JP4251979B2 - 映像遅延時間測定方法及びそのシステムと装置 - Google Patents

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Description

本発明は、映像サービスシステムに関わり、特に映像サービス品質を向上させるための品質管理における映像信号の符号化処理時間やネットワーク伝送時間の変動に伴う映像遅延時間の測定方法及びそのシステムと装置に関するものである。
従来、映像配信事業者がインターネット等のネットワークを介してユーザに映像を配信するサービスが行われている。この様な映像配信サービスにおいては、ネットワークにおける映像信号の伝送遅延が発生し、映像品質が劣化することがあった。このため、映像配信事業者がユーザに配信される映像の品質状態、特に映像遅延時間をアプリケーションレベルで把握するには、映像フレーム差を目視で測定する必要があった。
この様な測定の一手法としては、例えば、映像信号の符号化処理時間やネットワーク伝送時間の変動に伴う映像遅延時間を測定する際に、タイムコードを表示させた原画像を用い、この原画像と、原画像を符号化処理回路やネットワークなどの映像遅延部を通過させて得られた測定対象画像を同一画面内に表示させて録画し、録画媒体に記録されているタイムコードを原画象と測定対象画像のそれぞれについて拾い、その差分を映像遅延時間とする手法が知られている。
また、原画像として、1フレ―ムごとにカウンタを上げる映像を作成し、その原画像と測定対象画像を同一画面内に表示させて録画し、録画媒体に記録されているそれぞれのカウンタ値を拾い、その差分を映像遅延時間とする手法も知られている。こらのいずれの手法も人手による作業で行っていた。
岡崎勝彦ほか:"インターネットにおける双方向映像通信のend‐end遅延の測定"、2003年電子情報通信学会通信ソサイエティ大会、B-11-19、2003.9. ATM公衆網における伝送遅延の影響に関する研究(http://www.jgn.tao.go.jp/06-act/06-3/panel2001/G11029.pdf)
前述したように、映像の符号化復号処理による映像遅延やネットワークの伝送遅延などによる映像遅延時間を測定するためには、従来、目視作業で遅延時間の測定を行ってきた。このため、測定対象となる映像の種類が複数存在するなどの測定条件が多い場合は、各映像について記録媒体のタイムコードを人間が目視で拾う作業は人手と時間を有する。特に、遅延時間の変動状況を測定するためには、長時間測定する必要があり、一定時間ごとに目視作業でタイムコードを拾う作業は時間を要するため極めて困難であった。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、上述したような従来の人手作業による時間と労力を削減するため、測定作業を自動化し、さらに長時間測定を可能とする映像遅延時間測定方法及びそのシステムと装置を提供することである。
本発明は上記の目的を達成するために、原画像生成装置によって生成された原画像が通信網や符号化・復号処理手段からなる信号処理部を通過して得られた前記原画像に対して映像遅延時間を有する測定対象画像における前記映像遅延時間を映像遅延時間測定装置によって測定する際に、前記原画像生成装置は、所定の評価映像信号の時間軸方向前後の少なくとも一方に基準映像信号を挿入した映像信号を前記原画像として生成して前記信号処理部を通過させ、前記映像遅延時間測定装置は、前記信号処理部を通過した前記原画像を前記測定対象画像として取得すると共に、前記測定対象画像と同一時間軸上で前記原画像を取得し、取得した前記原画像と前記測定対象画像のそれぞれにおける評価映像と基準映像との境界を同一時間軸上で検出し、前記原画像と前記測定対象画像のそれぞれにおける前記境界の時間差を算出することによって前記映像遅延時間を測定することを最も主要な特徴とする。
映像配信事業者が、ユーザに配信される映像の品質状態、特に映像遅延時間をアプリケーションレベルで把握するためは、映像フレーム差を目視で測定する必要があったが、本発明の映像遅延時間測定方法或いはそのシステム又は装置を用いることにより、映像遅延時間を自動的に測定できると共に、映像遅延時間の変動を時系列で測定でき、さらには映像遅延時間をリアルタイムで測定することも可能となり、映像品質の向上に貢献することができる。
以下、図面に基づいて本発明の一実施形態を説明する。
図1は本発明の一実施形態における映像遅延時間測定システムを示す構成図である。図において、1は映像遅延時間測定システム、2は受信端末装置、3はインターネットサービスプロバイダ(以下、ISP−Aと称する)、4はインターネットサービスプロバイダ(以下、ISP−Bと称する)、5は通信ネットワークとしてのインターネットである。
映像遅延時間測定システム1は、原画像生成装置10と映像遅延時間測定装置20とから構成され、原画像生成装置10は、原画像を生成するパーソナルコンピュータ(以下、単にPCと称する)11と、ビデオカメラ(以下、単にカメラと称する)12、送信端末装置13とから構成されている。
PC11は、映像遅延時間を測定するための原画像を生成して、この原画像を表示器に表示する。図2に示すように、PC11が生成する原画像61は、所定の評価映像信号(以下、単に評価映像と称する)81に対してその時間軸方向前後に基準映像信号(以下、単に基準映像と称する)82を連結してなる映像信号であり、評価映像の時間長はT1に設定され、基準映像82の時間長はT2に設定されている。尚、時間長T1,T2のそれぞれは複数フレームを含むように設定された時間であり、本実施形態では映像のフレームを33ms単位としている。また、基準映像82としてはグレー信号もしくはブラック信号のように信号レベルが一定値のものが望ましい。また、評価映像81の時間軸方向前後の何れか一方に基準映像82を連結してなる映像を原画像61としても良い。
カメラ12は、PC11の表示器に表示された原画像を撮影して電気信号に変換し、変換された映像信号を送信端末装置13に出力する。
送信端末装置13は、カメラ12から入力した映像信号をISP−A(3)、インターネット5、ISP−B(4)の順に経由させて受信端末装置2へ送信する。尚、PC11によって生成した原画像61をカメラ12を介さずに直接送信端末装置13に送出するようにしても良いし、PC11に送信端末装置13の機能を持たせても良い。また、評価映像81は音声を含むものであっても良い。
受信端末装置2は、原画像生成装置10から映像信号を受信し、この映像信号が表す映像を測定対象画像として表示器に表示する。
映像遅延時間測定装置20は、ビデオカメラ(以下、単にカメラと称する)21、情報量測定装置22、映像遅延時間演算処理装置23、出力装置24から構成されている。
カメラ21は、PC11の表示器に表示された原画像61と受信端末装置2の表示器に表示された測定対象画像62の両方を同一画面に入るように撮影し、これを電気信号に変換して測定映像信号として情報量測定装置22に出力する。これにより、情報量測定装置22には図3に示すような同一画面6に原画像61と測定対象画像62が映し出される映像が入力されればよいのであり、例えば、図4に示すようにカメラ21で撮影した映像を一旦録画装置25で録画して、この録画した映像を情報量測定装置22に入力しても良い。また、図5に示すように、パーソナルコンピュータ26にPC11から原画像61の映像信号を入力すると共に受信端末装置2から測定対象画像62の映像信号を入力してこれらの映像を合成して同一画面6に原画像61と測定対象画像62が映し出される映像を作成し、このように合成した映像を録画装置25で録画して、この録画した映像を情報量測定装置22に入力しても良い。
情報量測定装置22は、入力した映像信号に基づいて、映像の輝度信号のレベル或いはスペクトルアナライザによる波形信号のレベル等の情報量又はこれらの双方の情報量のレベルを検出し、この検出した映像情報量レベルのデータを映像遅延時間演算処理装置23に出力する。尚、情報量測定装置22は入力した映像信号が基準映像82のみを含む信号であるか否か、基準映像82と評価映像81を含む信号であるか否か、2つの評価映像81を含む信号であるか否かを判別可能な情報量を測定できる装置であればよい。ここで、情報量測定装置22に入力された映像信号が、基準映像82と評価映像81を含む信号であるときは、原画像61が評価映像81であり且つ測定対象画像62が基準映像82である場合と、原画像61が基準映像82であり且つ測定対象画像62が評価映像81である場合を含む。また、情報量測定装置22に入力された映像信号が2つの評価映像81を含む信号であるときは、原画像61が評価映像81であり且つ測定対象画像62も評価映像81の場合である。
映像遅延時間演算処理装置23は、周知のパーソナルコンピュータからなり、予めインストールされている映像遅延時間演算処理プログラムに基づいて動作し、情報量測定装置22から入力した情報量の変動を観測すると共に原画像61に対する測定対象画像62の映像遅延時間を算出して出力装置24に出力する。即ち、映像遅延時間演算処理装置23は、閾値判定用テーブル72と映像信号情報量閾値超過判定機能部73及びフレーム数積算器74を有する映像信号情報量閾値超過判定装置71を備えている。この映像信号情報量閾値超過判定装置71はハードウエア及びソフトウエアの両方によって構成されている。
閾値判定用テーブル72は、基準映像閾値表721と、基準映像種類指定部722、評価映像種類別閾値表723、映像種類指定部724を有している。
基準映像閾値表721には、基準映像82の種類に対応付けて基準映像82の情報量レベルL0が記憶されている。尚、本実施形態では、PC11及び基準映像閾値表721において基準映像82として「基準映像1」、「基準映像2」、「基準映像3」の3種類が予め設定されており、これらの基準映像82のうちのどれを用いるかは、キーボードやマウス等の入力手段を介して入力された操作員の指示に基づいて、基準映像種類指定部722によってPC11に対しても指定できるようになっている。
評価映像種類別閾値表723はPC11に備えられている評価映像の種類毎に設けられており、各評価映像種類別閾値表723には、基準映像82の種類毎に評価映像81と基準映像82の映像情報量レベルの差分L1及び評価映像81の映像情報量レベルの変動幅ΔLが記憶されている。尚、本実施形態では上記のように3種類の基準映像82を用いることができるので、評価映像種類別閾値表723では基準映像82の種類として「映像1」、「映像2」、「映像3」と表し、それぞれに対応して差分L1と変動幅ΔLが記憶されている。また、PC11には2種類以上の評価映像81が備えられており、これら複数ある評価映像81のうちのどれを用いるかは、キーボードやマウス等の入力手段を介して入力された操作員の指示に基づいて、映像種類指定部724によってPC11に対しても指定できるようになっている。尚、評価映像81及び基準映像82の種類数は上記に限定されることはなく、適宜複数種類備えておき、任意に選択できるようにして良い。
映像信号情報量閾値超過判定機能部73は、映像信号情報量閾値超過判定装置71によって選択された上記の閾値L0と差分L1及び変動幅ΔLとを用いて、情報量測定装置22から入力した映像情報量レベルのデータに基づいて原画像61に対する測定対象画像61の映像遅延時間を測定する。尚、本実施形態では映像のフレーム数によって映像遅延時間を検出している。
即ち、映像信号情報量閾値超過判定機能部73は、情報量測定装置22から単位時間毎に入力した映像情報量レベルが基準映像情報量レベルL0からL1だけ超過し且つL0からL1だけ超過した映像信号の変動幅がΔL以内であれば単位時間毎にフレーム数積算器74のカウンタを1つずつ増加させる。さらに、映像信号情報量閾値超過判定機能部73は、変動幅がΔLを超えた時点で、フレーム数積算器74に対して積算値を出力装置74に出力してカウンタを0にリセットするように指示する。ここで、フレーム数積算器74から出力装置74に与えられたフレーム数の積算値が映像遅延時間に相当する。本実施形態では1フレームの単位時間が33msであるので、この単位時間にフレーム数積算値を乗算した値が映像遅延時間となる。
また、映像信号情報量閾値超過判定機能部73は、変動幅がΔLを超えたのち、再びL1からΔL以内に戻ったときに、単位時間毎にフレーム数積算器74のカウンタを1つずつ増加させ、映像情報量レベルがL0に下がった時点で、フレーム数積算器74に対して積算値を出力装置74に出力してカウンタを0にリセットするように指示する。このとき、フレーム数積算器74から出力装置74に与えられたフレーム数の積算値も映像遅延時間に相当する。
出力装置74は、画面表示やプリンタによる印字によって、映像遅延時間に相当するフレーム数と前述のように算出した映像遅延時間の値を出力する。
具体的には、図7に示すように情報量測定装置22への入力映像の状態が変化し、原画像61と測定対象画像62の再生において、5つの状態が発生する。第1は、原画像61と測定対象画像62がともに基準映像82の場合である(A)。第2は、原画像61において評価映像81の再生が始まり、測定対象画像62はまだ基準映像82の場合である(B)。第3は、原画像61における評価映像81の再生に続き、測定対象画像62において評価映像81の再生が始まった場合である(C)。第4は原画像61における評価映像81の再生が終了して基準映像82となり、測定対象画像62の評価映像81はまだ再生されている状態である(D)。第5は、原画像61と測定対象画像62の双方が基準映像82になった場合である(E)。図8は、これらの状態を、横軸に経過時間をとり縦軸に映像情報量レベルをとって表したグラフである。ここで、第2(B)或いは第4(D)の状態の継続時間長を計測することによって、映像遅延時間を測定することができる。
図9は、図7及び図8に対応させて映像遅延時間測定に必要な映像情報量レベルのパラメータを示したものである。前述したように、L0は基準映像82の映像情報量レベルであり、L1は評価映像81と基準映像82の映像情報量レベルの差分である。また、ΔLは評価映像81の映像情報量レベルの変動幅である。ここで、第1の状態(A)から第2の状態(B)、もしくは、第3の状態(C)から第4の状態(D)に変動したとき、その変動幅がΔL以内であればフレーム数の積算を行う。
図10は、本実施形態における映像遅延時間測定結果の有効性を示したグラフである。縦軸は本方法及び装置により測定した映像遅延フレーム数の結果であり、横軸は目視(手動)により測定した映像遅延フレーム数の値である。図から分かるように本実施形態における測定方法及び測定装置を用いて測定した映像遅延フレーム数と目視(手動)で求めた映像遅延フレーム数の関係には強い相関があり、本手法により目視測定を必要とすることなく、自動測定が可能であることがわかる。
図11及び図12は、PC11における測定目的に応じた原画像61の作成方法の一例を示したものである。図11に示す原画像61は、映像遅延時間を周期的に連続して測定するために用いる原画像であり、評価映像81の時間長T1とグレー信号やブラック信号等の基準映像82の時間長T2により測定単位時間長を設定することができ、評価映像81と基準映像82を複数回繰り返した原画像61を生成することにより、長時間測定することが可能である。図12に示す原画像61は、映像の種類の違い(例えばサッカー映像と海の映像などの違い)による映像遅延時間の違いを観測するための原画像の一例を示したものであり、―定時間長T1の異なる種類の評価映像1〜評価映像5を一定時間長T2の基準映像82を挟んで連結して原画像61を生成することで、評価映像の種類毎の映像遅延時間を測定することができる。この様な原画像を用いたときは、出力装置74によって映像遅延時間に相当するフレーム数と前述のように算出した映像遅延時間の値を画面表示やプリンタによる印字を行う際に、これらの値と共に時刻や評価映像の種類を同時に出力するようにしてもよい。
従来、映像配信事業者がユーザに配信される映像の品質状態を把握する場合、特に映像遅延時間をアプリケーションレベルで把握するためは、映像フレーム差を目視で測定する必要があったが、前述した実施形態の映像遅延時間測定方法或いはそのシステム又は装置を用いることにより、映像遅延時間を自動的に測定できると共に、映像遅延時間の変動を時系列で測定することができ、さらにはリアルタイムでの測定も可能となる。これにより、従来の人手作業による時間と労力を削減することができると共に、長時間に亘る測定が可能になる。
尚、本発明は上記実施形態の構成のみに限定されるものではない。例えば、上記実施形態では、信号処理部としてのインターネット5を経由した場合の伝送遅延による映像遅延時間を測定する場合を一例として説明したが、例えば、図13に示すように信号処理部としての映像信号を符号化する符号化処理装置91及び符号化された信号を復号する復号処理装置92による映像遅延時間を測定することも容易に行うことができることは言うまでもない。
また、多地点テレビ会議における受信地点間の相対遅延時間を測定する場合には、各受信地点の映像を同一画面に表示させて情報量測定装置22に取り込むことにより容易に相対遅延時間を測定することができる。さらに、多地点テレビ会議における発信地点と受信地点との間の絶対遅延時間を測定する場合には、発信地点から発信された原画像と受信地点において受信された測定対象画像を同一画面に表示させて情報量測定装置22に取り込むことにより、各受信地点における絶対遅延時間を容易に測定することができる。また、各地点が遠隔地である場合は互いに同期させてそれぞれの地点において録画することにより、映像遅延時間の測定を容易に行うことができることは言うまでもないことである。
本発明の一実施形態における映像遅延時間測定システムを示す構成図 本発明の一実施形態における原画像の構成を説明する図 本発明の一実施形態における情報量測定装置への入力映像の一例を示す図 本発明の一実施形態における情報量測定装置への入力映像の取得例を説明する図 本発明の一実施形態における情報量測定装置への入力映像の取得例を説明する図 本発明の一実施形態における映像遅延時間演算処理装置を示す構成図 本発明の一実施形態における情報量測定装置への入力映像の状態変化を説明する図 本発明の一実施形態における情報量測定装置が出力する映像情報量レベルの変化を説明する図 本発明の一実施形態における映像遅延時間測定に必要な映像情報量レベルのパラメータを説明する図 本発明の一本実施形態における映像遅延時間測定結果の有効性を示したグラフ 本発明の一実施形態における原画像の他の構成例を示す図 本発明の一実施形態における原画像の他の構成例を示す図 本発明の一実施形態における符号化処理装置及び復号処理装置の映像遅延時間測定例を示す図
符号の説明
1…映像遅延時間測定システム、2…受信端末装置、3…インターネットサービスプロバイダ(ISP−A)、4…インターネットサービスプロバイダ(ISP−B)、5…インターネット、6…映像画面、61…原画像、62…測定対象画像、11…パーソナルコンピュータ(PC)、12…ビデオカメラ、13…送信端末装置、21…ビデオカメラ、22…情報量測定装置、23…映像遅延時間演算処理装置、24…出力装置、25…録画装置、26…パーソナルコンピュータ、71…映像信号情報量閾値超過判定装置、72…閾値判定用テーブル、73…映像信号情報量閾値超過判定機能部、74…フレーム数積算器、81…評価映像、82…基準映像、91…符号化処理装置、92…復号処理装置。

Claims (15)

  1. 原画像生成装置によって生成された原画像が信号処理部を通過して得られた前記原画像に対して映像遅延時間を有する測定対象画像における前記映像遅延時間を映像遅延時間測定装置によって測定する映像遅延時間測定方法であって、
    前記原画像生成装置は、所定の評価映像信号の時間軸方向前後の少なくとも一方に基準映像信号を挿入した映像信号を前記原画像として生成して通信網に送信し
    前記映像遅延時間測定装置は、
    通信網から受信した前記原画像を前記測定対象画像として取得すると共に、
    前記測定対象画像と同一時間軸上で前記原画像を取得し、
    取得した前記原画像と前記測定対象画像のそれぞれにおける評価映像と基準映像との境界を同一時間軸上で検出し、前記原画像と前記測定対象画像のそれぞれにおける前記境界間の映像フレーム数をカウントし、前記映像フレーム数を時間に変換することによって、前記境界の時間差を算出し、前記通信網における伝送遅延時間を前記映像遅延時間として測定する
    ことを特徴とする映像遅延時間測定方法。
  2. 原画像生成装置によって生成された原画像が信号処理部を通過して得られた前記原画像に対して映像遅延時間を有する測定対象画像における前記映像遅延時間を映像遅延時間測定装置によって測定する映像遅延時間測定方法であって、
    前記原画像生成装置は、所定の評価映像信号の時間軸方向前後の少なくとも一方に基準映像信号を挿入した映像信号を前記原画像として生成して前記原画像を符号化処理し、
    前記映像遅延時間測定装置は、
    前記符号化された原画像を復号処理して得られた画像を前記測定対象画像として取得すると共に、
    前記測定対象画像と同一時間軸上で前記原画像を取得し、
    取得した前記原画像と前記測定対象画像のそれぞれにおける評価映像と基準映像との境界を同一時間軸上で検出し、前記原画像と前記測定対象画像のそれぞれにおける前記境界間の映像フレーム数をカウントし、前記映像フレーム数を時間に変換することによって、前記境界の時間差を算出し、前記原画像の符号化復号処理における処理遅延時間を前記映像遅延時間として測定する
    ことを特徴とする映像遅延時間測定方法。
  3. 前記映像遅延時間測定装置は、映像信号における所定の特徴量の変化に基づいて前記境界を検出する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の映像遅延時間測定方法。
  4. 前記映像遅延時間測定装置は、前記映像信号の特徴量として、映像の輝度信号或いはスペクトルアナライザによって検出した映像の波長信号のうちの少なくとも何れか一方の映像情報量レベルを用い、該映像情報量レベルに基づいて前記境界を検出する
    ことを特徴とする請求項3に記載の映像遅延時間測定方法。
  5. 前記映像遅延時間測定装置は、前記映像信号の特徴量を所定時間毎に検出する
    ことを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の映像遅延時間測定方法。
  6. 前記映像遅延時間測定装置は、表示器に表示された前記原画像と前記測定対象画像とを同一のカメラによって撮影することにより前記原画像と前記測定対象画像を取得する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の映像遅延時間測定方法。
  7. 前記映像遅延時間測定装置は、前記カメラによって撮影した前記原画像と前記測定対象画像を録画しておき、該録画を用いて前記映像遅延時間を測定する
    ことを特徴とする請求項6に記載の映像遅延時間測定方法。
  8. 原画像生成装置によって生成された原画像が信号処理部を通過して得られた前記原画像に対して映像遅延時間を有する測定対象画像における前記映像遅延時間を映像遅延時間測定装置によって測定する映像遅延時間測定システムであって、
    前記原画像生成装置は、所定の評価映像信号の時間軸方向前後の少なくとも一方に基準映像信号を挿入した映像信号を前記原画像として生成する手段と、
    前記生成した原画像を通信網に送信する手段とを備え、
    前記映像遅延時間測定装置は、
    通信網から受信した前記原画像を前記測定対象画像として取得する手段と、
    前記測定対象画像と同一時間軸上で前記原画像を取得する手段と、
    取得した前記原画像と前記測定対象画像のそれぞれにおける評価映像信号と基準映像信号との境界を同一時間軸上で検出する手段と、
    前記原画像と前記測定対象画像のそれぞれにおける前記境界間の映像フレーム数をカウントし、前記映像フレーム数を時間に変換することによって、前記境界の時間差を算出し、前記通信網における伝送遅延時間を前記映像遅延時間として測定する手段とを備えている
    ことを特徴とする映像遅延時間測定システム。
  9. 原画像生成装置によって生成された原画像が信号処理部を通過して得られた前記原画像に対して映像遅延時間を有する測定対象画像における前記映像遅延時間を映像遅延時間測定装置によって測定する映像遅延時間測定システムであって、
    前記原画像生成装置は、所定の評価映像信号の時間軸方向前後の少なくとも一方に基準映像信号を挿入した映像信号を前記原画像として生成する手段と、
    前記生成した原画像を符号化処理する手段とを備え、
    前記映像遅延時間測定装置は、
    前記符号化された原画像を復号処理して得られた画像を前記測定対象画像として取得する手段と、
    前記測定対象画像と同一時間軸上で前記原画像を取得する手段と、
    取得した前記原画像と前記測定対象画像のそれぞれにおける評価映像信号と基準映像信号との境界を同一時間軸上で検出する手段と、
    前記原画像と前記測定対象画像のそれぞれにおける前記境界間の映像フレーム数をカウントし、前記映像フレーム数を時間に変換することによって、前記境界の時間差を算出し、前記原画像の符号化復号処理における処理遅延時間を前記映像遅延時間として測定する手段とを備えている
    ことを特徴とする映像遅延時間測定システム。
  10. 所定の評価映像信号の時間軸方向前後の少なくとも一方に基準映像信号を挿入した映像信号を原画像として生成する原画像生成装置によって生成された前記原画像が信号処理部を通過して得られた前記原画像に対して映像遅延時間を有する測定対象画像における前記映像遅延時間を測定する映像遅延時間測定装置であって、
    通信網から受信した前記原画像を前記測定対象画像として取得する測定対象画像取得手段と、
    前記測定対象画像と同一時間軸上で前記原画像を取得する原画像取得手段と、
    取得した前記原画像と前記測定対象画像のそれぞれにおける評価映像信号と基準映像信号との境界を同一時間軸上で検出する境界検出手段と、
    前記原画像と前記測定対象画像のそれぞれにおける前記境界間の映像フレーム数をカウントし、前記映像フレーム数を時間に変換することによって、前記境界の時間差を算出する時間差算出手段とを備えている
    ことを特徴とする映像遅延時間測定装置。
  11. 所定の評価映像信号の時間軸方向前後の少なくとも一方に基準映像信号を挿入した映像信号を原画像として生成する原画像生成装置によって生成された前記原画像が信号処理部を通過して得られた前記原画像に対して映像遅延時間を有する測定対象画像における前記映像遅延時間を測定する映像遅延時間測定装置であって、
    前記符号化された原画像を復号処理して得られた画像を前記測定対象画像として取得する測定対象画像取得手段と、
    前記測定対象画像と同一時間軸上で前記原画像を取得する原画像取得手段と、
    取得した前記原画像と前記測定対象画像のそれぞれにおける評価映像信号と基準映像信号との境界を同一時間軸上で検出する境界検出手段と、
    前記原画像と前記測定対象画像のそれぞれにおける前記境界間の映像フレーム数をカウントし、前記映像フレーム数を時間に変換することによって、前記境界の時間差を算出する時間差算出手段とを備えている
    ことを特徴とする映像遅延時間測定装置。
  12. 前記境界検出手段は、映像信号における所定の特徴量の変化に基づいて前記境界を検出する手段を備えている
    ことを特徴とする請求項10又は請求項11に記載の映像遅延時間測定装置。
  13. 前記境界検出手段は、前記映像信号の特徴量として、映像の輝度信号或いはスペクトルアナライザによって検出した映像の波長信号のうちの少なくとも何れか一方の映像情報量レベルに基づいて前記境界を検出する手段を備えている
    ことを特徴とする請求項12に記載の映像遅延時間測定装置。
  14. 前記境界検出手段は、前記映像信号の特徴量を所定の単位時間毎に検出する手段を備えている
    ことを特徴とする請求項12又は請求項13に記載の映像遅延時間測定装置。
  15. 前記取得した原画像と測定対象画像の映像信号から、前記原画像と前記測定対象画像を同一画面上に表示するための測定映像信号を生成する手段を備えると共に、
    前記時間差算出手段は、前記生成された測定映像信号の前記特徴量を収集し、予め設定されている基準映像信号の映像信号特徴量の基隼値(L0)に対する単位時間あたりの映像信号特徴量の変動が、予め設定されている変動閾値(L1)を越え、次に検出された単位時間あたりの映像信号特徴量の変動が映像信号レベルの変動幅(△L)以内である間を映像遅延であると判定して、映像遅延の継続時間長を計測する手段を備えている
    ことを特徴とする請求項12乃至請求項14の何れかに記載の映像遅延時間測定装置。
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