JP4250036B2 - メディア伝送方法及びメディア伝送装置 - Google Patents

メディア伝送方法及びメディア伝送装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4250036B2
JP4250036B2 JP2003289634A JP2003289634A JP4250036B2 JP 4250036 B2 JP4250036 B2 JP 4250036B2 JP 2003289634 A JP2003289634 A JP 2003289634A JP 2003289634 A JP2003289634 A JP 2003289634A JP 4250036 B2 JP4250036 B2 JP 4250036B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
retransmission
band
media data
transmission
media
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003289634A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005064648A (ja
Inventor
篤史 一木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2003289634A priority Critical patent/JP4250036B2/ja
Publication of JP2005064648A publication Critical patent/JP2005064648A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4250036B2 publication Critical patent/JP4250036B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)

Description

本発明は、符号化されたメディアデータの伝送を行うメディア伝送方法及びメディア伝送装置に関する。
メディアデータ、例えば、動画像を符号化したデータを、ベストエフォート型のインターネット網や無線伝送路により伝送するシステムが知られている。この動画像を符号化する技術として、ITU(International Telecommunication Union)−T(Telecommunication Standardization)で標準化されたH.261/H.263、又はISO(International Organization for Standarization)で標準化されたMPEG(Moving Picture Experts Group)−1/2/4等がある。
又インターネット網に於ける伝送技術として、IETF(Internet Enginering Task Force)で、RFC(Request For Comment)として定義されているTCP(Transport Control Protocol)や、UDP(User Datagram Protocol)等がある。
インターネット網等のベストエフォート型の伝送路環境によって、ストリーミングやビデオ電話等によりメディアデータを伝送する手段が実用化されている。このようなベストエフォート型の伝送路環境では、通信トラフィックの増加によって発生する輻輳(congestion)により、伝送しているメディアデータの品質が著しく低下する。この品質の低下を防止する為に、前方誤り訂正(Forward Error Correction:FEC)方式のように、冗長符号を利用する方式や、自動再送要求(Automatic Repeat Request:ARQ)方式のように、再送を利用する方式がある。
前者のFEC方式は、送信側でメディアデータのパリティ情報を生成して送信することにより、受信側でパケット損失が発生した場合に、そのパリティ情報を利用して、損失したパケットの復元を行うものである。又後者のARQ方式は、受信側でパケット損失を検出すると、送信側に対して再送要求を行い、送信側は、要求されたパケットを再送する。何れの方式も、パケット損失を復元することができるから、メディア品質の低下を防止することができる。
又FEC方式は、定常的なパケット損失に有効であり、これに対してARQ方式は、バースト的なパケット損失に有効である。そこで、ARQ方式による受信側で誤り率/伝送率を指標値とし、この指標値を送信側に送信し、送信側では、閾値と指標値とを比較し、指標値が閾値を超えると、FEC方式に切替える方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。又移動無線通信に於いて、無線区間の状態に応じて、伝送速度の変更と、ARQ方式とFEC方式との切替え又はARQ方式とFEC方式との併用によりデータ伝送を行う方式が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2002−9883号公報 特開平7−67175号公報
ベストエフォート型の伝送路環境に於いては、他の通信トラフィックを予測することは困難である。その為、突発的な輻輳(congestion)発生の場合には対応することができない問題がある。又FEC方式とARQ方式とを組合せる方式の場合は、再送の増加によって伝送帯域が増加し、他の通信トラフィックに悪影響を及ぼす問題がある。特に輻輳発生時には、バースト的にパケット損失が発生し、再送処理が多発することによって、更に送信帯域が増加し、伝送路の状態を更に悪化させることになり、伝送路状態の悪化によって再送パケットも損失する悪循環に陥って、ARQ方式の効果が発揮されない問題がある。
本発明は、冗長符号方式と再送方式とを組合せ、且つ送信帯域の増加を生じないように、メディアデータのエラー訂正伝送を可能とすることを目的とする。
本発明のメディア伝送方法は、メディアデータの使用帯域と、このメディアデータを基に生成した冗長符号の使用帯域と、メディアデータについての再送の使用帯域との和の送信帯域を一定の値に維持して、伝送状態に対応して各使用帯域の増減を適応的に制御する過程を含むものである。
又前記冗長符号の使用帯域と前記再送の使用帯域との和を一定の値に維持するように適応的に制御し、前記再送の使用帯域の増加により前記一定の値を超えた時に、前記メディアデータの使用帯域と前記再送の使用帯域との和を一定の値に維持するように前記メディアデータの使用帯域を適応的に制御して、全体の送信帯域を一定の値に維持する過程を含むことができる。
又前記メディアデータの使用帯域と前記再送の使用帯域との和を一定の値に維持するように、前記再送の使用帯域の増加による分を前記メディアデータの符号化の手段に従った優先順位による順に従って該メディアデータの使用帯域を減少させる過程を含むことができる。
又本発明のメディア伝送装置は、前記メディアデータを符号化する符号化部と、該符号化部により符号化されたメディアデータをパケット化するパケッタイザと、パケット化されたメディアデータを再送の為に格納する再送用バッファと、パケット化されたメディアデータを基に冗長符号化する冗長符号生成部と、前記メディアデータの使用帯域と前記再送用バッファから再送要求に従って読出して送出する再送の使用帯域と前記冗長符号の使用帯域との和を一定の値に維持するように、前記各使用帯域を適応的に制御する帯域制御部とを含む構成を備えている。
前記制御部は、再送要求に従って前記再送用バッファから前記メディアデータを読出して再送制御を行い、再送の使用帯域と、前記メディアデータの使用帯域と、前記冗長符号の使用帯域との和を一定の値に維持するように、前記符号化部の符号化レート又は前記冗長符号生成部の冗長符号レートを制御する機能を備えている。
ベストエフォート型のインターネット網や無線伝送網に於いて、再送方式による使用帯域と冗長符号方式による使用帯域とメディアデータの使用帯域との和の送信帯域を一定となるように、各使用帯域を適応的に制御することにより、輻輳発生によっても、他の通信トラフィックに悪影響を及ぼすことなく、メディアデータのエラー訂正を可能とし、メディアデータの伝送品質を維持することが可能となる。
本発明のメディア伝送方法は、図1を参照して説明すると、符号化部11によりメディアデータを符号化してデータ送信部13から送信するメディアデータの使用帯域と、このメディアデータを基に冗長符号生成部14により生成した冗長符号の使用帯域と、再送用バッファ17から再送要求に従ってメディアデータを読出して送信する再送の使用帯域との和の送信帯域を一定の値に維持して、伝送状態に対応して各使用帯域の増減を適応的に帯域制御部22により制御する過程及び構成を含むものである。
図1は、本発明の実施例を説明するメディア伝送装置の原理的な機能ブロック図を示し、11はメディアデータを符号化する符号部、12は符号化データをパケット化するパケッタイザ、13はパケット化されたメディアデータを送信するデータ送信部、14は冗長符号パケットを生成する冗長符号生成部、15は冗長符号化された冗長符号パケットを送信する冗長符号送信部、16は冗長符号化したデータの使用帯域を制御する冗長符号制御部、17は再送用のパケットを蓄積する再送用バッファ、18は再送要求を受信処理する再送要求受信部、19は再送要求を送信する再送要求送信部、20は再送の為の使用帯域を制御する機能も備えた再送制御部、21はパケット損失率等のフィードバック情報を受信するフィードバック受信部、22は帯域制御部、23はダミーパケットを生成するダミー生成部、24はインターネット網や無線伝送網等のネットワークを示す。
ネットワーク24を介してメディア伝送装置間で、再送パケット、再送要求、冗長符号パケット、メディアデータ、フィードバック情報を伝送する。このメディア伝送装置に於いては、符号化部11に動画像データ等のメディアデータを入力し、帯域制御部22により符号化部11を制御し、使用帯域に対応した符号化処理を行い、パケッタイザ12によりパケット化し、再送用バッファ17と冗長符号生成部14とデータ送信部13とに転送し、このデータ送信部13からメディアデータパケットを送信する。
又再送制御部20により再送用バッファ17を制御し、再送要求に従ったパケットを読出して再送送信部19に転送し、再送制御部20の制御に従って再送パケットを送信する。又冗長符号制御部16により冗長符号生成部14を制御し、複数のパケットを基に冗長符号パケットを生成して冗長符号送信部15に転送し、冗長符号制御部16の制御に従って冗長符号パケットを送信する。
又帯域制御部22により制御されるダミー生成部23は、一定の送信帯域に余裕が生じた場合に、ダミーデータを生成してデータ送信部13から送信する。又再送要求受信部18は、相手メディア伝送装置からの再送要求を受信して再送制御部20に転送する。又フィードバック受信部21は、相手メディア伝送装置からのパケット損失率等のフィードバック情報を受信して、帯域制御部22に転送する。
図2は、送信帯域の説明図であり、(A)は、メディアデータパケットと冗長符号パケットと再送パケットとの使用帯域の和を送信帯域とし、この送信帯域を一定の値に維持するように、適応的にそれぞれの使用帯域を帯域制御部22により制御する場合を示す。この場合、冗長符号の使用帯域と再送の使用帯域との和を一定の値となるように、各使用帯域を帯域制御部22に於いて管理し、再送要求に従って再送制御部20により再送用バッファ17からメディアデータパケットを読出して再送送信部19から送信し、その再送の使用帯域を帯域制御部22に通知する。
帯域制御部22は、例えば、再送要求が多発して再送の使用帯域が増加した時に、冗長符号制御部16に対して、冗長符号の使用帯域を減少させるように指示する。この場合、メディアデータパケットの使用帯域は一定の値とする。従って、伝送路状態に従って変化する再送の使用帯域の増減に対して、冗長符号制御部16を介して冗長符号生成部14を制御することにより、冗長符号の使用帯域を制御し、全体としての送信帯域を一定となるように制御するもので、他の通信トラフィックに対する影響をなくすことができる。
又図2の(B)は、メディアデータの使用帯域と再送の使用帯域との和を一定となるように適応的に制御する場合を示し、例えば、再送要求に従って、再送の使用帯域が増加し、一定の値を超えた場合、帯域制御部22は、符号化部11を制御して、符号化レートを低下するように指示する。この場合、冗長符号の使用帯域は一定とし、又メディアデータの使用帯域と再送の使用帯域との和を一定となるように制御することにより、再送の使用帯域の増減によっても全体の送信帯域は一定となる。
又メディアデータの使用帯域の制御手段として、メディアデータの符号化方式に従った優先順位を設定し、その優先順位に従った順位で使用帯域を制御することができる。例えば、MPEG方式による動画像データを伝送する場合に於いて、優先順位をBフレーム、Pフレーム、Iフレームの順とし、この順位に従ってフレームを落とすことにより、メディアデータの使用帯域を低下させることができる。
又フレームレートを低下させないように制御する場合は、例えば、符号化部11を制御して、符号化レートを、10Mbpsから8Mbps、8Mbpsから6Mbpsのように段階的に低下させ、例えば、B,P,Iフレームのフレームレートを低下させずに、メディアデータの使用帯域を減少させることができる。このメディアデータの使用帯域を減少させることにより、全体の送信帯域を一定の値に維持して、再送パケットの使用帯域を増加させることができる。
又図2の(C)は、前述のように、メディアデータの使用帯域と再送の使用帯域との和を一定の値に維持するように制御し、メディアデータの使用帯域と再送の使用帯域との和が一定の値に達しない場合に、その不足分を冗長符号パケットの使用帯域に割当てることにより、全体としての送信帯域を一定とする場合を示す。
又図2の(D)は、前述のように、メディアデータの使用帯域と再送パケットの使用帯域との和が一定の値に達しない場合に、その不足分にダミー生成部23を制御して生成したダミーデータを送信し、全体として送信帯域を一定とする場合を示す。
図3は、MPEG−2により符号化した動画像データをRTP(Realtime Transport Protocol)により伝送する場合のメディア伝送装置の説明図であり、101は符号化部、102はパケッタイザ、103はRTP送信部、104はFEC生成部、105は再送用バッファ、106は帯域制御部、107はRTCP(RTP Control Protocol)送受信部、108は再送制御部、109はダミー生成部を示す。
符号化部101は、図1に於ける符号化部11に対応し、帯域制御部106(図1の帯域制御部22に対応)からの符号化レートに従ってメディアデータを、例えば、MPEG−2に従った符号化を行い、その符号化データをパケッタイザ102(図1のパケッタイザ12に対応)に転送し、パケット化してRTP送信部103とFEC生成部104とに転送する。RTP送信部103は、RTPヘッダを付加したRTPパケットとFECパケットと再送パケットとを、インターネット網を介して相手メディア伝送装置に送信する。従って、図1のデータ送信部13と冗長符号送信部15と再送送信部19との機能に相当することになる。
又RTP送信部103から送信されるRTPパケットは、複製されて再送用バッファ105に格納される。この再送用バッファ105は、図1に於ける再送用バッファ17に対応する。この再生用バッファ105に格納されたRTPパケットは、再送制御部108の制御に従って読出され、再送パケットとしてRTP送信部103から送信される。この再送制御部108は、図1に於ける再送制御部20に対応する。
又FEC生成部104は、パケット化された符号化データを基にFECパケットを生成し、RTP送信部103から送信する。このFEC生成部104は、図1に於ける冗長符号生成部14の機能に相当する。即ち、冗長符号として前方誤り訂正(FEC)方式を用いる場合を示す。又ダミー生成部109は、帯域制御部106によって制御され、ダミーデータパケットを生成して、RTP送信部103から送信する。このダミー生成部109は、図1に於けるダミー生成部23に対応する。
又RTCP送受信部107は、図1に於ける再送要求受信部18とフィードバック受信部21とに相当する機能を有し、再送要求を受信すると、この再送要求を再送制御部108に転送する。又フィードバック情報は、RTPで規定されているRTCPによるフィードバック機構を利用するもので、このRTCPは、サーバからクライアントに一定時間毎に送信されるSR(Sender Report)と、クライアントからサーバに一定時間毎に送信されるRR(Receiver Report)とがある。
帯域制御部106は、図1に於ける帯域制御部22に対応し、送信帯域を決定し、その送信帯域内のRTPパケットとFECパケットと再送パケットとの使用帯域を制御するものであり、RTCP送受信部107により一定時間毎に送受信されるSR信号とRR信号とを利用して算出されるラウンドトリップ時間(RTT;Round Trip Time)を用いて、全体としての送信帯域を決定することができる。なお、この全体としての送信帯域の決定は、他の既に知られた手段を適用することも可能である。
図4は、RTPパケットのヘッダ部の説明図であり、Vは2ビット構成のバージョンを示し、現在は、バージョン2である。又Pは1ビット構成のパケット最後のパディングの有無を示すパディングビット、Xは1ビット構成の拡張ヘッダの有無を示すエクステンションビット、CCは4ビット構成の寄与送信元識別子の含まれる数を示すCSRCカウント、Mは1ビット構成のアプリケーションデータの境界を示すマーカビット、PTは7ビット構成のアプリケーションデータの符号化方式を示すペイロードタイプ、Sequence Numberは16ビット構成のシーケンス番号、Time Stampは32ビット構成のタイムスタンプ、SSRCは32ビット構成の同期送信元識別子、CSRCは32ビット構成の寄与送信元識別子を示す。メディアデータにこのヘッダ部を付加したパケットを送信する。
図5は、FECパケットの説明図であり、(A)は、RTPヘッダ部(RTP Header)と、FECヘッダ部(FEC Header)と、リカバリ部(FEC Recovery)とを含むFECパケットを示し、(B)はFECヘッダ部(FEC Header)の構成を示すもので、SN baseは、16ビット構成で、FEC処理対象のRTPパケットのシーケンス番号のオフセット、Length recoveryは、16ビット構成で、RTPパケットの長さのパリティ情報、Eは1ビット構成のヘッダ拡張ビット、PT recoveryは、7ビット構成のペイロードタイプのパリティ情報、Maskは、24ビット構成で、FEC処理対象のRTPパケットを示すフラグ、TS recoveryは、32ビット構成のタイムスタンプのパリティ情報を示す。
FECパケットは、RFC2733“An RTP Payload Format for Generic Forward Error Correction”で定義された構成を利用することができる。このRFC2733によれば、複数のRTPパケットに対して、パケット全体のパリティを計算したFECパケットを用いることにより、パケット損失発生時に、FECパケットを利用して復元するものであり、最低でも、24個のRTPパケットに対して1個のFECパケットを生成することを推奨している。
このFECパケットの生成は、パケッタイザ102(図3参照)に於いて生成された符号化データパケットを複製し、FEC生成部104内のバッファ(図示せず)に格納し、帯域制御部106からのFEC使用帯域の指示に従って、例えば、24パケット分蓄積されると、FECパケットを生成する。この場合、FECパケットの使用帯域を、全体の送信帯域の25%とすると、24個のRTPパケットに対して6個のFECパケットを生成することになる。従って、帯域制御部106からのFEC帯域の指示に従って、使用帯域を減少させる場合は、例えば、24個のRTPパケットに対して4個のFECパケットとすると、全体の送信帯域の約17%の使用帯域に減少させることができる。
この場合のFECパケットは、図6に示すように、RTPパケットNo.1〜RTPパケットNo.4のそれぞれ対応するRTビットa1,b1,c1,d1の論理和をパリティビットF1とし、同様にRTビットa2,b2,c2,d2の論理和をパリティビットF2とし、以下同様にして、各RTビット対応にパリティビットを生成して、FECパケットのパリティ情報を生成する。従って、1個のRTPパケットが紛失しても、正常に受信したRTPパケットとFECパケットとを基に、紛失したRTPパケットを復元することができる。
前述のパリティ情報に、図5の(A)に示すように、RTPヘッダとFECヘッダとを付加してFECパケットとする。FECヘッダは、図5の(B)に示すように、FEC処理の対象となるRTPパケットのシーケンス番号のオフセット番号を示すSN base、RTPパケットの長さについてのパリティ情報を示すLength recovery、RTPヘッダの拡張を行っているか否かを示すE(ここでは、ヘッダ拡張は行わない)、RTPパケットのPTビットのパリティ情報を示すPT recovery、FEC処理の対象となるRTPパケットを示すMask、RTPパケットのタイムスタンプのパリティ情報を示すTS recoveryにより構成される。FEC処理の対象となるRTPパケットは、SN baseから24パケットのうちのMaskで、i番目のビットが“1”になっている場合、(SN base+i)番目のパケットになる。
図7は、再送要求パケットの説明図であり、V(Version)は2ビット構成でRTPのバージョンを示す。ここでは、バージョン2である。又P(Padding)は1ビット構成で、パケットの最後のパディングの有無を示すフラグ、FMT(Feedback Message Type)は4ビット構成でフィードバックメッセージの識別子を示し、ここでは、“1”である。又PT(Payload Type)は8ビット構成で、ペイロードタイプを示し、ここでは、“205”である。又lengthは16ビット構成で、再送要求パケットの長さを示す。
又SSRC of packet senderは32ビット構成で、再送要求パケットの送信側のSSRC(同期送信元識別子)を示す。又SSRC of media sourceは32ビット構成で、メディア送信側のSSRC(同期送信元識別子)を示す。又PID(Packet ID)は16ビット構成で、損失したパケットのシーケンス番号を示す。又BLP(Bitmask of following Lost Packet)は16ビット構成で、PIDから続く16個のパケットの何れが損失したかを示す。なお、ここでは使用しない。
RTCP送受信部107(図3参照)は、前述の再送要求パケットを受信すると、再送要求されたパケットのシーケンス番号を抽出して、再送制御部108に再送要求として通知する。再送制御部108は、通知されたシーケンス番号に該当するRTPパケットが再送用バッファ105に格納されているか否かを検索し、格納されていれば、そのRTPパケットを読出して、そのRTPパケットのヘッダを、再送用ヘッダに置換して、RTP送信部103に転送し、再送パケットとして送信する。この処理と同時に、再送制御部108は、再送パケットのサイズを帯域制御部106に通知する。帯域制御部106は、再送パケットのサイズ分の帯域を下げるようにFEC生成部104に通知する。この場合、図2の(A)に示す冗長符号パケットの使用帯域と再送パケットの使用帯域との和を一定の値となるように制御し、全体の送信帯域を一定に維持することができる。
図8は、再送パケットの説明図であり、RTP Headerは、図4に示すRTPパケットのヘッダ部と基本的に同じものであるが、シーケンス番号とSSRCとは、再送用のものを使用する。又OSNは16ビット構成のオリジナルのシーケンス番号、RTP PayloadはオリジナルRTPペイロードデータを示す。
又帯域制御部106は、全体の送信帯域、符号化データの使用帯域、FECの使用帯域、再送の使用帯域を管理し、それぞれに対して、例えば、1秒間に何ビットのデータを送信することができるかを示すカウンタを備えている。このカウンタは、例えば、全体の送信帯域カウンタと、符号化データカウンタと、FECカウンタと、再送カウンタとを含み、これらのカウンタを1秒毎に初期値にリセットする。例えば、全体の送信帯域を10Mbps、符号化データの使用帯域を8Mbps、FECの使用帯域を2Mbpsとすると、全体の送信帯域カウンタ=10,000,000、符号化データカウンタ=8,000,000、FECカウンタ=2,000,000、再送カウンタ=0のそれぞれ初期値とすることになる。
帯域制御部106は、再送制御部106から再送パケットのサイズの通知を受ける度に、FECカウンタから再送パケットのサイズ分を差引き、再送カウンタをそのサイズ分インクリメントする。FECカウンタが0となると、FECの使用帯域を総て再送の使用帯域に割当てた状態を示すことになる。この状態で、更に再送要求が発生すると、符号化部101に対して符号化レートを下げるように指示し、全体の送信帯域を一定に維持することができる。この符号化レートを低下させる時に、例えば、MPEG−2のBフレーム、Pフレーム、Iフレームの順でフレームを落として、符号化データの使用帯域を減少させル事により、全体の送信帯域を一定の値に維持しながら、再送の使用帯域の増加を行うことができる。
又符号化レートを段階的に下げて再送の使用帯域を確保する場合、(再送カウンタ)+(FECカウンタ)+(符号化データカウンタ)の内容が、全体の送信帯域に満たない時は、帯域制御部106は、FEC生成部104又はダミー生成部109を制御して、不足分を補うことにより、全体の送信帯域を一定の値となるように、FECパケットの生成又はダミーデータの生成を行うことができる。
(付記1)符号化したメディアデータを伝送するメディア伝送方法に於いて、前記メディアデータの使用帯域と、該メディアデータを基に生成した冗長符号の使用帯域と、該メディアデータについての再送の使用帯域との和の送信帯域を一定の値に維持して、伝送状態に対応して前記各使用帯域の増減を適応的に制御する過程を含むことを特徴とするメディア伝送方法。
(付記2)前記冗長符号の使用帯域と前記再送の使用帯域との和を一定の値に維持するように適応的に制御し、前記再送の使用帯域の増加により前記一定の値を超えた時に、前記メディアデータの使用帯域と前記再送の使用帯域との和を一定の値に維持するように前記メディアデータの使用帯域を適応的に制御して、全体の送信帯域を一定の値に維持する過程を含むことを特徴とする付記1記載のメディア伝送方法。
(付記3)前記メディアデータの使用帯域と前記再送の使用帯域との和を一定の値に維持するように、前記再送の使用帯域の増加による分を前記メディアデータの符号化の手段に従った優先順位による順に従って該メディアデータの使用帯域を減少させる過程を含むことを特徴とする付記1又は2記載のメディア伝送方法。
(付記4)前記冗長符号は、前方誤り訂正方式による複数のメディアデータパケットのビット対応のパリティビットからなるパリティ情報を用いることを特徴とする付記1又は2又は3記載のメディア伝送方法。
(付記5)前記再送の使用帯域と前記冗長符号の使用帯域との和が一定の値を超えた時に、前記メディアデータの使用帯域と前記再送の使用帯域との和の値を一定の値に維持するように前記メディアデータの符号化方式に従った優先順位を定めて、該優先順位に従ってメディアデータの使用帯域を減少し、該メディアデータの使用帯域を減少させた分を前記再送の使用帯域に割当てる過程を含むことを特徴とする付記1乃至4の何れかに記載のメディア伝送方法。
(付記6)前記再送の使用帯域と前記冗長符号の使用帯域との和が一定の値を超えた時に、前記メディアデータの使用帯域と前記再送の使用帯域との和の値を一定の値に維持するように前記メディアデータの符号化レートを段階的に減少し、該メディアデータの使用帯域を減少させた分を前記再送の使用帯域に割当てる過程を含むことを特徴とする付記1乃至4の何れかに記載のメディア伝送方法。
(付記7)前記メディアデータの使用帯域を段階的に減少させた時に、該メディアデータの使用帯域と前記再生の使用帯域との和が前記一定の値に満たない場合は、不足分の使用帯域を前記冗長符号の使用帯域として付加する過程を含むことを特徴とする付記5又は6記載のメディア伝送方法。
(付記8)前記メディアデータの使用帯域を段階的に減少させた時に、該メディアデータの使用帯域と前記再生の使用帯域との和が前記一定の値に満たない場合は、不足分の使用帯域をダミーデータの使用帯域として割当てる過程を含むことを特徴とする付記5又は6記載のメディア伝送方法。
(付記9)符号化したメディアデータを伝送するメディア伝送装置に於いて、前記メディアデータを符号化する符号化部と、該符号化部により符号化されたメディアデータをパケット化するパケッタイザと、パケット化されたメディアデータを再送の為に格納する再送用バッファと、パケット化されたメディアデータを基に冗長符号化する冗長符号生成部と、前記メディアデータの使用帯域と前記再送用バッファから再送要求に従って読出して送出する再送の使用帯域と前記冗長符号の使用帯域との和を一定の値に維持するように、前記各使用帯域を適応的に制御する帯域制御部とを備えたことを特徴とするメディア伝送装置。
(付記10)前記帯域制御部は、再送要求に従って前記再送用バッファから前記メディアデータを読出して再送制御を行い、再送の使用帯域と、前記メディアデータの使用帯域と、前記冗長符号の使用帯域との和を一定の値に維持するように、前記符号化部の符号化レート又は前記冗長符号生成部の冗長符号レートを制御する機能を備えていることを特徴とする付記10記載のメディア伝送装置。
本発明の実施例の機能ブロック図である。 帯域の説明図である。 本発明の実施例のメディア伝送装置の説明図である。 RTPパケットのヘッダ部の説明図である。 FECパケットの説明図である。 FECパリティ情報の生成説明図である。 再送要求パケットの説明図である。 再送パケットの説明図である。
符号の説明
11 符号化部
12 パケッタイザ
13 データ送信部
14 冗長符号生成部
15 冗長符号送信部
16 冗長符号制御部
17 再送用バッファ
18 再送要求受信部
19 再送送信部
20 再送制御部
21 フィードバック受信部
22 帯域制御部

Claims (5)

  1. 符号化したメディアデータを伝送するメディア伝送方法に於いて、
    前記メディアデータの使用帯域と、該メディアデータを基に生成した冗長符号の使用帯域と、該メディアデータについての再送の使用帯域との和の送信帯域を一定の値に維持し
    て、伝送状態に対応して前記各使用帯域の増減を適応的に制御する過程を含む
    ことを特徴とするメディア伝送方法。
  2. 前記冗長符号の使用帯域と前記再送の使用帯域との和を一定の値に維持するように適応的に制御し、前記再送の使用帯域の増加により前記一定の値を超えた時に、前記メディアデータの使用帯域と前記再送の使用帯域との和を一定の値に維持するように前記メディアデータの使用帯域を適応的に制御して、全体の送信帯域を一定の値に維持する過程を含むことを特徴とする請求項1記載のメディア伝送方法。
  3. 前記メディアデータの使用帯域と前記再送の使用帯域との和を一定の値に維持するように、前記再送の使用帯域の増加による分を前記メディアデータの符号化の手段に従った優先順位による順に従って該メディアデータの使用帯域を減少させる過程を含むことを特徴とする請求項1又は2記載のメディア伝送方法。
  4. 符号化したメディアデータを伝送するメディア伝送装置に於いて、
    前記メディアデータを符号化する符号化部と、
    該符号化部により符号化されたメディアデータをパケット化するパケッタイザと、
    パケット化されたメディアデータを再送の為に格納する再送用バッファと、
    パケット化されたメディアデータを基に冗長符号化する冗長符号生成部と、
    前記メディアデータの使用帯域と前記再送用バッファから再送要求に従って読出して送出する再送の使用帯域と前記冗長符号の使用帯域との和を一定の値に維持するように、前記各使用帯域を適応的に制御する帯域制御部と
    を備えたことを特徴とするメディア伝送装置。
  5. 前記帯域制御部は、再送要求に従って前記再送用バッファから前記メディアデータを読出して再送制御を行い、再送の使用帯域と、前記メディアデータの使用帯域と、前記冗長符号の使用帯域との和を一定の値に維持するように、前記符号化部の符号化レート又は前記冗長符号生成部の冗長符号レートを制御する機能を備えていることを特徴とする請求項4記載のメディア伝送装置。
JP2003289634A 2003-08-08 2003-08-08 メディア伝送方法及びメディア伝送装置 Expired - Fee Related JP4250036B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003289634A JP4250036B2 (ja) 2003-08-08 2003-08-08 メディア伝送方法及びメディア伝送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003289634A JP4250036B2 (ja) 2003-08-08 2003-08-08 メディア伝送方法及びメディア伝送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005064648A JP2005064648A (ja) 2005-03-10
JP4250036B2 true JP4250036B2 (ja) 2009-04-08

Family

ID=34367890

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003289634A Expired - Fee Related JP4250036B2 (ja) 2003-08-08 2003-08-08 メディア伝送方法及びメディア伝送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4250036B2 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4517294B2 (ja) * 2005-07-06 2010-08-04 ソニー株式会社 通信システム、送信装置、送信方法、およびプログラム
JP4513725B2 (ja) 2005-11-09 2010-07-28 ソニー株式会社 パケット送信装置、通信システム及びプログラム
JP2007208418A (ja) * 2006-01-31 2007-08-16 Nhk Engineering Services Inc 検査情報生成装置、送信装置及び中継装置
JP2009225025A (ja) 2008-03-14 2009-10-01 Fujitsu Ltd 受信装置および受信方法
JP5044519B2 (ja) * 2008-10-06 2012-10-10 アラクサラネットワークス株式会社 受信側装置、伝送装置、伝送方法およびプログラム
CN101938322B (zh) 2009-07-03 2012-11-28 中兴通讯股份有限公司 带宽自适应数据分级保护方法与装置
SG178590A1 (en) 2009-09-16 2012-04-27 Hitachi Ltd Communication apparatus and communication system for enhancing speed of communications between terminals
JP5597453B2 (ja) * 2010-06-11 2014-10-01 日本電信電話株式会社 送信装置、再送システム及び再送方法
JP2012004969A (ja) * 2010-06-18 2012-01-05 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> コンテンツ配信装置及びプログラム
MX2013002291A (es) 2010-11-16 2013-10-28 Hitachi Ltd Dispositivo de comunicacion y sistema de comunicacion.
JP6106851B2 (ja) * 2012-07-09 2017-04-05 パナソニックIpマネジメント株式会社 通信装置、通信方法、プログラム

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3039080B2 (ja) * 1991-12-27 2000-05-08 三菱化学株式会社 炭素繊維の紡糸条件決定方法
JPH11261534A (ja) * 1998-03-10 1999-09-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 通信装置、通信方法および通信信号方式
JP3792494B2 (ja) * 2000-09-28 2006-07-05 株式会社日立製作所 無線ネットワークにおけるデータ転送方法
JP2002247063A (ja) * 2001-02-22 2002-08-30 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> パケット多重化方式
JP3757857B2 (ja) * 2001-12-12 2006-03-22 ソニー株式会社 データ通信システム、データ送信装置、データ受信装置、および方法、並びにコンピュータ・プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005064648A (ja) 2005-03-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4173755B2 (ja) データ伝送サーバ
JP4454320B2 (ja) 伝送装置、伝送制御プログラム、及び伝送方法
JP4513725B2 (ja) パケット送信装置、通信システム及びプログラム
KR100987421B1 (ko) 데이터통신시스템, 데이터송신장치, 데이터수신장치, 데이터통신방법 및 컴퓨터가 판독가능한 기록 매체
KR101449710B1 (ko) 데이터 통신시스템, 데이터 송신장치, 데이터 송신방법 및패킷 사이즈 및 용장도 결정방법
KR100680671B1 (ko) 에러 정정용 데이터의 생성 방법 및 생성 장치와 생성 프로그램을 저장한 컴퓨터 판독가능한 기록 매체
JP5661678B2 (ja) テレビ電話のためのビデオパケット整形
EP2312787B1 (en) Method and device of data transmission
US7539187B2 (en) System and method for low-latency content-sensitive forward error correction
KR100554062B1 (ko) 패킷 채널을 통한 멀티미디어 통신 방법
KR100978306B1 (ko) 셀룰러 무선 통신 네트워크를 통해 VoIP 서비스를지원하는 방법 및 장치
RU2224377C2 (ru) Устройство и способ для передачи/приема битового потока в сети
EP1328096A2 (en) Multimedia data packet communication with data type identifiers
JP5117512B2 (ja) 再送回数を動的に適合させる方法及び装置
JP4250036B2 (ja) メディア伝送方法及びメディア伝送装置
JP2010119133A (ja) パケット送信装置、通信システム及びプログラム
JP2002112265A (ja) 動画像符号化データの送信装置および送信方法
JP5170106B2 (ja) 中継装置
JP2010041326A (ja) データ送信装置、データ受信装置及びデータ送受信システム
JP5523163B2 (ja) 送信装置、送信方法、プログラム
JP5397226B2 (ja) 通信システム、データ送信装置、データ受信装置、通信方法および通信用プログラム
JP2009260719A (ja) データ伝送端末装置およびデータ伝送方法
JP2004120148A (ja) マルチメディアコンテンツ送信装置およびマルチメディアコンテンツ受信装置
JP2013157706A (ja) 無線通信装置および通信制御方法
JP2023149288A (ja) 端末装置および制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060612

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080403

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090113

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090116

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120123

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130123

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130123

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140123

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees