JP4253462B2 - 接苗の事前順化装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、挿接又は切接ぎによる接苗を接ぎ木し、活着させて後、特殊な順化手続(以下、事前順化と呼ぶ)を行うことにより従来より植込み後に行なわれている通常の順化手続きの1部又は全てを省略することができる接苗の事前順化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、本発明者等の研究開発によって、断根接木法と称し、根のない接苗が生成され、販売されるようになってきた。この一例としては、例えば特開平11−313544号公報(接木育苗法)に示されているものの例がある。この断根苗の接木育苗法は、その特許請求の範囲に示されているように、苗木の不必要な枝、葉及び芽を切り取った接穂を、根の無い台木に接合し、これを蓄冷剤と保湿シート入りの遮光した断熱材容器内に入れ、低温高湿雰囲気中で接合部分の活着を行うというものである。活着には、2〜3日を要する。活着後の接苗は、直接農家に出荷され、ハウス内に植込みされるか、又は苗木メーカでポットに植込みされ、育苗されて後、農家に出荷される。
【0003】
農家又はメーカで植込みされた接苗には、順化(acclimatization)の手続きが必要である。即ち、活着は低温、高湿、遮光下で行われるのに対し、植込み場所における気象外気環境条件は大きく異なる。活着終了時点では、葉の気孔が開いたままで、多量の水分を発散し、勢い弱り、しおれ、枯れる可能性が高いのである。
【0004】
従来の順化手続きは、農家において、ハウス内に植込まれた接苗を、又はメーカにおいてポットに植込まれた接苗をビニールで覆い、1週間から10日をかけて、次第にビニール開放時間を多くして行くというものである。併せて初期に遮光シートで覆うこともある。ビニール開放時間は、例えば初日は、1回、数秒間、2日目は2回、十数秒間、3日目は数分、数回、というように、次第に時間及び回数を増していく態様である。ビニール開放手順について完全なマニュアルは無い。しかし、季節、気候、天候に応じ、接苗に大きな負荷が掛からぬよう、適切に開放手順を定めなければならない。定めた開放手順は正確に実施されなければならず、長期に亘って多くの手間を必要としていた。
【0005】
一方、近時、本発明者等は、根の無い接苗の貯蔵方法を発明した。これは、根の無い台木に接穂を接木し、接木直後の根の無い接苗を培地に立て又は挿して垂直に立て、湿潤空気中、微弱光線を照射しながら低温で保存することにより、1ヶ月以上の貯蔵が可能になるというものである。また、この貯蔵中に接合部分の活着を行うこともできる。これにより、活着及び発根条件を整えるための手続き及び設備を他に必要とせず、貯蔵に次いで即出荷でき、高品質で付加価値の高い苗を出荷できる。また、貯蔵可能期間は1ヶ月以上と長く、その間いつでも出荷できるので、所要の接苗を前月中に準備しておくことができ、季節変動の激しい需要に対し平準化された生産体制で対応可能となる。
【0006】
しかしながら、このような貯蔵を行っての接苗にあっても、植込み後は、前述同様の順化手続きを踏まねばならなかった。植込み後の順化手続きは、長期に亘って確実に実行されなければならない。途中で手続きを失敗すると、全植込み苗が枯れてしまう可能性も有る。例えば、農家においてハウス内に植込まれた苗の順化手続き中、ビニールを閉鎖し忘れたり、開放を怠ると全植込み苗が枯れてしまうことが有る。簡略法、あるいは容易な実施法等が期待されるところである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記従来技術に鑑みて、現在、農家又は苗木メーカが行っている、植込み苗の順化手続きを皆無か又は相当簡略化できる接苗の事前順化装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明の接苗の事前順化装置は、コンテナ型又は倉庫型の装置本体内に、垂直に立てた接苗を収納するトレーと、該トレーを収納する棚と、各棚毎に設けられ光があたっていない状態にある前記接苗に光合成有効光量子束密度0を越えて30μmol・m-2・s-1までの光を照射する照明器具と、前記装置本体内の温度を5〜15℃、湿度を70〜100%にすると共にその湿度を気象外気環境湿度へ向け2〜3日をかけて段階的又は連続的に変化させるよう温度及び湿度並びに微弱光線光量を制御する電気制御装置とを備えたことを特徴とする。
【0009】
活着させるための装置としては、接苗を垂直に立てること、5〜15℃の低温下に置くこと、相対湿度70〜100%の高湿化に置くこと、光のあたっていない接苗に光合成有効光量子束密度0を越えて30μmol・m-2・s-1までの光を照射することが条件となる。
【0011】
活着に次ぐ事前順化の手続きでは、特に湿度を活着時の高湿条件から気象外気環境湿度へ向け、2〜3日をかけて段階的又は連続的に変化させる。これにより本来の順化手続の1部又は全てを省略できる事前順化ができる。気象外気環境温度とは、当該季節における予定外気温度を示す。他の条件も連れて変化させても良いが必要条件では無い。湿度が高い状態では活着済みの接苗の葉の気孔が完全に開いている。そこで湿度を気象外気環境温度へ向けて変化させることにより、開いた気孔に活を入れ、閉じた状態で外気に順化できると考えられる。
【0012】
本発明の装置によれば、接苗を事前順化させる正確なコントロールが可能となり、事前順化済みの接苗を効率よく製造することができる。したがって、使用する農家では植込み苗の順化手続きの1部又は全てを省略できる。1部とは、真夏の日照りの強い、乾燥したような条件下では、やはり、1〜2日の短時間の養生的順化手続きを行った方がよいと考えられるからである。基本的には、養生は必要であるものの、植込み苗の順化手続きは、略全て省略することができる。従来の10日前後必要としていた順化手続きと比べれば全体的に略100%省略できる。
【0013】
前記活着及び前記事前順化の間に、前記活着条件と類似の条件で制御される1〜30日以上の貯蔵手続きを含めることもできる。即ち、活着、事前順化、並びに貯蔵条件は、いずれも垂直姿勢、培地、温度、湿度、光の5条件を1部変化させて行われるものであり、同一室内で連続して実施できる。従って、活着及び事前順化の間の貯蔵手続きを含めて、出荷調整しながらの活着、順化手続きの実施が可能である。活着及び貯蔵並びに順化についての前記5条件の変化を示すと次表1の通りである。
【0014】
【表1】
表1に示すように、姿勢については、いずれも垂直としなければならない。培地については、貯蔵では、必要条件でなる。培地は、例えばアガロースゲルに挿すことができるが、根の無い接苗では、根の切断部に直径3〜8mmのアガロースゲルの玉を付着させることができる。また、水培地とすることもできる。活着及び順化では、培地は必要条件では無い。従って、貯蔵と組合わせて手続きする場合には培地を必要条件とし、そうで無い場合には培地不要であるといえる。光は、活着では、遮光状態でも良いが、貯蔵では2〜30μmol・m-2・s -1 までの微弱光線下の方が良い。事前順化では、貯蔵のときのままでも良く、より高照度へ変化させても良い。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。図1及び図2は接苗の作り方の説明図、図3は事前順化装置の説明図、図4は湿度制御方法の説明図、図5は生産販売方式の説明図である。
【0019】
図1に示すように、挿接ぎは、2枚の葉を残した台木1の頂部に針状物で穴を明け、ここに接穂2を差し込むことで行われる。
【0020】
図2に示すように、切り接ぎは、根を切り取った台木3の上端を斜めに切り取り、数枚の葉を付けた接穂4の下端を斜めに切り取り、両者をウィッズ(商品名)と呼ばれる弾性接合材5で接合したものである。
【0021】
図3は、図1及び図2の如くして作った接苗6の接ぎ木部分を活着させ、貯蔵し、事前順化することのできる事前順化装置となる倉庫型又はコンテナ型の保育装置7の概要、構成を示す説明図である。保育装置7は、活着、貯蔵、事前順化の手続きを夫々単独で実施することができるもの(U型、S型、A型)と、貯蔵を中心として、これに活着又は事前順化を組合わせて実施できるもの(US型、SA型)と、全てを組合わせて実施できUSA型とがある。図3に示すものは、USA型の例である。
【0022】
保育装置7は、室内8の左右に多段の棚9を有し、各棚9に図1及び図2で示した接苗6をアガロースゲル中に挿したトレー10を出し入れ自在の形で収納できるようになっている。各棚9の上部には、接苗6に微弱な光合成有効光量子束密度の光を照射できる照明器具11が設けられている。一方、保育装置7の一側、例えば上部には制御ボックス12が設けられている。制御ボックス12は、湿度調整装置13と、温度調整装置14と、室内空気の循環を行う循環ファン15と、これらの制御装置16とを有している。
【0023】
制御装置16は、一般的なコンピュータで構成され、制御内容の操作を行うための操作部と、指令の内容を記憶する記憶部と、各機器や装置11,13,14,15に制御信号を送る制御部を有している。湿度調整は、霧吹き装置を主体として構成される。温度調整装置14は、エアコンで構成される。低温高湿度を作るときには、エアコン吸気の霜取りが問題となるので、エアコンによる温度調節は、直接室内温度調節を行わず、別の乾燥空気を吸気させて、2重槽の室内外装部を冷却する構造とする。以上の構成により、循環空気中で温度3〜35℃、相対湿度0〜100%の温湿度制御を行うことができる。
【0024】
図3で示した保育装置7を用いての接苗6の活着、貯蔵、事前順化の手続き制御の概要は表1に示した通りである。表1に示すように、姿勢については、いずれも垂直としなければならない。培地については、貯蔵では、必要条件である。培地は、例えばアガロースゲルに挿すことができるが、根の無い接苗では、根の切断面に直径3〜8mmのアガロースゲルの玉を付着させることができる。また、水培地とすることができる。活着及び順化では、培地は必要条件では無い。従って、貯蔵と組合わせて手続きする場合には培地を必要条件とし、そうで無い場合には、培地不要であるといえる。光は、活着では、遮光状態でも良いが、貯蔵では2〜30μmol・m-2・s -1 の微弱光線下の方が良い。事前順化では、活着や貯蔵のときのままでも良く、より高照度へ変化させても良い。
【0025】
図4に示すように、事前順化の手続きでは、相対湿度を活着又は貯蔵の高湿度70〜100%、例えば90%から気象外気環境湿度、例えば40%へ向け、2〜3日かけて段階的又は連続的に変化させる。変化のさせ方は、直線制御線図17と、段階制御線図18と、放物線制御線図19に従う例がある。気象外気環境湿度は、季節により異なり、その時期の平均的外気湿度で定める。事前順化は、本来の順化とは異なり、接苗6を外気環境に順応させるというものでは無く、保育装置7から出し、植込みを行ったときの順化手続きの1部又は全てを省略できるという新規の手法である。従って、事前順化手続きにおいて、温度、及び光の条件については、外気環境条件に変化させるのは必ずしも好ましく無い。変化させるにしても2〜3日の手続き期間中、極後半の半日分において僅か外気環境に近づける程度であり、可であるが寧ろ大きく変化させない方が良い。その理由は、いわば事前順化手続きは貯蔵の延長上で行われるべき手続きであり、手続き中に例えば30℃の高温、或いは、高照度の光を照射すると、その時点で接苗6が活性化し、気孔を開け、しおれてしまう恐れの方が大だからである。
【0026】
以上の手続きにより生産された事前順化手続き済みの接苗(事前順化接苗)20は、気孔が閉じた状態の接苗である。この事前順化接苗20を土壌、又はポット中に植込み育苗すると、即発根し、先に水分蒸発して枯れてしまうようなことが無い。従って、従来必要にした1週間ないし10日の長期に亘る順化手続きは不要となり、養生として、夏の日差しの強い日に遮光シートをかける程度で十分育成できるようになる。
【0027】
図5に接苗6を活着及び貯蔵並びに事前順化して農家に出荷する生産及び貯蔵のルートを示した。第1のルートR1は、苗木メーカ側で、接木し、保育装置7を用いた活着及び貯蔵し、保冷容器を用いて農家の所在する農業協同組合等販売店に送り、そこで事前順化手続きを行って農家に事前順化接苗20を渡し、農家で植込み育苗するというものである。農家は、事前順化接苗20を植込みするので季節に合った養生をするのみで、順化手続きは不要である。
【0028】
第2のルートR2は、メーカ側で、接木し、保育装置7を用いて活着及び貯蔵並びに事前順化し、それをペーパーポット21のような培地へ植込み、通常の順化手続き無しで容易に育苗し、それを段ボール等に詰め、農家へ供給しようとするものである。順化手続きが不要であるので、その分安価な苗を提供できる。
【0029】
第3のルートは、メーカ側で接木した接苗6を、前記USA型の保育装置と同様構造のコンテナ22に入れ、ここで活着及び事前順化を行いつつ農家へ向けて輸送するというものである。事前順化は、到着予定日の2〜3日前から開始される。本ルートR3は、外国への輸出等、長期輸送が必要なとき利用されるものであり、活着及び事前順化を除く日々は、貯蔵されて輸送される。農家に到着した接苗20は、事前順化手続き済みものであるので、植込み後、通常の順化手続きを省略でき、容易、確実に育苗できる。
【0030】
本発明は、上記実施の形態に限定されるものでは無く、本発明の要旨を逸脱することのない範囲で適宜設計的変更を加え、各種態様で実施できる。
【0031】
【発明の効果】
以上の通り本発明装置によれば、接苗を低温、高湿、遮光ないし微弱光線に基づく活着又は貯蔵の条件下に次いで、高湿条件を2〜3日をかけて気象外気環境湿度へ向けて段階的又は連続的に変化させる事前順化作業を正確にコントロールできると共に事前順化済みの接苗を効率よく製造することができる。従って、これにより得られた事前順化接苗により、使用する農家にあっては、植込み後の通常順化手続きの1部又は全てを省略することができる。また、装置内のコンテナを利用することで接木メーカと接苗使用農家をむすぶ事前順化された接苗の各種ルートを容易に作ることができる。
【0032】
事前順化接苗は、通常順化手続きが不要となるので、手間を省略でき、順化失敗による立枯れ事故を防ぎ、育苗率を格別向上することができる。
【0033】
また、本発明の事前順化を行うことのできる保育装置によれば、光、温度、湿度等を基本的にはそのままとして湿度条件を変化させるのみで簡易に事前順化できる。また、活着及び貯蔵並びに事前順化を行うことのできる保育装置を用いて、活着及び又は貯蔵に次いで事前順化を行うことができる。さらに、これら保育装置を接木メーカと接苗使用農家の間に形成される各種ルートに対応させ、接苗のゆりかご的役割を持たせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】挿接ぎによる接苗の説明図である。
【図2】切接ぎによる接苗の説明図である。
【図3】事前順化手続きを行うことのできる保育装置の内部構成を示す説明図である。
【図4】上記保育装置が行う事前順化手続きの湿度制御状況を示す時間及び湿度の線図である。
【図5】接苗を活着及び貯蔵並びに事前順化して農家に出荷するルートで示す事前順化接苗の生産及び販売方式の説明図である。
【符号の説明】
1、3 台木
2,4 接穂
5 弾性接合材
6,20 接苗
7 保育装置
8 保育装置の室内
9 棚
10 トレー
11 照明器具
12 制御ボックス
13 湿度調節装置
14 温度調節装置
15 循環ファン
16 制御装置
17 直線制御線図
18 段階制御線図
19 放物制御線図
20 事前順化接苗
21 ペーパーポット(培地)
22 コンテナ
R1,R2,R3 生産及び販売のルート
Claims (1)
- コンテナ型又は倉庫型の装置本体内に、垂直に立てた接苗を収納するトレーと、該トレーを収納する棚と、各棚毎に設けられ光があたっていない状態にある前記接苗に光合成有効光量子束密度0を越えて30μmol・m-2・s-1までの光を照射する照明器具と、前記装置本体内の温度を5〜15℃、湿度を70〜100%にすると共にその湿度を気象外気環境湿度へ向け2〜3日をかけて段階的又は連続的に変化させるよう温度及び湿度並びに微弱光線光量を制御する電気制御装置とを備えたことを特徴とする接苗の事前順化装置。
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