JP4258637B2 - 混合照明装置 - Google Patents

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Description

本発明は、色温度の異なる二種類の照射光を混合させて、色調の調整を図った混合照明装置に関する。
照明の演出効果は、光の色温度が大きく影響し、色温度が高くなるほど照明の色調が青白く涼しげになり、反対に色温度が低くなるほど赤みを帯びて暖かそうになる。また一般に、高い色温度の光線は明瞭な照明となるが場合によっては冷たい雰囲気となり、低い色温度の光線は曖昧な照明になることもあるが落ち着いた雰囲気を醸し出す。このように色温度の違いで照明効果が異なるため、用途・設置環境・生活様式等に応じ異なる光源を使い分けることが普通なされる。一般に、電球は色温度が低く、蛍光灯は色温度が高い。しかし最近では、色温度が比較的高い電球や、反対に色温度が低く電球色に近い蛍光灯などの開発され利用されている。
さらに、より多様な照明効果を得るため、色温度の異なる光源を組み合わせた照明装置が、特許文献1に提案されている。同特許文献1に記載された照明装置は、色温度の異なる複数個の光源を前後に並べ、光源の背面側に断面が放物線形状をなす反射板を配置するというものである。かかる照明装置によれば、複数の光源から照射される光を反射板で前方へ反射することにより、色温度の異なる照射光を混合させて色むらの少ない調光が得られるとされている。
特開平11−134910号公報
前記特許文献1に記載の照明装置は、特殊な形態の反射板を必要とするので、製作・組立が難しく、製造コストが高くつくという欠点がある。
本発明は製作が容易で低コストな混合照明装置の提供を目的とする。本発明に係る混合照明装置は、二つの光源で構成する場合と、一つの光源で構成する場合とが考えられる。前者を採用した場合の本発明の特徴は、鏡体の前側に設置される照明装置であって、色温度の異なる二つの光源が配置され、照明領域に対し、一方の光源は直接照明を行い、他方の光源は照射光を前記鏡体に反射させて間接照明を行うように構成したことである。
また、二つの光源を用いる場合、それら二つの光源の間に遮光板を配置し、当該遮光板で、間接照明を行う光源の照射光が照明領域を直接照明するのを阻止するように設定することが望ましい。
後者のように混合照明装置を一つの光源で構成する場合の本発明の特徴は、鏡体の前側に設置され、光源の発光面を二つの領域に区画し、照明領域に対し、一方の発光領域からの照射光で直接照明を行い、他方の発光領域からの照射光は前記鏡体に反射させて間接照明を行うように構成し、直接照明を行う照射光と、間接照明を行う照射光とは、色温度が異なるように設定したことである。
本例の場合、前記直接照明を行う照射光の光路及び/又は間接照明を行う照射光の光路の途中に、色温度を変化させるフィルターを配置する構成が考えられる。あるいは、前記光源における二つの発光領域の少なくとも一方を着色して、直接照明を行う照射光と間接照明を行う照射光との色温度が異なるように設定することも可能である。
本発明において、直接照明を行う照射光の色温度を、間接照明を行う照射光の色温度よりも高く設定する態様を採用することができ、反対に直接照明を行う照射光の色温度を、間接照明を行う照射光の色温度よりも低く設定する態様も採用可能である。
さらに本発明の混合照明装置は、直接照明を行う照射光と、間接照明を行う照射光とが、照明領域において同一領域を照射するように設定することが望ましい。
本発明に係る混合照明装置は、色温度の異なる直接照射光と間接照射光とが照明領域において混合され、装置内では混色が生じないように設定したので、色むらの少ない混合照明を得ることができる。間接照射光の反射手段として、洗面化粧台等、既存の鏡体を利用できるから、必要な部材点数及び製造コストを少なく出来る。
請求項1に係る混合照明装置では、二つの光源のうち一方の光源を間接照明用とし、これが直接には観察されないようにしたので、あたかも単一の光源から光照射されるように見せることができる。
また、請求項2に係る混合照明装置によれば、二つの光源の間に配置した遮光板で、間接照明を行う光源の照射光が照明領域を直接照明するのを阻止するように設定したので、照明装置内で光混合が生じるのが防止され、演色性の低下を回避できる。
請求項3に係る混合照明装置によれば、単一の光源で直接照明と間接照明の両方を行えるから、部材点数が少なく、製造コストの低い製品を提供できる。
請求項4に記載の如く、直接照明を行う照射光の光路及び/又は間接照明を行う照射光の光路の途中に色温度を変化させるフィルターを配置したり、請求項5に記載する如く、光源における二つの発光領域の少なくとも一方を着色して直接照明を行う照射光と間接照明を行う照射光との色温度が異なるように設定した場合は、フィルターの選定や、着色の指定により、色温度の調整・変更を容易に行える。
請求項6に記載する通り、直接照明を行う照射光の色温度を間接照明を行う照射光の色温度よりも高く設定した場合は、明瞭で涼しげな雰囲気の照明とすることができ、反対に
請求項7の如く、直接照明を行う照射光の色温度を間接照明を行う照射光の色温度よりも低く設定した場合は、暖かみのある照明とすることが可能である。
なお本発明において、請求項8の通り、直接照明を行う照射光と間接照明を行う照射光とが、照明領域において同一領域を照射するように設定することが望ましく、これによって、最適の照明効果を得ることができる。
[第1の実施形態]
図1に示すように、本発明に係る混合照明装置1は、洗面化粧台Sにおける鏡体Mの前側上部に設置される。同混合照明装置1は、例えば図2示す如く、ハウジング1aの内部に二つの光源2,3を前後に設け、該二つの光源2,3の間に遮光板4を配置したものである。光源2,3は、直管状の蛍光灯等からなり、色温度の高い白色灯と色温度の低い電球色灯のように、それぞれ色温度の異なるものが使用される。前方の光源2から照射される光線は、照明領域に対する直接照明光αとなり、遮光板4によって、後方の鏡体Mへの到達は阻止されている。これに対し、後方の光源3から照射される光線は、鏡体Mで反射されてから照明領域へ到達する間接照明光βとなり、遮光板4によって、照明領域を直接照射するのが阻止されている。なお光源2,3には、グローブ状の蛍光灯や、色温度に違いを設けた電球を使用することも妨げない。
前記混合照明装置1は、色温度の異なる二つの光源2,3それぞれから照射される直接照明光αと間接照明光βとが、照明領域において混合されるため、両者の中間的な色温度の照明を形成することができる。すなわち、既製の蛍光灯を用いて、既製品にはない新規な色温度の照明効果が得られる。また、直接照明光αと間接照明光βとが照明装置1のハウジング1a内部で混じり合う混色現象を生じさせないから、色むらを少なくでき、演色性を高めることが可能である。
なお、前方の光源2に白色灯など色温度の高いものを用い、後方の光源3に電球色灯など色温度の低いものを使用した場合は、照明の主体となる直接照射光αが色温度の高い光線となるので、視覚的に明瞭で涼やかな雰囲気の照明効果が得られる。反対に、前方の光源2の色温度を低くし、後方の光源3の色温度を高くした場合は、照明の主体となる直接照射光αの色温度が低いから、視覚的に落ち着きのある暖かな雰囲気を醸し出す。
ところで本例の如く、二つの光源2,3を持つ照明装置1にあっては、各光源2,3の点灯・消灯を個別に操作できるスイッチを設けることが可能である。これにより、本例の混合照明装置1は所望に応じて、高い色温度、低い色温度、及び、両者の中間的な色温度の3種類の照明態様を切り替えて使用することが可能となる。
[第2の実施形態]
図3に示すように、本発明に係る混合照明装置1の二つの光源2,3は、鏡体Mの前側へ上下に配置することも可能である。この場合、遮光板4は、間接照明光βを照射する下方の光源3の前面部を覆うように形成する。本例にあっても、直接照明光αと間接照明光βとの混合光によって、中間的な色温度の照明効果を得ることができる。
[第3の実施形態]
図4に示す如く、混合照明装置1の前後に配置された二つの光源2,3において、前方の光源2については発光面の後半部を、後方の光源3については発光面の前半部を、それぞれ塗膜・フィルム等の被覆材2a,3aで光遮蔽することにより、両者間の遮光板を省略することが可能である。すなわち前方の光源2は、被覆部2aにより後方への光照射が阻止され、照明領域に対して直接照明光αのみを照射する。また後方の光源3は、被覆部3aによって前方への光照射が阻止され、照明領域へは、間接照明光βのみが到達するようになされている。かかる構成によっても、本例の混合照明装置1は、直接照明光αと間接照明光βとの混合光による、中間的色温度の照明を形成することができる。
[第4の実施形態]
本発明に係る混合照明装置1は、図5に示す如く、単一の光源5で構成することも可能である。同図に示すように、ハウジング1a内の光源5に遮光板4を装着して、当該光源5の発光面を前後に区画する。そして、発光面前半部5aは、照明領域に対し直接照明光αを照射し、発光面後半部5bから照射される光線は、間接照明光βとなるように設定する。さらに本例では、ハウジング1aの前面開口部1bに有色フィルター6を装着して、発光面前半部5aから照射される直接照明光αの色温度が、後半部5bから照射される間接照明光βと異なるように設定した。なお有色フィルター6を、ハウジング1aの後方開口部1cに装着して、間接照明光βの方の色温度を変更するように構成してもよい。
本例における混合照明装置1は、1個の光源5で、色温度の異なる直接照明光α及び間接照明光βを生成できるので、部材点数が少なくて済む。依って、製作が容易で低コストの混合照明装置1を提供することができる。
[第5の実施形態]
図6に示す如く、混合照明装置1の光源5を単一で構成した場合、遮光板4により前後に区画した光源5の発光面の少なくとも一方を着色し、発光面前半部5aから照射される直接照明光αと、後半部5bから照射される間接照明光βとで、色温度が異なるように構成することも可能である。
本発明に係る混合照明装置の使用態様を例示する斜視図である。 本発明に係る混合照明装置の第1の実施形態を示すものであって、図(A)は平面断面図、図(B)は図(A)のX−X線における側面断面図である。 本発明に係る混合照明装置の第2の実施形態を示す側面断面図である。 本発明に係る混合照明装置の第3の実施形態を示すものであって、図(A)は平面断面図、図(B)は図(A)のY−Y線における側面断面図である。 本発明に係る混合照明装置の第4の実施形態を示すものであって、図(A)は平面断面図、図(B)は図(A)のZ−Z線における側面断面図である。 本発明に係る混合照明装置の第5の実施形態を示すものであって、図(A)は平面断面図、図(B)は図(A)のW−W線における側面断面図である。
符号の説明
1…混合照明装置 2…光源 3…光源 4…遮光板 5…光源 M…鏡体 α…直接照明光 β…間接照明光

Claims (8)

  1. 鏡体の前側に設置される照明装置であって、色温度の異なる二つの光源が配置され、照明領域に対し、一方の光源は直接照明を行い、他方の光源は照射光を前記鏡体に反射させて間接照明を行うように構成されていることを特徴とする混合照明装置。
  2. 前記二つの光源の間に遮光板を配置し、当該遮光板で、間接照明を行う光源の照射光が照明領域を直接照明するのを阻止するように設定した請求項1に記載の混合照明装置。
  3. 鏡体の前側に設置される照明装置であって、光源の発光面を二つの領域に区画し、照明領域に対し、一方の発光領域からの照射光で直接照明を行い、他方の発光領域からの照射光は前記鏡体に反射させて間接照明を行うように構成し、直接照明を行う照射光と、間接照明を行う照射光とは、色温度が異なるように設定したことを特徴とする混合照明装置。
  4. 前記直接照明を行う照射光の光路及び/又は間接照明を行う照射光の光路の途中に、色温度を変化させるフィルターを配置した請求項3に記載の混合照明装置。
  5. 前記光源における二つの発光領域の少なくとも一方を着色して、直接照明を行う照射光と間接照明を行う照射光との色温度が異なるように設定した請求項3に記載の混合照明装置。
  6. 直接照明を行う照射光の色温度を、間接照明を行う照射光の色温度よりも高く設定した請求項1乃至5の何れかに記載の混合照明装置。
  7. 直接照明を行う照射光の色温度を、間接照明を行う照射光の色温度よりも低く設定した請求項1乃至5の何れかに記載の混合照明装置。
  8. 直接照明を行う照射光と、間接照明を行う照射光とが、照明領域において同一領域を照射するように設定されている請求項1乃至7の何れかに記載の混合照明装置。
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