JP4258490B2 - 燃料噴射装置 - Google Patents

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Description

本発明は、エンジンに燃料を噴射供給する燃料噴射装置に関する。
〔従来の技術〕
従来から、エンジンに燃料を噴射供給する燃料噴射装置では、燃焼騒音の低減等を目的として、インジェクタによる燃料の噴射を複数回に分けて実行する技術が公知となっている。このような分割噴射では、先行する噴射(第1噴射)により発生する燃料の圧力脈動が、第1噴射に後行する噴射(第2噴射)における噴射量に大きく影響する。
すなわち、圧力脈動の影響により、図6に示すように、第1噴射と第2噴射との間のインターバル(第1噴射終了時期から第2噴射開始時期までの期間や第1噴射開始時期から第2噴射開始時期までの期間等として定義される:以下、単に、インターバルと呼ぶ)に応じて、第2噴射時の燃料の噴射圧力(第2噴射圧力)がばらついてしまう。このため、第2噴射における燃料の噴射量が、インターバルに応じて大きく変動してしまう。
そこで、第1噴射による圧力脈動の影響を第2噴射において打ち消すために、第2噴射を実行させるための指令値(第2指令値)を、インターバルおよび第2噴射圧力に応じて異なる補正データを用いて補正する技術が公知となっている。この技術によれば、補正データは、圧力脈動による第2噴射圧力の可変範囲を規定する複数の基準圧力、例えば、図7に示すように、大、中、小の3つの基準圧力で、インターバルを変更することで採取したデータである。すなわち、この補正データは、大、中、小いずれかの基準圧力で、例えば、第2噴射による実噴射量が第2噴射による噴射量の指令値に一致するように補正対象となる第2指令値を増減させる増減量として採取される。
また、圧力脈動の経時変化パターン(圧力脈動パターン)、インターバルの指令値および第2噴射量の指令値等を用いて第2噴射圧力の予測値を算出し、この第2噴射圧力の予測値と第2噴射量の指令値とから第2噴射期間の指令値を算出する技術も提案されている(例えば、特許文献1参照)。なお、第2噴射期間とは、第2噴射開始時期から第2噴射終了時期までの期間を示すものである。
また、燃料配管の長さ等に応じて算出される圧力脈動の周期、所定の圧力脈動パターン、およびインターバルの指令値等に応じて、第2噴射開始時期や第2噴射期間を補正する技術(例えば、特許文献2参照)が提案され、さらに、第1噴射期間の指令値およびインターバルの指令値に応じて第2噴射開始時期の指令値や第2噴射期間の指令値を補正する技術(例えば、特許文献3参照)が提案されている。
〔従来技術の不具合〕
ところで、先に示した公知の技術、特許文献1に記載の技術および特許文献2に記載の技術では、特定の圧力脈動パターンに従って第2指令値の補正が行われている。また、特許文献3に記載の技術では、インターバルに相当する通電開始時間差に応じて補正量が変化するマップに従って第2指令値の補正が行われており、実質的に特定の圧力脈動パターンに従って第2指令値の補正が行われている。
このため、従来の燃料噴射装置は、現実に生じる圧力脈動が特定の圧力脈動パターンから乖離すると、補正量が過大または過小になったり、補正の方向を誤ったりする虞が大きいので、噴射精度に対する信頼性が不十分である。
特開平10−266888号公報 特開2003−314337号公報 特開平6−101552号公報
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、インジェクタによる燃料の噴射を複数回に分けて実行する分割噴射を制御する燃料噴射装置において、第2指令値の補正に対する信頼性を向上することにある。
〔請求項1の手段〕
請求項1に記載の燃料噴射装置は、噴孔を開閉する弁体を有し、エンジンの気筒内に燃料を噴射するインジェクタと、インジェクタによる燃料の噴射を少なくとも前後2段階に分けて実行させる噴射制御手段とを備える。噴射制御手段は、先行する第1噴射で、弁体を駆動して噴孔を開閉させ、所望量の燃料を気筒内に噴射させるための第1指令値と、第1噴射に後行する第2噴射で、弁体を駆動して噴孔を開閉させ、所望量の燃料を気筒内に噴射させるための第2指令値とを算出する指令値算出手段と、第1噴射と第2噴射との間のインターバルに応じて、第2指令値を補正するための第2補正量を算出する第2指令値補正手段とを有する。
そして、第2補正量を算出するのに用いられる補正データは、第2噴射を実行する際の燃料の噴射圧力である第2噴射圧力の可変範囲の中から選択した複数の基準圧力ごとに採取された採取データを用いて算出される。また、採取データは、第1噴射を実行する際の燃料の噴射圧力である第1噴射圧力を所定の固定圧力とし、かつ第1噴射による燃料の噴射量である第1噴射量を所定の固定量として採取される。
これにより、補正データは、第2噴射圧力の可変範囲の中から選択した複数の基準圧力における採取データを用いて算出されるため、第2噴射圧力の影響、つまり、第1噴射により発生する圧力脈動の影響が希釈されている。このため、圧力脈動の影響が希釈された補正データを用いて第2補正量を算出することができる。この結果、第2補正量に対する圧力脈動の影響を低減することができるので、従来のように特定の圧力脈動パターンを用いる補正よりも、噴射精度に対する信頼性を向上することができる。
〔請求項2の手段〕
請求項2に記載の燃料噴射装置によれば、複数の基準圧力は、第2噴射圧力の可変範囲の両端の圧力を含めて選択される。
これにより、基準圧力の範囲が最も広いときの採取データを用いて、補正データを算出することができる。このため、第1噴射により発生する圧力脈動の影響を、より一層、希釈することができる。
〔請求項3の手段〕
請求項3に記載の燃料噴射装置における採取データは、個々の基準圧力ごとにインターバルを変更することで採取された行列成分であり、補正データは、採取データを行列として配列し、主成分分析することで複数の主成分として算出される。
この手段は、圧力脈動の影響が希釈された補正データを、採取データから算出するための一手段として主成分分析法を採用するものである。
〔請求項4の手段〕
請求項4に記載の燃料噴射装置における第2補正量は、複数の主成分の各々の主成分に、第1噴射量および第2噴射圧力に応じて変化する補正係数を乗じ、この補正係数と各々の主成分との積を全ての主成分について和を求めることで算出される。
これにより、第1噴射の影響を、簡単な線形式の形で第2補正量に加味することができる。
〔請求項5の手段〕
請求項5に記載の燃料噴射装置によれば、採取データは、第1噴射圧力を所定の固定圧力とし、第1噴射量の可変範囲の中から選択した複数の基準量ごとに、複数の基準圧力を選択して採取されている。
これにより、第2噴射に及ぼす第1噴射量の影響をも考慮して、第2補正量を算出することができる。
最良の形態1の燃料噴射装置は、噴孔を開閉する弁体を有し、エンジンの気筒内に燃料を噴射するインジェクタと、インジェクタによる燃料の噴射を少なくとも前後2段階に分けて実行させる噴射制御手段とを備える。噴射制御手段は、先行する第1噴射で、弁体を駆動して噴孔を開閉させ、所望量の燃料を気筒内に噴射させるための第1指令値と、第1噴射に後行する第2噴射で、弁体を駆動して噴孔を開閉させ、所望量の燃料を気筒内に噴射させるための第2指令値とを算出する指令値算出手段と、第1噴射と第2噴射との間のインターバルに応じて、第2指令値を補正するための第2補正量を算出する第2指令値補正手段とを有する。
そして、第2補正量を算出するのに用いられる補正データは、第2噴射を実行する際の燃料の噴射圧力である第2噴射圧力の可変範囲の中から選択した複数の基準圧力ごとに採取された採取データを用いて算出される。また、採取データは、第1噴射を実行する際の燃料の噴射圧力である第1噴射圧力を所定の固定圧力とし、かつ第1噴射による燃料の噴射量である第1噴射量を所定の固定量として採取される。
また、採取データは、個々の基準圧力ごとにインターバルを変更することで採取された行列成分であり、補正データは、採取データを行列として配列し、主成分分析することで複数の主成分として算出される。
また、第2補正量は、複数の主成分の各々の主成分に、第1噴射量および第2噴射圧力に応じて変化する補正係数を乗じ、この補正係数と各々の主成分との積を全ての主成分について和を求めることで算出される。
〔実施例1の構成〕
実施例1の燃料噴射装置1の構成を、図1および図2を用いて説明する。
燃料噴射装置1は、図1に示すように、エンジン(図示せず)の気筒内に燃料を噴射するインジェクタ2と、インジェクタ2による燃料の噴射を制御する噴射制御手段3と、インジェクタ2に燃料を供給する燃料供給源とを備える。
ここで、燃料供給源は、燃料タンク5から燃料を吸入するとともに加圧して吐出する燃料供給ポンプ6と、燃料供給ポンプ6から吐出された燃料を蓄圧するとともに各インジェクタ2に分配するコモンレール7とを有する。すなわち、燃料噴射装置1は、燃料を蓄圧するコモンレール7を備えた蓄圧式の装置であり、ディーゼルエンジン等の直噴型エンジンに燃料を噴射供給するものである。
また、噴射制御手段3は、コモンレール7に蓄圧された燃料の圧力を検出するレール圧センサ8等の各種センサから入力される検出値に基づいて、インジェクタ2等の各機器に与える各種の指令値を算出し、指令信号として出力するマイコン10と、マイコン10から出力される指令信号に応じて、車載電源(図示せず)から各機器へ給電を行う各種の駆動回路とから構成されている。なお、図1には、インジェクタ2へ給電を行うインジェクタ駆動回路11のみを図示する。
インジェクタ2は、コモンレール7から燃料の供給を受け、図2に示すように、気筒内に燃料を噴射する噴射ノズル13、噴射ノズル13を作動させる電磁弁14等により構成されている。
噴射ノズル13は、噴孔16を開閉するニードル状の弁体(以下、噴射弁体と呼ぶ)17、および噴射弁体17を収容するボディ18を有する。噴射弁体17は、高圧配管19を介してコモンレール7から溜まり部20に供給された燃料の圧力により、噴孔16を開く方向(開孔側)に付勢されるとともに、噴射弁体17の反噴孔側に配設されるスプリング21、およびコマンドピストン22から伝達される背圧により噴孔16を閉じる方向(閉孔側)に付勢される。
ここで、背圧とは、背圧室23に供給された燃料の圧力である。背圧室23は、噴射弁体17の反噴孔側で、コマンドピストン22により下方を閉鎖されて形成されている。そして、背圧は、背圧室23にコモンレール7から燃料が供給されることで上昇する。なお、コモンレール7からの燃料の供給はオリフィス24により制限を受ける。また、背圧は、背圧室23が電磁弁14により開放され、オリフィス25を介して燃料が排出されることで低下する。なお、オリフィス24、25は、オリフィス25からの燃料の排出量がオリフィス24からの燃料の供給量よりも大きくなるように設けられている。
電磁弁14は、噴射弁体17に対し閉孔側に背圧を及ぼす燃料(つまり、背圧室23の燃料)を給排することで、インジェクタ2のアクチュエータとして作動するものである。すなわち、電磁弁14が給電を受けて作動し、背圧室23の燃料が排出されることで、開孔側に噴射弁体17が駆動されインジェクタ2が開弁する。
この電磁弁14は、磁気吸引力を受けて背圧室23を開放する方向(開室側)に変位する弁体29、高電圧の印加および定電流の通電を受け、弁体29を開室側に変位させるとともに開室側で保持する磁気吸引力を発生するソレノイド30、背圧室23を閉鎖する方向(閉室側)に、弁体29を付勢するスプリング31等により構成されている。
そして、マイコン10からインジェクタ駆動回路11に指令信号が入力されると、ソレノイド30に高電圧が印加され、引き続き定電流の通電が行われる。これにより、弁体29が開室側に変位して背圧室23が開放され、この開放状態が続くので、背圧室23からの燃料の排出量が背圧室23への燃料の供給量よりも大きくなり背圧が低下する。このため、噴射弁体17に対し開孔側に作用する付勢力(溜まり部20の燃料の圧力による付勢力)の方が、閉孔側に作用する付勢力(背圧による付勢力およびスプリング21による付勢力)よりも強くなる。この結果、噴射弁体17が開孔側に変位して噴孔16が開放され噴射が行われる。
やがて、マイコン10からインジェクタ駆動回路11への指令信号の入力が終わると、ソレノイド30への通電が停止する。これにより、弁体29が閉室側に変位して背圧室23が閉鎖され、背圧室23からの燃料の排出が停止するので、オリフィス24からの燃料の供給により背圧が上昇する。このため、噴射弁体17に対し閉孔側に作用する付勢力の方が、開孔側に作用する付勢力よりも強くなる。この結果、噴射弁体17が閉孔側に変位して噴孔16が閉鎖され噴射が停止される。
なお、背圧室23から排出された燃料は、インジェクタ2の内部の摺動部を通してスプリング室32にリークした燃料とともにリークポート33から低圧配管34にリークし燃料タンク5に戻る。
マイコン10は、制御処理および演算処理を行うCPU、各種プログラムおよびデータ等を記憶するROM、RAM等の記憶手段、入力回路、出力回路等により構成される周知構造のコンピュータである。そして、マイコン10は、レール圧センサ8等の各種センサから入力される検出値に基づいて、インジェクタ2に噴射を実行させるための指令値を算出するとともに、算出された指令値に基づいて指令信号を合成しインジェクタ駆動回路11に出力する。
また、マイコン10は、インジェクタ2に燃料の噴射を前後2段階に分けて実行させる。つまり、マイコン10は、先行する第1噴射と、第1噴射に後行する第2噴射とに分けて、インジェクタ2に噴射を実行させる。
すなわち、マイコン10は、各種センサから入力される検出値に基づいて、気筒内に噴射すべき燃料の量(指令噴射量)を算出し、さらに指令噴射量を用いて第1噴射で噴射すべき燃料の量(第1指令噴射量)、および第2噴射で噴射すべき燃料の量(第2指令噴射量)を算出する。また、マイコン10は、各種センサから入力される検出値に基づいて、第1噴射を開始すべき時期、つまり第1噴射を開始するためインジェクタ2のソレノイド30に給電を開始する時期(第1指令給電開始時期)を算出する。同様に、マイコン10は、第2噴射を開始するためソレノイド30に給電を開始する時期(第2指令給電開始時期)を算出する。
さらに、マイコン10は、第1指令噴射量および第1指令給電開始時期を用いて、第1噴射においてソレノイド30に給電を実行すべき期間(第1指令給電期間)を算出する。同様に、マイコン10は、第2噴射においてソレノイド30に給電を実行すべき期間(第2指令給電期間)を算出する。
なお、マイコン10は、第1指令給電開始時期、第1指令給電期間および第2指令給電開始時期の3つを算出することで、自動的に、第1噴射と第2噴射との間のインターバルの指令値(指令インターバル)を算出している。ここで、第1噴射と第2噴射との間のインターバル(以下、単に、インターバルと呼ぶ)とは、第1噴射の終了時期と第2噴射の開始時期との期間、つまり、第1噴射におけるソレノイド30への給電が終了してから第2噴射におけるソレノイド30への給電が開始するまでの期間である(図6参照)。
以上により、マイコン10は、インジェクタ2に第1噴射を実行させるための第1指令値として第1指令給電開始時期および第1指令給電期間等と、インジェクタ2に第2噴射を実行させるための第2指令値として第2指令給電開始時期、第2指令給電期間および指令インターバル等とを算出する指令値算出手段37として機能する。
すなわち、マイコン10は、第1噴射で、噴射弁体17を駆動して噴孔16を開閉させ、所望量の燃料を気筒内に噴射させるための第1指令値と、第1噴射に後行する第2噴射で、噴射弁体17を駆動して噴孔16を開閉させ、所望量の燃料を気筒内に噴射させるための第2指令値とを算出する指令値算出手段37として機能する。
インジェクタ駆動回路11には、指令信号に応じて作動したり作動を停止したりするスイッチング素子(図示せず)が組み込まれている。そして、このスイッチング素子が作動したり作動を停止したりすることで、指令値に応じた給電が車載電源からインジェクタ2のソレノイド30へ行われる。
〔実施例1の特徴〕
次に、実施例1の燃料噴射装置1の特徴を説明する。
実施例1のマイコン10は、インターバルに応じて、第2指令給電期間を補正するための第2補正量を算出する第2指令値補正手段38として機能する。また、第2指令値補正手段38で、第2補正量を算出するのに用いられる補正データは、第2噴射を実行する際の燃料の噴射圧力(第2噴射圧力)の可変範囲の中から選択した複数の基準圧力ごとに採取された採取データを用いて算出される。
この基準圧力は、例えば、第2噴射圧力の可変範囲の中から選択された大、中、小の3つの大きさの圧力である(以下、大、中、小の基準圧力を各々、P1、P2、P3とする)。採取データは、第1噴射を実行する際の燃料の噴射圧力(第1噴射圧力)を所定の固定圧力とし、かつ第1噴射による燃料の噴射量(第1噴射量)を所定の固定量として採取される。つまり、採取データは、第1噴射圧力および第1噴射量を固定して、図3(a)に示すように、第2噴射圧力を基準圧力P1、P2、P3としたときに、各々、インターバルIjを変更することで採取される。ここで、jは1〜nの自然数の内のいずれか1つの自然数とする。
つまり、インターバルIjは、n個の値の間で変更される。例えば、採取データは、基準圧力Pi(iは1、2、3の内のいずれか1つの数である)およびインターバルIjであるときに、第2噴射による実噴射量が第2指令噴射量に略一致するように第2指令給電期間を増減させる増減量vijとして採取される。なお、nは、n≧3の関係を満たす整数とする。
補正データは、この採取データである増減量vijを行列として配列し、主成分分析することで、n個の成分kmjを有するn個の主成分ベクトルKmとして算出される。ここで、mは1〜nの自然数の内のいずれか1つの自然数とする。すなわち、補正データは、n個の主成分ベクトルKm=(km1、km2、・・・・、kmn)として算出される。
以下に、採取データである増減量vijを用いて主成分分析を行い、補正データである主成分ベクトルKmを算出する方法について説明する。
まず、増減量vijを、基準圧力Piを行成分、インターバルIjを列成分とする行列成分として配列し、増減量vijを行列成分とする採取データ行列Vを形成する。次に、採取データ行列Vと採取データ行列Vの転置行列V’との積である行列VV’を算出する。ここで、n≧3であるから、行列VV’はn×nの正方行列として算出される(以下、行列VV’を正方行列Aとする)。したがって、正方行列Aから、n個の固有ベクトルAmと、n個の固有値λmとを求めることができる。
そして、固有ベクトルAmに対応する固有値λmの平方根を、固有ベクトルAmに乗じることで、n個の主成分ベクトルKmを算出する。ここで、主成分ベクトルKmはn個の成分kmjを有するベクトル(km1、km2、・・・・、kmn)として算出される。すなわち、図3(b)に示すように、主成分ベクトルKmは、インターバルIjに対応させて図示することができる。
以上により、採取データの一表示形式である採取データ行列Vから、主成分分析により、補正データの一表示形式である主成分ベクトルKmを算出することができる。また、各々の主成分ベクトルKmは、全ての基準圧力P1、P2、P3における増減量vijが用いられて算出されている。このため、主成分ベクトルKmは、基準圧力Piの影響(つまり、第2噴射圧力の影響、すなわち、第1噴射により生じる圧力脈動の影響)が希釈されている。
次に、補正データである主成分ベクトルKmを用いて、第2補正量を算出する方法について説明する。まず、指令値算出手段37で算出された指令インターバルに応じて、主成分ベクトルKmのn個の成分kmjの中から指令インターバルに対応する成分を選択する。ここで、指令インターバルを、例えば、インターバルIncとすると(ncは、1からnの自然数の内の1つの自然数とする)、選択される成分は、図4に示すように、kmncとなる。そして、この選択をすべての主成分ベクトルKmについて行う。
このように選択された成分kmncに、第1噴射による燃料の噴射量(第1噴射量)および第2噴射圧力に応じて変化する補正係数ΔPmを乗じ、補正係数ΔPmと成分kmncとの積を、選択された全ての成分kmncについて和を求めることで(つまり、すべてのmについて和を求めることで)、第2補正量は算出される。すなわち、下記の数式1を実行することで、第2補正量は算出される。
Figure 0004258490
ここで、補正係数ΔPmは、主成分ベクトルKmごとに、予め実験等により第1噴射量および第2噴射圧力の関数として求められ、マップデータとして記憶されている。つまり、補正係数ΔPmは、第1噴射量および第2噴射圧力をパラメータとするn個のマップデータとして記憶されている。なお、マップデータから補正係数ΔPmを算出する際に用いる第1噴射量の値には、第1指令噴射量を用いてもよく、第1噴射前後の燃料収支から算出した算出値を用いてもよい。
〔実施例1の制御方法〕
実施例1の燃料噴射装置1による制御方法を、図5に示すフローチャートを用いて説明する。
まず、ステップS1で、レール圧センサ8およびその他の各種センサからの検出値を取り込む。そして、ステップS2で、取り込んだ検出値に基づき、第2指令給電期間およびその他の指令値を算出する。
そして、第2噴射の直前になったら、ステップS3で、再度、レール圧センサ8からの検出値を取り込むことで、第2噴射圧力の検出値を取り込む。そして、ステップS4で、第2補正量を算出する。第2補正量の算出は、上記のように、主成分分析により算出された主成分ベクトルKmと、補正係数ΔPmとを用いて行われる。
すなわち、まず先に算出された指令インターバルに応じて、全ての主成分ベクトルKmのn個の成分kmjの中から指令インターバルに対応する成分を選択する。ここで、指令インターバルを、例えば、上記と同様のインターバルIncとすると、選択される成分は、図4に示すように、kmncとなる。
また、第1噴射量の指令値および第2噴射圧力の検出値を、補正係数ΔPmの各々のマップデータに当てはめることで、全ての補正係数ΔPmを算出する。そして、選択された成分kmncおよび算出された補正係数ΔPmを数式1に当てはめて第2補正量を算出する。そして、ステップS5で、算出された第2補正量を用いて、第2指令給電期間を補正する。
〔実施例1の効果〕
実施例1の燃料噴射装置1は、インジェクタ2による燃料の噴射を前後2段階に分けて実行させる噴射制御手段3を備え、噴射制御手段3は、インターバルIjに応じて、第2指令値を補正するための第2補正量を算出する第2指令値補正手段38を有する。そして、第2補正量を算出するのに用いられる補正データは、第2噴射圧力の可変範囲の中から選択した複数の基準圧力Piごとに採取された採取データを用いて算出されるとともに、全ての基準圧力P1、P2、P3における採取データを用いて算出される。なお、採取データは、第1噴射圧力および第1噴射量を固定して採取される。
これにより、補正データは、第2噴射圧力の可変範囲の中から選択した基準圧力P1、P2、P3における採取データを用いて算出されるため、第2噴射圧力の影響、つまり、第1噴射により発生する圧力脈動の影響が希釈されている。このため、圧力脈動の影響が希釈された補正データを用いて第2補正量を算出することができる。この結果、第2補正量に対する圧力脈動の影響を低減することができるので、従来のように特定の圧力脈動パターンを用いる補正よりも、噴射精度に対する信頼性を向上することができる。
また、燃料噴射装置1における採取データは、基準圧力PiごとにインターバルIjを変更することで採取された増減量vijである。そして、補正データは、増減量vijを行列成分とする採取データ行列Vを主成分分析することで、n個の主成分ベクトルKmとして算出される。
このように、採取データから補正データを算出する際に主成分分析法を用いることで、採取データを、第2噴射圧力等の採取条件に依拠しない補正データに変換することができる。
また、燃料噴射装置1における第2補正量は、指令インターバルに応じて選択された成分kmncのすべてに、第1噴射量および第2噴射圧力に応じて求められた補正係数ΔPmを乗じ、補正係数ΔPmと選択された成分kmncとの積を全てのmについて求め、さらに、これらの積を全てのmについて和を求めることで算出される。
これにより、第1噴射の影響を、簡単な線形式の形で第2補正量に加味することができる。
〔変形例〕
本実施例の燃料噴射装置1では、基準圧力を、第2噴射圧力の可変範囲の中から選択された大、中、小の3つ基準圧力P1、P2、P3としたが、大側の基準圧力P1を第2噴射圧力の可変範囲の上限値とし、小側の基準圧力P3を第2噴射圧力の可変範囲の下限値とすることもできる。つまり、複数の基準圧力を、第2噴射圧力の可変範囲の両端の圧力を含めて選択してもよい。
この場合、基準圧力の範囲が最も広いときの採取データを用いて、補正データを算出することができる。このため、第1噴射により発生する圧力脈動の影響を、より一層、希釈することができる。
本実施例の燃料噴射装置1によれば、採取データは、第1噴射圧力および第1噴射量ともに固定して採取されたが、このような形態に限定されない。例えば、第1噴射圧力を固定し、第1噴射量の可変範囲の中から選択した複数の基準量ごとに、複数の基準圧力を選択して、採取データを採取してもよい。
この場合、例えば、基準量を大、中、小の3水準とし、さらに各々の基準量に対し、基準圧力を大、中、小の3水準として、9通りの第1噴射量および第2噴射圧力の採取条件のもとでインターバルIjを変更することで、採取データを採取することができる。そして、基準量ごとに主成分分析を行って主成分ベクトルを算出し記憶しておき、第1噴射量の値に応じて補間等を行って第2補正量を算出することができる。
このように、第1噴射量についても複数の基準量を決め採取データを採取することで、第2噴射に及ぼす第1噴射量の影響を考慮して、第2補正量を算出することができる。
さらに、第1噴射量について複数の基準量を決め採取データを採取する場合にも、大側の基準圧力P1を第2噴射圧力の可変範囲の上限値とし、小側の基準圧力P3を第2噴射圧力の可変範囲の下限値とすることもできる。つまり、複数の基準圧力を、第2噴射圧力の可変範囲の両端の圧力を含めて選択してもよい。また、大側の基準量を第1噴射量の可変範囲の上限値とし、小側の基準量を第1噴射量の可変範囲の下限値とすることもできる。つまり、複数の基準量を、第1噴射量の可変範囲の両端の量を含めて選択してもよい。
本実施例の燃料噴射装置1では、基準圧力PiをP1、P2、P3の3つの値としたが、これに限定されず基準圧力Piにおけるiの値は2以上の任意の自然数とすることができる。すなわち、基準圧力Piの数は任意である。
本実施例の燃料噴射装置1では、燃料の噴射を第1噴射および第2噴射の前後2回に分けて実施したが、噴射の分割数は任意であり、先行する噴射を第1噴射、第1噴射に後行する噴射を第2噴射とすることで、第2指令値について、主成分分析による補正データの算出および第2補正量による補正を行うことができる。
本実施例の燃料噴射装置1では、指令インターバルを第1噴射におけるソレノイド30への給電が終了してから第2噴射におけるソレノイド30への給電が開始するまでの期間としたが、第1噴射におけるソレノイド30への給電が開始してから第2噴射におけるソレノイド30への給電が開始するまでの期間としてもよい。
燃料噴射装置の全体構成図である(実施例)。 インジェクタの構成図である(実施例)。 (a)は採取データを示すデータ図であり、(b)は補正データを示すデータ図である(実施例)。 補正データから第2補正量を算出する手順を示す説明図である(実施例)。 燃料噴射装置による補正処理を示すフローチャートである(実施例)。 (a)および(b)は、分割噴射による噴射率の推移を示すタイムチャートであり、(c)は第1噴射による圧力脈動を示すタイムチャートである(従来例)。 補正データを示すデータ図である(従来例)。
符号の説明
1 燃料噴射装置
2 インジェクタ
3 噴射制御手段
16 噴孔
17 噴射弁体(弁体)
37 指令値算出手段
38 第2指令値補正手段
Ij、Inc インターバル
Km 主成分ベクトル(主成分、補正データ)
Pi 基準圧力
vij 増減量(採取データ)
ΔPm 補正係数

Claims (5)

  1. 噴孔を開閉する弁体を有し、エンジンの気筒内に燃料を噴射するインジェクタと、
    このインジェクタによる燃料の噴射を少なくとも前後2段階に分けて実行させる噴射制御手段とを備えた燃料噴射装置において、
    前記噴射制御手段は、
    先行する第1噴射で、前記弁体を駆動して前記噴孔を開閉させ、所望量の燃料を前記気筒内に噴射させるための第1指令値と、前記第1噴射に後行する第2噴射で、前記弁体を駆動して前記噴孔を開閉させ、所望量の燃料を前記気筒内に噴射させるための第2指令値とを算出する指令値算出手段と、
    前記第1噴射と前記第2噴射との間のインターバルに応じて、前記第2指令値を補正するための第2補正量を算出する第2指令値補正手段とを有し、
    前記第2補正量を算出するのに用いられる補正データは、前記第2噴射を実行する際の燃料の噴射圧力である第2噴射圧力の可変範囲の中から選択した複数の基準圧力ごとに採取された採取データを用いて算出され、
    前記採取データは、前記第1噴射を実行する際の燃料の噴射圧力である第1噴射圧力を所定の固定圧力とし、かつ前記第1噴射による燃料の噴射量である第1噴射量を所定の固定量として採取されることを特徴とする燃料噴射装置。
  2. 請求項1に記載の燃料噴射装置において、
    前記複数の基準圧力は、前記第2噴射圧力の可変範囲の両端の圧力を含めて選択されることを特徴とする燃料噴射装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の燃料噴射装置において、
    前記採取データは、個々の基準圧力ごとに前記インターバルを変更することで採取された行列成分であり、
    前記補正データは、前記採取データを行列として配列し、主成分分析することで複数の主成分として算出されることを特徴とする燃料噴射装置。
  4. 請求項3に記載の燃料噴射装置において、
    前記第2補正量は、前記複数の主成分の各々の主成分に、前記第1噴射量および前記第2噴射圧力に応じて変化する補正係数を乗じ、この補正係数と前記各々の主成分との積を全ての主成分について和を求めることで算出されることを特徴とする燃料噴射装置。
  5. 噴孔を開閉する弁体を有し、エンジンの気筒内に燃料を噴射するインジェクタと、
    このインジェクタによる燃料の噴射を少なくとも前後2段階に分けて実行させる噴射制御手段とを備えた燃料噴射装置において、
    前記噴射制御手段は、
    先行する第1噴射で、前記弁体を駆動して前記噴孔を開閉させ、所望量の燃料を前記気筒内に噴射させるための第1指令値と、前記第1噴射に後行する第2噴射で、前記弁体を駆動して前記噴孔を開閉させ、所望量の燃料を前記気筒内に噴射させるための第2指令値とを算出する指令値算出手段と、
    前記第1噴射と前記第2噴射との間のインターバルに応じて、前記第2指令値を補正するための第2補正量を算出する第2指令値補正手段とを有し、
    前記第2補正量を算出するのに用いられる補正データは、前記第2噴射を実行する際の燃料の噴射圧力である第2噴射圧力の可変範囲の中から選択した複数の基準圧力ごとに採取された採取データを用いて算出され、
    前記採取データは、前記第1噴射を実行する際の燃料の噴射圧力である第1噴射圧力を所定の固定圧力とし、前記第1噴射による燃料の噴射量である第1噴射量の可変範囲の中から選択した複数の基準量ごとに、前記複数の基準圧力を選択して採取されることを特徴とする燃料噴射装置。
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