JP4257580B2 - 皮剥き装置 - Google Patents
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- Apparatuses For Bulk Treatment Of Fruits And Vegetables And Apparatuses For Preparing Feeds (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、大根,ごぼう,人参などの棒状の野菜、果物を含む食品(以下、被切削物という。)を皮剥きするための皮剥き装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、大根,ごぼう,人参などの棒状の野菜を皮剥きするには、ハンディタイプの皮剥き器、いわゆるピーラーにより手作業で行っており、皮剥きする野菜の数が多いと、この皮剥き作業は多大の労力と時間がかかるという問題があった。
【0003】
これを解決するため、従来では、被切削物を水平方向に移動させて周方向に複数かつ多段配置した切削刃により順次被切削物の皮を剥く装置もあるが、この装置では、上記被切削物を水平方向に移動させる駆動機構などが必要となり、構造が複雑かつ大型化するという問題があった。
【0004】
そこで、従来では、アスパラガス若しくは類似の棒状の野菜を皮剥きする装置として例えば特許文献1に開示された発明がある。この特許文献1に開示された発明は、皮剥きカッター自体が、通し通路の縦方向に対して横方向に外側旋回可能に支承されたカッターアームに旋回可能に支承されているので、皮剥きカッターが野菜片の起伏に対応することができるようになっている。また、皮剥きカッターが野菜片の外側輪郭に対応して円弧形の横断面を有しているので、わずかな数の皮剥きカッターで野菜の周囲全体が皮剥きされる。
【0005】
また、特許文献1に開示された発明は、皮剥きカッターが凹状の刃先エッジを有し、この刃先エッジの円弧形が半径方向で差込方向若しくは押し込み方向に向けられ、凹状の刃先エッジによって皮剥きカッターが野菜の切り込みに際して野菜の皮内に入り込むようにしている。
【特許文献1】
特表平9−502090号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した特許文献1に開示された発明では、皮剥きカッター自体が、通し通路の縦方向に対して横方向に外側旋回可能に支承されたカッターアームに旋回可能に支承されているので、皮剥きカッターが野菜片の起伏に対応することができるようになっているものの、通し通路の縦方向に対して野菜片の先端位置および角度がずれて挿入された場合には、野菜片の先端が接触案内部を経て皮剥きカッターに案内されず、皮剥きされないで排出されるか、またはカッターアームなどに移動が阻止されるため、確実かつ円滑に皮剥きすることができないという問題があった。
【0007】
また、特許文献1に開示された発明では、皮剥きカッターの刃先エッジによって剥かれた野菜表皮が皮はねのけ部材を介して外側へ滑るようにしているものの、大量の野菜片の皮を剥いた場合には、皮剥きカッターに野菜の切屑が徐々に蓄積して切削効果が低下するという問題があった。
【0008】
本発明は上述した事情を考慮してなされたもので、被切削物を確実かつ円滑に皮剥きすることができ、常時一定の切削効果が得られる皮剥き装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の請求項1記載の発明は、被切削物を挿通する挿通路の縦方向に対して横方向に複数放射状にカッター部材のカッター刃が配設され、かつこれらのカッター部材がそれぞれ前記挿通路の縦方向中心方向にばね付勢されたカッターユニットを、前記カッター刃が周方向に対して互いに位置をずらせて前記挿通路の縦方向に多段に連設し、当該多段に連設した各カッターユニットに、それぞれ前記挿通路の縦方向中心に向けて折曲がり下端が下方に延びるとともに、放射状に少なくとも3枚板状のガイドスプリングをそれぞれ配置し、前記多段に連設したカッターユニットのカッター刃で前記挿通路に挿通された前記被切削物の周面の皮を剥くことを特徴とする。
ここで、本発明のいう被切削物とは、大根,ごぼう,人参などの棒状の野菜、果物を含む棒状食品をいう。
【0010】
請求項1記載の発明によれば、横方向に複数放射状にカッター部材のカッター刃を配設したカッターユニットを、カッター刃が周方向に対して互いに位置をずらせて挿通路の縦方向に多段に連設し、当該多段に連設した各カッターユニットに、それぞれ前記挿通路の縦方向中心に向けて折曲がり下端が下方に延びるとともに、放射状に少なくとも3枚板状のガイドスプリングをそれぞれ配置し、前記多段に連設したカッターユニットのカッター刃で挿通路に挿通された被切削物の周面の皮を剥くことにより、被切削物を確実かつ円滑に皮剥きすることができ、常時一定の切削効果が得られる。また、各カッターユニットに、それぞれ挿通路の縦方向中心に向けて折曲がり下端が下方に延びるとともに、放射状に少なくとも3枚板状のガイドスプリングをそれぞれ配置したことにより、被切削物を確実に挿通路の縦方向中心に案内することができる。
【0011】
請求項2記載の発明は、被切削物を挿通する挿通路の縦方向に対して横方向に一対のカッター部材のカッター刃が配設され、かつこれらのカッター部材がそれぞれ前記挿通路の縦方向中心方向にばね付勢されたカッターユニットを、前記カッター刃が周方向に対して互いに位置をずらせて前記挿通路の縦方向に多段に連設し、当該多段に連設した各カッターユニットに、それぞれ前記挿通路の縦方向中心に向けて折曲がり下端が下方に延びるとともに、放射状に少なくとも3枚板状のガイドスプリングをそれぞれ配置し、前記多段に連設したカッターユニットのカッター刃で前記挿通路に挿通された前記被切削物の周面の皮を剥くことを特徴とする。
【0012】
請求項2記載の発明によれば、横方向に一対のカッター部材のカッター刃を配設したカッターユニットを、カッター刃が周方向に対して互いに位置をずらせて挿通路の縦方向に多段に連設し、当該多段に連設した各カッターユニットに、それぞれ前記挿通路の縦方向中心に向けて折曲がり下端が下方に延びるとともに、放射状に少なくとも3枚板状のガイドスプリングをそれぞれ配置し、前記多段に連設したカッターユニットのカッター刃で挿通路に挿通された被切削物の周面の皮を剥くことにより、被切削物を確実に皮剥きすることができ、常時一定の切削効果が得られる。また、各カッターユニットに、それぞれ挿通路の縦方向中心に向けて折曲がり下端が下方に延びるとともに、放射状に少なくとも3枚板状のガイドスプリングをそれぞれ配置したことにより、被切削物を確実に挿通路の縦方向中心に案内することができる。
【0015】
請求項3記載の発明は、被切削物を挿通する挿通路の縦方向に対して横方向に一対のカッター部材のカッター刃が配設され、これら一対のカッター部材がそれぞれ前記挿通路の縦方向中心方向にばね付勢され、かつ前記対をなすカッター刃が周方向に対して互いに位置をずらせて前記挿通路の縦方向に所定間隔をおいて複数配置し、これら複数のカッター部材のカッター刃で前記挿通路に挿通された前記被切削物の周面の皮を剥くことを特徴とする。
【0016】
請求項3記載の発明によれば、横方向に一対のカッター部材のカッター刃を配設し、これら対をなすカッター刃が周方向に対して互いに位置をずらせて挿通路の縦方向に所定間隔をおいて複数配置し、これら複数のカッター部材のカッター刃で挿通路に挿通された被切削物の周面の皮を剥くことにより、被切削物を確実に皮剥きすることができ、常時一定の切削効果が得られる。
【0017】
請求項4記載の発明は、請求項3記載の皮剥き装置において、前記複数のカッター部材は、円筒状に形成されかつ開閉可能な胴部の内面に固定されたことを特徴とする。
【0018】
請求項4記載の発明によれば、複数のカッター部材は、円筒状に形成されかつ開閉可能な胴部の内面に固定したことにより、清掃時に胴部を開いて洗浄することができるので、清掃の作業効率を高めることができる。
【0019】
請求項5記載の発明は、請求項3または4記載の皮剥き装置において、前記胴部におけるカッター刃近傍に、剥かれた皮を排出する排出口を設けたことを特徴とする。
【0020】
請求項5記載の発明によれば、胴部におけるカッター刃近傍に、剥かれた皮を排出する排出口を設けたことにより、剥かれた皮を円滑に排出することができる。
【0021】
請求項6記載の発明は、請求項5記載の皮剥き装置において、カッター部材は、剥かれた皮を前記胴部の排出口に導くガイド部を備えたことを特徴とする。
【0022】
請求項6記載の発明によれば、カッター部材は、剥かれた皮を胴部の排出口に導くガイド部を備えたことにより、剥かれた皮を一段と円滑に排出することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0024】
(第1実施形態)
図1は本発明に係る皮剥き装置の第1実施形態の設置状態を示す斜視図、図2は第1実施形態の主要な部材を示す拡大断面図、図3は図2のカッター部材の取付状態を示す分解斜視図、図4は図3のカッター部材を示す断面図である。
【0025】
図1に示すように、本実施形態の皮剥き装置1は、その基板1aが支持台2上にねじなどの固定部材3により固定されており、支持台2は略U字状の2本の脚部4により水平状態とされ、各脚部4の下端にはそれぞれ2個づつ車輪5が回動自在に取り付けられている。
【0026】
基板1aには円孔6が穿設され、この円孔6は図示しない支持台2の孔と連通状態となるように基板1aが載置され、これら円孔6および支持台2の孔を皮が剥かれた被切削物が通過し、排出路7を経て図示しない容器などに収容される。
【0027】
基板1aの円孔6の上方は、被切削物を挿通する挿通路8となり、4本の連結ロッド9を介して挿通路8の縦方向(上下方向)にカッターユニット10a,10bが多段(本実施形態では2段)に連設されている。
【0028】
各カッターユニット10a,10bの上部には、それぞれ合成樹脂製の円孔板11が配設され、これら円孔板11の中心は挿通路8の縦方向中心と一致し、円孔板11の開口部にはガイドスプリング部材12が装着されている。このガイドスプリング部材12には、挿通路8の縦方向中心に向けて折曲がり下端が垂直下方に延びるとともに、放射状に少なくとも3枚(本実施形態では8枚)板状のガイドスプリング12aがそれぞれ固定されている。
【0029】
円孔板11の下面には、図2に示すように周方向に沿って円周溝13が形成され、この円周溝13を塞ぐように取付用円孔板14が固定部材によって固定されている。この取付用円孔板14には、互いに45度の角度を有して8つのカッター部材20の一端が軸支されている。これら8つのカッター部材20は、4つの短尺のカッター部材21と、4つの長尺のカッター部材22とから構成され、これら短尺のカッター部材21と長尺のカッター部材22は、交互に配置されている。
【0030】
また、カッター部材20の一端は、図3に示すように二股に形成された差込片23,23を有し、これらの差込片23,23は取付用円孔板14の周方向に一定間隔をおいて穿設された2つの差込孔14aに挿通され、固定金具15の孔15aとともに、差込片23,23の孔23a,23aに通しボルト17が挿通してナット16により締結されることで、カッター部材20は通しボルト17を中心として揺動可能に構成される。そして、カッター部材20は、通しボルト17を外すことにより、取付用円孔板14から容易に取り外すことが可能となる。
【0031】
カッター部材20は、図3に示すように上記差込片23,23と、これら差込片23,23と一体に形成され下端を屈曲形成してストッパ24aとしたアーム部24と、このアーム部24にねじ25により固定された二股状の保持部26と、この保持部26により揺動可能に支承されるカッター刃30と、を備えて構成されている。
【0032】
保持部26の二股の各先端には、それぞれ切欠円状の切欠部26aが形成され、これらの切欠部26aにカッター刃30の張出片31,31が嵌り込んで、カッター刃30が保持部26に揺動可能に支承されている。このカッター刃30は、張出片31,31の下側に配置された刃部32と、張出片31,31の上側に配置された接触案内部33と、この接触案内部33に固定され被切削物に対する接触案内部33の接触角度を調整する調整板34と、この調整板34および接触案内部33に螺合された調整ねじ35と、を備えて構成されている。そして、刃部32には、剥かれた皮を外側に案内するためのガイド片37が取り付けられている。
【0033】
また、刃部32と接触案内部33との間には、開口部36が形成されている。この開口部36の大きさまたは調整ねじ35の締付け程度を変えて被切削物に対する接触案内部33の接触角度を変えることにより、剥かれる皮の切り取り厚さを変えることができる。そして、各切欠部26aに嵌り込んだ張出片31,31は、カッター刃30の使用時における揺動範囲内では外れないように構成されているが、アーム部24のねじ25を取り外して調整板34をストッパ24aとの接触を解除すれば、容易に張出片31,31を外してカッター刃30を取り外すことができる。
【0034】
さらに、各カッター部材20の背面には、それぞれ図3に示すように押圧スプリング40が添うように取り付けられ、この押圧スプリング40の付勢力によりカッター部材20を挿通路8の縦方向中心方向にばね付勢している。この押圧スプリング40は、3つねじ孔41を有し、これらのねじ孔41が2つの差込孔14a間に穿設した3つのねじ孔14bに位置決めされてねじ42により螺合される固定部43と、この固定部43に固着されたスプリング片44とを備えている。したがって、押圧スプリング40のスプリング片44でカッター部材20の背面を常に押圧することにより、カッター部材20を挿通路8の縦方向中心方向に常時ばね付勢している。また、押圧スプリング40は、取付用円孔板14にねじ42により着脱可能に取り付けられているので、スプリング片44の付勢力の異なるものと交換すれば、被切削物に対して常に適切な付勢力を設定することができる。
【0035】
そして、カッターユニット10aとカッターユニット10bは、互いに同様に構成されているものの、それぞれのカッター部材20のカッター刃30が周方向に対して互いに位置を所定の角度ずらせて配置されている。
【0036】
次に、本実施形態の皮剥き装置の作用を説明する。
【0037】
まず、被切削物である大根Rの両端を包丁で切り落とした後、この大根Rを図1に示すように、カッターユニット10aの円孔板11の開口部に挿入する。すると、大根Rの先端はガイドスプリング部材12の板状のガイドスプリング12aにより挿通路8の縦方向中心に案内されつつ、8つのカッター部材20のうち、4つの短尺のカッター部材21に到達する。
【0038】
次いで、大根Rの先端は、図4に示すように4つの短尺のカッター部材21におけるカッター刃30の接触案内部33に接触して刃部32により周面の皮が剥かれる。次に、4つの長尺のカッター部材22に到達すると、カッター刃30の接触案内部33に接触して刃部32により他の周面の皮が剥かれる。この場合、剥かれた皮は、カッター刃30の開口部36から下段の円孔板11を経て装置外に排出される。
【0039】
さらに、カッターユニット10bにおいてもカッターユニット10aと同様の切削工程を経て、皮が剥かれた大根Rが基板1aの円孔6および支持台2の孔を通過して排出路7を経て図示しない容器などに収容される。
【0040】
ここで、図1に示すようにカッターユニット10aの円孔板11の開口部に手で大根Rを押し込んで、挿入されていない部分が短くなったら、その後端部を次に皮を剥く大根で押し込み、この作業を順次行うことにより、多数の大根の皮を容易に剥くことができる。そして、最後の1本あるいは1本のみの大根の皮を剥く場合には、大根の後端部をガイドブロック47で押し込みつつ円孔板11の開口部に装着した後、ガイドブロック47の挿通孔47aに押し棒48を挿通し、その押し棒48の先端で大根の後端部を押して基板1aの円孔6および支持台2の孔を通過させるようにしている。
【0041】
このように本実施形態によれば、横方向に複数放射状にカッター部材20のカッター刃30を配設したカッターユニット10aを、カッター刃30が周方向に対して互いに位置をずらせて挿通路8の縦方向に多段に連設し、これら多段に連設したカッターユニット10a,10bのカッター刃30で挿通路8に挿通された被切削物の周面の皮を剥くことにより、被切削物を確実かつ円滑に皮剥きすることができ、常時一定の切削効果が得られる。
【0042】
また、本実施形態によれば、複数放射状に配設したカッター部材20が露出しているので、洗浄作業が容易になり、カッター刃30を常に清潔に維持することができるとともに、常時望ましい切削効果が得られる。また、カッター部材20の着脱作業が容易であり、またカッター刃30の交換作業も容易になる。
【0043】
さらに、本実施形態によれば、各カッターユニット10a,10bの上方に、挿通路8の縦方向中心に向けて折曲がるとともに、放射状に少なくとも3枚板状のガイドスプリング12aをそれぞれ配置したことにより、被切削物を確実に挿通路8の縦方向中心に案内することができる。
【0044】
そして、本実施形態によれば、押圧スプリング40は、取付用円孔板14にねじ42により着脱可能に取り付けられているので、スプリング片44の付勢力の異なるものと交換すれば、被切削物に対して常に適切な付勢力を設定することができる。
【0045】
なお、本実施形態では、カッターユニット10aの円孔板11の開口部に手で大根Rを押し込んで皮を剥く例について説明したが、これに限らず流体圧や電動モータなどの駆動手段により大根Rを押し込むようにしてもよい。以下の実施形態も同様である。
【0046】
(第2実施形態)
図5は本発明に係る皮剥き装置の第2実施形態の設置状態を示す斜視図、図6は第2実施形態の主要な部材を示す拡大斜視図である。なお、本実施形態では、前記第1実施形態と同一または対応する部材に同一の符号を用い、前記第1実施形態と異なる構成および作用のみを説明する。また、本実施形態は、カッター部材およびガイドスプリング部材の構造が前記第1実施形態と同様であるが、取付態様が前記第1実施形態と異なる。
【0047】
図5に示すように、本実施形態の皮剥き装置50は、その基板50aが支持台2上にねじなどの固定部材により固定されており、支持台2は略U字状の2本の脚部4により水平状態とされ、各脚部4の下端にはそれぞれ2個づつ車輪5が回動自在に取り付けられている。
【0048】
基板50aには円孔6が穿設され、この円孔6は図示しない支持台2の孔と連通状態となるように基板50aが載置され、これら円孔6および支持台2の孔を皮が剥かれた被切削物が通過し、排出路7を経て図示しない容器などに収容される。
【0049】
基板50aの円孔6の上方は、被切削物を挿通する挿通路8となり、4本の連結ロッド9を介して挿通路8の縦方向(上下方向)に多段にカッターユニット51〜56が連設されている。
【0050】
各カッターユニット51〜56の各上部には、それぞれ取付板60が設けられ、これら取付板60の孔60aの中心は挿通路8の縦方向中心と一致し、4本の連結ロッド9の上下中間には、図6に示すようにそれぞれ横方向に設けられる支持ロッド61の一端が固定され、その支持ロッド61の他端には前記第1実施形態と同様に構成されたガイドスプリング部材12が固定支持されている。すなわち、ガイドスプリング部材12は、各カッターユニット51〜56の取付板60間に配設されている。
【0051】
取付板60には、互いに対向する一対のカッター部材20の一端が軸支され、このカッター部材20および押圧スプリング40は前記第1実施形態と同様に取付板60に着脱可能に取り付けられる。
【0052】
次に、本実施形態の皮剥き装置の作用を説明する。
【0053】
まず、被切削物である人参Cの葉の部分を包丁で切り落とした後、この人参Cを図5に示すように、カッターユニット51の取付板60の孔60aに挿入する。すると、ガイドスプリング部材12の板状のガイドスプリング12aにより挿通路8の縦方向中心に案内されつつ、人参Cの先端は一対のカッター部材20のカッター刃30の接触案内部33に接触して刃部32により周面の皮が剥かれる。
【0054】
そして、次段のカッターユニット52における取付板60の孔60aに挿入され、ガイドスプリング部材12の板状のガイドスプリング12aにより挿通路8の縦方向中心に案内されつつ、人参Cが次の一対のカッター部材20により上記とは異なる他の周面の皮が剥かれる。このような工程をカッターユニット53〜56まで順次実行することで人参Cの全周面の皮が剥かれる。この場合、剥かれた皮は、カッター刃30の開口部36から下段の取付板60を経て装置外に排出される。
【0055】
一方、皮が剥かれた人参Cは、基板50aの円孔6および支持台2の孔を通過して排出路7を経て図示しない容器などに収容される。
【0056】
このように本実施形態によれば、横方向に一対のカッター部材20のカッター刃30を配設したカッターユニット51〜56を、カッター刃30が周方向に対して互いに位置をずらせて挿通路8の縦方向に多段に連設し、これら多段に連設したカッターユニット51〜56のカッター刃30で挿通路8に挿通された被切削物である人参Cの周面の皮を剥くことにより、人参Cを確実かつ円滑に皮剥きすることができ、常時一定の切削効果が得られる。
【0057】
また、本実施形態によれば、ガイドスプリング部材12を各カッターユニット51〜56の取付板60間に配設したことにより、被切削物を確実に挿通路8の縦方向中心に案内することができる。
【0058】
(第3実施形態)
図7は本発明に係る皮剥き装置の第3実施形態の設置状態を示す斜視図、図8は第3実施形態の皮剥き装置を開いた状態を示す斜視図、図9は図8のカッター部材を示す斜視図、図10は図9のカッター部材を示す断面図である。なお、本実施形態では、前記第1実施形態と同一または対応する部材に同一の符号を用い、前記第1実施形態と異なる構成および作用のみを説明する。
【0059】
図7に示すように、本実施形態の皮剥き装置70は、その基板70aが支持台2上にねじなどの固定部材3により固定されており、支持台2は略U字状の2本の脚部4により水平状態とされ、各脚部4の下端にはそれぞれ2個づつ車輪5が回動自在に取り付けられている。
【0060】
基板70aには円孔6が穿設され、この円孔6は図示しない支持台2の孔と連通状態となるように基板70aが載置され、これら円孔6および支持台2の孔を皮が剥かれた被切削物が通過し、排出路7を経て図示しない容器などに収容される。
【0061】
基板70aの円孔6の上方には皮剥き装置70が立設され、この皮剥き装置70は胴部71が多角形をなし、この胴部71は図8に示すように縦方向に2分割されて胴部半体72,73がヒンジ部74を介して開閉可能に構成されている。そして、胴部71には剥かれた皮を排出する正方形状の排出口75が上下方向に複数形成されている。すなわち、胴部71におけるカッター部材20のカッター刃30の設置位置近傍には、正方形状の排出口75が形成されている。
【0062】
また、胴部71の上端開口部76には、その上端開口部76と同形状に角形板状に形成された蓋体77が装着され、この蓋体77の中心部分には円筒パイプからなる挿入口78が固着されている。この挿入口78の内周面には、挿通路8の縦方向中心に向けて折曲がり下端が垂直下方に延びるとともに、放射状に少なくとも3枚(本実施形態では8枚)板状のガイドスプリング12aがそれぞれ固定されている。
【0063】
そして、蓋体77の外周端には、フォーク状に形成された取付片79が複数屈曲形成され、これらの取付片79により胴部71の上端開口部76に穿設された複数のねじ孔にそれぞれ摘みねじ80を螺合することで、胴部71の上端開口部76に蓋体77を固定することができる。
【0064】
さらに、胴部71の内壁には、対向するブラケット81が溶接により計8個固着され、これらのブラケット81には、それぞれ互いに対をなすカッター部材20が計8個、すなわち胴部半体72,73に固着されたブラケット81に、それぞれ4個ずつカッター部材20および押圧スプリング40が互いに対向して4対固定されている。
【0065】
また、各カッター部材20の背面には、それぞれ押圧スプリング40が添うように取り付けられ、この押圧スプリング40の付勢力によりカッター部材20を挿通路8の縦方向中心方向にばね付勢している。したがって、計4対のカッター刃20は、胴部71の内周方向に対して互いに位置をずらせて挿通路8の縦方向に所定間隔をおいて配置されている。
【0066】
カッター部材20は、図9に示すように差込片23,23と、これら差込片23,23と一体に形成され下端を屈曲形成してストッパ24aとしたアーム部24と、このアーム部24にねじ25により固定された二股状の保持部26と、この保持部26により揺動可能に支承されるカッター刃30と、を備えて構成されている。
【0067】
保持部26の二股の各先端には、それぞれ切欠円状の切欠部26aが形成され、これらの切欠部26aにカッター刃30の張出片31,31が嵌り込んでいる。このカッター刃30は、張出片31,31の下側に配置された刃部32と、張出片31,31の上側に配置された接触案内部33と、この接触案内部33に固定され被切削物に対する接触案内部33の接触角度を調整する調整板34と、この調整板34および接触案内部33に螺合された調整ねじ35と、を備えて構成されている。そして、刃部32には、剥かれた皮を外側に案内する長尺のガイド片83が取り付けられている。また、接触案内部33には、幅広の保持板85が取り付けられ、この保持板部85により被切削物を確実に捉えることができる。
【0068】
次に、本実施形態の皮剥き装置の作用を説明する。
【0069】
まず、被切削物であるごぼうGを所定の長さに包丁で切断した後、挿入口78からごぼうGを挿入する。すると、ごぼうGの先端はガイドスプリング部材12の板状のガイドスプリング12aにより挿通路8の縦方向中心に案内されつつ、4対のカッター部材20のうち、最上段に配置されたカッター部材20に到達する。
【0070】
次いで、ごぼうGの先端は、図9に示すようにカッター刃30の接触案内部33および幅広の保持板85に接触して刃部32により周面の皮が剥かれる。この場合、剥かれた皮は、図10に示すようにカッター刃30の開口部36からガイド片83を経て正方形状の排出口75から装置外に排出される。同時に、次段に配置されたカッター部材20に到達すると、上記と同様にカッター刃30の接触案内部33および幅広の保持板85に接触して刃部32により他の周面の皮が剥かれる。
【0071】
このような切削工程を複数段行い、全周に亘って皮が剥かれたごぼうGが基板71aの円孔6および支持台2の孔を通過して排出路7を経て図示しない容器などに収容される。
【0072】
このように本実施形態によれば、横方向に一対のカッター部材20のカッター刃30を配設し、これら対をなすカッター刃30が周方向に対して互いに位置をずらせて挿通路8の縦方向に所定間隔をおいて複数配置し、これら複数のカッター部材20のカッター刃30で挿通路8に挿通されたごぼうGの全周面の皮を剥くことにより、ごぼうGの全周面を確実かつ円滑に皮剥きすることができ、常時一定の切削効果が得られる。
【0073】
また、本実施形態によれば、複数のカッター部材20は、円筒状に形成されかつ開閉可能な胴部71の内面に固定したことにより、清掃時に胴部71を開いて洗浄することができるので、清掃の作業効率を高めることができる。そして、胴部71におけるカッター刃30近傍に、剥かれた皮を排出する排出口75を設けたことにより、剥かれた皮を円滑に排出することができる。
【0074】
さらに、本実施形態によれば、カッター部材20は、剥かれた皮を胴部71の排出口75に導くガイド部としてのガイド片83を備えたことにより、剥かれた皮を一段と円滑に排出することができる。
【0075】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の請求項1によれば、横方向に複数放射状にカッター部材のカッター刃を配設したカッターユニットを、カッター刃が周方向に対して互いに位置をずらせて挿通路の縦方向に多段に連設し、当該多段に連設した各カッターユニットに、それぞれ前記挿通路の縦方向中心に向けて折曲がり下端が下方に延びるとともに、放射状に少なくとも3枚板状のガイドスプリングをそれぞれ配置し、前記多段に連設したカッターユニットのカッター刃で挿通路に挿通された被切削物の周面の皮を剥くことにより、被切削物を確実かつ円滑に皮剥きすることができ、常時一定の切削効果が得られる。また、各カッターユニットに、それぞれ挿通路の縦方向中心に向けて折曲がり下端が下方に延びるとともに、放射状に少なくとも3枚板状のガイドスプリングをそれぞれ配置したことにより、被切削物を確実に挿通路の縦方向中心に案内することができる。
【0076】
本発明の請求項2によれば、横方向に一対のカッター部材のカッター刃を配設したカッターユニットを、カッター刃が周方向に対して互いに位置をずらせて挿通路の縦方向に多段に連設し、当該多段に連設した各カッターユニットに、それぞれ前記挿通路の縦方向中心に向けて折曲がり下端が下方に延びるとともに、放射状に少なくとも3枚板状のガイドスプリングをそれぞれ配置し、前記多段に連設したカッターユニットのカッター刃で挿通路に挿通された被切削物の周面の皮を剥くことにより、被切削物を確実に皮剥きすることができ、常時一定の切削効果が得られる。また、各カッターユニットに、それぞれ挿通路の縦方向中心に向けて折曲がり下端が下方に延びるとともに、放射状に少なくとも3枚板状のガイドスプリングをそれぞれ配置したことにより、被切削物を確実に挿通路の縦方向中心に案内することができる。
【0078】
本発明の請求項3によれば、横方向に一対のカッター部材のカッター刃を配設し、これら対をなすカッター刃が周方向に対して互いに位置をずらせて挿通路の縦方向に所定間隔をおいて複数配置し、これら複数のカッター部材のカッター刃で挿通路に挿通された被切削物の周面の皮を剥くことにより、被切削物を確実に皮剥きすることができ、常時一定の切削効果が得られる。
【0079】
本発明の請求項4によれば、複数のカッター部材は、円筒状に形成されかつ開閉可能な胴部の内面に固定したことにより、清掃時に胴部を開いて洗浄することができるので、清掃の作業効率を高めることができる。
【0080】
本発明の請求項5によれば、胴部におけるカッター刃近傍に、剥かれた皮を排出する排出口を設けたことにより、剥かれた皮を円滑に排出することができる。
【0081】
本発明の請求項6によれば、カッター部材は、剥かれた皮を胴部の排出口に導くガイド部を備えたことにより、剥かれた皮を一段と円滑に排出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る皮剥き装置の第1実施形態の設置状態を示す斜視図。
【図2】第1実施形態の主要な部材を示す拡大断面図。
【図3】図2のカッター部材の取付状態を示す分解斜視図。
【図4】図3のカッター部材を示す断面図。
【図5】本発明に係る皮剥き装置の第2実施形態の設置状態を示す斜視図。
【図6】第2実施形態の主要な部材を示す拡大斜視図。
【図7】本発明に係る皮剥き装置の第3実施形態の設置状態を示す斜視図。
【図8】第3実施形態の皮剥き装置を開いた状態を示す斜視図。
【図9】図8のカッター部材を示す斜視図。
【図10】図9のカッター部材を示す断面図。
【符号の説明】
1 皮剥き装置
1a 基板
2 支持台
3 固定部材
4 脚部
5 車輪
6 円孔
9 連結ロッド
10a,10b カッターユニット
11 円孔板
12 ガイドスプリング部材
12a ガイドスプリング
13 円周溝
14 取付用円孔板
15 固定金具
16 ナット
17 通しボルト
20 カッター部材
21 短尺のカッター部材
22 長尺のカッター部材
23 差込片
24 アーム部
25 ねじ
26 保持部
30 カッター刃
31 張出片
32 刃部
33 接触案内部
34 調整板
35 調整ねじ
36 開口部
37 ガイド片
40 押圧スプリング
41 ねじ孔
42 ねじ
43 固定部
44 スプリング片
47 ガイドブロック
48 押し棒
50 皮剥き装置
51〜56 カッターユニット
60 取付板
70 皮剥き装置
71 胴部
72,73 胴部半体
74 ヒンジ部
75 排出口
77 蓋体
78 挿入口
Claims (6)
- 被切削物を挿通する挿通路の縦方向に対して横方向に複数放射状にカッター部材のカッター刃が配設され、かつこれらのカッター部材がそれぞれ前記挿通路の縦方向中心方向にばね付勢されたカッターユニットを、前記カッター刃が周方向に対して互いに位置をずらせて前記挿通路の縦方向に多段に連設し、当該多段に連設した各カッターユニットに、それぞれ前記挿通路の縦方向中心に向けて折曲がり下端が下方に延びるとともに、放射状に少なくとも3枚板状のガイドスプリングをそれぞれ配置し、前記多段に連設したカッターユニットのカッター刃で前記挿通路に挿通された前記被切削物の周面の皮を剥くことを特徴とする皮剥き装置。
- 被切削物を挿通する挿通路の縦方向に対して横方向に一対のカッター部材のカッター刃が配設され、かつこれらのカッター部材がそれぞれ前記挿通路の縦方向中心方向にばね付勢されたカッターユニットを、前記カッター刃が周方向に対して互いに位置をずらせて前記挿通路の縦方向に多段に連設し、当該多段に連設した各カッターユニットに、それぞれ前記挿通路の縦方向中心に向けて折曲がり下端が下方に延びるとともに、放射状に少なくとも3枚板状のガイドスプリングをそれぞれ配置し、前記多段に連設したカッターユニットのカッター刃で前記挿通路に挿通された前記被切削物の周面の皮を剥くことを特徴とする皮剥き装置。
- 被切削物を挿通する挿通路の縦方向に対して横方向に一対のカッター部材のカッター刃が配設され、これら一対のカッター部材がそれぞれ前記挿通路の縦方向中心方向にばね付勢され、かつ前記対をなすカッター刃が周方向に対して互いに位置をずらせて前記挿通路の縦方向に所定間隔をおいて複数配置し、これら複数のカッター部材のカッター刃で前記挿通路に挿通された前記被切削物の周面の皮を剥くことを特徴とする皮剥き装置。
- 請求項3記載の皮剥き装置において、
前記複数のカッター部材は、円筒状に形成されかつ開閉可能な胴部の内面に固定されたことを特徴とする皮剥き装置。 - 請求項3または4記載の皮剥き装置において、
前記胴部におけるカッター刃近傍に、剥かれた皮を排出する排出口を設けたことを特徴とする皮剥き装置。 - 請求項5記載の皮剥き装置において、
カッター部材は、剥かれた皮を前記胴部の排出口に導くガイド部を備えたことを特徴とする皮剥き装置。
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