JP4252863B2 - コミュニケーションサーバ、コミュニケーション方法およびプログラム - Google Patents

コミュニケーションサーバ、コミュニケーション方法およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、インターネットなどの電子メールネットワークに接続された端末機と電文の送受を行うことにより、それら端末機を操作する利用者相互のコミュニケーションを媒介するコミュニケーションサーバ、コミュニケーション方法およびプログラムに関する。
昨今、わが国における社会環境は、核家族化が進展するとともに、地域社会における連帯意識が希薄になっている。このため、子育てや人間関係などの悩み事を打ち明けて気軽に相談できる人が身近にいないというケースが増えている。
悩み事の内容は多種多様であるが、同じ悩みを抱える人の意見や経験を聞いてその悩み事を解決するヒントやアドバイスを得たいとするケースが多い一方、悩み事を抱えている人に対しては自己の経験を伝えてアドバイスしたいが、それ以外の他人にはその経験を知られたくないとするケースも多い。
この種の悩み事に対して、電話相談や、テレビおよびラジオ番組における相談コーナーが設けられているが、相談時間の制限や相談できる人数の制限などがあって相談者にとって満足が得られない場合もある。
今日、パーソナルコンピュータの普及やネットワーク化の進展は目覚しく、インターネットにおける電子掲示板や電子メール、あるいは電子会議などを活用してそれらの悩み事の相談を行うケースも増加しつつある。
しかしながら、悩み事を抱える人が相談したい内容を公開し、それに対して、過去の経験などをその悩み事を抱える人に回答するという方法では、回答内容も公開されることになるので、相談する人も、それに答える人も消極的にならざるを得ない。
そこで、悩み事の凡その内容を電子掲示板で公開し、それを見た体験者が電子メールなどでアドバイスを行う方法が考えられる。しかし、悩み事を抱える人のメールアドレスなどを公開する必要があり、その悩み事に対して真剣に回答してくれる人のみならず、悪意のある人にもメールアドレスを知られてしまうという問題がある。
図1は、悩み事の相談などを行う従来のシステム(たとえば電子相談室サービス)の一例を示す概念図である。
図1において、メールアドレス、電話番号、氏名などの個人情報2aと、相談事項やアドバイスなどを記入する記事欄2bと、記事等の番号およびタイトル2cと、掲示板のID2dとを記入する掲示板2を備えたサーバ1、そのサーバ1にネットワークを介して接続された話題提供者の端末機(パーソナルコンピュータ、以下「PC」と称する。)20、および情報提供者のPC30がある。
話題提供者は、サーバ1にアクセスして個人情報および相談事項などを掲示板2に記入する。サーバ1にアクセスして掲示板2に記入された相談事項を参照して、何らかのアドバイスをしようと思う情報提供者は、直接掲示板2に、あるいは話題提供者が望む通信手段(例えば、電話、メールなど)によりアドバイスしたい事項を伝える。しかし、掲示板2に掲示された話題提供者および情報提供者それぞれの個人情報は、例えばセールスなどをしようと考えている、いわゆる迷惑業者にも知られるので、話題提供者および情報提供者には、迷惑業者のPC40から迷惑電話や迷惑メールが届く場合がある。
このため、メールのアドレスを変換するサーバを備え、電子掲示板に掲示された興味のある話題を探してその仮想アドレスにメールを送信すると、そのメールを受信したサーバがその仮想アドレスを実アドレスに変換して送信するものがある(特許文献1参照)。
しかし、公開されるのが仮想アドレスであったとしても、その仮想アドレスに当てたメールを阻止することはできないので、悪意のある人からのメールも実アドレスに変換されて送付されるのを阻止することはできない。
また、互いに通信するペア間に有効期限付きで仮想アドレスを付与し、互いに仮想アドレスによる通信を許容する方法がある(特許文献2)。
しかし、通信可能な時間が限定されているので、相談中にタイムオーバーで通信ができなくなる恐れがある。
特開2001−127788号公報(段落番号0013〜段落番号0024、図1、2) 特開2001−306455号公報(段落番号0018〜段落番号0042、図1〜3)
上述した特許文献1および特許文献2に開示された方法は、電子掲示板によって悩み事などを知り、以後は相互に電子メールにより通信するものである。したがって、悪意のある人にも知られてしまうという恐れや相談中にタイムオーバーで通信ができなくなるという恐れを度外視しても、具体的な相談やアドバイスは、1対1の通信によって行われるので、電子メールによって、複数の人から異なる意見のアドバイスを受けたときに、どちらのアドバイスを取り入れるべきかの判断がつかない恐れがある。
一方、電子掲示板は、複数の人からアドバイスを受けた内容を相互に参照して違いを認識することができるので、相違点をより明確化してアドバイスすることや、前提条件を明確化してアドバイスすることができるという利点がある。
本発明は上記の事情に鑑み、電子掲示板および電子メールそれぞれの長所を生かすとともに、短所を補完し、ネットワークに接続された端末機の利用者相互による相談やアドバイスなどのコミュニケーションを円滑に媒介することが可能なコミュニケーションサーバ、コミュニケーション方法およびプログラムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成する本発明のコミュニケーションサーバは、ネットワークを介して話題提供者端末機と応答者端末機との間で情報を媒介するコミュニケーションサーバであって、前記話題提供者端末機から話題提供電文を受信し、前記応答者端末装置から応答電文を受信し、前記話題提供電文に話題提供者を識別する識別子を付与し、前記応答電文に応答者を識別する識別子を付与するとともに、前記話題提供電文及び前記応答電文に話題毎に話題番号を付与する話題番号付与手段と、所定の掲示領域を有し、前記識別子が付与された前記話題提供電文及び前記応答電文を、前記話題番号を単位として、該掲示領域に掲示する掲示板手段と、前記掲示板手段に掲示された前記話題提供電文に付与された前記識別子を宛先とする前記応答電文を前記応答者端末機から受信し、前記話題提供電文に付与された前記識別子を実アドレスに変換して、前記応答電文を該実アドレス宛に送信する電子メール中継手段と、前記掲示板手段に掲示された前記話題提供電文に付与された前記送信者識別子を宛先とする電話の発信を前記応答者端末機から受信し、前記送信者識別子を電話番号に変換して前記応答者端末機からの電話の発信を変換された電話番号あてに中継する電話中継手段とを備え、前記話題番号付与手段は、受信した前記話題提供電文及び前記応答電文の前記話題番号が異なる場合には、既に前記話題提供電文及び前記応答電文に付与された前記識別子に拘らず、新たに前記話題提供電文及び前記応答電文に識別子を付与するとともに、前記話題提供者及び前記応答者の個人情報、及び、情報を前記掲示板手段、前記電子メール中継手段、前記電話中継手段のいずれの送信手段を使用して送信するかを示す希望手段情報を含み、前記話題提供者端末機及び前記応答者端末機から登録、設定、削除が可能とされた属性情報が記憶される記憶部を有し、前記掲示板手段、前記電子メール中継手段、前記電話中継手段は、前記話題番号付与手段に設けられた前記記憶部に記憶された前記属性情報に基づいて前記話題提供者端末機と前記応答者端末機との間で情報の中継を行うことを特徴とする。
このように、コミュニケーションサーバは、掲示板手段と電子メール中継手段とを備えているので、情報提供電文の送信者は、例えば掲示板手段に掲示された、話題提供電文の送信者が望む情報提供手段により情報提供することができる上、掲示板手段には識別子を用いて電文が掲示される上、電子メールを用いる場合に、電子メール中継手段を介して、識別子により情報のやり取りがなされるのでプライバシーを保持することができる。
また、同一の利用者であっても話題提供電文の話題が変わるごとに異なる識別子が付与されるので、一つの話題毎に独立したコミュニティーができ、参加者のプライバシーを保護しつつ、コミュニケーションを円滑に媒介することができる。
上記の目的を達成する本発明のコミュニケーション方法は、話題提供者端末と、応答者端末と、ネットワークを介して該話題提供者端末機と該応答者端末機との間で情報を媒介するコミュニケーションサーバとを用いてコミュニケーションを行うコミュニケーション方法であって、前記話題提供者端末機から話題提供電文を受信し、前記応答者端末装置から応答電文を受信し、前記話題提供電文に話題提供者を識別する識別子を付与し、前記応答電文に応答者を識別する識別子を付与するとともに、前記話題提供電文及び前記応答電文に話題毎に話題番号を付与する話題番号付与手順と、所定の掲示領域を有し、前記識別子が付与された前記話題提供電文及び前記応答電文を、前記話題番号を単位として、該掲示領域に掲示する掲示板手順と、前記掲示板手段に掲示された前記話題提供電文に付与された前記識別子を宛先とする前記応答電文を前記応答者端末機から受信し、前記識別子を実アドレスに変換して、前記応答電文を該実アドレス宛に送信する電子メール中継手順と、前記掲示板手段に掲示された前記話題提供電文に付与された前記識別子を宛先とする電話の発信を前記応答者端末機から受信し、前記識別子を電話番号に変換して前記応答者端末機からの電話の発信を変換された電話番号あてに中継する電話中継手順とを備え、前記話題番号付与手順は、受信した前記話題提供電文及び前記応答電文の前記話題番号が異なる場合には、既に前記話題提供電文及び前記応答電文に付与された前記識別子に拘らず、新たに前記話題提供電文及び前記応答電文に前記識別子を付与し、前記掲示板手順、前記電子メール中継手順、前記電話中継手順は、前記話題提供者及び前記応答者の個人情報、及び、情報を前記掲示板手順、前記電子メール中継手順、前記電話中継手順のいずれの送信手順を使用して送信するかを示す希望手順情報を含み、前記話題提供者端末機及び前記応答者端末機から登録、設定、削除が可能とされた属性情報に基づいて前記話題提供者端末機と前記応答者端末機との間で情報の中継を行うことを特徴とする。
このように、識別子を用いて電文が掲示されるとともに、電子メールを用いる場合にも、識別子により情報のやり取りがなされるのでプライバシーが保持され、また、話題ごとに話題番号が付与されると共に、電文を送信した利用者には話題が変わるごとに異なる識別子が付与されるので、一つの話題毎に独立したコミュニティーができ、参加者のプライバシーを保護しつつ、コミュニケーションの円滑な媒介ができる。
上記目的を達成するための手段として、本発明は、上記コミュニケーションサーバによる機能を持たせるプログラム、およびそのプログラムを記録した記録媒体とすることもできる。
本発明のコミュニケーションサーバ、コミュニケーション方法およびプログラムによれば、一般利用者が電文を閲覧でき、この電文に対して話題ごとに話題番号が付されるとともに、識別名称などにより掲示板への掲示や電子メールなどのやりとりがなされるのでプライバシーが保持される。そして、話題が変わるごとに新たな識別名称が付与されるので、相談やアドバイスなどのコミュニケーションに安心して参加することができる。
以下に、本発明のコミュニケーションサーバ、コミュニケーション方法およびプログラムの実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
図2は、本発明のコミュニケーションサーバの実施形態を示す概略構成図である。
図2に示すコミュニケーションサーバ(以下、「サーバ」と略称する。)100は、ネットワーク50に接続され、そのネットワーク50を介して複数のパーソナルコンピュータ(本発明の端末機に相当する。以下、「PC」と略称する。)からのアクセスを受けることができる。
ここでは、サーバ100にアクセスすることができる複数のPCのうち、他人からの意見を求める話題を提示する話題提供電文を送信する話題提供者が操作するPC20と、サーバ100の掲示板に提供された話題提供電文に応答する情報提供電文を送信する情報提供者が操作するPC30とが示されている。
サーバ100は、ネットワーク50を介してPC20,30と電文の送受を行い、PC20,30を操作する話題提供者と情報提供者との間の、悩み事などの相談やそれに対するアドバイスなどのコミュニケーションを媒介する機能を有する。
具体的には、サーバ100は、仮想識別名称(以下、「仮想ID」と称する。)を付与し、話題提供電文には一連の話題番号を付与する話題番号付与部110と、電文を掲示する掲示板部120と、掲示された電文の閲覧を制限する閲覧制限部130と、電文を送信した利用者の属性情報などを記憶する個人情報記憶部(本発明の属性情報記憶手段に相当する。)111と、公開情報を記憶する公開情報記憶部112と、通知を受けた仮想IDが付与された利用者を登録する拒否情報登録部150とを備えている。
そして、話題番号付与部110は、PC20,30から送信されたテキストデータからなる電文を受信し、その電文を送信した利用者には仮想識別名称(以下、「仮想ID」と称する。)を付与する。そのとき、話題番号付与部110では話題提供電文には一連の話題番号を付与し、掲示板部120の掲示領域に記録する。また、掲示板部120では、話題提供電文およびその話題提供電文に応答する情報提供電文それぞれに仮想IDを付すとともに、話題番号を単位として掲示領域に話題提供電文および情報提供電文をそれぞれ掲示する。一方、閲覧制限部130では、掲示領域に掲示された話題提供電文および情報提供電文の閲覧を、たとえば仮想IDが付与された利用者などに制限する。
次に、掲示板部120に掲示された話題提供電文に、電子メールによる情報送受を希望する旨が記載され、その記載に則って話題提供電文に応答する電子メールが、仮想IDを宛先として受信される。すると、電子メール中継部140は、その電子メールの発信元を所定の仮想IDに変換するとともに、その電子メールの宛先を実アドレスに変換して送信する。また、個人情報記憶部111は、話題番号付与部110により付与された仮想IDを、その仮想IDが付与された利用者の属性情報として記憶する。一方、拒否情報登録部150は、掲示板部120に掲示された仮想ID、または電子メール中継部140により送信された仮想IDのうち、話題提供電文を送信した利用者(話題提供者)からコミュニケーションを拒否する旨の通知を受けた仮想IDが付与された利用者を登録する。
ここで、話題番号付与部110は、意見を求める話題が異なる場合には、すでに付与された識別子の有無に拘らず、電文を送信した利用者(話題提供者および情報提供者)に新たな識別子を付与する。また、話題提供電文を送信した利用者(話題提供者)のPC20から、コミュニケーション停止のコマンドが投入されたときは、話題提供電文に応答する情報提供電文の受信を停止することができる。そして、電子メール中継部140は、話題提供電文に応答する電子メールの宛先の実アドレスへの変換を中止することができる。
さらに、話題提供電文を送信した利用者のPC20から、掲示板部120に掲示された電文の削除コマンドが投入されたときは、話題番号付与部110は、話題提供電文に付与された話題番号を単位として掲示領域に掲示された話題提供電文および情報提供電文を、掲示板部120に抹消させるか、または閲覧制限部130に話題提供電文を送信した利用者以外の閲覧を制限させることができる。
なお、電文の削除コマンドが投入されたときは、個人情報記憶部111に記憶されたその利用者の属性情報も抹消することができる。
閲覧制限部130は、情報提供電文の閲覧を、その情報提供電文に対応する話題提供電文を送信した利用者に制限することが可能であり、その制限も、話題提供電文を送信した利用者からPCを用いて所定のコマンドが送られた場合に限定することもできる。さらに、秘密モードをあらわすコマンドを設定し、話題提供電文を送信した利用者からそのコマンドの投入を受けて、掲示板部に掲示された話題提供電文および情報提供電文の閲覧を、仮想識IDが付与された利用者に制限してしまうこともできる。ただし、掲示板部120に掲示された話題提供電文および情報提供電文の閲覧が閲覧制限部130によって仮想IDを付与された利用者に制限されている場合であっても、その仮想IDを用いて話題提供者に不要な情報、例えば物品のセールス情報などを提供する情報提供者を排除することはできないので、本実施形態では、拒否情報登録部150に仮想IDを登録すれば、個人情報記憶部111に記憶された属性情報を参照して、話題番号付与部110が、その登録された仮想IDを持った利用者から受信した電文の掲示板部120への掲示をすべて拒絶することができるように構成されている。また、同様にして、電子メール中継部140が電子メールの宛先の実アドレスへの変換を拒絶できるように構成されている。
その場合、拒絶した情報提供者に対しては、サーバからその旨の電子メールを送付することもできるし、送られた電文を破棄することもできる。
図3は、本実施形態のサーバにより話題提供者と情報提供者とのコミュニケーションがプライバシーを保持しつつ媒介される状況を説明する概略図である。
図3に示すように、サーバ100は、ネットワークに接続され、そのネットワークを介して複数のPCからのアクセスを受けることができる。
サーバ100は、掲示板部120と、話題番号付与部110と、個人情報記憶部111と、公開情報記憶部112と、電子メール中継部140と、拒否情報登録部150とを備えている。
話題提供者は、自己のPC20からサーバのアドレスにアクセスし、氏名、住所、電話番号、メールアドレス、情報送受の希望手段を投入すると、話題番号付与部110は、それらの属性情報に基づいて、その話題提供者をコミュニティーの会員として登録し、仮想IDを付与する。そして、属性情報および仮想IDを対応させて個人情報記憶部111に記録するとともに、希望手段を仮想IDと対応させて公開情報記憶部112に記録する。
話題提供者は、仮想IDを用いて掲示板部120に意見を求める話題を記入すると、個人情報記憶部111は、その話題提供電文に話題番号を付与する。このとき、話題提供者にすでに仮想IDが付与されている場合であっても、提供された話題が異なる場合には、新たな話題番号が付与されると共に、新たな仮想IDが付与される。
話題提供者のPC20から記入した話題提供電文は、サーバ100のアドレスにアクセスすれば誰でも参照することができる。そこで、自己のPCからサーバ100のアドレスにアクセスし、掲示板部120に掲示された話題提供文を見て、その話題提供文に応答する情報提供文を掲示板部120に記入したい情報提供者は、氏名、住所、電話番号、メールアドレス、情報送受の希望手段を投入する。話題番号付与部110は、それらの属性情報に基づいて、その情報提供者をコミュニティーの会員として登録し、仮想IDを付与する。そして、属性情報および仮想IDを対応させて個人情報記憶部111に記録するとともに、希望手段を仮想IDと対応させて公開情報記憶部112に記録する。
このとき、情報提供者にすでに仮想IDが付与されている場合であっても、情報提供者が応答する、話題が新たな話題である場合には、新たな仮想IDが付与される。
情報提供者は、仮想IDを用いて、例えば掲示板部120に、応答する話題番号と、情報提供電文を記入する。
ここで、話題提供者または情報提供者が氏名、住所、電話番号、メールアドレス、情報送受の希望手段を投入すると、話題番号付与部110は、それらの属性情報を同時に、自動的に登録することができる。
この情報提供者のPC30から記入した情報提供電文は、例えば話題提供者のみが仮想IDを用いて参照することができる。したがって、例えば情報提供者にとって迷惑となる業者などが迷惑業者のPC40からその情報提供電文を参照することはできないし、情報提供者とコミュニケーションをすることもできない。
しかし、例えば迷惑となる業者が情報提供者として仮想IDを取得し、その仮想IDを用いて、例えば掲示板部120に、応答する話題番号と、例えば宣伝広告電文を記入することや、話題提供者の仮想IDを宛先として電子メール中継部140に、宣伝広告メールを送信することは可能である。
そこで、迷惑となる業者のPC40から記入した宣伝広告電文などを見た話題提供者が、その業者による情報提供を拒否したいときは、例えばその業者が掲示板部120に掲示した仮想IDを拒否情報登録部150に登録する。仮想IDが登録されると、話題番号付与部110はその仮想ID、あるいは個人情報記憶部111に記憶された氏名、電話番号などに基づいて業者を特定することができるので、掲示板部120への再度の情報提供電文の掲示や、電子メール中継部140を用いた情報提供メールの受信を拒絶する。
本実施形態のサーバ100は、掲示板部120と電子メール中継部140とを備えているので、情報提供者は、例えば掲示板部120に掲示された、話題提供者が希望する情報提供手段に基づいて、掲示板部120に情報提供電文を掲示してもよく、あるいは電子メールにより情報提供してもよい。
その場合、掲示板部120には仮想識別名称を用いて電文が掲示される上、掲示される電文の閲覧は、属性情報を登録して仮想識識別名称を取得した利用者のみに制限することも、話題提供者のみに制限することもできるのでプライバシーが保持される。さらに、電子メールを用いる場合についても、電子メール中継部140を介して、仮想識別名称により情報のやり取りがなされるのでプライバシーが保持される。
図4は、いわゆる迷惑業者による情報提供を排除する方法を示す図である。
図4に示すように、サーバ100は、ネットワークに接続され、そのネットワークを介して複数のPCからのアクセスを受けることができる。
サーバ100は、掲示板部120と、話題番号付与部110と、個人情報記憶部111と、公開情報記憶部112と、電子メール中継部140と、拒否情報登録部150とを備えている。
話題提供者は、自己のPC20からサーバ100のアドレスにアクセスし、氏名、住所、電話番号、メールアドレス、情報送受の希望手段を投入すると、話題番号付与部110は、それらの属性情報に基づいて、その話題提供者をコミュニティーの会員として登録し、仮想IDを付与する。そして、属性情報および仮想IDを対応させて個人情報記憶部111に記録するとともに、希望手段を仮想IDと対応させて公開情報記憶部112に記録する。
話題提供者のPC20から仮想IDを用いて掲示板部120に意見を求める話題を記入すると、個人情報記憶部111は、その話題提供電文に話題番号を付与する。
ここで、話題提供者が氏名、住所、電話番号、メールアドレス、情報送受の希望手段を投入すると、話題番号付与部110は、それらの属性情報を同時に、自動的に登録することができる。
話題提供者が記入した話題提供電文は、サーバ100のアドレスにアクセスすれば誰でも参照することができる。そこで、自己のPCからサーバのアドレスにアクセスし、掲示板部120に掲示された話題提供電文を参照することができるので、その話題提供電文に応答して宣伝広告文を掲示板部120に記入したい、いわゆる迷惑業者は、迷惑業者のPC40から氏名、住所、電話番号、メールアドレス、情報送受の希望手段を投入する。話題番号付与部110は、それらの属性情報に基づいて、その迷惑業者をコミュニティーの会員として登録し、仮想IDを付与する。そして、属性情報および仮想IDを対応させて個人情報記憶部に記録するとともに、希望手段を仮想IDと対応させて公開情報記憶部112に記録する。
ここで、公開情報記憶部112に記録された話題提供者の情報送受の希望手段は、迷惑業者も参照することができる。したがって、例えば話題提供者が電子メールによる情報提供を希望し、公開情報記憶部112にその旨記録されている場合には、迷惑業者が掲示板部120に宣伝広告文を記入することができない場合でも、話題提供者の仮想IDを宛先として電子メールを送信することはできるので、迷惑業者のPC40から送信された電子メールは、電子メール中継部140でアドレス変換されて話題提供者のPC20に届いてしまう。
電子メールを受け取った話題提供者がその内容から、明らかに迷惑業者からの情報提供であると判断し、その業者からの以後の情報提供を望まない場合には、その発信元として記録されている、迷惑業者の仮想IDを拒否情報登録部150に登録する。
拒否情報登録部150に迷惑業者の仮想IDが登録されると、話題番号付与部110はその仮想ID、あるいは個人情報記憶部111に記憶された氏名、電話番号などに基づいて業者を特定し、掲示板部120への再度の情報提供電文の掲示や、電子メール中継部140からの情報提供メールの送信を拒絶することができる。
図5及び図6は、話題提供者と情報提供者との間のコミュニケーションの一例を詳細に説明する図であり、図5は、掲示板部を用いたコミュニケーションの一例、図6は、電子メールを用いたコミュニケーションの一例を示す。
図5に示すように、サーバ100は、ネットワークに接続され、そのネットワークを介して複数のPCからのアクセスを受けることができる。
サーバ100は、掲示板部120と、個人情報記憶部111および公開情報記憶部112を有する話題番号付与部110とを備えている。
話題提供者のPC20からサーバ100のアドレスにアクセスし、話題番号付与部110に氏名、住所、電話番号、メールアドレス、情報送受の希望手段を登録する(S−1)。話題番号付与部110は、それらの属性情報に基づいて、その話題提供者をコミュニティーの会員として登録し、仮想IDを付与する(S−2)。属性情報および仮想IDは、対応付けられて個人情報記憶部111に記録され、希望手段および仮想IDは、対応付けられて公開情報記憶部112に記録される。
話題提供者は、仮想IDを用いて掲示板部120に意見を求める話題を記入し、個人情報記憶部111は、その話題提供電文に話題番号を付与する(S−3)。
話題提供者が記入した話題提供電文は、サーバ100のアドレスにアクセスすることにより参照することができるので、情報提供者のPC30からサーバ100のアドレスにアクセスし、掲示板部120に掲示された話題提供文を参照することができる(S−4)。
話題提供文に応答する情報提供文を掲示板部120に記入したい情報提供者は、氏名、住所、電話番号、メールアドレス、情報送受の希望手段を登録する(S−5)。話題番号付与部110は、それらの属性情報に基づいて、その情報提供者をコミュニティーの会員として登録し、仮想IDを付与する(S−6)。そして、属性情報および仮想IDを対応させて個人情報記憶部111に記録する。情報提供者は、公開情報記憶部112から、話題提供者が希望する情報提供手段の情報を取得する(S−7)。
ここでは、その情報提供希望手段が掲示板であることから、情報提供者は、取得した仮想IDを用いて、情報提供する話題番号を付して掲示板部120に情報提供電文を記入する(S−8)。
話題提供者は、情報提供者が記入した情報提供電文を参照し(S−9)、さらに関連する相談事項などを記入したいときは、すでに取得している仮想IDおよび話題番号を用いて掲示板部にその相談事項などを記入する(S−10)。
情報提供者は、話題提供者が記入した話題提供文を参照することができる(S−11)。
ここで、話題提供者が提供した、話題番号が付された話題提供電文および情報提供電文を、話題提供者が削除したいときは、PCから削除コマンドを投入する(S−12)。
ここでは、削除コマンドを用いて掲示された電文を削除しているが、閲覧制限部により、話題提供者以外には閲覧を制限させることもできる。
このとき、すでに話題提供文を参照した情報提供者が、情報提供電文を掲示板部120に掲示しようとして、自己の仮想IDと話題番号を記入すると、その話題番号は、話題提供者によって削除するようにコマンドが投入されているため、掲示板部120はその情報提供電文の記入を拒絶する(S−13)。
ここで、話題提供者が削除コマンドを投入したときは、個人情報記憶部111に記憶された、その話題提供者の属性情報を抹消することにより、プライバシーを保護することができる。
図6に示すように、サーバ100は、ネットワークに接続され、そのネットワークを介して複数のPCからのアクセスを受けることができる。
サーバ100は、掲示板部120と、個人情報記憶部111および公開情報記憶部112を有する話題番号付与部110と、電子メール中継部140とを備えている。
話題提供者のPC20からサーバ100のアドレスにアクセスし、話題番号付与部110に氏名、住所、電話番号、メールアドレス、情報送受の希望手段を登録する(S−21)。話題番号付与部110は、それらの属性情報に基づいて、その話題提供者をコミュニティーの会員として登録し、仮想IDを付与する(S−22)。属性情報および仮想IDは、対応付けられて個人情報記憶部111に記録され、希望手段および仮想IDは、対応付けられて公開情報記憶部112に記録される。
話題提供者は、仮想IDを用いて掲示板部120に意見を求める話題を記入し、個人情報記憶部111は、その話題提供電文に話題番号を付与する(S−23)。
話題提供者が記入した話題提供電文は、サーバ100のアドレスにアクセスすることにより参照することができるので、情報提供者のPC30からサーバ100のアドレスにアクセスし、掲示板部120に掲示された話題提供文を参照することができる(S−24)。
話題提供文に応答する情報提供文を掲示板部120に記入したい情報提供者は、氏名、住所、電話番号、メールアドレス、情報送受の希望手段を登録する(S−25)。話題番号付与部110は、それらの属性情報に基づいて、その情報提供者をコミュニティーの会員として登録し、仮想IDを付与する(S−26)。そして、属性情報および仮想IDを対応させて個人情報記憶部111に記録する。情報提供者は、公開情報記憶部112から、話題提供者が希望する情報提供手段の情報を取得する(S−27)。
ここでは、その情報提供希望手段が電子メールであることから、情報提供者は、取得した仮想IDを用いて、情報提供する話題番号を付してサーバ100のアドレス(b)に電子メールを送信する(S−28)。
電子メール中継部140は、個人情報記憶部111に記憶された属性情報を参照する。そして、電子メールの発信元を情報提供者の仮想IDに変換するとともに宛先を話題提供者の実アドレス(c)に変換し、その電子メールを話題提供者に送信する(S−29)。
このように、情報提供電文が、発信元、送信する宛先ともに仮想IDを用いて電子メールで送信されるので、双方のプライバシーが保護される。
ここで、話題提供電文を送信した利用者のPC20から中止を指示するコマンドが投入されたときに、話題番号付与部110は、情報提供者のPC30からの話題提供電文に応答する情報提供電文の受信を中止し、電子メール中継部140は、話題提供電文に応答する電子メールの宛先の実アドレスへの変換を中止することができる。
図7は、個人情報記憶部および公開情報記憶部それぞれに記憶されたデータの構造を示す図である。
図7に示すように、個人情報記憶部111に記憶された仮想ID111aおよび情報希望手段111bに関するデータをコピーしたものが公開情報記憶部112に記憶された仮想ID112aおよび情報希望手段112bに該当する。
個人情報記憶部111には、仮想ID111aおよび情報希望手段111bのほか、このコミュニティーに参加する利用者の氏名111c、掲示板の利用の可否111d、電子メールのアドレス111f、および電話番号111gが記憶され、掲示板の利用の可否111dは、2値で表されている。また、仮想ID111aは、例えばアルファベットと数字とを組み合わせものなどを用いることができる。さらに、希望手段111bとしては、例えば掲示板;「0」、電子メール;「1」、電話;「2」など数値化して表すことができる。
図8は、拒否情報記憶部に記憶されたデータの構造を示す図である。
図8に示す拒否情報記憶部150には、話題提供者の仮想ID150a毎に、拒否対象の情報提供者の仮想ID150cが記録されている。
ここで、ここに記録された拒否対象の情報提供者の仮想ID150cと異なる仮想IDであっても、話題番号付与部、あるいは電子メール中継部は、記録された仮想IDから個人情報記憶部に記憶された属性情報を参照して、同一利用者である場合には掲示板部への掲示や、電子メールの受信を拒絶することができる。
ここでは話題提供者の仮想ID150aが、さらに掲示板それぞれを識別する掲示板のID150bごとに分類されて記録されており、掲示板のID150bごとに拒否情報を設定できるように構成されているが、必ずしもこのように分類する必要はない。
図9は、話題番号付与部におけるデータの構造と掲示板部におけるデータの構造との関係を示す図である。
図9に示す話題番号付与部110におけるデータは、掲示板のID110aと、掲示板部120に電文を書き込む書き込み者(話題提供者および情報提供者)の仮想ID110bと、書き込んだ電文の公開の可否110cを示す2値情報とにより構成されている。掲示板のID110aは、例えば話題番号を基本にして、その話題番号が付された話題に基づいて話題提供者と情報提供者とのやりとりの都度、枝番号が付されることにより、特定の話題に対する履歴がわかるように構成されている。
ここで、公開の可否110cを示す2値情報は、話題提供者が話題提供電文を登録するとき、あるいは情報提供電文を参照してさらに関連する相談をするために電文を登録するときに、情報提供電文を公開するか、非公開にするかを判断して指定することができる。
一方、掲示板部120におけるデータは、掲示板のID120aと、書き込まれた電文に付されたタイトル120bと、記事120cとにより構成され、掲示板のID120aは、話題番号付与部110における掲示板のID110aがコピーされて記録される。
したがって、話題番号付与部110に記録された掲示板のID120aには話題番号を基本とした枝番号が付されているので、同じ話題番号ごとに配列させて記録することができる。
図10は、閲覧制限部におけるデータの構造を示す図である。
図10に示す閲覧制限部130におけるデータは、話題番号付与部110における、書き込んだ電文の公開の可否110cを示す2値情報のうち、話題提供者によって非公開とされた情報提供者の仮想ID130cのリストを、話題提供者の仮想ID130aを単位として、掲示板のID130bごとに分類したものである。
図11は、掲示板部に掲示された電文に対する参照資格を一例として示す図である。
図11に示す掲示板部120には、仮想IDが「A0001」の話題提供者21と、仮想IDが「A1234」の情報提供者31とがアクセスしている。
掲示板部120の各掲示板には、上段に掲示板のID120a、タイトル120b、電文を書き込んだ利用者の仮想ID120dがそれぞれ記録され、下段の記事120cに話題提供電文、あるいは情報提供電文が記録されている。星印が付された最上段の電文121は、話題提供電文で、掲示板のID120aである「001」は、話題番号に相当し、利用者の仮想ID120dには話題提供者21の仮想ID「A0001」が記録されている。2段目の電文122は、情報提供電文で、掲示板のID120aは、話題番号に枝番号「001」が付され、利用者の仮想ID120dには情報提供者31の仮想ID「A1234」が記録されている。3段目の電文123は、話題提供電文で、掲示板のID120aは、話題番号に2連の枝番号「001−001」が付され、利用者の仮想ID120dには話題提供者21の仮想ID「A0001」が記録されている。4段目の電文124は、☆印が付された最上段の話題提供電文に応える情報提供電文で、掲示板のID120aは、話題番号に枝番号「001」が付され、利用者の仮想ID120dには情報提供者31の仮想ID「X0001」が記録されている。
5段目の電文125は、星印が付された新たな話題提供電文で、掲示板のID120aである「002」は、話題番号に相当し、利用者の仮想ID120dには異なる話題提供者の新たな仮想ID「A0002」が記録されている。6段目の電文126は、情報提供電文で、掲示板のID120aは、話題番号に枝番号「001」が付され、利用者の仮想ID120dには新たな情報提供者の仮想ID「B0001」が記録されている。
掲示板部120から、矢印を付した引き出し線により話題提供者21側および情報提供者31側にそれぞれ引き出されて形成された表22、32は、話題提供者21および情報提供者31それぞれが参照することができる電文のリストを示している。
仮想ID「A0001」の話題提供者21は、自身が掲示した仮想ID「A0001」が利用者の仮想ID120dに記録された電文121,123,124および自身が提供した話題番号「001」に枝番号が付された掲示板のID120aを有する電文122を閲覧することができる。また、別の話題提供者が掲示した星印が付された新たな話題番号「002」が付された話題提供電文125は閲覧できるが、その話題提供電文に応答する情報提供電文126は閲覧できない。
一方、仮想ID「A1234」の情報提供者31は、星印が付された新たな話題提供電文121、125、自身が掲示した仮想ID「A1234」が付された電文122およびその電文を参照した話題提供者による仮想ID「A0001」が付された電文123は閲覧できるが、その他の電文124、126は閲覧できない。
図12は、話題提供者および情報提供者双方に共通の処理フローを示す図である。
図12に示すように、PCからネットワークを介してサーバにアクセスすると(S31)、サーバは、ジョブが終了(S32)、登録(S33)、変更(S34)、削除(S35)の何れに該当するかを判断し、何れにも該当しないときは、話題提供者であるか情報提供者である場合にはジョブを続行し、話題提供者および情報提供者ではない場合には話題提供者の処理(図13)、あるいは情報提供者の処理(図14)を行う(S36)。ジョブが削除であるときは、個人情報記憶部に記憶された属性情報を削除し(S38)、ジョブを続行する。
ここで、属性情報を削除する場合には、その話題提供者によって拒否情報登録部に登録された、いわゆる迷惑業者の情報も削除することができる。
ジョブが変更であるときは、個人情報記憶部に記憶された属性情報を変更し(S37)、ジョブを続行する。また、ジョブが登録であるときは、話題番号付与部に個人情報を登録する(S39)。そのとき、登録される個人情報が2重登録であるか否かが判定され(S41)、2重登録であるときはエラー表示がなされ(S41)、終了か否かを判断する(S32)。
一方、2重登録ではないときには、仮想IDが付与され(S42)、ジョブを続行する。
ここで、2重登録とは、同じ電子メールアドレス、または同じ電話番号がすでに登録されている状態をいう。
図13は、話題提供者の処理フローを示す図である。
図13に示すように、話題提供者が操作するPCからネットワークを介してサーバにアクセスすると、掲示板一覧が表示され、サーバは、話題提供者の指示待ちとなる(S51、S52)。ジョブを終了する場合(S53)を除き、話題提供電文を作成する場合(S54)は、その作成が、話題番号の付与を伴う、最初の話題を提供するとき(S55)は、掲示板のIDに枝番号がつかないメインの掲示板に電文を書き込む(S56)。最初の話題に関連する話題を提供するとき(S55)は、提供掲示板のIDに枝番号のつくサブ掲示板に電文を書き込む(S57)。
一方、話題提供電文の作成に該当せず(S54)、掲示板に書き込んだ電文を削除するとき(S58)は、選択した話題の配下にある掲示板の話題提供電文および情報提供電文を削除する(S59)。また、電文の削除に非該当のときは、選択した掲示板を表示する(S60)。
図14は、情報提供者の処理フローを示す図である。
図14に示すように、情報提供者が操作するPCからネットワークを介してサーバにアクセスすると、掲示板一覧が表示され、サーバは、情報提供者の指示待ちとなる(S71、S72)。ジョブを終了する場合(S73)を除き、情報提供電文を作成する場合(S74)は、提供掲示板のIDに枝番号のつくサブ掲示板に電文を書き込む(S75)。
ここで、掲示板に電文を書き込むときに、書き込んだ電文を話題提供者以外に公開するか、非公開にするかの選択を行い、非公開にする場合には、話題提供者以外の参照を拒絶する設定を行うことができる。
一方、情報提供電文の作成に該当せず(S74)、掲示板に書き込んだ電文を削除するとき(S76)は、選択した掲示板の情報提供電文を削除する(S77)。また、電文の削除に非該当のときは、選択した掲示板を表示する(S78)。
(第2の実施形態)
第2の実施形態は、第1の実施形態に比べると、話題提供者が情報提供手段として電話を希望するときに、情報提供者からの電話を仮想識別名称により話題提供者に取り次ぐ電話中継手段を備えている点が相違する。しかし、それ以外の点は共通するので、相違点を中心にして説明する。
図15は、話題提供者と情報提供者との間の電話を用いたコミュニケーションの一例を説明する図である。
図15に示すサーバ100は、ネットワークを介して複数のPCからのアクセスを受けることができる。
サーバ100は、ネットワークを介してPC20,30と電文の送受を行い、PC20,30を操作する話題提供者と情報提供者との間の、悩み事などの相談やそれに対するアドバイスなどのコミュニケーションを媒介する機能を有する。
具体的には、PC20,30から送信されたテキストデータからなる電文を受信し、その電文を送信した利用者には仮想識別名称である仮想IDを付与する話題番号付与部110と、テキストデータを記録する掲示領域を有し、話題提供電文およびその話題提供電文に応答する情報提供電文それぞれに仮想IDを付すとともに、話題番号を単位として掲示領域に話題提供電文および情報提供電文をそれぞれ掲示する掲示板部120と、掲示板部120に掲示された話題提供電文に、電話による情報送受を希望する旨記載され、その記載に則って話題提供電文に応答する電話が、仮想IDを宛先として受信されたときに、その電話の宛先を話題提供者の電話番号に変換し、情報提供者の仮想識別名称を音声合成によりガイダンスする電話中継部145と、話題番号付与部110により付与された仮想IDを、その仮想IDが付与された利用者の、属性情報と対応させて記憶する個人情報記憶部111と、話題番号付与部110により付与された仮想IDおよび利用者が情報送受する希望手段を記憶する公開情報記憶部112とを備えている。
ここで、希望手段には、例えばIP電話を指定することもできる。その場合、例えば情報提供者は、電話中継部145に電話して話題提供者の仮想IDをプッシュボタンを用いて押釦すると、電話中継部145は、個人情報記憶部111からその仮想IDに対応する電話番号を検索し、情報提供者の電話をその電話番号あてに転送する。そして、話題提供者の電話番号に対して応答があると、その電話が情報提供者からの電話である旨や情報提供者の仮想識別名称を合成された音声でコミュニケーションサーバを経由した本発明の仕組みからの電話であることを明確にするためにガイダンスする。そして、話題提供者がその情報を受け取る意思がある場合には、例えばプッシュボタンの所定の数字を押釦する。
話題番号付与部110は、話題が異なる場合には、すでに付与された識別子の有無に拘らず、電文を送信した利用者(話題提供者および情報提供者)に新たな識別子を付与する。また、話題提供電文を送信した利用者(話題提供者)のPC20から、コミュニケーション中止のコマンドが投入されたときは、話題提供電文に応答する情報提供電文の受信を中止することができる。そして、電話中継部145は、話題提供電文に応答する電話番号への変換を中止することができる。
さらに、話題提供電文を送信した利用者のPC20から、掲示板部120に掲示された電文の削除コマンドが投入されたときは、話題番号付与部110は、話題提供電文に付与された話題番号を単位として掲示領域に掲示された話題提供電文および情報提供電文を、掲示板部120に抹消させることができる。
なお、電文の削除コマンドが投入されたときは、個人情報記憶部111に記憶されたその利用者の属性情報も抹消することができる。
話題提供者のPC20からサーバ100のアドレスにアクセスし、話題番号付与部110に氏名、住所、電話番号、メールアドレス、情報送受の希望手段を登録する(S−101)。話題番号付与部110は、それらの属性情報に基づいて、その話題提供者をコミュニティーの会員として登録し、仮想IDを付与する(S−102)。属性情報および仮想IDは、対応付けられて個人情報記憶部111に記録され、希望手段および仮想IDは、対応付けられて公開情報記憶部112に記録される。
話題提供者は、仮想IDを用いて掲示板部120に例えば意見を求める話題を記入し、個人情報記憶部111は、その話題提供電文に話題番号を付与する(S−103)。
話題提供者が記入した話題提供電文は、サーバ100のアドレスにアクセスすることにより参照することができるので、情報提供者のPC30からサーバ100のアドレスにアクセスし、掲示板部120に掲示された話題提供文を参照することができる(S−104)。
話題提供文に応答する情報提供文を掲示板部120に記入したい情報提供者は、氏名、住所、電話番号、メールアドレス、情報送受の希望手段を登録する(S−105)。話題番号付与部110は、それらの属性情報に基づいて、その情報提供者をコミュニティーの会員として登録し、仮想IDを付与する(S−106)。そして、属性情報および仮想IDを対応させて個人情報記憶部111に記録する。情報提供者は、公開情報記憶部112から、話題提供者が希望する情報提供手段の情報を取得する(S−107)。
本実施形態では、その情報提供希望手段が電話であることから、情報提供者は、取得した仮想IDを用い、電話中継部145の(03−111−2222)に電話する(S−108)。電話中継部145は、合成音声により情報提供する話題番号や、仮想IDを尋ね、確認する。そして、個人情報記憶部111に記憶された属性情報を参照する。そして、電話の発信元を情報提供者の仮想IDに変換するとともに、宛先を話題提供者の電話番号(03−123−4567)に変換し、その電話を話題提供者に転送する(S−109)。
ここで、この情報提供者のPC30から記入した情報提供電文は、例えば話題提供者のみが仮想IDを用いて参照することができる。したがって、例えば情報提供者にとって迷惑となる業者などが迷惑業者のPC40からその情報提供電文を参照することはできないし、情報提供者とコミュニケーションをすることもできない。
しかし、例えば迷惑となる業者が情報提供者として仮想IDを取得し、その仮想IDを用いて、電話中継部145に、商品の勧誘を行うことは可能である。
そこで、迷惑となる業者から仮想IDを用いて電話がなされた場合に、その業者による情報提供を拒否したいときは、例えばその業者の仮想IDを拒否情報登録部150に登録する。仮想IDが登録されると、話題番号付与部110はその仮想ID、あるいは個人情報記憶部111に記憶された氏名、電話番号などに基づいて業者を特定することができるので、電話中継部145を用いた情報提供を取り次がないようにすることができる。
話題提供電文を送信した利用者のPC20から中止を指示するコマンドが投入されたときは、電話中継部145は、話題提供者への電話の転送を中止することができる。
図16は、電子メール中継部と電話中継部との相互関係を示す処理フローである。
図16に示すように、話題提供電文を閲覧した情報提供者から情報提供があり(S111)、その情報提供が電子メールの場合(S112)には、個人情報記憶部を参照してその電子メールで宛先として指定された仮想IDを検索する(S113)。宛先が記憶されていない場合(S114)にはエラー通知される(S116)。宛先が記憶されている場合には(S114)、発信元を電子メール中継部とし、情報提供者の仮想IDを付加するとともに、宛先を話題提供者の実アドレスに変換してその電子メールを送信する(S115)。 一方、情報提供が電子メールではなく、電話である場合(S112)には、音声ガイダンスにしたがってプッシュ釦により押された仮想IDに基づいて個人情報記憶部を参照し、情報提供者の仮想IDを確認するとともに、宛先として指定された仮想IDを検索する(S117)。宛先が記憶されていない場合(S118)にはエラー通知される(S121)。宛先が記憶されている場合には(S118)、話題提供者の電話番号に電話をかけ、応答があった場合には合成された音声により情報提供者の仮想IDと情報提供である旨が伝達される(S119)。通話内容を音声パケットに変換し、情報提供者と話題提供者の会話を中継する(S120)。
図17は、情報提供者の処理フローを示す図である。
図17に示すように、情報提供者が操作するIP電話機からネットワークを介してサーバにアクセスすると、掲示板一覧が表示され、サーバは、情報提供者の指示待ちとなる(S131)。ジョブを終了する場合(S132)を除き、情報提供電文を作成する場合(S133)で、掲示板により情報提供する場合(S134)は、IDに枝番号のつくサブ掲示板に電文を書き込む(S135)。
情報提供が掲示板ではなく、電子メールである場合(S136)は、電子メールにより電文を作成し、掲示板に指定されたアドレスに送信する(S137)。
情報提供が、掲示板および電子メールではなく、電話である場合(S136)は、掲示板に指定された電話番号に電話する(S138)。
一方、情報提供電文の作成に該当せず(S133)、掲示板に書き込んだ電文を削除するとき(S139)は、選択した掲示板の情報提供電文を削除する(S140)。また、電文の削除に非該当であり、掲示板を選択するとき(S141)は、選択した掲示板を表示する(S142)。また、掲示板の選択に非該当にときは(S141)は、情報提供者の指示待ちとなる(S131)。
このように、話題提供者が掲示板や電子メールによらず仮想IDによる電話のコミュニケーションを希望する場合であっても、電話中継部が仮想IDを確認して所定の電話番号に変換して取り次ぐのでプライバシーが保持される。
このように、情報提供者、話題提供者ともに電話番号や氏名を伏せたまま、仮想IDを用いてやり取りすることができるので電話による場合にも双方のプライバシーが保護される。
悩み事の相談などを行う従来のシステム(たとえば電子相談室サービス)の一例を示す概念図である。 本発明のコミュニケーションサーバの実施形態を示す概略構成図である。 本実施形態のサーバにより話題提供者と情報提供者とのコミュニケーションがプライバシーを保持しつつ媒介される状況を説明する概略図である。 一般利用者による情報提供を排除する方法を示す図である。 話題提供者と情報提供者との間のコミュニケーションの一例を詳細に説明する図である。 話題提供者と情報提供者との間のコミュニケーションの一例を詳細に説明する図である。 個人情報記憶部および公開情報記憶部それぞれに記憶されたデータの構造を示す図である。 拒否情報記憶部に記憶されたデータの構造を示す図である。 話題番号付与部におけるデータの構造と掲示板部におけるデータの構造との関係を示す図である。 閲覧制限部におけるデータの構造を示す図である。 掲示板部に掲示された電文に対する参照資格を一例として示す図である。 話題提供者および情報提供者双方に共通の処理フローを示す図である。 話題提供者の処理フローを示す図である。 情報提供者の処理フローを示す図である。 話題提供者と情報提供者との間の電話を用いたコミュニケーションの一例を説明する図である。 電子メール中継部と電話中継部との相互関係を示す処理フローである。 情報提供者の処理フローを示す図である。
符号の説明
100 サーバ
2 掲示板
2a 個人情報
2b 記事欄
2c、120a タイトル
d、110a、120a、130a、150a 掲示板のID
20 話題提供者のPC
21 話題提供者
22、32 表
30 情報提供者のPC
31 情報提供者
40 迷惑業者のPC
50 ネットワーク
110 話題番号付与部
110b 書込者の仮想ID
110c 公開の可否
111 個人情報記憶部
111a、112a 仮想ID
111b、112b 希望手段
111c 名前
111d 掲示板の利用の可否
111f メールのアドレス
111g 電話番号
112 公開情報記憶部
120 掲示板部
120c 記事
121〜126 電文
130 閲覧制限部
130a、150a 話題提供者の仮想ID
130c、150c 情報提供者の仮想ID
140 電子メール中継部
145 電話中継部
150 拒否情報登録部

Claims (10)

  1. ネットワークを介して話題提供者端末機と応答者端末機との間で情報を媒介するコミュニケーションサーバであって、
    前記話題提供者端末機から話題提供電文を受信し、前記応答者端末装置から応答電文を受信し、前記話題提供電文に話題提供者を識別する識別子を付与し、前記応答電文に応答者を識別する識別子を付与するとともに、前記話題提供電文及び前記応答電文に話題毎に話題番号を付与する話題番号付与手段と、
    所定の掲示領域を有し、前記識別子が付与された前記話題提供電文及び前記応答電文を、前記話題番号を単位として、該掲示領域に掲示する掲示板手段と、
    前記掲示板手段に掲示された前記話題提供電文に付与された前記識別子を宛先とする前記応答電文を前記応答者端末機から受信し、前記話題提供電文に付与された前記識別子を実アドレスに変換して、前記応答電文を該実アドレス宛に送信する電子メール中継手段と、
    前記掲示板手段に掲示された前記話題提供電文に付与された前記送信者識別子を宛先とする電話の発信を前記応答者端末機から受信し、前記送信者識別子を電話番号に変換して前記応答者端末機からの電話の発信を変換された電話番号あてに中継する電話中継手段とを備え、
    前記話題番号付与手段は、受信した前記話題提供電文及び前記応答電文の前記話題番号が異なる場合には、既に前記話題提供電文及び前記応答電文に付与された前記識別子に拘らず、新たに前記話題提供電文及び前記応答電文に識別子を付与するとともに、前記話題提供者及び前記応答者の個人情報、及び、情報を前記掲示板手段、前記電子メール中継手段、前記電話中継手段のいずれの送信手段を使用して送信するかを示す希望手段情報を含み、前記話題提供者端末機及び前記応答者端末機から登録、設定、削除が可能とされた属性情報が記憶される記憶部を有し、
    前記掲示板手段、前記電子メール中継手段、前記電話中継手段は、前記話題番号付与手段に設けられた前記記憶部に記憶された前記属性情報に基づいて前記話題提供者端末機と前記応答者端末機との間で情報の中継を行うことを特徴とするコミュニケーションサーバ。
  2. 前記電話中継手段は、中継先に合成された音声により所定のガイダンスを行うことを特徴とする請求項1記載のコミュニケーションサーバ。
  3. 前記情報提供電文及び前記応答電文の受信を行わない前記識別子が登録される拒否情報登録手段を備えたことを特徴とする請求項1記載のコミュニケーションサーバ。
  4. 前記掲示手段は、前記拒否情報登録手段に登録された前記識別子が付与された前記話題提供電文及び前記応答電文を前記掲示領域に掲示せず、
    前記電子メール中継手段は、前記拒否情報登録手段に登録された前記識別子が付与された前記話題提供電文及び前記応答電文の電子メールを送信しないことを特徴とする請求項記載のコミュニケーションサーバ。
  5. 前記掲示板手段は、前記話題提供者端末機からの指示により、前記掲示板に掲示される前記話題提供電文の閲覧を制限する閲覧制限手段を備えたことを特徴とする請求項1記載のコミュニケーションサーバ。
  6. 前記閲覧制限手段は、前記掲示板手段に掲示された前記話題提供電文の閲覧を特定の識別子からの閲覧に制限することを特徴とする請求項記載のコミュニケーションサーバ。
  7. 前記話題番号付与手段は、前記話題提供者端末機からの停止指示を受けて、前記話題提供電文に応答する前記応答電文の受信を停止し、
    前記電子メール中継手段は、前記話題提供電文に応答する前記応答電文の電子メールの宛先の実アドレスへの変換を停止することを特徴とする請求項1記載のコミュニケーションサーバ。
  8. 前記話題番号付与手段は、前記話題提供者端末機からの削除指示を受けて、前記話題番号を単位に前記掲示領域に掲示された前記話題提供電文及び前記応答電文を前記掲示板から削除することを特徴とする請求項1記載のコミュニケーションサーバ。
  9. 話題提供者端末と、応答者端末と、ネットワークを介して該話題提供者端末機と該応答者端末機との間で情報を媒介するコミュニケーションサーバとを用いてコミュニケーションを行うコミュニケーション方法であって、
    前記話題提供者端末機から話題提供電文を受信し、前記応答者端末装置から応答電文を受信し、前記話題提供電文に話題提供者を識別する識別子を付与し、前記応答電文に応答者を識別する識別子を付与するとともに、前記話題提供電文及び前記応答電文に話題毎に話題番号を付与する話題番号付与手順と、
    所定の掲示領域を有し、前記識別子が付与された前記話題提供電文及び前記応答電文を、前記話題番号を単位として、該掲示領域に掲示する掲示板手順と、
    前記掲示板手段に掲示された前記話題提供電文に付与された前記識別子を宛先とする前記応答電文を前記応答者端末機から受信し、前記識別子を実アドレスに変換して、前記応答電文を該実アドレス宛に送信する電子メール中継手順と、
    前記掲示板手段に掲示された前記話題提供電文に付与された前記識別子を宛先とする電話の発信を前記応答者端末機から受信し、前記識別子を電話番号に変換して前記応答者端末機からの電話の発信を変換された電話番号あてに中継する電話中継手順とを備え、
    前記話題番号付与手順は、受信した前記話題提供電文及び前記応答電文の前記話題番号が異なる場合には、既に前記話題提供電文及び前記応答電文に付与された前記識別子に拘らず、新たに前記話題提供電文及び前記応答電文に前記識別子を付与し、
    前記掲示板手順、前記電子メール中継手順、前記電話中継手順は、前記話題提供者及び前記応答者の個人情報、及び、情報を前記掲示板手順、前記電子メール中継手順、前記電話中継手順のいずれの送信手順を使用して送信するかを示す希望手順情報を含み、前記話題提供者端末機及び前記応答者端末機から登録、設定、削除が可能とされた属性情報に基づいて前記話題提供者端末機と前記応答者端末機との間で情報の中継を行うことを特徴とするコミュニケーション方法。
  10. ネットワークを介して話題提供者端末機と応答者端末機との間で情報を媒介するコミュニケーションサーバに、
    前記話題提供者端末機から話題提供電文を受信し、前記応答者端末装置から応答電文を受信し、前記話題提供電文に話題提供者を識別する識別子を付与し、前記応答電文に応答者を識別する識別子を付与するとともに、前記話題提供電文及び前記応答電文に話題毎に話題番号を付与する話題番号付与手段と、
    所定の掲示領域を有し、前記識別子が付与された前記話題提供電文及び前記応答電文を、前記話題番号を単位として、該掲示領域に掲示する掲示板手段と、
    前記掲示板手段に掲示された前記話題提供電文に付与された前記識別子を宛先とする前記応答電文を前記応答者端末機から受信し、前記識別子を実アドレスに変換して、前記応答電文を変換された該実アドレス宛に送信する電子メール中継手段と、
    前記掲示板手段に掲示された前記話題提供電文に付与された前記識別子を宛先とする電話の発信を前記応答者端末機から受信し、前記識別子を電話番号に変換して前記応答者端末機からの電話の発信を変換された電話番号あてに中継する電話中継手段としての機能を持たせるとともに、
    前記話題番号付与手段は、受信した前記話題提供電文及び前記応答電文の前記話題番号が異なる場合には、既に前記話題提供電文及び前記応答電文に付与された前記識別子に拘らず、新たに前記話題提供電文及び前記応答電文に前記識別子を付与するとともに、前記話題提供者及び前記応答者の個人情報、及び、情報を前記掲示板手段、前記電子メール中継手段、前記電話中継手段のいずれの送信手段を使用して送信するかを示す希望手段情報を含み、前記話題提供者端末機及び前記応答者端末機から登録、設定、削除が可能とされた属性情報が記憶される記憶部を有し、
    前記掲示板手段、前記電子メール中継手段、前記電話中継手段は、前記話題番号付与手段に設けられた前記記憶部に記憶された前記属性情報に基づいて前記話題提供者端末機と前記応答者端末機との間で情報の中継を行う機能を有することを特徴とするプログラム。
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