JP4256876B2 - 制御盤の切り替え工法 - Google Patents
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Description
本実施の形態は、上述の本発明の第1の工法の一実施形態に相当する。
既設制御盤側配線51と入れ替えられるべき新設制御盤側配線51´の基端を、新設制御盤3´の入出力部3´aに取り付ける。この工程によって、新設制御盤側配線51´と新設制御盤3´とが入出力部3´aを介して接続される。
制御盤側端子55からネジ61を外し、既設制御盤側配線51先端の丸型圧着端子58のネジ止め部のネジ貫通孔からネジ61を引き抜く。そして、図1の円内に示すように、既設制御盤側配線51先端の丸型圧着端子58のネジ止め部の先端を切断し、略Y字状のネジ止め部に加工する。次いで、機器側端子56のネジ62を緩め、加工後のネジ止め部を機器側配線52先端の丸型圧着端子59と共に、機器側端子56にネジ止めする。この作業により、機器側配線52の先端は機器側端子56から容易に外れないように接続固定される一方、既設制御盤側配線51の先端は機器側端子56から簡単に外すことが可能なように接続される。
機器側端子56のネジ62をわずかに緩め、既設制御盤側配線51先端の圧着端子58のみを引き抜き、再びネジ62により機器側配線52の先端を機器側端子56にしっかりと接続固定する。既設制御盤側配線51先端の圧着端子58のネジ止め部が上述の新設制御盤取り付け工程で略Y字状に加工されているため、ネジ62をわずかに緩めるだけで圧着端子58を非常に簡便かつ迅速に引き抜くことができる。その後、接続端子部53のつまみ部57を押し下げ、制御盤側端子55と機器側端子56との間を再び接続することにより、新設制御盤3´による機器4の制御が可能になる。また、圧着端子58を引き抜く際にネジ62をわずかに緩めるだけなので、機器側配線52の先端が機器側端子56から離れてしまうことがなく、確認試験を必要としない。
本実施の形態は、上述の第1実施形態における機器制御システムと、接続端子部53の構造、既設制御盤側配線51の先端の構造、および新設制御盤側配線51´の先端の構造のみが異なる機器制御システム1に対して実施される。図2は、本実施の形態の工法を実施するための機器制御システムおよび工法の進行手順を示した図である。上述の実施の形態と同様の構成要素には同一の記号を当てて説明を省略し、以下異なる点のみ説明する。
既設制御盤側配線51と入れ替えられるべき新設制御盤側配線51´の基端を、新設制御盤3´の入出力部3´aに取り付ける。この工程によって、新設制御盤側配線51´と新設制御盤3´とが入出力部3´aを介して接続される。
制御盤側端子55に備えられている取り付け金具63のバナナプラグ取り付け部63bから既設制御盤側配線51先端のバナナプラグ65を引き抜く。次いで、機器側端子56に備えられている取り付け金具64のバナナプラグ取り付け部64bにバナナプラグ65を挿入する。
機器側端子56に備えられた取り付け金具64のバナナプラグ取り付け部64bから既設制御盤側配線51先端のバナナプラク65を引き抜く。この引き抜き作業は極めて迅速に行うことができる。その後、接続端子部53のつまみ部57を押し下げ、制御盤側端子55と機器側端子56との間を再び接続することにより、新設制御盤3´による機器4の制御が可能になる。
本実施の形態は、上述の本発明の第2の工法の一実施形態に相当する。図3は、本実施の形態の工法を実施するための機器制御システムおよび工法の進行手順を示した図である。上述の実施の形態と同様の構成要素には同一の記号を当てて説明を省略し、以下異なる点のみ説明する。尚、図3には、説明の簡便さを考慮して、一台の機器4および3本の制御配線5しか示していないが、機器制御システム1には一般に多数の機器4および多数の制御配線5が含まれている。
既設制御盤側配線51と入れ替えられるべき新設制御盤側配線51´の基端を、新設制御盤3´の入出力部3´aに取り付ける。この工程によって、新設制御盤側配線51´と新設制御盤3´とが入出力部3´aを介して接続される。
制御盤側端子55からネジ61を外し、既設制御盤側配線51先端の丸型圧着端子58のネジ止め部のネジ貫通孔からネジ61を引き抜く。そして、図3の円内に示すように、既設制御盤側配線51先端の丸型圧着端子58のネジ止め部の先端を切断し、略Y字状のネジ止め部に加工する。次いで、新設制御盤3´から伸びている新設制御盤側配線51´の先端の丸型圧着端子60のネジ止め部のネジ貫通孔にネジ61を貫通させ、既設制御盤側配線51先端の圧着端子58の加工後のネジ止め部を新設制御盤側配線51´先端の丸型圧着端子60と共に制御盤側端子55にネジ止めする。この作業により、新設制御盤側配線51´の先端は制御盤側端子55から容易に外れないように接続固定される一方、既設制御盤側配線51の先端は制御盤側端子55から簡単に外すことが可能なように接続される。
制御盤側端子55のネジ61をわずかに緩め、既設制御盤側配線51先端の圧着端子58のみを引き抜き、再びネジ61により新設制御盤側配線51´の先端を制御盤側端子55にしっかりと接続固定する。既設制御盤側配線51先端の圧着端子58のネジ止め部が上述の新設制御盤取り付け工程において略Y字状に加工されているため、ネジ61をわずかに緩めるだけで圧着端子58を非常に簡便かつ迅速に引き抜くことができ、新設制御盤3´による機器4の制御が可能になる。また、圧着端子58を引き抜く際にネジ61をわずかに緩めるだけなので、新設制御盤側配線51´の先端が制御盤側端子55から離れてしまうことがなく、確認試験を必要としない。
本実施の形態は、上述の本発明の第3の工法の一実施形態に相当する。図4は、本実施の形態の工法を実施するための機器制御システムおよび工法の進行手順を示した図である。上述の実施の形態と同様の構成要素には同一の記号を当てて説明を省略し、以下異なる点のみ説明する。尚、図4には、説明の簡便さを考慮して、一台の機器4および3本の制御配線5しか示していないが、機器制御システム1には一般に多数の機器4および多数の制御配線5が含まれている。
既設制御盤側配線51と入れ替えられるべき新設制御盤側配線51´の一方の配線部51´aの基端を、新設制御盤3´の入出力部3´aに取り付ける。この工程によって、新設制御盤側配線51´と新設制御盤3´とが入出力部3´aを介して接続される。
制御盤側端子55からネジ61を外し、既設制御盤側配線51先端の丸型圧着端子58のネジ止め部のネジ貫通孔からネジ61を引き抜く。そして、既設制御盤側配線51先端の丸型圧着端子58のネジ止め部の一部を切断し、略Y字状のネジ止め部に加工する。次いで、中継端子71の3つ目のネジ75を緩め、中継端子71に加工後の圧着端子58のネジ止め部をネジ止めする。この工程では略Y字状のネジ止め部に加工するための作業が必要になるものの、既設制御盤側配線51の先端を中継端子71から簡単に外すことが可能になる。
中継端子71のネジ75をわずかに緩め、既設制御盤側配線51先端の圧着端子58を引き抜く。既設制御盤側配線51先端の圧着端子のネジ止め部が上述の新設制御盤取り付け工程において略Y字状に加工されているため、ネジ75をわずかに緩めるだけで圧着端子58を非常に簡便かつ迅速に引き抜くことができ、設制御盤3´による機器4の制御が可能になる。
本実施の形態は、上述の本発明の第4の工法の一実施形態に相当する。図5は、本実施の形態の工法を実施するための機器制御システムおよび工法の進行手順を示した図である。上述の実施の形態と同様の構成要素には同一の記号を当てて説明を省略し、以下異なる点のみ説明する。尚、図5には、説明の簡便さを考慮して、一台の機器4および3本の制御配線5しか示していないが、機器制御システム1には一般に多数の機器4および多数の制御配線5が含まれている。
新設制御盤側配線51´の一方の配線部51´aの基端に取り付けられた出入力用オスコネクター82を、新設制御盤3´上の入出力用メスコネクター81に嵌合させる。この作業により、全ての新設制御盤側配線51´と新設制御盤3´とが入出力部3´aを介して接続される。
全ての制御配線5について、制御盤側端子55からネジ61を外し、既設制御盤側配線51先端の丸型圧着端子58のネジ止め部のネジ貫通孔からネジ61を引き抜く。そして、丸型圧着端子58を仮設中継盤85の既設制御盤側配線取り付け部87の端子にネジにより接続する。この作業により、既設制御盤側配線51の先端は仮設制御盤85から容易に外れないように接続固定される。
新設制御盤側配線51´の配線部51´aが取り付けられている第1のメスコネクター83と仮設中継盤85の第3のオスコネクター88との嵌合を解き、新設制御盤側配線51´の配線部51´bが取り付けられている第2のオスコネクター84と仮設中継盤85の第4のメスコネクター89との嵌合を解き、第1のメスコネクター83と第2のオスコネクター84とを再び嵌合させる。この作業により、新設制御盤3´による機器4の制御が可能になる。一方、仮設中継盤85は全ての既設制御盤側配線51と共に除去することができる。
本実施の形態は、上述の本発明の第5の工法の一実施形態に相当する。図6は、本実施の形態の工法を実施するための機器制御システムおよび工法の進行手順を示した図である。上述の実施の形態と同様の構成要素には同一の記号を当てて説明を省略し、以下異なる点のみ説明する。尚、図6には、説明の簡便さを考慮して、一台の機器4および3本の制御配線5しか示していないが、機器制御システム1には一般に多数の機器4および多数の制御配線5が含まれている。
既設制御盤側配線51と入れ替えられるべき新設制御盤側配線51´の基端を、新設制御盤3´の入出力部3´aに取り付ける。この工程によって、新設制御盤側配線51´と新設制御盤3´とが入出力部3´aを介して接続される。
新設制御盤側配線51´の先端の丸型圧着端子60のネジ止め部のネジ貫通孔にネジ95を貫通させ、接続端子部53の追加端子91にしっかりと接続固定する。この作業により、新設制御盤側配線51´の先端は追加端子91から容易に外れないように接続固定される。
次いで、接続端子部53における制御機器側端子55の係合部93から機器側端子56の切り替え部92を外し、追加端子91の係合部94に機器側端子56の切り替え部92を係合させる。この作業により、新設制御盤3´による機器4の制御が可能になる。既設制御盤側配線51と機器側配線52とは接続されておらず、既設制御盤側配線51は実質的に機器制御システム1から分離しているため、既設制御盤側配線51の除去は適当な時期に行うことができる。
2 監視制御装置
3 既設制御盤
3´ 新設制御盤
4 機器
5 既設制御配線
5´ 新設制御配線
6 通信手段
51 既設制御盤側配線
51´ 新設制御盤側配線
52 機器側配線
53 接続端子部
54 端子台
55 制御盤側端子
56 機器側端子
57 つまみ部
58、59、60 丸型圧着端子
61、62 ネジ
63、64 取り付け金具
65、66 バナナプラグ
67 導電板
71 中継端子、導電板
72 中継用端子台
73、74、75 ネジ
81 新設制御盤上の入出力用コネクター
82 新設制御盤側配線基端の出入力用コネクター
83 新設制御盤側配線における第1コネクター
84 新設制御盤側配線における第2コネクター
85 仮設制御盤
86 導電部
87 既設制御盤側配線取り付け部
88 仮設制御盤上の第3コネクター
89 仮設制御盤上の第4コネクター
91 追加端子
92 切り替え部
93、94 係合部
95 追加端子用ネジ
Claims (16)
- 既設制御盤と、
該既設制御盤によって制御される少なくとも1台の機器と、
前記既設制御盤と前記機器との間の複数の、
基端が前記既設制御盤に接続されている既設制御盤側配線と、
基端が前記機器のいずれかに接続されている機器側配線と、
互いに接続されている、前記既設制御盤側配線の先端が接続されている制御盤側端子
と、前記機器側配線の先端が接続されている機器側端子とを備えている接続端子部と、
から構成された制御配線と、
を含む機器制御システムにおいて、前記既設制御盤を新設制御盤に切り替える工法であって、
前記制御配線の各々について、
前記既設制御盤側配線と入れ替えられるべき新設制御盤側配線の基端を前記新設制御盤に接続する、新設制御盤準備工程、
前記既設制御盤側配線の先端を前記制御盤側端子から取り外して前記機器側配線の先端と共に前記機器側端子に接続し、前記新設制御盤側配線の先端を空いた前記制御盤側端子に接続する、新設制御盤取り付け工程、および、
前記機器側端子から前記既設制御盤側配線の先端を取り外す、既設制御盤除去工程、
を含む工程を実施することを特徴とする工法。 - 前記接続端子部が、前記制御盤側端子と前記機器側端子との間を遮断できるように構成されていることを特徴とする、請求項1に記載の工法。
- 前記既設制御盤側配線の先端および前記機器側配線の先端には、配線先端の圧着部とネジ貫通孔を有する略O字状のネジ止め部とから構成された丸型圧着端子が取り付けられており、
前記制御盤側端子および前記機器側端子には、前記丸型圧着端子を接続固定するためのネジが備えられており、
前記新設制御盤取り付け工程において、前記制御盤側端子から取り外した前記既設制御盤側配線先端の丸型圧着端子のネジ止め部の一部を切断し、略Y字状または略C字状のネジ止め部に加工した後、該ネジ止め部を前記機器側配線先端の丸型圧着端子と共に前記機器側端子にネジ止めすることを特徴とする、請求項1または2に記載の工法。 - 前記既設制御盤側配線の先端にはバナナプラグが取り付けられており、
前記機器側配線の先端には配線先端の圧着部とネジ貫通孔を有する略O字状のネジ止め部とから構成された丸型圧着端子が取り付けられており、
前記制御盤側端子および前記機器側端子には、前記丸型圧着端子を接続するためのネジ部と前記バナナプラグを接続するためのバナナプラグ取り付け部とをから構成された取り付け金具が備えられていることを特徴とする、請求項1または2に記載の工法。 - 既設制御盤と、
該既設制御盤によって制御される少なくとも1台の機器と、
前記既設制御盤と前記機器との間の複数の、
基端が前記既設制御盤に接続されている既設制御盤側配線と、
基端が前記機器のいずれかに接続されている機器側配線と、
互いに接続されている、前記既設制御盤側配線の先端が接続されている制御盤側端子と、前記機器側配線の先端が接続されている機器側端子とを備えている接続端子部と、
から構成された制御配線と、
を含む機器制御システムにおいて、前記既設制御盤を新設制御盤に切り替える工法であって、
前記制御配線の各々について、
前記既設制御盤側配線と入れ替えられるべき新設制御盤側配線の基端を前記新設制御盤に接続する、新設制御盤準備工程、
前記新設制御盤側配線の先端を前記既設制御盤側配線の先端と共に前記制御盤側端子に接続する、新設制御盤取り付け工程、および、
前記制御盤側端子から前記既設制御盤側配線の先端を取り外す、既設制御盤除去工程、
を含む工程を実施することを特徴とする工法。 - 前記既設制御盤側配線の先端および前記新設制御盤側配線の先端には、配線先端の圧着部とネジ貫通孔を有する略O字状のネジ止め部とから構成された丸型圧着端子が取り付けられており、
前記制御盤側端子には前記丸型圧着端子を接続固定するためのネジが備えられており、
前記新設制御盤取り付け工程において、前記制御盤側端子から取り外した前記既設制御盤側配線先端の丸型圧着端子のネジ止め部の一部を切断し、略Y字状または略C字状のネジ止め部に加工した後、該ネジ止め部を前記新設制御盤側配線先端の丸型圧着端子と共に前記制御盤側端子にネジ止めすることを特徴とする、請求項5に記載の工法。 - 既設制御盤と、
該既設制御盤によって制御される少なくとも1台の機器と、
前記既設制御盤と前記機器との間の複数の、
基端が前記既設制御盤に接続されている既設制御盤側配線と、
基端が前記機器のいずれかに接続されている機器側配線と、
互いに接続されている、前記既設制御盤側配線の先端が接続されている制御盤側端子と、前記機器側配線の先端が接続されている機器側端子とを備えている接続端子部と、
から構成された制御配線と、
を含む機器制御システムにおいて、前記既設制御盤を新設制御盤に切り替える工法であって、
前記制御配線における既設制御盤側配線と入れ替えられるべき新設制御盤側配線として、中継端子を介して互いに接続されている2つの配線部から構成された配線が使用され、
前記制御配線の各々について、
前記新設制御盤側配線の基端を前記新設制御盤に接続する、新設制御盤準備工程、
前記既設制御盤側配線の先端を前記制御盤側端子から取り外して前記中継端子に接続し、前記新設制御盤側配線の先端を空いた前記制御盤側端子に接続する、新設制御盤取り付け工程、および、
前記中継端子から前記既設制御盤側配線の先端を取り外す、既設制御盤除去工程、
を含む工程を実施することを特徴とする工法。 - 全ての前記新設制御盤側配線における中継端子が、前記新設制御盤上に取り付けられた少なくとも1個の端子台に集積されていることを特徴とする、請求項7に記載の工法。
- 前記新設制御盤側配線を構成すべき一方の配線部が、前記端子台上の中継端子と前記新設制御盤との間に予め接続されており、
新設制御盤準備工程において、前記新設制御盤側配線を構成すべき他方の配線部を前記端子台上の中継端子に接続することにより、結果的に中継端子を介して互いに接続された2つの配線部から構成された新設制御盤側配線が形成され、かつ該新設制御盤側配線の基端が前記新設制御盤に接続されることを特徴とする、請求項8に記載の工法。 - 前記既設制御盤側配線の先端には、配線先端の圧着部とネジ貫通孔を有する略O字状のネジ止め部とから構成された丸型圧着端子が取り付けられており、
前記中継端子には前記丸型圧着端子を接続固定するためのネジが備えられており、
前記新設制御盤取り付け工程において、前記制御盤側端子から取り外した前記既設制御盤側配線先端の丸型圧着端子のネジ止め部の一部を切断し、略Y字状または略C字状のネジ止め部に加工した後、該ネジ止め部を前記中継端子にネジ止めすることを特徴とする、請求項7〜9のいずれか1項に記載の工法。 - 既設制御盤と、
該既設制御盤によって制御される少なくとも1台の機器と、
前記既設制御盤と前記機器との間の複数の、
基端が前記既設制御盤に接続されている既設制御盤側配線と、
基端が前記機器のいずれかに接続されている機器側配線と、
互いに接続されている、前記既設制御盤側配線の先端が接続されている制御盤側端子と、前記機器側配線の先端が接続されている機器側端子とを備えている接続端子部と、
から構成された制御配線と、
を含んでいる機器制御システムにおいて、少なくとも1枚の仮設中継盤を使用して前記既設制御盤を新設制御盤に切り替える工法であって、
前記制御配線における既設制御盤側配線と入れ替えられるべき新設制御盤側配線として、少なくとも1個の第1のオスまたはメスコネクターと、該第1のオスまたはメスコネクターに対応する少なくとも1個の第2のメスまたはオスコネクターとの嵌合を介して互いに接続されている2つの配線部から構成された配線が使用され、
前記少なくとも1枚の仮設中継盤には、前記制御配線と同数の3方に分岐した導電部と、前記導電部の各々の第1の端部に接続された既設制御盤側配線取り付け部と、前記導電部の各々の第2の端部に接続された前記第1のオスまたはメスコネクターに対応する少なくとも1個の第3のメスまたはオスコネクターと、前記導電部の各々の第3の端部に接続された前記第2のメスまたはオスコネクターに対応する少なくとも1個の第4のオスまたはメスコネクターとが設けられており、
全ての前記新設制御盤側配線の基端を前記新設制御盤に接続すると共に、前記第1のオスまたはメスコネクターと前記第2のメスまたはオスコネクターとの嵌合を解き、前記第1のオスまたはメスコネクターを前記仮設中継盤の第3のメスまたはオスコネクターと嵌合させ、前記第2のメスまたはオスコネクターを前記仮設中継盤の第4のオスまたはメスコネクターと嵌合させる、新設制御盤準備工程、
全ての前記既設制御盤側配線の先端を前記制御盤側端子から取り外し、前記仮設中継盤の既設制御盤側配線取り付け部に接続し、前記仮設制御盤から伸びている前記新設制御盤側配線の先端を空いた前記制御盤側端子に接続する、新設制御盤取り付け工程、および、
前記第1のオスまたはメスコネクターと前記第2のメスまたはオスコネクターを前記仮設中継盤から外して互いに嵌合させることにより、全ての前記既設制御盤側配線を前記仮設中継盤と共に除去する、既設制御盤除去工程、
を実施することを特徴とする工法。 - 既設制御盤と、
該既設制御盤によって制御される少なくとも1台の機器と、
前記既設制御盤と前記機器との間の複数の、
基端が前記既設制御盤に接続されている既設制御盤側配線と、
基端が前記機器のいずれかに接続されている機器側配線と、
互いに接続されている、前記既設制御盤側配線の先端が接続されている制御盤側端子と、前記機器側配線の先端が接続されている機器側端子とを備えている接続端子部と、
から構成された制御配線と、
を含む機器制御システムにおいて、前記既設制御盤を新設制御盤に切り替える工法であって、
前記接続端子部の各々が、前記機器側端子および前記制御盤側端子の他に追加端子を有しており、かつ前記機器側端子と前記制御盤側端子との間の接続から前記機器側端子と前記追加端子との間の接続に切り替えられるように構成されており、
前記制御配線の各々について、
前記既設制御盤側配線に入れ替えられるべき新設制御盤側配線の基端を前記新設制御盤に接続する、新設制御盤準備工程、
前記新設制御盤側配線の先端を前記接続端子部の追加端子に接続する、新設制御盤取り付け工程、および、
前記接続端子部において前記制御機器側端子と前記機器側端子との間の接続から前記追加端子と前記機器側端子との間の接続に切り替え、前記既設制御盤を実質的に機器制御システムから分離する、既設制御盤除去工程、
を含む工程を実施することを特徴とする工法。 - 前記制御配線の各々について、前記新設制御盤準備工程を、新設制御盤取り付け工程の前、間、または後に行うことを特徴とする、請求項1〜12のいずれか1項に記載の工法。
- 全ての制御配線についての前記新設制御盤取り付け工程が終了した後に、全ての制御配線についての前記既設制御盤除去工程を行うことを特徴とする、請求項1〜13のいずれか1項に記載の工法。
- 全ての前記制御配線についての前記新設制御盤準備工程を、前記新設制御盤に接続された少なくとも1個のオスまたはメスコネクターと、前記新設制御盤側配線の各々の基端が接続された前記オスまたはメスコネクターに対応する少なくとも1個のメスまたはオスコネクターとの嵌合によって行うことを特徴とする、請求項1〜14のいずれか1項に記載の工法。
- 前記機器制御システムがさらに、
前記既設制御盤および/または前記新設制御盤の動作を監視制御するための監視制御装置と、
該監視制御装置と前記既設制御盤および/または前記新設制御盤との間の通信手段と、
を含むことを特徴とする、請求項1〜15のいずれか1項に記載の工法。
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