JP4252476B2 - エリア管理サーバ、携帯型通信端末、コンテンツ配信方法、及び、コンテンツ配信システム - Google Patents

エリア管理サーバ、携帯型通信端末、コンテンツ配信方法、及び、コンテンツ配信システム Download PDF

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Description

本発明は、エリアに応じたコンテンツを配信するためのエリア管理サーバ、携帯型通信端末、コンテンツ配信方法、及び、コンテンツ配信システムに関する。
従来より、携帯型通信端末の位置情報に応じて、携帯型通信端末のユーザにコンテンツを提供するサービスが行われている。このような従来のコンテンツ配信サービス技術としては、以下のようなものがある。すなわち、携帯型通信端末が位置情報を取得する毎に無線通信回線を利用してリアルタイムに位置情報をネットワーク上のシステムへ送信する。そして、ネットワーク上のシステムにおいて、その都度位置情報に対応したコンテンツの検索処理を行い、現在の携帯型通信端末の位置に対応するコンテンツや情報を提供する。
このような従来技術では、利用者数の増加に伴い、無線通信回線やシステムのリソースが占有される傾向にあった。また、携帯型通信端末は、位置情報を取得する毎に位置情報を送信するため、通信回数が増加して、利用者の無線通信費用の負担が大きくなる傾向にあった。
このような問題を解決するために、少ない通信回数でユーザがエリアに応じたコンテンツを入手する技術が提案されている(例えば、特許文献1)。特許文献1に開示されている技術内容によれば、携帯型通信端末は、予め、あるセルに位置している場合に利用可能なコンテンツの識別情報と、あるセルの識別情報とが対応付けられた場所表を自端末にダウンロードして記憶しておく。そして、携帯型通信端末は、記憶しておいた場所表のセルに自端末が位置している否かを自端末内で判定する。この結果、自端末がセルに位置していると判断した場合には、携帯型通信端末は、セルの識別情報に対応付けられているコンテンツ識別情報に基づいて、実際のコンテンツをダウンロードする。
このような特許文献1に記載の技術を用いれば、携帯型通信端末は自端末内で判定処理を行うため、携帯型通信端末は自端末の位置情報を逐次サーバに送信する必要がなくなる。従って、無線通信回線の占有や無線通信費用の負担を抑えることができる。
しかしながら、従来におけるエリアに応じたコンテンツ配信サービスにおいては、エリアの定義方法に工夫が見られなかった。例えば、従来においては、ある特定の事業者が、全国やある地域を網羅するように、地図平面をメッシュ状に区切ることによりエリアを定義し、それをサービス提供者に提供していた(例えば、特許文献2参照)。
特開2003−47034号公報(段落0037〜0041) 特開2003−121171号公報(段落0017、図2)
このため、サービス提供者は、特定の事業者より提供される画一的なエリア定義に対して配信すべきコンテンツを対応づけるしかなく、提供するコンテンツの種類や目的に応じて独自にエリアを定義することができなかった。よって、サービス提供者は、エリアに応じた柔軟なサービスを提供することができなかった。
本発明は、以上のような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、エリアに応じたコンテンツ配信サービスにおいて、エリア定義の自由度を高め、多様なコンテンツ配信サービスを実現するエリア管理サーバ、携帯型通信端末、コンテンツ配信方法、及び、コンテンツ配信システムを提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、エリアに応じたコンテンツを提供するエリア管理サーバにおいて、多様な形状及び大きさのエリアが定義されたエリア情報を複数含むエリア定義ファイルを記憶するエリア定義手段と、前記エリア定義手段に記憶されるエリア定義ファイルに含まれるエリア情報各々に対応付けて、該エリア情報で定義されるエリア内に位置する携帯型通信端末に対して提供すべきコンテンツ情報を記憶するエリア対応コンテンツ記憶手段と、携帯型通信端末から前記エリア定義ファイルの取得要求データを受信した場合に、該当するエリア定義ファイルを前記エリア定義手段より取得するエリア定義取得手段と、前記エリア定義ファイル取得手段により取得されたエリア定義ファイルを前記携帯型通信端末に送信するエリア定義送信手段と、前記携帯型通信端末が前記エリア定義送信手段により送信したエリア定義ファイルに含まれるエリア情報で定義されるエリア内に位置している場合に、前記エリア対応コンテンツ記憶手段より取得した、前記エリアに対応するコンテンツ情報を、前記携帯型通信端末に配信するコンテンツ配信手段とを備え、前記エリア定義ファイルには、該エリア定義ファイルの分類を表す分類情報が対応付けられ、前記携帯型通信端末から受信した前記取得要求データには、前記分類情報が含まれ、前記エリア定義取得手段は、前記取得要求データに含まれる分類情報と対応付けられたエリア定義ファイルを、前記エリア定義手段より取得することを特徴とするエリア管理サーバを提供する。
請求項に記載の発明によれば、エリア定義ファイルには、該エリア定義ファイルの分類を表す分類情報が対応付けられているため、携帯型通信端末のユーザは、エリア定義ファイルの分類分けに応じてエリア定義ファイルの要求を行うことができるため、例えば、エリア定義ファイルを目的やコンテンツ提供者に応じて分類分けしておくことで、ユーザはこれらの分類分けに応じてエリア定義ファイルを自由に選択し、携帯型通信端末にダウンロードすることができるため、ユーザは目的や用途に応じたコンテンツ配信サービスを受けることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のエリア管理サーバにおいて、前記エリア定義取得手段により複数のエリア定義ファイルが取得された場合、前記携帯型通信端末のユーザが所望するエリア定義ファイルを前記ユーザに選択させるために、前記取得された複数のエリア定義ファイルの一覧情報を前記携帯型通信端末に送信するエリア定義ファイル一覧送信手段をさらに備えることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のエリア管理サーバにおいて、前記エリア定義ファイルは、該エリア定義ファイルを一意に識別するためのエリア定義ファイル識別子を含み、前記エリア情報は、該エリア情報を含むエリア定義ファイル内において該エリア情報を一意に識別するためのエリア識別子を含み、前記コンテンツ記憶手段は、エリアを一意に特定するための、前記エリア定義ファイル識別子と前記エリア識別子と、に対応付けて前記コンテンツ情報を記憶し、前記コンテンツ配信手段は、前記エリア定義送信手段により送信したエリア定義ファイルに含まれるエリア情報で定義されるエリア内に前記携帯型通信端末が位置している時に、前記エリア定義ファイルに含まれるエリア定義ファイル識別子と前記エリア情報に含まれるエリア識別子とを含むコンテンツ取得要求データを前記携帯型通信端末から受信し、該受信したコンテンツ取得要求データに含まれるエリア定義ファイル識別子とエリア識別子とに対応付けられたコンテンツ情報を前記エリア対応コンテンツ記憶手段より取得し、該取得したコンテンツ情報を前記携帯型通信端末に配信することを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1から3の何れか1項に記載のエリア管理サーバにおいて、前記分類情報には、前記エリア定義ファイルに対応付けられたコンテンツを利用する目的を表す情報と、前記エリア定義ファイルを提供するサービス提供者を表す情報と、前記エリア定義ファイルで定義されたエリアに関連する施設名を表す情報と、前記エリア定義ファイルで定義されたエリアを包括する地域名を表す情報と、前記エリア定義ファイルに対応付けられたコンテンツを利用するユーザが属するグループを表す情報との少なくとも1が含まれることを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、エリア管理サーバは、エリア定義ファイルに様々な分類を対応付けることができるため、サービス提供者は、多様な分類分けによるエリア定義ファイルを作成することができる。ユーザはこれらの分類分けに応じて自由にエリア定義ファイルを選択し携帯型通信端末にダウンロードすることができるため、多様なサービスを提供することができる。
請求項に記載の発明は、エリアに応じたコンテンツの配信サービスを受ける携帯型通信端末において、多様な形状及び大きさのエリアが定義されたエリア情報を複数含むエリア定義ファイルをダウンロードするエリア定義受信手段と、前記エリア定義受信手段によりダウンロードされたエリア定義ファイルのうち、使用するエリア定義ファイルを選択する使用エリア定義選択手段と、前記使用エリア定義選択手段により選択されたエリア定義ファイルに含まれるエリア情報で定義されたエリアに自端末が位置している場合に、該エリア定義ファイルに含まれるエリア情報に対応するコンテンツの取得要求データを送信することにより、該当するコンテンツ情報を受信するコンテンツ受信手段とを備えることを特徴とする携帯型通信端末を提供する。
請求項に記載の発明によれば、携帯型通信端末は、多様なエリア定義ファイルをダウンロードすることができ、ダウンロードされたエリア定義ファイルのうち、使用するエリア定義ファイルを選択することができるため、ユーザが使用するエリア定義ファイルを選択する自由度が増す。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の携帯型通信端末において、前記エリア定義ファイルは、該エリア定義ファイルを一意に識別するためのエリア定義ファイル識別子を含み、前記エリア情報は、該エリア情報を含むエリア定義ファイル内において該エリア情報を一意に識別するためのエリア識別子を含み、前記コンテンツ受信手段は、前記使用エリア定義選択手段により選択されたエリア定義ファイルに含まれるエリア情報で定義されたエリアに自端末が位置している場合に、該エリアを一意に特定するための、前記エリア定義ファイルに含まれるエリア定義ファイル識別子と前記エリア情報に含まれるエリア識別子と、を含むコンテンツ取得要求データを送信することにより、前記エリアに対応するコンテンツ情報を受信することを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項5又は6に記載の携帯型通信端末において、外部からの入力に応じて前記エリア定義ファイルをダウンロードする手動モードと、自端末の位置情報の変化に応じて、該位置情報を含むエリアが定義されたエリア定義ファイルをダウンロードする自動モードとの少なくとも一方のモードを選択するモード選択手段をさらに備えることを特徴とする。
請求項7に記載の発明によれば、携帯型通信端末はモード選択手段を備えているため、ユーザは手動モードと自動モードとのうちのいずれか、または、両方のモードを選択して、携帯型通信端末へエリア定義ファイルを自在にダウンロードすることができる。
請求項8に記載の発明は、携帯型通信端末が位置するエリアに応じたコンテンツを配信するためのコンテンツ配信方法において、エリア管理サーバが、多様な形状及び大きさのエリアが定義されたエリア情報を複数含むエリア定義ファイルと、該エリア定義ファイルの分類を表す分類情報と、各々の前記エリア内に位置する携帯型通信端末に配信すべきコンテンツ情報とを対応付けて記憶するエリア定義ステップと、前記携帯型通信端末が、前記分類情報を含むエリア定義ファイル取得要求データを前記エリア管理サーバに送信するエリア定義ファイル取得要求データ送信ステップと、前記エリア管理サーバが、前記エリア定義ファイル取得要求データを前記携帯型通信端末から受信した場合に、前記エリア定義ステップにおいて記憶された複数のエリア定義ファイルの中から取得した、前記分類情報と対応付けられているエリア定義ファイルを、前記携帯型通信端末に送信するエリア定義ファイル送信ステップと、前記携帯型通信端末が、前記エリア定義ファイル送信ステップにおいて送信されたエリア定義ファイルに含まれるエリア情報で定義されたエリア内に位置している場合に、該エリア定義ファイルに含まれるエリア情報に対応するコンテンツの取得要求データを送信するコンテンツ取得要求送信ステップと、前記エリア管理サーバが、前記コンテンツ取得要求送信ステップにおいて送信された前記コンテンツの取得要求データを受信した場合に、前記エリア定義ステップにおいて記憶された複数のコンテンツに関する情報の中から取得した該当するコンテンツ情報を、前記携帯型通信端末に配信するコンテンツ配信ステップとを有するコンテンツ配信方法を提供する。
請求項9に記載の発明は、携帯型通信端末が位置するエリアに応じたコンテンツを配信するためのコンテンツ配信システムにおいて、エリア管理サーバは、多様な形状及び大きさのエリアが定義されたエリア情報を複数含むエリア定義ファイルと、該エリア定義ファイルの分類を表す分類情報と、各々の前記エリア内に位置する携帯型通信端末に配信すべきコンテンツ情報とを対応付けて記憶するエリア定義手段と、前記携帯型通信端末から、前記分類情報と対応付けられた前記エリア定義ファイルの取得要求データを受信した場合に、前記エリア定義手段により記憶されたエリア定義ファイルの中から取得した、前記分類情報と対応付けられたエリア定義ファイルを、前記携帯型通信端末に送信するエリア定義送信手段と、前記エリア定義送信手段により送信したエリア定義ファイルに含まれるエリア情報で定義されるエリア内に位置する携帯型通信端末から、前記エリア定義ファイルに含まれるエリア情報に対応するコンテンツの取得要求データを受信した場合に、前記エリア定義手段により記憶された複数のコンテンツ情報の中から取得した該当するコンテンツ情報を、前記携帯型通信端末に配信するコンテンツ配信手段とを備え、前記携帯型通信端末は、前記分類情報と対応付けられたエリア定義ファイルをダウンロードするエリア定義受信手段と、前記エリア定義受信手段により受信されたエリア定義ファイルに含まれるエリア情報で定義されるエリア内に自端末が位置している場合に、該エリア定義ファイルに含まれるエリア情報に対応するコンテンツの取得要求データを送信することにより、該当するコンテンツ情報を受信するコンテンツ受信手段とを備えることを特徴とするコンテンツ配信システムを提供する。
請求項8及び9に記載の発明によれば、エリア管理サーバは、分類情報と対応付けて多様な形状及び大きさのエリア定義ファイルを記憶し、携帯型通信端末は、分類情報に応じてエリア定義ファイルをダウンロードし、エリア定義ファイルに応じたコンテンツ配信を受けることができるため、エリア定義の自由度を高め、多様なコンテンツ配信サービスを実現することができる。
本発明によれば、エリア管理サーバは、多様な形状及び大きさのエリアが定義されたエリア情報を複数含むエリア定義ファイルを記憶するため、コンテンツ配信サービスを提供するサービス提供者は、様々な形状や大きさのエリアを定義し、定義したエリアをエリア情報としてエリア管理サーバに登録しておくことができる。このため、サービス提供者は、エリア定義を自由に行うことができ、エリアに応じたコンテンツを効果的に携帯型通信端末に配信することができる。これにより、自由度の高い多様なコンテンツ配信サービスを実現することができる。
次に、図面を参照しながら、本発明を実施するための最良の形態について説明する。なお、以下の説明において参照する各図においては、他の図と同等部分に同一符号が付されている。
以下では、携帯型通信端末1が、自端末1の存在する付近のエリアに関する情報(エリア定義ファイル)を保有し、任意のタイミングで取得する位置情報とエリア定義ファイルのエリア情報とを比較することで、エリア管理サーバからはコンテンツ提供者が提供するコンテンツ情報を、また、コンテンツサーバからはコンテンツを入手できるシステムの実施の形態について説明する。なお、本発明は以下の実施形態例に限定されるものではなく、請求項に示された範囲内において、様々な形態で実施しうる。
[1.構成]
[1.1.全体構成]
図1は、本発明に係るコンテンツ配信システムの構成を示すブロック図である。同図に示すように、コンテンツ配信システムは、自端末1の位置情報を取得でき無線通信ネットワークを利用してデジタルデータの送受信、および当該デジタルデータを表示することのできる携帯型通信端末1と、位置情報に基づくある空間的広がりを持ったエリアを定義するエリア管理サーバ2と、複数のコンテンツ提供者が提供するコンテンツ情報を管理するコンテンツ提供者データベース3と、利用者へ実際のコンテンツを提供するコンテンツサーバ4とを備えている。携帯型通信端末1とエリア管理サーバ2とコンテンツサーバ4とは相互に接続されている。また、コンテンツ提供者データベース3はエリア管理サーバ2と接続されている。
[1.2.エリア管理サーバ]
次に、エリア管理サーバ2の構成について説明する。エリア管理サーバ2は、例えば、WWW(World Wide Web)サーバであり、一般的なコンピュータのハードウェア構成を備えている。具体的には、エリア管理サーバ2は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)とROM(Read Only Memory)とハードディスクとを含む記憶部、及び、通信インターフェースを含んで構成される。
図2は、エリア管理サーバ2の機能ブロック図である。同図に示すように、エリア管理サーバ2は、通信部21、エリア定義部22、エリア管理サーバ制御部23、表示部24、入力部25、及び、コンテンツ提供者DB3を含んで構成される。
エリア定義部22は、ハードディスクと当該ハードディスクに格納されたエリア定義ファイルとを含んで構成される。エリア定義ファイルは、位置情報を中心とした空間的大きさを持つ特定エリアが定義されたエリア情報を複数含む。ここで、位置情報とは、GPS(Global Positioning System)や無線通信ネットワークの基地局や無線タグの設置場所などから得られる緯度及び経度(以下「緯度・経度」という)である。
ここで、本発明に係る「エリア」は、様々な目的やサービスの種類等に分類して定義することができる。また、「エリア」は多様な形状や大きさで定義することができる。
図3には、円形エリアの定義の一例を示す。例えば、1〜6で示される、面積が小さい円形のエリアは、あるサービス提供者が狭い地域毎に観光用のコンテンツを配信するために定義したものである。また、A〜Cで示される、面積が大きい円形のエリアは、例えば、消防署が広いエリア毎の防災用のコンテンツを提供するために定義したものである。このような円形のエリアを特定するための要素として、ここでは、図4に示すように、円の中心点の緯度・経度と半径とを用いる。
以上、円形エリアの定義について説明したが、正方形や菱形を含めた、多様な形状や大きさを有する、地球上のエリアを、図5に示すエリア情報で定義する。同図に示すように、エリア情報は、エリアが存在する地球上の位置を表す「位置」と、エリアの「形状」と、エリアの「大きさ」とを表す情報を含んで構成される。「位置」はエリアの中心の緯度・経度で示される。また、定義されるエリアの「形状」及び「大きさ」としては、例えば、半径rmの円状エリア、長辺am,短辺bmの長方形エリア、長径xm,短径ymの楕円エリア、1辺が1mの正三角形エリア等、あらゆる形状と大きさとを指定することが可能である。
エリア定義部22は、このエリア情報を当該エリア情報を識別するためのエリアIDと関連付けて格納する。そして、エリア定義部22は、周辺の特定エリアを定義した複数のエリア情報を、エリア定義ファイルIDと対応付けることにより、1つのエリア定義ファイルとして管理する。そのため、1つのエリア定義ファイルには、複数のエリア情報が含まれることになる。このように、エリア定義ファイルに複数のエリア情報を含めることで、エリア定義ファイルを作成者毎、エリア毎等に分類して管理することが容易となる。
これらのエリア定義ファイルは、サービス提供者のサーバ等からの登録要求を受けてエリア定義部22に登録される。ここでは、エリアIDは、サービス提供者が独自に採番するため、異なるサービス業者で同一のエリアIDが採番される可能性がある。このため、1つのエリア情報は、エリア定義ファイルID及びエリアIDによって一意に識別されることとなる。
また、エリア定義部22は、各エリア定義ファイルに対して、当該エリア定義ファイルの分類を表す分類情報を対応付けて記憶する。分類情報の一例としては、同5に示すように、「目的」と「グループ」と「地域名」と「サービス提供者名」と「施設名」とが存在する。これらの分類情報は、ユーザの目的に合ったエリア定義ファイルを携帯型通信端末1にダウンロードする際に用いられる。
図2に戻り、コンテンツ提供者DB3はハードディスクに設けられたデータベースである。コンテンツ提供者DB3には、コンテンツ提供者に関する情報や、コンテンツに関する各種情報が格納される。
コンテンツ提供者DB3には、特に、エリア対応コンテンツ記憶領域31が設けられている。エリア対応コンテンツ記憶領域31には、図6に示すように、エリア定義ファイルID及びエリアIDと、当該エリアIDに対応するエリアに携帯型通信端末1が位置している場合に、配信対象となる1又は複数のコンテンツ情報とが記憶されている。ここでのコンテンツ情報とは、コンテンツの内容を説明するための情報と当該コンテンツを提供するコンテンツサーバ4にアクセスするためのリンク情報を含んで構成されている情報である。なお、コンテンツ情報は、実際のコンテンツであってもよい。
次に、図2に示す通信部21は、通信インターフェースを含んで構成され、ネットワークを介して携帯型通信端末1と各種データを送受信する。通信部21は、特に、エリア定義送信機能211と、コンテンツ配信機能212とを備えている。エリア定義送信機能211は、携帯型通信端末1からエリア定義ファイルの取得を要求するためのエリア定義取得要求データを受信した場合に、該当するエリア定義ファイルを携帯型通信端末1に返信する。コンテンツ配信機能212は、携帯型通信端末1からコンテンツの取得を要求するためのコンテンツ取得要求データを受信した場合に、該当するコンテンツ情報を携帯型通信端末1に返信する。
サーバ制御部23は、CPUとハードディスクに記憶されるプログラムとを含んで構成される。CPUがハードディスクに記憶されるプログラムを実行することにより、サーバ制御部23の各種機能が実現される。
サーバ制御部23は、特に、エリア定義取得機能231を備えている。エリア定義取得機能231は、携帯型通信端末1からエリア定義取得要求データを受信した場合に、エリア定義部22より該当するエリア定義ファイルを取得する。
ここで、エリア定義取得要求データには、携帯型通信端末1の位置情報と、エリア定義ファイルの分類情報と、エリア定義ファイルのIDとの少なくとも1が含まれている。
エリア定義取得要求データに携帯型通信端末1の位置情報が含まれている場合には、エリア定義取得機能231は、当該位置情報に基づいて該当するエリア定義ファイルをエリア定義部22より取得する。具体的には、エリア定義取得機能231は、位置情報を含むエリアが定義されているエリア定義ファイルを、エリア定義部22より検索して取得する。
一方、エリア定義取得要求データに分類情報が含まれている場合には、エリア定義取得機能231は、当該分類情報に基づいて該当するエリア定義ファイルをエリア定義部22より取得する。具体的には、エリア定義取得機能231は、エリア定義取得要求データに含まれる分類情報と同一の分類情報をエリア定義部22より検索し、同一の分類情報に対応付けられているエリア定義ファイルを取得する。
一方、エリア定義取得要求データにエリア定義ファイルIDが含まれている場合には、エリア定義取得機能231は、当該エリア定義ファイルIDに基づいて該当するエリア定義ファイルをエリア定義部22より取得する。具体的には、エリア定義取得機能231は、エリア定義取得要求データに含まれるエリア定義ファイルIDと同一のエリア定義ファイルIDをエリア定義部22より検索して、同一のエリア定義ファイルIDで識別されるエリア定義ファイルを取得する。
以上のようにして、エリア定義取得機能231が該当するエリア定義ファイルを取得した場合には、エリア管理サーバ制御部23は、通信部21のエリア定義送信機能211により、取得したエリア定義ファイルを、エリア定義取得要求データ送信元の携帯型通信端末1に送信する。
なお、分類情報や位置情報に基づいてエリア定義部22を検索した結果、エリア定義取得機能231が複数のエリア定義ファイルを取得した場合には、エリア管理サーバ制御部23はエリア定義ファイルの一覧情報を生成し、エリア定義送信機能211により生成した一覧表を送信するようにしてもよい。そして、携帯型通信端末1のユーザに、エリア定義ファイルの一覧表の中から、ダウンロードを希望するエリア定義ファイルを選択させるようにしてもよい。
また、サーバ制御部23は、通信部21が携帯型通信端末1からエリア定義ファイルID及びエリアIDを含むコンテンツ取得要求データを受信した場合には、当該エリア定義ファイルID及びエリアIDに関連付けられたコンテンツ情報を、コンテンツ提供者DB3から検索する。該当するコンテンツ情報がコンテンツ提供者DB3に存在した場合、サーバ制御部23は、通信部21のコンテンツ配信機能212から携帯型通信端末1に対して、該当するコンテンツ情報を送信する。
[1.3.携帯型通信端末]
次に、携帯型通信端末1の構成について説明する。携帯型通信端末1は、一般的な移動通信端末のハードウェア構成を備えている。すなわち、携帯型通信端末1は、全体を制御するCPU、各種ソフトウェアを記憶する不揮発性メモリと揮発性メモリ、無線通信を行う無線通信インターフェース、各種画面を表示するディスプレイ、及び、操作に応じた指令を与える入力キーを含んで構成される。
図7は、携帯型通信端末1の機能ブロック図である。同図に示すように、携帯型通信端末1は、位置情報受信部11、通信部12、端末制御部13、表示部14、入力部15、及び、記憶部16を含んで構成される。
記憶部16は、不揮発性メモリと揮発性メモリとを含んで構成され、各種プログラムやデータを記憶する。記憶部16に記憶されるデータには、エリア定義ファイル、コンテンツ情報、エリア定義ファイルを取得するモードである自動モードと手動モードとの設定値を表すモード情報、及び、自端末1にダウンロードされているエリア定義ファイルのうちどのエリア定義ファイルを使用するかを表す選択情報が含まれる。
ここで、モード情報には、自動モード情報と手動モード情報との各々がオンに設定されているかオフに設定されているかを表す情報が含まれている。ユーザは、携帯型通信端末1の入力キーを操作して所定の情報を入力することで、自動モード情報と手動モード情報との各々をオンにするかオフにするかを設定することができる。自動モード情報がオンに設定されている場合には、携帯型通信端末1の移動(位置の変化)に伴って、自動的に携帯型通信端末1にエリア定義ファイルがダウンロードされる。手動モード情報がオンに設定されている場合には、ユーザが携帯型通信端末1の入力キーを操作して、所望のエリア定義ファイルの分類情報を入力しダウンロード指示を行うことにより、エリア定義ファイルを携帯型通信端末1にダウンロードすることができる。なお、自動モード情報と手動モード情報との両方をオンにすることもオフにすることもできる。
また、記憶部16に記憶されるプログラムには、上記モード情報や選択情報を設定するためのプログラムや、設定されている情報を参照して処理を実行するためのプログラムや、エリア定義ファイルやコンテンツ情報をダウンロードするためのプログラムが含まれている。
位置情報受信部11は、GPSの緯度・経度や無線通信ネットワークの基地局や無線タグの設置場所などから位置情報を取得する。取得した位置情報は端末制御部13で処理され、通信部12からエリア管理サーバ2に送信される。
端末制御部13は、CPUと不揮発性メモリに記憶されたプログラムとを含んで構成される。携帯型通信端末1のCPUが不揮発性メモリに記憶されているプログラムを実行することにより、端末制御部13の各種機能が実現される。端末制御部13は、特に、使用エリア定義選択機能131と、モード選択機能132とを備えている。
使用エリア定義選択機能131は、ユーザが入力部15から使用対象とするエリア定義ファイルを入力したことを検知した場合に、記憶部16に記憶されている複数のエリア定義ファイルから、使用対象とするエリア定義ファイルを特定する。そして、使用エリア定義選択機能131は、特定したエリア定義ファイルのエリア定義ファイルIDと当該エリア定義ファイルに対応付けられている分類情報とを記憶部16に記憶する。なお、分類情報は、ユーザが入力部15から入力することもできる。
モード選択機能132は、ユーザが入力部15から自動モードまたは手動モードの設定入力を行ったことを検知した場合に、記憶部16にユーザの入力情報をモード情報として記憶する。
また、端末制御部13は、位置情報受信部11が位置情報を取得した時に、使用対象のエリア定義ファイルで定義されているエリアと、取得した位置情報との比較処理を行う。取得した位置情報が定義されているエリア内であれば、端末制御部13は、使用対象のエリア定義ファイルのID及びエリアIDを含んだコンテンツ取得要求データを、通信部12のコンテンツ取得要求送信機能122から、エリア管理サーバ2に送信する。
一方、取得した位置情報が使用対象のエリア定義ファイルで定義されているエリアに含まれていなければ、端末制御部13は、記憶部16に記憶されているモード情報により、エリア定義ファイルの取得モードがどのように設定されているかを確認する。確認した結果、自動モードがオンに設定されている場合には、端末制御部13は、取得した位置情報と使用対象のエリア定義ファイルに対応する分類情報とを含むエリア定義取得要求データを、通信部12からエリア管理サーバ2に送信する。一方、自動モードがオフに設定されており、かつ、手動モードがオンに設定されている場合には、ユーザの指示入力によってエリア定義ファイルがエリア管理サーバ2よりダウンロードされるため、ユーザの指示入力があるまで端末制御部13は何もしない。
通信部12は、無線通信インターフェースを含んで構成され、無線通信ネットワークを介した各種データの送受信を制御する。通信部12は、特に、エリア定義受信機能121とコンテンツ取得要求送信機能122とコンテンツ受信機能123とを備えている。エリア定義受信機能121は、エリア管理サーバ2からエリア定義ファイルを受信する。
コンテンツ取得要求送信機能122は、携帯型通信端末1の位置情報が、使用対象のエリア定義ファイルに含まれるエリア情報で定義されるエリアの範囲内である場合に、当該エリア情報のエリアID及びエリア定義ファイルIDとを含むコンテンツ取得要求データをエリア管理サーバ2に送信する。
コンテンツ受信機能123は、コンテンツ取得要求送信機能122により要求されたコンテンツ情報を受信する。
表示部14は、ディスプレイを含んで構成される。表示部14は、ユーザが照会や入力を行うための各種画面を表示する。例えば、表示部14は、モード設定画面や、使用対象とするエリア定義ファイルを選択する画面や、分類を指定してエリア定義ファイルの取得要求を行う画面や、コンテンツ情報を選択することによりコンテンツの取得要求を行う画面等を表示する。
入力部15は、入力キーを含んで構成される。入力部15はユーザの入力キーの操作に対応する各種情報や指令を端末制御部13に送信する。
[1.4.コンテンツサーバ]
図8は、コンテンツサーバ4の機能ブロック図である。コンテンツサーバ4は、WWWサーバ41、コンテンツサーバ制御部42、表示部43、入力部44、及び、コンテンツ45を含んで構成される。
WWWサーバ41が、携帯型通信端末1からエリア定義ファイルID及びエリアIDを含んだコンテンツ表示要求を受信すると、コンテンツサーバ制御部42はコンテンツ45に対してコンテンツ検索を行う。該当するコンテンツがあった場合、WWWサーバ41は、携帯型通信端末1にコンテンツを返信する。
[2.動作]
次に、上記構成における動作について説明する。前提として、エリア管理サーバ2のエリア定義部22には図5に示すデータが記憶されており、エリア対応コンテンツ記憶領域31には図6に示すデータが記憶されているものとする。
[2.1.エリア定義ファイルの自動受信]
図9には、エリア定義ファイルの取得モードが自動モードに設定されている(自動モードがオンに設定されている)場合の、携帯型通信端末1における、位置情報取得からエリア定義ファイル受信までのフローチャートを示す。
ここでは、予め、ユーザが入力部15を操作して、自動モードをオンにし、かつ、手動モードをオフに設定する入力を行っている。このため、モード選択機能132は、入力された情報を、記憶部16にモード情報として記憶しているものとする。また、予め、ユーザは入力部15を操作して、記憶部16に記憶されているエリア定義ファイルのうち、使用対象のエリア定義ファイルのID“消防東京”を入力し、さらに、当該エリア定義ファイルの分類情報“目的=消防用”を入力している。このため、使用エリア定義選択機能131は、これらの入力された情報を、記憶部16に選択情報として記憶しているものとする。
図9に示すように、ステップS11において、携帯型通信端末1の位置情報受信部11は、GPSの緯度経度や無線通信ネットワークの基地局や無線タグの設置場所などから得られる位置情報の取得待ちである。
ステップS12においては、携帯型通信端末1の位置情報受信部11が位置情報を取得できた状態である。
ステップS13においては、ステップS12において取得できた位置情報が、記憶部16に記憶されている、使用対象のエリア定義ファイルに含まれるエリア情報で定義されるエリアの範囲内に入っているか否かの判定処理が行われる。その結果、取得した位置情報が定義されているエリアの範囲内であった場合(ステップS13;エリア定義ファイル内)、エリア定義ファイルを取得する必要がないため、ステップS11の位置情報取得待ち状態に戻る。
一方、取得した位置情報が定義されているエリアの範囲外であった場合(ステップS13;エリア定義ファイル外)、ステップS14において、携帯型通信端末1は、取得した位置情報と記憶部16に記憶されている使用対象のエリア定義ファイルの分類情報“目的=消防用”とを含むエリア定義取得要求データを、エリア管理サーバ2に対して送信する。
エリア管理サーバ2の通信部21は、携帯型通信端末1よりエリア定義取得要求データを受信する。
ステップS15において、エリア管理サーバ2のエリア定義取得機能231は、分類情報が“目的=消防用”であって、かつ、受信した位置情報を範囲に含むエリア情報が定義されているエリア定義ファイルがエリア定義部22に存在するか否かの判定処理を行う。
ここでは、図5に示すように、エリア定義ファイルID“消防東京”及び“消防新宿”で識別されるエリア定義ファイルが、要求されている分類情報“目的=消防用”と同一の分類情報を含んでいるため、エリア定義取得機能231はこれらのエリア定義ファイルに含まれるエリア情報で定義されているエリア内に、受信した位置情報が含まれているか否かを判断する。
以上のように判定処理を行った結果、該当するエリア定義ファイルが存在しなければ(ステップS15;なし)、エリア管理サーバ2は携帯型通信端末1にその旨を送信し、携帯型通信端末1はステップS11の位置情報取得待ち状態に戻る。
一方、受信した位置情報と分類情報とに関連するエリア定義ファイルがエリア定義部22に存在した場合(ステップS15;あり)、ステップS16において、エリア管理サーバ2のエリア定義送信機能211は、該当するエリア定義ファイルを携帯型通信端末1へ送信する。
ここで、例えば、携帯型通信端末1のユーザが新宿駅西口周辺に位置していた場合には、携帯型通信端末1から送信された位置情報が、エリア定義ファイルID“消防新宿”のエリアID“501”に対応するエリア情報で定義されるエリア内に含まれることとなる。このため、エリア定義ファイルID“消防新宿”で識別されるエリア定義ファイルが、ここでの該当するエリア定義ファイルとなる。
ステップS17において、携帯型通信端末1のエリア定義受信機能121は、エリア管理サーバ2からエリア定義ファイルを受信する。端末制御部13は、記憶部16にエリア定義ファイルを記憶する。
以上のように、携帯型通信端末1は、消防という目的に応じたエリア定義ファイルを、エリアを移動することにより自動的にダウンロードすることができる。なお、ユーザが使用エリア定義選択機能131により選択できる分類情報は、目的に限らず、例えば、グループ(“グループ=消防員”)を選択することもできる。
[2.2.エリア定義ファイルの手動受信]
次に、携帯型通信端末1のユーザが、エリア定義ファイルをコンテンツの利用目的に合わせて手動で受信する場合の動作について、図10を参照しながら説明する。
ここでは、予め、ユーザが入力部15を操作して、自動モードをオフにし、かつ、手動モードをオンに設定する入力を行っているものとする。このため、モード選択機能132は、入力された情報を、記憶部16にモード情報として記憶しているものとする。
まず、ユーザは携帯型通信端末1の入力部15を操作することにより、エリア管理サーバ2とのセッションを確立し、エリア定義ファイルを手動でダウンロードするための画面を表示部14に表示する。
ステップS21においては、携帯型通信端末1は、ユーザによる分類情報の入力待ちの状態である。ユーザは入力部15を操作して、使用を希望するエリア定義ファイルの分類情報として、例えば、“目的=消防”と“地域=新宿”とを入力する。
ステップS22において、携帯型通信端末1は、入力された分類情報を含んだエリア定義取得要求データをエリア管理サーバ2に送信する。
エリア管理サーバ2の通信部21は、エリア定義取得要求データを受信する。
ステップS23において、エリア管理サーバ2のエリア管理サーバ制御部23は、受信したエリア定義取得要求データに含まれる分類情報(“目的=消防”及び“地域=新宿”)に対応付けられているエリア定義ファイルが存在するかの判定処理を行う。
判定処理の結果、分類情報に対応付けられているエリア定義ファイルが存在しない場合には(ステップS23;なし)、ステップS21に戻る。
ここでは、図5に示すように、“目的=消防”及び“地域=新宿”と対応付けられた、エリア定義ファイルID“消防新宿”で識別されるエリア定義ファイルが存在する(ステップS23;あり)。このため、ステップS24において、通信部21のエリア定義送信機能211は、該当するエリア定義ファイルID“消防新宿”で識別されるエリア定義ファイルを携帯型通信端末1へ送信する。
ステップS25において、携帯型通信端末1のエリア定義受信機能121は、エリア定義ファイルを受信する。端末制御部13は、記憶部16に受信したエリア定義ファイルを記憶する。
このように、ユーザは分類情報を目的や使用地域に合わせて自由に指定することで、希望するエリア定義ファイルを携帯型通信端末1にダウンロードすることができる。
[2.3.コンテンツ受信]
図11には、携帯型通信端末1における位置情報取得からコンテンツを受信するまでのフローチャートを示す。同図を参照しながら、携帯型通信端末1がエリアに応じたコンテンツを受信する動作について説明する。
ここでは、携帯型通信端末1の記憶部16に記憶されているエリア定義ファイルは、エリア定義ファイルID“消防新宿”で識別されるエリア定義ファイルのみであるものとする。
ステップS31において、携帯型通信端末1の位置情報受信部11はGPSの緯度・経度や無線通信ネットワークの基地局や無線タグの設置場所などから得られる位置情報の取得待ちである。
ステップS32においては、携帯型通信端末1の位置情報受信部11が位置情報を取得できた状態である。
ステップS33において、端末制御部13は、取得できた位置情報が、記憶部16に記憶されているエリア定義ファイルで定義されるエリアの範囲内に入っているか否かの判定処理を行う。その結果、取得した位置情報が定義されたエリアの範囲外であった場合(ステップS33;特定エリア外)、ステップS31の位置情報取得待ち状態に戻る。
ステップS33で取得した位置情報が、例えば、エリア定義ファイルID“消防新宿”のエリアID“501”に対応する、新宿駅西口前というエリア内に含まれていた場合(ステップS33;特定エリア内)、ステップS34において、端末制御部13は、位置情報をエリアIDに変換する。ここでは、取得した位置情報が、記憶部16に記憶されているエリア定義ファイルのエリアID“501”に対応するエリア内に含まれているため、端末制御部13は、取得した位置情報をエリアID“501”に変換する。
ステップS35において、携帯型通信端末1のコンテンツ取得要求送信機能122は、エリア定義ファイルID“消防新宿”及びエリアID“501”を含んだコンテンツの取得要求データを、エリア管理サーバ2に送信する。
エリア管理サーバ2の通信部21はコンテンツの取得要求データを受信する。エリア管理サーバ制御部23は、コンテンツ提供者DB3のエリア対応コンテンツ記憶領域31から、エリア定義ファイルID“消防新宿”及びエリアID“501”に関連付けられているコンテンツ情報を検索する。
ステップS35での検索により該当するコンテンツ情報がなかった場合(ステップS36;なし)、エリア管理サーバ2は携帯型通信端末1にその旨を通知し、携帯型通信端末1はステップS31の位置情報取得待ち状態に戻る。
ここでは、図6に示すように、エリア定義ファイルID“消防新宿”及びエリアID“501”に関連付けられているコンテンツ情報として“駅西口前の消火栓の位置”というコンテンツ情報が存在する(ステップS36;あり)。
このため、ステップS37において、エリア管理サーバ2のコンテンツ配信機能212は、携帯型通信端末1に対し、該当するコンテンツ情報を送信する。
ステップS38において、携帯型通信端末1は、受信したコンテンツ情報を表示部14に表示する。
ユーザは、入力部15を操作して、表示されたコンテンツ情報を確認した後、コンテンツ取得指示を行う。これにより、携帯型通信端末1は、消防署が運営するコンテンツサーバ4に対して、エリア定義ファイルID“消防新宿”及びエリアID“501”に関連付けられているコンテンツの取得要求を行う。
コンテンツサーバ4は、コンテンツ取得要求を受信すると、コンテンツ45より該当するコンテンツを取得して、携帯型通信端末1に送信する。
ステップS39において、携帯型通信端末1の通信部12は、コンテンツサーバ4から該当するコンテンツを受信する。携帯型通信端末1の端末制御部13は、コンテンツを記憶部16に記憶するとともに、コンテンツを表示部14に表示する。
このように、本発明では、サービス提供者は、多様な形状や大きさのエリアを定義してエリア管理サーバ2に登録することができるため、サービス提供者は自由にエリアを定義することができる。また、ユーザは、サービス提供者が定義したエリア定義ファイルを、取得モードや分類情報を選択して、自在に携帯端末へダウンロードすることができる。このため、サービス提供者はユーザに提供したいコンテンツを効果的に携帯型通信端末1に配信することができ、かつ、ユーザは携帯型通信端末1を保有しながら移動するだけで、エリアに適した希望する種類のコンテンツの提供を受けることができる。これにより、多様で利便性の高いコンテンツ配信サービスを実現することができる。
なお、上述した動作例においては、消防員が消防用にコンテンツ配信サービスを利用する例を一例として説明したが、ユーザは、様々な目的に合わせてエリアに応じたエリア定義ファイルをダウンロードし、コンテンツの配信サービスを利用することができる。例えば、千葉県の夢の国ランドにいるカップルは、東洋ランド社が作成したエリア定義ファイルを携帯型通信端末1にダウンロードして使用し、夢の国ランドにおけるエリア毎のコンテンツを得ることができる。また、帰りに東京駅にさしかかると、○○鉄道東日本が作成した東京駅周辺のエリア定義ファイルを携帯型通信端末1にダウンロードして、東京駅周辺のイベント情報を受けることができる。
また、同じ地域に位置している人々であっても、それぞれの目的や用途に合わせてエリア定義ファイルを携帯型通信端末1にダウンロードすることができる。例えば、東京駅周辺にいるあるサラリーマンは、ぐるめ社が作成したエリア定義ファイルを携帯型通信端末1にダウンロードして使用しており、消防員のグループは、消防署が作成した防火用のエリア定義ファイルを携帯型通信端末1にダウンロードして使用しており、地方から観光にきた人は、東京都が作成したエリア定義ファイルを携帯型通信端末1にダウンロードして使用していたりする。
このように、エリア定義ファイルの定義の自由度を高めたことにより、目的やグループや施設やエリアの大きさ・形状等に応じて、使用するエリア定義ファイルを換えてコンテンツの配信サービスを受けることができるため、サービスの自由度を向上させることができる。
また、携帯型通信端末1が自端末1の位置情報と位置情報に応じたエリア定義ファイルとを自端末1内で比較することで、位置検索にかかる無線通信回線やシステムのリソース占有を抑制することができ、利用者は少ない端末操作と少ない通信費用でその場所に応じた最適なコンテンツを入手することが可能となる。
[3.変形例]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は係る実施形態に限定されるものではなく、その技術思想の範囲内で様々な変形が可能である。変形例としては、例えば、以下のようなものが考えられる。
(1)上述した実施形態においては、コンテンツサーバ4は実際のコンテンツのみを提供し、エリア管理サーバ2がコンテンツ情報を提供し、全てのサービス提供者のエリア定義ファイルを管理するとして説明したが、これに限定されない。例えば、各サービス提供者が所有するコンテンツサーバ4において、コンテンツ情報や各サービス提供者のエリア定義ファイルを管理するようにしてもよい。
(2)上述した[2.1]の自動受信においては、ユーザが予め入力部15より選択入力を行うことにより、使用エリア定義選択機能131が、使用対象のエリア定義ファイルの分類情報として“目的=消防用”を選択しているものとして説明したが、分類情報を指定しない態様も考えられる。この場合には、エリア定義部22に記憶されているエリア定義ファイルのうち、携帯型通信端末1の位置情報が、エリア定義ファイルで定義されているエリアの範囲内に含まれるものが全て、携帯型通信端末1にダウンロードされることとなる。
(3)上述した[2.2]の手動受信においては、携帯型通信端末1は分類情報のみを含むエリア定義取得要求データを送信したが、これに限定されない。例えば、携帯型通信端末1の位置情報とユーザの希望する分類情報とを含むエリア定義取得要求データを送信するようにしてもよい。
(4)上述した[2.2]の手動受信においては、要求された分類情報に該当するエリア定義ファイルが複数存在した場合には、該当するエリア定義ファイルに関する説明情報(以下「エリア定義ファイル情報」という)の一覧を取得して、ユーザがダウンロードするエリア定義ファイルを選択するようにしてもよい。
この場合には、図10のステップS24以降の処理は以下のようになる。ステップS24において、エリア管理サーバ2のエリア定義送信機能211は、該当するエリア定義ファイル情報の一覧を生成して、携帯型通信端末1へ送信する。携帯型通信端末1の表示部14は、受信したエリア定義ファイル情報の一覧を表示する。ユーザは、入力部15を操作して、ダウンロードを希望するエリア定義ファイル情報を選択する。携帯型通信端末1の端末制御部13は、選択されたエリア定義ファイル情報に対応するエリア定義ファイルIDを含んだエリア定義取得要求データを生成し、エリア管理サーバ2に送信する。
エリア管理サーバ2のエリア定義取得機能231は、受信したエリア定義取得要求データに含まれるエリア定義ファイルIDに対応付けられているエリア定義ファイルを、エリア定義部22より取得する。エリア管理サーバ制御部23は、エリア定義送信機能211が取得したエリア定義ファイルを送信する。
携帯型通信端末1のエリア定義受信機能121は、エリア定義ファイルを受信し、端末制御部13に渡す。端末制御部13は、記憶部16にエリア定義ファイルを記憶する(ステップS25)。
(5)上述した実施形態においては、エリア情報は緯度・経度と形状と大きさとで定義されるとして説明したが、エリアを定義する情報はこれに限定されない。例えば、エリア情報に緯度・経度のみではなく、高さを含めることもできる。また、多角形の場合には、エリア情報に各頂点の緯度・経度を含めることもできる。また、エリアの形状については、上述した実施形態において示したものに限定されず、例えば、三角形と四角形とを組み合わせた形状でもよい。
(6)上述した実施形態におけるエリア定義ファイルを分類する分類情報の種類は一例に過ぎない。例えば、エリア定義ファイルをコンテンツ利用対象者の年代で分類してもよい。
(7)上述した実施形態においては、携帯型通信端末1は一般的な携帯電話であるとして説明したが、位置情報を取得することのできる通信端末であればよく、例えば、PHS(Personal Handyphone System)でもよい。
多様なエリア定義と多様な目的や用途に応じたコンテンツ配信サービスの分野に利用することができる。
本発明の実施の形態に係るコンテンツ配信システムの構成を示すブロック図である。 同実施の形態に係るエリア管理サーバの機能構成を示すブロック図である。 同実施の形態に係るエリア定義を説明するための図である。 同実施の形態に係るエリアを特定する要素を説明するための図である。 同実施の形態に係るエリア定義部に記憶されるエリア定義ファイルと、エリア定義ファイルに対応付けられた分類情報との一例を示す図である。 同実施の形態に係るエリア対応コンテンツ記憶領域に記憶されるエリア定義ファイルID及びエリアIDに対応付けられたコンテンツ情報の一例を示す図である。 同実施の形態に係る携帯型通信端末の機能構成を示すブロック図である。 同実施の形態に係るコンテンツサーバの機能構成を示すブロック図である。 同実施の形態に係るエリア定義ファイルの取得モードが自動モードに設定されている場合に、携帯型通信端末における位置情報取得からエリア定義ファイル受信までのフローチャートを示す図である。 同実施の形態に係るエリア定義ファイルの取得モードが手動モードに設定されている場合に、携帯型通信端末におけるユーザの分類情報入力からエリア定義ファイル受信までのフローチャートを示す図である。 同実施の形態に係る携帯型通信端末における位置情報取得からコンテンツ受信までのフローチャートを示す図である。
符号の説明
1 携帯型通信端末
11 位置情報受信部
12 通信部
121 エリア定義受信機能
122 コンテンツ取得要求送信機能
123 コンテンツ受信機能
13 端末制御部
131 使用エリア定義選択機能
132 モード選択機能
14 表示部
15 入力部
16 記憶部
2 エリア管理サーバ
21 通信部
211 エリア定義送信機能
212 コンテンツ配信機能
22 エリア定義部
23 エリア管理サーバ制御部
231 エリア定義取得機能
24 表示部
25 入力部
3 コンテンツ提供者データベース
31 エリア対応コンテンツ記憶領域
4 コンテンツサーバ
41 WWWサーバ
42 コンテンツサーバ制御部
43 表示部
44 入力部
45 コンテンツ

Claims (9)

  1. エリアに応じたコンテンツを提供するエリア管理サーバにおいて、
    多様な形状及び大きさのエリアが定義されたエリア情報を複数含むエリア定義ファイルを記憶するエリア定義手段と、
    前記エリア定義手段に記憶されるエリア定義ファイルに含まれるエリア情報各々に対応付けて、該エリア情報で定義されるエリア内に位置する携帯型通信端末に対して提供すべきコンテンツ情報を記憶するエリア対応コンテンツ記憶手段と、
    携帯型通信端末から前記エリア定義ファイルの取得要求データを受信した場合に、該当するエリア定義ファイルを前記エリア定義手段より取得するエリア定義取得手段と、
    前記エリア定義ファイル取得手段により取得されたエリア定義ファイルを前記携帯型通信端末に送信するエリア定義送信手段と、
    前記携帯型通信端末が前記エリア定義送信手段により送信したエリア定義ファイルに含まれるエリア情報で定義されるエリア内に位置している場合に、前記エリア対応コンテンツ記憶手段より取得した、前記エリアに対応するコンテンツ情報を、前記携帯型通信端末に配信するコンテンツ配信手段と
    を備え
    前記エリア定義ファイルには、該エリア定義ファイルの分類を表す分類情報が対応付けられ、
    前記携帯型通信端末から受信した前記取得要求データには、前記分類情報が含まれ、
    前記エリア定義取得手段は、
    前記取得要求データに含まれる分類情報と対応付けられたエリア定義ファイルを、前記エリア定義手段より取得することを特徴とするエリア管理サーバ。
  2. 前記エリア定義取得手段により複数のエリア定義ファイルが取得された場合、前記携帯型通信端末のユーザが所望するエリア定義ファイルを前記ユーザに選択させるために、前記取得された複数のエリア定義ファイルの一覧情報を前記携帯型通信端末に送信するエリア定義ファイル一覧送信手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のエリア管理サーバ。
  3. 前記エリア定義ファイルは、該エリア定義ファイルを一意に識別するためのエリア定義ファイル識別子を含み、
    前記エリア情報は、該エリア情報を含むエリア定義ファイル内において該エリア情報を一意に識別するためのエリア識別子を含み、
    前記コンテンツ記憶手段は、
    エリアを一意に特定するための、前記エリア定義ファイル識別子と前記エリア識別子と、に対応付けて前記コンテンツ情報を記憶し、
    前記コンテンツ配信手段は、
    前記エリア定義送信手段により送信したエリア定義ファイルに含まれるエリア情報で定義されるエリア内に前記携帯型通信端末が位置している時に、前記エリア定義ファイルに含まれるエリア定義ファイル識別子と前記エリア情報に含まれるエリア識別子とを含むコンテンツ取得要求データを前記携帯型通信端末から受信し、該受信したコンテンツ取得要求データに含まれるエリア定義ファイル識別子とエリア識別子とに対応付けられたコンテンツ情報を前記エリア対応コンテンツ記憶手段より取得し、該取得したコンテンツ情報を前記携帯型通信端末に配信することを特徴とする請求項1又は2に記載のエリア管理サーバ。
  4. 前記分類情報には、
    前記エリア定義ファイルに対応付けられたコンテンツを利用する目的を表す情報と、
    前記エリア定義ファイルを提供するサービス提供者を表す情報と、
    前記エリア定義ファイルで定義されたエリアに関連する施設名を表す情報と、
    前記エリア定義ファイルで定義されたエリアを包括する地域名を表す情報と、
    前記エリア定義ファイルに対応付けられたコンテンツを利用するユーザが属するグループを表す情報と
    の少なくとも1が含まれることを特徴とする
    請求項1から3の何れか1項に記載のエリア管理サーバ。
  5. エリアに応じたコンテンツの配信サービスを受ける携帯型通信端末において、
    多様な形状及び大きさのエリアが定義されたエリア情報を複数含むエリア定義ファイルであって、分類を表す分類情報と対応付けられたエリア定義ファイルのうち、自端末のユーザが所望する所定の分類情報と対応付けられたエリア定義ファイルをダウンロードするエリア定義受信手段と、
    前記エリア定義受信手段によりダウンロードされたエリア定義ファイルのうち、使用するエリア定義ファイルを選択する使用エリア定義選択手段と、
    前記使用エリア定義選択手段により選択されたエリア定義ファイルに含まれるエリア情報で定義されたエリアに自端末が位置している場合に、該エリア定義ファイルに含まれるエリア情報に対応するコンテンツの取得要求データを送信することにより、該当するコンテンツ情報を受信するコンテンツ受信手段と
    を備えることを特徴とする携帯型通信端末。
  6. 前記エリア定義ファイルは、該エリア定義ファイルを一意に識別するためのエリア定義ファイル識別子を含み、
    前記エリア情報は、該エリア情報を含むエリア定義ファイル内において該エリア情報を一意に識別するためのエリア識別子を含み、
    前記コンテンツ受信手段は、
    前記使用エリア定義選択手段により選択されたエリア定義ファイルに含まれるエリア情報で定義されたエリアに自端末が位置している場合に、該エリアを一意に特定するための、前記エリア定義ファイルに含まれるエリア定義ファイル識別子と前記エリア情報に含まれるエリア識別子と、を含むコンテンツ取得要求データを送信することにより、前記エリアに対応するコンテンツ情報を受信することを特徴とする請求項5に記載の携帯型通信端末。
  7. 外部からの入力に応じて前記エリア定義ファイルをダウンロードする手動モードと、
    自端末の位置情報の変化に応じて、該位置情報を含むエリアが定義されたエリア定義ファイルをダウンロードする自動モードと
    の少なくとも一方のモードを選択するモード選択手段をさらに備えることを特徴とする
    請求項5又は6に記載の携帯型通信端末。
  8. 携帯型通信端末が位置するエリアに応じたコンテンツを配信するためのコンテンツ配信方法において、
    エリア管理サーバが、多様な形状及び大きさのエリアが定義されたエリア情報を複数含むエリア定義ファイルと、該エリア定義ファイルの分類を表す分類情報と、各々の前記エリア内に位置する携帯型通信端末に配信すべきコンテンツ情報とを対応付けて記憶するエリア定義ステップと、
    前記携帯型通信端末が、前記分類情報を含むエリア定義ファイル取得要求データを前記エリア管理サーバに送信するエリア定義ファイル取得要求データ送信ステップと、
    前記エリア管理サーバが、前記エリア定義ファイル取得要求データを前記携帯型通信端末から受信した場合に、前記エリア定義ステップにおいて記憶された複数のエリア定義ファイルの中から取得した、前記分類情報と対応付けられているエリア定義ファイルを、前記携帯型通信端末に送信するエリア定義ファイル送信ステップと、
    前記携帯型通信端末が、前記エリア定義ファイル送信ステップにおいて送信されたエリア定義ファイルに含まれるエリア情報で定義されたエリア内に位置している場合に、該エリア定義ファイルに含まれるエリア情報に対応するコンテンツの取得要求データを送信するコンテンツ取得要求送信ステップと、
    前記エリア管理サーバが、前記コンテンツ取得要求送信ステップにおいて送信された前記コンテンツの取得要求データを受信した場合に、前記エリア定義ステップにおいて記憶された複数のコンテンツに関する情報の中から取得した該当するコンテンツ情報を、前記携帯型通信端末に配信するコンテンツ配信ステップと
    を有するコンテンツ配信方法。
  9. 携帯型通信端末が位置するエリアに応じたコンテンツを配信するためのコンテンツ配信システムにおいて、
    エリア管理サーバは、
    多様な形状及び大きさのエリアが定義されたエリア情報を複数含むエリア定義ファイルと、該エリア定義ファイルの分類を表す分類情報と、各々の前記エリア内に位置する携帯型通信端末に配信すべきコンテンツ情報とを対応付けて記憶するエリア定義手段と、
    前記携帯型通信端末から、前記分類情報と対応付けられた前記エリア定義ファイルの取得要求データを受信した場合に、前記エリア定義手段により記憶されたエリア定義ファイルの中から取得した、前記分類情報と対応付けられたエリア定義ファイルを、前記携帯型通信端末に送信するエリア定義送信手段と、
    前記エリア定義送信手段により送信したエリア定義ファイルに含まれるエリア情報で定義されるエリア内に位置する携帯型通信端末から、前記エリア定義ファイルに含まれるエリア情報に対応するコンテンツの取得要求データを受信した場合に、前記エリア定義手段により記憶された複数のコンテンツ情報の中から取得した該当するコンテンツ情報を、前記携帯型通信端末に配信するコンテンツ配信手段と
    を備え、
    前記携帯型通信端末は、
    前記分類情報と対応付けられたエリア定義ファイルをダウンロードするエリア定義受信手段と、
    前記エリア定義受信手段により受信されたエリア定義ファイルに含まれるエリア情報で定義されるエリア内に自端末が位置している場合に、該エリア定義ファイルに含まれるエリア情報に対応するコンテンツの取得要求データを送信することにより、該当するコンテンツ情報を受信するコンテンツ受信手段と
    を備えることを特徴とするコンテンツ配信システム。
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