JP6677551B2 - コンテンツ配信制御サーバ、プライベートデジタルサイネージシステム、プライベートデジタルサイネージ方法およびプログラム - Google Patents
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Description
従来のデジタルサイネージ端末を利用しない場合において、外国人旅行者は、外国人向けガイドブックで観光をするのが主である。しかし、ガイドブックの内容が古かったり陳腐化していることで、旬な情報を提供できないという課題があった。
その他の手段については、発明を実施するための形態のなかで説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るプライベートデジタルサイネージシステムの構成図である。
図1に示すように、プライベートデジタルサイネージシステム1は、利用者端末10(携帯端末)と、利用者端末10に対してプライベートデジタルサイネージサービスを提供するコンテンツ配信制御サーバ100と、コンテンツ配信制御サーバ100のデータベース(以下、DBという)としての利用者属性情報管理DB132と、コンテンツ提供エリア/提供言語管理DB133と、コンテンツ管理DB134と、を備える。
プライベートデジタルサイネージシステム1には、利用者端末10からアクセス可能な通信ネットワーク網またはWiFi(Wireless Fidelity)ネットワーク30を介してインターネット40が接続され、インターネット40には、多言語翻訳サービス50と、観光情報Webサイト60と、デジタルサイネージ70(既存のデジタルサイネージ端末)と、が接続される。
観光情報Webサイト60は、Pエリアの観光情報Webサイトサーバ61およびコンテンツ管理DB62と、Qエリアの観光情報Webサイトサーバ63およびコンテンツ管理DB64と、Rエリアの観光情報Webサイトサーバ65およびコンテンツ管理DB66と、を備える。
なお、通信ネットワーク網またはWiFiネットワーク30、インターネット40、多言語翻訳サービス50、観光情報Webサイト60、デジタルサイネージ70は、プライベートデジタルサイネージシステム1における前提環境としての既存の設備群、および連携可能な既存のサービス群である。
図2は、コンテンツ配信制御サーバ100の構成図である。
コンテンツ配信制御サーバ100は、利用者端末10に対してプライベートデジタルサイネージサービスを提供する。
コンテンツ配信制御サーバ100は、プライベートデジタルサイネージシステム1に関する各機能を実現するための所定のプログラムを導入されたコンピュータにより実現され、当該コンピュータのCPUがメモリに所定のプログラムを読み込み実行することにより、プライベートデジタルサイネージシステム1のコンテンツ配信サーバとして機能する。
コンテンツ配信制御サーバ100は、サーバを統括制御する制御部110(位置情報取得手段,属性情報取得手段,制御手段)と、ネットワーク接続機能を有する処理部120(処理手段)と、処理部120により読み出し/書き込みされる記憶部130(記憶手段)と、を備える。
制御部110は、コンテンツ配信制御サーバ100を統括制御する。制御部110は、利用者が所持する利用者端末10の位置情報を取得する位置情報取得手段と、利用者が用いる言語を含む属性情報を取得する属性情報取得手段と、処理したコンテンツを利用者端末10に配信して、利用者端末10の表示画面を、プライベートデジタルサイネージとして機能させる制御手段としての機能を有する。また、制御部110は、観光情報WebサイトのURL(Uniform Resource Locator)を携帯端末に配信して、利用者端末10の表示画面を、プライベートデジタルサイネージとして機能させる。
処理部120は、アプリケーションダウンロード処理部121(アプリケーションダウンロード処理手段)、利用者情報処理部122、およびコンテンツ配信処理部123を備える。制御部110および処理部120は、コンテンツ配信制御サーバ100を構成するコンピュータのCPUにより実行される。
処理部120は、取得した利用者の位置情報および属性情報と、後記するコンテンツ提供エリアおよびコンテンツ言語とに基づいて、配信用のコンテンツを利用者向けに処理する処理手段としての機能を有する。
処理部120は、デフォルト言語の優先表示が設定されている場合、第1条件では、希望言語をデフォルト言語に置換して表示させる。第1条件は、例えばコンテンツ提供エリア内に特定店舗がある場合、または地域全体に所定の言語特性がある場合である。
処理部120は、コンテンツ提供エリア内に、携帯端末が存在する場合、観光情報WebサイトのURLを利用者向けに処理する。
記憶部130は、アプリケーション格納部131、利用者属性情報管理DB132、コンテンツ提供エリア/提供言語管理DB133、およびコンテンツ管理DB134を備える。記憶部130は、各種処理のプログラムを収めたROM、RAM、電気的に書換可能な不揮発性メモリであるEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)等の半導体メモリと、ハードディスクドライブ(HDD)等の外部記憶装置とを含む。
アプリケーション格納部131は、利用者端末10にダウンロードさせて導入させるコンテンツ閲覧アプリを格納する。
図3(a)は、利用者属性情報管理DB132に格納された利用者属性管理テーブル132Aの構成例を示す図である。利用者属性管理テーブル132Aには、「利用者ID」毎に、「ログインID」、「パスワード」、「国籍」、「希望言語」、「代替言語」、「優先接続先」…が格納される。上記「優先接続先」の「内部サービス」は、本プライベートデジタルサイネージシステム1によるプライベートデジタルサイネージサービスであり、「外部サービス」は、既存の観光情報Webサイト60(図1参照)によるサービスである。
図3(b)は、コンテンツ提供エリア/提供言語管理DB133に格納されたコンテンツ提供エリア/提供言語管理テーブル133Aの構成例を示す図である。コンテンツ提供エリア/提供言語管理テーブル132Aには、「エリアID」毎に、「提供エリア(住所)」、「サービス提供区分」、「サービス重複フラグ」、「コンテンツ管理者」、「コンテンツ言語0(日本語)オリジナル言語」、「コンテンツ言語1(英語)」、「コンテンツ言語2(ドイツ語)」…が格納される。
コンテンツ提供エリア/提供言語管理DB132は、図4で後記するように、コンテンツ言語を、コンテンツ提供エリア内で特に利用頻度が高い、または地域全体の特性および特定店舗の特性に基づくデフォルト言語と、利用者が予め設定する希望言語と、
処理前の元コンテンツの言語であるオリジナル言語と、に区分して記憶する。
図3(c)は、コンテンツ管理DB134に格納されたコンテンツURL管理テーブル134Aの構成例を示す図である。コンテンツURL管理テーブル134Aには、「エリアID」毎に、「コンテンツURL言語0(日本語)オリジナル言語」、「コンテンツURL言語1(英語)」、「コンテンツURL言語2(ドイツ語)」…が格納される。
記憶部130は、コンテンツ提供エリア内の既存の観光情報Webサイトを記憶する。
以下、本プライベートデジタルサイネージシステム1で用いる言語区分の定義について説明する。
図4は、言語区分の定義を表にして示す図である。
図4に示すように、本実施形態では、プライベートデジタルサイネージシステム1で用いる言語を「デフォルト言語」「希望言語」「代替言語」「オリジナル言語」に区分する。各言語区分は、それぞれ以下の特徴を有する。
「デフォルト言語」は、地域全体の特性や特定店舗の特性に基づく言語である。該当エリア内で特に利用頻度が高いと思われる言語である。
「希望言語」は、利用者が予め設定する第1希望の表示言語(例えば母国語)である。利用者がデフォルト言語の優先表示を希望する場合に限り、「希望言語=デフォルト言語」
と見なし、一時的に値を置換する。
「代替言語」は、利用者が予め設定する第2希望の表示言語である。
「オリジナル言語」は、プライベートデジタルサイネージシステム側が予め設定する、翻訳前の元コンテンツの言語である。日本のコンテンツの場合、「日本語」の設定が多いと想定される。
図5は、利用者端末10のハードウェア構成図である。
利用者端末10は、コンテンツ閲覧アプリ12cを実行した場合、コンテンツ配信制御サーバ100から提供されるプライベートデジタルサイネージサービスを視聴可能なプライベートデジタルサイネージ端末となる。
利用者端末10は、電子カメラ機能を有するスマートフォン等のPDA(Personal Digital Assistants)、ノート型PC(Personal Computer)である。本実施形態は、本コンテンツ閲覧アプリ12cをスマートフォンに組み込んだ例である。利用者端末10は、通信ネットワーク網またはWiFiネットワーク30(図1参照)に接続するネットワーク接続機能と、自身の位置情報を知るための電波をGPS(Global Positioning System)衛星2から受信するGPS機能と、を備える。
記憶部12は、SD(Secure Digital)カード、USB(Universal Serial Bus)メモリ、メモリスティック(Memory Stick)などの外部メモリを含む。
LCD表示部14は、LCDディスプレイまたは有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ、白色LEDバックライトおよび各ドライバ等で構成され、撮影した画像やコンテンツ等を表示する。LCD表示部14は、利用者端末10がスマートフォン等の場合、筐体の表面の略全面を覆う大型ディスプレイである。
タッチパネル15は、LCD表示部15の表示画面内で、任意の位置を指示するためのポインティングデバイスである。タッチパネル15は、ユーザが上面を指で押したり、スライドしたり、離したりすることにより各操作を検出する。
カメラ部17は、撮影レンズ、撮像センサ、AFE(Analog Front End)、およびDSP(Digital Signal Processor)を備える。
無線部20は、通信ネットワーク網(図1参照)の基地局との間で信号の送受信を行う。
ベースバンド処理部21は、無線部20でRF(Radio Frequency)信号をベースバンド信号に変換するとともにベースバンド信号をRF信号に変換する。
また、WiFi測位による位置情報取得、すなわちWiFiアクセスポイント(AP:access point)と所定の位置情報サービスを利用した位置情報取得を用いてもよい。
デジタルサイネージ70は、公共の場,交通機関等に設置された液晶ディスプレイ等のサイネージディスプレイであり、看板やポスター等を電子化したものである。デジタルサイネージ70は、近くにいる人や通りすがりの人等に案内情報や観光情報等を表示する。
デジタルサイネージ70は、本実施形態のプライベートデジタルサイネージサービスとは異なる既存のサイネージ端末である。
[利用者端末側処理]
まず、利用者端末10側の処理について説明する。利用者端末10側の処理には、利用者属性の登録処理とコンテンツ閲覧処理とがある。
図6は、利用者属性を登録(コンテンツ閲覧アプリからコンテンツ配信制御サーバへ登録)する際のフローチャートである。本フローは、利用者端末10の制御部11(図5参照)がコンテンツ閲覧アプリ12cを実行することにより行われる。なお、コンテンツ配信制御サーバ100と利用者端末10間のアクセスに際しては、認証処理が先行して行われるが、ここでは記載を省略している。
まず、ステップS11で利用者端末10の制御部11(図5参照)は、サービスログインする。
ステップS12で、制御部11は、利用者属性の登録機能を呼び出しする。
ステップS13で、制御部11は、利用者情報、希望言語、代替言語等を設定する(図4参照)。例えば、利用者端末10の利用者がドイツ人の場合、希望言語を「ドイツ語」、代替言語を「英語」などのように設定する。
ステップS15で、制御部11は、操作部13(図5参照)による利用者属性の登録の操作終了の指示があるか否かを判別し、操作終了の指示がない場合(ステップS15:No)には上記ステップS12に戻って利用者属性の登録操作を続ける。
上記ステップS15で操作終了の指示がある場合(ステップS15:Yes)、ステップS16で制御部11は、サービスログアウトして本フローの処理を終了する。
図7は、利用者端末10のコンテンツ閲覧処理を示すフローチャートである。本フローは、利用者端末10の制御部11(図5参照)がコンテンツ閲覧アプリ12cを実行することにより行われる。なお、コンテンツ配信制御サーバ100と利用者端末10間のアクセスに際しては、認証処理が先行して行われるが、ここでは記載を省略している。
まず、ステップS21で利用者端末10の制御部11(図5参照)は、サービスログインする。
ステップS22で、制御部11のGPS機能部22は、利用者端末10の現在位置を取得する。
ステップS23で、制御部11の無線部20は、通信ネットワーク網またはWiFiネットワーク30を介してコンテンツ配信制御サーバ100(図1参照)に取得した現在位置情報を送信する。コンテンツ配信制御サーバ100は、利用者端末10から送信された現在位置情報をコンテンツ提供エリア/提供言語管理テーブル133A(図3(b)参照)に保存する。
既存の観光情報Webサイト60のURLを受信していない場合(ステップS24:No)、ステップS26で制御部11は、無線部20が通信ネットワーク網またはWiFiネットワーク30を介してコンテンツ配信制御サーバ100(図1参照)へコンテンツの接続要求を行う。
なお、本実施形態では、既存の観光情報Webサイト60のURLを受信した場合(ステップS24:Yes)には、コンテンツ配信制御サーバ100へコンテンツの接続要求を行わないようしている(ステップS26:スキップ)。しかしながら、既存の観光情報Webサイト60のURL受信の有無にかかわらず、コンテンツ配信制御サーバ100へコンテンツの接続要求を行う態様でもよい。
上記コンテンツ受信または上記観光情報Webサイト受信がある場合(ステップS27:Yes)、ステップS28で制御部11は、受信内容を表示してステップS29に進み、上記コンテンツ受信または上記観光情報WebサイトからのURL受信がない場合(ステップS27:No)、そのままステップS29に進む。
上記ステップS29で操作終了の指示がある場合(ステップS29:Yes)、ステップS30で制御部11は、サービスログアウトして本フローの処理を終了する。
次に、コンテンツ配信制御サーバ100側の処理について説明する。
図8ないし図10は、コンテンツ配信制御サーバ100のプライベートデジタルサイネージサービスを示すフローチャートである。本フローは、コンテンツ配信制御サーバ100の制御部110(図2参照)により実行される。
まず、ステップS101(以下図8参照)でコンテンツ配信制御サーバ100の制御部110(図2参照)は、利用者端末10の現在位置情報の受信待受を行う。
ステップS102で制御部110は、利用者端末10の現在位置情報を受信する。なお、利用者端末10の現在位置情報を受信しない場合はステップS101で待機する。
ステップS105で制御部110は、利用者端末10の利用者がデフォルト言語(図4参照)の優先表示を希望しているか否かを判別する(第1条件)。
利用者端末10の利用者がデフォルト言語の優先表示を希望していない場合(ステップS105:No)、ステップS106で制御部110は、デフォルト言語表示が利用者の利益により適するか否かを判定する(第3条件)。この判定は、具体的には以下のステップS107〜ステップS114で示される。
上記ステップS105で利用者がデフォルト言語の優先表示を希望しておらず、かつ、上記ステップS106でデフォルト言語表示が利用者の利益により適するものではないと判定した場合(ステップS106:No)、ステップS115に進む。
既存のデジタルサイネージ70が利用者の最寄に存在している場合(ステップS107:Yes)、当該利用者は既存のデジタルサイネージ70を利用して観光情報等を取得できると判断してステップS115に進む。
また、駅などに設置されている既存のデジタルサイネージ70は、利用者(閲覧者)一人に占有される状況が発生する。本実施形態では、母国語でも並行して楽しめると共に、既存のデジタルサイネージ70の占有という課題も解決できる。このため、メリットがより大きい。
サービスの利用の目的が「緊急の用件」である場合(ステップS108:Yes)、ステップS115に進む。利用者が緊急の対応をしたいとき一部の機能をスキップすることで、より迅速にサービスの提供を受けることができる。
現在時刻が「深夜または早朝」である場合(ステップS108:Yes)、ステップS115に進む。現在時刻が「深夜または早朝」に、サービスを利用する場合、上記「緊急の用件」の場合と同じように、プライベートデジタルサイネージシステム1に対して迅速で分かり易いサービスの提供が求められていると想定される。例えば、深夜には一般的な観光地などは営業を終了している。このような時間帯にもかかわらずサービス要求があったとすれば、利用者が外国人観光客である場合、なにかしら困った事情(またはすぐに確認したい事柄)があってサービス要求したと想定される。本実施形態では、一部の機能をスキップすることで、より迅速にサービスの提供を受けられるようにする。また、後記するように、スキップ先の処理(ステップS115以降)で、ただちに希望言語の確認に入るので、例えば「深夜または早朝」では、利用者にとって分かり易い言語(母国語)によるコンテンツ提供が行われる。すなわち、現在時刻が「深夜または早朝」の場合、迅速なコンテンツ提供が行われるとともに、利用者にとって分かり易い言語によるコンテンツ提供が行われる。また、現在時刻が「深夜または早朝」でない場合、プライベートデジタルサイネージシステム1により、よりきめ細かなコンテンツ提供が受けられる。
特定店舗の特性の定義が有る場合(ステップS110:Yes)、ステップS111で処理部120は、「特定店舗の特性で定義された言語」をデフォルト言語に設定してステップS114に進む。なお、上記デフォルト言語については、図4の言語区分で定義している。
地域全体の特性の定義が有る場合(ステップS112:Yes)、ステップS113で制御部110は、「地域全体の特性で定義された言語」をデフォルト言語に設定してステップS114に進む。地域全体の特性の定義が無い場合(ステップS112:No)、そのままステップS115に進む。
ステップS115(以下図9参照)では、制御部110は、受信した利用者端末10の現在位置情報に基づいて、利用者端末10の利用者のいるエリアにおける、サービス提供の状況を判定する。すなわち、利用者のいるエリアにおいてサービス提供の状況が、「内部サービス」(プライベートデジタルサイネージシステム1によるプライベートデジタルサイネージサービス)のみか、「外部サービス」(既存の観光情報Webサイト60(図1参照)によるサービスのみか、これら両方のサービスがいずれも提供されるかを判定する。
上記ステップS115で利用者端末10の利用者のいるエリアにおいて上記「外部サービス」のみが提供される場合、ステップS124(図10参照)に進む。
上記ステップS115で利用者端末10の利用者のいるエリアにおいて上記「内部サービス」と上記「外部サービス」の両方が提供される場合、ステップS116で制御部110は、利用者の希望の優先接続先が内部サービスまたは外部サービスのいずれかであるか否かを判定する。なぜならば、上記「内部サービス」と上記「外部サービス」の両方が提供される場合、両サービスは重複して提供されることになるからである。
コンテンツに希望言語が存在しない場合(ステップS117:No)、ステップS118で制御部110は、既存の多言語翻訳サービス50(図1参照)で翻訳可能か否かを判別する。
既存の多言語翻訳サービス50で翻訳可能の場合(ステップS118:Yes)、ステップS119で制御部110は、多言語翻訳サーバ51経由時のURLを生成してステップS123に進む。多言語翻訳サーバ51経由時のURL生成は、Google(登録商標)翻訳に代表される既存サービスを活用することができる。例えば、Google(登録商標)翻訳を用いて、日本語のサイトを英語に翻訳する。Google翻訳は、2016年2月現在、91ヶ国語の翻訳機能があるとされる。
コンテンツに代替言語(図4参照)が存在しない場合(ステップS120:No)、ステップS121で制御部110は、コンテンツURL(オリジナル言語)(図4参照)を利用者端末10へ配信してステップS131に進む。ここで、オリジナル言語とは、本明細書では、翻訳前の元コンテンツの言語とする。例えば、オリジナル言語としては、日本語や英語などを設定する。
上記ステップS117でコンテンツに希望言語が存在する場合,または上記ステップS119で多言語翻訳サーバ51経由時のURLを生成した場合、ステップS123で制御部110は、コンテンツURL(希望言語)(図4参照)を利用者端末10へ配信してステップS131に進む。
既存の観光情報Webサイト60に希望言語が存在しない場合(ステップS124:No)、ステップS125で制御部110は、既存の多言語翻訳サービス50(図1参照)で翻訳可能か否かを判別する。
既存の多言語翻訳サービス50で翻訳可能の場合(ステップS125:Yes)、ステップS126で制御部110は、多言語翻訳サーバ51経由時のURLを生成してステップS130に進む。
既存の観光情報Webサイト60に代替言語(図4参照)が存在しない場合(ステップS127:No)、ステップS128で制御部110は、既存の観光情報Webサイト60のURL(オリジナル言語)(図4参照)を利用者端末10へ配信してステップS131に進む。
上記ステップS124で既存の観光情報Webサイト60に希望言語が存在しない場合,または上記ステップS126で多言語翻訳サーバ51経由時のURLを生成した場合、ステップS130で制御部110は、既存の観光情報Webサイト60のURL(希望言語)(図4参照)を利用者端末10へ配信してステップS131に進む。
図9のフローに戻って、ステップS131で制御部110は、「希望言語」の設定値をデフォルト言語に一時置換するか否かを判定する。
「希望言語」の設定値をデフォルト言語に一時置換する場合(ステップS131:Yes)、ステップS132で制御部110は、一時置換した「希望言語」の設定値を元に戻して本フローの処理を終了する。
利用者端末10の利用者のデフォルト言語は、中国語(図11(a))であり、母国語は、英語(図11(b))であるとする。タブ設定は、一例であり、選択方法はこれに限られない。デフォルト言語と母国語は、利用者の選択による手動切替である。
図11の利用者端末10に、利用者の位置情報によるデフォルト言語の自動選択を適用した場合を例にとる。利用者の位置情報によるデフォルト言語の自動選択は、上記フローで述べたように、地域全体の特性、特定店舗の特性、時間帯の特性がある。
(1)地域全体の特性(住民構成、外国人街など)
東京の新大久保(韓国人街:韓国語)や神奈川の横浜(中華街:中国語)など、地域の文化に合わせて、該当地域でより利用頻度が高いであろうデフォルト言語を設定する。
(2)特定店舗の特性(専門店やレストランなど)
中華料理店(中国語)、イタリアブランドショップ(イタリア語)、日本酒蔵元(日本語)など、店舗を象徴する文化に合わせて、当該店舗でより利用頻度が高いであろうデフォルト言語を設定する。
(3)時間帯の特性(昼間、深夜、早朝)
昼間の観光で多様な文化を楽しみたい場合は、上記(1)(2)デフォルト言語が設定される。深夜・早朝は、緊急の用件で情報収集する場合を想定し、利用者が直ぐに理解できる母国語(または代替言語)を設定する。
利用者の希望に応じて、母国語(希望言語や代替言語など)を優先表示する設定も可能である。
また、上記(1)〜(3)に基づくデフォルト言語の表示と母国語(または代替言語)(ここでは、英語)の表示は、利用者の意思でワンタッチで切り替え可能とし、昼間の観光時でも緊急時等のとっさの情報収集も可能とする。
<適用例1>
プライベートデジタルサイネージシステム1は、著名な観光地のみならず、どのような観光地でも適用可能である。また、観光地には限定されず、観光地以外のどのような場所・施設等でも適用可能である。
図12は、プライベートデジタルサイネージシステム1の適用例1を説明する図である。この図12は、外国人観光客(米国人)Aが利用者端末10Aを、外国人観光客(ドイツ人)Bが利用者端末10Bを、外国人観光客(中国人)Cが利用者端末10Cをそれぞれ携帯し、東京都内の観光地である[○○神社]、[△△教会]、[□□ホール]を観光しようとする。利用者端末10A,10B,10Cは、図1および図5の利用者端末10である。利用者端末10A,10B,10Cは、GPS対応スマートフォンである。また、利用者端末10Aは、HTTP接続でPUSH配信(英語)が、利用者端末10Bは、HTTP接続でPUSH配信(ドイツ語)が、利用者端末10Cは、HTTP接続でPUSH配信(中国語)がそれぞれ可能な端末である。なお、PUSH配信とは、利用者の要求に関わらず(利用者が要求していなくても)コンテンツ配信制御サーバ100から利用者端末10A,10B,10Cに情報を配信することをいう。
また、プライベートデジタルサイネージシステム1は、コンテンツ配信制御サーバ100(図示省略)が、利用者位置情報に基づいて、既存の観光情報Webサイト60と連携をとることで、提供コンテンツの自動切替を行う(図9および図10のステップS115〜ステップS130参照)。
一方、プライベートデジタルサイネージシステム1は、既存の観光情報Webサイト60(外部サービス)に連携する場合、外国人観光客(中国人)Cには、観光情報Webサイトが自動表示される。外国人観光客(中国人)Cは、利用者端末10Cを視聴することで、WebサイトのURLを知らなくても、エリアに応じた旬な観光情報を探せる効果がある。
図13は、プライベートデジタルサイネージシステム1の適用例2を説明する図である。この図13は、外国人観光客(米国人)Aが利用者端末10Aを持って東京都内の観光地・施設等を周遊する例である。
図13に示すように、外国人観光客(米国人)Aは、利用者端末10Aのコンテンツ閲覧アプリ12c(図5参照)を起動し、この利用者端末10Aを持ちながら東京都内を移動している。プライベートデジタルサイネージシステム1のコンテンツ配信制御サーバ100(図示省略)は、利用者端末10Aからコンテンツ接続要求(図7のステップS26参照)または観光情報Webサイト接続要求(図7のステップS25参照)を受け付ける。そして、コンテンツ配信制御サーバ100は、利用者端末10Aに対してプライベートデジタルサイネージサービス(内部サービス)または既存の観光情報Webサイト60(外部サービス)を配信する(図9のステップS121〜S123参照)。
コンテンツ配信制御サーバ100は、利用者端末10Aの現在位置に応じて、利用者端末10Aが外部サービス提供エリアPにいることを判定し、外部サービス提供エリアPで提供可能なサービス(Webサイトのみ)を選択し、外国人観光客(米国人)Aの属性による言語を設定した上で利用者端末10Aに観光情報Webサイト(外部サービス)を配信する。
外国人観光客(米国人)Aがサービス提供エリアが重複する場所に移動した際、コンテンツ配信制御サーバ100は、内部サービス提供エリアYで提供可能なサービス(Webサイト)と外部サービス提供エリアQで提供可能なサービス(Webサイト)のいずれかを選択する。そして、コンテンツ配信制御サーバ100は、外国人観光客(米国人)Aの属性による言語を設定した上で利用者端末10Aに観光情報Webサイト(外部サービス)を配信する。すなわち、サービス提供エリアが重複する場所に移動した際は、外国人観光客(米国人)Aの好みに応じて、内部サービスまたは外部サービスを選択し(図9のステップS116参照)、言語設定した上で、利用者端末10Aにコンテンツを配信する。
また、上記した実施形態例は本発明をわかりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態例の構成の一部を他の実施形態例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施形態例の構成に他の実施形態例の構成を加えることも可能である。また、各実施形態例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしもすべての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
10 利用者端末(携帯端末)
11 制御部
12 記憶部
12a 利用者情報
12b 言語情報
12c コンテンツ閲覧アプリ
13 操作部
14 LCD表示部
15 タッチパネル
16 入出力部
17 カメラ部
18 マイクロフォン
19 スピーカ
20 無線部(RF)
21 ベースバンド処理部
22 GPS機能部
30 通信ネットワーク網またはWiFiネットワーク
40 インターネット
50 多言語翻訳サービス
51 多言語翻訳サーバ
52 多言語辞書DB
60 観光情報Webサイト
61,63,65 観光情報Webサイトサーバ
62,64,66 コンテンツ管理DB
70 デジタルサイネージ(既存のデジタルサイネージ端末)
100 コンテンツ配信制御サーバ
110 制御部(位置情報取得手段,属性情報取得手段,制御手段)
120 処理部(処理手段)
130 記憶部(記憶手段)
121 アプリケーションダウンロード処理部(アプリケーションダウンロード処理手段)
122 利用者情報処理部
123 コンテンツ配信処理部
131 アプリケーション格納部
132 利用者属性情報管理DB
132A 利用者属性情報管理テーブル
133 コンテンツ提供エリア/提供言語管理DB
133A コンテンツ提供エリア/提供言語管理テーブル
134 コンテンツ管理DB
134A コンテンツURL管理テーブル
Claims (12)
- 利用者が所持する携帯端末の位置情報を取得する位置情報取得手段と、
前記利用者が用いる言語を含む属性情報を取得する属性情報取得手段と、
コンテンツ提供エリアと当該コンテンツ提供エリアで使用されるコンテンツ言語とを対比して記憶する記憶手段と、
取得した前記位置情報および前記属性情報と、前記コンテンツ提供エリアおよび前記コンテンツ言語とに基づいて、配信用のコンテンツを前記利用者向けに処理する処理手段と、
処理した前記コンテンツを前記携帯端末に配信して、当該携帯端末の表示画面を、プライベートデジタルサイネージとして機能させる制御手段と、を備え、
前記記憶手段は、
前記コンテンツを表示する言語を、
前記コンテンツ提供エリア内で特に利用頻度が高い、または地域全体の特性および特定店舗の特性に基づくデフォルト言語と、
前記利用者が予め設定する希望言語および代替言語と、
処理前の元コンテンツの言語であるオリジナル言語と、
に区分して記憶し、
前記処理手段は、
前記デフォルト言語の優先表示が設定されている場合、所定の第1条件では、前記希望言語を前記デフォルト言語に置換して表示させる
ことを特徴とするコンテンツ配信制御サーバ。 - 利用者が所持する携帯端末の位置情報を取得する位置情報取得手段と、
前記利用者が用いる言語を含む属性情報を取得する属性情報取得手段と、
コンテンツ提供エリアと当該コンテンツ提供エリアで使用されるコンテンツ言語とを対比して記憶する記憶手段と、
取得した前記位置情報および前記属性情報と、前記コンテンツ提供エリアおよび前記コンテンツ言語とに基づいて、配信用のコンテンツを前記利用者向けに処理する処理手段と、
処理した前記コンテンツを前記携帯端末に配信して、当該携帯端末の表示画面を、プライベートデジタルサイネージとして機能させる制御手段と、を備え、
前記記憶手段は、
前記コンテンツを表示する言語を、
前記コンテンツ提供エリア内で特に利用頻度が高い、または地域全体の特性および特定店舗の特性に基づくデフォルト言語と、
前記利用者が予め設定する希望言語および代替言語と、
処理前の元コンテンツの言語であるオリジナル言語と、
に区分して記憶し、
前記処理手段は、
前記デフォルト言語の優先表示が設定されている場合、所定の第2条件では、前記希望言語の前記デフォルト言語への置換を禁止する
ことを特徴とするコンテンツ配信制御サーバ。 - 利用者が所持する携帯端末の位置情報を取得する位置情報取得手段と、
前記利用者が用いる言語を含む属性情報を取得する属性情報取得手段と、
コンテンツ提供エリアと当該コンテンツ提供エリアで使用されるコンテンツ言語とを対比して記憶する記憶手段と、
取得した前記位置情報および前記属性情報と、前記コンテンツ提供エリアおよび前記コンテンツ言語とに基づいて、配信用のコンテンツを前記利用者向けに処理する処理手段と、
処理した前記コンテンツを前記携帯端末に配信して、当該携帯端末の表示画面を、プライベートデジタルサイネージとして機能させる制御手段と、を備え、
前記記憶手段は、
前記コンテンツを表示する言語を、
前記コンテンツ提供エリア内で特に利用頻度が高い、または地域全体の特性および特定店舗の特性に基づくデフォルト言語と、
前記利用者が予め設定する希望言語および代替言語と、
処理前の元コンテンツの言語であるオリジナル言語と、
に区分して記憶し、
前記処理手段は、
前記デフォルト言語の優先表示が設定されていない場合であっても、前記利用者の利益となる所定の第3条件では、前記希望言語を前記デフォルト言語に置換して表示させる
ことを特徴とするコンテンツ配信制御サーバ。 - 前記第1条件は、前記コンテンツ提供エリア内に特定店舗がある場合、または地域全体に所定の言語特性がある場合である
ことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ配信制御サーバ。 - 前記第2条件は、前記利用者が緊急操作をした場合、または現在時刻が深夜または早朝である場合である
ことを特徴とする請求項2に記載のコンテンツ配信制御サーバ。 - 前記第2条件は、前記携帯端末の近傍に、既存のデジタルサイネージ端末が存在する場合である
ことを特徴とする請求項2に記載のコンテンツ配信制御サーバ。 - 前記記憶手段は、
前記コンテンツ提供エリア内の既存の観光情報Webサイトを記憶し、
前記処理手段は、
前記コンテンツ提供エリア内に、前記携帯端末が存在する場合、前記観光情報WebサイトのURL(UniformResourceLocator)を前記利用者向けに処理し、
前記制御手段は、
前記観光情報WebサイトのURLを前記携帯端末に配信して、前記携帯端末の表示画面を、プライベートデジタルサイネージとして機能させる
ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載のコンテンツ配信制御サーバ。 - 利用者が所持する携帯端末に対してプライベートデジタルサイネージサービスを提供するコンテンツ配信制御サーバを備えるプライベートデジタルサイネージシステムであって、
前記コンテンツ配信制御サーバは、
前記携帯端末に、前記プライベートデジタルサイネージサービスにアクセスするためのコンテンツ閲覧アプリケーションをダウンロードさせるアプリケーションダウンロード処理手段と、
前記コンテンツ閲覧アプリケーションを実行する前記携帯端末から送信される位置情報を取得する位置情報取得手段と、
前記利用者が用いる言語を含む属性情報を取得する属性情報取得手段と、
コンテンツ提供エリアと当該コンテンツ提供エリアで使用されるコンテンツ言語とを対比して記憶する記憶手段と、
取得した前記位置情報および前記属性情報と、前記コンテンツ提供エリアおよび前記コンテンツ言語とに基づいて、配信用のコンテンツを前記利用者向けに処理する処理手段と、
処理した前記コンテンツを、前記コンテンツ閲覧アプリケーションを実行する前記携帯端末に配信して、当該携帯端末の表示画面を、プライベートデジタルサイネージとして機能させる制御手段と、を備え、
前記記憶手段は、
前記コンテンツを表示する言語を、
前記コンテンツ提供エリア内で特に利用頻度が高い、または地域全体の特性および特定店舗の特性に基づくデフォルト言語と、
前記利用者が予め設定する希望言語および代替言語と、
処理前の元コンテンツの言語であるオリジナル言語と、
に区分して記憶し、
前記処理手段は、
前記デフォルト言語の優先表示が設定されている場合、所定の第1条件では、前記希望言語を前記デフォルト言語に置換して表示させる
ことを特徴とするプライベートデジタルサイネージシステム。 - 利用者が所持する携帯端末に対してプライベートデジタルサイネージサービスを提供するコンテンツ配信制御サーバを備えるプライベートデジタルサイネージシステムであって、
前記コンテンツ配信制御サーバは、
前記携帯端末に、前記プライベートデジタルサイネージサービスにアクセスするためのコンテンツ閲覧アプリケーションをダウンロードさせるアプリケーションダウンロード処理手段と、
前記コンテンツ閲覧アプリケーションを実行する前記携帯端末から送信される位置情報を取得する位置情報取得手段と、
前記利用者が用いる言語を含む属性情報を取得する属性情報取得手段と、
コンテンツ提供エリアと当該コンテンツ提供エリアで使用されるコンテンツ言語とを対比して記憶する記憶手段と、
取得した前記位置情報および前記属性情報と、前記コンテンツ提供エリアおよび前記コンテンツ言語とに基づいて、配信用のコンテンツを前記利用者向けに処理する処理手段と、
処理した前記コンテンツを、前記コンテンツ閲覧アプリケーションを実行する前記携帯端末に配信して、当該携帯端末の表示画面を、プライベートデジタルサイネージとして機能させる制御手段と、を備え、
前記記憶手段は、
前記コンテンツを表示する言語を、
前記コンテンツ提供エリア内で特に利用頻度が高い、または地域全体の特性および特定店舗の特性に基づくデフォルト言語と、
前記利用者が予め設定する希望言語および代替言語と、
処理前の元コンテンツの言語であるオリジナル言語と、
に区分して記憶し、
前記処理手段は、
前記デフォルト言語の優先表示が設定されている場合、所定の第2条件では、前記希望言語の前記デフォルト言語への置換を禁止する
ことを特徴とするプライベートデジタルサイネージシステム。 - 利用者が所持する携帯端末に対してプライベートデジタルサイネージサービスを提供するコンテンツ配信制御サーバを備えるプライベートデジタルサイネージシステムであって、
前記コンテンツ配信制御サーバは、
前記携帯端末に、前記プライベートデジタルサイネージサービスにアクセスするためのコンテンツ閲覧アプリケーションをダウンロードさせるアプリケーションダウンロード処理手段と、
前記コンテンツ閲覧アプリケーションを実行する前記携帯端末から送信される位置情報を取得する位置情報取得手段と、
前記利用者が用いる言語を含む属性情報を取得する属性情報取得手段と、
コンテンツ提供エリアと当該コンテンツ提供エリアで使用されるコンテンツ言語とを対比して記憶する記憶手段と、
取得した前記位置情報および前記属性情報と、前記コンテンツ提供エリアおよび前記コンテンツ言語とに基づいて、配信用のコンテンツを前記利用者向けに処理する処理手段と、
処理した前記コンテンツを、前記コンテンツ閲覧アプリケーションを実行する前記携帯端末に配信して、当該携帯端末の表示画面を、プライベートデジタルサイネージとして機能させる制御手段と、を備え、
前記記憶手段は、
前記コンテンツを表示する言語を、
前記コンテンツ提供エリア内で特に利用頻度が高い、または地域全体の特性および特定店舗の特性に基づくデフォルト言語と、
前記利用者が予め設定する希望言語および代替言語と、
処理前の元コンテンツの言語であるオリジナル言語と、
に区分して記憶し、
前記処理手段は、
前記デフォルト言語の優先表示が設定されていない場合であっても、前記利用者の利益となる所定の第3条件では、前記希望言語を前記デフォルト言語に置換して表示させる
ことを特徴とするプライベートデジタルサイネージシステム。 - プライベートデジタルサイネージシステムのコンテンツ配信制御サーバは、
利用者が所持する携帯端末の位置情報を取得するステップと、
前記利用者が用いる言語を含む属性情報を取得するステップと、
コンテンツ提供エリアと当該コンテンツ提供エリアで使用されるコンテンツ言語とを対比して記憶するとともに、
コンテンツを表示する言語を、
前記コンテンツ提供エリア内で特に利用頻度が高い、または地域全体の特性および特定店舗の特性に基づくデフォルト言語と、
前記利用者が予め設定する希望言語および代替言語と、
処理前の元コンテンツの言語であるオリジナル言語と、
に区分して記憶するステップと、
取得した前記位置情報および前記属性情報と、前記コンテンツ提供エリアおよび前記コンテンツ言語とに基づいて、配信用のコンテンツを前記利用者向けに処理するとともに、
前記デフォルト言語の優先表示が設定されている場合、所定の第1条件では、前記希望言語を前記デフォルト言語に置換して表示させるステップと、
処理した前記コンテンツを前記携帯端末に配信して、前記携帯端末の表示画面を、プライベートデジタルサイネージとして機能させるステップと、を実行する
ことを特徴とするプライベートデジタルサイネージ方法。 - 制御部を備えるコンピュータを、
プライベートデジタルサイネージシステムのコンテンツ配信制御サーバとして機能させるプログラムであって、
利用者が所持する携帯端末の位置情報を取得する処理と、
前記利用者が用いる言語を含む属性情報を取得する処理と、
コンテンツ提供エリアと当該コンテンツ提供エリアで使用されるコンテンツ言語とを対比して記憶するとともに、
コンテンツを表示する言語を、
前記コンテンツ提供エリア内で特に利用頻度が高い、または地域全体の特性および特定店舗の特性に基づくデフォルト言語と、
前記利用者が予め設定する希望言語および代替言語と、
処理前の元コンテンツの言語であるオリジナル言語と、
に区分して記憶する処理と、
取得した前記位置情報および前記属性情報と、前記コンテンツ提供エリアおよび前記コンテンツ言語とに基づいて、配信用のコンテンツを前記利用者向けに加工するとともに、
前記デフォルト言語の優先表示が設定されている場合、所定の第1条件では、前記希望言語を前記デフォルト言語に置換して表示させる処理と、
処理した前記コンテンツを前記携帯端末に配信して、当該携帯端末の表示画面を、プライベートデジタルサイネージとして機能させる処理と、を前記コンピュータに実行させる
ことを特徴とするプログラム。
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