JP4249501B2

JP4249501B2 - Seat track

Info

Publication number: JP4249501B2
Application number: JP2003023936A
Authority: JP
Inventors: 歳機杉浦
Original assignee: Shiroki Corp
Current assignee: Shiroki Corp
Priority date: 2003-01-31
Filing date: 2003-01-31
Publication date: 2009-04-02
Anticipated expiration: 2023-01-31
Also published as: JP2004231106A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、フロア側に設けられ、長手方向に沿って複数のロック穴が形成されたロアレールと、シート側に設けられ、前記ロアレールに移動可能に係合するアッパレールと、該アッパレールの長手方向に沿う回転軸を中心に前記アッパレールに回転可能に設けられ、前記ロック穴に係脱可能なロック歯を有するロックレバーとを有するシートトラックに関する。
【０００２】
【従来の技術】
乗用車等には、図３に示すように、シートの前後位置を調整するための一組（アウタ側、インナ側）のシートトラック１が設けられる場合がある。一般に、シートトラック１は、フロア側に設けられるロアレール３と、シート（シートクッション）５側に設けられ、ロアレール３に移動可能に係合したアッパレール７と、このアッパレール７の移動を禁止するロック機構とを有している。
【０００３】
ロック機構は、ロアレール３の長手方向に沿って設けられた複数のロック穴と、アッパレール７に回転可能に設けられ、ロック穴に係脱なロック歯を有するロックレバーとを有している。
【０００４】
ロック機構の構成で、ロックレバー、このロックレバーを回転させる回転軸の位置は、以下のようなものがある。
（１）ロックレバー及びロックレバーの回転軸がシートトラックの外部にある構成（例えば、特許文献１参照。）
（２）アッパレールを２枚の板材を重ね合わせて形成すると共に、ロックレバーの回転軸をその２枚の板材で挟み、アッパレール上部で回転軸を回転可能に支持する構成（例えば、特許文献２参照。）
（３）ロックレバー、ロックレバーの回転軸をシートトラックの内部に設けた構成（例えば、特許文献３参照。）。
【０００５】
【特許文献１】
特開平５−２８６３８３号公報（第２頁、第３頁、図４）
【特許文献２】
特開平８−２８２３４７号公報（第３頁、第４頁、図１）
【特許文献３】
特開２００２−１５４３５６号公報（第３頁、図６）
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
上記（１）〜（３）の構成のロック機構を有するシートトラックには、以下のような問題点がある。
（１）ロックレバーのロック歯のロック穴に対する係脱がスムーズに行われるように、ロックレバーのロック歯、ロアレールのロック穴にはグリスが塗布される。ロックレバーがシートトラックの外部にあるので、着座者の足元にグリスが付着し、汚れやすい問題点がある。
（２）ロックレバーの回転軸がアッパレールの上部にあるので、軸の分だけアッパレールが高くなる。特に、シートトラックの高さ方向のスペースが制限されるリアシートでは問題が起こりやすい。
（３）ロックレバー、ロックレバーの回転軸ともシートトラック内部にあるので、ロックレバーを動かす操作部（ループハンドル）はシートトラックの開放された前端面から外部に突出する構成となっている。このため、シートトラックのレール長が変わると、操作部の回動（操作）角度に影響が出るので、設計の自由度がない。
【０００７】
ロック機構のロックレバーは、シートトラック内に納まっているので、レバーの半径方向の長さを長くとれない、即ち、ロック位置とアンロック位置との間のストロークが短くなる。又、ロックレバーを動かす操作部もシートトラック内に納まっているので、ロックレバーと、操作部（ループハンドル）との高さ方向の間隔を充分に確保できない。
【０００８】
よって、インナ側のアッパレールにシートベルトのベルトアンカが設けられる場合、ベルトアンカに荷重が作用して、インナ側シートトラックのアッパレール上に上がると、ロック機構のロックレバーが操作部（ループハンドル）に当たり、インナ側のロック機構がロック解除してしまう恐れがある。
【０００９】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、その第１の課題は、着座者の足元が汚れないシートトラックを提供することにある。
第２の課題は、高さが低くなるシートトラックを提供することにある。
第３の課題は、設計の自由度が高いシートトラックを提供することにある。
第４の課題は、安全なシートトラックを提供することにある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する請求項１記載の発明は、フロア側に設けられ、長手方向に沿って複数のロック穴が形成されたロアレールと、シート側に設けられ、前記ロアレールに移動可能に係合するアッパレールと、該アッパレールの長手方向に沿う回転軸を中心に前記アッパレールに回転可能に設けられ、前記ロック穴に係脱可能なロック歯を有するロックレバーとを有するシートトラックにおいて、前記ロアレールは、略水平に配置された底板部，該底板部におけるロアレールの横幅方向の一方の端から略垂直に立ち上がった第１起立部，該第１起立部の上端からロアレールの横幅方向の中央に向けて略水平に延びたつば部，該つば部の先端から下方に延び、前記複数のロック穴が形成された第１垂下部を有し、
前記アッパレールは、前記つば部よりも上方の位置に水平に配置された上板部，該上板部における前記アッパレールの横幅方向の端部から前記第１垂下部と平行に立ち下がり、前記ロックレバーのロック歯が挿通する穴が形成された側板部，該側板部の下端から略Ｕ字状に折れ曲がり、前記側板部と間隔を介して上方に延び、前記側板部とで前記ロアレールの第１垂下部を挟み、前記ロックレバーのロック歯が挿通する穴が形成された第２側板部を有し、前記ロックレバーのロック歯が形成された一方の回転端部側を前記アッパレールの上板部から側板部にかけて形成された開口から前記シートトラック内に挿入し、前記ロックレバーのロック歯、及び前記ロアレールのロック穴、前記アッパレールの２つの穴を前記シートトラックの内部に位置するように設け、前記ロックレバーの回転軸を前記アッパレールの外部の側方に設けたことを特徴とするシートトラックである。
【００１１】
前記ロックレバーのロック歯、及び前記ロアレールのロック穴、前記アッパレールの２つの穴を前記シートトラックの内部に位置するように設けたことにより、着座者の足元にグリスが付着せず、着座者の足元が汚れない。
前記ロックレバーの回転軸を前記アッパレールの側方に設けたことにより、高さが低くなる。
【００１２】
前記ロックレバーの回転軸を前記アッパレールの外部に設けたことにより、シートトラックのレール長が変わっても、ロックレバーを操作する操作部には影響がないので、設計の自由度が高い。
【００１３】
前記ロックレバーの回転軸を前記アッパレールの外部に設けたことにより、ロックレバーのロック位置とアンロック位置との間のストロークを長く取れ、更に、ロックレバーを動かす操作部とロックレバーとの間隔も充分に確保できるので、ベルトアンカに荷重が作用してアッパレールが持ち上がったとしても、ロック解除しにくく、安全である。
【００１４】
【発明の実施の形態】
次に図面を用いて本発明の実施の形態例を説明する。図１は本発明の実施の形態例のシートトラックのロック機構を含む断面を示す図で、（ａ）図はロック状態、（ｂ）図はロック解除状態を示し、図２は図１のシートトラックの他の部分の断面図である。
【００１５】
図２に示すように、シートトラック１００は、フロア側に設けられるロアレール１０１と、ロアレール１０１に移動可能に係合するアッパレール２０１とを有している。
【００１６】
ロアレール１０１は、略水平に配置された底板部１０３と、底板部１０３におけるロアレール１０１の横幅方向の一方の端から略垂直に立ち上がった第１起立部１０５と、第１起立部１０５の上端からロアレール１０１の横幅方向の中央に向けて略水平に延びたつば部１０７と、つば部１０７の先端から下方に延びた第１垂下部１０９と、底板部１０３におけるロアレール１０１の横幅方向の他方の端からロアレール１０１の横幅方向に広がる方向に斜め上方に立ち上がり、上端が第１起立部１０５の上端より低い位置、本実施の形態例では、第１起立部１０５の高さ方向で略中間の位置まで延出する第１拡幅上昇傾斜部１１１、第１拡幅上昇傾斜部１１１の上端からロアレール１０１の横幅方向に狭まる方向に斜め上方に立ち上がる第１縮幅上昇傾斜部１１３からなる第２起立部１１５と、第２起立部１１５の先端より下方に延びる逆Ｊ字形の第２垂下部１１７とからなっている。
【００１７】
そして、ロアレール１０１の底板部１０３の内面、第１起立部１０５の内面で形成される角部には転動体としての第１ボール３０１が、第１起立部１０５の内面、つば部１０７の内面で形成される角部には転動体としての第２ボール３０３が、第２起立部１１５の第１拡幅上昇傾斜部１１１の内面、第１縮幅上昇傾斜部１１３の内面で形成される角部には転動体としての第３ボール３０５がそれぞれ配置されている。
【００１８】
アッパレール２０１は、ロアレール１０１のつば部１０７、第２垂下部１１７の上部よりも上方の位置に水平に配置され、ロアレール１０１の第１垂下部１０９、第２垂下部１１７間の間隔よりも横幅が短い上板部２０３と、上板部２０３におけるアッパレール２０１の横幅方向の両端から、ロアレール１０１の第１垂下部１０９、第２垂下部１１７間の空間内に第１垂下部１０９、第２垂下部１１７と平行に立ち下がった一対の側板部２０５、側板部２０７と、側板部２０５の下端からアッパレール２０１の横幅方向に広がるように斜め上方に延出し、第１ボール３０１に当接する第２拡幅上昇傾斜部２０９と、第２拡幅上昇傾斜部２０９の上端からアッパレール２０１の横幅方向に狭まる方向に斜め上方に立ち上がり、第２ボール３０３に当接する第２縮幅上昇傾斜部２１１と、側板部２０７の下端からアッパレール２０１の横幅方向に狭まる方向に斜め上方に立ち上がり、第３ボール３０５に当接する第３縮幅上昇傾斜部２１３と、第３縮幅上昇傾斜部２１３の上端からアッパレール２０１の横幅方向に広がる方向に斜め上方に立ち上がり、第３ボール３０５に当接する第３拡幅上昇傾斜部２１５とからなっている。
【００１９】
次に、図１を用いてロック機構の説明を行う。ロック機構の設けられる部分のアッパレール２０１には、第２拡幅上昇傾斜部２０９、第２縮幅上昇傾斜部２１１の代わりに、側板部２０５の下端から略Ｕ字状に折れ曲がり、側板部２０５と間隔を介して略平行で上方に延びる第２側板部２５１が形成されている。
【００２０】
そして、ロアレール１０１の第１垂下部１０９には、ロアレール１０１の長手方向に沿って複数のロック穴４０１が形成されている。
【００２１】
一方、アッパレール２０１の上板部２０３から側板部２０５にかけて開口４０３が形成されている。更に、上板部２０３には、アッパレール２０１の側方に延出するブラケット４０５が固着されている。このブラケット４０５には、アッパレール２０１の長手方向に沿う回転軸４０７が設けられている。更に、この回転軸４０７には、ロックレバー４１１が回転可能に設けられている。ロックレバー４１１の一方の回転端側は、アッパレール２０１の開口４０３を介してシートトラック１００内に挿入されている。更に、ロックレバー４１１の一方の回転端部には、ロック歯４１３が形成されている。
【００２２】
又、本実施の形態例では、アッパレール２０１の側板部２０５、第２側板部２５１には、ロックレバー４１１のロック歯４１３が挿通する穴４１５、穴４１７が形成されている。
ロックレバー４１１は図示しない付勢手段により、図１（ａ）に示すように、そのロック歯４１３がロック穴４０１に係合する方向に付勢されている。
【００２３】
次に、上記構成の作動を説明する。通常、図示しない付勢手段の付勢力により、アッパレール２０１に設けられたロックレバー４１１のロック歯４１３は、ロアレール１０１のロック穴４０１に係合し、アッパレール２０１の移動が禁止されている。
【００２４】
ここで、シートの前後位置を調整する場合には、付勢手段の付勢力に抗してロックレバー４１１の他方の回転端部側を下に押し下げる。すると、図１（ｂ）に示すように、ロックレバー４１１のロックレバーのロック歯４１３がロアレール１０１のロック穴４０１から離脱し、アッパレール２０１はロアレール１０１に対して移動可能となる。そして、所望の前後位置に移動したら、ロックレバー４１１の他方の回転端部側を下に押し下げる操作力を解除する。すると、付勢手段の付勢力により、ロックレバー４１１のロック歯４１３がロアレール１０１のロック穴４０１に係合し、アッパレール２０１の移動が禁止された図１（ａ）の状態に復帰する。
【００２５】
上記構成によれば、以下のような効果を得ることができる。
（１）ロックレバー４１１のロック歯４１３、及びロアレール１０１のロック穴４０１は、シートトラック１００の内部に位置するように設けられている。よって、着座者の足元にグリスが付着せず、着座者の足元が汚れない。
（２）ロックレバー４１１の回転軸４０７をアッパレール２０１の側方に設けたことにより、高さが低くなる。
（３）ロックレバー４１１の回転軸４０７をアッパレール２０１の外部に設けたことにより、シートトラック１００のレール長が変わっても、ロックレバー４１１を操作する操作部には影響がないので、設計の自由度が高い。
（４）ロックレバー４１１の回転軸４０７をアッパレール２０１の外部に設けたことにより、ロックレバー４１１のロック位置とアンロック位置との間のストロークを長く取れ、更に、ロックレバー４１１とロックレバー４１１を操作する操作部との間隔を充分に確保できるので、ベルトアンカに荷重が作用してアッパレール２０１が持ち上がったとしても、ロック解除しにくく、安全である。
【００２６】
【発明の効果】
以上述べたように請求項１記載の発明によれば、前記ロックレバーのロック歯、及び前記ロアレールのロック穴、前記アッパレールの２つの穴を前記シートトラックの内部に位置するように設けたことにより、着座者の足元にグリスが付着せず、着座者の足元が汚れない。
【００２７】
前記ロックレバーの回転軸を前記アッパレールの側方に設けたことにより、高さが低くなる。
前記ロックレバーの回転軸を前記アッパレールの外部に設けたことにより、シートトラックのレール長が変わっても、ロックレバーを操作する操作部には影響がないので、設計の自由度が高い。
【００２８】
前記ロックレバーの回転軸を前記アッパレールの外部に設けたことにより、ロックレバーのロック位置とアンロック位置との間のストロークを長く取れ、更に、ロックレバーを動かす操作部とロックレバーとの間隔も充分に確保できるので、ベルトアンカに荷重が作用してアッパレールが持ち上がったとしても、ロック解除しにくく、安全である。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施の形態例のシートトラックのロック機構を含む断面を示す図で、（ａ）図はロック状態、（ｂ）図はロック解除状態を示している。
【図２】図１のシートトラックの他の部分の断面図である
【図３】シートトラックを説明する図である。
【符号の説明】
１００シートトラック
１０１ロアレール
２０１アッパレール
４０１ロック穴
４０５ブラケット
４０７回転軸
４１１ロックレバー
４１３ロック歯[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention provides a lower rail provided on the floor side and formed with a plurality of lock holes along the longitudinal direction, an upper rail provided on the seat side and movably engaged with the lower rail, and in the longitudinal direction of the upper rail. The present invention relates to a seat track having a lock lever having a lock tooth which is provided rotatably on the upper rail about a rotating shaft along the axis and which can be engaged with and disengaged from the lock hole.
[0002]
[Prior art]
As shown in FIG. 3, a passenger car or the like may be provided with a set (outer side, inner side) of a seat track 1 for adjusting the front-rear position of the seat. In general, the seat track 1 includes a lower rail 3 provided on the floor side, an upper rail 7 provided on the seat (seat cushion) 5 side and movably engaged with the lower rail 3, and a lock mechanism for prohibiting the movement of the upper rail 7. And have.
[0003]
The lock mechanism includes a plurality of lock holes provided along the longitudinal direction of the lower rail 3, and a lock lever that is rotatably provided in the upper rail 7 and has lock teeth that are engaged with and disengaged from the lock holes.
[0004]
In the configuration of the lock mechanism, the position of the lock lever and the rotation shaft for rotating the lock lever are as follows.
(1) A configuration in which the lock lever and the rotation shaft of the lock lever are outside the seat track (see, for example, Patent Document 1).
(2) A structure in which the upper rail is formed by superimposing two plate members, the rotation shaft of the lock lever is sandwiched between the two plate members, and the rotation shaft is rotatably supported on the upper rail (see, for example, Patent Document 2) .)
(3) A configuration in which the lock lever and the rotation shaft of the lock lever are provided inside the seat track (see, for example, Patent Document 3).
[0005]
[Patent Document 1]
JP-A-5-286383 (second page, third page, FIG. 4)
[Patent Document 2]
JP-A-8-282347 (3rd page, 4th page, FIG. 1)
[Patent Document 3]
JP 2002-154356 A (page 3, FIG. 6)
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
The seat track having the lock mechanism configured as described in the above (1) to (3) has the following problems.
(1) Grease is applied to the lock teeth of the lock lever and the lock holes of the lower rail so that the lock teeth of the lock lever can be smoothly engaged with and disengaged from the lock holes. Since the lock lever is outside the seat track, there is a problem that grease adheres to the feet of the seated person and is easily soiled.
(2) Since the rotation shaft of the lock lever is at the upper part of the upper rail, the upper rail is raised by the amount of the shaft. In particular, a problem easily occurs in a rear seat in which the space in the height direction of the seat track is limited.
(3) Since the lock lever and the rotation shaft of the lock lever are both inside the seat track, the operation portion (loop handle) for moving the lock lever protrudes from the open front end surface of the seat track. For this reason, if the rail length of the seat track is changed, the rotation (operation) angle of the operation unit is affected, so there is no degree of freedom in design.
[0007]
Since the lock lever of the lock mechanism is housed in the seat track, the radial length of the lever cannot be increased, that is, the stroke between the lock position and the unlock position is shortened. Further, since the operation portion for moving the lock lever is also housed in the seat track, a sufficient distance in the height direction between the lock lever and the operation portion (loop handle) cannot be secured.
[0008]
Therefore, when the belt anchor of the seat belt is provided on the inner side upper rail, when the load acts on the belt anchor and rises on the upper rail of the inner side seat track, the lock lever of the lock mechanism hits the operation part (loop handle). The inner locking mechanism may be unlocked.
[0009]
The present invention has been made in view of the above problems, and a first object thereof is to provide a seat track in which a seated person's feet are not soiled.
A second problem is to provide a seat track having a low height.
A third problem is to provide a seat track having a high degree of design freedom.
A fourth problem is to provide a safe seat track.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
The invention according to claim 1, which solves the above problem, is provided on the floor side and has a lower rail formed with a plurality of lock holes along the longitudinal direction, and is provided on the seat side and movably engages with the lower rail. In a seat track having an upper rail , and a lock lever having a lock tooth that is provided rotatably on the upper rail around a rotation axis along the longitudinal direction of the upper rail and is detachable from the lock hole, the lower rail is substantially A horizontally disposed bottom plate portion, a first standing portion that rises substantially vertically from one end in the width direction of the lower rail in the bottom plate portion, and a substantially horizontal shape from the upper end of the first standing portion toward the center in the width direction of the lower rail Having a first hanging portion that extends downward from the tip of the collar portion and is formed with the plurality of lock holes,
The upper rail is an upper plate portion that is horizontally disposed at a position above the collar portion, and falls in parallel with the first hanging portion from an end portion of the upper rail in the lateral width direction of the upper plate portion, and the lock lever A side plate portion in which a hole for inserting a lock tooth is formed, bends in a substantially U shape from the lower end of the side plate portion, extends upward with a space from the side plate portion, and the first hanging of the lower rail with the side plate portion A second side plate portion in which a hole for inserting a lock tooth of the lock lever is formed, and one rotating end side where the lock tooth of the lock lever is formed is connected to the upper plate portion of the upper rail. inserted through an opening formed toward the side plate portions to the seat track, locking teeth of the locking lever, and the lock holes of the lower rail, the two holes of the upper rail inside the seat track Provided so as to location, a seat track characterized in that a rotation axis of said lock lever to the outside of the side of the upper rail.
[0011]
By providing the lock teeth of the lock lever, the lock holes of the lower rail, and the two holes of the upper rail so as to be positioned inside the seat track, grease does not adhere to the feet of the seated person, The feet are not dirty.
By providing the rotation shaft of the lock lever on the side of the upper rail, the height is lowered.
[0012]
Since the rotation axis of the lock lever is provided outside the upper rail, even if the rail length of the seat track is changed, there is no influence on the operation portion for operating the lock lever, so that the degree of freedom in design is high.
[0013]
By providing the rotation axis of the lock lever outside the upper rail, the stroke between the lock position and the unlock position of the lock lever can be made longer, and the interval between the operation unit for moving the lock lever and the lock lever is also increased. Since it can be secured sufficiently, even if a load acts on the belt anchor and the upper rail is lifted, it is difficult to unlock and it is safe.
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a view showing a cross section including a seat track locking mechanism according to an embodiment of the present invention. FIG. 1 (a) shows a locked state, FIG. 1 (b) shows an unlocked state, and FIG. It is sectional drawing of the other part of a track.
[0015]
As shown in FIG. 2, the seat track 100 includes a lower rail 101 provided on the floor side, and an upper rail 201 that is movably engaged with the lower rail 101.
[0016]
The lower rail 101 includes a bottom plate portion 103 that is disposed substantially horizontally, a first standing portion 105 that rises substantially vertically from one end in the width direction of the lower rail 101 in the bottom plate portion 103, and a lower rail that extends from the upper end of the first standing portion 105. 101, a flange portion 107 extending substantially horizontally toward the center in the width direction, a first hanging portion 109 extending downward from the tip of the flange portion 107, and the other end in the width direction of the lower rail 101 in the bottom plate portion 103. The lower rail 101 rises obliquely upward in the direction extending in the lateral width direction, and extends to a position where the upper end is lower than the upper end of the first upright portion 105, in the present embodiment, to a substantially intermediate position in the height direction of the first upright portion 105. The first widening ascending slope portion 111 and the first contraction rising obliquely upward from the upper end of the first widening ascending slope portion 111 in a direction narrowing in the lateral width direction of the lower rail 101. A second upright portion 115 of the rising slope portion 113, consists of a second hanging portion 117. of inverted J-shape extending downward from the distal end of the second upright portion 115.
[0017]
A first ball 301 as a rolling element is formed on the inner surface of the first upright portion 105 and the inner surface of the collar portion 107 at corners formed by the inner surface of the bottom plate portion 103 of the lower rail 101 and the inner surface of the first upright portion 105. The second ball 303 as a rolling element is formed at the corner formed at the corner formed by the inner surface of the first widened rising slope portion 111 and the inner surface of the first reduced width rising slope portion 113 of the second standing portion 115. Are arranged with third balls 305 as rolling elements.
[0018]
The upper rail 201 is horizontally disposed at a position higher than the upper portion of the flange portion 107 and the second hanging portion 117 of the lower rail 101, and has a lateral width larger than the interval between the first hanging portion 109 and the second hanging portion 117 of the lower rail 101. The first hanging portion 109 and the second hanging portion enter the space between the first hanging portion 109 and the second hanging portion 117 of the lower rail 101 from both the short upper plate portion 203 and both ends of the upper plate portion 203 in the width direction of the upper rail 201. A pair of side plate portions 205, a side plate portion 207 that has fallen in parallel with 117, and a second widening increase that extends obliquely upward from the lower end of the side plate portion 205 so as to spread in the lateral width direction of the upper rail 201 and contacts the first ball 301. The second ball 303 rises obliquely upward in a direction narrowing in the lateral width direction of the upper rail 201 from the upper end of the inclined portion 209 and the second widening rising inclined portion 209. A second reduced width increasing inclined portion 211 that abuts, a third reduced width increasing inclined portion 213 that rises obliquely upward in a direction narrowing in the lateral width direction of the upper rail 201 from the lower end of the side plate portion 207, and contacts the third ball 305; The third reduced width rising inclined portion 213 includes a third widened upward inclined portion 215 that rises diagonally upward in a direction that widens in the lateral width direction of the upper rail 201 and contacts the third ball 305.
[0019]
Next, the lock mechanism will be described with reference to FIG. The upper rail 201 of the portion where the locking mechanism is provided bends in a substantially U shape from the lower end of the side plate portion 205 instead of the second widening rise inclined portion 209 and the second reduced width rise inclined portion 211, and is spaced from the side plate portion 205. A second side plate portion 251 extending substantially parallel and extending upward is formed.
[0020]
A plurality of lock holes 401 are formed in the first hanging portion 109 of the lower rail 101 along the longitudinal direction of the lower rail 101.
[0021]
On the other hand, an opening 403 is formed from the upper plate portion 203 to the side plate portion 205 of the upper rail 201. Further, a bracket 405 extending to the side of the upper rail 201 is fixed to the upper plate portion 203. The bracket 405 is provided with a rotating shaft 407 along the longitudinal direction of the upper rail 201. Further, a lock lever 411 is rotatably provided on the rotating shaft 407. One rotation end side of the lock lever 411 is inserted into the seat track 100 through the opening 403 of the upper rail 201. Further, a lock tooth 413 is formed at one rotation end of the lock lever 411.
[0022]
In this embodiment, the side plate portion 205 and the second side plate portion 251 of the upper rail 201 are formed with holes 415 and 417 through which the lock teeth 413 of the lock lever 411 are inserted.
The lock lever 411 is urged by an urging means (not shown) in a direction in which the lock teeth 413 engage with the lock hole 401 as shown in FIG.
[0023]
Next, the operation of the above configuration will be described. Normally, the lock teeth 413 of the lock lever 411 provided on the upper rail 201 are engaged with the lock holes 401 of the lower rail 101 by the urging force of the urging means (not shown), and the movement of the upper rail 201 is prohibited.
[0024]
Here, when adjusting the front-rear position of the seat, the other rotating end side of the lock lever 411 is pushed down against the urging force of the urging means. Then, as shown in FIG. 1B, the lock teeth 413 of the lock lever of the lock lever 411 are detached from the lock holes 401 of the lower rail 101, and the upper rail 201 can move with respect to the lower rail 101. And if it moves to a desired front-back position, the operation force which pushes down the other rotation edge part side of the lock lever 411 will be cancelled | released. Then, due to the urging force of the urging means, the lock teeth 413 of the lock lever 411 engage with the lock holes 401 of the lower rail 101, and the state returns to the state of FIG. 1A in which the movement of the upper rail 201 is prohibited.
[0025]
According to the above configuration, the following effects can be obtained.
(1) The lock teeth 413 of the lock lever 411 and the lock holes 401 of the lower rail 101 are provided so as to be located inside the seat track 100. Therefore, grease does not adhere to the seated person's feet and the seated person's feet are not soiled.
(2) Since the rotation shaft 407 of the lock lever 411 is provided on the side of the upper rail 201, the height is lowered.
(3) Since the rotation shaft 407 of the lock lever 411 is provided outside the upper rail 201, even if the rail length of the seat track 100 is changed, there is no influence on the operation unit that operates the lock lever 411, so that the design freedom High degree.
(4) By providing the rotation shaft 407 of the lock lever 411 outside the upper rail 201, a long stroke can be taken between the lock position and the unlock position of the lock lever 411. Further, the lock lever 411 and the lock lever 411 are Since a sufficient distance from the operation unit to be operated can be secured, even if a load acts on the belt anchor and the upper rail 201 is lifted, it is difficult to unlock and it is safe.
[0026]
【The invention's effect】
As described above, according to the first aspect of the present invention, the lock teeth of the lock lever, the lock holes of the lower rail, and the two holes of the upper rail are provided so as to be located inside the seat track. The grease does not adhere to the seated person's feet, and the seated person's feet are not soiled.
[0027]
By providing the rotation shaft of the lock lever on the side of the upper rail, the height is lowered.
Since the rotation axis of the lock lever is provided outside the upper rail, even if the rail length of the seat track is changed, there is no influence on the operation portion for operating the lock lever, so that the degree of freedom in design is high.
[0028]
By providing the rotation axis of the lock lever outside the upper rail, the stroke between the lock position and the unlock position of the lock lever can be made longer, and the interval between the operation unit for moving the lock lever and the lock lever is also increased. Since it can be secured sufficiently, even if a load acts on the belt anchor and the upper rail is lifted, it is difficult to unlock and it is safe.
[Brief description of the drawings]
1A and 1B are cross-sectional views including a seat track locking mechanism according to an embodiment of the present invention, in which FIG. 1A shows a locked state and FIG. 1B shows a unlocked state;
2 is a cross-sectional view of another portion of the seat track of FIG. 1. FIG. 3 is a diagram illustrating the seat track.
[Explanation of symbols]
100 Seat track 101 Lower rail 201 Upper rail 401 Lock hole 405 Bracket 407 Rotating shaft 411 Lock lever 413 Lock tooth

Claims

A lower rail provided on the floor side and formed with a plurality of lock holes along the longitudinal direction, an upper rail provided on the seat side and movably engaged with the lower rail, and a rotation axis along the longitudinal direction of the upper rail. In a seat track having a lock lever having a lock tooth which is provided at the center so as to be rotatable on the upper rail and can be engaged with and disengaged from the lock hole,
The lower rail includes a bottom plate portion disposed substantially horizontally, a first standing portion that rises substantially vertically from one end of the lower rail in the width direction of the bottom plate portion, and a center in the width direction of the lower rail from the upper end of the first standing portion. A flange portion extending substantially horizontally toward the flange portion, extending downward from the tip of the flange portion, and having a first hanging portion in which the plurality of lock holes are formed,
The upper rail is an upper plate portion that is horizontally disposed at a position above the collar portion, and falls in parallel with the first hanging portion from an end portion of the upper rail in the lateral width direction of the upper plate portion, and the lock lever A side plate portion in which a hole for inserting a lock tooth is formed, bends in a substantially U shape from the lower end of the side plate portion, extends upward with a space from the side plate portion, and the first hanging of the lower rail with the side plate portion Having a second side plate portion formed with a hole through which the lock teeth of the lock lever are inserted,
Inserting one rotation end side where the lock teeth of the lock lever are formed into the seat track from an opening formed from the upper plate portion to the side plate portion of the upper rail,
The lock teeth of the lock lever, the lock hole of the lower rail, and the two holes of the upper rail are provided so as to be located inside the seat track,
A seat track characterized in that a rotation shaft of the lock lever is provided on a lateral side outside the upper rail.