JP4251999B2 - 予備凍結槽付き凍結乾燥機 - Google Patents

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本発明は、凍結乾燥を行う前の予備凍結を行う予備凍結槽を備えた凍結乾燥機に関する。
従来から、新鮮食品や医薬品など含水量が多く、熱に対して不安定な対象物を乾燥処理する方法として、対象物の形状、色沢、栄養価及び風味などを損なわず、また、水分を添加すれば容易に乾燥前の状態に復元可能な凍結乾燥が用いられている。
従来の凍結乾燥機は、図2に示すように冷却溶媒であるフロンが循環可能な第1循環路50と、第1循環路50を循環するフロンによって冷却された冷却溶媒であるフロンが循環可能な第2循環路60と、から構成されている。第1循環路50は、第1循環路50の一部を構成する第1循環チューブ51と、第1循環路50内にフロンを高温高圧の気体状態で吐出する第1コンプレッサ52と、第1循環路50を流動するフロンを40〜50℃に冷却して低温高圧の液体状態にするコンデンサ54と、第1循環管50の一部を構成するとともに低温高圧の液体状態のフロンを流動させながら低温低圧の液体状態にする第1キャピラリチューブ56と、低温低圧の液体状態のフロンを膨張蒸発させて第1循環路50と第2循環路60との熱交換を行い、第2循環路60を循環するフロンを約−30℃に冷却して低温高圧の液体状態にする熱交換器58と、を備えている。また、第2循環路60は、第2循環路60の一部を構成する第2循環チューブ61と、第2循環路60内にフロンを高温高圧の気体状態で吐出する第2コンプレッサ62と、第2循環管60の一部を構成するとともに熱交換器58によって低温高圧の液体状態にされたフロンを流動させながら低温低圧の液体状態にする第2キャピラリチューブ64と、凍結乾燥の対象物の凍結乾燥の際に取り除かれた水分を捕集可能なトラップ槽66と、低温低圧の液体状態のフロンを膨張蒸発させることによって、トラップ槽66内に捕集された水分と熱交換を行い凍らせるエバポレータ68と、を備えている。
このような凍結乾燥機による凍結乾燥は、乾燥時間を短縮するために、通常予備凍結を行った後に行われている(特許文献1)。予備凍結は、凍結乾燥の対象物をフラスコや試験管などの容器に入れ、−50〜−40℃の冷却液に浸すことによって行われる。この際、容器を回転することで容器の内壁に対象物を凍結させることができ、このように予備凍結することによって、対象物の表面積を大きくすることができるので、凍結乾燥の時間を短縮できる。
特開平6−46788号公報
しかしながら、このような予備凍結は、通常凍結乾燥機とは別に構成された予備凍結槽において行われており、凍結乾燥を行う者は、凍結乾燥機とは別に予備凍結槽を用意しなければならないという問題がある。一方、トラップ槽の温度で予備凍結することが考えられるが、第2循環路60の第2コンプレッサ62には、冷却能力に余裕がないため、別の冷却システムを設けなければならず、それゆえ、装置が大型化し、また複雑な構造になるという問題がある。
そこで、本発明は、小型で単純構造な予備凍結槽付き凍結乾燥機を提供することを目的とする。
以上の目的を達成するため、本発明は、冷却溶媒が循環可能な第1循環路と、第1循環路を循環する冷却溶媒によって冷却された冷却溶媒が循環可能な第2循環路と、から構成されており、前記第1循環路は、前記第1循環路に冷却溶媒を流動させる第1コンプレッサと、前記第1循環路を流動する冷却溶媒を冷却して液体状態にするコンデンサと、前記第1循環路の一部を構成するとともに、前記コンデンサによって液体状態にされた冷却溶媒をその圧力を低下させて流動させる第1キャピラリチューブと、該第1キャピラリチューブを流動する冷却溶媒を膨張蒸発させて前記第1循環路と前記第2循環路との熱交換を行い、前記第2循環路を循環する冷却溶媒を冷却して液体状態にする熱交換器と、を備えており、前記第2循環路は、前記第2循環路に冷却溶媒を流動させる第2コンプレッサと、前記第2循環路の一部を構成するとともに、前記熱交換器によって液体状態にされた冷却溶媒をその圧力を低下させて流動させる第2キャピラリチューブと、凍結乾燥の対象物の凍結乾燥の際に取り除かれた水分を捕集可能なトラップ槽と、第2キャピラリチューブを流動する冷却溶媒を膨張蒸発させることによって、トラップ槽内に捕集された水分と熱交換を行い凍らせるエバポレータと、を備えている凍結乾燥機において、
前記第1循環路は、さらに前記コンデンサによって液体状態にされた冷却溶媒を分流する分岐路を備え、該分岐路は、分岐路の一部を構成するとともに、液体状態の冷却溶媒をその圧力を低下させて流動させる第3キャピラリチューブと、予備凍結の対象物を収容可能な予備凍結槽と、前記分岐路を流動する冷却溶媒側に放熱面が設けられ、前記予備凍結槽側に冷却面が設けられたペルチェ素子と、前記第3キャピラリチューブを流動する冷却溶媒を膨張蒸発させることによって前記ペルチェ素子の放熱面と熱交換を行うエバポレータと、を備えていることを特徴とする。
以上のように、本発明に係る凍結乾燥機においては、第1循環路を流動する冷却溶媒とペルチェ素子の熱交換によって予備凍結槽を冷却しているので、単純構造な予備凍結槽付き凍結乾燥機を提供することができる。すなわち、凍結乾燥機において一般に冷却溶媒として使用されているフロンによっては、第1循環路は、約−20℃までしか冷却できないので、予備凍結に必要とされる温度に冷却するのが困難である。一方、第2循環路は、フロンによって約−90℃まで冷却できるが、冷却能力が小さいため、トラップ槽と予備凍結槽の両方を冷却するのは困難である。また、フロン以外の冷却溶媒を用いて第1循環路で予備凍結に必要とされる温度に冷却することは可能であるが、そのような冷却溶媒で安価なものがないのが現状である。本発明に係る凍結乾燥機は、冷却能力に余裕がある第1循環路において、フロンが蒸発する際に熱を奪ってペルチェ素子を冷却することによって、予備凍結に必要な温度(−55〜−40℃)に冷却することが可能となる。
以上のように、本発明に係る凍結乾燥機によれば、小型で単純構造な予備凍結槽付き凍結乾燥機を提供することができる。
次に、本発明に係る凍結乾燥機の実施例について図面に基づいて説明する。図1は、本実施例に係る凍結乾燥機の概念図である。本実施例に係る凍結乾燥機は、冷却溶媒であるフロンが循環可能な第1循環路10と、第1循環路10を循環するフロンによって冷却された冷却溶媒であるフロンが循環可能な第2循環路20と、から構成されている。第1循環路10は、第1循環路10の一部を構成する第1循環チューブ11と、第1循環路10にフロンを流動させる第1コンプレッサ12と、第1循環路10を流動するフロンを冷却して液体状態にするコンデンサ14と、第1循環管10の一部を構成するとともに、コンデンサ14によって液体状態にされたフロンを流動させながら低圧状態にする第1キャピラリチューブ16と、第1キャピラリチューブ16によって低圧の液体状態にされたフロンを膨張蒸発させて第1循環路10と第2循環路20との熱交換を行い、第2循環路20を循環するフロンを冷却して液体状態にする熱交換器18と、を備えている。また、第2循環路20は、第2循環路20の一部を構成する第2循環チューブ21と、第2循環路20にフロンを流動させる第2コンプレッサ22と、第2循環管20の一部を構成するとともに熱交換器16によって液体状態にされたフロンを低圧状態にする第2キャピラリチューブ24と、凍結乾燥の対象物の凍結乾燥の際に取り除かれた水分を凍らせて捕集可能なトラップ槽26と、を備えている。
第1キャピラリチューブ16は、内径0.8〜2.0mmで長さが1〜3mの細長い銅管により構成されており、第1循環チューブ11との連結部である第1ジョイント40から熱交換器18まで延びている。第1循環チューブ11は、第1チューブ11A、第2チューブ11B及び第3チューブ11Cから構成されている。第1チューブ11Aは、第1コンプレッサ12からコンデンサ14内を通って第1ジョイント40まで延びており、第2チューブ11Bは、熱交換器18内から第3チューブ11Cとの連結部である第2ジョイント42まで延びており、第3チューブ11Cは、第2ジョイント42から第1コンプレッサ12まで延びている。また、第2チューブ11Bには、熱交換器18によって熱交換が行われたフロンが逆流しないように逆止弁17が設けられている。これら第1チューブ11A、第2チューブ11B及び第3チューブは、長さ0.5〜1.0mの銅管から構成されており、第1キャピラリチューブ16よりも大きい内径6〜10mmを有している。第1キャピラリチューブ16は、このように小径に構成されているので、第1キャピラリチューブ16内を流動するフロンは、管壁の摩擦に低圧状態になる。
第2キャピラリチューブ24は、内径0.8〜2.0mmで長さが1〜3mの細長い銅管により構成されており、熱交換器18を通った第2循環チューブ21の先端からトラップ槽26の基端側の第2循環チューブ21まで延びている。第2循環チューブ21は、第2コンプレッサ22から熱交換器18を通って第2キャピラリチューブ24まで延びる第1チューブ21A、及び第2キャピラリチューブ24からトラップ槽26を通って第2コンプレッサ22まで延びる第2チューブ21Bから構成されている。これら第1チューブ21A及び第2チューブ21Bは、長さ0.5〜1.0mの銅管から構成されており、第2キャピラリチューブ24よりも大きい内径6〜10mmを有している。第2キャピラリチューブ24は、このように小径に構成されているので、第2キャピラリチューブ24内を流動するフロンは、管壁の摩擦により低圧状態になる。
第1コンプレッサ12及び第2コンプレッサ22は、第1循環チューブ11の第1チューブ11A及び第2循環チューブ21の第1チューブ21Aそれぞれにフロンを高圧高温の気体状態で吐出するように構成されている。また、第1循環路10において、コンデンサ14には、ファン44が設けられており、このファン44を稼動させることによって第1循環チューブ11の第1チューブ11A内を高温高圧の気体状態で流動するフロンを40〜50℃に冷却して低温高圧の液化状態にするように構成されている。また、第1循環チューブ11の第1チューブ11Aの一部は、コンデンサ14内を数往復する形状で設けられており、このように構成することにより流動するフロンを十分に冷却することができる。
熱交換器18内には、第1循環チューブ11の第2チューブ11Bの一部と第2循環チューブ21の第1チューブ21Aの一部が通過するように構成されており、第2チューブ11Bの基端部、すなわち第2チューブ11Bの第1キャピラリチューブ16との連結部、及び第1チューブ21Aの先端部、すなわち第1チューブ21Aと第2キャピラリチューブ24との連結部は、熱交換器18の基端側から若干突出する位置に存するように設けられている。このような構成により、後述するように第2循環路20から第1循環路10へ熱が移動するという熱交換を熱交換器18内で行うことができる。
トラップ槽26の周面には、第2循環チューブ21の第2チューブ21Bが巻き付けられるとともに、トラップ槽26の基端側に第2チューブ21Bと第2キャピラリチューブ24の連結部が位置するように設けられており、このようにトラップ槽26の周面に巻き付けられた第2チューブ21Bは、後述するように第2循環路20のエバポレータとして機能することができる。また、トラップ槽26は、この巻き付けられた第2チューブ21Bと熱交換を容易に行えるように、例えばステンレスで形成されている。
また、第1循環路10は、コンデンサ14によって低温高圧の液体状態に冷却された冷却溶媒を第1ジョイント40から分流し、第1コンプレッサ12の前の第2ジョイント42で合流する分岐路30を備えている。この分岐路30は、分岐路30の一部を構成するとともに低温高圧の液体状態にされた冷却溶媒を低圧の液体状態にする第3キャピラリチューブ31と、予備凍結の対象物を収容可能な予備凍結槽32と、分岐路30と予備凍結槽32の間に設けられたペルチェ素子33と、低温低圧の液体状態のフロンを膨張蒸発させるエバポレータ34と、エバポレータ34から第1循環路10の合流位置までフロンを流動可能な分岐チューブ35と、を備えている。
第3キャピラリチューブ31は、内径0.8〜2.0mmで長さが1〜3mの細長い銅管により構成されており、分岐チューブ35は、長さ0.5〜1.0mの銅管から構成されており、第3キャピラリチューブ31よりも大きい内径6〜10mmを有している。第3キャピラリチューブ31は、このように小径に構成されているので、第3キャピラリチューブ31内を流動するフロンは、管壁の摩擦に低圧状態になる。これら第3キャピラリチューブ31と分岐チューブ35の連結部は、エバポレータ34の基端側から突出した位置に設けられている。分岐チューブ35のエバポレータ34よりも下流側には、エバポレータ34によって熱交換が行われたフロンが逆流しないように逆止弁36が設けられている。予備凍結槽32は、熱伝達に優れたアルミで形成されており、その中には予備凍結用溶媒としてエタノール等が容れられている。
ペルチェ素子33は、エバポレータ34側に放熱面が設けられ、予備凍結槽32側に冷却面が設けられている。そして、ペルチェ素子28に直流約24ボルトの電圧を加えることにより、ペルチェ素子33は、予備凍結槽32内のエタノールから熱を吸収して、エタノールを約−45℃まで冷却することができる。
次に、本実施例に係る凍結乾燥機の動作について説明する。先ず、第1コンプレッサ12は、フロンを高温高圧の気体状態で第1循環チューブ11の第1チューブ11A内に吐出し、コンデンサ14は、高温高圧の気体状態で第1チューブ11A内を流動するフロンを40〜50℃に冷却して低温高圧の液体状態にする。低温高圧の液体状態にされたフロンは、第1ジョイント40から第1キャピラリチューブ16と第3キャピラリチューブ31に分流される。第1キャピラリチューブ16に分流された低温高圧の液体状態のフロンは、第1キャピラリチューブ16内を流動することにより、低温低圧の液体状態となり、熱交換器18まで流動する。熱交換器18内の第1循環チューブ11の第2チューブ11Bは、その内径が第1キャピラリチューブ16の内径よりも大きいので、熱交換器18内に流動した低温低圧の液体状態のフロンは、膨張蒸発して熱を吸収する。一方、第2コンプレッサ22は、フロンを高温高圧の気体状態で第2循環チューブ21の第1チューブ21A内に吐出し、熱交換器18内に供給する。第2循環チューブ21の第1チューブを流動しながら熱交換器18に供給されたフロンは、第1キャピラリチューブ16から第1循環チューブ11の第1チューブ11B内で膨張蒸発したフロンの吸熱反応によって、約−30℃に冷却されて低温高圧の液体状態にされる。低温高圧の液体状態にされたフロンは、第2循環チューブ21の第1チューブ21Aから第2キャピラリチューブ24に供給される。第2キャピラリチューブ24に供給されたフロンは、第2キャピラリチューブ24内を流動すると、低温低圧の液体状態となり、第2循環チューブ21の第2チューブ21Bに供給される。第2チューブ21Bは、その内径が第2キャピラリチューブ24の内径よりも大きいので、第2チューブ21Bに供給されたフロンは、膨張蒸発しながら熱を吸収する。膨張蒸発したフロンは、吸熱しながらトラップ槽26の周面に巻き付けられた第2チューブ21Bを流動するので、これによりトラップ槽26内を約−90℃に冷却して凍結乾燥を行うことができる。
また、第3キャピラリチューブ31に分流された低温高圧の液体状態のフロンは、第3キャピラリチューブ31内を流動すると、低温低圧の液体状態となり、エバポレータ34内の分岐チューブ35に供給される。分岐チューブ35は、その内径が第3キャピラリチューブ31の内径よりも大きいので、分岐チューブ35に供給されたフロンは、膨張蒸発しながら熱を吸収する。この際、ペルチェ素子33には、直流約24ボルトの電圧が加えられているので、ペルチェ素子33の放熱面は、熱をエバポレータ34に放出し、ペルチェ素子33の吸熱面は、予備凍結槽32を冷却し、これにより、予備凍結槽32内のエタノールを約−50〜−40℃に冷却して予備凍結を可能とする。
本発明に係る凍結乾燥機の実施例の概念図である。 従来の凍結乾燥機の概念図である。
符号の説明
10 第1循環路
12 第1コンプレッサ
14 コンデンサ
16 第1キャピラリチューブ
18 熱交換器
20 第2循環路
22 第2コンプレッサ
24 第2キャピラリチューブ
26 トラップ槽
30 分岐路
31 第3キャピラリチューブ
32 予備凍結槽
33 ペルチェ素子
34 エバポレータ


Claims (1)

  1. 冷却溶媒が循環可能な第1循環路と、第1循環路を循環する冷却溶媒によって冷却された冷却溶媒が循環可能な第2循環路と、から構成されており、
    前記第1循環路は、前記第1循環路に冷却溶媒を流動させる第1コンプレッサと、前記第1循環路を流動する冷却溶媒を冷却して液体状態にするコンデンサと、前記第1循環路の一部を構成するとともに、前記コンデンサによって液体状態にされた冷却溶媒をその圧力を低下させて流動させる第1キャピラリチューブと、該第1キャピラリチューブを流動する冷却溶媒を膨張蒸発させて前記第1循環路と前記第2循環路との熱交換を行い、前記第2循環路を循環する冷却溶媒を冷却して液体状態にする熱交換器と、を備えており、
    前記第2循環路は、前記第2循環路に冷却溶媒を流動させる第2コンプレッサと、前記第2循環路の一部を構成するとともに、前記熱交換器によって液体状態にされた冷却溶媒をその圧力を低下させて流動させる第2キャピラリチューブと、凍結乾燥の対象物の凍結乾燥の際に取り除かれた水分を捕集可能なトラップ槽と、第2キャピラリチューブを流動する冷却溶媒を膨張蒸発させることによって、トラップ槽内に捕集された水分と熱交換を行い凍らせるエバポレータと、を備えている凍結乾燥機において、
    前記第1循環路は、さらに前記コンデンサによって液体状態にされた冷却溶媒を分流する分岐路を備え、該分岐路は、分岐路の一部を構成するとともに、液体状態の冷却溶媒をその圧力を低下させて流動させる第3キャピラリチューブと、予備凍結の対象物を収容可能な予備凍結槽と、前記分岐路を流動する冷却溶媒側に放熱面が設けられ、前記予備凍結槽側に冷却面が設けられたペルチェ素子と、前記第3キャピラリチューブを流動する冷却溶媒を膨張蒸発させることによって前記ペルチェ素子の放熱面と熱交換を行うエバポレータと、を備えていることを特徴とする予備凍結槽付き凍結乾燥機。

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