JP4253337B2 - スロットル弁制御装置 - Google Patents
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Description
という問題がある。
MLPMIN1#≦MLPPS1b≦MLBMAX1#
MLPMIN2#≦MLPPS2b≦MLBMAX2#
ここで、MLBMAX1#はアクセルセンサ(APS1)25の上限制限値、MLBMIN1#は下限制限値を示し、MLBMAX2#はアクセルセンサ(APS2)26の上限制限値、MLBMIN2#は下限制限値を示している。
条件(a):前記スタータスイッチがオフ
条件(b):バッテリ電圧が所定値以上(例えば10V以上)
条件(c):APS1電圧診断結果が正常
条件(d):MLBPPS1<MLPPS1b
ここで、MLBPPS1はAPS1の入力電圧のバッファ値、MLPPS1bはAPS1の全閉学習値である。なお、現在の入力電圧は記憶された全閉学習値よりも低い。
条件(e):MLBPPS1≧MLBMIN1#
条件(f):MLBPPS1≦MLBMAX1#
条件(g):APS2電圧診断結果が正常
条件(h):MLBPPS2<MLPPS2b
ここで、MLBPPS2はAPS2の入力電圧のバッファ値、MLPPS2bはAPS2の全閉学習値である。なお、現在の入力電圧が記憶された全閉学習値よりも低い。
条件(i):MLBPPS2≧MLBMIN2#
条件(j):MLBPPS2≦MLBMAX2#
条件(k):MLBPPS1≦MLPPS1b−MLPOFS#
条件(l):MLBPPS2≦MLPPS2b−MLPOFS#
ここで、MLPPS1bは現在のアクセルセンサ25の全閉学習値、MLPOFS#は学習更新オフセット値であり、MLPPS2bは現在のアクセルセンサ26の全閉学習値、MLPOFS#は学習更新オフセット値である。
[数3]
A.全閉学習値更新リファレンス MLPREF1
(1)初期値を設定
前回求めた更新リファレンスが0のときは、該更新リファレンスMLPREF1をAPS1入力電圧のバッファ値MLBPPS1とする。
(2)学習更新リファレンスのクリア
|MLBPPS1−MLPREF1|≧10mVとなったときMLPREF1=0とする。
B.全閉学習値の更新
上記(2)非成立が所定の時間KMLTHR#経過したときに、MLPPS1b=MLBPPS1、MLPREF1=MLBPPS1とする。ただし、このとき MLPPS1b及びMLPREF1の最低値をMLBMIN1#とする。
[数4]
A.全閉学習値更新リファレンス MLPREF1
(1)初期値を設定
前回求めた更新リファレンスが0のときは、該更新リファレンスMLPREF1をAPS1入力電圧のバッファ値MLBPPS1とする。
(2)学習更新リファレンスのクリア
|MLBPPS1−MLPREF1|≧10mVとなったときMLPREF1=0、かつ、MLPREF2=0とする。
B.全閉学習値の更新
上記(2)非成立が所定の時間KMLTHR#経過したときに、MLPPS1b=MLBPPS1、MLPREF1=MLBPPS1とする。ただし、このとき MLPPS1b及びMLPREF1の最低値をMLBMIN1#とする。
条件(2)は、アクセルセンサ26の入力電圧のバッファ値たるA/D値が、アクセルセンサ26の全閉学習値と所定のオフセット量(20mV)との差分以下であること。
条件(3)は、アクセルセンサ25の電圧変化量たる前記バッファ値と更新リファレンスとの差が所定量(10mV)以下であること。
条件(4)は、アクセルセンサ26の電圧変化量たる前記バッファ値と更新リファレンスとの差が所定量(10mV)以下であること。
アクセル踏み込み量算出手段33は、アクセルセンサ全閉学習手段32による全閉学習値に基づいて、ブロック33Aにて以下のように、アクセル踏み込み量を算出している。
DISPPPS1=NORMPPS1−MLPPS1b
DISPPPS2=NORMPPS2−MLPPS2b
ただし、DISPPPS1≧0 、DISPPPS2≧0 とし、DISPPPS1はアクセルセンサ25で検出されたアクセル踏み込み量、NORMPPS1はそのA/D値、MLPPS1bはその全閉学習値であり、また、DISPPPS2はアクセルセンサ26で検出されたアクセルの踏み込み量、NORMPPS2はそのA/D値、MLPPS2bはその全閉学習値である。
うに判定を行っている。
アイドルスイッチONの場合
DISPPPS1≦IDTVO#(ヒステリシス有り)
ここで、IDTVO#はアイドル判定電圧である。なお、これ以外のときには、前記アイドルスイッチをオフにしている。
アクセルセンサ25
DISPPPS1≦IDTVO1#(ヒステリシス有り)
アクセルセンサ26
DISPPPS2≦IDTVO2#(ヒステリシス有り)
ここで、IDTVO1#はアクセルセンサ25のアイドル判定電圧であり、IDTVO2#はアクセルセンサ26のアイドル判定電圧である。
(a)アクセルセンサ25,26の診断結果が正常な場合
IDLE SW1=ON、又はIDLE SW2=ON
すなわち、ブロック36BAにていずれかのアイドルオン判定によって、総合判定をオンにし、アイドル状態と判定する。なお、2系統ともにアイドルオフ判定のときには、総合判定をオフにしアイドル状態ではないと判定する。
(b)アクセルセンサ25の異常が確定した場合
IDLE SW2=ON
すなわち、ブロック36BBにてアクセルセンサ26側のアクセル踏み込み量 DISPPPS2のみでON/OFF判定を行う。
(c)アクセルセンサ26の異常が確定した場合
IDLE SW1=ON
すなわち、ブロック36BCにてアクセルセンサ25側のアクセル踏み込み量 DISPPPS1のみでON/OFF判定を行う。
(d)アクセルセンサ25,26ともに異常が確定した場合、若しくはセンサ相関診断手段34で異常が確定したときには、ブロック36BDにて総合判定をオフにする。
MLPPS1=mlpps1+disppps1
ここで、MLPPS1は、上方修正後である今回のアクセルセンサ25の全閉学習値、mlpps1は、修正前である前回のアクセルセンサ25の全閉学習値、disppps1は、修正前である前回のアクセルセンサ25の踏み込み量である。
(a)IDLE SW1=OFF、かつIDLE SW2=ONの場合であって、この状態が所定時間(TMCID#)継続したときには、
修正後のAPS1学習値=現在のAPS1学習値+(APS1側の踏み込み量−APS2側の踏み込み量)
(b)IDLE SW1=ON、かつIDLE SW2=OFFの場合であって、この状態が所定時間(TMCID#)継続したときには、
修正後のAPS2学習値=現在のAPS2学習値+(APS2側の踏み込み量−APS1側の踏み込み量)
5 モータを駆動する手段
14 モータ
16 スロットルセンサ
17 スロットルセンサ
18 スロットル弁
22 デフォルト機構
24 アクセルペダル
25 アクセルセンサ
26 アクセルセンサ
32 アクセルセンサの全閉電圧を学習する手段
36 アイドルスイッチを判定する手段
41 スロットル弁の目標開度を設定する手段
R1 プルダウン抵抗
R2 プルダウン抵抗
Claims (7)
- アクセルペダルと、該アクセルペダルの開度を検出する多重系のアクセルセンサと、該アクセルセンサの出力信号に基づいてモータを介して開閉駆動されるスロットル弁とを有するエンジンのスロットル弁制御装置において、
該制御装置は、前記アクセルセンサの全閉電圧を学習する手段と、前記多重系のアクセルセンサに対する各々のアイドルスイッチを判定する手段とを備え、前記アクセルセンサの全閉電圧を学習する手段は、前記アイドルスイッチを判定する手段にて前記各アイドルスイッチのオンオフ判定に不整合が生じた場合には、前記アイドルスイッチがオフに判定された側のアクセルセンサの全閉点電圧の学習値を上方に持ち上げる修正するとともに、その値を学習することを特徴とするスロットル弁制御装置。 - 前記アクセルセンサの全閉電圧を学習する手段は、所定のディレー時間後に前記アクセルセンサの全閉点電圧の学習値を上方に持ち上げる修正するとともに、その値を学習することを特徴とする請求項1に記載のスロットル弁制御装置。
- 前記アクセルセンサの全閉電圧を学習する手段は、前記アイドルスイッチがオフに判定されたアクセルセンサの検出信号と前記アイドルスイッチがオンに判定されたアクセルセンサの検出信号との差を、前記アイドルスイッチがオフに判定されたアクセルセンサの全閉点電圧の学習値に加算し、前記アクセルセンサの全閉点電圧の学習値を上方に持ち上げる修正するとともに、その値を学習することを特徴とする請求項1又は2に記載のスロットル弁制御装置。
- 前記制御装置は、前記多重系のアクセルセンサに対する各々のアイドルスイッチを判定する手段を備え、該アイドルスイッチを判定する手段は、前記各アイドルスイッチの出力信号に基づいて総合的なアイドル判定を行い、前記アイドルスイッチが全てオフに判定された場合には、前記総合的なアイドル判定をオフにすることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のスロットル弁制御装置。
- 前記制御装置は、前記アイドルスイッチを判定する手段にて前記総合的なアイドル判定がオンにされた場合には、前記スロットル弁に対する目標開度を0にすることを特徴とする請求項4に記載のスロットル弁制御装置。
- 前記制御装置は、前記多重系のアクセルセンサの入力回路にプルダウン抵抗を各々有することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載のスロットル弁制御装置。
- 前記制御装置は、前記スロットル弁の開度を検出する多重系のスロットルセンサと、前記モータを駆動しないときには前記スロットル弁を初期設定開度に保つデフォルト機構とを有するエンジンのスロットル弁制御装置であって、
該制御装置は、前記アクセルセンサの全閉電圧を学習する手段からの出力信号に基づく前記スロットル弁の目標開度を設定する手段と、該目標開度を設定する手段の出力信号に基づいて前記モータを駆動する手段を有することを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載のスロットル弁制御装置。
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