JP4249242B1 - 保護帽用あご当て - Google Patents

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Abstract

【課題】通常使用される保護帽のあごひもに装着して使用され、あごひもにきちんと締めて快適に使用されることができる保護帽用あご当てを提供することを目的とする。
【解決手段】本発明に係る保護帽用あご当て30は、保護帽10のあごひも20に装着される保護帽用あご当てであって、あごひも20を巻き込んで被うカバー部材31と、カバー部材31の表面に設けられた帯状のあご当て本体33と、あご当て本体33を挟んだカバー部材31の両縁部に設けられ相互に係合する係止部材36、37と、を有し、カバー部材31をあごひも20に巻き込んで係止部材36、37を相互に係合させたとき、あご当て本体33があごひも20のあご面側にあるように装着させることができるようになっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、あごひもを有する保護帽のあごひもに装着して使用される保護帽用あご当てに係り、特に産業用保護帽に好適に使用される保護帽用あご当てに関する。
保護帽はその脱落防止のためにあごひもが備えられており、安全上から使用中にはあごひもをきちんと締めることが求められている。また、あごひもが損傷し又は著しく汚れている場合にはあごひもの交換が求められている。
このようにあごひもは使用者の安全上から適切な使用が求められるものであるが、産業用保護帽にあってはあごひもが適切に使用されない場合が多々ある。作業中にあごひも部分に汗が溜まり使用者に不快感を与え又悪臭を発する等の理由から、また、あごひもの端縁が頬など皮膚に直接触れること自体に不快感があること等の理由からあごひもをきちんと掛けない者がいるからである。
このような不快感を防止するために、特許文献1には、保安帽本体についている顎ひもに吸水性のある紙をつけ、汗や汚れを防止する他、顎の不快感や悪臭を防止するようにした作業用保安帽の顎ひもカバーが提案されている。
また、産業用保護帽にあっては作業中の姿勢により、また、保護帽の帽体を周囲の作業物と接触させ又衝突させたとき、あごひもが緊張して首が絞められ、保護帽を使用する者に不快感を与える場合がある。このような問題に対し、特許文献2に、あご掛紐に伸縮機能を与えることにより首等が締め付けられる心配がなく、また、あご掛紐の長さ調節や耳掛紐に対する接続位置を簡単かつ迅速に調節することができ、さらに、外観や装着感に優れた耳掛紐を備えたヘルメットが提案されている。
特開2003-55827号公報 特開2001-303352号公報
しかしながら、特許文献1に提案された顎ひもカバーは、あごひもに吸湿性のある紙を巻き付けた構成をしており、カバーの資質が全体に同じであるから吸い込まれた汗がカバーの全体に回り、特に外面側に埃等が付着しやすくカバーが汚れやすいという問題がある。また、吸湿性や使用感等も必ずしもよくないという問題がある。特許文献2に提案された伸縮自在のあごひもは、使用状態によっては保護帽が脱落しないまでも頭から外れるおそれがあること等を考えると必ずしも安全上好ましくない。また、特別仕様の保護帽を要するという問題がある。
本発明は、このような従来の問題点に鑑み、通常使用される保護帽のあごひもに装着して使用され、あごひもをきちんと締めて快適に使用することができ、また、保護帽の帽体が周囲の作業物と接触又は衝突したとき、あごひもの緊張による保護帽使用者の首が絞められような不快感を緩和することができる保護帽用あご当てを提供することを目的とする。
本発明に係る保護帽用あご当ては、保護帽のあごひもに装着される保護帽用あご当てであって、前記あごひもを全体にわたって巻き込んで被うカバー部材と、該カバー部材の表面に設けられた帯状のあご当て本体と、該あご当て本体を挟んだ前記カバー部材の両縁部に設けられ相互に係合する係止部材と、を有し、前記カバー部材を前記あごひもに巻き込んで係止部材を相互に係合させたとき、前記あご当て本体が前記あごひものあご面側にあるように装着させることができるようになっている。
上記発明において、カバー部材は隅部が切り欠かれているのがよい。また、あご当て本体はタオル地からなるのがよく、カバー部材は綿布からなるのがよい。
本発明に係る保護帽用あご当ては、あごひもをきちんと締めて快適に使用することができ、また、保護帽の帽体を周囲の作業物と接触させ又は衝突させたとき、あごひもの緊張による首が絞められような不快感を緩和することができる。また、本発明に係る保護帽用あご当ては再使用が可能で、洗濯することによりいつも新鮮・快適に使用することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を基に説明する。図1は、保護帽使用時の状態を示す。図1に示すように、本発明に係る保護帽用あご当て30は、保護帽10の左右の耳ひも15に掛け渡されたあごひも20に装着されて使用される。耳ひも15は、図1に示すように、保護帽10の帽体11の内部に内装されたヘッドバンド13に係止されており、あごひも20の長さを調整することによって、保護帽使用者は本保護帽用あご当て30をあご部に密着させて保護帽10をきちんと締めるようにすることができる。
本保護帽用あご当て30は、図2に示すように、カバー部材31の表面に帯状のあご当て本体33が設けられており、あご当て本体33を挟んで、カバー部材31の両縁部に相互に係合する係止部材36、37を有している。そして、図3(a)に示すように、あご当て本体33があごひも20と重なるように保護帽用あご当て30をあごひも20の下に敷き、図3(b)に示すように、あご当て本体33の両縁から張り出したカバー部材31をあごひも20を巻き込むように被い係止部材36、37を係合させると、本保護帽用あご当て30は、あご当て本体33が保護帽を使用する者のあご面側にあり、あご当て本体33をあごに密着させることができるようになっている。
本保護帽用あご当て30において、カバー部材31は、溶接、建設現場で発生する火花等による着火の危険性の少ない材質のもの、綿、皮、PAN系耐炎繊維、ガラス繊維、アラミド繊維、炭素繊維等を使用することができる。綿は、経済性、加工性、洗濯等を考慮すると好ましい。
カバー部材31の形状は、その幅が図2に示すようにあごひも20の幅の二倍程度がよい。これにより、図3(c)に示すように、あごひも20をカバー部材31で完全に包み込みむことができ、保護帽用あご当て30をあごひも20に強固に装着することができる。
カバー部材31の長さは、以下に説明するあご当て本体33と同等の長さを有するが、あごひも20の長さよりながく、保護帽用あご当て30をあごひも20に装着して保護帽10を使用するとき、保護帽使用者の耳にカバー部材31が掛かるか又は掛からない程度であるのがよい。これにより、あご当て本体33をあご部全体に密着させることができるとともに、耳ひも15を保護帽使用者の頬から浮かせた状態にすることができるので、保護帽使用者の不快感を緩和することができる。
また、カバー部材31は、図2に示すように、その隅部が切りかかれているのがよい。これにより、図1に示すように、あご当て本体33をあごひも20よりも長く、保護帽10を使用する者の耳にカバー部材31が掛かるか又は掛からない長さにすることができ、保護帽を使用する者はあごひもをあごにきちんとしめた状態で快適に使用することができる。
あご当て本体33は、吸湿性があるとともに、圧縮力に対して弾性があるものがよい。これにより、汗を吸収することができるとともに、保護帽10の帽体11が作業物と衝突したとき等のあごひも20によるあご部にかかる締付力を緩和することができる。このようなあご当て本体33の材質として、例えばタオル地のものを使用することができる。なお、あご当て本体33部分の弾性力を向上するため、あご当て本体33の下面に弾性体を設けることができる。
あご当て本体33は、上述のように、その長さはカバー部材31の長さと同等であるが、その幅はあごひも20の幅と同等又はやや広い方がよい。
係止部材36、37は、図2に示すように、あご当て本体33を挟んだカバー部材31の両縁部に設けられる。係止部材36、37は、あごひも20を巻き込むように被ったカバー部材31があごひも20からズレや外れを生じないように装着されるように固定する機能を有し、さらに、容易に脱着可能であるものがよい。このような係止部材として、例えば、面ファスナを使用することができる。
本保護帽用あご当て30は、以下のようにして使用される。すなわち、保護帽用あご当て30を図3(a)に示す状態にセットし、あごひも20を耳ひも15にかけ、ドットボタン25(25A、25B)によりあごひも20を耳ひも15に係合させる。次に、長さ調整部材28によりあごひも20の長さを調整する。そして、上述したように、カバー部材31をあごひも20に巻き込んで被いあごひも20に本保護帽用あご当て30を装着する。
以上、本保護帽用あご当て30の構成及び使用方法について説明した。本保護帽用あご当て30は、保護帽用あご当て30をあごひも20に確実に装着させる機能を有するカバー部材31と、汗を充分に吸収する機能を有するあご当て本体33とを有している。このため、本保護帽用あご当て30は、あご当て本体33により確実に汗を吸収することができるばかりでなく、従来の吸湿性の紙で構成された顎ひもカバーのように一体の材質で構成されたものと異なり、汗がカバー部材31の方へ回らないので、カバー部材31に埃やゴミが付着し難く、本保護帽用あご当て30の汚れを防止することができる。
また、本保護帽用あご当て30は、弾性のあるあご当て本体33を有するので、帽体11が周囲の作業物に接触等したときのあごひもの緊張が防止され、保護帽使用者の首が絞められるような不快感を緩和することができる。
さらに、本保護帽用あご当て30は、あごひも20に容易に脱着することができ、あごひも20の最適位置に確実に装着することができる。また、本保護帽用あご当て30は、洗濯して再使用することができ、常に快適に使用することができる。このため、保護帽使用者に不快感を与えないので、保護帽10のあごひも20をきちんと締めて使用させるようにすることができる。
以上本保護帽用あご当て30について説明したが、本発明は上記の実施例に限定されない。例えば、本保護帽用あご当ては、図4に示す構成のものであってもよい。図4は、保護帽用あご当ての断面図を示す。図4(a)は、カバー部材31の両縁部に設けられた係止部材36、37が、カバー部材31によりあごひも20を巻き込んだとき、あごひも20の側端部で係合するようになった構成の保護帽用あご当てを示す。この例の係止部材36、37は、面ファスナが使用されている。係止部材は、図4(b)に示すように、ファスナ38であってもよい。また、ファスナは、図4(b)の想像線で示すようにあごひも20の中央部にあってもよい。さらに、係止部材をスナップにより構成することもできる。
また、カバー部材31とあご当て本体33を脱着可能に構成することができる。例えば、カバー部材31とあご当て本体33を面ファスナにより脱着可能にすることができる。この場合は、汗で汚れやすいあご当て本体33のみを洗濯することができる。
また、カバー部材31、あご当て本体33を抗菌又は防臭処理することにより、保護帽用あご当て30に抗菌性又は防臭性を付与することができる。この場合は、保護帽使用者の使用感をさらに向上させることができる。
さらに、図5に示すように、カバー部材31に切込み39を入れることができる。この場合は、先ず、あごひも20の長さ調整部材28がない部分にカバー部材31aを巻き込み、つぎに、長さ調整部材28によりあごひも20の長さを調整した後、カバー部材31bを巻き込むようにすることができる。このため、あごひも20を保護帽10に取り付けた状態で、保護帽用あご当て30をあごひも20に容易に装着することができる。また、保護帽使用中にカバー部材31bのみをあごひも20から剥がすことによりあごひも20の長さを調整することができる。
このような本発明に係る保護帽用あご当て30は、産業用保護帽に限定されず、あごひもを有する他の保護帽、例えば、乗車用安全帽に使用することができる。この場合、図5に示すようなカバー部材31に切込み39を入れた保護帽用あご当て30を使用するのがよい。
本発明に係る保護帽用あご当てを保護帽に使用したときの状態を示す説明図である。 本発明に係る保護帽用あご当ての平面図である。 図2の保護帽用あご当てをあごひもに装着するときの説明図である。図2(a)は保護帽用あご当てをあごひもにセットした状態、図2(b)は保護帽用あご当てをあごひもに装着した状態、図2(c)は図2(b)の横断断面図である。 本発明に係る保護帽用あご当ての種々の係止部材の例を示す説明図である。 本発明に係る保護帽用あご当ての他の実施例を示す説明図である。
符号の説明
10 保護帽
11 帽体
13 ヘッドバンド
15 耳ひも
20 あごひも
25、25A、25B ドットボタン
28 長さ調整部材
30 保護帽用あご当て
31 カバー部材
33 あご当て本体
36、37 係止部材
38 ファスナ
39 切込み

Claims (1)

  1. 保護帽のあごひもに装着される保護帽用あご当てであって、
    前記あごひもを全体にわたって巻き込んで被うカバー部材と、該カバー部材の表面に設けられた帯状のあご当て本体と、該あご当て本体を挟んだ前記カバー部材の両縁部に設けられ相互に係合する係止部材と、を有し、
    前記カバー部材は、隅部が切り欠かれ、
    前記カバー部材を前記あごひもに巻き込んで係止部材を相互に係合させたとき、前記あご当て本体が前記あごひものあご面側にあるように装着させることができる保護帽用あご当て。
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