JP4253552B2 - インクジェット記録媒体の製造方法 - Google Patents
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Description
インクジェット記録用の記録媒体に要求される特性としては、一般に、(1)速乾性があること(インクの吸収速度が速いこと)、(2)インクドットの径が適正で均一であること(滲みのないこと)、(3)粒状性が良好であること、(4)ドットの真円性が高いこと、(5)色濃度が高いこと、(6)彩度が高いこと(くすみのないこと)、(7)印画部の耐光性や耐水性が良好なこと、(8)記録媒体の白色度が高いこと、(9)記録媒体の保存性が良好なこと(長期保存で黄変着色を起こさないこと、長期保存で画像が滲まないこと)、(10)変形し難く、寸法安定性が良好であること(カールが充分小さいこと)、(11)ハードの走行性が良好であること、等が挙げられる。更に、いわゆる写真ライクな高画質記録物を得る目的に用いられるフォト光沢紙の用途では、上記特性に加えて、更に光沢性、表面平滑性、銀塩写真に類似した印画紙状の風合い等も要求される。
しかしながら、ジルコニウム化合物をインク受容層に含有せしめると、インクが受容層に染み込まず、表面に固まるブロンジングという問題が生じる。
すなわち、本発明は、次のものを提供するものである。
以下、本発明の主要な構成及び製造につき詳細に説明する。
本発明に係るインク受容層は無機微粒子を含有する。
該無機微粒子としては、無機顔料微粒子が好適であり、該無機顔料微粒子としては、例えば、シリカ微粒子、コロイダルシリカ、二酸化チタン、硫酸バリウム、珪酸カルシウム、ゼオライト、カオリナイト、ハロイサイト、雲母、タルク、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、硫酸カルシウム、ベーマイト、擬ベーマイト等を挙げることができ、インク吸収性、高い発色性の観点から、特にシリカ微粒子が好ましい。
本発明においては、上記乾式法で得られる気相法シリカ微粒子(無水シリカ)が好ましく、更に微粒子表面におけるシラノール基の密度が2〜3個/nm2であるシリカ微粒子が好ましい。
本発明に係るインク受容層は、更に水溶性樹脂を含有し、該水溶性樹脂としてはポリビニルアルコール系樹脂、水溶性セルロース系樹脂、エーテル結合を有する樹脂、カルバモイル基を有する樹脂、カルボキシル基を有する樹脂及びゼラチン類が好ましく用いられ、特に、水溶性セルロース系樹脂が好ましい。
水溶性樹脂を添加することにより、ひび割れを防止することができ、前記微粒子等と空隙率の高い多孔質構造のインク受容層を形成し、インク受容能を向上することができる。
前記ポリビニルアルコール系樹脂のインク受容層中における総含有量としては、0.1〜3.0g/m2が好ましく、0.5〜1.0g/m2がより好ましい。
前記セルロース系樹脂の、複数層からなるインク受容層中における総含有量としては、0.1〜3.0g/m2が好ましく、0.2〜1.0g/m2がより好ましい。前記総含有量が、0.1g/m2未満であると、インクジェット記録用媒体の耐水性、特に高湿度下などにおける画像の耐経時ニジミが不充分となることがあり、3.0g/m2を越えると、ビーディングの原因となることがある。
尚、インク受容層を主に構成する上記の微粒子と水溶性樹脂とは、それぞれ単一素材であってもよいし、複数素材の混合系であってもよい。
前記水溶性樹脂のポリビニルアルコール系樹脂、セルロース系樹脂、エーテル結合を有する樹脂、カルバモイル基を有する樹脂、カルボキシル基を有する樹脂及びゼラチン類等から選択される少なくとも2種以上を併用して用いる場合は、それらの全体としての含有量が前記インク受容層の2〜8g/m2内に含まれることが好ましい。
前記水溶性樹脂の中でも、更にポリビニルアルコール(PVA)系樹脂、セルロース系樹脂が好ましく、それぞれ単独でも併用しても用いることができるが、ポリビニルアルコール(PVA)系樹脂とセルロース系樹脂を併用することがより好ましい。
微粒子(好ましくはシリカ微粒子;x)と水溶性樹脂(y)との含有比〔PB比(x/y)、水溶性樹脂1質量部に対する無機顔料微粒子の質量〕は、インク受容層の膜構造にも大きな影響を与える。即ち、PB比が大きくなると、空隙率や細孔容積、表面積(単位質量当り)が大きくなる。具体的には、上記PB比(x/y)としては、該PB比が大き過ぎることに起因する、膜強度の低下や乾燥時のひび割れを防止し、且つ該PB比が小さ過ぎることによって、該空隙が樹脂によって塞がれ易くなり、空隙率が減少することでインク吸収性が低下するのを防止する観点から、1.5〜10が好ましい。
本発明におけるインクジェット記録媒体のインク受容層は、ジルコニウム化合物を含有する。
ジルコニウム化合物をインク受容層に含有することにより、耐経時ニジミの向上を図ることができる。
本発明に用いられるジルコニウム化合物としては、二フッ化ジルコニウム、三フッ化ジルコニウム、四フッ化ジルコニウム、ヘキサフルオロジルコニウム酸塩(例えばカリウム塩)、ヘプタフルオロジルコニウム酸塩(例えばナトリウム塩、カリウム塩やアンモニウム塩)、オクタフルオロジルコニウム酸塩(例えばリチウム塩)、フッ化酸化 ジルコニウム、二塩化ジルコニウム、三塩化ジルコニウム、四塩化ジルコニウム、ヘキサクロロジルコニウム酸塩(例えばナトリウム塩やカリウム塩)、酸塩化ジルコニウム(塩化ジルコニル)、二臭化ジルコニウム、三臭化ジルコニウム、四臭化ジルコニウム、臭化酸化ジルロニウム、三ヨウ化ジルコニウム、四ヨウ化ジルコニウム、酸化ジルコニウム、過酸化ジルコニウム、水酸化ジルコニウム、硫化ジルコニウム、硫酸ジルコニウム、p−トルエンスルホン酸ジルコニウム、硫酸ジルコニル、硫酸ジルコニルナトリウム、酸性硫酸ジルコニル三水和物、硫酸ジルコニウムカリウム、セレン酸ジルコニウム、硝酸ジルコニウム、硝酸ジルコニル、リン酸ジルコニウム、炭酸ジルコニル、炭酸ジルコニルアンモニウム、酢酸ジルコニウム、酢酸ジルコニル、酢酸ジルコニルアンモニウム、乳酸ジルコニル、クエン酸ジルコニル、ステアリン酸ジルコニル、リン酸ジルコニウム、リン酸ジルコニル、シュウ酸ジルコニウム、ジルコニウムイソプロピレート、ジルコニウムブチレート、ジルコニウムアセチルアセトネート、アセチルアセトンジルコニウムブチレート、ステアリン酸ジルコニウムブチレート、ジルコニウムアセテート、ビス(アセチルアセトナト)ジクロロジルコニウム、トリス(アセチルアセトナト)クロロジルコニウム、などが挙げられる。これらのジルコニウム化合物の中でも、インク吸収層を形成する塗布液に安定に添加できるものが好ましく、具体的には炭酸ジルコニル、炭酸ジルコニルアンモニウム、酢酸ジルコニル、硝酸ジルコニル、酸塩化ジルコニウム、乳酸ジルコニル.クエン酸ジルコニルが好ましい。炭酸ジルコニルアンモニウム、酢酸ジルコニルは特に好ましい。
ジルコニウム化合物のインク受容層中の含有量は、0.1〜4g/m2が好ましく、更に好ましくは0.3〜2g/m2である。
本発明におけるインクジェット記録媒体のインク受容層は、2価以下の水溶性金属塩を含有する。
2価以下の水溶性金属塩をインク受容層に含有することにより、ブロンジング防止を図ることができる。2価以下の水溶性金属塩とは、水などに溶解して電離した際、1価又は2価の金属陽イオンを生じるものをいう。
本発明に用いられる1価の金属としてはナトリウム,カリウム,リチウムが挙げられる。1価の水溶性金属塩の具体例としては、硼砂、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウム、シュウ酸ナトリウム、亜硫酸ナトリウム、亜硝酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸リチウム、炭酸水素ナトリウム、酢酸ナトリウム、酢酸カリウム、リン酸水素二ナトリウム、リン酸二水素ナトリウム、フタル酸ナトリウム、フタル酸水素カリウム、乳酸ナトリウム、ギ酸ナトリウム、プロピオン酸ナトリウム、等が挙げられる。
2価の水溶性金属塩としては、マグネシウム、カルシウム、ストロンチウム、バリウム等のハロゲン化物、ヘキサフルオロシリル化物、硫酸塩、チオ硫酸塩、リン酸塩、塩素酸類塩、硝酸類塩などの無機金属塩。また、有機酸の塩も水溶性であれば、これを用いることができる。具体的には、塩化マグネシウム、塩化カルシウム、塩化バリウム、硫酸マグネシウム、硫酸カルシウム、塩素酸マグネシウム、リン酸マグネシウム、硝酸マグネシウム、硝酸バリウム、硝酸カルシウム、硫酸銅、塩化銅、塩化ニッケル、硫酸ニッケル、硝酸ニッケル等が挙げられる。また、硼酸塩(例えば、オルト硼酸塩、Mg3(BO3)2、二硼酸塩(例えば、Mg2B2O5)、メタ硼酸塩(例えば、LiBO2、Ca(BO2)2、NaBO2、KBO2).四硼酸塩(例えば、Na2B4O7・10H20)、五硼酸塩(例えば、KB5O8・4H2O、Ca2B6O11・7H2O、CsB5O5)も含む。使用量は、0.1〜3g/m2が好ましく、より好ましくは、0.1〜1.5g/m2である。0.1より少ないとブロンジングの発生があり、3g/m2より多いと経時にじみを増大させる。
2価以下の水溶性金属塩は、1種でも2種以上を併用してもよいが、好ましくは1価の金属塩であり、より好ましくは硼砂である。
本発明に係るインク受容層は、微粒子、水溶性樹脂および該水溶性樹脂を架橋し得る架橋剤を含み、該架橋剤による水溶性樹脂の架橋反応によって硬化された多孔質層であることが好ましい。
例えば、ホルムアルデヒド、グリオキザール、グルタールアルデヒド等のアルデヒド系化合物;ジアセチル、シクロペンタンジオン等のケトン系化合物;ビス(2−クロロエチル尿素)−2−ヒドロキシ−4,6−ジクロロ−1,3,5−トリアジン、2,4−ジクロロ−6−S−トリアジン・ナトリウム塩等の活性ハロゲン化合物;ジビニルスルホン酸、1,3−ビニルスルホニル−2−プロパノール、N,N’−エチレンビス(ビニルスルホニルアセタミド)、1,3,5−トリアクリロイル−ヘキサヒドロ−S−トリアジン等の活性ビニル化合物;ジメチロ−ル尿素、メチロールジメチルヒダントイン等のN−メチロール化合物;メラミン樹脂(例えば、メチロールメラミン、アルキル化メチロールメラミン);エポキシ樹脂;
本発明においては、形成画像の耐水性及び耐経時ニジミの向上を図るために、インク受容層に媒染剤を含有することできる。該媒染剤としては、カチオン性のポリマー(カチオン性媒染剤)等の有機媒染剤、及び水溶性金属化合物等の無機媒染剤のいずれも使用できる。該媒染剤としては、有機媒染剤及び無機媒染剤のいずれも使用できる。中でも、有機媒染剤が好ましく、特にカチオン性媒染剤が好ましい。
上記ポリマー媒染剤としては、第1級〜第3級アミノ基およびその塩、又は第4級アンモニウム塩基を有する単量体(以下、「媒染剤モノマー」と言う。)の単独重合体や、該媒染モノマーと他のモノマー(以下、「非媒染剤ポリマー」という。)との共重合体又は縮重合体として得られるものが好ましい。また、これらのポリマー媒染剤は、水溶性ポリマー、又は水分散性のラテックス粒子のいずれの形態でも使用できる。
その他、共重合可能なモノマーとして、N−ビニルイミダゾール、N−ビニル−2−メチルイミダゾール等も挙げられる。
また、N−ビニルアセトアミド、N−ビニルホルムアミドなどの重合単位を用い、重合後に加水分解によってビニルアミン単位とすること、及びこれを塩にしたものも利用できる。
上記非媒染剤モノマーとしては、例えば、(メタ)アクリル酸アルキルエステル;(メタ)アクリル酸シクロヘキシル等の(メタ)アクリル酸シクロアルキルエステル;(メタ)アクリル酸フェニル等の(メタ)アクリル酸アリールエステル;(メタ)アクリル酸ベンジル等のアラルキルエステル;スチレン、ビニルトルエン、α−メチルスチレン等の芳香族ビニル類;酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、バーサチック酸ビニル等のビニルエステル類;酢酸アリル等のアリルエステル類;塩化ビニリデン、塩化ビニル等のハロゲン含有単量体;(メタ)アクリロニトリル等のシアン化ビニル;エチレン、プロピレン等のオレフィン類、等が挙げられる。
該カチオン性ポリウレタン樹脂は、水溶性セルロース、水溶性金属塩と共に使用することにより、特に、インク受容層の支持体からの脱落および経時ニジミの抑制効果が顕著となる。
上記ポリイソシアネート(A)としては、従来から慣用されている脂肪族、脂環族、芳香族、芳香脂肪族等のポリイソシアネートを使用することができる。
該調製(2)に用いられるポリイソシアネート(A)は、前記調製(1)で用いられる前記ポリイソシアネート(A)と同様で記載の通りである。
前記調製(2)に使用される前記ポリカーボネートポリオール(B2)としては、例えば、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、ジエチレングリコール等のグリコール類と、ジフェニルカーボネート及びホスゲンとの反応によって得られる化合物等が挙げられる。これらの芳香族ジカルボン酸は単独または2種以上併用して用いることができる。
前記調製(2)において用いられる鎖伸長剤(C)の添加量は、ポリイソシアネート(A)とポリカーボネートポリオール(B2)と鎖伸長剤(C)とポリアルキレンオキサイド(D)との合計に対して5〜15質量%であることが好ましい。この鎖伸長剤(C)の添加量が5質量%より少ないと、導入される三級アミノ基が少なくなり、密着性が低下する傾向が現れるので好ましくない。また、鎖伸長剤(C)の添加量が15質量%より多いと、添加量に見合った密着性を向上させる効果が得られなくなるので好ましくない。
本発明のインク受容層は、必要に応じて下記成分を含有するものであってもよい。
即ち、インク色材の劣化を抑制する目的で、各種の紫外線吸収剤、酸化防止剤、一重項酸素クエンチャー等の褪色防止剤を含んでいてもよい。
上記紫外線吸収剤としては、桂皮酸誘導体、ベンゾフェノン誘導体、ベンゾトリアゾリルフェノール誘導体等が挙げられる。例えば、α−シアノ−フェニル桂皮酸ブチル、o−ベンゾトリアゾールフェノール、o−ベンゾトリアゾール−p−クロロフェノール、o−ベンゾトリアゾール−2,4−ジ−t−ブチルフェノール、o−ベンゾトリアゾール−2,4−ジ−t−オクチルフェノール等が挙げられる。ヒンダートフェノール化合物も紫外線吸収剤として使用でき、具体的には少なくとも2位又は6位の内、1ヵ所以上が分岐アルキル基で置換されたフェノール誘導体が好ましい。
また、無機顔料微粒子の分散性を高める目的で、各種無機塩類、pH調整剤として酸やアルカリ等を含んでいてもよい。
更に、表面の摩擦帯電や剥離帯電を抑制する目的で、電子導電性を持つ金属酸化物微粒子を、表面の摩擦特性を低減する目的で各種のマット剤を含んでいてもよい。
支持体としては、プラスチック等の透明材料よりなる透明支持体、紙等の不透明材料からなる不透明支持体のいずれをも使用できる。インク受容層の透明性を生かす上では、透明支持体又は高光沢性の不透明支持体を用いることが好ましい。
また、CD−ROM,DVD−ROM等の読み出し専用光ディスク、CD−R、DVD−R等の追記型光ディスク更には書き換え型光ディスクを支持体として用いレーベル面側にインク受容層を付与することもできる。
上記透明支持体の厚みとしては、特に制限はないが、取り扱い易さの点で、50〜200μmが好ましい。
白色顔料含有発泡ポリエステルフィルム(例えば、ポリオレフィン微粒子を含有させ、延伸により空隙を形成した発泡PET)も好適に挙げることができる。更に、銀塩写真用印画紙に用いられるレジンコート紙も好適である。
また、上記支持体の表面には、濡れ特性及び接着性を改善するために、コロナ放電処理、グロー放電処理、火炎処理、紫外線照射処理等を施したものを使用するのが好ましい。
上記原紙としては、木材パルプを主原料とし、必要に応じて木材パルプに加えてポリプロピレンなどの合成パルプ、あるいはナイロンやポリエステルなどの合成繊維を用いて抄紙される。前記木材パルプとしては、LBKP、LBSP、NBKP、NBSP、LDP、NDP、LUKP、NUKPのいずれも用いることができるが、短繊維分の多いLBKP、NBSP、LBSP、NDP、LDPをより多く用いることが好ましい。但し、LBSP及び/又はLDPの比率としては、10質量%〜70質量%が好ましい。
原紙中には、高級脂肪酸、アルキルケテンダイマー等のサイズ剤、炭酸カルシウム、タルク、酸化チタン等の白色顔料、スターチ、ポリアクリルアミド、ポリビニルアルコール等の紙力増強剤、蛍光増白剤、ポリエチレングリコール類等の水分保持剤、分散剤、4級アンモニウム等の柔軟化剤などを適宜添加することができる。
原紙のpHは、JIS P−8113で規定された熱水抽出法により測定された場合、5〜9であることが好ましい。
バックコート層に含有される白色顔料としては、例えば、軽質炭酸カルシウム、重質炭酸カルシウム、カオリン、タルク、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、二酸化チタン、酸化亜鉛、硫化亜鉛、炭酸亜鉛、サチンホワイト、珪酸アルミニウム、珪藻土、珪酸カルシウム、珪酸マグネシウム、合成非晶質シリカ、コロイダルシリカ、コロイダルアルミナ、擬ベーマイト、水酸化アルミニウム、アルミナ、リトポン、ゼオライト、加水ハロイサイト、炭酸マグネシウム、水酸化マグネシウム等の白色無機顔料、スチレン系プラスチックピグメント、アクリル系プラスチックピグメント、ポリエチレン、マイクロカプセル、尿素樹脂、メラミン樹脂等の有機顔料等が挙げられる。
バックコート層に含有されるその他の成分としては、消泡剤、抑泡剤、染料、蛍光増白剤、防腐剤、耐水化剤等が挙げられる。
本発明のインクジェット記録用媒体の製造方法は、支持体上に少なくとも無機微粒子、水溶性樹脂及びジルコニウム化合物を含有する塗布液(塗布液A)を塗布して塗布層を形成し、更に上記塗布液(塗布液A)及び/又は下記塩基性溶液(塗布液B)に架橋剤及び2価以下の水溶性金属塩をそれぞれ独立に添加し、且つ上記塗布液(塗布液A)を塗布して形成される塗布層の乾燥途中であって該塗布層が減率乾燥速度を示す前に、pHが8以上の塩基性溶液(塗布液B)を上記塗布層に付与し、上記塗布層を架橋硬化させる方法(これを「Wet on Wet法」又は「WOW法」と称する。)によりインク受容層を形成する。
ジルコニウム化合物は、塗布液Aに含有せしめることでインク受容層に均一に分布している。
ジルコニウム化合物のインク受容層中の分布は、例えば、ミクロトームなどにより作成したインク受容層の断面試料について、SEM−EDX(走査型電子顕微鏡エネルギー分散X線分析装置)やTOF−SIMS(Time of fright Secondary Ion Mass Spectrometry)等により、インク受容層の厚み方向にジルコニウム元素の測定を行なうことにより求める。本発明においては、TOF−SIMSにより、厚み方向のジルコニウムの強度差が、最大強度の30%以内であれば均一であるとする。
即ち、平均一次粒子径20nm以下のシリカ微粒子を水中に添加して(例えば、10〜20質量%)、高速回転湿式コロイドミル(例えば、エム・テクニック(株)製の「クレアミックス」)を用いて、例えば、回転数10000rpm(好ましくは5000〜20000rpm)の高速回転の条件で20分間(好ましくは、10〜30分間)かけて分散させた後、ホウ素化合物(例えば、シリカの0.5〜20質量%)を加え、上記と同じ条件で分散を行ない、ポリビニルアルコール水溶液(例えば、シリカの1/3程度の質量のPVAとなる様に)を加え、更に上記と同じ回転条件で分散を行なうことにより調製することができる。得られた塗布液は均一ゾルであり、これを下記の塗布方法で支持体上に塗布し形成することにより、三次元網目構造を有する多孔質構造のインク受容層を得ることができる。
上記塗布液Aには、必要に応じて、更にpH調整剤、分散剤、界面活性剤、消泡剤、帯電防止剤等を添加することができる。
さらに、前記塩基性溶液にはpH調整用として、酸を添加することもでき、酸としては、有機酸、無機酸のいずれを用いても良く、例えば、パラトルエンスルホン酸、蟻酸、酢酸、コハク酸、クエン酸、フタル酸、塩化アンモニウム等が挙げられるが、好ましくはパラトルエンスルホン酸、塩化アンモニウムである。
LBKPからなる木材パルプをディスクリファイナーでカナデイアンフリーネス300mlに調整した。
ついでこのパルプスラリーに対パルプあたりカチオン性でんぷん(日本NSC製 CATO 304L)1.3重量%、アニオン性ポリアクリルアミド(星光化学製 ポリアクロンST−13)0.145%、アルキルケテンダイマー(荒川化学製 サイズパインK)0.285%、エポキシ化ベヘン酸アミド0.285%、ポリアミドポリアミンエピクロロヒドリン(荒川化学製 アラフィックス100)を加えた後、消泡剤を加えた。
上記のようにして調製したパルプスラリーを長網抄紙機で抄紙し、ウェッブの写真乳剤塗設面をドラムドライヤーシリンダーにドライヤーカンバスを介して押し当てて乾燥後、サイズプレスにて原紙の両面にポリビニルアルコール((株)クラレ製:KL−118)をlg/m2塗布して乾燥し、カレンダー処理を行った。なお、原紙の坪量は166g/m2で抄造し、厚さ160μの原紙を得た。
得られた基紙のワイヤー面(裏面)側にコロナ放電処理を行なった後、溶融押出機を用いて高密度ポリエチレンを厚さ25μmとなるようにコーティングし、マット面からなる樹脂層を形成した(以下、樹脂層面を「裏面」と称する。)。この裏面側の樹脂届に更にコロナ放電処理を施し、その後、裏面塗布液として、酸化アルミニウム(日産化学工業(株)製の「アルミナゾル100」)とコロイド状二酸化ケイ素(日産化学工業(株)製の「スノーテックス0」)とを1:2の質量比で水に分散した分散液を、乾燥質量が0.2g/m2となるように塗布した。
更に、樹脂層の設けられていない側のフェルト面(表面)側にコロナ放電処理を施した後、アナターゼ型二酸化チタン10%、東京インキ(株)製の群青を60mg/m2含有量に調整、及び(株)日本化学工業所製の蛍光増白剤「Whiteflour PSN conc 」を13mg/m2の含有量になるように調整し、MFR(メルトフローレート)3.8の低密度ポリエチレンを、溶融押出機を用いて、厚み20μmとなるように押し出し、高光沢を熱可塑性樹脂層を基紙の表面側に形成し(以下、この高光沢面を「オモテ面」と称する。)、支持体とした。
(インク受容層用塗布液Aの調製)
下記組成中の気相法シリカ微粒子とイオン交換水とカチオンポリマーのケミスタット7005及び酢酸ジルコニルのジルコゾールZA−30を混合し、更にホウ酸,塩化マグネシウムを添加後特殊機化工業製ディゾルバーにて回転数9000rpmで30分間攪拌後、サンドミルタイプの分散機KD−P((株)シンマルエンタープライゼス製)を用いて、シリカ分散液を作製した。前記シリカ分散液に添加し特殊機化工業製ディゾルバーにて回転数8000rpmで20分間撹拌する。更に下配ポリビニルアルコール,ジエチレングリコールモノブチルエーテル,ポリオキシエチレンラウリルエーテルを加え、回転数2000rpmで20分間攪拌を行ない、塗布液Aを調整した。
比表面積300m2/gの気相法シリカ微粒子 8.9部
(株式会社トクヤマ製の「レオロシールQS−30」)
イオン交換水 57.24部
ケミスタット7005(40.5%水溶液) 1.76部
(分散剤、三洋化成工業株式会社製)
酢酸ジルコニルのジルコゾールZA−30 0.93部
(第一希元素化学工業(株)製)
ホウ酸(架橋剤) 0.36部
塩化マグネシウム 0.56部
ポリビニルアルコール(水溶性樹脂)7%水溶液 28.2部
((株)クラレ製の「PVA124」、鹸化度98.5%、重合度2400)
ジエチレングリコールモノブチルエーテル 0.97
ポリオキシエチレンラウリルエーテル(界面活性剤) 1.08部
(花王(株)製「エマルゲン109P」(10%水溶液)、HLB値13.6)
上記支持体のオモテ面にコロナ放電処理を行なった後、色材受容層用塗布液Aをエクストルージョンダイコーターを用いて支持体に180g/m2の塗布量で塗布し、熱風乾燥機にて80℃(風速3〜8m/秒)で塗布層の固形分濃度が25%になるまで乾燥させた。この塗布層は、この期間は恒率乾燥速度を示した。その直後、下記組成の塗布液Bに30秒間浸漬して該塗布層上にその10g/m2を付着させ、更に80℃で10分間乾燥させた。これにより、乾燥膜厚35μmの色材受容層が設けられた本発明のインクジェット記録用シートを作製した。
硼酸(架橋剤) 0.65部
イオン交換水 78.25部
ポリアリルアミン「PAA−03」20%水溶液 10.00部
(媒染剤、日東紡(株)製)
塩化アンモニウム(表面pH調整剤) 0.10部
ポリオキシエチレンラウリルエーテル(界面活性剤) 10.00部
(花王(株)製の「エマルゲン109P」、2%水溶液、HLB値13.6)
メガファック「F1405」10%水溶液 1.00部
(大日本インキ化学工業(株)製のフッ素系界面活性剤)
塗布液AをC及び塗布液BをDに変更した以外は実施例1同様にインクジェット記録シートを作製した。
比表面積300m2/gの気相法シリカ微粒子 8.9部
(株式会社トクヤマ製の「レオ口シールQS−30」)
イオン交換水 57.80部
ケミスタット7005(40.5%水溶液) 1.76部
(三洋化成工業株式会社製)
酢酸ジルコニルのジルコゾールZA−30 0.93部
(第一希元素化学工業(株)製)
ホウ酸(架橋剤) 0.36部
ポリビニルアルコール(水溶性樹脂)7%水溶液 28.2部
((株)クラレ製の「PVA124」、鹸化度98.5%、重合度2400)
ジエチレングリコールモノブチルエーテル 0.97
ポリオキシエチレンラウリルエーテル(界面活性剤) 1.08部
(花王(株)製「エマルゲン109P」(10%水溶液)、HLB値13.6)
硼砂(架橋剤) 2.0部
イオン交換水 76.9部
ポリアリルアミン「PAA−03」20%水溶液 10.0部
(媒染剤、日東紡(株)製)
塩化アンモニウム(表面pH調整剤) 0.1部
ポリオキシエチレンラウリルエーテル(界面活性剤) 10.0部
(花王(株)製の「エマルゲン109P」、2%水溶液、HLB値13.6)
メガファック「F1405」10%水溶液 1.0部
(大日本インキ化学工業(株)製のフッ素系界面活性剤)
塗布液AをE及び塗布液BをDに変更した以外は実施例1同様にインクジェット記録シートを作製した。水溶性セルロースは、ポリビニルアルコールの後に添加した。
比表面積300m2/gの気相法シリカ微粒子 8.9部
(株式会社トクヤマ製の「レオロシールQS−30」)
イオン交換水 56.69部
ケミスタット7005(40.5%水溶液) 1.76部
(三洋化成工業株式会社製)
酢酸ジルコニルのジルコゾールZA−30 0.93部
(第一希元素化学工業(株)製)
ホウ酸(架橋剤) 0.36部
水溶性セルロースHPC−SSL(10%液) 1.11部
(日本曹達(株)製)
ポリビニルアルコール(水溶性樹脂)7%水溶液 28.2部
((株)クラレ製の「PVA124」、鹸化度98.5%、重合度2400)
ジエチレングリコールモノブチルエーテル 0.97
ポリオキシエチレンラウリルエーテル(界面活性剤) 1.08部
(花王(株)製「エマルゲン109P」(10%水溶液)、HLB値13.6)
塗布液AをF及び塗布液BをDに変更した以外は実施例1同様にインクジェット記録シートを作製した。カチオン性ウレタン樹脂は、ポリビニルアルコールの後に添加した。
比表面積300m2/gの気相法シリカ微粒子 8.9部
(株式会社トクヤマ製の「レオロシールQS−30」)
イオン交換水 54.47部
ケミスタット7005(40.5%水溶液) 1.76部
(三洋化成工業株式会社製)
酢酸ジルコニルのジルコゾールZA−30 0.93部
(第一希元素化学工業(株)製)
ホウ酸(架橋剤) 0.36部
水溶性セルロースHPC−SSL10%液) 1.11部
(日本曹達(株)製)
ポリビニルアルコール(水溶性樹脂)7%水溶液 28.2部
((株)クラレ製の「PVAl24」、鹸化度98.5%、重合度2400)
カチオン性ウレタン樹脂、スーパーフレックス−600B 2.22部
(第一工業製薬(株)製)
ジエチレングリコールモノブチルエーテル 0.97
ポリオキシエチレンラウリルエーテル(界面活性剤) 1.08部
(花王(株)製「エマルゲン109P」(10%水溶液)、HLB値13.6)
塗布液DをHに変更した以外は実施例4同様にインクジェット記録シートを作製した。
<塗布液Hの組成>
硼酸(架橋剤) 0.65部
水酸化カリウム 0.32部
イオン交換水 77.93部
ポリアリルアミン「PAA−03」20%水溶液 l0.00部
(媒染剤、日東紡(株)製)
塩化アンモニウム(表面pH調製剤) 0.l0部
ポリオキシエチレンラウリルエーテル(界面活性剤) l0.00部
(花王(株)製の「エマルゲン109P」、2%水溶液.HLB値13.6)
メガファック「F1405」10%水溶波 1.00部
(大日本インキ化学工業(株)製のフッ素系界面活性剤)
塗布液AをCに変更した以外は実施例1同様にインクジェット記録シートを作製した。
塗布液AをGに変更した以外は実施例1と同様にインクジェット記録シートを作製した後、酢数ジルコニルのジルコゾールZA−30を0.5g/m2になるようにオーバーコートした。
比表面積300m2/gの気相法シリカ微粒子 8.9部
(株式会社トクヤマ製の「レオロシールQS−30」)
イオン交換水 58.73部
ケミスタット7005(40.5%水溶液) 1.76部
(三洋化成工業株式会社製)
ホウ酸(架橋剤) 0.36部
ポリビニルアルコール(水溶性樹脂)7%水溶液 28.2部
((株)クラレ製の「PVA124」、鹸化度98.5%、重合度2400)
ジエチレングリコールモノブチルエーテル 0.97
ポリオキシエチレンラウリルエーテル(界面活性剤) 1.08部
(花王(株)製「エマルゲン109P」(10%水溶液)、HLB値13.6)
塗布液AをG及び塗布液BをDに変更した以外は実施例1同様にインクジェット記録シートを作製した。
「経時にじみ」
セイコーエプソン製PM970Cプリンターを用いて記録用シート上にマゼンタインクとブラックインクとを隣り合わせにした格子状の線状パターン(ブラック線幅0.28mm)を印画した。印画後23℃90%RHの雰囲気下で7日間保管しブラック部分の線幅を測定し下記基準により評価した。7日間後のブラックの線幅から保管前の線幅を引いた後、保管前のブラックの線幅で除しパーセント表示した。値が大きいほど経時にじみが多いことを示す。
また、キャノン製PIXUS950iプリンターを用いて、記録用シート上にブラックの線状パターン(線幅0.28mm)を印画した。印画後23℃90%RHの雰囲気下で7日間保管し線幅を測定し下記基準により評価した。7日間後の線幅から保管前の線幅を引いた後、保管前の線幅で除しパーセント表示した。値が大きいほど経時にじみが多いことを示す。
セイコーエプソン製PM900Cを用いて35℃80%の雰囲気下で記録用シート上に、濃い青ベタ印字を行ない、1日放置後のブロンジングの程度を目視で評価した。
発生なし:○ やや発生:△ 発生大:×
ミクロトームによりインク吸収層の断面試料を作製し、アルバックファイ社製TRIFT IIにて一次イオン:Ga+、加速電圧:15kv、一次イオン電流:600pA。
中和銃onの条件で厚み方向のジルコニウム元素イメージング強度を測定した。
以上の結果を表1に示す。
Claims (1)
- 支持体上にインク受容層を有するインクジェット記録媒体の製造方法であって、支持体上に少なくとも無機微粒子、水溶性樹脂及びジルコニウム化合物を含有する塗布液Aを塗布して塗布層を形成し、前記塗布液A及び/又は下記塩基性溶液Bに架橋剤及び2価以下の水溶性金属塩をそれぞれ独立に添加し、且つ前記塗布液Aを塗布して形成される塗布層の乾燥途中であって該塗布層が減率乾燥速度を示す前に、pHが8以上の塩基性溶液Bを前記塗布層に付与し、前記塗布層を架橋硬化させてなるインク受容層を形成することを特徴とするインクジェット記録媒体の製造方法。
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