JP4253441B2 - 脂環式アルコールから誘導されるアロファネート基を有するジイソシアネート - Google Patents

脂環式アルコールから誘導されるアロファネート基を有するジイソシアネート Download PDF

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Description

【0001】
本発明は、式(I):
【0002】
【化4】
Figure 0004253441
【0003】
[式中、基は以下の意味を有する:
1、R2
− いずれの基も式(II):
−CH2−CH2−CH2−CH2−CH2−CH2− (II)
の基である(ジイソシアネート Ia)か、
− 一方の基が式(II)の基でありかつ他方の基が式(III):
【0004】
【化5】
Figure 0004253441
【0005】
の基である(ジイソシアネート Ib)か、または
− いずれの基も式(III)の基である(ジイソシアネート Ic);
3:− 5員または6員のシクロアルキル基であり、ここで、3個までの水素原子は、C1〜C4−アルキル基で置換されていてよく、且つひとつまたはふたつのメチレン単位は、酸素原子および/または付加的にC1〜C4−アルキル基を有する3級窒素原子で置換されていてよく、または
− ひとつの水素原子が5員または6員のシクロアルキル基で置換されている、C1〜C4−アルキル基であり、ここで、該5員または6員のシクロアルキル基の3個までの水素原子は、C1〜C4−アルキル基で置換されていてよく、且つひとつまたはふたつのメチレン単位は、酸素原子および/または付加的にC1〜C4−アルキル基を有する3級窒素原子で置換されていてよく;あるいはピロリドン基またはモルホリン基で置換されていてよいC1〜C4−アルキル基であり、最後に述べた2つの基において、窒素原子がアルキル基へ結合している]のジイソシアネートに関する。
【0006】
本発明は、さらに、イソシアネート混合物およびこれらのイソシアネートから成る2成分塗料組成物、このような2成分塗料組成物を使用した被覆方法、および該方法で製造された被覆物品に関する。
【0007】
架橋ポリイソシアネートおよびイソシアネート−反応性基を有する結合剤成分は、例えば2成分塗料の形で、一般的に公知である(Kunststoff Handbuch, Volume 7, Polyurethane, 2nd Edition, 1983, Carl Hanser Verlag Munich Vienna pp. 540〜561参照)。これらの2成分塗料組成物は、結合剤として、例えば重合ポリオール、架橋成分(硬化剤)として、2つ以上の遊離イソシアネート基を有する化合物を含有する。
【0008】
ポリマー結合剤がイソシアネートと架橋している塗料の使用特性は、低分子量結合剤から成る系の塗料よりも優れている。本発明は、特に、
− 引張、伸展、衝撃または摩擦のような機械的暴露に対する非感受性
− 耐湿性(例えば、水蒸気のような湿気)および耐希釈化学薬品性
− 温度変化および紫外線のような環境因子に対する抵抗性
− 被覆表面の良好な光沢
のような使用特性に関する。
【0009】
硬化剤(キュアリング剤)は、硬化した被覆に、前記の使用特性を付与するだけでなく、適用前の塗料の加工特性を向上させるか、あるいは不利な効果を最低限に抑えることが期待される。
【0010】
従って、塗料を慣用の技術−例えば被覆されるべき表面への噴霧−によって支障なく適用させるには、塗料がある程度の粘性を有する必要がある。それ故、2−成分塗料組成物は、通常、溶媒を含有する。しかし、塗料を加工する者が、塗料の適用および乾燥時に起こる溶媒の大気中への放出を避けるために、技術的に複雑な処理を実施しなければならないので、これらの塗料が溶媒を高容量で含有する事自体が問題となる。そこで、結合剤−含有成分の粘度を著しく上昇させない、より望ましくは、減少させるような硬化剤の研究が続けられている。当然、このような硬化剤自体は、慣用に市販されるモノマーのイソシアネート、例えばヘキサメチレンジイソシアネートまたはイソホロンジイソシアネートのように、室温において顕著な揮発性を示してはならない。
【0011】
さらに、適用後に2−成分塗料組成物をできる限り速やかに硬化させることにより、適用後の被覆物品を、速やかに、次工程または使用へ移行させることができる。
【0012】
アロファネート基およびビウレット基を有するポリイソシアネートは、例えばEP−A−496208、524501および566037に記載されており、これを2−成分塗料系中で硬化剤として使用することが推奨されている。構造部材には、脂肪族モノアルコールおよび慣用の全てのイソシアネートが含まれる。環式モノアルコールの基から誘導される構造部材、ヘキサメチレンジイソシアネートおよびイソホロンジイソシアネートは、これらの明細書中の適当なイソシアネートおよびアルコール成分を示す表中にのみ記載されている。これらの明細書の発明実施の形態において明かなように、非環式アルコールから誘導される、アロファネート基およびビウレット基を有するポリイソシアネートに焦点が当てられている。
【0013】
これらのアルコールから誘導されるアロファネートでは、特に、それをもって製造された2−成分塗料系が比較的緩慢にしか硬化せず、完全に硬化した後でさえ、多くの適用物にとって不適当なレベルの表面硬化性しか示さないという不利点を有する。
【0014】
DE−A−4229183には、低粘度のウレタン−およびイソシアヌレート−機能性ポリイソシアネートが記載されている。これらは、例えばシクロヘキサノールのような脂環式アルコールをヘキサメチレンジイソシアネートのイソシアヌレートと反応させて、相当するウレタンを生成することにより製造される。
【0015】
ここに記載される硬化剤の特性が、この硬化剤を含む非硬化性液体系の加工特性および該塗料で製造された塗料の使用特性において、一般的に要求される事項のほとんど全てを満足させるにも関わらず、この硬化剤は、塗料系の粘度、硬化速度およびこれにより製造される塗料の硬化性の面で、改良されるべき点を有している。
【0016】
本発明の課題は、この改良を実施することである。
【0017】
この課題は、初めに定義した式(I)の化合物、これらの化合物を含む混合物および2−成分塗料組成物、さらにこのような2−成分塗料組成物で被覆された物品によって解決される。
【0018】
本発明の式(I)のジイソシアネートは、有利に、シクロヘキサノール、シクロヘキサンメタノール、シクロペンタノール、シクロペンタンメタノール、3,3,5−トリメチルシクロヘキサノール、メントール、ノルボルネオール、N−メチル−4−ヒドロキシピペリジン、4−(2−ヒドロキシエチル)モルホリンまたは4−(2−ヒドロキシエチル)ピロリジンのようなアルコールから誘導される。
【0019】
これらのジイソシアネートは、一般的に、
(i)イソホロンジイソシアネート(IPDI)、ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)またはこれらのイソシアネートの混合物を、触媒の存在下に、
− 1つの炭素原子と結合している3個までの水素原子が、C1〜C4−アルキル基で置換されていてよく、且つひとつまたはふたつのメチレン単位が、酸素原子および/または付加的にC1〜C4−アルキル基を有する3級窒素原子で置換されていてよい、5員または6員の脂環式アルコール、
− 1つの炭素原子に結合したひとつの水素原子が、5員または6員のシクロアルキル基で置換されており、該5員または6員のシクロアルキル基において、3個までの水素原子は、C1〜C4−アルキル基で置換されていてよく、且つひとつまたはふたつのメチレン単位は、酸素原子および/または付加的にC1〜C4−アルキル基を有する3級窒素原子で置換されていてよい、C1〜C4−アルキルアルコール;ピロリドン基またはモルホリン基で置換されていてよい、C1〜C4−アルキルアルコール、ここで最後に述べた2つの基は、窒素原子を介してアルコールのアルキル基へ結合している;
と、該イソシアネート対該モノアルコールのモル比が1.5:1〜20:1となるようにして反応させ、
(ii)触媒を失活させ、かつ
(iii)場合により、未反応のイソシアネートを除去する
ことにより製造される。
【0020】
HDI/IPDI混合物のモル混合比は、有利に0.1:1〜10:1である。
【0021】
反応は、例えばEP−A−524501に記載される方法に従って実施できる。
【0022】
使用する触媒の例は、4級アンモニウム塩であり、例えばN,N,N−トリメチル−N−(2−ヒドロキシプロピル)アンモニウム−2−エチルヘキサノエートがある。
【0023】
反応を、通常、50〜150℃の温度で実施する。
【0024】
反応を反応混合物の冷却により終了させ、熱分解を行うかまたは触媒を不活化するのに好適な試薬を添加して触媒を除去する。このような試薬の好適な例は、p−トルエンスルホン酸、ジブチルリン酸エステル、またはジ(2−エチルヘキシル)リン酸エステルのような酸である。
【0025】
反応終了後、未反応のヘキサメチレンジイソシアネートまたはイソホロンジイソシアネートを、通常、蒸留により除去し、有利に0.5質量%を下回る含量にまで減少させる。
【0026】
反応生成物は、実質的にイソホロンジイソシアネートまたはヘキサメチレンジイソシアネートを含まず、ISO3219による測定から、通常、100〜10000、有利に150〜6000mPasの粘度を有する。
【0027】
この方法では、通常、混合物が生成し、この生成物にはジイソシアネート(Ia)、(Ib)および/または(Ic)に加え、
− 式(IV)
OCN−R1−NH−CO−OR3 (IV)
[式中、基R1およびR3は、以下の意味を有していてもよい:
1:式(II)または(III)の基;
3:請求項1に記載した意味を有する] のウレタン;
−式(V)
【0028】
【化6】
Figure 0004253441
【0029】
[式中、基R1,R2,R4およびR5は以下の意味を有する:
1,R2、R4:式(I)中のR1と同様の意味を有する;
5:合計4個の基のうち2個が水素原子であり、他の2個が式(VI):
−CO−O−R3 (VI)
の基であり、ここで、同一の意味を有する基R5は、単位R2によって隔てられている]のジイソシアネート;および
−イソホロンジイソシアネートおよびヘキサメチレンジイソシアネートから成る群より選択された3つの分子を有するイソシアヌレート
を含有する。
【0030】
一般的に、これらの混合物中において、
− ジイソシアネート(Ia)、(Ib)および(Ic)を総合した割合は、5〜100質量%であり、
− 式(IV)のウレタンの割合は、0〜20質量%であり、
− 式(V)のジイソシアネートの割合は、0〜30質量%であり、
− イソホロンジイソシアネートおよびヘキサメチレンジイソシアネートから成る群より選択される3つの分子をそれぞれ含有するイソシアヌレートの割合は、0〜65質量%である。
【0031】
有利に、モノイソシアヌレート(VII)対ジイソシアネート(I)の質量比は、10:1〜1:10である。
【0032】
有利に、ジイソシアネート(Ia)、(Ib)、(Ic)、(V)、ウレタン(IV)およびイソシアヌレート(VII)の割合の合計は、10〜100質量%である。
【0033】
必要であれば、本発明のジイソシアネートを、ゲル濾過クロマトグラフィーのような慣用の分離方法により、これらの混合物から容易に単離してもよい。しかし、一般的には、これらのジイソシアネート(Ia)、(Ib)および(Ic)を、2成分ポリウレタン塗料組成物中で、架橋剤として前記の混合物の形で使用する限り、その必要はない。ジイソシアネート(Ia)、(Ib)および(Ic)とこれらのジイソシアネートから成る前記混合物は、2成分塗料組成物の製造にあたり、成分Bとして特に好適であり、成分Aには、ポリイソシアネート−反応基を有する化合物、特にヒドロキシ−官能性ポリマーが含まれる。
【0034】
ヒドロキシ−官能性ポリマー(A)は、例えば、ヒドロキシ基を0.1〜20質量%、有利に0.5〜10質量%含有するポリマーである。ポリマーの平均分子量Mnは、有利に1000〜100000、特に有利に2000〜10000である。使用するポリマーは、有利に、C1〜C20−アルキル(メタ)アクリレート、炭素原子を20個までを含有してよいビニル芳香族化合物、炭素原子20個までを含有してよいカルボン酸のビニルエステル、ビニルハロゲン化物、炭素原子4〜8個を有しかつ1または2個の二重結合を有する非芳香族炭化水素、不飽和ニトリルおよびその混合物を50質量%より多く含有する。特に有利には、C1〜C10−アルキル(メタ)アクリレート、スチレンまたはその混合物を60質量%を上回って含有するポリマーである。
【0035】
ポリマー(A)は、付加的に、前記のヒドロキシ基含有量に従って、ヒドロキシ−官能性モノマーを有し、場合により、不飽和エチレン型の酸、特にカルボン酸、酸無水物または酸アミドのような別のモノマーを有する。
【0036】
ポリマー(A)の更なる例は、ポリエステロールであり、ポリカルボン酸、特にジカルボン酸とポリオール、特にジオールとの縮合により、獲得できる。
【0037】
更に好適なポリマー(A)は、ポリエーテロールであり、H−活性成分へのエチレンオキシド、プロピレンオキシドまたはブチレンオキシドの付加反応により製造される。ブタンジオールの重縮合体も同様に好適である。
【0038】
ポリマー(A)は、もちろん、第1級または第2級アミノ基を含有する化合物を含んでいてよい。
【0039】
例として、ジェフアミン(Jeffamine)として公知の前記生成物、すなわち、アミノ末端ポリエーテロールまたはオキサゾリジンがある。
【0040】
前記の成分AおよびBに加え、2−成分塗料組成物は、別のポリイソシアネートおよびポリイソシアネート反応性基を有する化合物を含んでもよく、これらは一般的に、2−成分塗料組成物中に含まれている。
【0041】
成分(A)のイソシアネート−反応性基の合計に対する成分B中のイソシアネート基の合計のモル比は、有利に0.6:1〜1.4:1、特に有利に0.7:1〜1.3:1、非常に有利に1:1である。
【0042】
本発明の塗料組成物は、付加的に、有機溶媒、例えばキシレン、ブチルアセテート、メチルイソブチルケトン、メトキシプロピルアセテート、N−メチル−ピロリドンを含有してよい。溶媒は、塗料組成物の加工時、例えば支持体への適用時に望ましい低い粘度を確立するために使用される。
【0043】
もちろん、塗料組成物は、塗料技術において慣用の添加物、例えば顔料、充填剤、流展助剤等を更に含有してよい。
【0044】
また、ウレタン形成のための触媒、例えばジブチルチンジラウレートを含有してよい。
【0045】
この2−成分ポリウレタン塗料組成物は公知の方法で合成できる。通常、成分AおよびBは、塗料組成物を支持体へ適用する前に混合する。混合は、通常、適用の0〜8時間前に実施する。溶媒を用いて所望の粘度に調整できる。
【0046】
ポリウレタン塗料組成物を、噴霧、流し塗り、ロール塗布、刷毛塗り、ナイフ塗布等のような慣用の方法により、支持体へ薄層で適用できる。
【0047】
塗料組成物は、特に、表面が金属、プラスチック、木材、木材材料(woodbase material)またはガラスの製造物に好適である。
【0048】
このような方法で被覆された物体は、非常に良好な機械特性を有する表面に特徴を有しており、特に、良好な硬度、耐屈曲性、耐化学薬品性を有する。本発明の塗料組成物を使用することにより、これらの特性が、ほんの僅かな硬化時間の後に獲得できる。
【0049】
発明実施の形態
A. ウレタン−およびアロファネート−官能性ポリイソシアネートの製造
A.1 HDIおよびモノアルコールからの、ウレタン−およびアロファネート−官能性ポリイソシアネートの製造、および比較例
ヘキサンメチレンジイソシアネート(HDI)を、窒素のガスシール下に反応器へ装填し、表1に記載したOH成分を、規定量で添加した。混合物を80℃まで加熱し、触媒、すなわちN,N,N−トリメチル−N−(2−ヒドロキシプロピル)アンモニウム2−エチルヘキサノエート200ppm(ジイソシアネートを基準とする)を添加し、反応をこの温度で実施し、NCO濃度が表1の記載に到達したら、リン酸ジ(2−エチルヘキシル)250ppm(ジイソシアネートを基準とする)を添加して反応を停止させる。反応混合物を、次いで、油温度165℃で、2.5mbar下に、薄膜蒸発器(thin-film evaporator)中で蒸留し、モノマーHDIを除去した。HDIモノマーの残留量は0.2質量%を下回った。
【0050】
最終生成物に関するデータを表1に示す。
【0051】
A.2 IPDIおよびシクロヘキサノールからの、ウレタン−およびアロファネート−官能性ポリイソシアネートの製造
IPDI6モルを窒素のガスシール下に反応器へ装填し、シクロヘキサノール1.2モル(20モル%)を添加した。混合物を70℃まで加熱し、A.1に記載の触媒800ppm(ジイソシアネートを基準とする)を添加し、反応をこの温度で実施し、混合物のNCO含量が27質量%となった時点で、リン酸ジ(2−エチルヘキシル)1000ppm(ジイソシアネートを基準とする)を添加して反応を停止させた。反応混合物を、次いで、油温度165℃で、2.5mbar下に、薄膜蒸発器中で蒸留し、モノマーIPDIを除去した。
【0052】
最終固体生成物のNCO含量は15.4%であり、融点は43℃であった。
【0053】
A.3 IPDI/HDI混合物およびシクロヘキサノールからの、ウレタン−およびアロファネート−官能性ポリイソシアネートの製造
HDI4モルおよびIPDI1.5モルの混合物を、窒素のガスシール下に反応器へ装填し、シクロヘキサノール1.1モル(20モル%)を添加した。混合物を80℃に加熱し、N,N,N−トリメチル−N−(2−ヒドロキシプロピル)アンモニウム2−エチルヘキサノエート650ppm(ジイソシアネートを基準とする)を添加し、反応をこの温度で実施し、混合物のNCO含量が31質量%となった時点で、リン酸ジ(2−エチルヘキシル)800ppm(ジイソシアネートを基準とする)を添加して反応を停止させた。反応混合物を、次いで、油温度165℃で、2.5mbar下に薄膜蒸発器中で蒸留し、モノマーIPCIを除去した。
【0054】
最終生成物のNCO含量は17.1%であり、粘度は25℃で4310mPasであった。
【0055】
B. 本発明のポリイソシアネートによるクリアコートの製造および試験
例として、本発明のポリイソシアネートを、ヒドロキシ官能性アクリレート樹脂(Lumitol (R) H 136, BASF)および種々のポリイソシアネート硬化剤(比較塗料1:Basonat (R) HI 100, BASF、比較塗料12:エチルヘキサノール20モル%と併用した、HDIをベースとするアロファネート)とOH/NCOの理論比で混合し、場合により、硬化を促進させるために、ジブチルチンジラウレート(DBTL, Merck)で触媒した。酢酸ブチルにより、適用粘度20s(DIN53211、カップ、4mmのフローノズル)に調整した。塗料の加工時間(ポットライフ)を、添加する触媒の量で調節し、その結果、乾燥には約1時間を要した。200μm厚さの湿フィルムによる被覆は、フィルム−延伸フレーム(film drawing frame)を使用してガラスプレートへ適用した。得られたクリアコートは、標準的な天候条件下に7日間かけて硬化した。固体含量をDIN V53216の第一部を参照して測定した。
【0056】
本発明の架橋剤で製造した塗料は、通常のイソシアネート(塗料No.1:比較例)と比べて、改良された固形含量を有し、揮発性有機構成成分(VOC)の割合が低下している。これは、同様の粘度を有する塗料を獲得するのに、本発明のイソシアネートを用いて製造した塗料の場合には、より少ない溶媒しか必要としないことを意味する。
【0057】
非環式脂肪族アルコールから合成したアロファネートと比較して、本発明の塗料は、より高い初期硬度および限界硬度を有する(表4の塗料12(比較例)と本発明の塗料を参照のこと)。N−アルキルヒドロキシピペリジンを使用すると、さらに、塗料組成物の硬化に触媒を添加する必要がなくなる。
【0058】
また、全ての塗料は、良好な屈曲性、良好な固着性および良好な引掻抵抗を示す。
【0059】
【表1】
Figure 0004253441
【0060】
【表2】
Figure 0004253441
【0061】
【表3】
Figure 0004253441
【0062】
【表4】
Figure 0004253441

Claims (9)

  1. − 式(I):
    Figure 0004253441
    [式中、基は以下の意味を有する:
    、R
    − いずれの基も式(II):
    −CH−CH−CH−CH−CH−CH− (II)
    の基である(ジイソシアネート Ia)か、
    − 一方の基が式(II)の基でありかつ他方の基が式(III):
    Figure 0004253441
    の基である(ジイソシアネート Ib);
    :− 5員または6員のシクロアルキル基であり、ここで、3個までの水素原子は、C〜C−アルキル基で置換されていてよく、且つひとつまたはふたつのメチレン単位は、酸素原子および/または付加的にC〜C−アルキル基を有する3級窒素原子で置換されていてよく、または
    − ひとつの水素原子が5員または6員のシクロアルキル基で置換されている、C〜C−アルキル基であり、ここで、該5員または6員のシクロアルキル基の3個までの水素原子は、C〜C−アルキル基で置換されていてよく、且つひとつまたはふたつのメチレン単位は、酸素原子および/または付加的にC〜C−アルキル基を有する3級窒素原子で置換されていてよく;あるいはピロリドン基またはモルホリン基で置換されていてよいC〜C−アルキル基であり、最後に述べた2つの基において、窒素原子がアルキル基へ結合している]のジイソシアネート、
    − 式(IV):
    OCN−R−NH−CO−OR (IV)
    [式中、RおよびRは、以下の意味を有していてもよい:
    :式(II)または(III)の基である;
    :請求項1に記載の意味を有する]のウレタン、
    − 式(V):
    Figure 0004253441
    [式中、基R,R、RおよびRは、以下の意味を有していてもよい:
    ,R、R:式(I)中のRと同様の意味を有する;
    :合計4個の基のうち2個が水素原子であり、他の2個が式(VI):
    −CO−O−R (VI)
    の基であり、ここで、同一の意味を有する基Rは、単位Rによって隔てられている]のジイソシアネート、および
    − イソホロンジイソシアネートおよびヘキサメチレンジイソシアネートから成る群より選択された3つの分子を有する三量体であるイソシアヌレート(モノイソシアヌレートVII)
    を含有し、この際、ジイソシアネート(I)対モノイソシアヌレート(VII)の質量比が10:1〜1:10である、混合物。
  2. 基Rが、シクロヘキサノール、シクロヘキサンメタノール、シクロペンタノール、シクロペンタンメタノール、3,3,5−トリメチルシクロヘキサノール、メントール、ノルボルネオール、N−メチル−4−ヒドロキシピペリジン、4−(2−ヒドロキシエチル)−モルホリンおよび4−(2−ヒドロキシエチル)ピロリドンから成る群より選択されるアルコールから誘導される、請求項1記載のジイソシアネート。
  3. イソホロンジイソシアネートまたはヘキサメチレンジイソシアネートの割合が、0.5質量%を下回る、請求項1または2記載の混合物。
  4. ジイソシアネート(I)、(V)、ウレタン(IV)およびイソシアヌレート(VII)の割合の合計が、10〜100質量%である、請求項1から3までのいずれか1項記載の混合物。
  5. (i)イソホロンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネートまたはこれらのイソシアネートの混合物を、触媒の存在下に、
    − 1つの炭素原子と結合している3個までの水素原子が、C〜C−アルキル基で置換されていてよく、且つひとつまたはふたつのメチレン単位が、酸素原子および/または付加的にC〜C−アルキル基を有する3級窒素原子で置換されていてよい、5員または6員の脂環式アルコール、
    − 1つの炭素原子に結合したひとつの水素原子が、5員または6員のシクロアルキル基で置換されており、該5員または6員のシクロアルキル基において、3個までの水素原子は、C〜C−アルキル基で置換されていてよく、且つひとつまたはふたつのメチレン単位は、酸素原子および/または付加的にC〜C−アルキル基を有する3級窒素原子で置換されていてよいC〜C−アルキルアルコール;ピロリドン基またはモルホリン基で置換されていてよいC〜C−アルキルアルコール、ここで最後に述べた2つの基は、窒素原子を介してアルコールのアルキル基へ結合している;
    と、該イソシアネート対該モノアルコールのモル比が1.5:1〜20:1となるようにして反応させ、
    (ii)触媒を失活させ、かつ
    (iii)場合により、未反応のイソシアネートを除去する、
    ことから成る、請求項1から4までのいずれか1項記載の混合物の製法。
  6. 場合により残存する未反応のイソホロンジイソシアネートまたはヘキサメチレンジイソシアネートを除去した後、得られる反応生成物の粘度が、ISO3219、アネックスBで測定して、100〜10000mPasとなるまで、反応を継続する、請求項5記載の製法。
  7. ポリイソシアネート−反応基を有する化合物(成分A)および請求項1記載の混合物中の式(I)で示される化合物(成分B)から成る、2成分−塗料組成物。
  8. − 成分(A)および(B)を混合することにより、請求項7記載の塗料組成物を製造し、かつ
    − 該組成物製造後12時間以内に、薄層塗布により、物品に塗料組成物を適用する
    ことから成る、物品の被覆方法。
  9. 請求項8記載の方法で製造された被覆物品。
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