JP4260090B2 - 画像処理装置,メンテナンス管理システム - Google Patents

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Description

本発明は,時刻認証機関からメンテナンスの開始時の正確な時刻及びメンテナンスの終了時の正確な時刻を取得する処理に関し,特に,取得された前記各時刻を用いてメンテナンスの開始から終了までの所要時間を提示,証明することのできる画像処理装置及び該画像処理装置を用いたメンテナンス管理システムに関するものである。
プリンタ,複写機,ファクシミリ,その他家電製品等(以下,メンテナンス対象機器という)の使用中に,ユーザでは解消できない障害・故障が発生した場合は,従来,メンテナンス会社にその旨を電話連絡し,該メンテナンス会社等にサービスマン(メンテナンスを実行する作業者)の派遣を依頼していた。
一方,近年では,メンテナンス対象機器に障害が発生した場合に,自動的にそのメンテナンス対象機器(情報処理装置)から,電話回線などの通信網を介してメンテナンス会社等に設置されたメンテナンス管理装置(情報受信装置)に,障害の発生が報知されるメンテナンス管理システムが利用されるようになってきた。このようなシステムの一例として,特許文献1に,メンテナンス対象機器から該メンテナンス対象機器の障害状況(障害未処理,障害処理中,障害処理済)をメンテナンス管理装置に適宜報知することにより,メンテナンス管理装置側でメンテナンス対象機器の障害状況を把握することができるメンテナンス管理システムが開示されている。
ところで,一般に,このようなメンテナンスの運用においては,ユーザとメンテナンス会社との間で,サービスマンがメンテナンスを実行する時間に応じて課金するメンテナンス契約が締結されることがある。そのため,ユーザ或いはメンテナンス会社は,メンテナンスの開始から終了までの所要時間を,その都度計時する必要がある。このような所要時間を計時する手法の一例として,メンテナンスの開始及び終了をメンテナンス対象機器からメンテナンス管理装置に各々報知(送信)し,そのメンテナンス管理装置においてメンテナンスの開始から終了までの所要時間を計時するメンテナンス管理システムが特許文献2に提案されている。これにより,ユーザやメンテナンス会社は,前記所要時間を計時する手間から解放される。
特開平8−314815号公報 特開平6−89382号公報
しかしながら,前記特許文献2に記載の計時手法を用いて,メンテナンス会社側に設置されたメンテナンス管理装置によって計時された前記所要時間は,その計時に関与しないユーザにとっては,信頼の置けるものであるとは言い難く正当性に劣る。仮に,そのメンテナンス管理装置による計時の根拠となるメンテナンス開始時刻や終了時刻が,メンテナンス会社から提示されるとしても,その時刻は,メンテナンス管理装置の時計機能などにより示されたものであり,同じくユーザにとって信頼の置けるものではない。
一方,ユーザが,前記所要時間を計時するとしても,その所要時間は逆にメンテナンス会社にとっては,信頼の置けるものであるとは言い難く正当性に劣るものである。
このように,従来のメンテナンス管理システムを用いたメンテナンスの運用では,ユーザ及びメンテナンス会社が各々計時した,メンテナンスの開始から終了までの所要時間の正当性を,相互に立証することができないという問題があり,ユーザ及びメンテナンス会社の両者は,取引の上で不安定な状態に置かれている。
従って,本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり,その目的とするところは,メンテナンスの開始時刻及び終了時刻の正当性を確保することにより,ユーザ及びメンテナンス会社間の安全な取引を実現することができる画像処理装置及びメンテナンス管理システムを提供することにある。
上記目的を達成するために本発明は,当該画像処理装置に設けられて当該画像処理装置のメンテナンスの開始時及び終了時に手動操作される操作手段,又は,当該画像処理装置に設けられて当該画像処理装置のメンテナンスの開始及び終了を検知するメンテナンス開始検知手段及びメンテナンス終了検知手段と,前記操作手段の手動操作,又は前記メンテナンス開始検知手段の検知により当該画像処理装置におけるメンテナンスの開始に関するメンテナンス開始情報が入力された時,予め定められた情報のハッシュ値を生成して,時刻を認証する時刻認証機関に送信し,該時刻認証機関によって発行されるタイムスタンプ付きの前記ハッシュ値を前記時刻認証機関から受信することにより前記メンテナンスの開始時に対応する第1のタイムスタンプを取得すると共に,前記操作手段の手動操作,又は前記メンテナンス終了検知手段の検知により当該画像処理装置におけるメンテナンスの終了に関するメンテナンス終了情報が入力された時,予め定められた情報のハッシュ値を生成して前記時刻認証機関に送信し,該時刻認証機関によって発行されるタイムスタンプ付きの前記ハッシュ値を前記時刻認証機関から受信することにより前記メンテナンスの終了時に対応する第2のタイムスタンプを取得するタイムスタンプ取得手段と,前記タイムスタンプ取得手段によって取得された前記第1のタイムスタンプ及び前記第2のタイムスタンプを蓄積記憶するタイムスタンプ蓄積記憶手段とを具備してなることを特徴とする画像処理装置である。
このように本発明が構成されることにより,メンテナンスの開始時刻及び終了時刻の正当性が,前記第1のタイムスタンプ及び前記第2のタイムスタンプにより確保される。これにより,ユーザとメンテナンス会社との間で前記メンテナンスの開始時刻や終了時刻の正否を争うような事態が生じず,安全な取引が実現される。
また,前記第1のタイムスタンプと前記第2のタイムスタンプの時間差,即ち,前記メンテナンスの開始から終了までの所要時間を算出することにより,前記所要時間の正当性も同様に確保される。
お,前記操作手段は,前記メンテナンス開始情報や前記メンテナンス終了情報等を入力するために別個に設けられたものであってもよい。或いは,前記各情報を個別入力可能な二出力接点を有する唯一のスイッチ等からなるものであってもよい。
一方,前記メンテナンス開始検知手段及び前記メンテナンス終了検知手段により前記メンテナンス開始情報や前記メンテナンス終了情報が自動入力される構成によれば,前記各検知信号の入力時に自動的に前記タイムスタンプが取得される。
さらに,前記タイムスタンプ取得手段によって取得された前記第1のタイムスタンプ及び前記第2のタイムスタンプが,所定の記憶手段(タイムスタンプ蓄積記憶手段)に履歴として蓄積して記憶されるため,後に,任意に前記第1のタイムスタンプ及び前記第2のタイムスタンプを参照し,表示出力し,或いは印字出力すること等が可能となる。
また,前記メンテナンス開始情報や前記メンテナンス終了情報が,メンテナンスを実行する作業者(以下,サービスマンという)以外の者によって入力されないよう,前記メンテナンス開始情報や前記メンテナンス終了情報が,サービスマンの識別情報であることが考えられる。この場合,前記操作手段が,当該画像処理装置のメンテナンスを実行する作業者の識別情報を入力する識別情報入力手段であって,前記タイムスタンプ取得手段が,前記識別情報入力手段による識別情報の入力時に前記第1或いは前記第2のタイムスタンプを取得する。一般に前記識別情報はサービスマンだけしか知らない情報であるため,ユーザによる前記メンテナンス開始情報や前記メンテナンス終了情報の誤入力を防止することが可能となる。また,このとき,前記識別情報が入力されることで,メンテナンスを行ったサービスマンが誰なのかを容易に管理することができる
また,前記第1のタイムスタンプ及び前記第2のタイムスタンプの確認を可能とするべく,これらのタイムスタンプを表示出力或いは印字出力することができるよう構成されることが望ましい。ここに,表示出力とは,前記画像処理装置が有する表示装置に表示することや,前記画像処理装置に接続された表示装置に対して表示データを出力して表示させること等をいい,印字出力とは,前記画像処理装置が有する印字装置で印字することや,前記画像処理装置に接続された印字装置に対して印字データを出力して印字処理を実行させること等をいう
ところで,本願発明に係る画像処理装置は,例えば画像形成装置であることが考えられる。
また,前記第1のタイムスタンプ及び前記第2のタイムスタンプを前記画像処理装置と通信可能に接続された情報受信装置に送信することも考えられる。これにより,前記情報受信装置においても,前記第1のタイムスタンプ及び前記第2のタイムスタンプを管理することができる。即ち,前記情報受信装置においても,正当性の確保された前記画像処理装置のメンテナンスの開始時刻やメンテナンスの終了時刻などを管理することができる。
また,本発明は,前記画像処理装置と前記情報受信装置とが相互に通信可能に接続されたメンテナンス管理システムの発明として捉えてもよい。即ち,当該メンテナンス管理システムにおいて,前記画像処理装置が,当該画像処理装置に設けられて当該画像処理装置のメンテナンスの開始時及び終了時に手動操作される操作手段,又は,当該画像処理装置に設けられて当該画像処理装置のメンテナンスの開始及び終了を検知するメンテナンス開始検知手段及びメンテナンス終了検知手段と,前記操作手段の手動操作,又は前記メンテナンス開始検知手段の検知により当該画像処理装置におけるメンテナンスの開始に関するメンテナンス開始情報が入力された時,予め定められた情報のハッシュ値を生成して,時刻を認証する時刻認証機関に送信し,該時刻認証機関によって発行されるタイムスタンプ付きの前記ハッシュ値を前記時刻認証機関から受信することにより前記メンテナンスの開始時に対応する第1のタイムスタンプを取得すると共に,前記操作手段の手動操作,又は前記メンテナンス終了検知手段の検知により当該画像処理装置におけるメンテナンスの終了に関するメンテナンス終了情報が入力された時,予め定められた情報のハッシュ値を生成して前記時刻認証機関に送信し,該時刻認証機関によって発行されるタイムスタンプ付きの前記ハッシュ値を前記時刻認証機関から受信することにより前記メンテナンスの終了時に対応する第2のタイムスタンプを取得するタイムスタンプ取得手段と,前記タイムスタンプ取得手段によって取得された前記第1のタイムスタンプ及び前記第2のタイムスタンプを蓄積記憶するタイムスタンプ蓄積記憶手段と,前記第1のタイムスタンプ及び前記第2のタイムスタンプを前記情報受信装置に送信するタイムスタンプ送信手段とを具備しており,前記情報受信装置が,前記第1のタイムスタンプと前記第2のタイムスタンプとの時間差を算出する時間差算出手段と,前記時間差に応じた課金データを前記画像処理装置に送信する課金データ送信手段とを具備するように構成された発明としても捉えることが可能である。これにより,前記画像処理装置では,前記情報受信装置から受信した前記課金データを印字出力して確認することもできる。
なお,当該メンテナンス管理システムにおいても,前記操作手段が,当該画像処理装置のメンテナンスを実行する作業者の識別情報を入力する識別情報入力手段であって,前記タイムスタンプ取得手段が,前記識別情報入力手段による識別情報の入力時に前記第1或いは前記第2のタイムスタンプを取得するものであることが考えられる。
本発明によれば,メンテナンスが開始された時刻,メンテナンスが終了した時刻,及びこの間の所要時間の正当性が,前記第1のタイムスタンプ及び前記第2のタイムスタンプにより確保されるため,ユーザとメンテナンス会社との間で前記メンテナンスが開始された時刻や終了した時刻の正否を争うような事態が生じず,安全な取引が実現される。
以下添付図面を参照しながら,本発明の実施の形態について説明し,本発明の理解に供する。尚,以下の実施の形態は,本発明を具体化した一例であって,本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
ここに,図1は本発明の実施の形態に係るメンテナンス管理システムXの概略構成図,図2は画像形成装置1の制御部14により実行されるタイムスタンプ取得処理の手順の一例を説明するフローチャートである。
まず,図1を用いて,本発明の実施の形態に係るメンテナンス管理システムXの概略構成について説明する。
図1に示すように,前記メンテナンス管理システムXは,ユーザ側に設置された前記画像形成装置1(画像処理装置の一例)と,メンテナンス会社側に設置された前記情報受信装置2とが,ISDN回線,ADSL回線,光通信回線,及び無線通信網などの通信回線4(通信ネットワーク)を介してデータ通信可能に接続されて構成されている。
前記メンテナンス管理システムXにおいては,前記画像形成装置1に障害が発生した場合,ユーザによるメンテナンス会社への電話連絡,或いは,前記画像形成装置1から前記情報受信装置2への自動報知により,メンテナンス会社から前記画像形成装置1の設置先にサービスマンが派遣される。かかるメンテナンスの運用は,従来周知であるからここではその説明を省略する(例えば,特許文献1,2参照)。
なお,前記画像処理装置の一例として,前記画像形成装置1(プリンタ,複写機,ファクシミリ,その複合機(MFP)などの総称)を例に挙げて説明するが,特にこれに限られず,インターネット等の通信網に接続可能なスキャナ装置等の画像処理装置や家電製品等の電気機器などにも本発明を適用することが可能である。
前記画像形成装置1は,タッチキー入力可能な液晶タッチパネルやテンキー等からなる操作・表示部11と,原稿から読み取った或いは外部から伝送された画像データを記録紙へ印字(出力)する画像形成部12(タイムスタンプ印字出力手段の一例)と,メンテナンスの開始時及び終了時にサービスマンにより手動操作されるメンテナンススイッチ13と,CPUやASIC等の演算手段及びその周辺装置(ROM,RAM等)からなり前記ROMに格納された制御プログラムに従った処理を実行することにより後述のタイムスタンプ取得処理(図2のフローチャートの説明を参照)を行うと共に前記画像形成装置1を統括制御する制御部14と,前記通信回線4を介したデータ通信(データの送受信)を可能とする通信アダプタや光通信アダプタ等からなる通信処理部15と,ユーザ登録情報やその他の各種情報を記憶する記憶部16(タイムスタンプ蓄積記憶手段の一例)とを具備して構成されている。
前記メンテナンススイッチ13は,例えば二接点出力可能な押釦やスナップスイッチ等からなり,前記画像形成装置1のメンテナンスの開始時及び終了時にサービスマンにより手動操作されるスイッチであって,前記画像形成装置1が具備する操作手段の一例である。即ち,このメンテナンススイッチ13は,前記メンテナンスの開始時の手動操作(以下,メンテナンス開始操作という)により,前記画像形成装置1のメンテナンスが開始された旨を示すメンテナンス開始情報(即ち,自己のメンテナンスの開始に関するメンテナンス開始情報)を入力し,前記メンテナンスの終了時の手動操作(以下,メンテナンス終了操作)により,前記画像形成装置1のメンテナンスが終了した旨を示すメンテナンス終了情報,(即ち,自己のメンテナンスの終了に関するメンテナンス終了情報)を入力するためのスイッチである。
なお,前記メンテナンススイッチ13は,前記画像形成装置1において,ユーザが容易に操作できない位置或いは容易に目の届かない位置に配設されており,例えば,前記画像形成装置1の背面や内部に設けられている。
また,本実施の形態では,前記メンテナンス開始情報及び前記メンテナンス終了情報を入力するための操作手段として,唯一のスイッチ(メンテナンススイッチ13)が設けられた例について述べるが,別個に設けられるものであってもよいし,前記操作・表示部11が有する液晶タッチパネルやテンキー等を併用するものであってもかまわない。
一方,前記情報受信装置2は,前記通信回線4を介して前記画像形成装置1との間でデータ通信(データの送受信)を可能とする通信アダプタ等を備えた従来周知のパーソナルコンピュータ等である。
前記画像形成装置1は,図1に示すように,公正な時刻を認証する時刻認証機関3とも前記通信回線4を介して通信可能に接続されている。ここに,前記時刻認証機関3とは,利用者からの要求に応じてタイムスタンプと呼ばれる電子的な時刻認証印を発行することにより,その発行時刻及び発行時刻における電子データの内容を認証する機関であって,一般に時刻認証局と称されている。前記タイムスタンプで認証する時刻には,例えば日本の標準時刻や世界の標準時刻などの標準時刻が用いられる。
前記メンテナンス管理システムXが前述のように構成されているため,前記画像形成装置1において後述のタイムスタンプ取得処理がなされることによって,前記画像形成装置1におけるメンテナンスの開始時及びメンテナンスの終了時の両時に前記タイムスタンプが取得される。これにより,前記メンテナンスの開始時刻及び終了時刻の正当性を確保することが可能となる。
次に,図2のフローチャートを用いて,前記画像形成装置1の制御部14が前記制御プログラムに従って実行するタイムスタンプ取得処理の手順の一例について説明する。なお,以下,S11,S12,…及びS31,S32,…は各処理主体における処理手順(ステップ)番号を表す。
まず,前記画像形成装置1においては,サービスマンによる前記メンテナンススイッチ13のメンテナンス開始操作により操作信号(メンテナンス開始情報の一例,以下,メンテナンス開始信号という)が入力されたかどうかが前記制御部14によって判断される(ステップS11)。このメンテナンス開始信号が入力されると,前記制御部14は前記メンテナンス開始信号をメンテナンスが開始されたことを示すメンテナンス開始情報が入力されたと認識して,以下のステップS12以降の処理を実行する。なお,かかる判断処理は,前記メンテナンス開始信号の入力が検知されるまで繰り返し行われる。
前記ステップS11において前記メンテナンススイッチ13からのメンテナンス開始信号の入力が検知されると,続いて,前記時刻認証機関3からメンテナンス開始時に対応するタイムスタンプ(以下,第1のタイムスタンプと称す)を取得するメンテナンス開始時タイムスタンプ取得処理がステップS12〜S14に従って実行される。なお,かかる処理を実行する制御部14がタイムスタンプ取得手段に相当する。
ここで,前記メンテナンス開始時タイムスタンプ取得処理の一例について説明する。まず,ステップS12では,前記制御部14によって,例えば前記記憶部16に記憶されたユーザ登録情報や,メンテナンスが開始された旨を示す情報等のハッシュ値を生成する処理が実行される。もちろん,その他,障害の発生箇所や障害内容等を含めた情報のハッシュ値を生成してもかまわない。前記ハッシュ値が生成されると,続いて,ステップS13において,前記ハッシュ値が前記通信処理部15により前記通信回線4を介して前記時刻認証機関3に送信される。なお,前記ハッシュ値は電子署名技術などに多用される周知なものであるため,ここではその説明を省略する。
一方,前記時刻認証機関3では,前記ステップS13において前記画像形成装置1から送信されたハッシュ値が受信されると(ステップS31のYes側),これを前記画像形成装置1からの時刻認証要求と判断して,その受信時の時刻を示すタイムスタンプが発行され,前記ハッシュ値に前記発行されたタイムスタンプが付加される(ステップS32)。その後,前記タイムスタンプが付加されたハッシュ値が,前記通信回線4を介して前記画像形成装置1に送信される(ステップS33)。なお,このとき発行されるタイムスタンプが前記第1のタイムスタンプ,即ち,メンテナンス開始時に対応するタイムスタンプである。
このようにしてステップS33で送信された前記第1のタイムスタンプ付きのハッシュ値が前記画像形成装置1側で受信(ステップS14)されることにより,前記第1のタイムスタンプが取得される。なお,この実施の形態では,前記データの改ざん等を防止する観点より前記ハッシュ値を用いた処理例について説明したが,もちろん,前記ハッシュ値を用いずにタイムスタンプを取得する従来の処理例であってもかまわない。
前記画像形成装置1において,前記時刻認証機関3から送信された前記第1のタイムスタンプ付きのハッシュ値の受信により,前記第1のタイムスタンプが取得されると(ステップS14のYes側),続いて,取得した第1のタイムスタンプが前記記憶部16に履歴として蓄積記憶される(ステップS15)。このように前記第1のタイムスタンプが蓄積記憶されるため,後に記憶された情報を閲覧,参照するために情報を読み出してディスプレイ等に表示出力し,或いは印字出力すること等が可能となる。このとき,障害の発生箇所や障害内容等の情報と関連結合させて前記第1のタイムスタンプを記憶すれば,どのような障害に対するメンテナンスであったか等の詳細内訳を後に閲覧することが可能となり好適である。
以上説明したように,前記ステップS12〜S14のメンテナンス開始時タイムスタンプ取得処理において,メンテナンス開始時に対応した前記第1のタイムスタンプが取得されるため,前記メンテナンス開始時刻の正当性が確保される。
次に,前記画像形成装置1においては,サービスマンによる前記メンテナンススイッチ13のメンテナンス終了操作により操作信号(メンテナンス終了情報の一例,以下,メンテナンス終了信号という)が入力されたかどうかが前記制御部14によって判断される(ステップS16)。なお,かかる判断処理は,前記メンテナンス終了信号の入力が検知されるまで繰り返し行われる。
前記ステップS16において前記メンテナンススイッチ13からのメンテナンス終了信号の入力が検知されると,続いて,前記時刻認証機関3からメンテナンス終了時に対応するタイムスタンプ(以下,第2のタイムスタンプと称す)を取得するメンテナンス終了時タイムスタンプ取得処理がステップS17〜S19に従って実行される。なお,かかる処理は,前記メンテナンス開始時タイムスタンプ取得処理(ステップS12〜14)と同様の処理手順で実行されるため,詳細な処理手順については,前記ステップS12〜S14の説明を参照されたい。なお,ステップS17〜S19の処理を実行する制御部14がタイムスタンプ取得手段に相当する。
前記画像形成装置1において,前記時刻認証機関3から送信された第2のタイムスタンプ付きのハッシュ値の受信により,前記第2のタイムスタンプが取得されると(ステップS19のYes側),続いて,取得した第2のタイムスタンプが前記記憶部16に履歴として蓄積記憶される(ステップS20)。このように第2のタイムスタンプが蓄積記憶されるため,後に記憶された情報を閲覧,参照するために情報を読み出してディスプレイ等に表示出力し,或いは印字出力すること等が可能となる。このときも前記第1のタイムスタンプと同じように,障害の発生箇所や障害内容等の情報と関連結合させて前記第2のタイムスタンプを記憶すれば,どのような障害に対するメンテナンスであったか等の詳細内訳を後に閲覧することが可能となり好適である。
このように,前記ステップS17〜S19のメンテナンス終了時タイムスタンプ取得処理において,前記メンテナンス終了時に対応した前記第2のタイムスタンプが取得されることにより,前記メンテナンス終了時刻の正当性が確保される。
そして,続くステップS21では,前記記憶部16から前記ステップS15で記憶された前記第1のタイムスタンプ及びステップS20で記憶された前記第2のタイムスタンプが読み出され,これらの時間差,即ち前記メンテナンスが開始されてから終了するまでの所要時間が算出される。なお,かかる処理を実行する前記制御部14が時間差算出手段に相当する。ここで,算出される前記所要時間は,前記正当性の確保された前記メンテナンス開始時刻及び前記メンテナンス終了時刻に基づいて得られたものであるため,前記所要時間の正当性も確保される。もちろん,前記時間差も前記第1及び前記第2のタイムスタンプと共に前記記憶部16に履歴として蓄積記憶してもかまわない。
次に,ステップS22では,前記第1のタイムスタンプや前記第2のタイムスタンプ,前記所要時間などが前記画像形成部12により印字(出力)される。ここで印字(出力)されたものは,取引者間における前記メンテナンス開始時刻,前記メンテナンス終了時刻,及びこの間の所要時間などの証明書として利用される。ここに,本発明における画像処理装置の一例としてタイムスタンプ印字出力手段(画像形成部12)を具備する画像形成装置1を例に挙げて説明してきたが,前記画像処理装置として前記タイムスタンプ印字出力手段を具備しない他の装置が用いられることも,もちろん考えられる。この場合には,LAN等のネットワークを介して接続される印字装置(不図示)に前記第1のタイムスタンプや前記第2のタイムスタンプ,前記所要時間などを印字(出力)させるよう,該印字装置に前記第1のタイムスタンプや前記第2のタイムスタンプ,前記所要時間などを含む印字データを送信すればよい。この場合,前記第1のタイムスタンプや前記第2のタイムスタンプ,前記所要時間などの印字データを送信する処理を実行する前記制御部14がタイムスタンプ印字出力手段に相当する。なお,前記印字装置には,外部から伝達される画像データの印字(出力)が可能なプリンタなどの画像形成装置を用いればよい。
このように,前記メンテナンスの開始時及び前記メンテナンスの終了時に前記時刻認証機関3から取得される前記第1のタイムスタンプ及び前記第2のタイムスタンプにより,メンテナンス開始時刻,メンテナンス終了時刻,及びこの間の所要時間の正当性が確保されるため,ユーザとメンテナンス会社と間で前記メンテナンス開始時刻や前記メンテナンス終了時刻,前記所要時間等の正否を争うような事態が生じず,安全な取引が実現される。
なお,前記画像形成装置1が,前記時刻認証機関3からタイムスタンプを取得するための手法・構成については,前記時刻認証機関3のサービス形態に応じて変更してよい。例えば,前記画像形成装置1と前記時刻認証機関3との間で,前記のようなハッシュ値を送受信するのではなく,発行されたタイムスタンプを付加するための電子データを送受信することにより,該電子データに前記タイムスタンプが付加される手法であってもよい。要は,前記メンテナンスの開始時刻及び前記メンテナンスの終了時刻を認証できるタイムスタンプが取得できればよい。
前記実施の形態では,サービスマンによる前記メンテナンススイッチ13の手動操作により前記メンテナンス開始情報や前記メンテナンス終了情報の一例であるメンテナンス開始信号やメンテナンス終了信号が前記制御部14に入力される例について説明したが,特にこれに限定されない。
例えば,前記画像形成装置1に該画像形成装置1におけるメンテナンスの開始を自動検知するメンテナンス開始検知センサ(メンテナンス開始検知手段の一例)やメンテナンスの終了を自動検知するメンテナンス終了検知センサ(メンテナンス終了検知手段の一例)を設けておくことが考えられる。そして,前記メンテナンス開始信号に代えて前記メンテナンス開始検知センサによる検知信号(メンテナンス開始情報の一例)が前記メンテナンス開始情報として,前記メンテナンス終了信号に代えて前記メンテナンス終了検知センサによる検知信号(メンテナンス終了情報の一例)が前記メンテナンス終了情報として前記制御部14に入力されるよう構成された実施例であってもよい。
これにより,前記タイムスタンプ取得処理(ステップS11〜S22)における前記ステップS11では,前記メンテナンス開始検知センサによる検知信号の検知により前記ステップS12〜S14のメンテナンス開始時タイムスタンプ取得処理が実行され,前記ステップS16では,前記メンテナンス終了検知センサによる検知信号の検知により前記ステップS17〜S19のメンテナンス終了時タイムスタンプ取得処理が実行される。
ここで,前記メンテナンス開始検知センサや前記メンテナンス終了検知センサとしては,例えば,メンテナンス時にのみ取り出す感光体ユニット(プロセスユニット)や転写ユニット,現像ユニット等の装着状態を検知するセンサや,メンテナンス時にのみ開閉する所定の扉の開閉を検知するセンサ,或いはサービスマンによってのみ取り外し可能な部品等の取り外し状態を検知するセンサ等を用いれることができる。
また,前記メンテナンス終了を検知する手法としては,前記メンテナンスが開始された後,前記画像形成装置1の電源がOFF/ONされ,リスタートした後の一定時間以上,障害の発生を示すエラー信号が検知されない場合にメンテナンスの終了を検知する手法,或いは,前記制御部14が有するRAM等に障害の発生状態を示す障害発生フラグを設けておき,常時その障害発生フラグを監視して障害の解消を検知することによりメンテナンスの終了を検知する手法などが考えられる。この場合,かかる処理を実行する前記制御部14がメンテナンス終了検知手段に相当する。
さらに,前記メンテナンス開始情報や前記メンテナンス終了情報をサービスマンの手動操作により入力する前記操作手段と,前記メンテナンス開始情報や前記メンテナンス終了情報を自動入力する前記各検知手段とを共に備え,メンテナンスの種別に応じて各々使い分けるようにしてもよい。即ち,前記各検知手段により検知することができるメンテナンスの開始や終了については該検知手段による自動検知により前記メンテナンス開始情報や前記メンテナンス終了情報が入力され,前記各検知手段により検知することができないメンテナンスの開始や終了については前記操作手段への手動操作により前記メンテナンス開始情報や前記メンテナンス終了情報が入力されればよい。また,前記メンテナンス終了時の前記操作手段への手動操作を,前記メンテナンス検知手段によるメンテナンスの終了の検知を条件に制限するものであってもよい。
また,前記メンテナンス開始情報や前記メンテナンス終了情報が,前記画像形成装置1に設けられた前記操作・表示部11やカードリーダ(不図示,非接触ICタグ式,磁気カード式など)等を用いてサービスマンにより入力された自己の識別情報(ID)であってもよい。
即ち,前記画像形成装置1が,前記メンテナンススイッチ13からのメンテナンス開始信号或いはメンテナンス終了信号の検知時に代えて,前記識別情報の入力時に第1或いは第2のタイムスタンプを取得するものであってもかまわない。ここに,サービスマンの識別情報の入力を可能とする前記操作・表示部11や前記カードリーダが識別情報入力手段に相当する。
このような構成であれば,サービスマンによる前記識別情報の入力によってのみ前記第1のタイムスタンプや第2のタイムスタンプが取得されるため,サービスマン以外のユーザや第三者による故意或いは誤入力によって,前記第1或いは第2のタイムスタンプが取得されるという不都合を未然に防ぐことができる。
また取得された前記第1或いは第2のタイムスタンプと共に前記識別情報を記憶部16に記憶するようにすれば,その識別情報が示すサービスマンが,その時間にメンテナンスを行っていたことを前記第1或いは第2のタイムスタンプにより立証することができる。これにより,サービスマンを管理するメンテナンス会社は,サービスマンの行動を正確に把握することができ管理性に優れる。また,例えば,前記画像形成装置1のメンテナンスを複数のメンテナンス会社により行っている場合などには,後日そのメンテナンスについて問題が生じた場合にも,どのメンテナンス会社のサービスマンがそのメンテナンスを行ったのかを容易に確認することができ,また,その正当性は前記タイムスタンプにより確保されているため,前記メンテナンスの問題に係る紛争を防止することができる。
前記実施の形態における前記ステップS22では,前記第1のタイムスタンプや前記第2のタイムスタンプ,前記所要時間などが印字(出力)される構成について説明したが,もちろん,前記表示・操作部11(表示出力手段の一例)に表示(出力)されるものであってもよい。また,LAN等のネットワークを介して接続される表示装置(不図示)などに,前記第1のタイムスタンプや前記第2のタイムスタンプ,前記所要時間などを表示(出力)させるよう,該表示装置に前記第1のタイムスタンプや前記第2のタイムスタンプ,前記所要時間などのデータが送信されてもよい。この場合,前記第1のタイムスタンプや前記第2のタイムスタンプ,前記所要時間などのデータを送信する処理を実行する前記制御部14が表示出力手段に相当する。
また,前記メンテナンス管理システムXの構成として,前記画像形成装置1から前記情報受信装置2に,前記第1のタイムスタンプ及び前記第2のタイムスタンプが送信される構成が考えられる。この場合,前記画像形成装置1では,前記情報受信装置2に前記第1のタイムスタンプ及び前記第2のタイムスタンプを送信するための処理が実行される。かかる処理を実行する前記制御部14或いは通信処理部15がタイムスタンプ送信手段に相当する。なお,前記情報受信装置2が,通信回線4で構成されたインターネット等のネットワークを介して,前記画像形成装置1の記憶部16に記憶された前記第1のタイムスタンプ及び前記第2のタイムスタンプを読み出すことや,これらの送信要求を行うことが可能なように構成されていてもよい。
これにより,前記情報受信装置2においても前記画像形成装置1のメンテナンスに関する情報,特に,正当性が確保されたメンテナンスの開始時刻及び終了時刻を把握することができ,管理性に優れたメンテナンス管理システムXを実現できる。
また,前記情報受信装置2が,前記画像形成装置1から受信した前記第1のタイムスタンプと前記第2のタイムスタンプとの時間差を算出する演算手段(時間差算出手段に相当)を具備してなることが考えられる。これにより,仮に前記画像形成装置1が前記時間差を算出する機能を有していなくても,前記情報受信装置2において,前記時間差,即ち障害発生時からメンテナンス開始時までの所要時間を算出することができる。もちろん,該所要時間は,正当性の確保されたものである。
また,このようなメンテナンス管理システムXでは,前記所要時間に応じた課金の請求やその請求情報の報告が該システムを通じて行われることが考えられる。以下,この場合に前記メンテナンス管理システムXで実行される処理の一例について説明する。
前記画像形成装置1から前記第1及び第2のタイムスタンプを受信した前記情報受信装置2では,まず,前記演算手段により,前記第1及び第2のタイムスタンプの時間差が算出される。そして,前記算出された時間差に応じた課金データが生成され,前記画像形成装置1に送信される。
ここに,前記課金データとは,前記所要時間,即ちメンテナンスの所要時間に応じた課金に関するデータであり,ユーザに対する課金の請求データや課金日報,課金月報などの報告データが例に挙げられる。なお,前記課金データは,正当性が確保された前記メンテナンス開始時刻及び終了時刻に基づいて算出された時間差に応じて生成されたものであるから,その正当性も確保されている。
なお,ユーザとメンテナンス会社との間で,この送信により請求書としての効力が発生する旨の特約などが締結される,或いは,公的な請求書としての要件を満たすことができる場合には,前記課金データの送信をもって請求書の発送とすることにより,請求書や日報,月報などの郵送の手間・コストを削減できる。
一方,前記情報受信装置2から前記課金データを受信した前記画像形成装置1では,該課金データが前記画像形成部12(課金データ印字出力手段の一例)により印字(出力)される。また,このとき前記課金データは,前記記憶部16に蓄積記憶されるものであってもよく,該蓄積記憶された情報は,必要に応じてユーザの任意で参照すること或いは表示出力,印字出力すること等が可能である。
もちろん,前記第1及び第2のタイムスタンプの印字出力と同様,LANを介して接続される印字装置に前記課金データを印字(出力)させるよう,該印字装置に前記課金データを送信してもよい。この場合,前記課金データを送信する処理を実行する前記制御部14が課金データ印字出力手段に相当する。
本発明の実施の形態に係るメンテナンス管理システムXの概略構成図。 画像形成装置1の制御部14により実行されるタイムスタンプ取得処理の手順の一例を説明するフローチャート。
符号の説明
1…画像形成装置(画像処理装置の一例)
2…情報受信装置
3…時刻認証機関
4…通信回線
11…操作・表示部
12…画像形成部(タイムスタンプ印字出力手段,課金データ印字出力手段の一例)
13…メンテナンススイッチ(操作手段の一例)
14…制御部
15…通信処理部
16…記憶部(タイムスタンプ蓄積記憶手段の一例)
S11,S12,,,…画像形成装置1における処理手順(ステップ)番号
S31,S32,,,…時刻認証機関3における処理手順(ステップ)番号

Claims (10)

  1. 当該画像処理装置に設けられて当該画像処理装置のメンテナンスの開始時及び終了時に手動操作される操作手段,又は,当該画像処理装置に設けられて当該画像処理装置のメンテナンスの開始及び終了を検知するメンテナンス開始検知手段及びメンテナンス終了検知手段と,
    前記操作手段の手動操作,又は前記メンテナンス開始検知手段の検知により当該画像処理装置におけるメンテナンスの開始に関するメンテナンス開始情報が入力された時,予め定められた情報のハッシュ値を生成して,時刻を認証する時刻認証機関に送信し,該時刻認証機関によって発行されるタイムスタンプ付きの前記ハッシュ値を前記時刻認証機関から受信することにより前記メンテナンスの開始時に対応する第1のタイムスタンプを取得すると共に,前記操作手段の手動操作,又は前記メンテナンス終了検知手段の検知により当該画像処理装置におけるメンテナンスの終了に関するメンテナンス終了情報が入力された時,予め定められた情報のハッシュ値を生成して前記時刻認証機関に送信し,該時刻認証機関によって発行されるタイムスタンプ付きの前記ハッシュ値を前記時刻認証機関から受信することにより前記メンテナンスの終了時に対応する第2のタイムスタンプを取得するタイムスタンプ取得手段と,
    前記タイムスタンプ取得手段によって取得された前記第1のタイムスタンプ及び前記第2のタイムスタンプを蓄積記憶するタイムスタンプ蓄積記憶手段と,
    を具備してなることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記第1のタイムスタンプと前記第2のタイムスタンプとの時間差を算出する時間差算出手段を更に具備してなる請求項1に記載の画像処理装置
  3. 前記操作手段が,当該画像処理装置のメンテナンスを実行する作業者の識別情報を入力する識別情報入力手段であって,
    前記タイムスタンプ取得手段が,前記識別情報入力手段による識別情報の入力時に前記第1或いは前記第2のタイムスタンプを取得するものである請求項1又は2のいずれかに記載の画像処理装置。
  4. 前記第1のタイムスタンプ及び前記第2のタイムスタンプを表示出力する表示出力手段を更に具備してなる請求項1〜のいずれかに記載の画像処理装置
  5. 前記第1のタイムスタンプ及び前記第2のタイムスタンプを印字出力するタイムスタンプ印字出力手段を更に具備してなる請求項1〜のいずれかに記載の画像処理装置
  6. 前記第1のタイムスタンプ及び前記第2のタイムスタンプを前記画像処理装置と通信可能に接続された情報受信装置に送信するタイムスタンプ送信手段を更に具備してなる請求項1〜のいずれかに記載の画像処理装置
  7. 前記画像処理装置が,画像形成装置である請求項1〜6のいずれかに記載の画像処理装置
  8. 相互に通信可能に接続された画像処理装置と情報受信装置との間で前記画像処理装置のメンテナンスに関する情報を送受信するメンテナンス管理システムであって,
    前記画像処理装置が,
    当該画像処理装置に設けられて当該画像処理装置のメンテナンスの開始時及び終了時に手動操作される操作手段,又は,当該画像処理装置に設けられて当該画像処理装置のメンテナンスの開始及び終了を検知するメンテナンス開始検知手段及びメンテナンス終了検知手段と,
    前記操作手段の手動操作,又は前記メンテナンス開始検知手段の検知により当該画像処理装置におけるメンテナンスの開始に関するメンテナンス開始情報が入力された時,予め定められた情報のハッシュ値を生成して,時刻を認証する時刻認証機関に送信し,該時刻認証機関によって発行されるタイムスタンプ付きの前記ハッシュ値を前記時刻認証機関から受信することにより前記メンテナンスの開始時に対応する第1のタイムスタンプを取得すると共に,前記操作手段の手動操作,又は前記メンテナンス終了検知手段の検知により当該画像処理装置におけるメンテナンスの終了に関するメンテナンス終了情報が入力された時,予め定められた情報のハッシュ値を生成して前記時刻認証機関に送信し,該時刻認証機関によって発行されるタイムスタンプ付きの前記ハッシュ値を前記時刻認証機関から受信することにより前記メンテナンスの終了時に対応する第2のタイムスタンプを取得するタイムスタンプ取得手段と,
    前記タイムスタンプ取得手段によって取得された前記第1のタイムスタンプ及び前記第2のタイムスタンプを蓄積記憶するタイムスタンプ蓄積記憶手段と,
    前記第1のタイムスタンプ及び前記第2のタイムスタンプを前記情報受信装置に送信するタイムスタンプ送信手段と,を具備し,
    前記情報受信装置が,
    前記第1のタイムスタンプと前記第2のタイムスタンプとの時間差を算出する時間差算出手段と,
    前記時間差に応じた課金データを前記画像処理装置に送信する課金データ送信手段と,
    を具備してなることを特徴とするメンテナンス管理システム。
  9. 前記画像処理装置が,前記課金データ送信手段により送信された前記課金データを印字出力する課金データ印字出力手段を更に具備してなる請求項に記載のメンテナンス管理システム。
  10. 前記操作手段が,当該画像処理装置のメンテナンスを実行する作業者の識別情報を入力する識別情報入力手段であって,
    前記タイムスタンプ取得手段が,前記識別情報入力手段による識別情報の入力時に前記第1或いは前記第2のタイムスタンプを取得するものである請求項8又は9のいずれかに記載のメンテナンス管理システム。
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