JP2015073258A - ユーザ装置、基地局、情報通知方法、及びリソース割り当て方法 - Google Patents

ユーザ装置、基地局、情報通知方法、及びリソース割り当て方法 Download PDF

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Abstract

【課題】端末間通信のためのリソース割り当てにおいて、リソースの空間的再利用を適切に行うことを可能とする技術を提供する。
【解決手段】無線により装置対装置通信を行う機能を有するユーザ装置において、前記ユーザ装置に対応する識別情報を格納するデータ記憶部と、他のユーザ装置から、当該他のユーザ装置に対応する識別情報を含む発見信号を受信し、当該発見信号から当該他のユーザ装置に対応する識別情報を取得する識別情報取得部と、前記他のユーザ装置の識別情報を含む制御信号を基地局に送信する制御信号送信部とを備える。
【選択図】図19

Description

本発明は、端末間通信(D2D通信、装置対装置通信)に関するものであり、特に、端末間通信において、発見信号を送信する無線リソース(以下、リソース)を割り当てるための技術に関連するものである。
移動体通信では、端末(以下、ユーザ装置UEと呼ぶ)と基地局eNBが通信を行うことによりユーザ装置UE間で通信を行うことが一般的であるが、近年、ユーザ装置UE間で直接に通信を行うことについての種々の技術が検討されている。
ユーザ装置UE間で通信を行う際に、一方のユーザ装置UEは、近隣の他方のユーザ装置UEを発見することが必要である。ユーザ装置UEを発見する手法として、各ユーザ装置UEが、自身のIDを含む発見信号(discovery signal)を送信(ブロードキャスト)する手法がある。
図1は、発見信号を送信するためのリソースの一例を示す図である。図1の例では、発見信号の送受信を行うことでユーザ装置UEの発見(被発見)を行う発見期間(discovery period)が周期的に訪れるように定めてあり、各発見期間において所定数個の発見信号送信(及び受信)のためのリソース(時間−周波数リソースであり、発見リソースと呼ぶ)が定められている。各ユーザ装置UEは、発見期間において発見リソースを用いて発見信号の送信を行う。
例えば、図2のユーザ装置UE1は、図1のUE1で示される発見リソースを用いて発見信号を送信し、図2のユーザ装置UE2は、図1のUE2で示される発見リソースを用いて発見信号を送信する。
図2におけるユーザ装置UE3は、ユーザ装置UE1が送信した発見信号を受信することでユーザ装置UE1を発見し、ユーザ装置UE4は、ユーザ装置UE2が送信した発見信号を受信することでユーザ装置UE2を発見する。
各ユーザ装置UEにおける発見リソースの選択方法には、大きく2つの方法がある。1つは、各ユーザ装置UEが、使用可能な発見リソースの中から任意に1つの発見リソースを選択する方法である。この方法を分散型(Distributed discovery)と呼ぶ。もう1つは、基地局eNBがユーザ装置UEに対して個々の発見リソースを割り当てる方法である。この方法を集中型(Centralized discovery)と呼ぶ。
図3は、分散型における発見信号送受信の例を示す図である。図3において、各ユーザ装置UEは、各符号で示される発見リソースを用いるものとする。例えば、ユーザ装置UE1、ユーザ装置UE2は、右側のリソース図におけるAで示す発見リソースで発見信号を送信する。
図3に示すとおり、ユーザ装置UE1、UE2、UE3は互いに近い距離にあり、ユーザ装置UE1、UE2は同じ発見リソースAを用いて発見信号を送信するため、発見信号の衝突(collision)が発生し、ユーザ装置UE3は、ユーザ装置UE1、UE2のいずれも発見できない。ユーザ装置UE3とユーザ装置UE4は遠い距離にあるため、これらは同じ発見リソースDを用いることができる(spatial reuse、リソースの空間的再利用)。
なお、端末間通信に関する先行技術文献として特許文献1がある。また、後述する無線フィンガープリント(Radio FingerPrint:RFP)に関する先行技術文献として例えば非特許文献1〜3がある。
特開2012−209893号公報
H. Laitinen et al., "Experimental Evaluation of Location Methods Based on Signal-Strength Measurements," IEEE Trans. Vehic. Tech., vol. 56, no. 1, Jan. 2007, pp. 287-96. J. Johansson et al., "Minimization of Drive Tests in 3GPP Release 11," IEEE Commun. Mag Nov. 2012. Athul Prasad et al, " Energy Efficient Small-Cell Discovery Using Received Signal Strength Based Radio Maps", IEEE VTC, June 2013
集中型の場合、上記の衝突等が発生しないように集中的にリソース割り当てを行うことができる反面、ユーザ装置UEの位置等に関する情報がなければリソース空間的再利用ができないという問題がある。
一例として、図4(a)に示す無線環境において、基地局eNBが、ユーザ装置UEのグループであるUEグループAとUEグループB、及び、個々のユーザ装置UE1〜3に、図4(b)に示すリソース1〜9を割り当てる場合を考える。
仮に、UEグループAとUEグループB間が十分に離れており、グループに属するいずれのユーザ装置UEから送信された発見信号も他のグループにおけるいずれのユーザ装置UEにより受信することができないとすると、基地局eNBは、UEグループAとUEグループB間でリソース再利用を行い、例えば図4(b)に網掛けで示した6つのリソースをUEグループAとUEグループBのそれぞれに割り当てることができる。つまり、UEグループAとUEグループBは同じ6つのリソースを同時に使用することができる。残りの3つのリソースはユーザ装置UE1〜3に割り当てられる。
上記のような割り当てを行うためには、基地局eNBは、UEグループAとUEグループB間が十分に離れていること、あるいは、UEグループAとUEグループB間では発見信号が送受信できないことを知っている必要がある。基地局eNBがこのようなUE間での電波伝搬状態を知るために、例えば、ユーザ装置UEがGPSで自身の位置を基地局eNBに伝え、基地局eNBがUE間の距離を算出し、距離に基づき電波伝搬状態を推定することが考えられる。しかし、GPSを用いてユーザ装置UEの位置に基づき電波伝搬状態を推定する手法では、例えばユーザ装置UEがビル内にいる場合に、当該ユーザ装置UEと、そのビル外にいるユーザ装置UEとの間の電波伝搬状態を正確に推定できない等の問題がある。そのため、このような距離に基づく手法では、例えば、リソースの空間的再利用ができるのに空間的再利用をしないでリソースを割り当ててしまうといったように、リソースの空間的再利用を効率的に行えない場合がある。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、端末間通信のためのリソース割り当てにおいて、リソースの空間的再利用を適切に行うことを可能とする技術を提供することを目的とする。
本発明の一実施形態によれば、無線により装置対装置通信を行う機能を有するユーザ装置であって、
前記ユーザ装置に対応する識別情報を格納するデータ記憶部と、
他のユーザ装置から、当該他のユーザ装置に対応する識別情報を含む発見信号を受信し、当該発見信号から当該他のユーザ装置に対応する識別情報を取得する識別情報取得部と、
前記他のユーザ装置に対応する識別情報を含む制御信号を基地局に送信する制御信号送信部と、を備えるユーザ装置が提供される。
また、本発明の一実施形態によれば、無線により装置対装置通信を行う機能を有するユーザ装置と通信する基地局であって、
複数のユーザ装置の各々から、当該ユーザ装置が受信した発見信号に含まれていた識別情報であって、他のユーザ装置に対応する識別情報を含む空間カップリング情報を受信する空間カップリング情報受信部と、
前記空間カップリング情報に基づいて、ユーザ装置が存在するエリア間での発見信号通信の可否を決定し、当該発見信号通信の可否に基づいて、発見信号送信のためのリソースをユーザ装置に割り当てるリソース割り当て部とを備える基地局が提供される。
本発明の一実施形態によれば、端末間通信のためのリソース割り当てにおいて、リソースの空間的再利用を適切に行うことを可能とする技術が提供される。
発見信号を送信するためのリソースの一例を示す図である。 D2D通信を説明するための図である。 発見信号送受信の例を示す図である。 リソース割り当ての例を説明するための図である。 本発明の実施の形態における通信システムの構成例を示す図である。 リソースの構成例を説明するための図である。 RGパターンの例を示す図である。 ユーザ装置UE−AがRFPを求めることを示す図である。 RFP・エリアマッピングテーブルの例を示す図である。 エリアIDに対応する各エリアを示した図である。 動作の概要を説明するための図である。 空間カップリングマトリックスの一例を示す図である。 本発明の実施の形態における処理手順を示すシーケンス図である。 測定対象の基地局eNBの数が4つとした場合のステップ100における処理内容を説明するための図である。 ユーザ装置UEが移動する場合におけるステップ100での動作例を説明するための図である。 ステップ400の具体例を示した図である。 ステップ500の具体例を示した図である。 ステップ600の具体例を示した図である。 ユーザ装置UEの機能構成例を示す図である。 基地局eNBの機能構成例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。なお、以下で説明する実施の形態は一例に過ぎず、本発明が適用される実施の形態は、以下の実施の形態に限られるわけではない。例えば、以下の実施の形態では、本発明に係る「ユーザ装置に対応する識別情報」として、エリアIDを使用しているが、これは一例に過ぎず、当該識別情報としてエリアID以外のIDを用いてもよい。
(全体構成例)
まず、図5、図6を参照して、本発明の実施の形態における通信システムの全体構成例を説明する。図5は、本実施の形態における通信システムの構成例を示す。図4に示すように、本実施の形態における通信システムは、基地局eNBの配下に複数のユーザ装置UEが存在するセルラー通信システムである。実際には周辺に複数の基地局eNBが存在するが、図5では1つの基地局eNBを示している。当該セルラー通信システムは、例えばLTEに準拠したものであるが、LTEに限られるわけではない。なお、本明細書及び特許請求の範囲において、「LTE」は、3GPPのリリース8、又は9に対応する通信方式のみならず、3GPPのリリース10、11、又は12もしくはそれ以降に対応する通信方式も含む意味で使用する。
図6は、本実施の形態における発見リソースに関わるリソース構成の例を説明するための図である。図6に示す例では、説明を分かり易くするための一例として、図6(a)に示すように、1回の発見信号送信機会(発見期間)において、4×4=16個の発見リソース(DR: discovery resource)が使用可能であるとする。ここで、1個の発見リソースDRは、ユーザ装置UEが発見信号を送信するために用いる最小単位のリソースであり、例えば、LTEで規定された複数のRB(リソースブロック)からなる。
図6に示す例では、複数のリソースグループ(RG: Resource Group)パターン(pattern)が導入される。1つのRGパターンは、1つ又は複数のリソースグループRGを有する。1つのリソースグループRGは、1つ又は複数の発見リソースDRを有する。ユーザ装置UEには、RGパターン及び当該RGパターンにおいて使用すべきリソースグループRGが割り当てられる。この割り当ては、例えば基地局eNBからのシグナリングにより行われる。また、リソースグループRGの割り当ては、リソースグループRGのホッピングパターンの割り当てとして行われる場合もある。
そして、ユーザ装置UEは、割り当てられたリソースグループRG内の1つ又は複数の発見リソースDRのうちの1つを任意に(例えばランダムに)選択して発見信号送信のために使用する。なお、リソースグループRGが1つの発見リソースDRのみを含む場合は、リソースグループRGの割り当てがそのまま発見リソースDRの割り当てとなる。
図6には、例として3つのRGパターンが示されている。図6(b)に示すRGパターンは、RGパターンを構成するリソースグループRGの各々が1つの発見リソースDRであるパターンである。このパターンは、上述したように、各リソースグループRGが1つの発見リソースDRのみを含む場合であり、リソースグループRGの割り当てがそのまま発見リソースDRの割り当てとなる。図6(b)には、例として、図5に示したユーザ装置UE1〜UE5の割り当て例が記載されている。このパターンの場合、結果的に前述した集中型と同様の割り当てになることから、このパターンを完全集中型(fully centralized)と呼ぶことができる。
図6(c)に示すRGパターンは、発見リソース全体領域を2つのリソースグループ(RG1とRG2)に分けたパターンである。図6(c)に示すように、RG1にユーザ装置UE1とUE2が割り当てられ、RG2にユーザ装置UE3、UE4、UE5が割り当てられている。なお、図6(c)に示す割り当ての場合、例えば、ユーザ装置UE1にとっては、図6(c)に示すRGパターンが割り当てられ、更に、当該RGパターンの中のRG1が割り当てられたことになる。
図6(c)に示すRGパターンは、複数のRGの中から1つのRGがユーザ装置UEに割り当てられるという点では集中型であるが、ユーザ装置UEはRGに含まれる複数の発見リソースDRから1つの発見リソースDRを任意に選択するという点では分散型であるので、このようなRGパターンを部分的集中型(partially distributed)と呼ぶことができる。
図6(d)に示すRGパターンは、RGパターンに含まれるリソースグループRGが1つ(RG1)のみであるパターンである。この場合、RG1の中に図6(a)に示す16個の発見リソースDRが含まれ、各ユーザ装置UEは、16個の発見リソースDRの中から1つの発見リソースDRを選択して発見信号の送信を行う。このパターンの場合、結果的に前述した分散型と同様の割り当てになることから、このパターンを完全分散型(fully distributed)と呼ぶことができる。
RGパターンは上述した特定のパターンに限定されるわけではなく、どのようなRGパターンでも導入することができる。図6に示したRGパターンの例を含む複数のRGパターンの例を図7に示す。
本実施の形態では、リソースの空間的再利用が行われるから、例えば、図6(c)に示す例において、仮に、UE1〜UE2のグループとUE3〜UE5のグループ間で発見信号の送受信がなされない電波伝搬環境である場合、基地局eNBは後述する空間カップリングマトリックスからそのことを判別し、UE1〜UE2のグループとUE3〜UE5のグループの各ユーザ装置UEに、同じRG(例:RG1)を割り当てることができる。この場合、RG2を他のユーザ装置UEに割り当てることができることになり、リソースの有効活用が実現される。
(本発明の実施の形態の概要)
以下、実施の形態の概要について説明する。
<無線フィンガープリントについて>
本実施の形態では、基地局eNBが、ユーザ装置UEの位置に関連付けられるエリアIDを決定するために無線フィンガープリント(RFP)技術を用いる。最初に、本実施の形態で用いる無線フィンガープリント技術の概要を図8、図9を用いて説明する。
図8は、ユーザ装置UE−Aの周辺に基地局(マクロ基地局)eNB1〜eNB4が存在し、ユーザ装置UE−AがRFPを求めることを示す図である。なお、本実施の形態では、各ユーザ装置UEがRFPを算出するが、図8は特にユーザ装置UE−Aに着目した図である。
図8に示すように、ユーザ装置UE−Aは、基地局eNB1〜eNB4毎に、参照信号等の信号の受信電力(本実施の形態では、RSRP:Reference Signal Received Power)を測定する。また、ユーザ装置UE−Aは、各基地局eNBからセルIDを受信し、図示するように、セルIDとRSRPとを対応付けた情報をRFPとして生成し、当該RFPを、在圏する基地局eNBに送信する。
基地局eNBは、各ユーザ装置UEから受信したRFPに基づき、図9に示すように、RFPと、エリアIDとを対応付けたRFP・エリアマッピングテーブルを作成し、保持する。基地局eNBは、このRFP・エリアマッピングテーブルを作成した後、例えば、あるユーザ装置UEからRFPを受信したときに、このRFPに該当するエントリ(RFP・エリアマッピングテーブルの行)があれば、当該行におけるエリアIDが当該ユーザ装置UEのエリアIDであると判定する。なお、RFPはユーザ装置UEの位置に関連付けられるため、RFPから識別されるものを便宜上「エリア」と呼んでいる。
エントリにマッチするとは、ユーザ装置UEから受信したRFPを構成するRSRPと、RFP・エリアマッピングテーブルにおけるRSRPとをセル毎に比較し、各セルにおいて、RFPを構成するRSRPが、RFP・エリアマッピングテーブルにおけるRSRPに対して所定の範囲(オフセット)内にある場合である。図9では、当該オフセットはεで示されている。εの決め方は、特定の方法に限定されない。例えば、所定の定数であってもよいし、図9に示す式で求めてもよい。当該式において、αは所定の定数であり、Rは該当セルの基地局eNBとユーザ装置UE間の距離であり、rはエリアの半径である。なお、Rとrの例は図10にも示される。図10は、図9に示したエリアIDに対応する各エリアを示した図である。
なお、例えば、各基地局eNBが周辺基地局eNBとの間で基地局間通信を行い、各基地局eNBが周辺基地局eNBとの間でRFP・エリアマッピングテーブルを交換することで、各基地局eNBは、共通のRFP・エリアマッピングテーブルを保持できる。以下では、各基地局eNBは、共通のRFP・エリアマッピングテーブルを保持しているものとする。
<動作の概要>
次に、本実施の形態に係るシステムの動作の概要を説明する。本実施の形態における動作は、RFP・エリアマッピングテーブル構築、及びエリアID通知のための動作1と、空間カップリングマトリックス構築、及びリソース割り当てのための動作2に分けられる。
(動作1)動作1において、ユーザ装置UEはRFP(RSRPベクトル)を基地局eNBに報告し、基地局eNBは、RFPとRFP・エリアマッピングテーブルの照合を行って、新規のRFPである場合はエリアIDとRFPのエントリを追加し、既存のRFPである場合はユーザ装置UEから受信したRFPに対応するエリアIDをユーザ装置UEに通知する。また、基地局eNBは、ユーザ装置UEからのRFPの報告の正確性を保つために、例えば、測定すべき周辺基地局の数をユーザ装置UEに通知することとしてもよい。
(動作2)動作2については、図11を適宜参照して説明する。図11には、各エリアのエリアIDが示されている。例えば、ユーザ装置UE−Aが保持するエリアIDは1であり、ユーザ装置UE−Bが保持するエリアIDは2である。
動作2では、基地局eNBが、エリア間においてユーザ装置UE間で発見信号の送受信がなされたかどうかをユーザ装置UEからの報告により把握することで、エリア間での発見信号通信可否を示す空間カップリングマトリックス(spatial coupling matrix)を作成し、その情報に基づき、リソース空間的再利用を含むリソース割り当てを行うこととしている。動作2での処理の概要は以下のとおりである。
ステップ1)各ユーザ装置UEは自身のエリアIDを発見信号に含め、当該発見信号を送信する。当該発見信号は他のユーザ装置UEにより受信される。例えば、図11に示すユーザ装置UE−Aは、エリアIDとして1を含む発見信号を送信し、ユーザ装置UE−Cが当該発見信号を受信する。このことは、エリアIDが1のエリアとエリアIDが3のエリア間で通信可能であることを示している。自身のエリアID及び受信した発見信号に含まれるエリアIDを含む情報を空間カップリング情報と呼ぶ。なお、自身のエリアIDと受信した発見信号に含まれるエリアIDとが異なる場合に、自身のエリアID及び受信した発見信号に含まれるエリアIDを含む情報を空間カップリング情報と呼ぶこととしてもよい。
ステップ2)各ユーザUE装置は、空間カップリング情報を基地局eNBに送信する。なお、ユーザ装置UEは、空間カップリング情報として、自身のエリアID及び受信した発見信号に含まれるエリアIDの両方を送信することは必ずしも必要ではない。空間カップリング情報として、受信した発見信号に含まれるエリアIDを送信し、自身のエリアIDを送信しないこととしてもよい。この場合、例えば、基地局eNBは、動作1で通知したエリアIDを、通知先のユーザ装置UE毎に保持することで、空間カップリング情報の送信元のユーザ装置UEのエリアIDを把握できる。
ステップ3)基地局eNBは、各ユーザUE装置から受信した空間カップリング情報を用いて空間カップリングマトリックスを構築する。
空間カップリングマトリックスの一例を図12(a)に示す。図12(a)の例では、発見信号の通信が行われたエリア間を1とし、発見信号の通信が行われていないエリア間を0としている。例えば、図12(a)の例では、エリア1からエリア2へ発見信号通信が行われ、更に、エリア2からエリア1への発見信号通信も行われたことが示されている。本実施の形態では、一方のエリアから送信された発見信号を他方のエリアで受信したことが空間カップリングマトリックスから判定できる場合に、当該エリア間で通信可能であると判断してもよいし、一方のエリアから送信された発見信号を他方のエリアで受信し、更に当該他方のエリアから送信された発見信号を当該一方のエリアで受信したことが空間カップリングマトリックスから判定できる場合に、当該エリア間で通信可能であると判断してもよい。
図12(b)に、空間カップリングマトリックスから得られるエリア間の接続関係例を示す。図12(b)に示す例では、例えば、エリア2とエリア3間は通信できないので、基地局eNBは、エリア2に属するユーザ装置UEに割り当てたリソース(DR,RG等)と同じリソースをエリア3に割り当てる判断を行うことができる。つまり、発見信号の通信がされていないエリア間では、同じリソースを割り当てることができる。
各基地局eNBは、例えばX2インターフェースを介して、周辺基地局eNBと空間カップリングマトリックスを交換することで、特にセル端のエリアでのより正確な空間カップリングマトリックスを構築できる。
なお、本実施の形態に係る上記の動作2では、送信側で動作1に基づき求められたエリアIDを識別情報として発見信号に含めて送信し、受信側で当該識別情報を含む情報を基地局eNBに送信することとしているが、発見信号に含めて送信し、受信側で基地局eNBに送信する識別情報は当該エリアIDに限定されるわけではない。例えば、識別情報として、在圏するセルのID、もしくはその他のユーザ装置UEに対応するIDを用いることとしてもよい。
(実施の形態における処理手順の詳細)
以下、本発明の実施の形態における処理手順を詳細に説明する。図13は、システムの全体の動作例を示すシーケンス図であり、基地局eNBに新たに在圏したユーザ装置UE−Aとその他のユーザ装置UEが存在する状況を示している。図13に示す手順に沿って、各手順の処理内容を説明する。説明において、適宜図14〜図18を参照する。
<ステップ100:RSRP測定、報告>
図13のステップ100において、ユーザ装置UE−Aは、所定数の基地局eNBからの信号のRSRPを測定し、その値とセルIDとをRFPとして基地局eNBに通知する。通知には、例えば、PUSCH、PUCCHのようなユーザ装置UE個別の上りシグナリングチャネル(制御信号)を用いることができる。また、LTEのハンドオーバで規定されている既存のRRCシグナリングを用いてRFPを基地局eNBに通知することとしてもよい。
測定対象の基地局eNBの数が4つとした場合のステップ100における処理内容を図14に示す。図14では、各ユーザ装置UEが基地局eNBにRFPを報告することが示されているが、便宜上、ユーザ装置UE−Aについて、測定を行う基地局eNBの数が4つであることが示されている。
ユーザ装置UE−Aは、図14上でユーザ装置UE−Aの下の表に示すように、各基地局eNBからの信号のRSRPを測定し、これら4つの値を含むRSRPベクトルをRFPとして基地局eNBに通知する。
通知のための信号(フレーム)は、例えば、セルID用に2×4ビット、及びRSRP用に2×4ビットで構成される。
ユーザ装置UEが移動する場合におけるステップ100での動作例を図15を参照して説明する。
図15に示すように、ユーザ装置UEがエリア1からエリア2に移動するイベントをイベント1とし、ユーザ装置UEが、基地局eNB−AのセルAから基地局eNB−BのセルBに移動するイベントをイベント2とする。
ユーザ装置UEがエリア1からエリア2に移動するイベント1において、ユーザ装置UEは、RSRPを定期的に測定し、RFPを定期的に基地局eNB−Aに報告する。そして、基地局eNB−Aは、RFPからユーザ装置UEがエリア1にいるのかエリア2にいるのかを判定し、ユーザ装置UEに通知を行う。
イベント2において、ユーザ装置UEの在圏するセルが変更になる段階(セルA及びセルBのセル端に位置する場合)では、ユーザ装置UEは、基地局eNB−Aと基地局eNB−Bの両方にRFPを報告する。
<ステップ200>
図13のステップ200において、基地局eNBは、受信したRFPがRFP・エリアマッピングテーブルにおけるエントリにマッチするかどうか判定する。エントリにマッチする場合、基地局eNBは、当該ユーザ装置UEに発見信号送信のための最初のリソースを割り当てる。リソースの割り当てとしては、例えばRGを割り当てる。
その際、例えば、既に作成されている空間カップリングマトリックスを参照し、当該ユーザ装置UEのエリアと通信しないエリアに割り当てたリソースと同じリソースを割り当てることができる。また、割り当てるリソースは、当該ユーザ装置UEのエリアと通信するエリアに割り当てたリソースとは異なるリソースとする。このような割り当ては例えばグラフ彩色問題として定式化して解決できる。なお、このような割り当てを可能とするために、基地局eNBは、エリアIDと、当該エリアのユーザ装置UEに割り当てたリソースとを対応付けた割り当てテーブルを保持している。
エントリにマッチしない場合、基地局eNBは、受信したRFPと新たなエリアIDからなるエントリをRFP・エリアマッピングテーブルに追加することによりRFP・エリアマッピングテーブルを更新し、リソースをユーザ装置UEに割り当てる。
なお、ユーザ装置UE−A以外のユーザ装置UEも例えば定期的にRFPを基地局eNBに送信し、基地局eNBがエリアIDを決定し、リソース割り当てを行って、当該ユーザ装置UEに通知している。
<ステップ300>
基地局eNBは、エリアIDと割り当てたリソースのIDとをユーザ装置UE−A(及び他のユーザ装置UE)に通知する。なお、エリアIDと割り当てたリソースのIDは別々に通知してもよい。通知には、下りRRCシグナリング等のユーザ装置UE個別の下りシグナリングが用いられる。各ユーザ装置UEは、受信したエリアIDを保持する。リソースのIDは、例えばRGのID、DRのID等であり、各ユーザ装置UEは、RGのID、DRのID等から、発見信号送信のためにどのリソース(例:RB)を使用するかを決定し、当該リソースを用いて発見信号を送信する機能を有している。
<ステップ400>
ステップ400において、ユーザ装置UE−Aは、自身のエリアIDを発見信号に含め、当該発見信号を送信(ブロードキャスト)する。送信は定期的に行われる。
図16は、ステップ400における処理内容をより具体的に示した図である。図16に示す例では、既存の発見信号に、エリアIDが付加された信号が本実施の形態での発見信号として示されている。図16に示すとおり、ユーザ装置UE−Aが当該発見信号を送信することで、様々な場所に存在する他のユーザ装置UEが発見信号を受信する。
<ステップ500>
図13のステップ500において、ユーザ装置UE−Aは、他のユーザ装置UEから発見信号を受信し、当該発見信号に含まれるエリアIDが自身のエリアIDと異なることを検出することにより、自エリアと他エリア間が通信可能であることを検出する。つまり、エリア間が結合(カップリング)されていることを検出する。
ステップ500の具体例を図17に示す。図17の例では、エリアIDがエリア5である公共エリアのユーザ装置UE−Aが、異なるエリアの複数のユーザ装置UEからエリアIDを含む発見信号を受信する。ユーザ装置UE−Aは、発見信号に含まれるエリアIDをデコードでき、それが自身のエリアIDと異なる場合に、当該エリアIDとエリアと自身のエリアIDのエリアとが結合している(通信可能である)と判断する。なお、ユーザ装置UE−Aがこの判断を行うことは必ずしも必要ではなく、基地局eNBのみが判断を行えば足りる。
発見信号のエリアIDをデコードできたということは、受信した発見信号のRSSI(Received Signal Strength Indicator、受信信号強度)が所定の閾値よりも大きいことを意味する。本実施の形態の手法では、エリア間で受信信号強度を測定したり推定することなく、受信信号強度に基づく正確な空間カップリング情報を取得できる。
<ステップ600>
ユーザ装置UE−Aは、空間カップリング情報(自身のエリアIDと、発見信号に含まれた他エリアのエリアID)を基地局eNBに通知する。なお、前述したように、自身のエリアIDを通知することは必須ではない。通知には、例えば、PUSCH、PUCCH等のユーザ装置UE個別の上りシグナリングチャネルを使用する。ユーザ装置UEが基地局eNBに空間カップリング情報を通知する場合の例を図18に示す。
図18には、空間カップリング情報の例が示されている。図18に示す空間カップリング情報は、自身のエリアID(例:エリア4)と2×N(NはエリアIDの数)マトリックスからなる。2×Nマトリックスは、エリアID毎に、ユーザ装置UE−Aが、当該エリアIDのエリアのユーザ装置UEから発見信号を受信した場合に1が入り、受信していない場合に0が入る。また、空間カップリング情報として、自エリアIDと、自エリア以外から受信した発見信号に含まれていたエリアIDを送信することとしてもよい。
<ステップ700>
図13のステップ700において、基地局eNBは、受信した空間カップリング情報に基づいて空間カップリングマトリックス(例:図12(a))を更新し、各ユーザ装置UEに対するリソース割り当てを更新し、通知する。リソース割り当ての通知は、例えば、下りRRCシグナリングのようなユーザ装置UE個別の下りシグナリングにより行われる。
<ステップ800>
基地局eNBは、空間カップリングマトリックスをX2インターフェースにより周辺基地局eNBと交換し、より正確な空間カップリングマトリックスを得る。
(装置構成)
<ユーザ装置UEの構成例>
図19に、本実施の形態におけるユーザ装置UEの機能構成例を示す。なお、図19は、本実施の形態に関係する構成を示すものであり、当該ユーザ装置UEは、例えばLTEに準拠した携帯端末としての動作を行うための図示しない既存機能を含む。
図19に示すように、ユーザ装置UEは、受信部101、制御信号取得部102、発見信号取得部103、データ記憶部104、RSRP測定部105、RFP報告信号生成部106、発見信号生成部107、空間カップリング情報報告信号生成部108、送信部109を備える。
受信部101は、基地局eNBもしくは他のユーザ装置UEから無線で信号を受信する。制御信号取得部102は、受信部101により受信した信号から制御信号(例:UE個別下りシグナリング信号)を取得し、制御信号からエリアID、リソースID、セルID等を取得して、データ記憶部104に格納する。
発見信号取得部103は受信した信号から発見信号を取得し、発見信号に含まれるエリアIDを抽出(デコード)してデータ記億部104に格納する。また、RSRP測定部105は、受信部101が受信した参照信号のRSRPを測定し、測定したRSRPをセルIDに対応付けてデータ記億部104に格納する。
RFP報告信号生成部106は、データ記億部104に格納されているセルIDとRSRPを用いてRFP(RSRPベクトル)を含む報告信号(制御信号)を生成する。発見信号生成部107は、データ記億部104に格納されている自エリアのエリアIDを含む発見信号を生成する。空間カップリング情報報告信号生成部108は、データ記憶部104に格納されている、受信発見信号に含まれていたエリアIDと自エリアIDを含む空間カップリング情報を作成し、それを含む報告信号を生成する。なお、自エリアIDは空間カップリング情報に含めなくてもよい。送信部109は、RFP報告信号生成部106、発見信号生成部107、空間カップリング情報報告信号生成部108により生成された信号を送信する。送信部109は、発見信号を送信する際には、基地局eNBから指定されたリソースIDに対応するリソースを用いて送信を行う。
なお、ユーザ装置UEの構成は、上記の構成に限られるわけではなく、本実施の形態で説明した処理を実行できる構成であればどのような構成でもよい。例えば、ユーザ装置UEは、無線により装置対装置通信を行う機能を有するユーザ装置であって、前記ユーザ装置に対応する識別情報を格納するデータ記憶部と、他のユーザ装置から、当該他のユーザ装置に対応する識別情報を含む発見信号を受信し、当該発見信号から当該他のユーザ装置に対応する識別情報を取得する識別情報取得部と、前記他のユーザ装置に対応する識別情報を含む制御信号を基地局に送信する制御信号送信部とを備えるユーザ装置として構成される。
例えば、前記ユーザ装置に対応する識別情報は、当該ユーザ装置が存在するエリアを識別するエリア識別情報であり、前記他のユーザ装置に対応する識別情報は、当該他のユーザ装置が存在するエリアを識別するエリア識別情報である。この構成により、基地局は、例えばエリア間での通信可否を決定するために用いる情報を得られるため、端末間通信のためのリソース割り当てにおいて、リソースの空間的再利用を適切に行うことが可能となる。
また、前記制御信号は、前記ユーザ装置に対応する識別情報と前記他のユーザ装置に対応する識別情報とを含むようにしてもよい。また、前記ユーザ装置に、前記ユーザ装置に対応する識別情報を含む発見信号を送信する発見信号送信部を備えることとしてもよい。
また、ユーザ装置UEは、無線により装置対装置通信を行う機能を有するユーザ装置であって、前記ユーザ装置が存在するエリアを識別するエリア識別情報を格納するデータ記憶部と、他のユーザ装置から、当該他のユーザ装置のエリア識別情報を含む発見信号を受信し、当該発見信号から当該他のユーザ装置のエリア識別情報を取得するエリア識別情報取得部と、前記ユーザ装置のエリア識別情報と前記他のユーザ装置のエリア識別情報とを含む制御信号を基地局に送信する制御信号送信部とを備えることとしてもよい。
上記の構成により、基地局は、ユーザ装置のエリア識別情報と他のユーザ装置のエリア識別情報とを用いて、エリア間での通信可否を決定できるため、端末間通信のためのリソース割り当てにおいて、リソースの空間的再利用を適切に行うことが可能となる。
上記のエリア識別情報は、特定のものに限定されるわけではなく、本実施の形態で説明したようにRFPから決定されたエリアIDであってもよいし、また、セルIDのようにセル(エリアの一例)を識別するIDであってもよい。
前記ユーザ装置は、前記ユーザ装置のエリア識別情報を含む発見信号を送信する発見信号送信部を備えてもよい。また、前記ユーザ装置のエリア識別情報は、前記基地局において前記ユーザ装置の位置に関する情報から決定され、前記ユーザ装置は、当該エリア識別情報を前記基地局から受信するようにしてもよい。位置に関する情報とは、例えば、RFPである。また、位置に関する情報はGPSで取得した情報であってもよい。
上記のような構成を採用することで、ユーザ装置は、エリア識別情報を容易に取得することができる。
また、前記ユーザ装置は、複数の基地局から受信する信号の受信電力を基地局毎に測定し、当該複数の基地局の受信電力を前記ユーザ装置の位置に関する情報として前記基地局に送信する情報送信部を備えることとしてもよい。この構成により、GPSを使用することなく、位置に関する情報を通知できる。
また、前記基地局は、前記ユーザ装置のエリア識別情報と前記他のユーザ装置のエリア識別情報を含む情報に従ってエリア間の発見信号通信可否を決定し、当該エリア間の発見信号通信可否に基づいて、発見信号送信のためのリソースを前記ユーザ装置に割り当て、前記ユーザ装置は、当該リソースを用いて前記発見信号の送信を行うようにしてもよい。このような構成により、例えば、基地局は、リソースの空間的再利用を的確に行うことができ、ユーザ装置において発見信号の衝突を低減させ、なおかつ、リソースの利用効率を向上させることができる。
<基地局eNBの構成例>
図20に、本実施の形態における基地局eNBの機能構成例を示す。なお、図20は、本実施の形態に関係する構成を示すものであり、当該基地局eNBは、例えばLTEに準拠した基地局eNBとしての動作を行うための図示しない既存機能を含む。
図20に示すように、基地局eNBは、受信部201、RFP情報取得部202、エリアID決定部203、データ記憶部204、リソース割り当て部205、制御信号生成部206、送信部207、基地局間通信処理部208、空間カップリング情報処理部209を備える。
データ記憶部204には、RFP・エリアマッピングテーブル、空間カップリングマトリックス、ユーザ装置UEとエリアIDと割り当てリソースIDとを対応付けたテーブル、空きリソース情報等が格納される。
受信部201はユーザ装置UEから送信された信号を無線で受信する。RFP情報取得部202は、ユーザ装置UEから受信した信号からRFPを取得し、エリアID決定部203に渡す。エリアID決定部203は、受信したRFP(各RFRP値)と、RFP・エリアマッピングテーブルに格納されたエントリとの照合を行い、RFPに該当するエリアIDの決定や、RFP・エリアマッピングテーブルへのエントリの追加等を行う。
リソース割り当て部205は、空間カップリングマトリックス、ユーザ装置UEのエリアID、既に割り当てられたリソース、及び未割り当てのリソース等に基づいて、当該ユーザ装置UEにリソースを割り当てる。
空間カップリング情報処理部209は、受信部201により受信した信号から空間カップリング情報を取得し、当該空間カップリング情報を用いて空間カップリングマトリックスを生成・更新する。制御信号生成部206は、エリアID、リソースID等を含む制御信号を生成する。送信部207は制御信号、参照信号等を無線でユーザ装置UEに送信する。
基地局間通信処理部208は、例えばX2インターフェースを用いて基地局間通信を行うことで、RFP・エリアマッピングテーブル、空間カップリングマトリックス等の情報を他の基地局と交換するとともに、他の基地局から受信したRFP・エリアマッピングテーブル、及び空間カップリングマトリックス等を用いて、データ記憶204に記憶されているRFP・エリアマッピングテーブル、及び空間カップリングマトリックス等の更新を行う。
なお、基地局eNBの構成は、上記の構成に限られるわけではなく、本実施の形態で説明した処理を実行できる構成であればどのような構成でもよい。例えば、基地局eNBは、無線により装置対装置通信を行う機能を有するユーザ装置と通信する基地局であって、複数のユーザ装置の各々から、当該ユーザ装置が受信した発見信号に含まれていた識別情報であって、他のユーザ装置に対応する識別情報を含む空間カップリング情報を受信する空間カップリング情報受信部と、前記空間カップリング情報に基づいて、ユーザ装置が存在するエリア間での発見信号通信の可否を決定し、当該発見信号通信の可否に基づいて、発見信号送信のためのリソースをユーザ装置に割り当てるリソース割り当て部とを備える構成とすることができる。
また、前記基地局は、前記複数のユーザ装置の各々から、当該ユーザ装置の位置に関する情報を受信し、当該位置に関する情報に基づいて、各ユーザ装置に対応する識別情報を決定し、当該識別情報を該当のユーザ装置に送信する識別情報送信部を備えてもよい。この構成により、ユーザ装置はユーザ装置に対応する識別情報を基地局からのシグナリングで取得することができる。前記ユーザ装置に対応する識別情報は、例えば、当該ユーザ装置が存在するエリアを識別するエリア識別情報である。
また、基地局eNBは、無線により装置対装置通信を行う機能を有するユーザ装置と通信する基地局であって、複数のユーザ装置の各々から、当該ユーザ装置のエリア識別情報と当該ユーザ装置が受信した発見信号に含まれていたエリア識別情報とを含む空間カップリング情報を受信する空間カップリング情報受信部と、前記空間カップリング情報に基づいて、ユーザ装置が存在するエリア間での発見信号通信の可否を決定し、当該発見信号通信の可否に基づいて、発見信号送信のためのリソースをユーザ装置に割り当てるリソース割り当て部とを備えることとしてもよい。
また、前記基地局は、前記複数のユーザ装置の各々から、当該ユーザ装置の位置に関する情報を受信し、当該位置に関する情報に基づいて、各ユーザ装置のエリア識別情報を決定し、当該エリア識別情報を該当のユーザ装置に送信するエリア識別情報送信部を備えてもよい。この構成により、ユーザ装置はエリア識別情報を基地局からのシグナリングで取得することができる。
前記ユーザ装置の位置に関する情報は、例えば複数の基地局についての受信電力の情報である。この構成により、ユーザ装置がGPSを使用することなく、基地局は位置に関する情報を取得できる。ただし、基地局が位置に関する情報を取得するために、ユーザ装置がGPSを使用することとしてもよい。
以上、本発明の各実施の形態を説明してきたが、開示される発明はそのような実施形態に限定されず、当業者は様々な変形例、修正例、代替例、置換例等を理解するであろう。発明の理解を促すため具体的な数値例を用いて説明がなされたが、特に断りのない限り、それらの数値は単なる一例に過ぎず適切な如何なる値が使用されてもよい。上記の説明における項目の区分けは本発明に本質的ではなく、2以上の項目に記載された事項が必要に応じて組み合わせて使用されてよいし、ある項目に記載された事項が、別の項目に記載された事項に(矛盾しない限り)適用されてよい。機能ブロック図における機能部又は処理部の境界は必ずしも物理的な部品の境界に対応するとは限らない。複数の機能部の動作が物理的には1つの部品で行われてもよいし、あるいは1つの機能部の動作が物理的には複数の部品により行われてもよい。説明の便宜上、ユーザ装置及び基地局は機能的なブロック図を用いて説明されたが、そのような各装置はハードウェアで、ソフトウェアで又はそれらの組み合わせで実現されてもよい。本発明の実施の形態で説明した処理に対応する動作を実行するソフトウェアは、ランダムアクセスメモリ(RAM)、フラッシュメモリ、読み取り専用メモリ(ROM)、EPROM、EEPROM、レジスタ、ハードディスク(HDD)、リムーバブルディスク、CD−ROM、データベース、サーバその他の適切な如何なる記憶媒体に保存されてもよい。本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の精神から逸脱することなく、様々な変形例、修正例、代替例、置換例等が本発明に包含される。
UE ユーザ装置
eNB 基地局
101 受信部
102 制御信号取得部
103 発見信号取得部
104 データ記憶部
105 RSRP測定部
106 RFP報告信号生成部
107 発見信号生成部
108 空間カップリング情報報告信号生成部
109 送信部
201 受信部
202 RFP情報取得部
203 エリアID決定部
204 データ記憶部
205 リソース割り当て部
206 制御信号生成部
207 送信部
208 基地局間通信処理部
209 空間カップリング情報処理部

Claims (10)

  1. 無線により装置対装置通信を行う機能を有するユーザ装置であって、
    前記ユーザ装置に対応する識別情報を格納するデータ記憶部と、
    他のユーザ装置から、当該他のユーザ装置に対応する識別情報を含む発見信号を受信し、当該発見信号から当該他のユーザ装置に対応する識別情報を取得する識別情報取得部と、
    前記他のユーザ装置に対応する識別情報を含む制御信号を基地局に送信する制御信号送信部と
    を備えることを特徴とするユーザ装置。
  2. 前記識別情報はエリア識別情報であることを特徴とする請求項1に記載のユーザ装置。
  3. 前記ユーザ装置に対応する識別情報は、当該ユーザ装置が存在するエリアを識別するエリア識別情報であり、前記他のユーザ装置に対応する識別情報は、当該他のユーザ装置が存在するエリアを識別するエリア識別情報である
    ことを特徴とする請求項2に記載のユーザ装置。
  4. 前記制御信号は、前記ユーザ装置に対応する識別情報と前記他のユーザ装置に対応する識別情報とを含む
    ことを特徴とする請求項1ないし3のうちいずれか1項に記載のユーザ装置。
  5. 前記ユーザ装置に対応する識別情報を含む発見信号を送信する発見信号送信部を備えることを特徴とする請求項1ないし4のうちいずれか1項に記載のユーザ装置。
  6. 無線により装置対装置通信を行う機能を有するユーザ装置と通信する基地局であって、
    複数のユーザ装置の各々から、当該ユーザ装置が受信した発見信号に含まれていた識別情報であって、他のユーザ装置に対応する識別情報を含む空間カップリング情報を受信する空間カップリング情報受信部と、
    前記空間カップリング情報に基づいて、ユーザ装置が存在するエリア間での発見信号通信の可否を決定し、当該発見信号通信の可否に基づいて、発見信号送信のためのリソースをユーザ装置に割り当てるリソース割り当て部と
    を備えることを特徴とする基地局。
  7. 前記複数のユーザ装置の各々から、当該ユーザ装置の位置に関する情報を受信し、当該位置に関する情報に基づいて、各ユーザ装置に対応する識別情報を決定し、当該識別情報を該当のユーザ装置に送信する識別情報送信部
    を備えることを特徴とする請求項6に記載の基地局。
  8. 前記ユーザ装置に対応する識別情報は、当該ユーザ装置が存在するエリアを識別するエリア識別情報である
    ことを特徴とする請求項6又は7に記載の基地局。
  9. 無線により装置対装置通信を行う機能を有するユーザ装置が実行する情報通知方法であって、
    他のユーザ装置から、当該他のユーザ装置に対応する識別情報を含む発見信号を受信し、当該発見信号から当該他のユーザ装置に対応する識別情報を取得する識別情報取得ステップと、
    前記他のユーザ装置に対応する識別情報を含む制御信号を基地局に送信する制御信号送信ステップと
    を備えることを特徴とする情報通知方法。
  10. 無線により装置対装置通信を行う機能を有するユーザ装置と通信する基地局が実行するリソース割り当て方法であって、
    複数のユーザ装置の各々から、当該ユーザ装置が受信した発見信号に含まれていた識別情報であって、他のユーザ装置に対応する識別情報を含む空間カップリング情報を受信する空間カップリング情報受信ステップと、
    前記空間カップリング情報に基づいて、ユーザ装置が存在するエリア間での発見信号通信の可否を決定し、当該発見信号通信の可否に基づいて、発見信号送信のためのリソースをユーザ装置に割り当てるリソース割り当てステップと
    を備えることを特徴とするリソース割り当て方法。
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