JP4255874B2 - カード用コネクタ装置 - Google Patents

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本発明は、メモリーカード等のカードを装填して使用されるカード用コネクタ装置に係り、特に、ヒンジ開閉可能な開閉カバーを備えたカード用コネクタ装置に関する。
この種のカード用コネクタ装置は、複数のコンタクトが配設されたハウジングと、ハウジングにヒンジ開閉可能かつ前後進可能となるように取り付けられた開閉カバーとを備えており、閉姿勢の開閉カバーを前進(スライド)させることによって、開閉カバーとハウジングとの間に挟み込まれたカードの接続端子を対応するコンタクトと接触させることができ、かつ、開閉カバーをハウジングに係止されたロック状態に設定できるようになっている。そして、開閉カバーの開閉動作および前後進動作を簡単な構造で実現するために、従来の一般的なカード用コネクタ装置では、開閉動作の基端部となる開閉カバーの一端部に軸部を設けると共に、ハウジングの側壁に該軸部を挿入して案内する長孔を設け、該長孔によって該軸部を回動可能かつスライド可能に支持していた。
ところで、かかる従来構造では、開閉カバーの開閉動作および前後進動作を円滑に行わせるために、軸部がハウジングの長孔内へ遊挿された状態、つまり軸部と長孔の壁面との間の摺動抵抗を極力抑えた状態に設定しておかねばならないので、開閉カバーの開閉動作時(特に閉動作時)に軸部が長孔に沿ってスライドしやすくなる。そして、開閉カバーの閉動作を行っている途中で長孔内の軸部が前方へ大きくスライドしてしまうと、開閉カバーを完全に閉じることができなくなってしまうため、ロック状態に移行できなくなって操作性に支障をきたしたり、開閉カバーを無理に閉じようとしてコネクタ装置を破損する危険性があった。
そこで従来より、閉動作時に懸念される開閉カバーの不所望なスライド動作を防止できるように配慮したカード用コネクタ装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。このものは、ハウジング(ベースプレート)の後端部に開閉カバーの軸部を摺接させるカム面が設けてあり、開閉カバーの開閉動作時に軸部が該カム面に位置規制されるようになっているため、閉動作の完了前に開閉カバーがロック不能な位置までスライドしてしまう心配がなくなり、操作性や信頼性が向上している。
特開2003−36934号公報(第4−7頁、図7)
前述した従来技術は、軸部をカム面に摺接させることによって開閉カバーを位置規制しているため、閉動作時に懸念される開閉カバーの不所望なスライド動作を防止するうえで有効ではあるが、その反面、軸部やカム面を高い寸法精度で形成しなければならないため安価に製造できないという問題があった。また、かかる従来のカード用コネクタ装置では、経年変化による軸部やカム面の摩耗が避けがたいため、長期間使用すると開閉カバーの開閉動作が不安定になりやすいという問題もあった。
本発明は、このような従来技術の実情に鑑みてなされたもので、その目的は、開閉カバーの開閉動作を長期に亘り安定させることができてコストアップも回避できるカード用コネクタ装置を提供することにある。
上述した目的を達成するため、本発明のカード用コネクタ装置では、装填されたカードと対向する位置に複数のコンタクトが配設されたハウジングと、前記ハウジングにヒンジ開閉可能かつ閉姿勢で前後進可能となるように取り付けられた板金製の開閉カバーとを備え、前記開閉カバーの一端部に、前記ハウジングに形成された軸遊挿部に対して回動可能かつスライド可能に係合する係合軸部と、前記開閉カバーの開閉動作時に前記ハウジングの後端部に弾接する弾性舌片とを設け、前記開閉カバーの前記弾性舌片と前記係合軸部との間に、前記ハウジングの後端部の前記弾性舌片の摺動面が挟みこまれており、前記摺動面には、前記開閉カバーを開位置から閉方向へ回動させるときに前記係合軸部から遠ざかり、閉位置では近接して設定されて、前記弾性舌片を押し撓める反力増大部を構成してある構成とした。
開閉動作の基端部となる開閉カバーの一端部に弾性舌片を設けておき、この弾性舌片が開閉動作時にハウジングの後端部に弾接するようにしてあり、弾性舌片と係合軸部との間に挟み込まれる摺動面が、開閉カバーを開位置から閉方向へ回動させるときに係合軸部から遠ざかり、閉位置では近接して設定されて、前記弾性舌片を押し撓める反力増大部を構成してあると、開閉カバーは弾性舌片をハウジングに押し付けた状態で開動作や閉動作を行うことになるので、開閉動作時に不所望なスライド動作が起こりにくくなる。また、開閉カバーが閉姿勢のときには弾性舌片を撓ませる必要がないため、開閉カバーを円滑に前後進(スライド)させることができる。つまり、弾性舌片を付設することによって開閉カバーの開閉動作と前後進動作を分離させることができる。また、板金製の開閉カバーに弾性舌片を付設しても部品コストはほとんど変わらず、かつ、弾性舌片が弾接する領域においてハウジングの寸法精度を特に高める必要もないことから、コストアップも回避できる。
上記の構成において、前記ハウジングに、前記弾性舌片が挿入されて前記開閉動作時および前後進動作時における該弾性舌片の移動経路に沿って延びるガイド溝を設けると、弾性舌片を常にガイド溝に沿って移動させることができるため、開閉カバーの開閉動作および前後進動作を円滑に行うことができて好ましい。
また、上記の構成において、前記ハウジングのうち前記弾性舌片が摺接可能な領域に、前記開閉カバーが前記ハウジングに対して所定の角度をなす開姿勢のときに前記弾性舌片が摺接する舌片保持部と、前記反力増大部とを連続して設けておくことが好ましい。これにより、ハウジングに対して所定の角度をなす開姿勢に位置させた開閉カバーは、ハウジングからの反力が増大する閉方向へは勝手に変位しなくなるので、開閉カバーを該開姿勢に保持しておく機構が簡単に実現できる。例えば、舌片保持部が略平坦面であって、かつ、反力増大部が凸状湾曲面であれば、開閉カバーの閉動作に伴って弾性舌片の摺接位置が舌片保持部から反力増大部へ移行すると、該弾性舌片は凸状湾曲面に押し撓められるためハウジングから受ける反力が増大する。したがって、弾性舌片を略平坦面からなる舌片保持部に摺接させた姿勢で開閉カバーを保持しておくことが容易となる。
本発明は、コンタクトが配設されたハウジングにヒンジ開閉可能かつ前後進可能となるように開閉カバーが取り付けられているカード用コネクタ装置において、板金製の開閉カバーの一端部に弾性舌片を設け、この弾性舌片が開閉カバーの開閉動作時にハウジングの後端部に弾接するようにしてあり、弾性舌片と係合軸部との間に挟み込まれる摺動面が、開閉カバーを開位置から閉方向へ回動させるときに係合軸部から遠ざかり、閉位置では近接して設定されて、前記弾性舌片を押し撓める反力増大部を構成してあるため、開閉動作時に不所望なスライド動作が起こりにくくなる。また、板金製の開閉カバーに弾性舌片を付設しても部品コストはほとんど変わらず、弾性舌片が弾接する領域においてハウジングの寸法精度を特に高める必要もない。それゆえ、開閉カバーの開閉動作を長期に亘り安定させることができてコストアップも回避できるカード用コネクタ装置が提供できる。
実施の形態を図面を参照して説明すると、図1は本発明の実施形態例に係るカード用コネクタ装置のカバー全開状態を示す斜視図、図2は図1に示すコネクタ装置の側面図、図3は該コネクタ装置のカバー半開状態をカードと共に示す斜視図、図4は図3に示すコネクタ装置の側面図、図5は該コネクタ装置のカバーを閉じたアンロック状態を示す斜視図、図6は図5に示すコネクタ装置の側面図、図7は該コネクタ装置のカバーを閉じたロック状態を示す斜視図、図8は図7に示すコネクタ装置の側面図、図9は該コネクタ装置のハウジングの底面図、図10(a)〜(d)は該コネクタ装置の組立工程を示す要部説明図、図11(a)〜(d)は該コネクタ装置の弾性舌片の動作説明図である。
図1〜図8に示すカード用コネクタ装置は、ICチップを内蔵したカード20(図3参照)を装填して使用される。このコネクタ装置は、複数のコンタクト1が配設された合成樹脂製のハウジング2と、このハウジング2にヒンジ開閉可能に取り付けられた板金製の開閉カバー3とによって構成されており、開閉カバー3はハウジング2に対して閉姿勢で前後進可能となっている。
ハウジング2は金型内にコンタクト1をインサートして成形されたモールド品であって、このハウジング2にはカード20を配置させるためのカード収納部4が画成されており、カード収納部4にカード20を装填することによって、カード20の底面に露出する図示せぬ接続端子をコンタクト1と接触させることができる。ハウジング2の両側面の後端部には小判形状の軸遊挿溝5が刻設されており、また、ハウジング2の両側面の前端部には開閉カバー3をロックするための係合突起6が突設されている。そして、ハウジング2の後端部には、一方の軸遊挿溝5の近傍にハウジング2の上面から後端面を経て下面へと至るガイド溝7が形成されている。図10に示すように、ガイド溝7の内底面は、水平面と緩やかな傾斜面からなる上面部7aと、上面部7aの後端に連続する湾曲面部7bと、湾曲面部7bに連続する垂直面からなる後端面部7cと、後端面部7cの下端に連続する湾曲面部7dと、湾曲面部7dに連続する水平面からなる下面部7eとによって構成されている。さらに、上面部7aの下方にはハウジング2の下面に臨出する逃げ穴8が形成されており、また、逃げ穴8と下面部7eとの間にはストッパ部9が突設されており、このストッパ部9は逃げ穴8側が湾曲して下面部7e側が垂直な形状に形成されている。
板金製の開閉カバー3は、平板部10の両側に側壁部11および係止片12を設けてなり、ハウジング2を蓋閉するような形状に折曲加工されている。各側壁部11の一端部には係合軸部13が設けられており、この係合軸部13はハウジング2の軸遊挿溝5に遊挿されて回動可能かつスライド可能に係合している。したがって、開閉カバー3は係合軸部13の存する側を基端部として開閉動作させることができ、かつ、係合軸部13を軸遊挿溝5の長手方向にスライドさせることによって前後進させることができる。開閉カバー3の先端部の両側に位置する係止片12はハウジング2の係合突起6に係脱可能であって、係止片12が係合突起6に係止されると開閉カバー3はロック状態となる。また、平板部10の基端側には一方の側壁部11の近傍に弾性舌片14が延設されている。この弾性舌片14はハウジング2のガイド溝7に挿入されており、開閉カバー3の開閉動作時には弾性舌片14がガイド溝7の内底面に弾接するようになっている。なお、ガイド溝7は、開閉動作時および前後進動作時における弾性舌片14の移動経路に沿って延びている。
このようなカード用コネクタ装置を組み立てる際には、図10に示すような手順で開閉カバー3をハウジング2に取り付ける。すなわち、まず図10(a)に示すように、ハウジング2の後端部の下面に開閉カバー3を略垂直な姿勢で位置合わせして、逃げ穴8内に弾性舌片14を挿入すると共に、一対の軸遊挿溝5内にそれぞれ係合軸部13を嵌め込むことにより、開閉カバー3の基端部をハウジング2の後端部にて軸支する。次に、図10(b)および(c)に示すように、弾性舌片14をストッパ部9の湾曲面に沿って摺動させながら、開閉カバー3をハウジング2の後方へ向けて回転させていく。そして、図10(d)に示すように、弾性舌片14がストッパ部9を乗り越えると、開閉カバー3の逆向きの回転はストッパ部9によって規制されるため、開閉カバー3は全開位置が規定されて取付が完了する。
この後、開閉カバー3をさらに回転させて図11(a)に示すように起立させると、弾性舌片14はガイド溝7の垂直な後端面部7cに摺接するが、この状態で開閉カバー3を正逆いずれかの向きに回転させると、弾性舌片14が湾曲面部7bや湾曲面部7dに弾接して押し撓められるため、ハウジング2からの反力は増大する。したがって、弾性舌片14を後端面部7cに摺接させることによって、開閉カバー3を図11(a)に示す起立姿勢、つまり図3および図4に示す半開状態に保持することができる。また、半開状態の開閉カバー3を湾曲面部7bに抗してさらに回転させ、図11(b)に示すように全閉アンロック状態にすると、弾性舌片14がガイド溝7の上面部7aに摺接するため、ハウジング2からの反力は低減する。
次に、上述したカード用コネクタ装置の動作について説明する。カード20の装填時には、ハウジング2に対して開閉カバー3を開いてカード収納部4を露出させる。かかる開閉カバー3の開動作は、図1〜図6に示すように、軸遊挿溝5内の後端側に位置する係合軸部13を回動中心として行われる。すなわち、図5および図6に示す全閉アンロック状態の開閉カバー3を、係合軸部13を回動中心として開いていくと、弾性舌片14がガイド溝7の上面部7aから湾曲面部7bへと摺動して次第に押し撓められていくため、摺動抵抗は徐々に増大するが、弾性舌片14が湾曲面部7bを乗り越えて後端面部7cに至ると摺動抵抗は低減し、図3および図4に示すように開閉カバー3を約90°開いた起立姿勢の半開状態に保持することができる。したがって、この半開状態でカード20をカード収納部4に配置させることができる。
また、開閉カバー3を図1および図2に示すように全開させる場合には、半開状態の開閉カバー3を湾曲面部7dに抗してさらに回転させる。このとき、弾性舌片14がガイド溝7の後端面部7cから湾曲面部7dへと摺動して次第に押し撓められていくため、摺動抵抗は徐々に増大するが、弾性舌片14が湾曲面部7dを乗り越えると摺動抵抗は低減し、弾性舌片14の先端がストッパ部9に当接して規定される全開状態で開閉カバー3を保持することができる。
開閉カバー3を開いてカード収納部4にカード20を配置させたなら、まず、開閉カバー3を閉じて、図5および図6(ただしカードは図示せず)に示す全閉アンロック状態にする。これによって、開閉カバー3は弾性舌片14を上面部7aに摺接させた閉姿勢となるが、閉姿勢に移行する直前に弾性舌片14は湾曲面部7bを乗り越えるため摺動抵抗が増大する。したがって、かかる閉動作時に開閉カバー3が意図せず前進(スライド)してしまう心配はない。
この後、全閉アンロック状態の開閉カバー3をハウジング2の前方へスライドさせると、図7および図8(ただしカードは図示せず)に示すように係止片12が係合突起6に係止されるため、開閉カバー3はハウジング2にロックされて開動作不能な状態となり、カード20の装填作業が完了する。なお、かかる開閉カバー3の前進動作時に、弾性舌片14は図11(b)の状態から図11(c),(d)の状態へと移行していくので、弾性舌片14と上面部7aとの間に生じる摺動抵抗は非常に小さい。また、一対の係合軸部13はそれぞれ遊挿されている軸遊挿溝5によって前方へ案内され、かつ、弾性舌片14はガイド溝7によって前方へ案内されるため、開閉カバー3を円滑に前進させることができる。
なお、装填されているカード20を取り出す際には、上記と全く逆の動作を行えば良い。すなわち、まず開閉カバー3をロック位置から後退させて全閉アンロック状態とし、次いで開閉カバー3を例えば半開状態まで開いてカード収納部4内のカード20を取り出せば良い。この場合も、開閉カバー3の後退動作は円滑に行える。
このように本実施形態例に係るカード用コネクタ装置は、開閉カバー3の基端部に付設した弾性舌片14が開閉動作時にハウジング2の後端部に弾接するように構成されており、開閉カバー3は弾性舌片14をガイド溝7の内底面に押し付けた状態で開動作や閉動作を行うため、開閉動作時に開閉カバー3が不所望なスライド動作を起こす危険性が少なく、摩耗による動作不良も発生しにくい。それゆえ、開閉カバー3の開閉動作を長期に亘り安定させることができる。また、開閉カバー3が閉姿勢のときには弾性舌片14を撓ませる必要がないため、開閉カバー3を円滑に前後進(スライド)させることができる。また、板金製の開閉カバー3に弾性舌片14を付設しても部品コストはほとんど変わらず、かつ、弾性舌片14が弾接する領域においてハウジング2の寸法精度を特に高める必要もないことから、コストアップも回避できる。
また、このカード用コネクタ装置は、弾性舌片14を常にガイド溝7に沿って移動させることができるため、開閉カバー3の開閉動作および前後進動作を極めて円滑に行わせることができる。しかも、ガイド溝7の後端面部7cの上下に、弾性舌片14に対する反力を増大させる湾曲面部7b,7dを設け、開閉カバー3をハウジング2に対して約90°開くと起立姿勢(半開状態)に保持されるようにしてあるため、カード20の着脱が容易に行える。したがって、このカード用コネクタ装置は操作性に優れ、良好な使い勝手が期待できる。
なお、上述した実施形態例では、カードをハウジングのカード収納部に配置させてから開閉カバーを閉じて挟み込むタイプのカード用コネクタ装置について説明しているが、開閉カバーにカード収納部を設けてカードを該カバーに着脱させるタイプのカード用コネクタ装置であっても、本発明は適用可能である。
本発明の実施形態例に係るカード用コネクタ装置のカバー全開状態を示す斜視図である。 図1に示すコネクタ装置の側面図である。 該コネクタ装置のカバー半開状態を示す斜視図である。 図3に示すコネクタ装置の側面図である。 該コネクタ装置の全閉アンロック状態を示す斜視図である。 図5に示すコネクタ装置の側面図である。 該コネクタ装置の全閉ロック状態を示す斜視図である。 図7に示すコネクタ装置の側面図である。 該コネクタ装置のハウジングの底面図である。 該コネクタ装置の組立工程を示す要部説明図である。 該コネクタ装置の弾性舌片の動作説明図である。
符号の説明
1 コンタクト
2 ハウジング
3 開閉カバー
4 カード収納部
5 軸遊挿溝(軸遊挿部)
6 係合突起
7 ガイド溝
7a 上面部
7b,7d 湾曲面部(反力増大部)
7c 後端面部(舌片保持部)
8 逃げ穴
9 ストッパ部
12 係止片
13 係合軸部
14 弾性舌片
20 カード

Claims (4)

  1. 装填されたカードと対向する位置に複数のコンタクトが配設されたハウジングと、前記ハウジングにヒンジ開閉可能かつ閉姿勢で前後進可能となるように取り付けられた板金製の開閉カバーとを備え、前記開閉カバーの一端部に、前記ハウジングに形成された軸遊挿部に対して回動可能かつスライド可能に係合する係合軸部と、前記開閉カバーの開閉動作時に前記ハウジングの後端部に弾接する弾性舌片とを設け
    前記開閉カバーの前記弾性舌片と前記係合軸部との間に、前記ハウジングの後端部の前記弾性舌片の摺動面が挟みこまれており、
    前記摺動面には、前記開閉カバーを開位置から閉方向へ回動させるときに前記係合軸部から遠ざかり、閉位置では近接して設定されて、前記弾性舌片を押し撓める反力増大部を構成してあることを特徴とするカード用コネクタ装置。
  2. 請求項1の記載において、前記ハウジングに、前記弾性舌片が挿入されて前記開閉動作時および前後進動作時における該弾性舌片の移動経路に沿って延びるガイド溝を設けたことを特徴とするカード用コネクタ装置。
  3. 請求項1または2の記載において、前記ハウジングのうち前記弾性舌片が摺接可能な領域に、前記開閉カバーが前記ハウジングに対して所定の角度をなす開姿勢のときに前記弾性舌片が摺接する舌片保持部と、前記反力増大部とを連続して設けたことを特徴とするカード用コネクタ装置。
  4. 請求項3の記載において、前記舌片保持部が略平坦面であって、かつ、前記反力増大部が凸状湾曲面であることを特徴とするカード用コネクタ装置。
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