形成された透光性保護層と、を有する線状の貼付回路。 - 前記導体パターンの表面が第2の易接着処理層によって覆われたことを特徴とする請求項1記載の貼付回路。
- 前記透光性保護層が、前記紫外線硬化インクを異なる硬化条件で硬化させて得た複数の透光性保護層からなることを特徴とする請求項1記載の貼付回路。
- 前記透光性保護層が、種類の異なる前記紫外線硬化インクを硬化させて得た複数の透光性保護層からなることを特徴とする請求項1記載の貼付回路。
- 前記導電性インクと前記紫外線硬化インクを共通の有機材料を含む有機系インクとすることにより、前記透光性保護層と前記導体パターンを密着して形成したことを特徴とする請求項1記載の貼付回路。
- 最終的には貼り付け面に設けられる線状の導体パターンを、剥離シートと透光性の操作シートによって表裏から挟んで分離可能に一体化した全体としてシート状の貼付回路において、
前記導体パターンと相似形であるとともに前記導体パターンよりも一回り大きい外形の線状であり貼り付け面に対して粘着層を介して貼り付けられる透光性基体と、前記透光性基体の上面に設けられた易接着処理層と、導電性インクによって前記易接着処理層の上に形成された線状の前記導体パターンと、紫外線硬化インクによって前記導体パターンを覆って前記易接着処理層の上に形成された透光性保護層と、を有する線状のエレメント部と、
前記エレメント部の前記透光性基体を覆うとともに前記エレメント部を貼り付け面に貼り付ける際には除去される剥離シートと、
前記エレメント部の前記透光性保護層を覆うとともに前記剥離シートに貼り付けられ、前記剥離シートを除去して前記エレメント部を貼り付け面に貼り付けた後に前記エレメント部を貼り付け面に残して除去される透光性の操作シートと、
を有する貼付回路シート。 - 前記剥離シートには、前記エレメント部を貼り付け面に貼り付ける操作を行う際に除去される前記剥離シートの一部を区画するスリットが形成されていることを特徴とする請求項6記載の貼付回路シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005208932A JP4260782B2 (ja) | 2005-07-19 | 2005-07-19 | 貼付回路及び貼付回路シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005208932A JP4260782B2 (ja) | 2005-07-19 | 2005-07-19 | 貼付回路及び貼付回路シート |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007028321A JP2007028321A (ja) | 2007-02-01 |
JP4260782B2 true JP4260782B2 (ja) | 2009-04-30 |
Family
ID=37788470
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005208932A Expired - Fee Related JP4260782B2 (ja) | 2005-07-19 | 2005-07-19 | 貼付回路及び貼付回路シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4260782B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4627255B2 (ja) * | 2005-12-07 | 2011-02-09 | 日本アンテナ株式会社 | アンテナシート |
JP5052573B2 (ja) * | 2009-08-24 | 2012-10-17 | 株式会社慶洋エンジニアリング | フィルムアンテナの製造方法 |
JP5699474B2 (ja) * | 2010-07-30 | 2015-04-08 | 三菱瓦斯化学株式会社 | フィルムアンテナの製造方法 |
KR101428241B1 (ko) * | 2012-12-04 | 2014-08-07 | 엘지이노텍 주식회사 | 안테나 장치 및 그의 제조 방법 |
JP2014220392A (ja) * | 2013-05-08 | 2014-11-20 | 住友電気工業株式会社 | 配線シートの製造方法、及び配線シート貼着構造体の製造方法 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3693870B2 (ja) * | 1999-11-30 | 2005-09-14 | リンテック株式会社 | アンテナシート |
JP3386775B2 (ja) * | 2000-03-09 | 2003-03-17 | 株式会社慶洋エンジニアリング | シート型アンテナ用アンプ取付構造 |
JP3746500B2 (ja) * | 2003-04-16 | 2006-02-15 | 株式会社慶洋エンジニアリング | 貼付回路シート及び貼付回路シートの製造方法 |
JP3104382U (ja) * | 2004-04-01 | 2004-09-16 | 株式会社慶洋エンジニアリング | 貼付アンテナシート |
-
2005
- 2005-07-19 JP JP2005208932A patent/JP4260782B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007028321A (ja) | 2007-02-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8675147B2 (en) | Protection panel provided with touch input function for display window of electronic device, and manufacturing method therefor | |
JP4729560B2 (ja) | タッチパネルユニット | |
KR101468243B1 (ko) | Rfid 시스템, 특히 rfid 라벨용 자가 접착 안테나, 및 그 제조 방법 | |
KR101586739B1 (ko) | 필름 터치 센서 및 그의 제조 방법 | |
KR101643484B1 (ko) | 전기 전도성 구조체를 갖는 폴리머 패널 | |
KR102538728B1 (ko) | 접착 구조체의 해체 방법 | |
US20110005815A1 (en) | Conductive plate and touch panel including the same | |
JP4126293B2 (ja) | 転写型アンテナおよびその製造方法 | |
JP4260782B2 (ja) | 貼付回路及び貼付回路シート | |
KR101495075B1 (ko) | 기능성 필름을 갖는 액정보호필름 구조체 | |
KR20160071735A (ko) | 필름 터치 센서 및 그의 제조 방법 | |
JP2005223470A (ja) | 転写式銅箔アンテナ | |
KR100635178B1 (ko) | 부착 회로, 부착 회로 시트 및 부착 회로 시트 제조 방법 | |
JP2011126236A (ja) | 機能部品付き樹脂筐体及びその製造方法 | |
JP4777375B2 (ja) | メッシュシート | |
JP3104382U (ja) | 貼付アンテナシート | |
JP4627255B2 (ja) | アンテナシート | |
JP4425165B2 (ja) | 転写型アンテナおよびその転写方法 | |
JP4016477B2 (ja) | 可動接点体の製造方法 | |
JP4455296B2 (ja) | アンテナ転写用具及びアンテナの配設方法 | |
JP4251012B2 (ja) | 可動接点体連へのシート部材の貼付方法 | |
JP4427374B2 (ja) | プリント配線基板およびこの製造方法 | |
CN210469854U (zh) | 柔性电路板及含有该柔性电路板的电子装置 | |
JP4257915B2 (ja) | 絶縁性薄膜体の製造方法 | |
JP4043327B2 (ja) | 貼着用端子の製造方法と貼着用端子及び貼着用端子の剥離クッション体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070329 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080605 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080624 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080729 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090203 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090204 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120220 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150220 Year of fee payment: 6 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |