JP4257663B2 - フード、衣類部材及びそれらへの弾性縁部の使用 - Google Patents

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Description

本願発明は、請求項1の前段部分に分類されたように、特に核兵器/生物兵器/化学兵器(NBC)防護服/スーツような防護及び/若しくは軍事目的ための衣類部材のためのフード及びそのフードを有する衣料部材に関する。
呼吸系通路を介して吸い込まれる有毒物質と接触する人々は、防毒マスクを装着することによってこれらの有毒物質から彼ら自身を守らなければならない。さらに、有毒物質が、皮膚を介して吸い上げられ又は吸い込まれる危険がある場合、若しくはそれがそれらの装具品(たとえば、装着物)の一部である場合、これらの人々(たとえば、軍人、消防士、警察官、GSG9のような特殊部隊のメンバー等)は、付加的に、皮膚又は身体に、有毒物質が接触することを防止し、一般的に、フードを備えた防護衣類、特にNBC防護服を着けなければならない。そのようなNBC防護服のフードは、防毒マスクを受けるために設けられる顔開口部を形成する周縁(例えば、環状又は縁状)部、特に弾性周辺縁部を有し、前記フードの縁部は、使用状態において防毒マスクに当接するように設計されている。
DE 198 29 975 A1 DE 39 39 373 A1 DE 38 15 720 A1 DE 195 19 869 A1 DE 198 42 274 A1 DE 102 40 548 ロンフ−ケミエレクシコン、第10版、第2巻、1997年、第1104〜116頁、見出し「エラスト−ファーゼン」、Georg Thieme Verlag Stuttgart/ニューヨーク
しかしながら、これは、一方の前記フード/縁部と他方の防毒マスクとの間の渡り部分が、ほとんどの場合で、十分にシールされていないので、問題が生じる。したがって、有毒又は危険な物質は、前記フード/縁部と前記防毒マスクとの間の不適切にシールされた渡り部分を介して通過するので、そのような防護服を着用している人は、これらの物質に接触してしまうか、又はこれらの物質が防毒マスクの縁部の下を通過するので、最終的にそれらを吸引してしまう。例えばマスタードガス(すでにHdとして知られているビス(2―クロロエチル)スルフィド)のような皮膚接触毒に晒される時、これは、このような防護服を着用している人に、特に危険である。
それから、本願発明の目的は、好ましくは防護及び/若しくは軍事目的のために、NBC防護服のような衣類部材を提供することであり、また、より正確には、少なくとも上述したような問題を実質的に避けることのできるそのような衣類部材のフードを提供することにある。特に、本願発明の目的は、一方の衣類部材/フードと他方の防毒マスクとの間の渡り部分を、この渡り部分が少なくとも実質的にシールされるようにすることである。
この目的は、請求項1に係るフードによって達成することができる。
したがって、本願発明の第1の様相によれば、特に衣類部材、好ましくはNBC防護服等の防護及び/若しくは軍事目的のためのフードが、顔開口部を形成する周縁(いわゆる縁状/環状の)弾性を有する縁部を有し、該顔開口部が防毒マスクを受け入れるために設けられ、且つ前記縁部が使用状態において前記防毒マスクに当接し、前記顔開口部に対峙する前記縁部の側部(いわゆる使用状態において防毒マスクに対して対面する縁部の顔開口部の側部)が、前記有毒マスクに密閉当接するために、少なくとも一つの周縁(いわゆる縁状/環状)シールエレメントを有する。尚、NBCは、核兵器(Nuclear)、生物兵器(Biological weapons), 化学兵器(Chemical weapons)の略であり、NBC防護服は、これらの兵器から身を守るための衣服である。
本願発明の基本的な概念は、前記顔開口部に対峙する縁部側面(例えば、縁部の側面が使用状態において前記防毒マスクに対峙する縁部の側面)に、少なくとも一つの周縁(例えば、縁状又は環状)シールエレメントに、前記顔開口部を形成する上述したフードの縁部を装着することである。その結果、使用状態において、防毒マスクが装着されているとき、一方のフード/縁部と他方の防毒マスクとの間の渡り部分のシールが、達成され、また十分に改善される。
使用状態において、例えば防毒マスクが装着されているときに、シールエレメントは、防毒マスク上に位置し、下にある防毒マスクと洩れ止め摩擦掴み接続が生じる。
縁部及びシールエレメントに関してここで使用される「周縁」(例えば、同義語として「縁状」/「環状」)という言葉は、その狭い意味だけでなく、より広い意味において本発明に関して理解されるべきである。その結果、「周縁」(例えば、「縁状」/「環状」)は、前記縁部又はシールエレメントが密閉リング又は環を形成する状態だけでなく、前記縁部及びシールエレメントが2つの離れている端部を有する状態(例えば、フードが密閉又は密閉可能な開口部からなるとき)も明示することができ、その場合に、前記縁部及び前記シールエレメントの2つの離れている端部が、お互いの先端に位置することができ、また少なくとも本質的にその端部同士を結ぶことができる。これもまた、本発明の目的について、「周縁」(例えば、同義語として「縁状」/「環状」)の言葉によって包含されるものとして理解されるべきである。決定的なものは、周縁シールエレメントは、例えば溝及び開口部なしの少なくとも実質的に連続したものであり、これにより、それは防毒マスクに対して封鎖的に当接している。
前記シールエレメントは、少なくとも実質的に線状で前記防毒マスクに当接するとき、及び/若しくはシールエレメントが縁部から突き出され及び/若しく膨出する時に、特に利点がある。使用状態における防毒マスクの少なくとも実質的に線状である当接は、より高い当接圧を生じ、その結果として改善された密閉を生じる。前記シールエレメントによる前記防毒マスクの少なくとも実質的な線状の当接を達成するために、前記シールエレメントは、適切に形成されなければならない。
以下、この発明の実施例について図面により説明する。
図1は、好ましくはNBC防護服等の防護及び/若しくは軍事目的のための本願発明の衣類部材2を示しており、この衣類部材2は、本願発明のフード1を備えるものである。このフード1は、顔開口部4を形成する周縁弾性縁部3を有している。図2及び図3(a)から明らかなように、前記顔開口部4は、防毒マスク5を受容するために設けられる。前記縁部4は、使用状態において、前記防毒マスク5に当接する。
図3(b)は、図3(a)において特に記された領域を、概略拡大図として示しており、前記縁部3が前記防毒マスク5に当接し、図3(b)の表示において矢印方向で示される上に向かってめくられていること、及び前記防毒マスクに関する密閉当接のために設けられ、さらに前記顔開口部4に対峙する前記縁部の側面又は使用状態において前記防毒マスクに対峙する延期縁部の側面に設けられる本願発明に係るシールエレメント6を表している。
特別な例において、本願発明によって設けられた前記シールエレメント6は、少なくとも実質的に線状で前記防毒マスク5に当接する。それは、図3(b)で示すように、この目的のために適切に形成される。少なくとも実質的に線状で当接する利点は、一般的な記載部分において上述された。
本願発明によって設けられたシールエレメント6の機能は、図5と共に図6において図示される。図6は、図5において示されるVI−VI一点鎖線に沿った拡大断面図である。図6からわかるように、使用状態において、防毒マスク5が装着された場合、シールエレメント6は、前記縁部3と共に少なくとも実質的に線状で当接し、前記縁部3は前記防毒マスク5に対して前記シールエレメント6を押圧する。前記シールエレメント6の少なくとも実質的な線状の当接は、接触圧を上昇させ、優れた密閉状態を確保する。
図4(a)から明らかなように、縁部6に複数のシールエレメント6、好ましくは少なくとも2つのシールエレメント6を設けることが有益である。前記シールエレメントの配置に関するいろいろな構成が、その場合によって可能である。図4(a)が示すように、それぞれのシールエレメント6は、少なくとも実質的に平行配置される。さらに、例えば、前記シールエレメント6がハニカム構造(図示しない)を形成するようにそれぞれのシールエレメント6を配置することもできる。重要なことは、縁部3と防毒マスクの間の洩れない接続が使用状態において達成されることだけである。
図4(b)、(c)の断面図は、前記シールエレメント6が、突き出される及び/若しくは縁部から膨出することを示している。これは、2次元当接の代わりに、使用時において実質的に線状当接を提供し、より高い接触圧及びより高い密閉性を助長する。
本願発明によって設けられるシールエレメント6は、特にシールリング又はシール突起として形成される。一般的には、これは縁部3の高さ又は立ち上がりを生じる。
前記シールエレメント6は、好ましくは縫合、編込み、接着、ステイプル、溶接等によって、前記縁部3に固定、特に前記縁部3への永続的に結合されるものであり、その例が図4(b)に示される。他の例において、前記シールエレメント6は、縁部3の一部であり、特にシールエレメント6及び前記縁部3は、図4(c)で示すように、一体構造として形成されることが望ましい。
本願発明によって設けられたシールエレメントは、糸、ひも又は細長い片形状であり、また蜘蛛の巣状又はハニカム状である。
一般的に、前記シールエレメント6は、弾力的に変形することのできる材料からなる。前記シールエレメント6の弾力性は、少なくとも実質的に縁部3の弾力性に対応するか、又はそれ以上であることを確保することに注意を払わなければならない。
本発明の特別な例において、前記シールエレメント6は、その元の長さを基礎として、20%以上、特には30%以上、好ましくは50%以上、さらに好ましくは70%以上、さらにより好ましくは85%以上の相対的に弾力性のある伸び率又は伸長性を有する。本発明の特別な例において、シールエレメント6を構成する材料の25℃引張弾性率は、10N・m―2以下、特には10N・m―2以下、好ましくは5・10N・m―2以下であり、さらには、5・10N・m―2から9・10N・m―2までの範囲内であることが望ましい。
本発明のさらなる例において、図4(b)で示されるシールエレメント6の断面厚さdは、図4(b)で示される前記縁部3の断面厚さDの1/4以上、特には1/3以上、好ましくは2/3以上、より好ましくは3/4以上である時に有益である。特に、シールエレメント6は、0.1mm以上、特には0.25mm以上、好ましくは0.4mm以上、より好ましくは6mm以上、さらには1mm以上の範囲で、前記縁部3から突き出され及び/若しくは膨出するべきである。結果として、特別に良好なシール効果が達成される。
本発明によって設けられるシールエレメント6を構成する材料は、本発明の範囲での使用に最適である限りにおいて、例えば、ある種のゴム、合成ゴム、弾性プラスティック等であることが好ましい。特に、これらの材料は、所定の温度及びUV安定性、さらには、攻撃的媒体、特に戦争兵器、さらには体液、特に汗に対する所定の抵抗を有することに利点がある。また、前記材料が撥水性を有することに利点がある。
本発明による最適な材料の例は、ある種の弾性繊維である(非特許文献1:ロンフ−ケミエレクシコン、第10版、第2巻、1997年、第1104〜116頁、見出し「エラスト−ファーゼン」、Georg Thieme Verlag Stuttgart/ニューヨーク)。また、前記弾性繊維は、大きな伸長性を有する繊維から製造され、伸長力を排除されると、実質的に元の状態に復帰する。最も重要な例は、分葉ポリウレタンの少なくとも85重量%までに存在するハイポリマーから構成されるエラスタン繊維、及び合成ポリイソプレン又は一つ以上のビニルモノマーを有するか又はなしの一つ以上のジエンを重合化することによって形成されたハイポリマーからなるエラストジエン繊維である。前記第2群は、天然ゴムから形成されるゴム弾性繊維を含むものとして考えることが望ましい。エラストジエンは、通常加硫処理される。弾性特性は、ポリミド及びポリウレタンからなる複合繊維によっても獲得される。詳細については、上記非特許文献1を参照。そのような繊維の寸法は、本願発明の目的のために、適切に適合されなければならない。そのような繊維は、例えば縁材料と合体される。
図1及び図2に示されるように、例えば、本発明の顔開口部4を有するフード1は、特に顔開口部4の側部に、例えば、接触及び密閉留め具又はジッパーの形である留め具7を具備する。留め具は、防毒マスクを装着しやすくし、また着心地を高めたものであり、前記フードは、防毒マスクが必要ない状態では開くことができるものである。しかしながら、前記フード留め具7が、少なくとも実質的にしっかりと密閉可能であることは確保されるべきである。原則として、前記留め具は、顔開口部4の所望の位置、例えば顔開口部4に関して横方向だけでなく中央に設けることもできるものである。しかしながら、実際には、前記留め具7が、着心地及び優れたシール性等の特に実用的な理由において、顔開口部4の側部に位置されることに利点があると思われる。
前記フード1は、前記衣類部材2のその他の部分に対して、例えば接触及び密閉留め具又はジッパーを介して着脱自在とされることが望ましい。この例に関して、衣類部材2のその他の部分と前記フード1は、少なくとも実質的にお互いにしっかりと結合可能なものである。フード1が前記衣類部材2の一部であり、特にそこに縫合され、又は一体構成物として形成されることも同様に可能である。
さらなる例において、図1及び図2に示されるように、本願発明のフード1が、前記顔開口部4の上方に、少なくとも一つのループ、タブ等8を設けることが好ましい。これによって、フード1が、フード1の上にヘルメット又は何か他の頭部カバーと共に着用される場合、特に前記顔開口部4及び/若しくはフード1を調整することができるようになるものである。
有毒物質、特に戦争兵器をフード1で排除することを可能にするために、及び/若しくは、代わりに、フード1を貫通してしまった有毒物質の除去を確実にするために、前記フード1は、その内面に全体的又は部分的に、吸着可能材料、特に、例えば活性炭小粒又は球状の形の活性炭、又は活性炭繊維からなる裏地で裏打ちされることが望ましい。そのような吸着可能部材のいずれか一つ又は組み合わせで、前記裏地は、水蒸気透過性、少なくとも実質的にガス及び/若しくは空気不透過性で、有害ガス又は液体、特に化学兵器の通過を少なくとも阻止するバリヤー層からなることが望ましい。吸着層及び/若しくはバリヤー層で形成されるそのような裏地は、従来技術からすでに公知である。これに関する引例は、例えば、DE 198 29 975 A1、DE 39 39 373 A1、DE 38 15 720 A1、DE 195 19 869 A1、DE 198 42 274 A1及びDE 102 40 548であり、それぞれが開示する内容は、ここに組み込まれる。
特別な例において、全体の衣類部材2は全体的又は部分的に、そのような裏地が装着されることが好ましい。
したがって、本発明は、NBC防護服等のような特に防護及び/若しくは軍事目的のための衣類部材を提供することにある。したがって、本発明のフード及び本発明の衣類部材に関する上記所見は、それぞれに適用されるものである。
したがって、本発明は、NBC防護服等のような特に防護及び/若しくは軍事目的のための衣類部材を提供するものであり、前記衣類部材が、身体の一部(例えば、手、腕、足、脚又は頭)のための少なくとも一つの開口部であって、この開口部を形成する周縁弾性縁部を有し、特に滑らかな表面生地を有する他の衣類部材(例えば防護手袋等)を受容するために且つ/又は装着品(いわゆる装置の一部、例えば防毒マスク等)を需要するために設けられるもの、及び前記他の衣類部材及び/若しくは使用状態において装着品(装置の一部)に当接する縁部を有するものにおいて、使用状態において前記他の衣類部材及び/若しくは装着される品(いわゆる装置の一部)に対面する縁部の側部、好ましくは前記開口部に対面する縁部の側部が、前記他の衣類部材及び/若しくは装着品(装置製品)の当接部分を密閉するための少なくとも一つの周縁シールエレメントを具備することにある。さらなる詳細については、引例は、本願発明に関して且つ本願発明の衣類部材に関して上記所見をなし、したがってそれはここに適用される。
このように、一方の身体の部分のための衣類部材に設けられる開口部と他方の別の衣類部材又は装着品(装置製品)の間の渡りの部分を、対応する開口部がその適当な側で上述した種類の少なくとも一つのシールエレメントを具備する縁部を有することで密閉することは、本発明のさらなる基本的な概念である。
最後に、本発明は、さらに、一方の衣類部材の一部、特にフードと、他方の他の衣類部材及び/若しくは装着品(装置製品)、特に防毒マスクとの間の渡り部分を密閉するための弾性縁部の使用を提供するものにおいて、前記他の衣類部材及び/若しくは装着品(装置製品)に対峙する縁部の側部が、前記他の衣類部材及び/若しくは装着品(装置製品)の密閉された当接のため少なくとも一つのシールエレメントを具備することにある。したがって、本願発明のフードに関し且つ本願発明の衣類部材に関する各々の所見は、本願発明のよる使用に関しても適用される。
本発明のさらなる改善、改良、変形は、本発明の範囲から離れることがないならば、本記載を読んだ後には、その通常の知識を有する者によて容易に理解し且つ認識することができるであろう。
図1は、本発明のフードを備えた本発明の衣類部材の概略構成図である。 図2は、使用状態における本発明のフードの概略構成図である。 図3(a)は、使用状態である本発明のフードの図2の一点鎖線によって示された領域の拡大図であり、図3(b)は、図3Aの一点鎖線によって示される領域の拡大図である。 図4(a)は、シールエレメントに装着される本願発明に係る縁部の概略平面図であり、図4(b),(c)は、シールエレメントに装着される本願発明の2つの実施例に係る縁部の概略断面図である。 本発明のフードの使用状態を示した側面図である。 図5のVI−VI線に沿って切断された拡大断面図である。
符号の説明
1 フード
2 衣類部材
3 縁部
4 顔開口部
5 防毒マスク
6 シールエレメント
7 留め具
8 ループ(タブ)

Claims (2)

  1. 防毒マスク(5)を受容する顔開口部(4)の周縁を形成する弾性の縁部(3)を具備し、使用状態において該縁部(3)が防毒マスク(5)に当接する核兵器/生物兵器/化学兵器防護用衣料部材(2)のフード(1)において、
    前記縁部(3)の防毒マスク(5)に接する側面には、該側面に沿って複数の周縁シールエレメント(6)が突出するように設けられ、
    該複数の周縁シールエレメント(6)はそれぞれ弾性繊維から形成され、使用状態においてそれぞれが防毒マスク(5)に線接触することを特徴とするフード。
  2. 請求項1記載のフードを具備することを特徴とする核兵器/生物兵器/化学兵器防護用衣料部材。
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