JP4260089B2 - 画像処理装置,メンテナンス管理システム - Google Patents
画像処理装置,メンテナンス管理システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP4260089B2 JP4260089B2 JP2004279898A JP2004279898A JP4260089B2 JP 4260089 B2 JP4260089 B2 JP 4260089B2 JP 2004279898 A JP2004279898 A JP 2004279898A JP 2004279898 A JP2004279898 A JP 2004279898A JP 4260089 B2 JP4260089 B2 JP 4260089B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- time stamp
- maintenance
- image processing
- time
- processing apparatus
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 title claims description 174
- 238000012545 processing Methods 0.000 title claims description 98
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 34
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 8
- 238000007639 printing Methods 0.000 claims description 6
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 claims description 4
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 25
- 238000000034 method Methods 0.000 description 24
- 230000004044 response Effects 0.000 description 3
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000006870 function Effects 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 2
- 230000008520 organization Effects 0.000 description 2
- 101150012579 ADSL gene Proteins 0.000 description 1
- 102100020775 Adenylosuccinate lyase Human genes 0.000 description 1
- 108700040193 Adenylosuccinate lyases Proteins 0.000 description 1
- 230000006399 behavior Effects 0.000 description 1
- 238000011161 development Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000010365 information processing Effects 0.000 description 1
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Description
一方,近年では,メンテナンス対象機器に障害が発生した場合に,自動的にそのメンテナンス対象機器(情報処理装置)から,電話回線などの通信網を介してメンテナンス会社等に設置されたメンテナンス管理装置(情報受信装置)に,障害の発生が報知されるメンテナンス管理システムが利用されることがある。例えば,特許文献1には,メンテナンス対象機器から該メンテナンス対象機器の障害状況(障害未処理,障害処理中,障害処理済)をメンテナンス管理装置に適宜報知することにより,メンテナンス管理装置側でメンテナンス対象機器の障害状況を把握することができるメンテナンス管理システムが開示されている。
一方,特許文献2では,障害の発生及びメンテナンスの開始が,メンテナンス対象機器からメンテナンス管理装置に報知され,そのメンテナンス管理装置において障害の発生からメンテナンスの開始までの所要時間が計時されるメンテナンス管理システムが提案されている。これにより,ユーザやメンテナンス会社は,前記所要時間を計時する手間から開放される。
一方,ユーザが,前記所要時間を計時するとしても,その所要時間は逆にメンテナンス会社にとっては,信頼の置けるものであるとは言い難く正当性に劣るものである。
このように,従来のメンテナンス管理システムを用いたメンテナンスの運用では,ユーザ及びメンテナンス会社が各々計時した前記所要時間の正当性を相互に立証することができないという問題があり,ユーザ及びメンテナンス会社の両者は,取引の上で不安定な状態に置かれている。
従って,本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり,その目的とするところは,障害の発生時刻及びメンテナンスの開始時刻の正当性を確保することにより,ユーザ及びメンテナンス会社間の安全な取引を実現することができる画像処理装置及びメンテナンス管理システムを提供することにある。
このように本発明が構成されることにより,障害が発生した時刻及びメンテナンスが開始された時刻の正当性が,前記第1のタイムスタンプ及び前記第2のタイムスタンプにより確保される。これにより,ユーザとメンテナンス会社との間で前記障害が発生した時刻や前記メンテナンスが開始された時刻の正否を争うような事態が生じず,安全な取引が実現される。
また,前記第1のタイムスタンプと前記第2のタイムスタンプとの時間差,即ち,前記障害が発生してから前記メンテナンスが開始されるまでの所要時間を算出することにより,前記所要時間の正当性も同様に確保される。
一方,前記障害発生検知手段及び前記メンテナンス開始検知手段により前記障害発生情報や前記メンテナンス開始情報が自動入力される構成によれば,前記各検知信号の入力時に自動的に前記タイムスタンプが取得される。
さらに,前記タイムスタンプ取得手段によって取得された前記第1のタイムスタンプ及び前記第2のタイムスタンプを,所定の記憶手段(タイムスタンプ蓄積記憶手段)に履歴として蓄積して記憶しておけば,後に,任意に前記第1のタイムスタンプ及び前記第2のタイムスタンプを参照し,表示出力し,或いは印字出力すること等が可能となる。
また,前記メンテナンス開始情報が,メンテナンスを実行する作業者(以下,サービスマンという)以外の者によって入力されないよう,前記メンテナンス開始情報が,サービスマンの識別情報であることが考えられる。この場合,前記メンテナンス開始検知手段が,当該画像処理装置のメンテナンスを実行する作業者の識別情報を入力する識別情報入力手段であって,前記タイムスタンプ取得手段が,前記識別情報入力手段による識別情報の入力時に前記第2のタイムスタンプを取得するものである。一般に前記識別情報はサービスマンだけしか知らない情報であるため,ユーザによる前記メンテナンス開始情報の誤入力を防止することが可能となる。また,このとき,前記識別情報が入力されることで,サービスマンがいつ到着したか,メンテナンスを行ったサービスマンが誰なのかを容易に管理することができる。
ところで,本願発明に係る画像処理装置は,例えば画像形成装置であることが考えられる。
また,本発明は,前記画像処理装置と前記情報受信装置とが相互に通信可能に接続されたメンテナンス管理システムの発明として捉えてもよい。即ち,当該メンテナンス管理システムにおいて,前記画像処理装置が,当該画像処理装置に設けられて当該画像処理装置の障害発生時に手動操作される操作手段,又は,当該画像処理装置に設けられて当該画像処理装置の障害の発生を検知する障害発生検知手段と,当該画像処理装置に設けられて当該画像処理装置のメンテナンスの開始時に手動操作されるメンテナンススイッチ,又は,当該画像処理装置に設けられて当該画像処理装置のメンテナンスの開始を検知するメンテナンス開始検知手段と,前記操作手段の手動操作,又は前記障害発生検知手段により当該画像処理装置における障害の発生に関する障害発生情報が入力された時,予め定められた情報のハッシュ値を生成して,時刻を認証する時刻認証機関に送信し,該時刻認証機関によって発行されるタイムスタンプ付きの前記ハッシュ値を前記時刻認証機関から受信することにより前記障害の発生時に対応する第1のタイムスタンプを取得すると共に,前記メンテナンススイッチの手動操作,又は前記メンテナンス開始検知手段の検知により当該画像処理装置におけるメンテナンスの開始に関するメンテナンス開始情報が入力された時,予め定められた情報のハッシュ値を生成して前記時刻認証機関に送信し,該時刻認証機関によって発行されるタイムスタンプ付きの前記ハッシュ値を前記時刻認証機関から受信することにより前記メンテナンスの開始時に対応する第2のタイムスタンプを取得するタイムスタンプ取得手段と,前記タイムスタンプ取得手段によって取得された前記第1のタイムスタンプ及び前記第2のタイムスタンプを蓄積記憶するタイムスタンプ蓄積記憶手段と,前記第1のタイムスタンプ及び前記第2のタイムスタンプを前記情報受信装置に送信するタイムスタンプ送信手段とを具備しており,前記情報受信装置が,前記画像処理装置から受信した前記第1のタイムスタンプと前記第2のタイムスタンプとの時間差を算出するよう構成された発明としても捉えることが可能である。
ここに,図1は本発明の実施の形態に係るメンテナンス管理システムXの概略構成図,図2は画像形成装置1の制御部14により実行されるタイムスタンプ取得処理の手順の一例を説明するフローチャートである。
まず,図1を用いて,本発明の実施の形態に係るメンテナンス管理システムXの概略構成について説明する。
図1に示すように,前記メンテナンス管理システムXは,ユーザ側に設置された前記画像形成装置1(画像処理装置の一例)と,メンテナンス会社側に設置された前記情報受信装置2とが,ISDN回線,ADSL回線,光通信回線,及び無線通信網などの通信回線4(通信ネットワーク)を介してデータ通信可能に接続されて構成されている。このように構成された前記メンテナンス管理システムXでは,前記画像形成装置1における障害(故障)の発生時に該画像形成装置1においてユーザ等の手動操作により操作信号(障害の発生に関する障害発生情報の一例)が入力されると,障害が発生した旨等を示す障害通知データが前記通信回線4を介して前記情報受信装置2に送信(報知)される。これにより,メンテナンス会社側では,受信した前記障害通知データの内容に応じてその障害通知データの送信元である前記画像形成装置1の設置場所にサービスマンを迅速に派遣することが可能となる。なお,前記障害通知データは,その障害の発生箇所や障害内容,ユーザの識別情報等が含まれたもの,或いは単に障害が発生した旨のみを示すデータをいう。
なお,本実施の形態では,前記障害発生情報を前記画像形成装置1で発生する障害に関する情報として説明するが,これに限られず,該画像形成装置1と接続された接続機器の障害に関する情報であってもかまわない。また,前記画像処理装置の一例として,前記画像形成装置1(プリンタ,複写機,ファクシミリ,その複合機(MFP)などの総称)を例に挙げて説明するが,特にこれに限られず,インターネット等の通信網に接続可能なスキャナ装置等の画像処理装置や家電製品等の電気機器などにも本発明を適用することが可能である。
前記操作・表示部11には,スイッチや入力アイコン等の図示しない操作器(不図示)が設けられている。このような操作器が設けられた前記操作・表示部11が操作手段の一例である。これらのスイッチや入力アイコン等の操作器は,障害が発生したことをメンテナンス会社に報知するためのものである。
また,前記メンテナンススイッチ13は,サービスマン(メンテナンス作業者)の前記画像形成装置1の設置場所への到着時,即ち,メンテナンスの開始時にサービスマンにより手動操作されるスイッチであって,前記画像形成装置1が具備する操作手段の一例である。このメンテナンススイッチ13は,前記画像形成装置1のメンテナンスが開始された旨を示すメンテナンス開始情報,即ち,自己のメンテナンスの開始に関するメンテナンス開始情報を入力するためのスイッチである。前記メンテナンススイッチ13は,前記画像形成装置1において,ユーザが容易には操作できない位置或いは容易に目の届かない位置に配設されており,例えば,前記画像形成装置1の背面や内部に設けられている。
なお,前記操作・表示部11とメンテナンススイッチ13とは,前記メンテナンス開始情報がサービスマン以外の者によって誤入力されることを危惧して,別々に設けられているが,もちろん,前記操作・表示部11及びメンテナンススイッチ13が,例えば二接点出力可能なスイッチ等の一つの操作手段により構成されていてもかまわない。
一方,前記情報受信装置2は,前記通信回線4を介して前記画像形成装置1との間でデータ通信(データの送受信)を可能とする通信アダプタ等を備えた従来周知のパーソナルコンピュータ等である。
前記メンテナンス管理システムXが前述のように構成されているため,前記画像形成装置1において後述のタイムスタンプ取得処理がなされることによって,前記画像形成装置1における障害の発生時及びメンテナンスの開始時の両時に前記タイムスタンプが取得される。これにより,前記障害の発生時刻及び前記メンテナンスの開始時刻の正当性を確保することが可能となる。
まず,前記画像形成装置1において,ユーザによって前記操作・表示部11のスイッチや入力アイコン等の操作器が手動操作されることによりその操作信号(障害発生情報の一例)が入力されたかどうかが前記制御部14によって判断される(ステップS11)。この操作信号が入力されると,前記制御部14は前記操作信号を障害が発生したことを示す障害発生情報が入力されたと認識して,前記情報受信装置2にその旨を示す障害通知データを送信すると共に,以下のステップS12以降の処理を実行する。なお,かかる判断処理は,前記操作信号の入力が検知されるまで繰り返し行われる。
なお,本実施の形態では,ユーザによる前記操作・表示部11の手動操作により前記障害発生情報の一例である操作信号が入力される例について述べるが,前記画像形成装置1に該画像形成装置1の障害の発生を検知する各種の障害検知センサ(障害発生検知手段の一例)を設け,前記操作信号に代えて前記障害検知センサによる検知信号が前記障害発生情報として入力される実施例であってもかまわない。前記障害検知センサとしては,従来周知の画像形成装置に既存のセンサ等を用いればよい。
ここで,前記障害発生時タイムスタンプ取得処理の一例について説明する。まず,ステップS12では,前記制御部14によって,例えば前記記憶部16に記憶されたユーザ登録情報や障害が発生した旨を示す情報等のハッシュ値を生成する処理が実行される。もちろん,障害の発生箇所や障害内容等が判明している場合には,これらを含めた情報のハッシュ値を生成してもかまわない。前記ハッシュ値が生成されると,続いて,ステップS13において,前記ハッシュ値が前記通信処理部15により前記通信回線4を介して前記時刻認証機関3に送信される。なお,前記ハッシュ値は電子署名技術などに多用される周知なものであるため,ここではその説明を省略する。
一方,前記時刻認証機関3では,前記ステップS13において前記画像形成装置1から送信されたハッシュ値が受信されると(ステップS31のYes側),これを前記画像形成装置1からの時刻認証要求と判断して,その受信時の時刻を示すタイムスタンプを発行し,前記ハッシュ値に前記発行されたタイムスタンプが付加され(ステップS32),その後,該タイムスタンプが付加されたハッシュ値が,前記通信回線4を介して前記画像形成装置1に送信される(ステップS33)。なお,このとき発行されるタイムスタンプが前記第1のタイムスタンプ,即ち,障害発生時に対応するタイムスタンプである。
このようにしてステップS33で送信された前記第1のタイムスタンプ付きのハッシュ値が前記画像形成装置1側で受信(ステップS14)されることにより,前記第1のタイムスタンプが取得される。なお,この実施の形態では,前記データの改ざん等を防止する観点より前記ハッシュ値を用いた処理例について説明したが,もちろん,前記ハッシュ値を用いずにタイムスタンプを取得する従来の処理例であってもかまわない。
以上説明したように,前記ステップS12〜S14の障害発生時タイムスタンプ取得処理において,障害発生時に対応した前記第1のタイムスタンプが取得されるため,前記障害発生時刻の正当性が確保される。
なお,本実施の形態では,サービスマンによる前記メンテナンススイッチ13の手動操作により前記メンテナンス開始情報の一例である操作信号が入力される例について述べるが,前記画像形成装置1に該画像形成装置1におけるメンテナンスの開始を検知するメンテナンス開始検知センサ(メンテナンス開始検知手段の一例)を設け,前記操作信号に代えて前記メンテナンス開始検知センサによる検知信号(メンテナンス開始情報の一例)が前記メンテナンス開始情報として入力される実施例であってもかまわない。なお,前記メンテナンス開始検知センサとしては,例えば,メンテナンス時にのみ取り出す感光体ユニット(プロセスユニット)や転写ユニット,現像ユニット等の装着状態を検知するセンサや,メンテナンス時にのみ開閉する所定の扉の開閉を検知するセンサ,サービスマンによってのみ取り外し可能な部品等の取り外しを検知するセンサ等の既存のセンサを用いればよい。
このように,前記ステップS17〜S19のメンテナンス開始時タイムスタンプ取得処理において,前記メンテナンス開始時に対応した前記第2のタイムスタンプが取得されることにより,前記メンテナンス開始時刻の正当性が確保される。
次に,ステップS22では,前記第1のタイムスタンプや前記第2のタイムスタンプ,前記所要時間などが前記画像形成部12(印字出力手段の一例)により印字(出力)される。ここで印字(出力)されたものは,取引者間における前記障害発生時刻,前記メンテナンス開始時刻及びこの間の所要時間などの証明書として利用される。ここに,本発明における画像処理装置の一例として印字出力手段(画像形成部12)を具備する画像形成装置1を例に挙げて説明してきたが,前記画像処理装置として前記印字出力手段を具備しない他の装置が用いられることも,もちろん考えられる。この場合には,LAN等のネットワークを介して接続される印字装置(不図示)に前記第1のタイムスタンプや前記第2のタイムスタンプ,前記所要時間などを印字(出力)させるよう,該印字装置に前記第1のタイムスタンプや前記第2のタイムスタンプ,前記所要時間などを含む印字データを送信すればよい。この場合,前記第1のタイムスタンプや前記第2のタイムスタンプ,前記所要時間などの印字データを送信する処理を実行する前記制御部14が印字出力手段に相当する。なお,前記印字装置には,外部から伝達される画像データの印字(出力)が可能なプリンタなどの画像形成装置を用いればよい。
なお,前記画像形成装置1が,前記時刻認証機関3からタイムスタンプを取得するための手法・構成については,前記時刻認証機関3のサービス形態に応じて変更してよい。例えば,前記画像形成装置1と前記時刻認証機関3との間で,前記のようなハッシュ値を送受信するのではなく,発行されたタイムスタンプを付加するための電子データを送受信することにより,該電子データに前記タイムスタンプが付加される手法であってもよい。要は,前記障害の発生時刻及び前記メンテナンスの開始時刻を認証できるタイムスタンプが取得できればよい。
このような構成であれば,サービスマンによる前記識別情報の入力によってのみ第2のタイムスタンプが取得されるため,サービスマン以外のユーザや第三者による故意或いは誤入力によって,第2のタイムスタンプが取得されるという不都合を未然に防ぐことができる。
また取得された前記第2のタイムスタンプと共に前記識別情報を記憶部16に記憶するようにすれば,その識別情報が示すサービスマンが,その時間にメンテナンスを行っていたことを前記第2のタイムスタンプにより立証することができる。これにより,サービスマンを管理するメンテナンス会社は,サービスマンの行動を正確に把握することができ管理性に優れる。また,例えば,前記画像形成装置1のメンテナンスを複数のメンテナンス会社により行っている場合などには,後日そのメンテナンスについて問題が生じた場合にも,どのメンテナンス会社のサービスマンがいつそのメンテナンスを行ったのかを容易に確認することができ,また,その正当性は前記タイムスタンプにより確保されているため,前記メンテナンスの問題に係る紛争を防止することができる。
ここで,前記制御部14或いは前記通信処理部15により実行される処理としては,例えば,前記画像形成装置1に障害が発生した際に予め前記第1のタイムスタンプを取得しておき,この取得した第1のタイムスタンプと障害の発生の旨を示すデータとを関連付けて前記情報受信装置2に送信することが考えられる。もちろん,前記第2のタイムスタンプについても同様である。また,メンテナンスの開始後に,前記第1のタイムスタンプと第2のタイムスタンプとを同時に送信することも考えられる。なお,前記情報受信装置2から通信回線4で構成されたインターネット等のネットワークを介して,前記画像形成装置1の記憶部16に記憶された前記第1のタイムスタンプ及び前記第2のタイムスタンプを読み出すことや,これらの送信要求を行うことが可能なように構成されていてもよい。
これにより,前記情報受信装置2においても前記画像形成装置1のメンテナンスに関する情報を把握することができ,管理性に優れたメンテナンス管理システムXを実現できる。
また,前記情報受信装置2が,前記画像形成装置1から受信した前記第1のタイムスタンプと前記第2のタイムスタンプとの時間差を算出することができる演算手段(時間差算出手段に相当)を具備してなることが考えられる。これにより,仮に前記画像形成装置1が前記時間差を算出する機能を有していなくても,前記情報受信装置2において,前記時間差,即ち障害発生時からメンテナンス開始時までの所要時間を算出することができる。もちろん,該所要時間は,正当性の確保されたものである。
2…情報受信装置
3…時刻認証機関
4…通信回線
11…操作・表示部(操作手段の一例)
12…画像形成部(印字出力手段の一例)
13…メンテナンススイッチ(操作手段の一例)
14…制御部
15…通信処理部
16…記憶部(タイムスタンプ蓄積記憶手段の一例)
S11,S12,,,…画像形成装置1における処理手順(ステップ)番号
S31,S32,,,…時刻認証機関3における処理手順(ステップ)番号
Claims (8)
- 当該画像処理装置に設けられて当該画像処理装置の障害発生時に手動操作される操作手段,又は,当該画像処理装置に設けられて当該画像処理装置の障害の発生を検知する障害発生検知手段と,
当該画像処理装置に設けられて当該画像処理装置のメンテナンスの開始時に手動操作されるメンテナンススイッチ,又は,当該画像処理装置に設けられて当該画像処理装置のメンテナンスの開始を検知するメンテナンス開始検知手段と,
前記操作手段の手動操作,又は前記障害発生検知手段により当該画像処理装置における障害の発生に関する障害発生情報が入力された時,予め定められた情報のハッシュ値を生成して,時刻を認証する時刻認証機関に送信し,該時刻認証機関によって発行されるタイムスタンプ付きの前記ハッシュ値を前記時刻認証機関から受信することにより前記障害の発生時に対応する第1のタイムスタンプを取得すると共に,前記メンテナンススイッチの手動操作,又は前記メンテナンス開始検知手段の検知により当該画像処理装置におけるメンテナンスの開始に関するメンテナンス開始情報が入力された時,予め定められた情報のハッシュ値を生成して前記時刻認証機関に送信し,該時刻認証機関によって発行されるタイムスタンプ付きの前記ハッシュ値を前記時刻認証機関から受信することにより前記メンテナンスの開始時に対応する第2のタイムスタンプを取得するタイムスタンプ取得手段と,
前記タイムスタンプ取得手段によって取得された前記第1のタイムスタンプ及び前記第2のタイムスタンプを蓄積記憶するタイムスタンプ蓄積記憶手段と,
を具備してなることを特徴とする画像処理装置。 - 前記第1のタイムスタンプと前記第2のタイムスタンプとの時間差を算出する時間差算出手段を更に具備してなる請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記メンテナンス開始検知手段が,当該画像処理装置のメンテナンスを実行する作業者の識別情報を入力する識別情報入力手段であって,
前記タイムスタンプ取得手段が,前記識別情報入力手段による識別情報の入力時に前記第2のタイムスタンプを取得するものである請求項1又は2のいずれかに記載の画像処理装置。 - 前記第1のタイムスタンプ及び前記第2のタイムスタンプを表示出力する表示出力手段を更に具備してなる請求項1〜3のいずれかに記載の画像処理装置。
- 前記第1のタイムスタンプ及び前記第2のタイムスタンプを印字出力する印字出力手段を更に具備してなる請求項1〜4のいずれかに記載の画像処理装置。
- 前記第1のタイムスタンプ及び前記第2のタイムスタンプを前記画像処理装置と通信可能に接続された情報受信装置に送信するタイムスタンプ送信手段を更に具備してなる請求項1〜5のいずれかに記載の画像処理装置。
- 前記画像処理装置が,画像形成装置である請求項1〜6のいずれかに記載の画像処理装置。
- 相互に通信可能に接続された画像処理装置と情報受信装置との間で前記画像処理装置のメンテナンスに関する情報を送受信するメンテナンス管理システムであって,
前記画像処理装置が,
当該画像処理装置に設けられて当該画像処理装置の障害発生時に手動操作される操作手段,又は,当該画像処理装置に設けられて当該画像処理装置の障害の発生を検知する障害発生検知手段と,
当該画像処理装置に設けられて当該画像処理装置のメンテナンスの開始時に手動操作されるメンテナンススイッチ,又は,当該画像処理装置に設けられて当該画像処理装置のメンテナンスの開始を検知するメンテナンス開始検知手段と,
前記操作手段の手動操作,又は前記障害発生検知手段により当該画像処理装置における障害の発生に関する障害発生情報が入力された時,予め定められた情報のハッシュ値を生成して,時刻を認証する時刻認証機関に送信し,該時刻認証機関によって発行されるタイムスタンプ付きの前記ハッシュ値を前記時刻認証機関から受信することにより前記障害の発生時に対応する第1のタイムスタンプを取得すると共に,前記メンテナンススイッチの手動操作,又は前記メンテナンス開始検知手段の検知により当該画像処理装置におけるメンテナンスの開始に関するメンテナンス開始情報が入力された時,予め定められた情報のハッシュ値を生成して前記時刻認証機関に送信し,該時刻認証機関によって発行されるタイムスタンプ付きの前記ハッシュ値を前記時刻認証機関から受信することにより前記メンテナンスの開始時に対応する第2のタイムスタンプを取得するタイムスタンプ取得手段と,
前記タイムスタンプ取得手段によって取得された前記第1のタイムスタンプ及び前記第2のタイムスタンプを蓄積記憶するタイムスタンプ蓄積記憶手段と,
前記第1のタイムスタンプ及び前記第2のタイムスタンプを前記情報受信装置に送信するタイムスタンプ送信手段と,を具備し,
前記情報受信装置が,
前記画像処理装置から受信した前記第1のタイムスタンプと前記第2のタイムスタンプとの時間差を算出する時間差算出手段を具備してなることを特徴とするメンテナンス管理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004279898A JP4260089B2 (ja) | 2004-09-27 | 2004-09-27 | 画像処理装置,メンテナンス管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004279898A JP4260089B2 (ja) | 2004-09-27 | 2004-09-27 | 画像処理装置,メンテナンス管理システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006092460A JP2006092460A (ja) | 2006-04-06 |
JP4260089B2 true JP4260089B2 (ja) | 2009-04-30 |
Family
ID=36233344
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004279898A Expired - Fee Related JP4260089B2 (ja) | 2004-09-27 | 2004-09-27 | 画像処理装置,メンテナンス管理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4260089B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4557761B2 (ja) * | 2005-03-17 | 2010-10-06 | 三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社 | タイムスタンプ装置及びタイムスタンププログラム |
-
2004
- 2004-09-27 JP JP2004279898A patent/JP4260089B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006092460A (ja) | 2006-04-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10200561B2 (en) | Communication apparatus and method for controlling the same for checking a transmission destination | |
US8218165B2 (en) | Interruption management method for an image forming apparatus | |
US20070101153A1 (en) | Authentication apparatus and image forming apparatus | |
KR102357559B1 (ko) | 시스템, 디바이스 관리 시스템 및 그 방법 | |
US10970016B2 (en) | Image processing system, method for image processing, and image forming apparatus that are provided with security function of image | |
US9380042B2 (en) | Method for operating a network device | |
JP5863186B2 (ja) | 情報通知システム、情報通知方法、及び情報通知システム用プログラム | |
JP4388568B2 (ja) | 通信装置 | |
JP2012090229A (ja) | 複合機、制御プログラムおよび記録媒体 | |
JP4260089B2 (ja) | 画像処理装置,メンテナンス管理システム | |
JP2011242984A (ja) | 画像形成装置及びその方法 | |
JP4260090B2 (ja) | 画像処理装置,メンテナンス管理システム | |
JP2015126246A (ja) | 情報表示システム及び電子機器 | |
JP2017100355A (ja) | 情報処理装置、その制御方法、及びプログラム | |
JP5707425B2 (ja) | 通信システム | |
JP2017201768A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5018950B2 (ja) | 情報処理装置及びユーザ認証プログラム | |
JP7352182B2 (ja) | 画像形成装置、画像処理システム、およびプログラム | |
JP5523264B2 (ja) | 画像形成システムおよび画像形成装置 | |
JP4894539B2 (ja) | 情報処理装置 | |
CN116074453A (zh) | 设备管理装置 | |
JP4903652B2 (ja) | 認証システム | |
JP5719492B2 (ja) | 署名システム | |
JP5229408B2 (ja) | 情報処理装置及びユーザ認証プログラム | |
JP2004120458A (ja) | 通信装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080604 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080610 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080808 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090203 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090203 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120220 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130220 Year of fee payment: 4 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130220 Year of fee payment: 4 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130220 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |