JP4258970B2 - Ride type seedling planting machine - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、田植機や野菜移植機やい草移植機等の乗用型苗植機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、乗用型走行車両に昇降リンク装置を介して苗植付部を昇降可能に装着した乗用型苗植機がある。そして、従来の乗用型苗植機は、変速装置を操作するレバーを機体前部の中央部に配置し苗植付部を上昇させるレバーを機体後部の右側に配置していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
操縦者は、特に、畦際で機体を旋回させるときには、ステアリングハンドルとレバーを連続して操作しなければならず、その操作が煩雑であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、座席(12)とステアリングハンドル(14)を装備した乗用型走行車両(2)に昇降リンク装置(3)を介して複数の苗植付装置(113)と該苗植付装置(113)への伝動を停止する苗植付装置クラッチ(116)とを設けた苗植付部(4)を昇降可能に装着し、ステアリングハンドル(14)の右側に苗植付部(4)を少なくとも上げ操作する操作レバー(130)を設け、座席(12)の近傍に前記苗植付装置クラッチ(116)を操作する操作レバー(120)を設け、エンジン(10)の駆動力を左右の後輪(8)へ伝動する左右のサイドクラッチ体(267)を設け、該サイドクラッチ体(267)を操作する左右のサイドクラッチ操作シフタ(274)を設け、前記ステアリングハンドル(14)を取付けたステアリング軸の回動に伴って回動軸(280)回りに回動する連動回転体(279)を設け、該連動回転 体(279)の軸受ベース(281)には回動軸(280)を中心とする円弧状の案内溝(282)を設け、該案内溝(282)に左右のシフタロッド(277)の各端部に設けた係合ピン(283)を摺動自在に嵌合し、連動回転体(279)の回転方向の両側に前記係合ピン(283)が係合する係合凹部(284)を設け、連動回転体(279)が一定範囲回動するとこの回動方向側の係合凹部(284)が左右一方の係合ピン(283)に係合してシフタロッド(277)を作動させ、該シフタロッド(277)からシフタアーム(276)を介してサイドクラッチ操作シフタ(274)を作動させる構成としことを特徴とする乗用型苗植機としたものであり、請求項2記載の発明は、操作レバー(130)が苗植付部(4)の駆動力を断続操作するレバーを兼用していることを特徴とする請求項1記載の乗用型苗植機としたものであり、請求項3記載の発明は、座席(12)の右側に走行変速状態を前進と後進と中立とに切り替える変速レバー(81)を設けていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の乗用型苗植機としたものである。
【0005】
【発明の作用効果】
請求項1記載の発明は、座席(12)とステアリングハンドル(14)を装備した乗用型走行車両(2)に昇降リンク装置(3)を介して複数の苗植付装置(113)と該苗植付装置(113)への伝動を停止する苗植付装置クラッチ(116)とを設けた苗植付部(4)を昇降可能に装着し、ステアリングハンドル(14)の右側に苗植付部(4)を少なくとも上げ操作する操作レバー(130)を設け、座席(12)の近傍に前記苗植付装置クラッチ(116)を操作する操作レバー(120)を設け、エンジン(10)の駆動力を左右の後輪(8)へ伝動する左右のサイドクラッチ体(267)を設け、該サイドクラッチ体(267)を操作する左右のサイドクラッチ操作シフタ(274)を設け、前記ステアリングハンドル(14)を取付けたステアリング軸の回動に伴って回動軸(280)回りに回動する連動回転体(279)を設け、該連動回転体(279)の軸受ベース(281)には回動軸(280)を中心とする円弧状の案内溝(282)を設け、該案内溝(282)に左右のシフタロッド(277)の各端部に設けた係合ピン(283)を摺動自在に嵌合し、連動回転体(279)の回転方向の両側に前記係合ピン(283)が係合する係合凹部(284)を設け、連動回転体(279)が一定範囲回動するとこの回動方向側の係合凹部(284)が左右一方の係合ピン(283)に係合してシフタロッド(277)を作動させ、該シフタロッド(277)からシフタアーム(276)を介してサイドクラッチ操作シフタ(274)を作動させる構成としことを特徴とする乗用型苗植機としたものであるから、畦際での機体旋回時に、操縦者は片手でステアリングハンドル(14)の右側に設けた操作レバー(130)を操作して苗植付部(4)を上げ、レバー操作しない他方の手でステアリングハンドル(14)を持った状態であるので、作業者の姿勢も安定し、安心して安全な旋回時の操作ができる。また、座席(12)の近傍に前記苗植付装置クラッチ(116)を操作する操作レバー(120)を設けものであるから、座席(12)に座ったままで後方を振り向くことなく苗植付装置クラッチ(116)の操作を行うことができる。また、エンジン(10)の駆動力を左右の後輪(8)へ伝動する左右のサイドクラッチ体(267)を設け、該サイドクラッチ体(267)を操作する左右のサイドクラッチ操作シフタ(274)を設け、前記ステアリングハンドル(14)を取付けたステアリング軸の回動に伴って回動軸(280)回りに回動する連動回転体(279)を設け、該連動回転体(279)の軸受ベース(281)には回動軸(280)を中心とする円弧状の案内溝(282)を設け、該案内溝(282)に左右のシフタロッド(277)の各端部に設けた係合ピン(283)を摺動自在に嵌合し、連動回転体(279)の回転方向の両側に前記係合ピン(283)が係合する係合凹部(284)を設け、連動回転体(279)が一定範囲回動するとこの回動方向側の係合凹部(284)が左右一方の係合ピン(283)に係合してシフタロッド(277)を作動させ、該シフタロッド(277)からシフタアーム(276)を介してサイドクラッチ操作シフタ(274)を作動させる構成としたので、ステアリングハンドル(14)による旋回操作に連動して、サイドクラッチ操作シフタ(274)が作動し、左右各々の後輪(8)への伝動を断って 旋回することができる。
【0006】
請求項2記載の発明によると請求項1記載の発明の作用効果に加えて、操作レバー(130)にて苗植付部(4)の駆動力を断続操作できるので、機体旋回時の操作が簡略に行なえて旋回操作が更に良くなる。
請求項3記載の発明によると請求項1記載の発明または請求項2記載の発明の作用効果に加えて、畦際での機体旋回時に、操縦者はステアリングハンドル(14)の右側の操作レバー(130)と座席(12)の右側の変速レバー(81)とを片手にて連続して操作でき、非常に操作性が良くて誤操作も少なくなる。然も、該操作レバー(130)と変速レバー(81)を操作しない他方の手でステアリングハンドル(14)を持った状態でこの両レバー(130・81)操作できるので、作業者の姿勢も安定し、安心して安全な旋回時の各操作ができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の好ましい実施の形態を図面に基づき説明する。
図1及び図2は乗用型苗植機の一種である乗用型田植機の一実施例を示し、この乗用型田植機1は、乗用型走行車両2の後側に昇降リンク装置3を介して4条植えの苗植付部4が昇降可能に装着され、また走行車両2の前部左右両端部には左右各2段づつ予備苗枠5,…が設けられている。
【0008】
走行車両2は、駆動輪である各左右一対の前輪7,7及び後輪8,8を備えた四輪駆動車両で、機体の前後中央部にエンジン10が搭載され、そのエンジン10の上側を覆うエンジンカバー11の上に座席12が設置されている。座席12の前方はボンネット13となっており、その上側に操向輸である前輪7,7を操向するステアリングハンドル14が設けられている。エンジンカバー11及びボンネット13の周囲は、人が歩行可能な水平状のステップ15となっている。
【0009】
図3は走行車両の一部を省略して表した側面図、図4はその平面図である。機体の前部にミッションケース20が配設されており、該ミッションケースの左右側面部から前輪アクスルケース21,21が側方に延び、その先端部に変向可能に設けた前輪ファイナルケース21,21の前輪車軸7a,7aの各々に前輪7,7が駆動回転自在に支承されている。ミッションケース20の背面部には左右一対のメインフレーム23,23の前端部が固着され、これらメインフレームの後端部に左右方向のリヤフレーム24が連結され、そのリヤフレーム24の左右両端部に固定して設けた後輪ファイナルケース25,25に後輪8,8が回転自在に支承されている。また、リヤフレーム24には、昇降リンク装置3を支持する左右一対のリンク支持フレーム26,26が上向きに突設されている。
【0010】
上記車台部の上側には、前記ステップ15を支持するためのフレームが設けられている。このフレームは、左右方向の前左右フレーム30、中央左右フレーム31及び後左右フレーム32と、これらを互いに連結する前後方向の前部前後フレーム33,33及び後部前後フレーム35,35とからなっている。中央左右フレーム31の左右中央部は、メインフレーム23,23の前部から上向きに設けたコ字形フレーム36の上端部に連結されている。後左右フレーム32は、前記左右一対のリンク支持フレーム26,26の上端部に連結されている。また、左右の前部前後フレーム35,35は、前輪アクスルケース21,21に下端を固定した上下フレーム37,37にて下から支えられている。
【0011】
中央左右フレーム31の左右端部はステップ15よりも外に張り出しており、その左右端部に固定したパイプ38,38に予備苗枠5,5の支持フレーム39,39が回動自在に取り付けられる。非作業時には、図1及び図2において鎖線で示す位置に予備苗枠5を収納することができる。
【0012】
また、燃料タンク41を取り付けるためのフレームとして、左右の後部前後フレーム35,35に両端が固着され正面視で門形をした前側燃料タンク支持フレーム42と、後左右フレーム32に両端が固着され前方斜め上向きに突設されたコ字形の後側燃料タンク支持フレーム43とが設けられている。これら燃料タンク支持フレーム42,43の上端水平部分には、上向きに突出するピン45,…が固着されている。燃料タンク41の取付に際しては、図9に示すように、燃料タンク41の前後の縁部41aに形成されているピン孔41b,…及びその上下両側に配した座金46,…に上記ピン45,…を挿通させ、ピン45,…にスナップピン47,…を締め付けて固定する。この取付状態では、燃料タンク41はエンジン10とエンジンカバー11の間に収容される。上記燃料タンク41の取付及び取り外し作業は容易である。また、燃料タンク41を取り付けるためのフレーム42,43を前後に分けて設けることにより、燃料タンク41やエンジン10の側方に障害物が無く、エンジン10のメンテナンスを行い易くなっている。
【0013】
エンジン10の左側面部に突出するエンジン出力軸50に取り出されるエンジンの回転動力は、第一ベルト伝動装置51によってエンジン出力軸50の下方に支承されている副変速軸52に伝達される。そして、この副変速軸52から副変速装置として構成された第二ベルト伝動装置54によってミッションケース20の上に設けた油圧ポンプ55の駆動軸56に伝達され、さらに該駆動軸から主クラッチとして構成された第三ベルト伝動装置57によってミッションケース20の左側面部に突出するミッション入力軸58に伝達される。副変速装置によって変速された動力で油圧ポンプ55が駆動されるので、作業速度に合った油圧の作動速度が得られる。
【0014】
ミッションケース20に入力された回転動力は、後述のケース内の主変速装置により変速された後、走行動力と植付動力とに分離され、ミッションケ−ス20から左右方向に突設する前輪アクスルケース21,21を介して前輪ファイナルケース22,22内へ伝動し、前輪車軸7a,7aを回転駆動して左右の前輪7,7を駆動するようになっている。また、該ミッションケ−ス20の後部から後方に動力を伝達する左右の後輪伝動軸60を設け、該左右の後輪伝動軸60の駆動により左右それぞれの後輪ファイナルケース25,25内に伝動し、後輪車軸を回転駆動して左右の後輪8,8を駆動するようになっている。
【0015】
なお、苗植付部4は、前記ミッションケ−ス20からの動力により、該ケ−ス20から後方へ延びる植付伝動軸61及び伝動軸62,63により伝動されて作動する構成となっている。
次に、ミッションケ−ス20内の伝動構成について説明すると、ミッション入力軸58と一体回転する超低速変速駆動側ギヤ240と噛み合う超低速変速従動側ギヤ241が駆動し、該ギヤ241と一体回転する主変速伝動軸242へ伝動する。尚、前記超低速変速駆動側ギヤ240と超低速変速従動側ギヤ241とはそれぞれ大径ギヤ240a,241aと小径ギヤ240b,241bとを備えると共に、前記超低速変速駆動側ギヤ240は超低速変速レバ−243の操作により作動する超低速変速操作シフタ244によりミッション入力軸58に沿ってスライド可能に設けられている。超低速変速駆動側の小径ギヤ240bと超低速変速従動側の大径ギヤ241aとが噛み合う状態のとき超低速で伝動され、超低速変速駆動側の大径ギヤ240aと超低速変速従動側の小径ギヤ241bとが噛み合う状態のとき低速で伝動される。
【0016】
尚、この超低速変速レバ−243の操作による超低速の用いかたは、主変速及び副変速を低速に操作して、超低速変速レバ−243の操作にて車速を超低速にすると、機体をトラックに積み込むときや降ろすとき及び圃場間の移動で畦を越える時などに、機体は微速前進状態(微速後進状態)となり、操縦者は安心して操行操作でき、安全である。
【0017】
前記主変速伝動軸242の右端側のミッションケ−ス20側壁に株間切替ギヤケース300をボルトにて着脱自在に固着している(株間切替ギヤケース300は、前輪ファイナルケース21,21の前輪車軸7a,7aよりも機体前側に設けている)。この株間切替ギヤケース300内には、前記主変速伝動軸242の軸端部と係合して一体的に回転する植付駆動軸301と該植付駆動軸301に平行に配置した従動軸302とがその両端部を軸受けにて回転自在に支持されて配置されており、植付駆動軸301には大径駆動ギヤ303・中径駆動ギヤ304・小径駆動ギヤ305が遊転自在に設けられており、従動軸302には各大径駆動ギヤ303・中径駆動ギヤ304・小径駆動ギヤ305に各々噛合する3個の従動ギヤ306・307・308が従動軸302と一体回転するように設けられている。
【0018】
そして、前記植付駆動軸301はぞの軸内に中空部を設けて軸方向にスライド自在の係合キー310が株間切替レバー311にて操作されるようになっており、係合キー310の係合部312は各大径駆動ギヤ303・中径駆動ギヤ304・小径駆動ギヤ305の内周に設けられた各係合孔313に係合して植付駆動軸301の回転を各大径駆動ギヤ303・中径駆動ギヤ304・小径駆動ギヤ305の何れかに伝える周知のキー式変速装置の構成となっている。
【0019】
一方、従動軸302の内端部は、ミッションケ−ス20に設けられた回転軸315の軸端部に係合しており、該回転軸315の植付ベベルギヤ247,248を介して、後方へ延びる植付伝動軸61へ伝動して苗植付部4を駆動するようになっている。
【0020】
従って、株間切替レバー311を操作して大径駆動ギヤ303・中径駆動ギヤ304・小径駆動ギヤ305の何れかに駆動力を伝えることにより、植付伝動軸61の回転は3段に変速されて、走行車両2の走行速度に対して苗植付部4への駆動回転数が変わるので、苗植付け株間が3段に変更できる。
【0021】
また、苗植付け株間は、農作業を行なう作業者や地域・圃場によって、様々であり、作業者の要望により多種類の株間が設定できるようにしなければならない。そこで、株間切替ギヤケース300内の大径駆動ギヤ303・中径駆動ギヤ304・小径駆動ギヤ305とそれに噛合する従動ギヤ306・307・308の歯数の異なるものを数種類用意しておき、作業者(機械購入者)の要望にあった株間の株間切替ギヤケース300をミッションケ−ス20側壁に装着するようにすれば、簡単に株間の異なる多種類の型式を製造することができる。
【0022】
さて、主変速伝動軸242と一体回転する主変速ギヤ249は、大径ギヤ249aと小径ギヤ249bとを備えると共に、変速レバ−81の操作により作動する主変速シフタ250により主変速伝動軸242に沿ってスライド可能に設けられている。そして、主変速大径ギヤ249aとカウンタ軸251と一体回転する小径カウンタギヤ252とが噛み合う状態のとき高速(路上走行速)で伝動され、前記主変速ギヤ249が左方にスライドし主変速小径ギヤ249bとカウンタ軸251と一体回転する大径カウンタギヤ253とが噛み合う状態のとき低速(植付作業速)で伝動されるようになっている。更に、主変速ギヤ249が左方にスライドすると、主変速小径ギヤ249bとミッション入力軸58上の逆転用小径カウンタギヤ254bとが噛み合い、該逆転用小径カウンタギヤ254bと一体の逆転用大径カウンタギヤ254aと噛み合うカウンタ軸251上の後進用カウンタギヤ255へ伝動され、前記カウンタ軸251へ前述とは逆方向の回転で伝動され、機体を後進させる後進速となる。尚、前記逆転用カウンタギヤ254はミッション入力軸58に対して遊転するように設けられている。
【0023】
また、前記カウンタ軸251の左端側にはシュ−式の4輪ブレ−キ装置239を設けてあり、この4輪ブレ−キ装置239により左右の前後輪7,8に制動力を付与する構成となっている。
そして、カウンタ軸251と一体回転する前記小径カウンタギヤ252から該ギヤ252と噛み合う前輪デフ入力ギヤ256により前輪デフ装置257へ伝動し、該デフ装置257から左右それぞれに延びるデフ出力軸258により前輪7,7へ伝動する。前記前輪デフ装置257は前記前輪デフ入力ギヤ256の左右にデフケ−スを構成するケ−ス体257a,257bを設けている。
【0024】
前輪デフ装置257の左側のケ−ス体257aの左端部にはデフロック爪部259を構成してあり、該爪部259と噛み合うデフロック爪260を備えるデフロック体261をデフ出力軸258上に該軸258と一体回転するように設けている。前記デフロック体261は、デフ出力軸258に沿って左右にスライド可能に設けられると共に、デフロック体付勢スプリング262により左側のケ−ス体257aとは反対側に付勢されており、前輪デフロックペダル263の踏み込み操作により作動するデフロック操作シフタ264により、前記デフロック体付勢スプリング262に抗して前記ケ−ス体257a側へスライドするようになっている。従って、デフロック操作シフタ264により前記デフロック体261をスライドさせてデフロック爪260とケ−ス体257aのデフロック爪部259とを噛み合わせ、前記ケ−ス体257aと左右のデフ出力軸258とを一体回転させて左右の前輪7,7をデフロックする構成となっている。
【0025】
また、前輪デフ装置257の右側のケ−ス体257bの右端部にはデフブレーキ290を構成してあり、ミッションケ−ス20に固定された固定プレート291に対してデフ出力軸258上に該軸258と一体回転するように設けた回転プレート292を圧縮バネ293にて所定圧で圧接した構成となっている。従って、前輪デフ装置257は、常時、半デフロック状態となっている。詳述すると、圃場内での苗植付け作業時には、左右前輪7,7が所定の負荷を受けるまではデフロックされた状態で回転駆動され、左右前輪7,7の駆動力が安定して良好な走行性能を発揮し、機体の直進性が良いので良好な苗の植付け作業が行なえる。また、左右前輪7,7が過負荷を受けた場合には、デフブレーキ290はすべり、左右前輪7,7はデフ作動状態となるので、圃場の条件に応じて適切な走行性能が発揮できる。一方、畦際での旋回時等に左右前輪7,7が過負荷を受けてデフブレーキ290がすべるような場合には、前記前輪デフロックペダル263の踏み込み操作により左右前輪7,7をデフロックして機体を旋回させると良好な旋回が行なえる。
【0026】
そして、上記のようにデフロック機構とデフブレーキ290とを前輪デフ装置257の左右に振り分けて配置したので、機体をコンパクトに構成でき然も機体の左右バランスも良くなり、小型で走行性能の良い機体を得ることができる。
また、前輪デフ装置257の左右それぞれのケ−ス体257a,257bには、内径に歯面を有する内ギヤ265を設けている。更に、該内ギヤ265と噛み合うギヤ266を備えるサイドクラッチ体267,267を左右に設けており、前記ケ−ス体257a,257bとサイドクラッチ体267,267とが一体回転するようになっている。
【0027】
そして、サイドクラッチ体267の前記ギヤ266と噛み合う左右それぞれの後輪伝動ギヤ268へ伝動する。そして、前記左右それぞれの後輪伝動ギヤ268から後輪カウンタ軸269を介して後輪伝動ギヤ268と一体回転する左右それぞれの駆動ベベルギヤ270へ伝動し、該駆動ベベルギヤ270からこれと噛み合う従動ベベルギヤ271を介して左右それぞれの後輪伝動軸60へ伝動する構成となっている。
【0028】
サイドクラッチ体267にはサイドブレ−キ体272を設けている。また、サイドクラッチ体267は、前輪デフ装置257のケ−ス体257a,257bに案内されてデフ出力軸258上で左右にスライド可能に設けられると共にサイドクラッチ体付勢スプリング273により前記ケ−ス体257a,257bに備える内ギヤ265側に付勢されており、ステアリングハンドル14の一定範囲以上の旋回操作に連動して作動するサイドクラッチ操作シフタ274により、前記サイドクラッチ体付勢スプリング273に抗して前記内ギヤ265とは反対側へスライドするようになっている。つまり、サイドクラッチ操作シフタ274によりサイドクラッチ体267をスライドさせ、該サイドクラッチ体267のギヤ266と前輪デフ装置257のケ−ス体257a,257bの内ギヤ265との噛み合いを解除すると共にサイドブレ−キ体272をミッションケ−ス20の内壁面に圧接し、左右それぞれの後輪8,8への伝動を断つと共に該後輪8を制動する構成となっている。
【0029】
前記サイドクラッチ操作シフタ274のシフタ軸275は、互いに前記サイドクラッチ267、サイドブレ−キ272を有するデフ出力軸258の前後に振り分けて配置してあると共に、ステアリング軸の回動に伴って回動する連動回動体279の回動軸280の前後にシフタ274をシフタア−ム276、シフタロッド277を介して連動連結する構成としている。連動回動体279の軸受ベ−ス281には回動軸280を中心として描く円弧状の案内溝282を設けてあり、シフタロッド277の端部に設けた係合ピン283を摺動自在に嵌合させている。連動回動体279には前記係合ピン283,283に係合する係合凹部284,284を設け、連動回動体279が一定範囲回動すると、この回動方向側の係合凹部284が係合ピン283に係合してシフタロッド277を作動させるようになっている。また、シフタロッド277は緩衝スプリング285を介して伸縮可能な構成としている。従って、クラッチ切り状態からブレ−キが効くまでの間は前記緩衝スプリング285の働きによって、クラッチのみの旋回、ブレ−キを効かしての旋回の使い分けができるようになる。
【0030】
そして、前記ブレ−キペダル234の踏み込み操作によりブレ−キ装置239を作動させるブレ−キペダルの軸杆235、ブレ−キ操作ア−ム236、ブレ−キ操作ロッド237、ブレ−キ作動ア−ム238などからなるブレ−キ操作機構と、ステアリングハンドル14の旋回操作に連動してサイドクラッチ267及びサイドブレ−キ272を作動させるサイドクラッチ操作シフタ274、シフタ軸275、シフタア−ム276、シフタロッド277、ステアリング軸の回動に伴って回動する連動回動体279等からなる操向操作機構は、互いに平面視で交差しないように配置している。
【0031】
植付動力は、ミッションケース20の右側部から若干外向きの斜め後方に取り出され、第一、第二及び第三植付伝動軸61,62,63を介して苗植付部4へ伝達される。ミッションケース20の植付動力取出部の位置を比較的機体の左右中心寄りにすることにより、右側前輪7の最大切れ角を大きく取れるようにしている。左側前輪7の最大切れ角については、油圧ポンプ駆動軸56の前後両側に配置された2つのベルト伝動装置54,57のうち比較的構造が簡単で最大左右幅の狭い方57を左側前輪7の近くに配置することにより、左側前輪7の最大切れ角を大きく取れるようにしている。また、第一植付伝動軸61と第二植付伝動軸62とを外側に凸となるよう屈曲させて配置することにより、低い位置に設置したエンジン10と上記植付伝動軸61,62とが干渉しないようにしている。
【0032】
図10は副変速装置である第二ベルト伝動装置の機構を示す図である。第二ベルト伝動装置54は、前記副変速軸52に嵌着する駆動側プーリ70と、前記油圧ポンプ駆動軸56に嵌着する従動側プーリ71とに伝動ベルト72が掛けられ、バネにて伝動ベルト72が張る側に各々が付勢された2つのテンションローラ74,75(図11及び図12に図示)で張力を付与している。駆動側プーリ70は割りプーリになっており、一方の構成部材70aは副変速軸52に固定、他方の構成部材70bは副変速軸52に対して軸方向に摺動自在となっている。テンションローラ74,75は、伝動ベルト72の内側と外側との両側から伝動ベルト72に張力を付与する構成であるから、伝動ベルト72の緩みを効率的に吸収でき、然も、伝動ベルト72の不用意な振れも防止でき、更に、割りプーリによるベルト式変速装置でありながら、駆動側の副変速軸52と従動側の油圧ポンプ駆動軸56との軸間を小さくすることができて、機体の小型化に貢献できる。
【0033】
可動構成部材70bは軸受77を介して相互回転自在な変速操作カム78によって位置規制されている。この変速操作カム78の外面側には円周方向の突条78aが形成されており、その突条78aが固定カム79に設けたローラ79aに当接している。突条78aの突出量は円周上の位置によって異なっているので、後述する変速レバー81の操作により変速操作カム78を回動させ、ローラ79aへの突条78aの接点を変えることにより、変速操作カム78が回動してローラ79aへの突条78aの接点が変わり、変速操作カム78及びそれに位置規制されている可動構成部材70bが伝動ベルト72の張力に応じて軸方向へ移動し、駆動側プーリ70の有効径が変化する。駆動側プーリ70の有効径が大きいほど、第二ベルト伝動装置54が低速伝動となる。また、駆動側プーリ70の有効径が一定以上になると、駆動側プーリ70と伝動ベルト72とが空回りする状態になり、第二ベルト伝動装置54が伝動停止となる。
【0034】
図11及び図12に変速操作機構を示す。変速レバー81は、グリップ部が座席12の右側近傍に位置するように設けられ、左右方向の回動軸82と支点にして前後に回動操作するようになっている。回動軸82は左側方に延ばされ、その先端部に取り付けた回動アーム83と変速操作カム78のアーム部78bとが変速操作ロッド84を介して連結されている。変速レバー81が停止域Nに操作されているときは副変速が伝動停止状態、前進域F及び後進域Rに操作されているときは副変速が伝動状態となり、その伝動変速比はNから離れるほど大きく(高速伝動)なる。
【0035】
また、変速レバー81は回動軸82との連結ピン85を中心にして左右に回動可能で、その左右回動が主変速ケーブル86を介してミッションケース20内の主変速装置の主変速シフタ250に伝えられるようになっている。変速レバー81を座席側から外側へ操作するに従い、主変速が「前進」「後進」「中立」「路上走行」の順に切り替わる。
【0036】
変速レバー81のレバーガイド87は図13に示すようになっている。これにより、副変速が伝動停止状態にあるときのみ主変速を切替可能で、主変速が「前進」「中立」及び「路上走行」であるときは変速レバー81を前進側へのみ操作可能、主変速が「後進」であるときは変速レバー81を後進側へのみ操作可能となっている。また、「後進」と「中立」との間を遮断する位置(実線で示す)と遮断しない位置(鎖線で示す)とに回動させられる牽制アーム88が設けられており、該アームを遮断する位置にすることにより、植付け作業時に主変速が不意に「中立」や「路上走行」に切り替わるのを防止できるようになっている。
【0037】
なお、図17のレバーガイドに表されるように、主変速が「前進」であるときも「後進」であるときも変速レバー81を同じ側に操作して副変速の速度調節を行うように第二ベルト伝動装置54を構成すると、変速操作カム78の回動角が小さくてすむので、変速操作機構を簡略にすることができる。
【0038】
主クラッチである第三ベルト伝動装置57は、前記第二ベルト伝動装置54の従動側プーリ71と一体に油圧ポンプ駆動軸56に嵌着する駆動プーリ90と、ミッション入力軸58に嵌着する従動側プーリ91とに伝動ベルト92が掛けられている。伝動ベルト92のテンションローラ93は、左右方向のペダル軸94に付けたローラアーム95の後端部に回転自在に支持されている。また、ペダル軸94には停止操作具であるクラッチペダル96が一体回動するよう取り付けられ、このクラッチペダル96を図示しないスプリングによって後方に付勢している。スプリングの張力に抗してクラッチペダル96を前方に踏圧操作すると、テンションローラ93が伝動ベルト92から離れて、第三ベルト伝動装置57の伝動が断たれる主クラッチ「切」になる。
【0039】
また、クラッチペダル96のペダルアーム96aと変速レバー81とが連動ケーブル98を介して連結されていて、クラッチペダル96を踏圧操作して主クラッチ「切」にすると、それに連動して第二ベルト伝動装置54が伝動停止状態となると共に、変速レバー81が停止域Nまで自動的に移動する。
【0040】
上記のように変速操作機構を構成することにより、変速レバー81だけで主変速及び副変速の両方を操作することができる。機体の進行を停止させるには、変速レバー81を停止域Nへ操作して副変速を伝動停止状態にする方法と、クラッチペダル96を踏んで主クラッチを「切」にする方法とがある。前者は苗補給時等のような通常停止する場合に適し、後者は緊急停止する場合に適している。クラッチペダル96を踏んで停止させると、主クラッチが「切」になると共にそれに連動して副変速も伝動停止状態になるので、停止後クラッチペダル96から足を離しても停止したままに保持される。また、クラッチペダル96を踏んで停止させた場合、それに連動して変速レバー81が停止域Nに自動的に移動するので、次回発進するときには変速レバー81を前進域F又は後進域Rへ意図的に操作しなければならない。このため、オペレータの意識した通りの速度でスムーズに発進することができる。
【0041】
昇降リンク装置3は、前記リンク支持フレーム26,26に側面視で互いに平行な上リンク100及び左右一対の下リンク101,101が回動自在に支持され、これら各リンクの後端部に連結枠102が枢結されている。連結枠102には苗植付部4から前方に突出するローリング軸103が挿入され、苗植付部4がローリング自在に連結されている。下リンク101,101と一体回動するようにスイングアーム104が設けられ、メインフレーム13に基部側が支持された昇降油圧シリンダ105のピストンロッドが上記スイングアーム104に連結されている。昇降油圧シリンダ105を伸縮させると、各リンクが上下に回動し、苗植付部4がほぼ一定姿勢のまま昇降する。
【0042】
苗植付部4は、伝動機構が内蔵された苗植付部フレーム110に、苗を載せて左右往復動すると共に各条ごとに苗送りベルト111a,…が苗を下方へ搬送して所定の苗取出口111b,…に一株づつ供給する苗載台111と、前記苗取出口111b,…に供給される苗を取り出して水田面に植え付ける4組の苗植付装置113,…、前部が上下動自在である整地用のセンターフロート114及びサイドフロート115,115等が組み付けられている。
【0043】
左側2組の苗植付装置113,113への伝動経路中と右側2組の苗植付装置113,113への伝動経路中とにそれぞれ苗植付装置クラッチ116(図16参照)が設けられており、4組の苗植付装置の作動を2条単位で停止させられるようになっている。また、これに対応して、苗送りベルト111a,…の作動を停止させるために、苗送りベルトクラッチ117(図16参照)も設けられている。
【0044】
上記苗植付装置クラッチ及び苗送りベルトクラッチを操作する操作レバー120は、側面視で上リンク100の回動支点に近い座席12の左側近傍に設けられている。そして、図16に示すように、操作レバー120と一体回動するアーム120aと苗植付装置クラッチ116のクラッチピン116aとを上リンク100に沿わせて配索した苗植付装置クラッチ操作ケーブル121を介して接続し、該苗植付装置クラッチ操作ケーブル121のクラッチピン側の端部に苗送りベルトクラッチ操作ケーブル122の一端を繋着し、その苗送りベルトクラッチ操作ケーブル122の他端を苗送りベルトクラッチ117の操作アーム117aに繋着している。これにより、操作レバー120を前方に回動操作すると、苗植付装置クラッチ116及び苗送りベルトクラッチ117が「切」となり、対応する2条の苗植付装置112,112及び苗送りベルト111a,111aが作動停止する。
【0045】
このように、走行車両2の座席12の近傍に操作レバー120を設けることにより、座席12に座ったままで後方を振り向くことなく苗植付装置クラッチ116及び苗送りベルトクラッチ117の操作を行うことができる。操作レバー120を走行車両2に設ける場合、操作レバー120の基部を側面視で昇降リンク(図示のものは上リンク100)の回動支点に近い位置にすることにより、昇降リンクに沿わせて配索したケーブル121に無理な引っ張り力や押し縮める力が加わらない。また、操作レバー120と苗送りベルトクラッチ117とを直接苗送りベルトクラッチケーブル122で接続するのではなく、苗植付装置クラッチ操作ケーブル121の苗植付装置クラッチ側の端部と苗送りベルトクラッチ117とを苗送りベルトクラッチ操作ケーブル122で接続する構成とすることにより、走行車両2と苗植付部4とを結ぶケーブルの数を少なくして、ケーブル配索を簡略化することができる。
【0046】
また、センターフロート114の前部の上下動にて切替えられる油圧バルブを設けて、苗植付け作業時にセンターフロート114の前部が圃場面からの外力にて適正範囲以上に持ち上げられた時には油圧ポンプ55にてミッションケース20内から汲み出された圧油を昇降油圧シリンダ105に送り込んでピストンを突出させ昇降リンク装置3を上動させて苗植付部4を所定位置まで上昇せしめ、また、センターフロート114の前部が適正範囲以上に下がった時には昇降油圧シリンダ105内の圧油をミッションケ−ス20内に戻して昇降リンク装置3を下動させて苗植付部4を所定位置まで下降せしめ、そして、センターフロート114の前部が適正範囲にあるとき(苗植付部4が適正な所定位置にある時)には昇降油圧シリンダ105内の圧油の出入りを止めて苗植付部4を一定位置に保持せしめるべく設けられている。このように、センターフロート114を苗植付部4の自動高さ制御のための接地センサーとして用いている。
【0047】
130は機体前部のステアリングハンドル14の右側に設けた植付昇降操作レバーであって、機体前後方向に操作可能に設けられており、苗植付部4のPTOクラッチを操作して動力を入切操作できるように構成されていると共に、前記センターフロート114の前部の上下動にて切替えられる油圧バルブを操作して手動にて苗植付部4を上下動できるようにも構成されている。即ち、植付昇降操作レバー130を前方に回動してD2位置にすると、PTOクラッチが入り苗植付部4が駆動され且つ油圧バルブがセンターフロート114の上下動にて切換えられる自動制御状態となる。逆に、植付昇降操作レバー130を後方に回動してU位置にすると、PTOクラッチが切れ苗植付部4の作動が停止し且つ油圧バルブが強制的に苗植付部4を上昇する側に切換えられ、苗植付部4が上昇される。そして、植付昇降操作レバー130をその操作ストロークの中間のN位置にすると、PTOクラッチが切れ苗植付部4の作動が停止し且つ油圧バルブが昇降油圧シリンダ105内の圧油の出入りを止めて苗植付部4を一定位置に保持せしめる位置に切換えられ、苗植付部4が植付昇降操作レバー130を中間位置に操作したときの位置に保持され苗植付部4は上昇も下降もしない。また、植付昇降操作レバー130をD1位置にすると、PTOクラッチは切りで油圧バルブがセンターフロート114の上下動にて切換えられる自動制御状態となる。尚、植付昇降操作レバー130は、各操作位置(D2・D1・N・U)で周知のカムによる係止手段にて係止されて操作位置が保持されるように構成されている。
【0048】
そして、この植付昇降操作レバー130は、前記変速レバ−81に操作ケーブル131にて連繋されており、変速レバ−81を「後進」位置に操作すると植付昇降操作レバー130をU位置に切替えるようになっている。即ち、変速レバ−81を「後進」位置に操作すると、自動的にPTOクラッチが切れ苗植付部4の作動が停止し且つ強制的に苗植付部4が上昇されるので、機体後進時に、植付昇降操作レバー130を操作する必要がなく操作が簡単となると共に、後進時に自動的にPTOクラッチが切れ苗植付部4の作動が停止し且つ強制的に苗植付部4が上昇されて苗植付部4が畦等に衝突して破損することを防止でき、然も、安全である。
【0049】
また、変速レバ−81と植付昇降操作レバー130は、機体の同じ右側にあるので、圃場での苗植付け作業時に両レバー81・130は頻繁に操作されるが(圃場の畦際で機体を旋回させる際に、変速レバ−81による車速の減速・増速操作と、植付昇降操作レバー130による苗植付部4の昇降操作やクラッチ操作とを連続して行なう)、作業者は、同じ右手で変速レバ−81と植付昇降操作レバー130とを前後方向に操作でき、その操作作業が効率良く行なえて、非常に操作性が良い。尚、変速レバ−81と植付昇降操作レバー130を共に機体の左側に設けても良い。
【0050】
更に、変速レバ−81とエンジン10の回転数を増減するスロットルレバーとを連繋して、変速レバ−81を低速側(中立位置近傍)に操作した時に自動的にスロットルレバーを操作してエンジン10の回転数が下がるように構成すると、機体の停止時(発進時)の衝撃が少なくなり、走行性が良く安全である。
【0051】
また、機体の前部(例えば、ステアリングハンドル14の左側近く)に、主変速レバーを設けて、前記主変速シフタ250を操作できるようにして、主変速レバーにて主変速を「前進」「後進」「中立」「路上走行」に切替えれるようにし、変速レバ−81では主変速を「前進」「後進」のみ切替えれるようにすれば、変速レバー81の操作連繋機構が簡略となり、また、圃場内での苗植付け作業時には変速レバ−81で主変速を「前進」「後進」に切替えることがほとんどであるから、作業上も支障がなく、変速レバ−81の操作ミス(苗植付け作業時に、誤って「路上走行」にしてしまうようなこと)も少なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 乗用型田植機の側面図である。
【図2】 乗用型田植機の平面図である。
【図3】 走行車両の一部を省略した側面図である。
【図4】 走行車両の一部を省略した平面図である。
【図5】 ミッションケース20の平断面図である。
【図6】 ミッションケース20の側面図である。
【図7】 サイドクラッチ操作部の平面図である。
【図8】 サイドクラッチ操作部の拡大平面図である。
【図9】 燃料タンクの取付方法を示す図である。
【図10】 第二ベルト伝動装置の平面断面図である。
【図11】 変速操作機構の側面図である。
【図12】 変速操作機構の平面図である。
【図13】 変速レバーのレバーガイドの平面図である。
【図14】 植付昇降操作レバー130の操作説明用側面図である。
【図15】 変速レバー81と植付昇降操作レバー130との連繋操作説明用側面図である。
【図16】 苗植付装置クラッチ及び苗送りベルトクラッチの操作機構を示す図である。
【図17】 異なる変速レバーのレバーガイドの平面図である。
【符号の説明】
乗用型田植機(乗用型苗植機)乗用型走行車両昇降リンク装置苗植付部、8:後輪、10エンジン12座席14ステアリングハンドル20ミッションケース81変速レバー113苗植付装置116苗植付装置クラッチ120操作レバー130植付昇降操作レバー(操作レバー)、267:サイ ドクラッチ体、274:サイドクラッチ操作シフタ、276:シフタアーム、277:シフタロッド、279:連動回転体、280:回動軸、281:軸受ベース、282:案内溝、283:係合ピン、284:係合凹部
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
  The present invention relates to a riding seedling transplanter such as a rice transplanter, a vegetable transplanter or a grass transplanter.
[0002]
[Prior art]
  2. Description of the Related Art Conventionally, there is a riding seedling planting machine in which a seedling planting part is mounted on a riding type traveling vehicle so as to be lifted and lowered via a lifting link device. And the conventional riding type seedling transplanter has arranged the lever which operates a transmission device in the center part of the front part of a body, and has arranged the lever which raises a seedling planting part on the right side of the rear part of a body.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
  In particular, when the operator turns the airframe at the heel, the steering handle and the lever must be operated continuously, which is complicated.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
  In order to solve the above problems, the invention according to claim 1 is a seat.(12)And steering handle(14)Riding vehicle equipped with(2)Elevating link device(3)Through multiple seedling planting equipment(113)And the seedling planting device(113)Seedling planting device clutch to stop transmission to(116)Seedling planting part(4)Mounted so that it can be raised and loweredAndSteering handle(14)Seedling planting part on the right side of(4)Operation lever that raises at least(130)With a seat(12)Near the seedling planting device clutch(116)Control lever for operating(120)ProvidedThe left and right side clutch bodies (267) for transmitting the driving force of the engine (10) to the left and right rear wheels (8) are provided, and the left and right side clutch operation shifters (274) for operating the side clutch bodies (267) are provided. An interlocking rotating body (279) that rotates around the rotating shaft (280) as the steering shaft to which the steering handle (14) is attached is provided. The bearing base (281) of the body (279) is provided with an arcuate guide groove (282) centered on the rotation shaft (280), and each end of the left and right shifter rods (277) is provided in the guide groove (282). The engagement pin (283) provided on the engagement rotating body (279) is slidably fitted, and the engagement recess (284) is provided on both sides in the rotation direction of the interlocking rotating body (279). When the interlocking rotating body (279) rotates within a certain range, the engaging recess (284) on the rotating direction side engages with one of the left and right engaging pins (283) to operate the shifter rod (277), and the shifter rod ( 277) through the shifter arm (276) to operate the side clutch operation shifter (274).TheIt is characterized byIt is a riding type seedling planting machine, and the invention according to claim 2 is an operation lever.(130)Is seedling planting department(4)Also used as a lever to intermittently operate the driving force ofIt is characterized byThe riding seedling transplanter according to claim 1 is used, and the invention according to claim 3 is a seat.(12)On the right side ofSet the travel speedShift lever to switch between forward, reverse and neutral(81)HaveIt is characterized byThe riding type seedling planting machine according to claim 1 or claim 2.
[0005]
[Effects of the invention]
  The invention according to claim 1 is a seat.(12)And steering handle(14)Riding vehicle equipped with(2)Elevating link device(3)Through multiple seedling planting equipment(113)And the seedling planting device(113)Seedling planting device clutch to stop transmission to(116)Seedling planting part(4)Mounted so that it can be raised and loweredAndSteering handle(14)Seedling planting part on the right side of(4)Operation lever that raises at least(130)With a seat(12)Near the seedling planting device clutch(116)Control lever for operating(120)ProvidedThe left and right side clutch bodies (267) for transmitting the driving force of the engine (10) to the left and right rear wheels (8) are provided, and the left and right side clutch operation shifters (274) for operating the side clutch bodies (267) are provided. An interlocking rotating body (279) that rotates around the rotating shaft (280) as the steering shaft to which the steering handle (14) is attached is provided, and a bearing base ( 281) is provided with an arcuate guide groove (282) centered on the rotation shaft (280), and engagement pins (283) provided at the ends of the left and right shifter rods (277) in the guide groove (282). ) Are slidably fitted, and engaging recesses (284) for engaging the engaging pins (283) are provided on both sides in the rotational direction of the interlocking rotating body (279), and the interlocking rotating body (279) is fixed. This rotation direction when the range is rotated The engaging recess (284) of the engaging member engages with one of the left and right engaging pins (283) to operate the shifter rod (277), and the side clutch operation shifter (274) is moved from the shifter rod (277) via the shifter arm (276). It is configured to operateTheIt is characterized bySince it is a passenger-type seedling transplanter, the steering handle can be operated with one hand when the aircraft is turning at the shore.(14)Operation lever provided on the right side of(130)Operate the seedling planting part(4)Raise the steering handle with the other hand without lever operation(14)The operator's posture is stable and safe and safe operation can be performed. Also seat(12)Near the seedling planting device clutch(116)Control lever for operating(120)The seat is(12)Seedling device clutch without turning around while sitting on(116)Can be operated.Also, left and right side clutch bodies (267) that transmit the driving force of the engine (10) to the left and right rear wheels (8) are provided, and left and right side clutch operation shifters (274) that operate the side clutch bodies (267). An interlocking rotating body (279) that rotates around the rotating shaft (280) as the steering shaft to which the steering handle (14) is attached is provided, and a bearing base for the interlocking rotating body (279) (281) is provided with an arcuate guide groove (282) centered on the rotation shaft (280), and the engagement pins (277) provided at the ends of the left and right shifter rods (277) in the guide groove (282). 283) is slidably fitted, and engagement recesses (284) for engaging the engagement pins (283) are provided on both sides in the rotation direction of the interlocking rotating body (279), and the interlocking rotating body (279) This rotation when rotating a certain range The engagement recess (284) on the opposite side engages one of the left and right engagement pins (283) to operate the shifter rod (277), and the side clutch operation shifter (from the shifter rod (277) through the shifter arm (276) ( 274) is operated, the side clutch operation shifter (274) is operated in conjunction with the turning operation by the steering handle (14), and transmission to the left and right rear wheels (8) is cut off. You can turn.
[0006]
  Invention of Claim 2according to,In addition to the function and effect of the invention of claim 1,Operation lever(130)Seedling planting department(4)Since the driving force can be intermittently operated, the operation at the time of turning the aircraft can be performed simply and the turning operation is further improved.
  Invention of Claim 3according to,In addition to the effects of the invention of claim 1 or invention of claim 2,When turning the aircraft on the shore, the pilot handles the steering wheel(14)Operation lever on the right side of(130)And seat(12)Right shift lever(81)Can be operated continuously with one hand, so that operability is very good and erroneous operations are reduced. However, the operation lever(130)And shift lever(81)Do not operate the steering handle with the other hand(14)With both levers(130 ・ 81)Because it can be operated, the operator's posture is stable, and each operation during turning can be performed safely and securely.
[0007]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
  Hereinafter, preferred embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
  1 and 2 show an embodiment of a riding type rice transplanter, which is a kind of riding type seedling transplanting machine. A four-row seedling planting part 4 is mounted so as to be movable up and down, and preliminary seedling frames 5,...
[0008]
  The traveling vehicle 2 is a four-wheel drive vehicle including a pair of left and right front wheels 7 and 7 and rear wheels 8 and 8 which are drive wheels, and an engine 10 is mounted on the front and rear center part of the fuselage. A seat 12 is installed on the engine cover 11 to be covered. A bonnet 13 is provided in front of the seat 12, and a steering handle 14 for steering the front wheels 7 and 7 which are steering transports is provided above the hood 13. Around the engine cover 11 and the hood 13 is a horizontal step 15 in which a person can walk.
[0009]
  FIG. 3 is a side view in which a part of the traveling vehicle is omitted, and FIG. 4 is a plan view thereof. A transmission case 20 is disposed at the front of the fuselage, and front wheel axle cases 21 and 21 extend laterally from the left and right side surfaces of the transmission case, and a front wheel final case 21 provided at the front end of the transmission case 21 can be turned. The front wheels 7 and 7 are supported on the 21 front wheel axles 7a and 7a so as to be freely rotatable. A front end portion of a pair of left and right main frames 23, 23 is fixed to the rear portion of the mission case 20, and a left and right rear frame 24 is connected to the rear end portions of these main frames. Rear wheels 8 and 8 are rotatably supported by rear wheel final cases 25 and 25 which are fixedly provided. The rear frame 24 is provided with a pair of left and right link support frames 26, 26 that support the lifting link device 3 so as to protrude upward.
[0010]
  A frame for supporting the step 15 is provided on the upper side of the chassis. The frame includes a front left / right frame 30 in the left / right direction, a center left / right frame 31 and a rear left / right frame 32, and front / rear front / rear frames 33, 33 and rear front / rear frames 35, 35 connecting them. . The left and right central portions of the central left and right frame 31 are connected to the upper end portion of a U-shaped frame 36 provided upward from the front portions of the main frames 23 and 23. The rear left and right frames 32 are connected to the upper ends of the pair of left and right link support frames 26 and 26. The left and right front front and rear frames 35 and 35 are supported from below by upper and lower frames 37 and 37 having lower ends fixed to front wheel axle cases 21 and 21, respectively.
[0011]
  The left and right end portions of the central left and right frame 31 protrude outward from the step 15, and the support frames 39 and 39 of the preliminary seedling frames 5 and 5 are rotatably attached to the pipes 38 and 38 fixed to the left and right end portions. . When not in operation, the preliminary seedling frame 5 can be stored at a position indicated by a chain line in FIGS. 1 and 2.
[0012]
  In addition, as a frame for attaching the fuel tank 41, both ends are fixed to the left and right rear front and rear frames 35, 35, and both ends are fixed to the front left and right frames 32 and the front fuel tank support frame 42 having a portal shape in front view. A U-shaped rear fuel tank support frame 43 projecting obliquely upward is provided. Pins 45,... Projecting upward are fixed to the horizontal portions of the upper ends of the fuel tank support frames 42, 43. When attaching the fuel tank 41, as shown in FIG. 9, the pin 45, the pin hole 41b formed in the front and rear edges 41a of the fuel tank 41, and the washers 46 arranged on both upper and lower sides of the pin 45,. ... are inserted, and the snap pins 47, ... are fastened and fixed to the pins 45, .... In this attached state, the fuel tank 41 is accommodated between the engine 10 and the engine cover 11. The installation and removal of the fuel tank 41 is easy. Further, by providing the front and rear frames 42 and 43 for attaching the fuel tank 41, there are no obstacles on the sides of the fuel tank 41 and the engine 10, and maintenance of the engine 10 is facilitated.
[0013]
  The rotational power of the engine taken out by the engine output shaft 50 protruding from the left side surface portion of the engine 10 is transmitted to the auxiliary transmission shaft 52 supported below the engine output shaft 50 by the first belt transmission device 51. Then, the auxiliary transmission shaft 52 is transmitted to a drive shaft 56 of a hydraulic pump 55 provided on the transmission case 20 by a second belt transmission device 54 configured as an auxiliary transmission device, and further configured as a main clutch from the drive shaft. The third belt transmission device 57 is transmitted to the mission input shaft 58 protruding from the left side surface of the mission case 20. Since the hydraulic pump 55 is driven by the power shifted by the auxiliary transmission, a hydraulic operating speed that matches the work speed can be obtained.
[0014]
  Rotational power input to the mission case 20 is shifted by a main transmission in the case, which will be described later, and then separated into traveling power and planting power, and a front axle that projects from the mission case 20 in the left-right direction. The power is transmitted through the cases 21 and 21 into the front wheel final cases 22 and 22, and the front wheel axles 7a and 7a are rotationally driven to drive the left and right front wheels 7 and 7. Further, left and right rear wheel transmission shafts 60 for transmitting power rearward from the rear portion of the transmission case 20 are provided, and the left and right rear wheel transmission shafts 60 are driven into the left and right rear wheel final cases 25 and 25, respectively. The rear wheels 8 and 8 are driven by driving and rotating the rear axle.
[0015]
  The seedling planting section 4 is configured to operate by being transmitted by the planting transmission shaft 61 and the transmission shafts 62 and 63 extending rearward from the case 20 by the power from the mission case 20. Yes.
  Next, the transmission configuration in the mission case 20 will be described. The ultra-low speed shift driven gear 241 that meshes with the ultra-low speed shift drive gear 240 that rotates integrally with the mission input shaft 58 is driven, and rotates together with the gear 241. The main transmission transmission shaft 242 is transmitted. The ultra-low speed shift drive side gear 240 and the ultra-low speed shift driven gear 241 include large-diameter gears 240a and 241a and small-diameter gears 240b and 241b, respectively, and the ultra-low speed shift drive side gear 240 is an ultra-low speed shift gear. It is provided so as to be slidable along the mission input shaft 58 by an ultra-low speed shift operation shifter 244 operated by operating the lever-243. When the small-diameter gear 240b on the ultra-low-speed transmission drive side and the large-diameter gear 241a on the ultra-low-speed transmission driven side are meshed with each other, the super-low-speed transmission drive-side large-diameter gear 240a and the ultra-low-speed transmission driven small diameter gear 241a When the gear 241b is engaged with the gear 241b, it is transmitted at a low speed.
[0016]
  It should be noted that the use of the ultra-low speed by operating the ultra-low speed shift lever-243 can be achieved by operating the main speed and the sub-speed to low speed and operating the ultra-low speed shift lever-243 to make the vehicle speed ultra low speed. When loading or unloading on the ground, or when moving over the ridges between the fields, the aircraft is in a very slow forward state (slowly reverse state), and the operator can operate safely and safely.
[0017]
  A stock change gear case 300 is detachably fixed to the right case side wall of the main transmission transmission shaft 242 with bolts (the stock change gear case 300 is a front wheel axle 7a of the front wheel final cases 21, 21; 7a is provided on the front side of the fuselage). In the inter-stock switching gear case 300, a planting drive shaft 301 that engages with the shaft end portion of the main transmission transmission shaft 242 and rotates integrally therewith, and a driven shaft 302 that is arranged in parallel to the planting drive shaft 301. The planted drive shaft 301 is provided with a large-diameter drive gear 303, a medium-diameter drive gear 304, and a small-diameter drive gear 305 so as to be freely rotatable. The driven shaft 302 is provided with three driven gears 306, 307, and 308 that mesh with the large-diameter drive gear 303, medium-diameter drive gear 304, and small-diameter drive gear 305, respectively, so as to rotate integrally with the driven shaft 302. ing.
[0018]
  The planting drive shaft 301 is provided with a hollow portion in the shaft and an engagement key 310 that is slidable in the axial direction is operated by a stock changeover lever 311. The engaging portion 312 engages with each engagement hole 313 provided in the inner periphery of each large-diameter drive gear 303, medium-diameter drive gear 304, and small-diameter drive gear 305 to rotate the planting drive shaft 301 with each large-diameter. This is a known key-type transmission that transmits to any one of the drive gear 303, the medium diameter drive gear 304, and the small diameter drive gear 305.
[0019]
  On the other hand, the inner end portion of the driven shaft 302 is engaged with the shaft end portion of the rotating shaft 315 provided in the mission case 20, and the rear end of the driven shaft 302 is rearranged via the planting bevel gears 247 and 248. The seedling planting portion 4 is driven by being transmitted to the planting transmission shaft 61 extending to the front.
[0020]
  Therefore, the rotation of the planting transmission shaft 61 is shifted to three stages by operating the stock changeover lever 311 and transmitting the driving force to any of the large diameter driving gear 303, the medium diameter driving gear 304, and the small diameter driving gear 305. Thus, since the rotational speed of driving to the seedling planting unit 4 changes with respect to the traveling speed of the traveling vehicle 2, the distance between the seedling planting stocks can be changed to three stages.
[0021]
  In addition, the seedling planting stock varies depending on the worker who performs the farm work, the region, and the farm field, and it is necessary to be able to set various stocks according to the operator's request. Therefore, several types of gears of different diameters are prepared for the large-diameter drive gear 303, the medium-diameter drive gear 304, the small-diameter drive gear 305 and the driven gears 306, 307, and 308 meshing with the large-diameter drive gear 303 in the stock changeover gear case 300. If the inter-stock change gear case 300 that meets the demand of the (machine purchaser) is mounted on the side wall of the mission case 20, various types of different stocks can be easily manufactured.
[0022]
  The main transmission gear 249 that rotates integrally with the main transmission transmission shaft 242 includes a large-diameter gear 249a and a small-diameter gear 249b, and is connected to the main transmission transmission shaft 242 by the main transmission shifter 250 that is operated by the operation of the transmission lever 81. It is slidable along. When the main transmission large-diameter gear 249a and the small-diameter counter gear 252 that rotates integrally with the counter shaft 251 are engaged with each other, the main transmission gear 249 slides to the left and slides to the left. When the gear 249b and the large-diameter counter gear 253 that rotates integrally with the counter shaft 251 mesh with each other, the gear 249b is transmitted at a low speed (planting work speed). Further, when the main transmission gear 249 slides to the left, the main transmission small diameter gear 249b meshes with the reverse rotation small diameter counter gear 254b on the mission input shaft 58, and the reverse rotation large diameter counter integrated with the reverse rotation small diameter counter gear 254b. It is transmitted to the counter gear 255 for reverse movement on the counter shaft 251 that meshes with the gear 254a, and is transmitted to the counter shaft 251 by rotation in the opposite direction to the reverse speed to reverse the airframe. The counter gear 254 for reverse rotation is provided so as to rotate freely with respect to the mission input shaft 58.
[0023]
  Further, a shoe type four-wheel brake device 239 is provided on the left end side of the counter shaft 251, and a braking force is applied to the left and right front and rear wheels 7, 8 by the four-wheel brake device 239. It has become.
  The small-diameter counter gear 252 that rotates integrally with the counter shaft 251 is transmitted to the front wheel differential device 257 by the front wheel differential input gear 256 that meshes with the gear 252, and the front wheel 7 is transmitted by the differential output shaft 258 that extends left and right from the differential device 257. , 7 is transmitted. The front wheel differential device 257 is provided with case bodies 257a and 257b constituting a differential case on the left and right sides of the front wheel differential input gear 256.
[0024]
  A differential lock claw portion 259 is formed at the left end portion of the left case body 257a of the front wheel differential device 257, and the differential lock body 261 including the differential lock claw 260 meshing with the claw portion 259 is placed on the differential output shaft 258 on the shaft. 258 and rotate integrally therewith. The differential lock body 261 is provided to be slidable left and right along the differential output shaft 258, and is biased to the opposite side of the left case body 257a by a differential lock body biasing spring 262. A differential lock operation shifter 264 that is activated by a stepping operation of H.263 is slid toward the case body 257a against the differential lock body biasing spring 262. Therefore, the differential lock body 261 is slid by the differential lock operation shifter 264 to engage the differential lock claw 260 and the differential lock claw portion 259 of the case body 257a, and the case body 257a and the right and left differential output shafts 258 are integrated. The structure is such that the left and right front wheels 7 and 7 are differentially locked.
[0025]
  A differential brake 290 is formed at the right end portion of the right case body 257b of the front wheel differential device 257, and the differential plate 291 fixed to the mission case 20 is placed on the differential output shaft 258 on the differential output shaft 258. A rotary plate 292 provided so as to rotate integrally with the shaft 258 is pressed by a compression spring 293 with a predetermined pressure. Therefore, the front wheel differential device 257 is always in a half differential lock state. More specifically, during seedling planting work in the field, the left and right front wheels 7 and 7 are rotationally driven in a deflocked state until a predetermined load is applied, and the driving force of the left and right front wheels 7 and 7 is stable and good traveling. It demonstrates its performance and the straightness of the aircraft is good, so it can plant seedlings. In addition, when the left and right front wheels 7 and 7 are overloaded, the differential brake 290 slips and the left and right front wheels 7 and 7 are in the differential operation state, so that appropriate traveling performance can be exhibited according to the field conditions. On the other hand, when the left and right front wheels 7 and 7 are overloaded and the differential brake 290 slips when turning on the coast or the like, the left and right front wheels 7 and 7 are differentially locked by depressing the front wheel differential lock pedal 263. A good turn can be made by turning the aircraft.
[0026]
  Since the differential lock mechanism and the differential brake 290 are arranged separately on the left and right sides of the front wheel differential device 257 as described above, the aircraft can be configured compactly, and the balance between the left and right of the aircraft is improved, and the aircraft is compact and has good running performance. Can be obtained.
  Further, inner gears 265 having tooth surfaces on the inner diameter are provided on the left and right case bodies 257a and 257b of the front wheel differential device 257, respectively. Further, side clutch bodies 267 and 267 having gears 266 that mesh with the inner gear 265 are provided on the left and right sides, and the case bodies 257a and 257b and the side clutch bodies 267 and 267 rotate integrally. .
[0027]
  Then, the transmission is transmitted to the left and right rear wheel transmission gears 268 that mesh with the gear 266 of the side clutch body 267. The left and right rear wheel transmission gears 268 are transmitted via the rear wheel counter shaft 269 to the left and right drive bevel gears 270 that rotate integrally with the rear wheel transmission gear 268, and the driven bevel gears 271 that mesh with the drive bevel gears 270. It is the structure which transmits to the rear-wheel transmission shaft 60 of each right and left via this.
[0028]
  The side clutch body 267 is provided with a side brake body 272. Further, the side clutch body 267 is guided by the case bodies 257a and 257b of the front wheel differential device 257 so as to be slidable right and left on the differential output shaft 258, and is also provided by the side clutch body urging spring 273. The side clutch body urging spring 273 is counteracted by a side clutch operation shifter 274 that is urged toward the inner gear 265 side of the bodies 257a and 257b and operates in conjunction with a turning operation of the steering handle 14 over a certain range. Thus, it slides to the side opposite to the inner gear 265. That is, the side clutch body 267 is slid by the side clutch operation shifter 274 to release the engagement between the gear 266 of the side clutch body 267 and the inner gear 265 of the case bodies 257a and 257b of the front wheel differential device 257, and the side brake. The key body 272 is pressed against the inner wall surface of the mission case 20 to cut off transmission to the left and right rear wheels 8 and 8 and brake the rear wheel 8.
[0029]
  The shifter shaft 275 of the side clutch operation shifter 274 is disposed so as to be distributed in front of and behind the differential output shaft 258 having the side clutch 267 and the side brake 272, andSteering shaftThe shifter 274 is interlockedly connected via a shifter arm 276 and a shifter rod 277 before and after the rotation shaft 280 of the interlocking rotating body 279 that rotates in accordance with the rotation. The bearing base 281 of the interlocking rotating body 279 is provided with an arcuate guide groove 282 drawn around the rotating shaft 280, and the engaging pin 283 provided at the end of the shifter rod 277 is slidably fitted. I am letting. The interlocking rotating body 279 is provided with engaging recesses 284 and 284 that engage with the engaging pins 283 and 283. When the interlocking rotating body 279 rotates within a certain range, the engaging recess 284 on the rotating direction side is engaged. The shifter rod 277 is operated by engaging with the pin 283. Further, the shifter rod 277 is configured to be extendable / contractable via a buffer spring 285. Therefore, from the clutch disengaged state until the brake is effective, the function of the buffer spring 285 makes it possible to selectively use the turning of the clutch alone or the turning of the clutch.
[0030]
  Then, a brake pedal shaft 235, a brake operation arm 236, a brake operation rod 237, a brake operation arm which actuates the brake device 239 by depressing the brake pedal 234. 238 and the like, a side clutch operation shifter 274 that operates the side clutch 267 and the side brake 272 in conjunction with the turning operation of the steering handle 14, a shifter shaft 275, a shifter arm 276, a shifter rod 277,Steering shaftThe steering operation mechanism including the interlocking rotating body 279 that rotates in accordance with the rotation is arranged so as not to cross each other in plan view.
[0031]
  The planting power is taken out slightly obliquely outward from the right side of the mission case 20, and transmitted to the seedling planting unit 4 via the first, second and third planting transmission shafts 61, 62, 63. The The position of the planting power take-out portion of the mission case 20 is relatively close to the center of the left and right sides of the aircraft, so that the maximum cutting angle of the right front wheel 7 can be increased. Regarding the maximum turning angle of the left front wheel 7, one of the two belt transmission devices 54, 57 disposed on the front and rear sides of the hydraulic pump drive shaft 56 is relatively simple in structure and has a narrowest maximum left and right width 57. By arranging them close, the maximum cutting angle of the left front wheel 7 can be increased. Further, by arranging the first planting transmission shaft 61 and the second planting transmission shaft 62 so as to be convex outward, the engine 10 installed at a low position and the planting transmission shafts 61 and 62 are arranged. To prevent interference.
[0032]
  FIG. 10 is a view showing a mechanism of a second belt transmission device which is an auxiliary transmission. In the second belt transmission device 54, a transmission belt 72 is hung on a driving pulley 70 fitted on the auxiliary transmission shaft 52 and a driven pulley 71 fitted on the hydraulic pump driving shaft 56, and is transmitted by a spring. Tension is applied by two tension rollers 74 and 75 (shown in FIGS. 11 and 12) each biased to the side where the belt 72 is stretched. The driving pulley 70 is a split pulley, one component member 70 a is fixed to the auxiliary transmission shaft 52, and the other component member 70 b is slidable in the axial direction with respect to the auxiliary transmission shaft 52. Since the tension rollers 74 and 75 are configured to apply tension to the transmission belt 72 from both the inside and the outside of the transmission belt 72, the tension rollers 74 and 75 can efficiently absorb the looseness of the transmission belt 72. Inadvertent vibration can be prevented, and furthermore, although the belt-type transmission device includes split pulleys, the distance between the driving side sub-transmission shaft 52 and the driven-side hydraulic pump drive shaft 56 can be reduced. Can contribute to downsizing
[0033]
  The position of the movable component 70 b is regulated by a speed change operation cam 78 that can freely rotate through a bearing 77. A circumferential protrusion 78 a is formed on the outer surface side of the speed change operation cam 78, and the protrusion 78 a is in contact with a roller 79 a provided on the fixed cam 79. Since the protruding amount of the protrusion 78a differs depending on the position on the circumference, the speed change operation cam 78 is rotated by operating a speed change lever 81, which will be described later, and the contact of the protrusion 78a with the roller 79a is changed to change the speed. The operation cam 78 rotates to change the contact point of the protrusion 78a to the roller 79a, and the speed change operation cam 78 and the movable component 70b whose position is regulated move in the axial direction in accordance with the tension of the transmission belt 72. The effective diameter of the driving pulley 70 changes. As the effective diameter of the driving pulley 70 is larger, the second belt transmission 54 is driven at a lower speed. Further, when the effective diameter of the driving pulley 70 becomes a certain value or more, the driving pulley 70 and the transmission belt 72 are idled, and the second belt transmission device 54 is stopped.
[0034]
  11 and 12 show the speed change operation mechanism. The speed change lever 81 is provided so that the grip portion is positioned in the vicinity of the right side of the seat 12 and is operated to rotate back and forth using a left and right rotation shaft 82 and a fulcrum. The rotation shaft 82 extends to the left side, and a rotation arm 83 attached to the tip of the rotation shaft 82 and an arm portion 78 b of the speed change operation cam 78 are connected via a speed change operation rod 84. When the shift lever 81 is operated in the stop region N, the sub-shift is in the transmission stop state, and when it is operated in the forward region F and the reverse region R, the sub-shift is in the transmission state, and the transmission gear ratio is away from N. The bigger (high speed transmission).
[0035]
  Further, the shift lever 81 can be turned left and right around a connecting pin 85 with respect to the turning shaft 82, and the left and right turn is a main shift shifter of the main transmission in the transmission case 20 via the main transmission cable 86. 250. As the shift lever 81 is operated from the seat side to the outside, the main shift is switched in the order of “forward”, “reverse”, “neutral”, and “running on the road”.
[0036]
  The lever guide 87 of the transmission lever 81 is as shown in FIG. Thus, the main shift can be switched only when the sub-shift is in the transmission stop state, and the shift lever 81 can be operated only to the forward side when the main shift is “forward”, “neutral”, and “running on the road”. When the shift is “reverse”, the shift lever 81 can be operated only to the reverse side. In addition, a check arm 88 that is rotated to a position (shown by a solid line) that blocks between “reverse” and “neutral” and a position that does not block (shown by a chain line) is provided to block the arm. By setting the position, it is possible to prevent the main transmission from being unexpectedly switched to “neutral” or “running on the road” during planting work.
[0037]
  As shown in the lever guide of FIG. 17, the speed change of the sub-shift is performed by operating the speed-change lever 81 to the same side regardless of whether the main shift is “forward” or “reverse”. When the second belt transmission device 54 is configured, the speed change operation mechanism 78 can be simplified because the rotation angle of the speed change operation cam 78 is small.
[0038]
  The third belt transmission device 57, which is the main clutch, includes a drive pulley 90 that is fitted to the hydraulic pump drive shaft 56 integrally with the driven pulley 71 of the second belt transmission device 54, and a driven gear that is fitted to the mission input shaft 58. A transmission belt 92 is hung on the side pulley 91. The tension roller 93 of the transmission belt 92 is rotatably supported by a rear end portion of a roller arm 95 attached to the left and right pedal shaft 94. A clutch pedal 96, which is a stop operating tool, is attached to the pedal shaft 94 so as to rotate integrally. The clutch pedal 96 is urged rearward by a spring (not shown). When the clutch pedal 96 is pressed forward against the tension of the spring, the tension roller 93 moves away from the transmission belt 92 and the transmission of the third belt transmission device 57 is cut off.
[0039]
  Further, the pedal arm 96a of the clutch pedal 96 and the speed change lever 81 are connected via an interlocking cable 98. When the clutch pedal 96 is depressed to operate the main clutch "disengaged", the second belt transmission is interlocked therewith. The device 54 enters a transmission stop state, and the shift lever 81 automatically moves to the stop region N.
[0040]
  By configuring the speed change operation mechanism as described above, both the main speed change and the sub speed change can be operated only by the speed change lever 81. In order to stop the progress of the airframe, there are a method in which the shift lever 81 is operated to the stop region N so that the sub-shift is in a transmission stop state, and a method in which the main clutch is disengaged by stepping on the clutch pedal 96. The former is suitable for a normal stop, such as during seedling replenishment, and the latter is suitable for an emergency stop. When the clutch pedal 96 is depressed and stopped, the main clutch is "disengaged" and the sub-shift is also stopped in conjunction with the main clutch. Therefore, even if the foot is released from the clutch pedal 96 after the stop, the clutch is kept stopped. The Further, when the clutch pedal 96 is depressed and stopped, the shift lever 81 is automatically moved to the stop region N in conjunction with the clutch pedal 96, so that the shift lever 81 is intentionally moved to the forward region F or the reverse region R when starting next time. Have to operate. For this reason, it is possible to start smoothly at a speed as perceived by the operator.
[0041]
  In the lifting link device 3, an upper link 100 and a pair of left and right lower links 101, 101 that are parallel to each other in a side view are rotatably supported by the link support frames 26, 26, and a connecting frame is provided at the rear end portion of each link. 102 is pivoted. A rolling shaft 103 projecting forward from the seedling planting part 4 is inserted into the connection frame 102, and the seedling planting part 4 is connected to be freely rollable. A swing arm 104 is provided so as to rotate integrally with the lower links 101, 101, and a piston rod of a lifting hydraulic cylinder 105 whose base side is supported by the main frame 13 is connected to the swing arm 104. When the elevating hydraulic cylinder 105 is expanded and contracted, each link is rotated up and down, and the seedling planting part 4 is raised and lowered while maintaining a substantially constant posture.
[0042]
  The seedling planting unit 4 places a seedling on the seedling planting unit frame 110 having a built-in transmission mechanism and reciprocates left and right, and the seedling feeding belt 111a,... A seedling stage 111 that supplies the seedling outlets 111b one by one, and four sets of seedling planting devices 113 that extract the seedlings supplied to the seedling outlets 111b,. A center float 114 and side floats 115, 115, etc. for leveling are assembled.
[0043]
  A seedling planting device clutch 116 (see FIG. 16) is provided in the transmission path to the left two sets of seedling planting devices 113, 113 and in the transmission path to the right two sets of seedling planting devices 113, 113, respectively. The operation of the four sets of seedling planting devices can be stopped in increments of two. Correspondingly, a seedling feeding belt clutch 117 (see FIG. 16) is also provided to stop the operation of the seedling feeding belts 111a,.
[0044]
  The operation lever 120 for operating the seedling planting device clutch and the seedling feeding belt clutch is provided in the vicinity of the left side of the seat 12 close to the pivot point of the upper link 100 in a side view. As shown in FIG. 16, the seedling planting device clutch operation cable 121 in which the arm 120 a that rotates integrally with the operation lever 120 and the clutch pin 116 a of the seedling planting device clutch 116 is routed along the upper link 100. And connecting one end of the seedling feeding belt clutch operating cable 122 to the end of the seedling planting device clutch operating cable 121 on the clutch pin side, and connecting the other end of the seedling feeding belt clutch operating cable 122 to the seedling. The feed belt clutch 117 is connected to the operation arm 117a. Thus, when the operation lever 120 is rotated forward, the seedling planting device clutch 116 and the seedling feeding belt clutch 117 are turned off, and the corresponding two seedling planting devices 112 and 112 and the seedling feeding belt 111a, 111a is deactivated.
[0045]
  Thus, by providing the operation lever 120 in the vicinity of the seat 12 of the traveling vehicle 2, the seedling planting device clutch 116 and the seedling feeding belt clutch 117 can be operated without turning around while sitting on the seat 12. it can. When the operation lever 120 is provided on the traveling vehicle 2, the base of the operation lever 120 is arranged along the elevating link by setting the base of the operating lever 120 close to the rotation fulcrum of the elevating link (the upper link 100 is shown in the drawing). Unreasonable pulling force or compressing force is not applied to the cable 121 that has been found. Further, the operation lever 120 and the seedling feeding belt clutch 117 are not directly connected by the seedling feeding belt clutch cable 122, but the end of the seedling planting device clutch operating cable 121 on the seedling planting device clutch side and the seedling feeding belt clutch. By connecting 117 with the seedling feed belt clutch operation cable 122, the number of cables connecting the traveling vehicle 2 and the seedling planting portion 4 can be reduced, and the cable routing can be simplified.
[0046]
  Also, a hydraulic valve that can be switched by the vertical movement of the front part of the center float 114 is provided, and when the front part of the center float 114 is lifted to an appropriate range or more by an external force from a field scene during seedling planting work, the hydraulic pump 55 The pressure oil pumped out from the inside of the transmission case 20 is sent to the lifting hydraulic cylinder 105, the piston is protruded, the lifting link device 3 is moved up to raise the seedling planting part 4 to a predetermined position, and the center float When the front part of 114 falls below the proper range, the pressure oil in the lifting hydraulic cylinder 105 is returned into the mission case 20 and the lifting link device 3 is moved downward to lower the seedling planting part 4 to a predetermined position. When the front part of the center float 114 is in an appropriate range (when the seedling planting part 4 is in an appropriate predetermined position), the inside of the lifting hydraulic cylinder 105 Stop out of the pressure oil is provided to allowed to hold the seedling planting unit 4 at a predetermined position. In this way, the center float 114 is used as a ground sensor for automatic height control of the seedling planting unit 4.
[0047]
  130 is a planting lifting / lowering control lever provided on the right side of the steering handle 14 at the front of the machine body, and can be operated in the front / rear direction of the machine body. The PTO clutch of the seedling planting part 4 is operated to input power. It is comprised so that cutting operation can be performed, and it is also comprised so that the seedling planting part 4 can be moved up and down manually by operating the hydraulic valve switched by the vertical movement of the front part of the center float 114. . That is, when the planting raising / lowering operation lever 130 is rotated forward to the D2 position, the PTO clutch is engaged, the seedling planting unit 4 is driven, and the hydraulic valve is switched by the vertical movement of the center float 114. Become. Conversely, when the planting raising / lowering operation lever 130 is rotated backward to the U position, the PTO clutch is disconnected, the operation of the seedling planting unit 4 is stopped, and the hydraulic valve forcibly raises the seedling planting unit 4. The seedling planting part 4 is raised. When the planting lifting / lowering operation lever 130 is set to the N position in the middle of the operation stroke, the PTO clutch is cut off, the operation of the seedling planting unit 4 is stopped, and the hydraulic valve stops the pressure oil in and out of the lifting hydraulic cylinder 105. The seedling planting part 4 is switched to a position to hold the seedling planting part 4 in a certain position, and the seedling planting part 4 is held at the position when the planting raising / lowering operation lever 130 is operated to the intermediate position, and the seedling planting part 4 rises and falls If not. When the planting lifting / lowering operation lever 130 is set to the D1 position, the PTO clutch is disengaged and the hydraulic valve is switched by the vertical movement of the center float 114. In addition, the planting raising / lowering operation lever 130 is configured to be held at each operation position (D2, D1, N, U) by a well-known locking means using a cam to hold the operation position.
[0048]
  The planting lifting / lowering operation lever 130 is connected to the shift lever 81 by an operation cable 131. When the shift lever 81 is operated to the “reverse” position, the planting lifting / lowering operation lever 130 is switched to the U position. It is like that. That is, when the shift lever 81 is operated to the “reverse” position, the PTO clutch is automatically cut and the operation of the seedling planting unit 4 is stopped and the seedling planting unit 4 is forcibly raised. The planting lifting / lowering operation lever 130 does not need to be operated, and the operation is simplified, and the PTO clutch is automatically disconnected when the vehicle moves backward, and the operation of the seedling planting unit 4 is stopped and the seedling planting unit 4 is forcibly raised. It is possible to prevent the seedling planting part 4 from colliding with a cocoon or the like and being damaged, and it is safe.
[0049]
  Further, since the shift lever 81 and the planting lifting / lowering operation lever 130 are on the same right side of the machine body, both levers 81 and 130 are frequently operated during seedling planting work in the field (the machine body is When turning, the vehicle speed decelerating / accelerating operation by the shift lever 81 and the raising / lowering operation and clutch operation of the seedling planting part 4 by the planting raising / lowering operation lever 130 are continuously performed). With the right hand, the shift lever 81 and the planting up / down operation lever 130 can be operated in the front-rear direction, the operation work can be performed efficiently, and the operability is very good. Note that both the shift lever 81 and the planting lifting operation lever 130 may be provided on the left side of the aircraft.
[0050]
  Further, the transmission lever 81 and a throttle lever that increases or decreases the rotational speed of the engine 10 are linked to each other, and when the transmission lever 81 is operated to the low speed side (near the neutral position), the throttle lever is automatically operated to operate the engine 10. If the speed of the vehicle is reduced, the impact when the aircraft is stopped (when starting) is reduced, and traveling performance is good and safe.
[0051]
  Also, a main speed change lever is provided at the front of the fuselage (for example, near the left side of the steering handle 14) so that the main speed shifter 250 can be operated. If the shift lever 81 is switched to only “forward” or “reverse”, the operation linkage mechanism of the shift lever 81 can be simplified. In most cases, the main shift is switched between “forward” and “reverse” with the shift lever 81 at the time of seedling planting work in the inside, so there is no problem in operation, and an operation error of the shift lever 81 (at the time of seedling planting work, There are fewer cases of accidentally “running on the road”.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view of a riding type rice transplanter.
FIG. 2 is a plan view of a riding type rice transplanter.
FIG. 3 is a side view in which a part of a traveling vehicle is omitted.
FIG. 4 is a plan view in which a part of the traveling vehicle is omitted.
5 is a plan sectional view of the mission case 20. FIG.
6 is a side view of the mission case 20. FIG.
FIG. 7 is a plan view of a side clutch operation unit.
FIG. 8 is an enlarged plan view of a side clutch operation unit.
FIG. 9 is a view showing a method of attaching a fuel tank.
FIG. 10 is a plan sectional view of a second belt transmission device.
FIG. 11 is a side view of the speed change operation mechanism.
FIG. 12 is a plan view of a speed change operation mechanism.
FIG. 13 is a plan view of a lever guide of the speed change lever.
FIG. 14 is a side view for explaining the operation of the planting lifting operation lever 130;
FIG. 15 is a side view for explaining the linking operation between the transmission lever 81 and the planting lifting operation lever 130;
FIG. 16 is a view showing an operation mechanism of a seedling planting device clutch and a seedling feeding belt clutch.
FIG. 17 is a plan view of a lever guide of a different speed change lever.
[Explanation of symbols]
  1:Riding type rice transplanter (Riding type seedling transplanter),2:Passenger type traveling vehicle,3:Elevating link device,4:Seedling planting department, 8: Rear wheel,10:engine,12:seat,14:Steering handle,20:Mission case,81:Shift lever,113:Seedling planting equipment,116:Seedling planting device clutch,120:Operation lever,130:Planting lifting control lever (control lever)267: Rhino Clutch body, 274: side clutch operation shifter, 276: shifter arm, 277: shifter rod, 279: interlocking rotating body, 280: rotating shaft, 281: bearing base, 282: guide groove, 283: engagement pin, 284: engagement Recess

Claims (3)

座席(12)とステアリングハンドル(14)を装備した乗用型走行車両(2)に昇降リンク装置(3)を介して複数の苗植付装置(113)と該苗植付装置(113)への伝動を停止する苗植付装置クラッチ(116)とを設けた苗植付部(4)を昇降可能に装着し、ステアリングハンドル(14)の右側に苗植付部(4)を少なくとも上げ操作する操作レバー(130)を設け、座席(12)の近傍に前記苗植付装置クラッチ(116)を操作する操作レバー(120)を設け、エンジン(10)の駆動力を左右の後輪(8)へ伝動する左右のサイドクラッチ体(267)を設け、該サイドクラッチ体(267)を操作する左右のサイドクラッチ操作シフタ(274)を設け、前記ステアリングハンドル(14)を取付けたステアリング軸の回動に伴って回動軸(280)回りに回動する連動回転体(279)を設け、該連動回転体(279)の軸受ベース(281)には回動軸(280)を中心とする円弧状の案内溝(282)を設け、該案内溝(282)に左右のシフタロッド(277)の各端部に設けた係合ピン(283)を摺動自在に嵌合し、連動回転体(279)の回転方向の両側に前記係合ピン(283)が係合する係合凹部(284)を設け、連動回転体(279)が一定範囲回動するとこの回動方向側の係合凹部(284)が左右一方の係合ピン(283)に係合してシフタロッド(277)を作動させ、該シフタロッド(277)からシフタアーム(276)を介してサイドクラッチ操作シフタ(274)を作動させる構成としたことを特徴とする乗用型苗植機。Seat (12) and via a lifting linkage (3) to the steering wheel (14) equipped with riding traveling vehicle (2) to a plurality of seedling planting device (113) and該苗planting device (113) seedling planting apparatus clutch (116) and seedling planting unit provided with stopping the transmission (4) vertically movably mounted, at least raising operation NaeUe mounting portion (4) to the right of the steering wheel (14) An operation lever (130) is provided, an operation lever (120) for operating the seedling planting device clutch (116 ) is provided in the vicinity of the seat (12) , and the driving force of the engine (10) is applied to the left and right rear wheels (8). Steering with left and right side clutch bodies (267) that transmit to the left side, left and right side clutch operating shifters (274) for operating the side clutch bodies (267), and the steering handle (14) attached thereto Is provided with an interlocking rotating body (279) that rotates around the rotating shaft (280), and the bearing base (281) of the interlocking rotating body (279) is centered on the rotating shaft (280). An arcuate guide groove (282) is provided, and an engagement pin (283) provided at each end of the left and right shifter rods (277) is slidably fitted in the guide groove (282), and the interlocking rotating body Engaging recesses (284) for engaging the engaging pins (283) are provided on both sides in the rotational direction of (279), and when the interlocking rotating body (279) rotates within a certain range, the engaging recesses on the rotational direction side (284) is engaged with one of the left and right engaging pins (283) to operate the shifter rod (277), and the side clutch operation shifter (274) is operated from the shifter rod (277) via the shifter arm (276). riding seedlings, characterized in that the the Machine. 操作レバー(130)が苗植付部(4)の駆動力を断続操作するレバーを兼用していることを特徴とする請求項1記載の乗用型苗植機。The riding type seedling planting machine according to claim 1, wherein the operation lever (130) also serves as a lever for intermittently operating the driving force of the seedling planting part (4) . 座席(12)の右側に走行変速状態を前進と後進と中立とに切り替える変速レバー(81)を設けていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の乗用型苗植機。The riding seedling transplanter according to claim 1 or 2, wherein a shift lever (81) is provided on the right side of the seat (12) to switch the traveling shift state between forward, reverse and neutral.
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