JP4249662B2 - 熱アシスト記録ヘッドおよびそれを備えた磁気記録装置 - Google Patents

熱アシスト記録ヘッドおよびそれを備えた磁気記録装置 Download PDF

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本発明は、熱アシスト記録ヘッドとそれを備えた磁気記録装置に関し、特に、レーザーを使って記録メディアを局所的に加熱し保磁力を低下させて記録しやすくする熱アシスト記録に有効な技術に関するものである。
記録メディアの保磁力を高めることは高線密度記録のために必要なことであるが、現状の記録ヘッドでは飽和記録ができないといった問題がある。これを解決するのに、レーザーを使って記録メディアを局所的に温めHc(保磁力)を低下させて記録しやすくする熱アシスト記録が提案されている(非特許文献1、2参照)。
また、近接場光を用いることでレーザーの波長よりも狭い領域を温めて磁気記録を行う熱アシスト記録も提案されている(特許文献1〜3参照)。
Michael Alex, Thierry Valet, Terry McDaniel, and Charles Brucker, "Optically-Assisted Magnetic Recording", J. Magn. Soc. japan, Vol. 25, No. 3-2, pp. 328-333, 2001
Michael Alex, Alexander Tselikov, Terry McDaniel, Neil Deeman, Thierry Valet, and David Chen, "Characteristics of Thermally Assisted Magnetic Recording", IEEE TRANSACTIONS ON MAGNETICS, Vol. 37, NO. 4, pp. 1244-1249, JULY 2001 特開2002−298302号公報 特開2001−189002号公報 特開2001−283405号公報
本発明者は、前記従来技術を検討した結果、以下の問題点を見いだした。
レーザーはその波長以下のスポットに絞ることは困難であり、磁気記録のトラック幅ほど狭くすることができない。このため隣接するトラックの情報を消してしまうという問題があった。また近接場を使うことでレーザースポットを狭くすることが可能であるが、近接場光は効率が悪く光が弱いために記録メディアを温めるために十分なエネルギーを取り出すのが困難であった。
記録ヘッドを複数装備したヘッドでは、コイルが複数必要なため、コイル巻き数を増やすことができず、書き込むための起磁力が不足するといった問題があった。また、複数コイルおよび単磁極ポールを狭い場所につくる必要性からヘッド作製プロセスが複雑であった。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、高密度記録が可能な熱アシスト記録ヘッドおよびそれを備えた磁気記録装置を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面によって明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下記のとおりである。
(1)レーザー光により記録メディアを加熱して前記記録メディアの記録層の保磁力を局所的に低下させ、前記保磁力が低下した記録層に書き込み用磁極から記録磁界を印加することにより、前記記録メディアにデータを磁気的に書き込む熱アシスト記録ヘッドであって、前記レーザー光による加熱により記録メディアの記録層の保磁力が低下する範囲内に、書き込み用磁極を個設けた書き込み用の磁気ヘッドを備え、前記レーザ光は、前記記録メディアに円形のレーザースポットを形成するように照射され、前記3個の書き込み用磁極はトラック幅方向に並んで形成され、前記3個の書き込み用磁極のうち両側に配置される書き込み用磁極は中心に配置される書き込み用磁極よりも前記磁気ヘッドの前記レーザスポット側のエッジであるリーディングエッジに近くなるように、前記記録メディアの回転方向にずらして形成されている
)前述した(1)に記載の熱アシスト記録ヘッドにおいて、前記レーザー光の前記記録メディアへの照射で形成されるレーザースポット径より小さい範囲内に前記3個の書き込み用磁極が形成されている。
)前述した(1)または(2)に記載の熱アシスト記録ヘッドにおいて、前記3個の書き込み用磁極の近傍の前記記録メディアに前記レーザー光を照射し、前記記録層を加熱する。
)前述した(1)ないし()の内の何れかに記載の熱アシスト記録ヘッドにおいて、前記3個の書き込み用磁極のそれぞれから記録磁界を発生させ、前記記録メディアの複数のトラックに同時にデータを書き込む。
)前述した(1)ないし()の内の何れかに記載の熱アシスト記録ヘッドを備えた磁気記録装置である。
前述した手段によれば、レーザー光により記録メディアを加熱して複数トラック分の記録層の保磁力を低下させ、この保磁力を低下させた複数トラック分の記録層に対して複数個の書き込み用磁極を備えた磁気ヘッドにより、それぞれ記録磁界を印加し、データを書き込む構成となっている。
すなわち、レーザーと磁気ヘッドを具備した熱アシスト記録ヘッドにおいて、レーザースポットサイズの幅全てに渡り複数の磁気記録用のライトポールおよび励磁用コイルが具備されている。レーザースポット内に複数のトラックを同時に記録することができる構造となっている。
従って、本発明によれば隣接トラックの消去を防止することができ、高密度記録が実現できる。レーザーによる記録メディアの加熱により保磁力が弱まるため、書き込みに必要な起磁力を減らすことができ、少ないコイル巻き数で十分な記録を実現できる。
本願において開示される発明のうち代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下記の通りである。
本発明によれば、レーザースポット幅全体に同時に磁気ヘッドで書き込みができるため、レーザーによって隣接トラックの情報(データ)を消去してしまうといった問題が解決できる。またエネルギー損失の大きい近接場光を使ってレーザースポットを小さくする必要もなくなるため、効率よく記録メディアを温めることができる。その結果高記録密度化と高転送レート化を同時に向上できる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、本発明の実施形態を説明するための全図において、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り返しの説明は省略する。
図1は本発明の一実施形態である熱アシスト記録ヘッドを備えた磁気記録装置の模式図である。図1(a)は本実施形態の熱アシスト記録ヘッドを備えた磁気記録装置の側面からの模式図であり、図1(a)はA−A線での断面図である。
図1(a)に示すように、本実施形態の熱アシスト記録ヘッドは、磁気ヘッドスライダー1上部にレンズ2、導波路3および反射板4からなる光学系を具備し、導波路3からのレーザー光8が磁気ヘッド5のリーディングエッジ側で焦点を合わせる構造となっている。図1(b)に示すように、レンズ2にはピエゾ素子6が具備されており、導波路3からのレーザー光8の焦点を合わせる役割をもっている。
すなわち、本実施形態の熱アシスト記録ヘッドは記録メディア7を加熱するための光学系を備えると共に、複数個の書き込み用磁極を備える磁気ヘッド5が周知の磁気ヘッドスライダー1の先端部分に配置される構成となっている。なお、レーザー光8を出射するレーザー発光素子(図示していない)は、磁気ヘッド5とは別体の光源として磁気記録装置の内部あるいは外部に設けられていても、磁気ヘッド5の一部として設けられていてもよい。
この構成により、図示しないレーザー発光素子(例えば、青色レーザー発光素子)から出射されたレーザー光8は、磁気ヘッドスライダー1に沿って設けた導波路3により磁気ヘッドスライダー1の先端部分まで伝達される。伝達されたレーザー光8は反射板4で進路を変更された後に、ピエゾ素子6で焦点が調整されるレンズ2によって記録メディア7にレーザースポットを形成するように照射される。このときのレーザースポット位置は磁気ヘッド5のリーディングエッジ側であり、かつ磁気ヘッド5の近傍である。
このレーザー光8の照射により、磁気ヘッド5のリーディングエッジ側が加熱され、記録メディア7の記録層の保磁力が低下する。この加熱された部分は記録メディア7の回転に伴って矢印方向に移動するので、加熱され保磁力が低下した部分が磁気ヘッド5の直下に到達したときに、磁気ヘッド5から記録磁界を印加することにより、記録メディア7の記録層にデータが磁気的に書き込まれる。
本実施形態の磁気ヘッド5は、レーザースポットで加熱されるトラック数と同数の書き込み用磁極を備えており、各書き込み用磁極からそれぞれ記録磁界を発生してレーザー光8で加熱された全てのトラックにデータを書き込む構成となっているので、隣接トラックの情報を消去してしまうことを防止できる。また、レーザー光8のスポット径をその波長以下に絞る必要がなくなるので、エネルギー損失の大きい近接場光を使用する必要もなく、効率よく記録メディア7を加熱できる。
図2は本実施形態の熱アシスト記録ヘッドの磁気ヘッド部分を拡大した図である。図2(a)は単磁極ポール部分の構成を説明するための正面からの図であり、図2(b)は単磁極ポールの先端部である書き込み用磁極を記録メディアと対向する浮上面側から見た図であり、図2(c)は図2(a)、2(b)のA−A’線での断面図である。
図2(a)に示すように、本実施形態の磁気ヘッド5は垂直記録用の単磁極ポール9を3組、それに対応した励磁用コイル10が3組具備してある。450nmのレーザースポットサイズに収まるように幅120nmの書き込み用磁極9aを間隔45nmあけた配置としている。
すなわち、本実施形態の磁気ヘッドは、図2(a)に示すように、ライトポールとして垂直記録用の単磁極ポール9を3個備えており、各単磁極ポール9にはそれぞれ独立した励磁用コイル10が形成されている。この構成によって、各励磁用コイル10にそれぞれ異なる書き込みデータに対応した電流を印加することにより、各単磁極ポール9の先端部分である書き込み用磁極からそれぞれの書き込みデータに対応した記録磁界を発生させる。
3個の単磁極ポール9は、記録メディアと対向する浮上面側に向かって細くなるように先端部分を形成することによって、幅120nmの書き込み用磁極9aを3個形成している。中心に配置される単磁極ポール9の先端部分である書き込み用磁極9aの両側に、45nmの間隔をあけて他の2つの書き込み用磁極9aを形成することによって、3個の書き込み用磁極9aがレーザースポットサイズに収まる配置としている。すなわち、本実施形態の熱アシスト記録ヘッドは、レーザー光による加熱により保磁力が低下する範囲内に複数の書き込み用磁極9aを備える構成となっている。
また、各単磁極ポール9で発生される記録磁界が同程度であるならば、その幅や形状は各単磁極ポール9で異なっていてもよい。
また、同一平面内に複数の書き込み用磁極9aが配置され、かつ各書き込み用磁極9aが近接していると、隣接する書き込み用磁極9aからのもれ磁界が他の書き込み用磁極9aに入り込み、誤ったデータをトラックに書き込む問題がある。従って、本実施形態の磁気ヘッドでは、図2(b)に示すように、3個の書き込み用磁極9aの内、中心に配置される書き込み用磁極9aよりも両側の書き込み用磁極9aが磁気ヘッド5のリーディングエッジに近くなる配置としている。このように、本実施の形態では、中心の書き込み用磁極9aの位置を両側の書き込み用磁極9aに対して記録メディアの進行方向(回転方向)へ前後にずらすことで、隣接配置される書き込み用磁極9aからのもれ磁界に起因する誤書き込みを減らすことを可能としている。
図2(b)に示すように、本実施形態の磁気ヘッドでは、リターンヨーク11は3個の単磁極ポール9に共通の構成としている。
図2(c)に示すように、本実施形態の磁気ヘッドは、書き込み用の磁気ヘッド5aと読み込み用の磁気ヘッド5bを組み合わせた構成である。書き込み用の磁気ヘッド5aは、単磁極ポール9と励磁用コイル10と平板状のリターンヨーク11とから構成されている。本実施の形態では、単磁極ポール9は先端部分が浮上面に向かって細くなる平板状の部分と、この平板状の部分とリターンヨーク11を繋ぐように形成された連結部分から形成されており、この連結部分を中心として励磁用コイル10が配置されている。
また、読み込み用の磁気ヘッド5bは、MR読み取りセンサー(MR素子)12と、MR読み取りセンサー12の前後に配置されたシールド13から形成されている。図2(c)は図2(a)(b)のA−A’線上の磁気ヘッドの断面形状であるが、他の2個の断面形状も同様である。なお、本実施形態の磁気ヘッドは、書き込み用の磁気ヘッドと読み取り用の磁気ヘッドとを組み合わせた磁気ヘッドに限定されることはなく、別々の構成の磁気ヘッドでもよいことはいうまでもない。なお、図2(b)では図2(c)に示す読み込み用の磁気ヘッド5bは省略している。
このように、本実施形態の熱アシスト記録ヘッドでは、媒体上(記録メディア)に書き込みを行う場所を局所的にあたためて書き込みやすくするために、コイル巻き数を減らしても十分飽和記録が可能である。またコイル巻き数を減らすことができるために、コイル面積を減らすことができ、設計に自由度が増す。狭い場所に多数のコイルを配置させるには、コイルの線幅を小さくしたり、多段に重ねたりする必要があり、実現が難しかったが、本発明を適用することによりコイル巻き数が少なくてすむために、コイルの線幅を小さくしたり、多段に重ねる必要がなくなるために、コイル作製プロセスの簡便化および、ヘッドの小型化が容易になる。
なお、図2に示す磁気ヘッドは、ライトポールを垂直磁気記録で使われる単磁極ポールとした例であるが、同じ配置で水平磁気記録用のライトポール(ギャップ式)としてもよい。スポットサイズに合わせて単磁極ポール数、コイル数は自由にかえてもよい。
図3は本実施形態の熱アシスト記録ヘッドを備えた磁気記録装置による記録方式の概念図である。図3(a)は本実施形態の磁気記録装置で加熱される領域とデータが書き込まれるトラックとの関係を説明するための上面図であり、図3(b)は本実施形態の磁気記録装置で加熱される領域とデータが書き込まれる記録層との関係を説明するための断面図である。
図3に示すように、レーザーが記録メディア7を加熱し、温まった記録層16に単磁極ポール9で記録する。このときレーザースポット幅の分だけ同時に複数(この場合3トラック)トラック15を記録する。一周書き込み終了後は未書き込み隣接トラックまでシークし、再び3トラック同時に記録する。
すなわち、図3(a)に示すように、本実施形態の熱アシスト記録ヘッドはレーザースポット14の幅のなかに3個の単磁極ポール9を備え、データの記録時には3個の書き込み用磁極9aからそれぞれ記録磁界を発生させ、各書き込み用磁極9aに対応する3本のトラック15に同時にデータを書き込む。従って、3本のトラックはそれぞれレーザースポット14よりも幅が狭く、それらがレーザースポット14の幅のなかに書き込まれるので、高密度記録が実現できる。また、本実施形態では、1回の書き込み動作で3本のトラック15にそれぞれデータを書き込むことができるので、高転送レートでの書き込みができる。なお、この3本のトラックに隣接する3本のトラックとの間隔は、レーザースポットサイズで決まる従来技術の各トラック間の間隔と同様な間隔である。
図3(b)に示すように、記録メディア7は基板18の上面に裏打ち層17と記録層16がこの順番で形成されているので、レーザー光が照射された部分(レーザースポット14部分)の記録層16が加熱によって保磁力が弱まる。この加熱された記録層16が記録メディア7の回転に伴って矢印方向に順次移動され、単磁極ポールの先端部分である書き込み用磁極9aの直下に到達したときに、書き込み用磁極9aから記録磁界が印加されるので、各記録磁界は少ない起磁力で記録メディア7の記録層16にデータを磁気的に書き込むことができる。
本実施形態の熱アシスト記録ヘッドでは、1つの磁気ヘッドに3個の単磁極ポールを形成し、レーザー照射で同時に加熱される3トラックそれぞれにデータを書き込む構成としているので、1トラック分以下のレーザースポットサイズに縮小させる必要がなくなり、レーザー光を効率よく使用して記録メディアを加熱することができる。
また、本願発明では、1つのトラックにのみ情報を書き込む必要が生じた場合には、データの書き込みが必要なトラックに対応する書き込み用磁極からはそのデータによって磁界を発生させ、他の書き込み用磁極からはMR読み取りセンサー12で読み取ったデータによって磁界を発生させることにより、3トラック分の領域が加熱される場合でも、1トラック分のデータの書き換えを行うことができる。3トラック分のうち2トラックに情報を書き込む場合も同様である。
以上、本発明者によってなされた発明を、前記発明の実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は、前記発明の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であることは勿論である。
本発明の一実施形態である熱アシスト記録ヘッドを備えた磁気記録装置の模式図である。 本実施形態の熱アシスト記録ヘッドの単磁極ポール部分を拡大した図である。 本実施形態の熱アシスト記録ヘッドを備えた磁気記録装置による記録方式の概念図である。
符号の説明
1…磁気ヘッドスライダー 2…レンズ
3…導波路 4…反射板
5…磁気ヘッド 5a…書き込み用の磁気ヘッド
5b…読み込み用の磁気ヘッド 6…ピエゾ素子
7…記録メディア 8…レーザー光
9…単磁極ポール 9a…書き込み用磁極
10…励磁用コイル 11…リターンヨーク
12…MR読み取りセンサー(MR素子) 13…シールド
14…レーザースポット 15…トラック
16…記録層 17…裏打ち層
18…基板

Claims (5)

  1. レーザー光により記録メディアを加熱して前記記録メディアの記録層の保磁力を局所的に低下させ、前記保磁力が低下した記録層に書き込み用磁極から記録磁界を印加することにより、前記記録メディアにデータを磁気的に書き込む熱アシスト記録ヘッドであって、
    前記レーザー光による加熱により記録メディアの記録層の保磁力が低下する範囲内に、書き込み用磁極を個設けた書き込み用の磁気ヘッドを備え
    前記レーザ光は、前記記録メディアに円形のレーザースポットを形成するように照射され、
    前記3個の書き込み用磁極はトラック幅方向に並んで形成され、前記3個の書き込み用磁極のうち両側に配置される書き込み用磁極は中心に配置される書き込み用磁極よりも前記磁気ヘッドの前記レーザスポット側のエッジであるリーディングエッジに近くなるように、前記記録メディアの回転方向にずらして形成されていることを特徴とする熱アシスト記録ヘッド。
  2. 請求項1に記載の熱アシスト記録ヘッドにおいて、
    前記レーザー光の前記記録メディアへの照射で形成されるレーザースポット径より小さい範囲内に前記3個の書き込み用磁極が形成されていることを特徴とする熱アシスト記録ヘッド。
  3. 請求項1または2に記載の熱アシスト記録ヘッドにおいて、
    前記3個の書き込み用磁極の近傍の前記記録メディアに前記レーザー光を照射し、前記記録層を加熱することを特徴とする熱アシスト記録ヘッド。
  4. 請求項1ないしの内の何れかに記載の熱アシスト記録ヘッドにおいて、
    前記3個の書き込み用磁極のそれぞれから記録磁界を発生させ、前記記録メディアの複数のトラックに同時にデータを書き込むことを特徴とする熱アシスト記録ヘッド。
  5. 請求項1ないしの内の何れかに記載の熱アシスト記録ヘッドを備えたことを特徴とする磁気記録装置。
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