JP4259480B2 - 車両用計器 - Google Patents

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Description

本発明は、たとえば自動車等に搭載されて各種情報を指示する車両用計器に関するものである。
従来の車両用計器としては、たとえば、計器の文字盤の一部に文字盤背後に配置される所定部材を透視可能とする透過部を設けたものがある(特許文献1参照)。
特開2002−357461号公報
上述の、従来の車両用計器においては、文字盤は光源からの光により透過照明されるとともに、文字盤背後の所定部材である枠体も光源からの光により照明され文字盤の透過部を通して視認される。すなわち、文字盤とその背後の枠体とを同時に視認させることで、文字盤が奥行き感を持って視認されることを狙っている。
しかしながら、上述の従来の車両用計器においては、文字盤の背後に視認される枠体は単なる背景に過ぎず、文字盤と枠体との距離感が不明確で奥行き感を感じ難い可能性がある。また、文字盤上に形成される目盛や数字とこれらの背後に見える枠体とは何ら関連性がないため、文字盤の見映えが単調で面白味に欠ける可能性がある。
本発明は、上記の問題点に鑑みなされたもので、文字盤の構成に工夫を凝らして、立体感に富んだ斬新な見映えが得られる車両用計器を提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成する為、以下の技術的手段を採用する。
本発明の請求項1に記載の車両用計器は、ムーブメントのシャフトによって回転する指針と、数字および目盛を備え前記指針の背後に配置された文字盤と、文字盤の背面側に配置された光源と、文字盤の背後に配置され光源からの光を文字盤を照射するように導く導光板とを備えた車両用計器であって、文字盤は透明な基板により構成され、数字または目盛は遮光性着色層を施して基板上に設けられており、文字盤は数字および目盛の少なくとも一方の周囲に文字盤の背後を透視可能に形成された透明の透過部を備えており導光板は透明な材料で構成され、導光板の裏面には、文字盤から導光板へ向かう視認方向において透過部を含む領域に設けられたしぼ面または反射印刷層が形成されており、光源が点灯しない場合であって、外来光または文字盤の前面側に配置した別の光源が文字盤の表面に入射されたときに、遮光性着色層が施された数字および目盛の少なくとも一方の陰が導光板の裏面のしぼ面または反射印刷層に形成され、当該陰は数字および目盛の少なくとも一方の周囲において透過部を通して見えることを特徴としている。
上述の構成においては、外来光が文字盤に入射した場合、その一部は透過部を透過して導光板のしぼ面または反射印刷層に入射する。このとき、透過部に形成された数字および目盛の少なくとも一方である表示意匠は遮光性着色層により外来光を遮るので、導光板のしぼ面または反射印刷層上に表示意匠の陰が視認可能に明瞭に形成される。
このため、運転者は、文字盤の表示意匠、および導光板のしぼ面または反射印刷層上に形成された表示意匠の陰とを同時に視認する。これにより、文字盤の表示意匠が立体感豊かに視認される。そして、光源が点灯しない場合であって、外来光または文字盤の前面側に配置した別の光源が文字盤の表面に入射されたときに、遮光性着色層が施された数字および目盛の少なくとも一方の陰が導光板の裏面のしぼ面または反射印刷層に形成され、当該陰は数字および目盛の少なくとも一方の周囲において透過部を通して見える。これにより、数字や目盛は透過部上に浮き上がっているかのように見える。
また、この表示意匠の陰の形状は当然のことながら表示意匠の形状と相似であり、表示意匠と強い関連性を持って視認される。これにより、文字盤の見映えを斬新なものとすることができる。
したがって、立体感に富んだ斬新な見映えが得られる車両用計器を提供することができる。
本発明の請求項2に記載の車両用計器は、ムーブメントのシャフトによって回転する指針と、数字および目盛を備え指針の背後に配置された文字盤と、文字盤の背面側に配置された光源と、文字盤の裏側に文字盤と空間を隔てて配置され前記光源からの光を文字盤へ向けて反射する反射板とを備えた車両用計器であって、文字盤は透明な基板により構成され、数字または目盛は遮光性着色層を施して基板上に設けられており、文字盤は数字および目盛の少なくとも一方の周囲に文字盤の背後を透視可能に形成された透明の透過部を備えており、反射板の表面に文字盤から反射板へ向かう視認方向において透過部を含む領域に設けられたしぼ面または反射印刷層が形成されており、光源が点灯しない場合であって、外来光または文字盤の前面側に配置した別の光源が文字盤の表面に入射されたときに、遮光性着色層が施された数字および目盛の少なくとも一方の陰が反射板の表面のしぼ面または反射印刷層に形成され、当該陰は数字および目盛の少なくとも一方の周囲において前記透過部を通して見えることを特徴としている。
上述の構成においては、外来光が文字盤に入射した場合、その一部は透過部を透過して導光板のしぼ面または反射印刷層に入射する。このとき、透過部に形成された数字および目盛の少なくとも一方である表示意匠は遮光性着色層により外来光を遮るので、反射板のしぼ面または反射印刷層上に表示意匠の陰が視認可能に明瞭に形成される。
このため、運転者は、文字盤の表示意匠、および反射板のしぼ面または反射印刷層上に形成された表示意匠の陰とを同時に視認する。これにより、文字盤の表示意匠が立体感豊かに視認される。そして、光源が点灯しない場合であって、外来光または文字盤の前面側に配置した別の光源が文字盤の表面に入射されたときに、遮光性着色層が施された数字および目盛の少なくとも一方の陰が反射板の表面のしぼ面または反射印刷層に形成され、当該陰は数字および目盛の少なくとも一方の周囲において前記透過部を通して見える。これにより、数字や目盛は透過部上に浮き上がっているかのように見える。
また、この表示意匠の陰の形状は当然のことながら表示意匠の形状と相似であり、表示意匠と強い関連性を持って視認される。これにより、文字盤の見映えを斬新なものとすることができる。
したがって、立体感に富んだ斬新な見映えが得られる車両用計器を提供することができる。
本発明の請求項3に記載の車両用計器は、空間の視認方向における長さである奥行き寸法を1.5mmから8mmの範囲に設定したことを特徴としている。
ところで、文字盤の表示意匠、および反射板のしぼ面または反射印刷層上に形成された表示意匠の陰との視認方向における距離は、視認者が感じる奥行き感の強さに影響を及ぼしている。つまり、両者の距離が小さい場合は陰が目立たなくて立体感が弱くなる。一方、両者の隔たりが大きい場合は陰が明瞭に形成されず、やはり立体感が弱くなる。
上述の構成のように、奥行き寸法を1.5mmから8mmの範囲に設定することにより、陰が明瞭に形成され、且つその大きさが十分認識される。したがって、文字盤の表示意匠、および反射板のしぼ面または反射印刷層上に形成された表示意匠の陰とを同時に視認させて文字盤の見映えを立体感に富み且つ斬新なものとする効果を十分発揮させることができる。
本発明の請求項4に記載の車両用計器は、透過部を指針の回転範囲に対応した略円弧状に形成したことを特徴としている。
通常、車両用計器の目盛や数字は、指針の回動範囲に対応した円弧に沿って配置されている。したがって、透過部を指針の回転範囲に対応した略円弧状に形成すれば、目盛および数字の少なくとも一方を、表示意匠とその陰を同時に視認させることになり、文字盤の見映えを立体感に富み且つ斬新なものとする効果を十分発揮させることができる。
発明の請求項に記載の車両用計器のように、上記別の光源を車両用計器の外側に配置すれば、文字盤と別の光源との位置関係の自由度がより高められるので、数字および目盛の陰を導光板の裏面に視認可能に明瞭に形成して文字盤の見映えを立体感に富み且つ斬新なものとする効果を容易に得ることができる。
以下、本発明による車両用計器を、自動車の車室内に設置されたコンビネーションメータ100内に形成された速度計1に適用した場合を例に図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態による車両用計器である速度計1を備えたコンビネーションメータ100の部分正面図である。なお、図1において、上方が自動車の上方であり、左右方向が自動車の幅方向となっている。
図2は、図1中のII−II線断面図である。なお、図2において、左方が運転席であり、コンビネーションメータ100は、図2において、左側から視認される。
図3は、図2中のIII部拡大図である。
図4は、本発明の第1実施形態による速度計1を備えたコンビネーションメータ100の電気回路構成を説明する模式図である。
コンビネーションメータ100は、当該自動車の車室内の運転席前方に運転者が視認可能に設けられ、当該自動車の作動状態に関する情報(走行速度、エンジン回転数等)およびその他の各種情報を表示するものである。
速度計1は、大きくは、図1に示すように、数字21や目盛22等を備えた文字盤2および文字盤2の表面に沿って回動する指針8を備え、この指針8および文字盤2の数字21や目盛22によって当該自動車の走行速度を運転者に視認可能に表示するものである。
文字盤2は、透光性材料、たとえばポリカーボネート樹脂あるいはアクリル樹脂等の無色透明の薄板からなる基板20に、表示意匠である数字21、目盛22および文字23が形成されている。文字盤2には、後述するムーブメント7のシャフト71を文字盤2の前面側(図2において左側)へ挿通させるための貫通孔25が設けられている。
数字21は、基盤20の前面側(図2において左側)の面である表面20aに、図3に示すように、遮光性着色層3を印刷あるいはホットスタンプ等を施して設けている。数字21は、図1に示すように、円弧状に配列されている。
目盛22および文字23は、基盤20の前面側(図2において左側)の面である表面20aに、図3に示すように、目盛22および文字23の輪郭線よりも広い範囲に半透光性着色層4を印刷あるいはホットスタンプ等を施し、さらに、その上に目盛22および文字23の輪郭線の内側部分を除いて、図3に示すように、遮光性着色層3を重ねて施して設けている。
数字21の周囲には、図1に示すように、全ての数字21を含むように透過部24が形成されている。透過部24は、その輪郭線の外部に遮光性着色層3を設けることにより形成されている。すなわち、透過部24は、上述した目盛22および文字23を形成するための遮光性着色層3を施す工程において同時に形成される。透過部24は、図1に示すように、円弧状、つまり扇型を成すとともに、無色透明のままとなっている。したがって、運転者は、透過部24を介して文字盤2の背後を視認することができる。
なお、本発明の第1実施形態による速度計1においては、遮光性着色層3としては黒色塗料が、また半透光性着色層4としては白色塗料が用いられている。
文字盤2の裏側(図2において右側)には、光源である発光ダイオード6からの光を文字盤2を照射するように導く導光板5が、図2に示すように、文字盤2と重ねて配置されている。導光板5は、透光性材料、たとえば無色透明のポリカーボネート樹脂あるいはアクリル樹脂等から形成されている。導光板5の裏面5a(図2において右側の面)には、図3に示すように、拡散反射層であるシボ面51が形成されている。シボ面51は、導光板5の裏面5aの全域に設けられている。したがって、導光板2の、運転者の視認方向において透過部24を含む部分にも、シボ面51が設けられていることになる。
導光板5の裏側(図2において右側)には、図2に示すように、発光ダイオード6が導光板5に光を入射可能に配置されている。本発明の第1実施形態による速度計1においては、発光ダイオード6として発光色が白色の白色発光ダイオードが用いられている。発光ダイオード6は、図2に示すように、導光板5の背後に配置される後述するプリント基板9上に実装されている。
プリント基板9は、たとえばガラスエポキシ基板等から形成され、速度計1の電気回路部のみならずコンビネーションメータ100の電気回路部を形成している。プリント基板9には、後述するムーブメント7、ムーブメント7によって回転する指針8を照明するための発光ダイオード10等が実装されている。
指針8を回動させるための駆動力を発生させるムーブメント7は、たとえば交差コイル式アクチュエータあるいはステッピングモータ等が用いられている。ムーブメント7は、外部から電圧を印加されるとトルクを発生しシャフト71を回動させる。これにより、シャフト先端に固定された指針8が、文字盤2の表面25に沿って回動する。
指針8は、透光性材料、たとえば無色透明のポリカーボネート樹脂あるいはアクリル樹脂等から形成され、図2に示すように、文字盤2の表面20aに沿って配置されている。指針8の裏面81には、印刷あるいはホットスタンプ等により赤色に着色されている。指針8は、プリント基板9上に実装されている発光ダイオード10からの光により照明されて発光表示される。本発明の第1実施形態による速度計1においては、発光ダイオード10として発光色が白色の白色発光ダイオードが用いられている。指針8に入射した発光ダイオード10から発せられた光は、指針8の反射面82で指針8の先端方向に向けて反射され、さらにこの反射光が裏面81で運転者の視認方向に反射される。これにより、指針8は赤色で発光表示される。
指針8には、指針8の反射面82およびその近傍を覆う遮光キャップ12が、図2に示すように取り付けられている。遮光キャップ12は、遮光性を有する材質、たとえば黒色の樹脂材料等から形成され、発光ダイオード10からの光が、直接視認者の眼に入射して視認者が眩惑されることを防止している。
一方、プリント基板9には、指針8照明用の発光ダイオード10を囲むように筒状の遮光筒11が装着されている。遮光筒11は、遮光性部材、たとえば金属あるいは黒色の樹脂から形成され、図2に示すように、その両端部を文字盤2の裏面およびプリント基板9に密着させて取り付けられている。これにより、発光ダイオード10が発する光が指針8以外の部分を照射する、あるいは、発光ダイオード6が発する光が文字盤2の貫通孔25を介して外部へ洩れることを防止している。
なお、本発明の第1実施形態による速度計1においては、発光ダイオード10として白色発光ダイオードを用いることにより、指針8を、指針8の裏面81に施した着色層の色、つまり赤色で発光表示している。しかしながら、着色層の色を赤色に限定する必要はなく、他の色、たとえば、橙色、緑色等に着色してもよい。一方、指針8の裏面81に白色着色層を設けるとともに、発光ダイオード10として発光色が白以外の色の発光ダイオードを用いてもよい。この場合は、指針8は、発光ダイオード10の発光色により発光表示される。
プリント基板9には、図2に示すように、発光ダイオード6および発光ダイオード10の点灯・消灯制御および指針8を回動させるためのムーブメント7の駆動制御を行うためのコントローラ17が実装されている。このコントローラ17は、たとえばマイクロコンピュータ等から構成されている。
以上説明した、文字盤2、ムーブメント7およびプリント基板9等は、図2に示すように、ケーシング13内に収容・固定されている。ケーシング13は、たとえば樹脂材料等から形成されている。
ケーシング13の背後(図2の右側)には、図2に示すように、リヤカバー14が装着されている。リヤカバー14は、たとえば樹脂材料等から形成され、コンビネーションメータ100内部への埃、水分等の侵入を防止している。
文字盤2の運転席側(図2の左側)には、図2に示すように、略枠状の見返し板15を介して透明カバー16が設置されている。見返し板15は、たとえば樹脂材料から形成されている。また、透明カバー16は、透明な樹脂あるいはガラス等の薄板から形成されている。見返し板15をおよび透明カバー16は、コンビネーションメータ100の見映えを整えるとともに、コンビネーションメータ100内部への埃、水分の侵入を防止している。
次に、以上説明した、本発明の第1実施形態による速度計1の電気回路構成について、図4に基づいて説明する。
図4に示すように、コントローラ17には、バッテリ19が電力を常時供給可能に接続されている。また、コントローラ17には、イグニッションスイッチ18が、その作動状態(ONまたはOFF)を検出可能に接続されている。
コントローラ17には、図4に示すように、発光ダイオード6、ムーブメント7および発光ダイオード10が接続されている。
コントローラ17には、図4に示すように、自動車の走行速度検出用の速度センサ101が検出信号を入力可能に接続されている。速度センサ101は、たとえば、当該自動車のトランスミッション出力軸の回転数を検出するものである。
コントローラ17には、図4に示すように、自動車が備える前照灯等の各灯火の点灯・消灯を制御するライトコントロールスイッチ102が、その操作ポジションを検出可能に接続されている。
運転者の操作によりイグニッションスイッチ18がONされると、コントローラ17は、それを検出して速度計1の作動が開始される。すなわち、コントローラ17は、速度センサ101からの検出信号に基づいて自動車の速度を算出し、算出した速度を指針8が文字盤2上に指示するようムーブメント7を駆動する。
それと同時に、コントローラ17は、ライトコントロールスイッチ102の操作ポジションを検出し、ライトコントロールスイッチ102の操作ポジションに基づいて、発光ダイオード6および発光ダイオード10の点灯・消灯を制御する。すなわち、ライトコントロールスイッチ102がOFFポジションにあるとき(昼間等)は、コントローラ17は、発光ダイオード6および発光ダイオード10を消灯させる。一方、ライトコントロールスイッチ102が車幅灯ポジションまたは前照灯ポジションにあるとき(薄暮時、夜間等)は、コントローラ17は、発光ダイオード6および発光ダイオード10を点灯させる。
運転者の操作によりイグニッションスイッチ18がOFFされると、コントローラ17はそれを検出して、指針8が文字盤2上において速度0、つまり0km/hを指示するようムーブメント7を駆動する。あるいは、ムーブメント7への通電を停止する。ムーブメント7への通電を停止した場合は、ムーブメント7のシャフト71は、リターンスプリング(図示せず)の弾性力等により指針8が0km/hを指示する位置まで回転する。
なお、イグニッションスイッチ18がOFFされても、ライトコントロールスイッチ102が車幅灯ポジションまたは前照灯ポジションにあるときには、コントローラ17は発光ダイオード6および発光ダイオード10を点灯させ続ける。
次に、以上説明した、本発明の第1実施形態による速度計1の特徴である、文字盤2の構成、特に文字盤2に形成された透過部24および導光板5のシボ面51が速度計1の視認状態に及ぼす作用効果について説明する。
(1)ライトコントロールスイッチ102がOFFポジションのとき、すなわち昼間等車室内が明るいとき。
この場合、コントローラ17は、発光ダイオード6および発光ダイオード10を消灯させており、文字盤2は、車室内へ入射した外来光(たとえば太陽光)を反射して視認される。このとき、導光板5は、文字盤2の透過部24を透過した外来光をシボ面51が拡散反射するため、白色で視認される。また、文字盤2の目盛22および文字23は、半透光性着色層4が外来光の一部を反射するので、白色で視認される。すなわち、文字盤2は黒色を背景として、扇型の透過部24、目盛22および文字23がそれぞれ白色で視認される。同時に、白色の透過部24を背景として、数字21が黒色で視認される。また、指針8は、裏面81の赤色着色層が外来光を反射して赤色で視認される。
このとき、数字21が外来光を遮るため、白色の透過部24、つまり導光板5のシボ面51上に数字21の陰が形成される。数字21とその陰との距離は、文字盤2の板厚と導光板5の板厚との和になる。本発明の第1実施形態による速度計1においては、それぞれ0.5mm、3mmであるので、数字21とその陰との距離は、3.5mmとなっている。そのため、陰が明瞭に形成され、且つその大きさが十分認識されるものとなる。また、数字21と陰との距離が3.5mmあるので、運転者が見たときに両者は明らかに視認距離が異なって見える。したがって、運転者が速度計1を見ると、数字21が透過部24上に浮き上がっているかのように見える。これにより、速度計1の見映えを立体感に富み斬新なものとすることができる。
(2)ライトコントロールスイッチ102が車幅灯ポジションまたは前照灯ポジションにあるとき、すなわち薄暮時あるいは夜間等車室内が暗いとき。
この場合、コントローラ17は、発光ダイオード6および発光ダイオード10を点灯させている。また、文字盤2の表面に入射する外来光はほとんど無い。したがって、文字盤2は、発光ダイオード6が発する光により透過照明される。すなわち、黒色を背景として扇型の透過部24、目盛22および文字23がそれぞれ白色で発光表示される。同時に、数字21が、白色の透過部24を背景として、数字21が黒色で視認される。
また、指針8は、発光ダイオード10の発する光により透過照明されて、裏面81に施した着色層の色である赤色で視認される。
以上説明した、本発明の第1実施形態による速度計1においては、文字盤2に数字21を含み且つ文字盤2の背後を透視可能に形成された透過部24を設け、導光板5の裏面5aに視認方向において透過部24を含む領域に拡散反射層であるシボ面51を設けている。
上述の構成においては、文字盤2に外来光が入射すると、その一部は透過部24を透過して導光板5のシボ面51に入射する。このとき、透過部24に形成された数字21は外来光を遮るので、導光板5のシボ面51上に数字21の陰が形成される。
すなわち、運転者が速度計1を見ると、数字21が透過部24上に浮き上がっているかのように見える。これにより、速度計1の見映えを立体感に富み斬新なものとすることができる。
なお、以上説明した、本発明の第1実施形態による速度計1においては、導光板5に設けた拡散反射層をシボ面51としているが、シボ面51に限る必要は無く、他の種類の拡散反射層、たとえば白色着色層、網点印刷層等を設けても良い。さらには、導光板5に、拡散反射層に替えて、反射層、たとえば銀色着色層あるいは金属めっき層等を設けてもよい。
(第2実施形態)
図5に、本発明の第2実施形態による速度計1の断面図を示す。
本発明の第2実施形態による速度計1は、本発明の第1実施形態による速度計1に対して、文字盤2を透過照明するための構成が異なっている。すなわち、導光板5に替えて、図5に示すように、文字盤2と空間を隔てて配置される反射板103を設けている。反射板103は、発光ダイオード6からの光を文字盤2へ向けて反射し、それにより文字盤2が透過照明される。
反射板103は、樹脂材料等から形成されるが、本発明の第2実施形態による速度計1においては、ケーシング13と一体的に形成されている。反射板103の表面103aには、図5に示すように、反射層である銀色着色層104が設けられている。
また、文字盤2と反射板103間の空間の視認方向(図5において左右方向)の長さである奥行き寸法は、文字盤2の透過部24に対応した位置で、図5に示すように、h1、h2となっている。ここで、奥行き寸法h1およびh2は、1.5mm〜8mmに設定されている。
次に、本発明の第2実施形態による速度計1における、文字盤2の視認状態について説明する。なお、本発明の第2実施形態による速度計1において、目盛22、文字23および指針8の視認状態は本発明の第1実施形態による速度計1の場合と同様である。したがって、以下に、数字21および透過部24の見映えについてのみ説明する。
(1)ライトコントロールスイッチ102がOFFポジションのとき、すなわち昼間等車室内が明るいとき。
この場合、文字盤2は、車室内へ入射した外来光(たとえば太陽光)により照明される。このとき、反射板103は、文字盤2の透過部24を透過した外来光を銀色着色層104が反射するため、銀色で視認される。数字21は、無色の透過部24を背景として黒色で視認される。
このとき、数字21が外来光を遮るため、銀色の透過部24、つまり反射板103の銀色着色層104上に数字21の陰が形成される。数字21とその陰との距離は、上述したように、1.5mm〜8mmに設定されている。そのため、陰が明瞭且つ認識可能な大きさで形成される。さらに、運転者が見たときに両者は明らかに視認距離が異なって見える。したがって、運転者が速度計1を見ると、数字21が透過部24上に浮き上がっているかのように見える。これにより、速度計1の見映えを立体感に富み斬新なものとすることができる。
(2)ライトコントロールスイッチ102が車幅灯ポジションまたは前照灯ポジションにあるとき、すなわち薄暮時あるいは夜間等車室内が暗いとき。
この場合、コントローラ17は、発光ダイオード6および発光ダイオード10を点灯させている。また、文字盤2の表面に入射する外来光はほとんど無い。したがって、文字盤2は、発光ダイオード6が発する光により透過照明される。すなわち、黒色を背景として扇型の透過部24が銀色で発光表示される。同時に、数字21が銀色の透過部24を背景に黒色で視認される。
以上説明したように、本発明の第2実施形態による速度計1においても、本発明の第1実施形態による速度計1の場合と同様に、数字21とその背後の陰とを同時に視認させることにより、速度計1の見映えを立体感に富み斬新なものとすることができる。
なお、以上説明した、本発明の第2実施形態による速度計1においては、反射板103に設けた反射層を銀色着色層としているが、銀色着色層に限る必要はなく、他の種類の反射層、たとえば金属めっき層等を設けてもよい。シボ面51としているが、シボ面51に限る必要は無く、他の種類の拡散反射層、たとえば白色着色層、網点印刷層等を設けても良い。さらには、反射板103に、反射層に替えて、拡散反射層、たとえばシボ面あるいは白色着色層等を設けてもよい。
(第3実施形態)
図6に、本発明の第3実施形態による速度計1の断面図を示す。
本発明の第3実施形態による速度計1は、本発明の第1実施形態による速度計1に対して、文字盤2の前面側(図6の左側)に文字盤2を照射する第2光源105を設けた点が異なっている。
第2光源105としては、発光ダイオードあるいは電球等が使用可能である。第2光源105は、夜間等車室内が暗いときに文字盤2に光を照射する。これにより、導光板5上に数字21の陰を明瞭に形成し、速度計1の見映えを立体感に富んだものとする本発明の効果をより確実なものとすることができる。
なお、以上説明した、本発明の第3実施形態による速度計1においては、第2光源105を文字盤2における車両の上方側に設置しているが、図7に示すように、第2光源105を文字盤2における車両の下方側に設置してもよい。さらに、第2光源を、速度計1の外部、たとえば速度計1と運転者との間にあるステアリングコラム上に設置してもよい。
また、以上説明した、本発明の第3実施形態による速度計1においては、第2光源105を、図6に示すように、文字盤2の前方(視認者側)に設置しているが、第2光源105の位置を文字盤2の前方(視認者側)に限定する必要は無く、第2光源105を他の位置に設置して、そこから導光部材により文字盤2の前方(視認者側)に光を導いて導光部材により文字盤2に光を照射する構成としてもよい。図8には、その一例を示す。
図8に示す他の変形例においては、第2光源105をプリント基板9に実装し、導光体106を設置して第2光源105が発する光を文字盤2の前面側へ導き、導光体106の先端から文字盤2へ向けて光を照射している。
この変形例において、導光体106としては、無色透明なアクリル樹脂、あるいは光ファイバー等が用いられる。また、導光体106の先端に、凸レンズ等の光学部材を配置して、導光体106から出射されるの光の照射方向、照射範囲を必要に応じて調節してもよい。さらには、上述の凸レンズ等の光学部材を動かす可変機構を備えて、導光体106から出射されるの光の照射方向、照射範囲を制御可能としてもよい。
また、以上説明した、本発明の第3実施形態による速度計1の構成、すなわち、第2光源105を設けて文字盤2、特には透過部24を照射する、という構成を、本発明の第2実施形態による速度計1に適用してもよい。
なお、以上説明した、本発明の第1実施形態〜第3実施形態による速度計1においては、文字盤2の透過部24を、数字21を含むように形成しているが、数字21に限る必要は無く、目盛22を含むように形成してもよい。あるいは、数字21および目盛22の両方を含むように形成してもよい。
また、以上説明した、本発明の第1実施形態〜第3実施形態による文字盤2を備えた速度計1においては、文字盤2照明用光源として発光ダイオード6を、指針8照明用光源として発光ダイオード10をそれぞれ用いているが、両者のうち少なくとも一方を他の種類の光源、たとえば電球、放電等あるいはELパネル等に置き換えてもよい。
また、以上説明した各実施形態は、本発明による車両用計器を、自動車の車室内に設置されたコンビネーションメータ100に搭載される速度計1適用した場合を例に説明しているが、速度計1に限る必要は無く、他の種類の計器、たとえば、当該自動車のエンジン回転速度を指示するタコメータ、燃料タンク内の残存燃料量を指示する燃料計、エンジン冷却水温度を指示する水温計等に適用してもよい。また、一つのコンビネーションメータ100内に、本発明による車両用計器を複数個備えてもよい。
本発明の第1実施形態による車両用計器である速度計1を備えたコンビネーションメータ100の部分正面図である。 本発明の第1実施形態による速度計1の断面図であり、図1中のII−II線断面図である。 本発明の第1実施形態による文字盤2の断面図であり、図中のIII部分 の拡大図である。 本発明の第1実施形態による速度計1を備えたコンビネーションメータ100の電気回路構成を説明する模式図である。 本発明の第2実施形態による速度計1の断面図であり、図1中のII−II線断面図に相当する。 本発明の第3実施形態による速度計1の断面図であり、図1中のII−II線断面図に相当する。 本発明の第3実施形態による速度計1の変形例の断面図である。 本発明の第3実施形態による速度計1の他の変形例における断面図である。
符号の説明
1 速度計(指針計器)
2 文字板
20 基板
20a 表面
21 数字(表示部)
22 目盛(表示部)
23 文字(表示部)
24 透過部
25 貫通孔
3 遮光性着色層
4 半透光性着色層
5 導光板
5a 裏面
51 シボ面(拡散反射層)
6 発光ダイオード(光源)
7 ムーブメント
71 シャフト
8 指針
81 裏面
82 反射面
9 プリント基板
10 発光ダイオード
11 遮光筒
12 遮光キャップ
13 ケーシング
14 リヤカバー
15 見返し板
16 透明カバー
17 コントローラ
18 イグニッションスイッチ
19 バッテリ
100 コンビネーションメータ
101 速度センサ
102 ライトコントロールスイッチ
103 反射板
103a 表面
104 銀色着色層(反射層)
105 第2光源
106 導光体
h1 奥行き寸法
h2 奥行き寸法

Claims (5)

  1. ムーブメントのシャフトによって回転する指針と、
    数字および目盛を備え前記指針の背後に配置された文字盤と、
    前記文字盤の背面側に配置された光源と、
    前記文字盤の背後に配置され前記光源からの光を前記文字盤を照射するように導く導光板とを備えた車両用計器であって、
    前記文字盤は透明な基板により構成され、前記数字または前記目盛は遮光性着色層を施して前記基板上に設けられており、
    前記文字盤は前記数字および前記目盛の少なくとも一方の周囲に前記文字盤の背後を透視可能に形成された透明の透過部を備えており
    前記導光板は透明な材料で構成され、前記導光板の裏面には、前記文字盤から前記導光板へ向かう視認方向において前記透過部を含む領域に設けられたしぼ面または反射印刷層が形成されており、
    前記光源が点灯しない場合であって、外来光または前記文字盤の前面側に配置した別の光源が前記文字盤の表面に入射されたときに、前記遮光性着色層が施された前記数字および前記目盛の少なくとも前記一方の陰が前記導光板の裏面の前記しぼ面または前記反射印刷層に形成され、前記陰は前記数字および前記目盛の少なくとも前記一方の前記周囲において前記透過部を通して見えることを特徴とする車両用計器。
  2. ムーブメントのシャフトによって回転する指針と、
    数字および目盛を備え前記指針の背後に配置された文字盤と、
    前記文字盤の背面側に配置された光源と、
    前記文字盤の裏側に前記文字盤と空間を隔てて配置され前記光源からの光を前記文字盤へ向けて反射する反射板とを備えた車両用計器であって、
    前記文字盤は透明な基板により構成され、前記数字または前記目盛は遮光性着色層を施して前記基板上に設けられており、
    前記文字盤は前記数字および前記目盛の少なくとも一方の周囲に前記文字盤の背後を透視可能に形成された透明の透過部を備えており
    前記反射板の表面に前記文字盤から前記反射板へ向かう視認方向において前記透過部を含む領域に設けられたしぼ面または反射印刷層が形成されており、
    前記光源が点灯しない場合であって、外来光または前記文字盤の前面側に配置した別の光源が前記文字盤の表面に入射されたときに、前記遮光性着色層が施された前記数字および前記目盛の少なくとも前記一方の陰が前記反射板の表面の前記しぼ面または前記反射印刷層に形成され、前記陰は前記数字および前記目盛の少なくとも前記一方の前記周囲において前記透過部を通して見えることを特徴とする車両用計器。
  3. 前記空間の視認方向における長さである奥行き寸法を1.5mmから8mmの範囲に設定したことを特徴とする請求項2に記載の車両用計器。
  4. 前記透過部を前記指針の回転範囲に対応した略円弧状に形成したことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の車両用計器。
  5. 前記別の光源は車両用計器の外側に配置されることを特徴とる請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の車両用計器。
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