JP2010119133A - パケット送信装置、通信システム及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】ARQ方式とFEC方式を搭載する方法はあるが、これらの連携が適切に考慮されていない。
【解決手段】ベストエフォート型のネットワーク経由で、到着期限に制限のあるパケットを送信するパケット送信装置に、不達パケットの再送を制御するパケット自動再送部と、データ本体に冗長データを付加する前方誤り訂正符号化部と、観測されたネットワーク状態情報に基づいて、不達パケットの再送のみで達成される受信端末側の誤り訂正後ロス率が許容誤り訂正後ロス率を満たすように、データ本体に付加する冗長データの冗長度を動的に決定する冗長度決定部とを搭載する。
【選択図】図1

Description

この明細書で説明する発明は、ベストエフォート型のネットワーク経由で、到着期限に制限のあるパケットの送信する場合に好適な技術に関する。
なお、発明者らが提案する発明は、パケット送信装置、通信システム及びプログラムとしての側面を有する。
近年、ベストエフォート型の通信ネットワーク経由でマルチメディアデータを転送する機会が増えている。この種のデータ転送では、ダウンロード型の伝送方式やストリーム型の伝送方式が用いられる。
なお、ベストエフォート型の通信ネットワークとしては、例えばインターネットが有名である。また、マルチメディアデータとしては、例えば映像ファイル、音声ファイル、これらの組み合わせデータ又はこれらを一部に含むデータをいう。この明細書では、マルチメディアデータを、時間情報や再生順序に関する情報を含むデータの意味で使用する。
ダウンロード型の伝送方式の場合、データファイルは、配信サーバから受信側端末の記録領域にダウンロードされ、転送が完全に終了した時点でその再生が開始される。従って、ダウンロード型の伝送方式は、再生が長時間になるマルチメディアデータやリアルタイムでの再生が要求されるマルチメディアデータの再生には不向きである。
一方、ストリーム型の伝送方式の場合、データファイルは、送信端末側から受信端末に転送中の一部のデータだけで再生が開始される。このため、インターネット電話、遠隔テレビ会議、ビデオオンデマンド、ネットワークカメラ、インターネットテレビその他のサービスに利用されている。
ストリーム型の伝送方式に適したインターネット技術に、IETFRFC3550で規定されているRTP(Realtime Transport Protocol)方式がある。RTP方式によるデータ転送では、時間情報としてタイムスタンプがパケットに付加される。これにより、送信側と受信側との間で時間的関係の把握が可能になり、パケット転送時の遅延ゆらぎ(ジッター)などの影響を受けずに同期再生が可能になる。
ここで、RTP方式は、実時間でのデータ転送を保証しない。実際、パケット配信の優先度や設定、管理などはRTP方式が提供するトランスポートサービスの範疇ではない。このため、RTPパケットの場合も、他のパケットと同様、配信遅延やパケット損失が起きる可能性がある。
このような事態が生じても、受信側は期待する時間内に到着したパケットだけを利用してデータを再生することができる。
これは、映像データや音声データに多少のデータ損失があったとしても、ある程度は再生できるためである。
なお、遅延配信されたパケットやエラーの発生したパケットは、受信側で破棄される。すなわち、高品質なデータを送信装置が配信したとしても、パケット損失やエラーがあると、受信側では再生されない問題がある。
特に、現状の通信環境では、有線区間でも10-5、無線区間では10-3以上のエラーがあると言われている。従って、品質保持の観点でいえば、マルチメディアデータの配信にRTP方式を単独で使用しても十分な信頼性を期待することができない。
そこで、信頼性が高いTCP(transmission control protocol)方式の適用が考えられる。
しかし、TCP方式はエラーには強いが、スループットが低く、遅延が大きく、ストリーム型伝送には不向きである。
そこで、RTP方式を用いてデータ転送の信頼性を向上させる手法として、自動再送方式(以下、「ARQ(Auto Repeatre Quest)方式」ともいう。)と、前方誤り訂正符号化方式(以下、「FEC(Forward Error Correction)方式」ともいう。)とを組み合わせることが検討されている。
ARQ方式は、損失したパケットをRTPパケットのシーケンス番号を利用して検知し、受信端末から送信端末に対して損失パケットの再送を要求する方式である。
FEC方式は、複数個のパケットを一つのFECブロックとして、リードソロモン(RS:Reed-Solomon符号)その他の誤り訂正符号を用いて冗長符合化する方式である。例えば、(n,k)RS符号を用いる場合、冗長符号化前のk個の元パケットからn−k個の冗長パケットを生成することができる。なお、n>kである。この場合、送信装置から合計n個のパケットが送信される。一方、受信装置ではn個のパケットのうちk個のパケットを受信できれば、RS復号処理によりk個の元パケットを復元することができる。
特開2000−188609号公報
ところが、ARQ方式とFEC方式には、それぞれ以下の問題がある。
ARQ方式は、パケットの往復伝送遅延(RTT:Round Trip Time)に対して許容再生遅延(パケット送信時刻からパケット再生時刻までの間隔)が十分大きくない環境の場合、再送要求処理とパケット再送処理を期間内に完了できないので本来の効果を発揮することができない。すなわち、ベストエフォート型のネットワーク経由で送信するパケットの到着時間に制限がある場合には、十分な効果を発揮することができない。
FEC方式は、FECブロックのうちで1つでもパケットが揃わないと復号処理を行えないため、ARQ方式と同等のパケット回復率を実現するためには、ARQ再送パケット数より多くの冗長パケットを伝送する必要があり、ネットワークの混雑を増長する問題がある。または、不必要に元データの伝送レートを低下させる問題がある。
そこで、発明者らは、不達パケットの再送方式(ARQ方式)と前方誤り訂正符号化方式(FEC方式)とを効果的に連携動作させる送信技術を提案する。
すなわち、ベストエフォート型のネットワーク経由で、到着期限に制限のあるパケットを送信するパケット送信装置に、以下の処理機能を搭載する送信技術を提案する。
(a)不達パケットの再送を制御するパケット自動再送機能
(b)データ本体に冗長データを付加する前方誤り訂正符号化機能
(c)観測されたネットワーク状態情報に基づいて、不達パケットの再送のみで達成される受信端末側の誤り訂正後ロス率が許容誤り訂正後ロス率を満たすように、データ本体に付加する冗長データの冗長度を動的に決定する冗長度決定機能
発明者らの提案する発明を採用すれば、ネットワークの状態に応じて冗長データの冗長度を最適化できる。これにより、ネットワークの混雑を不必要に増長させたり、又はデータ本体の伝送量を不必要に低下させることなく、受信端末側でのエラー訂正後ロス率を許容範囲内に留めることができる。
通信システムを構成する送信装置の構成例を示す図である。 通信システムを構成する受信装置の構成例を示す図である。 送信装置側で実行されるFEC処理例を示す図である。 受信装置側で実行されるFEC処理例を示す図である。 ARQ処理のシーケンス例を示す図である。 送信装置側で実行されるARQ処理例を示す図である。 受信装置側で実行されるARQ処理例を示す図である。 冗長度テーブル例を示す図である。 冗長度決定処理例を示す図である。 形態例1で実行される冗長度の制御イメージを示す図である。 通信システムを構成する送信装置の構成例を示す図である。 冗長度テーブル例を示す図である。 冗長度決定処理例を示す図である。 形態例2で実行される冗長度の制御イメージを示す図である。
以下、発明に係る送信技術を搭載する通信システム例を説明する。
なお、本明細書で特に図示又は記載されない部分には、当該技術分野の周知又は公知技術を適用する。
また以下に説明する形態例は、発明の一つの形態例であって、これらに限定されるものではない。
(A)形態例1
この形態例では、ビデオデータをインターネット経由でストリーミング伝送する通信システムについて説明する。
また、この形態例は、パケットの総伝送レートに限定がない場合を想定する。この明細書において、総伝送レートとは、ビデオデータ本体の伝送レートと、誤り訂正パケットの伝送レートと、再送パケットの伝送レートの総和をいう。
なお、ビデオデータ本体、誤り訂正データ、再送パケットは、特許請求の範囲の「データ本体」、「冗長データ」、「不達パケット」にそれぞれ対応する。
(A−1)システム構成例
図1及び図2に、通信システムを構成する送信装置と受信装置の構成例を示す。図1及び図2は、通信システム100が1台の送信装置200と1台の受信装置300で構成される場合を示す。
送信装置200(図1)は、符号化部201、パケット化部203、FEC符号化部205、RTP送信部207、ARQ部209、RTCP(RTP Control Protocol)部211、冗長度決定部213で構成される。
なお、ARQ部209は、再送パケットの再送を制御するパケット自動再送機能に対応する。また、FEC符号化部205は、ビデオデータ本体に誤り訂正データを付加する前方誤り訂正符号化機能に対応する。
また、冗長度決定部213は、観測されたネットワーク状態情報に基づいて、不達パケットの再送のみで達成される受信端末側の誤り訂正後ロス率が許容誤り訂正後ロス率を満たすように、ビデオデータ本体に付加する冗長データの冗長度を動的に決定する冗長度決定機能に対応する。
この形態例の場合、ネットワーク情報は、往復伝送遅延RTTとパケットロス率として与えられる。なお、ネットワーク情報は、往復伝送遅延RTTだけで与えることも可能であるが、その分、ネットワークの状態を予測する精度はパケットロス率を加味する場合よりも低下する。
その他の通信処理機能には、いずれも既知の技術を適用する。
受信装置300(図2)は、RTP受信部301、デパケット化部303、復号化部305、ロス検出部307、FEC復号化部309、ARQ部311、RTCP部313で構成される。
これらの通信処理機能には、いずれも既知の技術を適用する。なお、RTCP部313は、送信装置200の伝送レート等の調整用に、RTCPパケットを定期的に送信する処理機能部である。RTCPパケットとして、例えばパケットロス率やNACKパケットが送信される。
(A−2)処理アルゴリズム
以下、通信システム100で実行される処理アルゴリズムを、通常伝送処理、エラー訂正処理に分けて説明する。
(a)通常伝送処理
送信装置200は、ビデオカメラその他の画像出力装置とビデオ入力インターフェースVIN経由で接続される。VIN経由で入力されたビデオデータは、符号化部201において動画像圧縮処理された後、パケット化部203に与えられ、RTPパケット化される。
この後、ビデオデータは、FEC符号化部205において誤り訂正データが付加される誤り訂正データが付加される。
すなわち、FEC冗長符号化される。なお、FEC冗長符号化されたビデオデータはRTP送信部207に与えられ、RTPパケットとしてインターネット網に送信される。
受信装置300は、RTPパケットをRTP受信部301で受信し、デパケット化部303において圧縮画像データに再構成する。この後、復号化部305は、再構成された圧縮画像データの圧縮処理を解除する。復号化されたビデオデータは、ビデオ出力インターエースVOUTより、例えばディスプレイその他の映像表示装置に出力される。
(b)エラー訂正処理
エラー訂正処理は、「FEC処理」「ARQ処理」「冗長度決定処理」の3つの処理に分けて説明する。
「FEC処理」では、FEC方式による冗長符号化、復号化処理を実行する。また、「ARQ処理」では、ARQ方式による再送制御を実行する。また、「冗長度決定処理」では、ネットワーク状態情報とARQ再送パケット量、ビデオデータ等のデータ本体のデータレートからFECによる冗長度を決定する処理を実行する。この「冗長度決定処理」が、この明細書で提案する送信技術の主要部である。
(b1)FEC処理
「FEC処理」では、送信装置200においては、「冗長度決定処理」により決定され
た冗長度に基づく元データの冗長符号化処理を実行する。一方、受信装置300においては、復号化処理を実行する。FEC冗長符号化には、例えばReed-Solomon符号等の消失誤り訂正符号を用い、冗長符号化処理を実行する。
「冗長度決定処理」からの冗長度は、(元データパケット数,冗長パケット数)という形式で指定する。
この明細書では、(元データパケット数,冗長パケット数)の組を一つの冗長符号単位、いわゆるFECブロックとして扱う。例えば(元データパケット数,冗長パケット数)=(10,5)と指定された場合、送信装置200におけるFEC処理により元データパケット数が10個に対して冗長パケット数5個を生成し、このFECブロックにおいては合計15個のパケットが送信される。受信装置300においては、このFECブロックパケット中10個のパケットを受信すれば、FEC復号処理により元データの復号が可能となる。
図3及び図4に、「FEC処理」で実行される処理手順を示す。図3に送信装置200側の処理手順を、図4に受信装置300側の処理手順を示す。
送信装置200側のFEC符号化部205は、最初にFEC処理を終了するか否かを判定する(S1)。
処理S1で否定結果が得られた場合、FEC符号化部205は、パケット化部203から入力されるビデオデータ本体の送信パケットを取得したか否かを判定する(S2)。
処理S2で否定結果が得られている間、FEC符号化部205は、処理S1と処理S2の判定処理を繰り返す。
一方、処理S2で肯定結果が得られた場合、FEC符号化部205は、冗長度決定部213からFEC処理で使用する冗長パケット数を取得する(S3)。
この後、FEC符号化部205は、取得した冗長パケット数に基づいて送信パケットを冗長符号化し、符号化結果をRTP送信部207に渡す(S4)。
一方、受信装置300側のFEC復号化部309も、最初にFEC処理を終了するか否かを判定する(S11)。
処理S11で否定結果が得られた場合、FEC復号化部309は、受信バッファにパケットを受信すると共に、FECデータベースを更新する(S12)。
この後、FEC復号化部309は、受信したパケットでFEC復号化が可能か否かを判定する(S13)。
処理S13で否定結果が得られている間、すなわちFEC復号化が可能になるまで、FEC復号化部309は、処理S11と処理S12の判定処理を繰り返す。
一方、処理S13で肯定結果が得られた場合、FEC復号化部309は復号化処理を実行し、復号されたパケットを受信バッファに戻す(A14)。
この後、FEC復号化部309は、ARQ部311にFEC回復情報を与えると共に、NACKリストから復号化できたパケットを削除する(S15)。これらの処理をFEC処理の終了が確認されるまで繰り返し実行する。
(b2)ARQ処理
「ARQ処理」では、受信装置300から送信装置200に対し、消失パケット(不達パケット)の再送を要求する再送要求パケット(すなわち、NACKパケット)が送信される。一方の送信装置200では、NACKパケットにより指定されたシーケンス番号の不達パケットの再送処理を実行する。
消失パケットの検知は、受信装置300のロス検出部307により実行される。ロス検出部307は、例えばRTPパケットヘッダに記載されたシーケンス番号を検査し、受信したRTPパケットのシーケンス番号が連続でなかった場合にはパケットが喪失したものとみなす。
喪失パケットは、ARQ部311で再送要求リスト(すなわち、NACKリスト)に追加される。ARQ部311は、指定時刻に「NACKリスト」よりNACKパケット情報を読み出してRTCP部313に与える。RTCP部313は、「NACKリスト」に基づいてNACKパケットを送信装置200に送信する。
「NACKリスト」には、個々のNACKパケット情報に対して「NACK timeout」情報と、「NACK deadline」情報との2つの時刻情報が設定される。
ここで、受信装置300のARQ部311は、最初にパケットロスを検知した時点で、NACKパケットの送信を指示する。その一方で、ARQ部311は、NACKパケットの送信から一定時間が経過した時点でも(すなわち、「NACK timeout」の経過時点でも)再送パケットを受信していない場合には、再度のNACKパケットの送信指示を「NACK deadline」になるまで繰り返し出力する。
「NACK timeout」は、通常、NACKパケットの送信からRTT時間が経った時刻に設定される。「NACK timeout」は、そのパケットデータの再生予定時刻などのパケット到着期限よりRTT時間前に設定される。
図5に、「ARQ処理」のシーケンス例を示す。図5は、シーケンス番号の「102」が付されたパケットが不達パケットになった場合に、2度の再送パケットもロストパケットとして判定されるが、「NACK deadline」の到来によりNACKパケットの送信が停止される例を表している。
NACKパケットのフォーマットには、例えばIETF Internet Draft「Extended RTP Profile for RTCP-based Feedback」記載のRTCP NACKパケットフォーマットを使用する。
図6及び図7に、「ARQ処理」で実行される処理手順例を示す。図6に送信装置200側の処理手順を、図7に受信装置300側の処理手順を示す。
送信装置200側のARQ部209は、最初にARQ処理を終了するか否かを判定する(S21)。
処理S21で否定結果が得られた場合、ARQ部209は、NACKパケットが受信されたか否かを判定する(S22)。
処理S22で否定結果が得られている間、ARQ部209は、処理S21と処理S22の判定処理を繰り返す。
一方、処理S22で肯定結果が得られた場合、ARQ部209は、NACKパケットのシーケンス番号で指定されたパケットの再送をRTP送信部207に通知する(S23)。これらの処理をARQ処理の終了が確認されるまで繰り返し実行する。
一方、受信装置300側のARQ部311も、最初にARQ処理を終了するか否かを判定する(S31)。
処理S31で否定結果が得られた場合、ARQ部311は、NACKリストのうちで「NACK deadline」を超えたパケットをデータリストから削除する(S32)。
この後、ARQ部311は、パケットロス情報を通知するか否かを判定する(S33)。
処理S33で肯定結果が得られた場合、ARQ部311は、ロストパケットのシーケンス番号、「NACK timeout」、「NACK deadline」をNACKリストに追加する(S34)。
なお、処理S33で否定結果が得られた場合(既に、同一パケットについてNACKパケットが送信されている場合)、ARQ部311は、「NACK timeout」が経過したか否か
を判定する(S35)。
処理S34の実行後又は処理S35で肯定結果が得られた場合、ARQ部311は、現在時刻が「NACK deadline」を超えているか否かを判定し、超えていない場合にはRTCP部313にNACKパケットの送信を要求する(S36)。
一方、処理S35で否定結果が得られた場合、ARQ部31は、処理S31に戻って一連の処理を実行する。
(b3)冗長度決定処理
「冗長度決定処理」では、ネットワーク状態情報とARQ再送パケット量、ビデオデータ等のデータ本体のデータレートに基づいて、FEC符号化部205で使用する誤り訂正データの冗長度を決定する。
ネットワーク状態情報は、例えば送信装置200のRTCP部211と受信装置300のRTCP部313との間で送受信されるIETFRFC3550に記載のRTCP Sender Report(SR)パケット、RTCP Receiver Report(RR)パケットより得られる。
ネットワーク状態情報としては、往復伝送遅延(RTT)、パケットロス率など様々なパラメータが用いられる。
この形態例の場合、RTCP部211がこれらのネットワークパラメータから不達パケットの再送のみで達成されるエラー訂正後ロス率を求め、目標とされるエラー訂正後ロス率を達成するために必要なFEC冗長度を決定する。
パケット到着期限がない場合には、ARQ機能による再送要求を無限に実行できるため、ARQのみで目標とされるエラー訂正後ロス率を達成することができる。
しかし、パケット到着期限が限定されている場合には、ARQ方式による再送可能回数がRTTとパケット到着期限により決定され、RTTが大きいほどARQによるエラー訂正後ロス率が高くなる。すなわち、FEC符号化部205においては、より冗長度の高い冗長符号化が必要とされる。
実施例の一つとして、ビデオフレームデータをFECブロック単位とし、エラー訂正後ビデオフレームロス率を目標エラー訂正後ロス率の指標とする場合を考える。
例えば、目標エラー訂正後ビデオフレームロス率<10-4とした場合、ARQ方式とFEC方式を用いるエラー訂正後のビデオフレーム内のパケットが1つでも欠ける確率を10-4以下とするように冗長度を決定する。
目標指標をビデオフレームロス率の代わりにエラー訂正後パケットロス率を用いることもできる。
冗長度決定部213では、例えばRTCP部211からのRTT情報及びパケット化部203からのビデオフレーム当たりのパケット数情報に基づいて、各FECブロック当たりの冗長パケット数を決定する。
冗長パケット数の指定には、予め計算しておいた「冗長度テーブル」を参照する方式やその都度計算する方式の適用が考えられる。
図8に、「冗長度テーブル」を参照する方法で使用する冗長度テーブル例を示す。図8は、ネットワークのパケットロス率はパラメータとして用いずに、あるランダムパケットロス率の環境下で一定値以下のエラー訂正後ビデオフレームロス率保つために必要な冗長度テーブルの例である。すなわち、RTTのみをパラメータとする冗長度テーブル例である。
なお、RTT情報に加えて、パケットロス率もパラメータとして加えることもできる。この場合は、3次元の冗長度テーブルが必要となる。
本例のようにビデオフレームをFECブロック単位とする場合、エラー訂正後ビデオフレームロス率を一定以上に保つためには、FECブロック当たりのデータパケット数に応じて、データパケット数に対する必要なFECパケット数の割合が変化する。
図9に、「冗長度決定処理」で実行される処理手順を示す。
送信装置200側の冗長度決定部213は、最初に冗長度決定処理を終了するか否かを判定する(S41)。
処理S41で否定結果が得られた場合、冗長度決定部213は、RTCP部211からネットワーク状態情報を取得したか否かを判定する(S42)。
処理S42で否定結果が得られている間、冗長度決定部213は、処理S41と処理S42の判定処理を繰り返す。
一方、処理S42で肯定結果が得られた場合、冗長度決定部213は、「冗長度テーブ
ル」を参照して、データパケット数とFEC冗長パケット数を決定し、これらをFEC符号化部205に与える。これらの処理を冗長度決定処理の終了が確認されるまで繰り返し実行する。
なお前述したように、ビデオフレームをFECブロック単位とする場合、ARQのみによるエラー訂正後パケットロス率、ARQ及びFECによるエラー訂正後ビデオフレームロス率は、下記の式(数1)で計算することができる。
本式により、所望のエラー訂正後ビデオフレームロス率を達成するために必要な冗長パケット数を計算することができる。
Figure 2010119133
(A−3)形態例の効果
以上のように、送信装置200側に冗長度決定部213を搭載し、ネットワークの状態に応じて冗長データの冗長度を最適化することにより、ネットワークの混雑を不必要に増長することなく、受信端末側でのエラー訂正後ロス率を許容範囲内に留めることが可能になる。
例えば、往復伝送遅延(RTT)が小さい場合には、不達パケットの再送により所定のエラー訂正後ロス率を達成できる。このため、冗長データの冗長度は最小になり、不必要にネットワークが混雑する事態を回避できる。
また例えば、往復伝送遅延(RTT)が大きい場合には、不達パケットの再送だけでは要求されるエラー訂正後ロス率を実現することはできないが、冗長データの冗長度を大きくすることで、要求されるエラー訂正後ロス率を達成することができる。
図10に、この処理イメージを示す。図10は、データ本体の伝送レートは一定でも、冗長データの冗長度がネットワークの往復伝送遅延に応じて増減することが分かる。
また、この冗長度決定部213の採用により、送信装置200を利用する使用者が手動でエラー訂正方式の設定を変更する必要をなくすことができる。この結果、使用者の利用性が向上する。
また、エラー訂正に必要なデータ伝送量を最小限で済ませることができる。このため、データ本体の伝送に多くの伝送量を割り当てることができる。かくして、動画像伝送の場合には、従来に比してより高品質での画像伝送を実現できる。
(B)形態例2
この形態例でも、ビデオデータをインターネット経由でストリーミング伝送する通信システムについて説明する。
ただし、この形態例は、シェアードメディアにおける伝送レート制御により、又は帯域予約の制約により、又は物理ネットワークの制約により、使用可能な総伝送レートが限定される場合を想定する。
(B−1)システム構成例
図11に、通信システムを構成する送信装置と受信装置の構成例を示す。図11は、通信システム400が1台の送信装置500と1台の受信装置300(図2)で構成される場合について表している。すなわち、受信装置300の構成は形態例1と同じである。
送信装置500(図11)は、符号化部201、パケット化部203、FEC符号化部205、RTP送信部207、ARQ部209、RTCP部211、レート制御部501、冗長度決定部503で構成される。
形態例1との違いは、レート制御部501と冗長度決定部503の2つである。
(B−2)処理アルゴリズム
以下、通信システム400で実行される処理アルゴリズムを説明する。なお、形態例2の処理アルゴリズムは、形態例1の処理アルゴリズムに対して「レート制御処理」が追加される点と、「冗長度決定処理」内容の違いの2点でのみ異なっている。従って、以下では、これら2つの処理機能についてのみ説明する。
(a)レート制御処理
レート制御処理は、例えばIETFRFC3448「TCP Friendly Rate Control(TFRC):Protocol Specification」に従って行う。送信装置500におけるレート制御部501は、RTCP部211よりパケットロス率、RTT等のネットワーク情報に基づいて、データ本体、FECによる冗長パケットデータ、ARQによる再送データの総伝送レートを決定する。既知の処理方式の場合、総伝送レート情報は、符号化部201とRTP送信部207にのみ通知されるが、この形態例の場合、総伝送レート情報は、冗長度決定部503に通知される。
(b)冗長度決定処理
「冗長度決定処理」は、送信装置500の冗長度決定部503において、レート制御部501より通知された総伝送レートと、RTCP部211より通知されるパケットロス率及びRTTと、ARQ部209より通知される再送データサイズに基づいて符号化部201に通知するビデオフレームデータサイズとFEC符号化部205に通知する冗長度を決定する。
なお形態例1の場合、パケット化部203から冗長度決定部213に元データパケット数を通知する構成であったが、この形態例の場合、冗長度決定部503で再送データの送信レート、FEC冗長データの送信レート、データ本体の送信レートの合計がレート制御部501より通知された総伝送レートになるように調整したデータサイズと冗長度を、符号化部201及びFEC符号化部205に通知する。
この形態例の場合も、ビデオフレームデータをFECブロック単位とし、エラー訂正後ビデオフレームロス率を一定値以下とする場合の冗長度テーブル例を図12に示す。
この冗長度テーブルでは、総伝送レートから再送パケットの送信に必要な送信レート(再送データレート)を除いた伝送レートを現在値とし、この現在値とRTT値との関係に応じてFECブロック当たりのFEC冗長パケット数を決定する。
図13に、「冗長度決定処理」で実行される処理手順を示す。
ここで、冗長度決定部503は、最初に冗長度決定処理を終了するか否かを判定する(S51)。
処理S51で否定結果が得られた場合、冗長度決定部503は、RTCP部211からネットワーク状態情報を取得したか否かを判定する(S52)。
処理S52で否定結果が得られている間(ネットワーク状態情報の取得が確認されるまでの間)、冗長度決定部503は、処理S51と処理S52の判定処理を繰り返す。
一方、処理S52で肯定結果が得られた場合、冗長度決定部503は、レート制御部501から送信レート情報を取得したか否かを判定する(S53)。
この処理S53で否定結果が得られている間(送信レート情報の取得が確認されるまでの間)、冗長度決定部503は、処理S51から処理S53までの判定処理を繰り返す。
一方、処理S53で肯定結果が得られた場合、冗長度決定部503は、ARQ部209から再送データサイズを取得したか否かを判定する(S54)。
この処理S54で否定結果が得られている間(再送データサイズの取得が確認されるまでの間)、冗長度決定部503は、処理S51から処理S54までの判定処理を繰り返す。
一方、処理S54で肯定結果が得られた場合、冗長度決定部503は、総伝送レートから再送データ分を減算し、データ本体とFEC冗長パケットが使用できる伝送レートを求める。
伝送レートが求まると、冗長度決定部503は、「冗長度テーブル」を参照して制約条
件である伝送レートを満たすようにデータパケット数とFEC冗長パケット数を決定し、これらを符号化部201とFEC符号化部295に与える(S55)。これらの処理を冗長度決定処理の終了が確認されるまで繰り返し実行する。
なお、この形態例の場合も、データ制御に必要なデータパケット数とFEC冗長パケット数は計算により求めることができる。
(B−3)形態例の効果
以上のように、送信装置500側に冗長度決定部503を搭載し、ネットワークの状態に応じて冗長データの冗長度を最適化することにより、限られた伝送レートの範囲で冗長度を不必要に増やすことなく、受信端末側でのエラー訂正後ロス率を許容範囲内に留めることができる。
例えば、往復伝送遅延(RTT)が小さい場合には、不達パケットの再送により所定のエラー訂正後ロス率を達成できる。このため、冗長データの冗長度は最小になり、伝送されるデータ本体の割合を増やすことができる。
また例えば、往復伝送遅延(RTT)が大きい場合には、不達パケットの再送だけでは要求されるエラー訂正後ロス率を実現することはできないが、要求されるエラー訂正後ロス率を達成できる範囲で、データ本体に割り当てられるデータ量を最大化できる。
図14に、この処理イメージを示す。図14に示すように、総伝送レートは一定であるが、データ本体と誤り訂正データ(FEC)の割合をネットワークの状態に応じて増減させることができる。
また、この形態例の場合も、冗長度決定部503の採用により、送受信装置を利用する使用者が手動でエラー訂正方式の設定を変更する必要をなくすことができる。この結果、使用者の利用性が向上する。
また、エラー訂正に必要なデータ伝送量を最小限で済ませることができるため、その分、データ本体の伝送に多くの伝送量を割り当てることができる。例えば動画像伝送の場合には、従来に比してより高品質での画像伝送を実現できる。
(C)他の形態例
(a)前述の形態例における、送信装置の処理機能は、ハードウェアとしてもソフトウェアとしても実現できる。
また、これらの処理機能の全てをハードウェア又はソフトウェアで実現するだけでなく、その一部はハードウェア又はソフトウェアを用いて実現しても良い。すなわち、ハードウェアとソフトウェアの組み合わせ構成としても良い。
(b)前述の形態例には、発明の趣旨の範囲内で様々な変形例が考えられる。また、本明細書の記載に基づいて創作される又は組み合わせられる各種の変形例及び応用例も考えられる。
100 通信システム
200 送信装置
201 符号化部
203 パケット化部
205 FEC符号化部
207 RTP送信部
209 ARQ部
211 RTCP部
213 冗長度決定部
300 受信装置
400 通信システム
500 送信部
501 レート制御部
503 冗長度決定部

Claims (13)

  1. ベストエフォート型のネットワーク経由で、到着期限に制限のあるパケットを送信するパケット送信装置であって、
    不達パケットの再送を制御するパケット自動再送部と、
    データ本体に冗長データを付加する前方誤り訂正符号化部と、
    観測されたネットワーク状態情報に基づいて、不達パケットの再送のみで達成される受信端末側の誤り訂正後ロス率が許容誤り訂正後ロス率を満たすように前記冗長データの冗長度を動的に決定する冗長度決定部と
    を有することを特徴とするパケット送信装置。
  2. 請求項1に記載のパケット送信装置において、
    前記ネットワーク状態情報は、往復伝搬遅延情報である
    ことを特徴とするパケット送信装置。
  3. 請求項1に記載のパケット送信装置において、
    前記ネットワーク状態情報は、往復伝搬遅延情報及びパケットロス率である
    ことを特徴とするパケット送信装置。
  4. ベストエフォート型のネットワーク経由で、到着期限に制限のあるパケットを送信するパケット送信装置であって、
    不達パケットの再送を制御するパケット自動再送部と、
    データ本体に冗長データを付加する前方誤り訂正符号化部と、
    観測されたネットワーク状態情報とデータ本体の伝送レートとに基づいて、不達パケットの再送のみで達成される受信端末側の誤り訂正後ロス率が許容誤り訂正後ロス率を満たすように前記冗長データの冗長度を動的に決定する冗長度決定部と
    を有することを特徴とするパケット送信装置。
  5. 請求項4に記載のパケット送信装置において、
    前記ネットワーク状態情報は、往復伝搬遅延情報である
    ことを特徴とするパケット送信装置。
  6. 請求項4に記載のパケット送信装置において、
    前記ネットワーク状態情報は、往復伝搬遅延情報及びパケットロス率である
    ことを特徴とするパケット送信装置。
  7. ベストエフォート型のネットワーク経由で、到着期限に制限のあるパケットを送信するパケット送信装置であって、
    不達パケットの再送を制御するパケット自動再送部と、
    データ本体に冗長データを付加する前方誤り訂正符号化部と、
    観測されたネットワーク状態情報と、データ本体と冗長データの送信用に割り当てられた伝送レートの上限値とに基づいて、不達パケットの再送のみで達成される受信端末側の誤り訂正後ロス率が許容誤り訂正後ロス率を満たすように前記冗長データの冗長度と本体データのパケット数とをそれぞれ動的に決定する冗長度決定部と
    を有することを特徴とするパケット送信装置。
  8. 請求項7に記載のパケット送信装置において、
    前記ネットワーク状態情報は、往復伝搬遅延情報である
    ことを特徴とするパケット送信装置。
  9. 請求項7に記載のパケット送信装置において、
    前記ネットワーク状態情報は、往復伝搬遅延情報及びパケットロス率である
    ことを特徴とするパケット送信装置。
  10. ベストエフォート型のネットワーク経由で接続されたパケット送信装置とパケット受信装置との間で、到着期限に制限のあるパケットを送受する通信システムであって、
    前記パケット送信装置に、
    不達パケットの再送を制御するパケット自動再送部と、
    データ本体に冗長データを付加する前方誤り訂正符号化部と、
    観測されたネットワーク状態情報に基づいて、不達パケットの再送のみで達成される受信端末側の誤り訂正後ロス率が許容誤り訂正後ロス率を満たすように前記冗長データの冗長度を動的に決定する冗長度決定部と
    を搭載することを特徴とする通信システム。
  11. ベストエフォート型のネットワーク経由で、到着期限に制限のあるパケットを送信するパケット送信装置としてのコンピュータに、
    不達パケットの再送を制御するパケット再送制御処理と、
    データ本体に冗長データを付加する前方誤り訂正符号化処理と、
    観測されたネットワーク状態情報に基づいて、不達パケットの再送のみで達成される受信端末側の誤り訂正後ロス率が許容誤り訂正後ロス率を満たすように前記冗長データの冗長度を動的に決定する冗長度決定処理と
    を実行させるプログラム。
  12. ベストエフォート型のネットワーク経由で、到着期限に制限のあるパケットを送信するパケット送信装置としてのコンピュータに、
    不達パケットの再送を制御するパケット再送制御処理と、
    データ本体に冗長データを付加する前方誤り訂正符号化処理と、
    観測されたネットワーク状態情報とデータ本体の伝送レートとに基づいて、不達パケットの再送のみで達成される受信端末側の誤り訂正後ロス率が許容誤り訂正後ロス率を満たすように前記冗長データの冗長度を動的に決定する冗長度決定処理と
    を実行させるプログラム。
  13. ベストエフォート型のネットワーク経由で、到着期限に制限のあるパケットを送信するパケット送信装置としてのコンピュータに、
    不達パケットの再送を制御するパケット再送制御処理と、
    データ本体に冗長データを付加する前方誤り訂正符号化処理と、
    観測されたネットワーク状態情報と、データ本体と冗長データの送信用に割り当てられる伝送レートの上限値とに基づいて、不達パケットの再送のみで達成される受信端末側の誤り訂正後ロス率が許容誤り訂正後ロス率を満たすように前記冗長データの冗長度と本体データのパケット数とをそれぞれ動的に決定する冗長度決定処理と
    を実行させるプログラム。
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