JP4733071B2 - 映像品質推定方法および装置 - Google Patents

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本発明は、通信品質推定技術に関し、特にリアルタイム系アプリケーションでやり取りした映像に関するユーザ体感品質を推定する技術に関する。
IP網のアクセス網が広帯域化するなか、映像配信サービスやテレビ会議など映像系のサービスが普及しつつある。これらの映像アプリケーションでは、ネットワークや端末でパケットの損失や遅延が生じた場合に映像品質劣化となり、サービス品質が落ちるため、一定の映像品質を確保するようネットワークや端末の品質を管理する必要がある。このためには、例えばパケット損失や遅延などのネットワーク品質がユーザの視聴する映像品質すなわちユーザ体感品質にどのような影響を及ぼしているかをインサービス、すなわちサービス提供中に測定し、品質状態を管理する必要がある。
このような映像通信のユーザ体感品質を推定する方法として,無効パケットを検出し,無効パケットの発生した映像フレーム種別ならびにGOP(Group Of Pictures)構成から映像品質劣化の波及する無効フレーム数を算出し,全送出フレームに対する無効フレーム数の割合である無効フレーム率から映像品質を推定する方法がある(例えば、特許文献1など参照)。この方法を用いれば,パケットの損失状況だけではなくユーザが認識可能な映像フレームの劣化継続時間に対応した映像品質推定が可能となる.
特開2006−033722号公報 特許第3579334号公報 特許第3714551号公報
しかしながら、このような従来技術では、無効フレーム率は測定区間における映像品質劣化が発生する時間率として求められるものの、無効パケットが複数発生した場合に画像上に劣化が重畳される重畳劣化の影響については、上記無効フレーム率で考慮されておらず、映像品質の推定誤差を生じる要因となっていた。
本発明はこのような課題を解決するためのものであり、複数発生した無効パケットに起因して同一画像上に劣化が重畳される場合でも、十分な推定精度が得られる映像品質推定方法および装置を提供することを目的としている。
このような目的を達成するために、本発明にかかる映像品質推定方法は、送信装置により、所定のフレーム構成情報に基づいて複数のフレームからなるフレームグループを処理単位として映像を各フレームに符号化し、これらフレームをデータパケットに格納し通信網を介して接続された受信装置へ送信する映像通信について、当該映像通信の映像品質を推定する、演算処理部と記憶部を備えた映像品質推定装置で用いられる映像品質推定方法であって、演算処理部により、データパケットのうち受信装置で正常に再生できなかった無効パケットに関する無効パケット情報を収集する無効パケット情報収集ステップと、演算処理部により、無効パケット情報とフレーム構成とに基づいて、フレームのうち無効パケットの影響により受信装置で正常に復号できなかった無効フレームの数を集計する無効フレーム数算出ステップと、記憶部により、無効フレーム数と映像品質値との関係を示す映像品質推定モデルを予め記憶する映像品質推定モデル記憶ステップと、演算処理部により、記憶部から映像品質推定モデルを読み出して、無効フレーム数算出部で算出された無効フレーム数に対応する映像品質推定値を、映像品質推定モデルに基づいて算出する映像品質推定ステップとを備え、無効フレーム数算出ステップは、同一フレームグループ内の異なるフレームでそれぞれ無効パケットが発生し、かつこれら無効パケットの影響が任意のフレームで重畳している場合は、これら無効パケットごとに、対応する無効フレーム数を所定の重み付け係数で重み付けして集計する。
この際、記憶部により、無効フレーム数と重み付け係数の対応関係を示す重み付け関数を予め記憶する重み付け関数記憶ステップをさらに備え、無効フレーム数算出ステップは、無効フレーム数を重み付けする場合、記憶部から重み付け関数を読み出して、当該無効パケットの無効フレーム数に対応する重み付け係数を重み付け関数により算出し、得られた重み付け係数と当該無効パケットの無効フレーム数とを積算することにより、当該無効パケットの無効フレーム数を重み付けしてもよい。
また、重み付け関数として、無効フレーム数の増加に応じて重み付け係数が単調増加する関数を用いてもよい。
また、本発明にかかる映像品質推定装置は、送信装置により、所定のフレーム構成情報に基づいて複数のフレームからなるフレームグループを処理単位として映像を各フレームに符号化し、これらフレームをデータパケットに格納し通信網を介して接続された受信装置へ送信する映像通信の映像品質を推定する映像品質推定装置であって、データパケットのうち受信装置で正常に再生できなかった無効パケットに関する無効パケット情報を収集する無効パケット情報収集部と、無効パケット情報とフレーム構成とに基づいて、フレームのうち無効パケットの影響により受信装置で正常に復号できなかった無効フレームの数を集計する無効フレーム数算出部と、無効フレーム数と映像品質値との関係を示す映像品質推定モデルを予め記憶する映像品質推定モデル記憶部と、この映像品質推定モデル記憶部から映像品質推定モデルを読み出して、無効フレーム数算出部で算出された無効フレーム数に対応する映像品質推定値を、映像品質推定モデルに基づいて算出する映像品質推定部とを備え、無効フレーム数算出部は、同一フレームグループ内の異なるフレームでそれぞれ無効パケットが発生し、かつこれら無効パケットの影響が任意のフレームで重畳している場合は、これら無効パケットごとに、対応する無効フレーム数を所定の重み付け係数で重み付けして集計する。
この際、無効フレーム数と重み付け係数の対応関係を示す重み付け関数を予め記憶する重み付け関数記憶部をさらに備え、無効フレーム数算出部で、無効フレーム数を重み付けする場合、重み付け関数記憶部から重み付け関数を読み出して、当該無効パケットの無効フレーム数に対応する重み付け係数を重み付け関数により算出し、得られた重み付け係数と当該無効パケットの無効フレーム数とを積算することにより、当該無効パケットの無効フレーム数を重み付けしてもよい。
また、重み付け関数として、無効フレーム数の増加に応じて重み付け係数が単調増加する関数を用いてもよい。
本発明によれば、無効パケット情報収集部により、データパケットのうち受信装置で正常に再生できなかった無効パケットに関する無効パケット情報が収集され、無効フレーム数算出部により、無効パケット情報とフレーム構成とに基づいて、フレームのうち無効パケットの影響により受信装置で正常に復号できなかった無効フレームの数が集計され、映像品質推定部により、映像品質推定モデル記憶部から映像品質推定モデルが読み出されて、無効フレーム数算出部で算出された無効フレーム数に対応する映像品質推定値が、映像品質推定モデルに基づいて算出される。
そして、無効フレーム数算出部により、同一フレームグループ内の異なるフレームでそれぞれ無効パケットが発生し、かつこれら無効パケットの影響が任意のフレームで重畳している場合は、これら無効パケットごとに、対応する無効フレーム数を所定の重み付け係数で重み付けして集計される。
したがって、無効フレーム数を算出する際、重畳劣化の映像品質に対する影響が重み付けとして考慮されるため、複数発生した無効パケットに起因して同一画像上に劣化が重畳される場合でも、十分な推定精度が得られる。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
まず、図1を参照して、本発明の一実施の形態にかかる映像品質推定装置について説明する。図1は、本発明の一実施の形態にかかる映像品質推定装置の構成を示すブロック図である。
映像品質推定装置1は、全体としてサーバ装置やパーソナルコンピュータ、あるいは映像通信端末などのコンピュータを用いた情報処理装置からなり、送信装置により、所定のフレーム構成情報に基づいて複数のフレームからなるフレームグループを処理単位として映像を各フレームに符号化し、これらフレームをデータパケットに格納し通信網を介して接続された受信装置へ送信する映像通信の映像品質を推定する機能を有している。ここでは、映像品質推定装置1を、映像配信サーバにより実現した場合について説明する。
この映像品質推定装置1には、演算処理部10、操作入力部11、画面表示部12、記憶部13、映像データベース(以下、映像DBという)14、符号化情報データベース(以下、符号化情報DB)15、通信インターフェース部(以下、通信I/F部という)16、および映像配信制御部17、無効パケット情報収集部21、符号化情報取得部22、無効フレーム数算出部23、映像品質推定部24、重み付け関数データベース(以下、重み付け関数DBという)25、および映像品質推定モデルデータベース(以下、映像品質推定モデルDBという)26が設けられている。
本実施の形態は、無効パケット情報収集部21により、データパケットのうち受信装置2で正常に再生できなかった無効パケットに関する無効パケット情報を収集し、無効フレーム数算出部23により、無効パケット情報とフレーム構成とに基づいて、フレームのうち無効パケットの影響により受信装置で正常に復号できなかった無効フレームの数を集計し、映像品質推定モデルDB26により、無効フレーム数と映像品質値との関係を示す映像品質推定モデルを予め記憶し、映像品質推定部24により、映像品質推定モデルDB26から映像品質推定モデルを読み出して、無効フレーム数算出部23で算出された無効フレーム数に対応する映像品質推定値を、映像品質推定モデルに基づいて算出する。
そして、無効フレーム数算出部23で、同一フレームグループ内の異なるフレームでそれぞれ無効パケットが発生し、かつこれら無効パケットの影響が任意のフレームで重畳している場合は、これら無効パケットごとに、対応する無効フレーム数を所定の重み付け係数で重み付けして集計するようにしたものである。
[映像品質推定装置]
次に、図1を参照して、本発明の一実施の形態にかかる映像品質推定装置の構成について説明する。
演算処理部10は、CPUなどのマイクロプロセッサとその周辺回路を有し、予め記憶部13に保存されているプログラム13Pを読み込んでマイクロプロセッサで実行することにより、上記ハードウェアとプログラム13Pを協働させることにより各種機能処理部を実現する。前述した機能部のうち、映像配信制御部17、無効パケット情報収集部21、符号化情報取得部22、無効フレーム数算出部23、および映像品質推定部24が、演算処理部10で実現される機能処理部に相当する。なお、これら機能処理部については、専用の演算処理回路で実現してもよい。
操作入力部11は、キーボードやマウスなどの操作入力装置からなり、オペレータの操作を検出して演算処理部10へ出力する機能を有している。
画面表示部12は、LCDやPDPなどの画面表示装置からなり、演算処理部10からの指示に応じて、操作メニューや映像品質推定結果などの各種情報を画面表示する機能を有している。
記憶部13は、メモリやハードディスクなどの記憶装置からなり、演算処理部10の各機能処理部で用いる各種処理情報やプログラム13Pを記憶する機能を有している。プログラム13Pは、通信I/F部16を介して接続された外部装置や記録媒体から読み込まれて記憶部13に格納される。
映像DB14は、ハードディスクなどの記憶装置からなり、映像配信制御部17により通信網3を介して受信装置2へ配信するための映像を予め記憶する機能を有している。
符号化情報DB15は、ハードディスクなどの記憶装置からなり、映像配信制御部17により映像を符号化する際に用いる各種符号化情報を記憶する機能を有している。
通信I/F部16は、専用の通信回路からなり、通信網3を介して受信装置2などの外部装置とデータ通信を行う機能を有している。
映像配信制御部17は、操作入力部11で検出されたオペレータからの配信指示操作や、通信I/F部16で受信された受信装置2からの配信要求メッセージに応じて、映像DB14から対応する映像を読み出し、符号化情報DB15の符号化情報に基づいて当該映像を圧縮符号化し、通信I/F部16から通信網3を介して受信装置2へ配信する機能を有している。
ここでは、MPEG(Moving Picture Experts Group)やITU−T勧告H.264などの動画符号化規格に基づくフレーム構成情報に基づいて、GOP(Group Of Pictures)やGOV(Group Of Video)などの複数のフレームからなるフレームグループを処理単位として、映像をフレームさらにはブロックごとに圧縮符号化し、これらをRTP(Real-time Transport Protocol)などの映像通信プロトコルに基づいてデータパケットに格納して配信するものとする。
無効パケット情報収集部21は、データパケットのうち受信装置2で正常に再生できなかった無効パケットに関する無効パケット情報を収集する機能を有している。無効パケット情報としては、映像配信制御部17から受信装置2へ送信されたデータパケットの送信状況を示す送信側品質情報や受信装置2で受信したデータパケットの受信状況を示す受信側品質情報を、例えばIETF標準RFC3611のRTCP−XR(RTP control protocol extended reports)などの制御用プロトコルを用いて通信網3および通信I/F部16を介して取得すればよい。
符号化情報取得部22は、映像配信制御部17で映像の圧縮符号化に用いた符号化情報を映像配信制御部17から取得する機能を有している。
無効フレーム数算出部23は、無効パケット情報収集部21で収集された無効パケット情報と符号化情報取得部22で取得された符号化情報に基づいて、データパケットのうち受信装置2で正常に再生できなかった無効パケットを判定する機能と、映像を構成する各フレームのうち無効パケットの影響により受信装置で正常に復号できなかった無効フレームを判定する機能と、所定の測定区間における無効フレームの数を集計する機能と、無効フレーム数の集計の際、重み付け関数DB25から読み出した重み付け関数に基づき無効フレーム数を重み付けして集計する機能とを有している。
重み付け関数DB25は、無効フレーム数と重み付け係数の対応関係を示す重み付け関数を予め記憶する機能を有している。
無効パケットには、通信網3で損失した損失パケット、到着の順序が逆転したパケット、および到着が遅れた遅着パケットがあり、いずれも公知の技術に基づいて判定すればよい。遅着パケットとは、直前到着パケットとの到着間隔が映像通信に用いる揺らぎ吸収バッファの許容時間を越えたパケットのことである(例えば、特許文献2など参照)。また、ゆらぎ吸収バッファの許容時間については、予めゆらぎ吸収バッファとしていくつかの値を仮定し、そのときの無効フレーム率を算出する。仮定バッファにおいての無効フレーム率と主観評価値との回帰直線を求め、相関が最も高いものを等価バッファサイズとして決定する(例えば、特許文献3など参照)。
無効フレーム数算出部23では、各データパケットに含まれている送信順序を示すシーケンス番号やタイムスタンプを用いて、損失パケットや到着順序逆転パケットを判定する。また、遅着パケットについては、当該映像通信で用いる等価バッファサイズより、パケットの到着間隔が大きいパケットを遅着パケットとして判定する。等価バッファサイズについては、映像通信アプリケーションや通信帯域により異なるので、予め求めておくことが望ましい。なお、映像配信サービスなど、受信側において受信バッファが大きく設定されているような場合、パケットが遅れて到着することにより廃棄される可能性が低いので、遅着パケットを算出する必要がない場合もある。
また、無効フレーム数算出部23では、無効パケットの発生したフレームのフレーム種別を求める場合、当該映像通信の符号化方式により、パケットヘッダーもしくはペイロード部分のフレーム種別記述位置を参照すればよい。この際、順序逆転パケットおよび遅着パケットについては、当該パケットが存在するのでそのパケットからフレーム種別を直接求めることができるが、損失パケットは当該パケットが存在しないためフレーム種別を直接求めることはできない。したがって、損失パケットのフレーム種別は、損失パケットの前後のパケットより推測すればよい。
映像品質推定部24は、映像品質推定モデルDB26から映像品質推定モデルを読み出す機能と、無効フレーム数算出部23で算出された無効フレーム数に対応する映像品質推定値を、映像品質推定モデルに基づいて算出する機能とを有している。
映像品質推定モデルDB26は、無効フレーム数と映像品質値との関係を示す映像品質推定モデルを予め記憶する機能を有している。
[映像劣化の重畳]
次に、図2を参照して、映像劣化の重畳について説明する。図2は、無効パケットによるフレーム劣化の重畳を示す説明図である。
映像通信において、フレーム間における圧縮符号化方式を用いた場合、異なる無効パケットによる映像劣化の影響が同一フレームへ重畳する場合がある。
図2に示すように、MPEG規格に基づいて、1GOPあたりのフレーム(ピクチャ)数N=15で、IフレームもしくはPフレーム(ピクチャ)間隔M=3であるGOP構成を用いた場合、最初のフレームF1のIフレーム(ピクチャ)、続く2つのフレームF2,F3のBフレーム(ピクチャ)で1つのサブグループを構成し、その後、1つのPフレーム(ピクチャ)と2つのBフレームからなるサブグループが、フレームF4〜F15まで繰り返される。
このようなGOP構成において、フレームF4で無効パケットが発生した場合、受信側においてBフレームは前後のIフレームまたはPフレームを参照して復号されるとともにPフレームは直前のIフレームまたはPフレームを参照して復号されるため、フレームF4の無効パケットによる映像劣化の影響は、フレームF2〜F15に及ぶ。この際、X(i)を同一GOP内でi番目に発生した無効パケット数の無効フレーム数とすると、最初(i=1)に発生したフレームF4の無効パケットについて、その無効フレーム数はX(1)=14となる。
同様にして、フレームF8,F13,F14で無効パケットが発生した場合、これら無効パケットによる映像劣化の影響は、それぞれフレームF8のみ、フレームF11〜F15、フレーム14のみとなり、それぞれの無効フレーム数はX(2)=1,X(3)=5,X(4)=1となる。
したがって、フレームF8ではフレームF4とフレームF8の無効パケットによる2つの映像劣化が時間軸上で重畳し、フレームF11〜F13,F15ではフレームF4とフレームF13の無効パケットによる2つの映像劣化が重畳し、フレームF14ではフレームF4、F13、F14の無効パケットによる3つの映像劣化が重畳することになる。
このように、映像劣化が同一フレームに重畳した場合、ユーザが感じる映像劣化の度合いは、重畳劣化していないフレームと比較してより顕著となる傾向がある。無効フレーム数として、重畳劣化を考慮せず、各無効パケットによる映像劣化の影響が及ぶ無効フレームの数を単に集計した場合、全ての無効フレームにおいて重畳劣化が発生していない状況における映像品質を推定することになるため、実際にユーザが感じる映像品質と誤差が生じる。
[無効フレーム数の重み付け処理]
本実施の形態では、無効フレーム数算出部23において、同一フレームグループ内の異なるフレームでそれぞれ無効パケットが発生し、かつこれら無効パケットの影響が同一フレームへ重畳して及んでいる場合は、これら無効パケットごとに、対応する無効フレーム数を所定の重み付け係数で重み付けして集計している。
これにより、重畳劣化の映像品質に対する影響が考慮されるため、無効パケットが複数発生した場合に画像上に劣化が重畳される場合でも、映像品質について十分な推定精度が得られる。
無効フレーム数算出部23における無効フレーム数の算出処理としては、符号化情報取得部22で取得された符号化情報のGOP構成に基づいて、無効パケットごとに無効フレーム数Xを計数し、重み付け関数DB25から読み出した重み付け関数に基づき無効フレーム数を重み付けして集計する。なお、GOP構成が異なれば劣化の影響度合いも異なることから、GOPごとに重み付け関数を特定する必要がある。
図3は、重み付け関数例を示す説明図である。重み付け関数は、ユーザに対する劣化の影響度合いを調整するためのものであることから、GOP構成やフレームレートなどの映像通信パラメータごとに予め用意されて重み付け関数DB25に格納されている。一般に、無効フレーム数の増大に応じて映像劣化の増分幅が抑制されるというユーザの視覚特性があり、重み付け関数は、このような視覚特性を考慮し、例えば2次関数など、無効フレーム数の増加に応じて重み付け係数が単調増加する関数から構成される。
GOP内で無効パケットが複数回発生した場合であっても、これら無効フレームが任意のフレームで重畳しない場合、無効フレーム数に対する重みは常に1、すなわち計数した無効フレーム数のままである。また、GOP内の最初のフレームIもしくはPフレームに無効パケットが発生した場合も、無効フレーム数に対する重みは1である。同一フレームで劣化が重畳する場合のみ、重畳された無効フレームが次式で重み付けされる。したがって、任意の無効パケットの影響を受けた無効フレームの無効フレーム数Xに対する重み付け関数f(X)は、次のようになる。
[ケース1]GOP内の無効パケットの発生回数が1の場合、もしくは複数の無効パケットが同一のフレームで発生した場合、もしくはGOP内の複数の無効パケットによる映像劣化が任意のフレームで重畳していない場合、重み付け関数f(X)は次の式(1)で与えられる。
f(X)=1 …(1)
[ケース2]GOP内で複数の無効パケットが発生し、かつこれら無効パケットの影響が任意のフレームで重畳している場合、a,bを係数とすると、重み付け関数f(X)は次の式(2)および式(3)で与えられる。
0<f(X)<1 …(2)
f(X)=a・(X/b)2 …(3)
図2に示したように、例えばM=3,N=15のGOP構成の場合、無効フレーム数がとりうる値としては、14,11,8,5,1のいずれかである。係数aについては、予め映像通信の主観評価実験を行って求めることができる。係数bについては、例えばM=3,N=15のGOP構成の場合、Iの無効フレーム数17を用いてもよい。
このようにして与えられた重み付け関数f(X)について、無効パケットごとに計数された無効フレーム数Xを入力値とすれば、その出力値f(X)として重み付け係数が得られる。
例えば、測定区間内にG1〜Gmからなるm個(mは正数)のGOPが存在し、任意のGj(j=1〜mの正数)において、P1〜Pnからなるn個(nは正数)の無効パケットが発生した場合、無効フレーム数算出部23では、無効パケットPi(i=1〜nの正数)ごとに無効フレーム数Xiを計数する。
そして、当該ケースの重み付け関数f(X)に基づき重み付け係数f(Xi)を求め、得られた重み付け係数f(Xi)を当該無効フレーム数Xに積算することにより重み付けを行い、得られた重み付け無効フレーム数X・f(X)を集計することにより、Gjの無効フレーム数を算出する。
したがって、Gjの無効フレーム数Djは、次の式(4)で表すことができ、当該測定区間における無効フレーム数Dは、次の式(5)で表すことができる。
Figure 0004733071
Figure 0004733071
[本実施の形態の動作]
次に、図4を参照して、本発明の一実施の形態にかかる映像品質推定装置の動作について説明する。図4は、本発明の一実施の形態にかかる映像品質推定装置の映像品質推定処理を示すフローチャートである。
映像品質推定装置1の演算処理部10は、操作入力部11や通信I/F部16で検出された処理開始指示、あるいは演算処理部10内の計時部(図示せず)による処理開始時点の到来に応じて、図4の映像品質推定処理を開始する。ここでは、映像フレームのグループがGOP構成で規定される場合を例として説明する。
演算処理部10は、まず、符号化情報取得部22により、評価対象となる映像通信に関する符号化情報を映像配信制御部17から取得する(ステップ100)。
また、演算処理部10は、無効パケット情報収集部21により、所定の測定区間内における無効パケット発生情報を通信I/F部16から収集する(ステップ101)。
次に、演算処理部10は、無効フレーム数算出部23により、符号化情報取得部22で取得した符号化情報に含まれる当該映像通信のGOP構成に基づいて、所定の測定区間内から任意のGOP(Gj)を選択し、当該GOP内に複数の無効パケットが発生しているか、無効パケット発生情報に基づいて判定する(ステップ102)。
ここで、当該GOP内に複数の無効パケットが発生している場合(ステップ102:YES)、当該GOP内の異なるフレームでそれぞれ無効パケットが発生し、かつこれら無効パケットの影響が当該GOP内の任意のフレームで重畳しているか判定する(ステップ103)。
ここで、当該GOP内の異なるフレームでそれぞれ無効パケットが発生し、かつこれら無効パケットの影響が当該GOP内の任意のフレームで重畳している場合(ステップ103:YES)、無効フレーム数算出部23は、符号化情報取得部22で取得した符号化情報に含まれる当該映像通信のGOP構成およびフレームレートに対応する重み付け関数を重み付け関数DB25から読み出し、この重み付け関数に基づいて無効パケットPiごとの無効フレーム数Xiに対応する重み付け係数f(Xi)を算出する。
そして、無効フレーム数算出部23は、この重み付け係数f(Xi)を当該無効フレーム数Xiに積算することにより重み付け無効フレーム数を算出し、無効パケットごとに得られた重み付け無効フレーム数を集計することにより、当該GOP(Gj)の無効フレーム数Djを算出する(ステップ104)。
一方、ステップ102において、当該GOP内に複数の無効パケットが発生していない場合(ステップ102:NO)、およびステップ103において、当該GOP内の異なるフレームでそれぞれ無効パケットが発生していない場合、あるいはこれら無効パケットの影響が当該GOP内の任意のフレームで重畳していない場合(ステップ103:NO)、無効フレーム数算出部23は、これら無効パケットPiごとの無効フレーム数Xiを集計することにより、当該GOP(Gj)の無効フレーム数Djを算出する(ステップ105)。
このようにして、無効フレーム数算出部23は、測定区間内の任意のGOP(Gj)に関する無効フレーム数Djを算出し、得られた無効フレーム数Djを測定区間全体の無効フレーム数Dに加算する(ステップ106)。
演算処理部10は、測定区間内の全GOPに関する無効フレーム数の集計が完了していない場合は(ステップ107:NO)、ステップ102に戻って未処理のGOPに関する処理を繰り返し実行する。
一方、全GOPに関する無効フレーム数の集計が完了した場合(ステップ107:YES)、演算処理部10は、映像品質推定部24により、符号化情報取得部22で取得した符号化情報に含まれる当該映像通信の符号化方式と通信帯域に対応する映像品質推定モデルを読み出し(ステップ108)、測定区間全体の無効フレーム数Dに対応する映像品質値を算出し、測定区間における映像品質推定値として画面表示部12または記憶部13へ出力し(ステップ109)、一連の映像品質推定にかかわる処理を終了する。
[本実施の形態の効果]
このように、本実施の形態は、無効パケット情報収集部21により、データパケットのうち受信装置2で正常に再生できなかった無効パケットに関する無効パケット情報を収集し、無効フレーム数算出部23により、無効パケット情報とフレーム構成とに基づいて、フレームのうち無効パケットの影響により受信装置で正常に復号できなかった無効フレームの数を集計し、映像品質推定モデルDB26により、無効フレーム数と映像品質値との関係を示す映像品質推定モデルを予め記憶し、映像品質推定部24により、映像品質推定モデルDB26から映像品質推定モデルを読み出して、無効フレーム数算出部23で算出された無効フレーム数に対応する映像品質推定値を、映像品質推定モデルに基づいて算出している。
そして、無効フレーム数算出部23で、同一フレームグループ内の異なるフレームでそれぞれ無効パケットが発生し、かつこれら無効パケットの影響が任意のフレームで重畳している場合は、これら無効パケットごとに、対応する無効フレーム数を所定の重み付け係数で重み付けして集計している。
したがって、無効フレーム数を算出する際、重畳劣化の映像品質に対する影響が重み付けとして考慮されるため、複数発生した無効パケットに起因して同一画像上に劣化が重畳される場合でも、映像品質について十分な推定精度が得られる。
また、本実施の形態では、重み付け関数DB25により、無効フレーム数と重み付け係数の対応関係を示す重み付け関数を予め記憶し、無効フレーム数算出部23により、無効フレーム数を重み付けする場合、重み付け関数DB25から重み付け関数を読み出して、当該無効パケットの無効フレーム数に対応する重み付け係数を重み付け関数により算出し、得られた重み付け係数と当該無効パケットの無効フレーム数とを積算することにより、当該無効パケットの無効フレーム数を重み付けするようにしたので、無効フレーム数の大きさに応じて変化する重み付け係数で無効フレーム数を容易に重み付けすることができる。
また、本実施の形態では、重み付け関数として、無効フレーム数の増加に応じて重み付け係数が単調増加する関数を用いるようにしたので、無効フレーム数の増大に応じて映像劣化の増分幅が抑制されるというユーザの視覚特性に応じて、無効フレーム数の重み付けを行うことができ、映像品質の推定精度を向上させることができる。
[実施の形態の拡張]
以上の説明では、映像配信サービスを例として説明したが、これに限定されるものではなく、双方向映像通信サービスにおいても適用可能である。この場合、映像品質推定方法を実現するための機能部として、無効パケット情報収集部21、符号化情報取得部22、無効フレーム数算出部23、映像品質推定部24、重み付け関数DB25、および映像品質推定モデルDB26を、双方向映像通信クライアント端末の内部に設け、あるいは外部に独立して設ければよい。
また、以上の説明では、RTCP−XRを利用して送受信端末間で情報をやり取りし、収集した情報を元に映像品質推定を、映像配信サーバや送信端末などの送信装置内部で行う場合を例に説明したが、これに限定されるものではない。例えば、送受信装置とは別個に、前述した映像品質推定方法を実現するための各機能部を備える映像品質推定端末もしくは映像品質管理端末を設置し、送受信装置またはこれら送受信装置と通信網3との接続回線から取得した情報に基づき映像品質推定を行ってもよい。
本発明の一実施の形態にかかる映像品質推定装置の構成を示すブロック図である。 無効パケットによるフレーム劣化の重畳を示す説明図である。 重み付け関数例を示す説明図である。 本発明の一実施の形態にかかる映像品質推定装置の映像品質推定処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1…映像品質推定装置(映像配信サーバ)、10…演算処理部、11…操作入力部、12…画面表示部、13…記憶部、13P…プログラム、14…映像DB、15…符号化情報DB、16…通信I/F部、21…無効パケット情報収集部、22…符号化情報取得部、23…無効フレーム数算出部、24…映像品質推定部、25…重み付け関数DB、26…映像品質推定モデルDB、3…受信装置、4…通信網。

Claims (6)

  1. 送信装置により、所定のフレーム構成情報に基づいて複数のフレームからなるフレームグループを処理単位として映像を各フレームに符号化し、これらフレームをデータパケットに格納し通信網を介して接続された受信装置へ送信する映像通信について、当該映像通信の映像品質を推定する、演算処理部と記憶部とを備えた映像品質推定装置で用いられる映像品質推定方法であって、
    前記演算処理部により、前記データパケットのうち前記受信装置で正常に再生できなかった無効パケットに関する無効パケット情報を収集する無効パケット情報収集ステップと、
    前記演算処理部により、前記無効パケット情報と前記フレーム構成とに基づいて、前記フレームのうち前記無効パケットの影響により前記受信装置で正常に復号できなかった無効フレームの数を集計する無効フレーム数算出ステップと、
    前記記憶部により、前記無効フレーム数と映像品質値との関係を示す映像品質推定モデルを予め記憶する映像品質推定モデル記憶ステップと、
    前記演算処理部により、前記記憶部から映像品質推定モデルを読み出して、前記無効フレーム数算出部で算出された無効フレーム数に対応する映像品質推定値を、前記映像品質推定モデルに基づいて算出する映像品質推定ステップと
    を備え、
    前記無効フレーム数算出ステップは、同一フレームグループ内の異なるフレームでそれぞれ無効パケットが発生し、かつこれら無効パケットの影響が任意のフレームで重畳している場合は、これら無効パケットごとに、対応する無効フレーム数を所定の重み付け係数で重み付けして集計する
    ことを特徴とする映像品質推定方法。
  2. 請求項1に記載の映像品質推定方法において、
    前記記憶部により、無効フレーム数と重み付け係数の対応関係を示す重み付け関数を予め記憶する重み付け関数記憶ステップをさらに備え、
    前記無効フレーム数算出ステップは、前記無効フレーム数を重み付けする場合、前記記憶部から重み付け関数を読み出して、当該無効パケットの無効フレーム数に対応する重み付け係数を前記重み付け関数により算出し、得られた重み付け係数と当該無効パケットの無効フレーム数とを積算することにより、当該無効パケットの無効フレーム数を重み付けする
    ことを特徴とする映像品質推定方法。
  3. 請求項2に記載の映像品質推定方法において、
    前記重み付け関数は、無効フレーム数の増加に応じて重み付け係数が単調増加する関数からなることを特徴とする映像品質推定方法。
  4. 送信装置により、所定のフレーム構成情報に基づいて複数のフレームからなるフレームグループを処理単位として映像を各フレームに符号化し、これらフレームをデータパケットに格納し通信網を介して接続された受信装置へ送信する映像通信の映像品質を推定する映像品質推定装置であって、
    前記データパケットのうち前記受信装置で正常に再生できなかった無効パケットに関する無効パケット情報を収集する無効パケット情報収集部と、
    前記無効パケット情報と前記フレーム構成とに基づいて、前記フレームのうち前記無効パケットの影響により前記受信装置で正常に復号できなかった無効フレームの数を集計する無効フレーム数算出部と、
    前記無効フレーム数と映像品質値との関係を示す映像品質推定モデルを予め記憶する映像品質推定モデル記憶部と、
    この映像品質推定モデル記憶部から映像品質推定モデルを読み出して、前記無効フレーム数算出部で算出された無効フレーム数に対応する映像品質推定値を、前記映像品質推定モデルに基づいて算出する映像品質推定部と
    を備え、
    前記無効フレーム数算出部は、同一フレームグループ内の異なるフレームでそれぞれ無効パケットが発生し、かつこれら無効パケットの影響が任意のフレームで重畳している場合は、これら無効パケットごとに、対応する無効フレーム数を所定の重み付け係数で重み付けして集計する
    ことを特徴とする映像品質推定装置。
  5. 請求項4に記載の映像品質推定装置において、
    無効フレーム数と重み付け係数の対応関係を示す重み付け関数を予め記憶する重み付け関数記憶部をさらに備え、
    前記無効フレーム数算出部は、前記無効フレーム数を重み付けする場合、前記重み付け関数記憶部から重み付け関数を読み出して、当該無効パケットの無効フレーム数に対応する重み付け係数を前記重み付け関数により算出し、得られた重み付け係数と当該無効パケットの無効フレーム数とを積算することにより、当該無効パケットの無効フレーム数を重み付けする
    ことを特徴とする映像品質推定装置。
  6. 請求項5に記載の映像品質推定装置において、
    前記重み付け関数は、無効フレーム数の増加に応じて重み付け係数が単調増加する関数からなることを特徴とする映像品質推定装置。
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