JP4248301B2 - エンジンの燃料供給装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エンジンの燃料供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、エンジンの燃料供給装置として、図3に示すように、クランク軸軸線の方向を前後方向として、リニアアクチュエータ( 103 )のアクチュエータ出力部( 104 )の作動方向が燃料噴射ポンプ( 105 )の燃料調量部( 106 )の作動方向と平行な前後方向になるように、リニアアクチュエータ( 103 )の姿勢を定めるに当たり、エンジン前壁( 107 )にリニアアクチュエータ( 103 )を取り付け、エンジン内部に前後方向に摺動自在の連動ロッド( 109 )を配置し、燃料調量部( 106 )を付勢スプリング( 110 )の付勢力( 111 )で燃料増量方向(R)に付勢し、この付勢力( 111 )で燃料調量部( 106 )のロッド用入力部( 112 )を連動ロッド出力端部( 113 )に当接させ、連動ロッド入力端部( 114 )をアクチュエータ出力部( 104 )に連結させたものがある(特許文献1参照)。
【0003】
このエンジンの燃料供給装置では、リニアアクチュエータ( 103 )をエンジン停止用アクチュエータとして用い、アクチュエータ出力部( 104 )で連動ロッド( 109 )を介して燃料調量部( 106 )を燃料供給停止位置まで移動させることができるようにしている。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−82174号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術には、次の問題がある。
《問題1》 リニアアクチュエータの配置の自由度が低い。
エンジン前壁( 107 )にリニアアクチュエータ( 103 )を前後方向に向けて取り付けざるを得ず、リニアアクチュエータ( 103 )の配置の自由度が低い。
【0006】
《問題2》 エンジン前方での部品配置が困難になる。
エンジン前壁( 107 )にリニアアクチュエータ( 103 )を取り付けるため、エンジン前方に冷却ファン等の部品を配置するに当たり、この部品とリニアアクチュエータ( 103 )との干渉を避ける必要があり、エンジン前方での部品配置が困難になる。
【0007】
本発明の課題は、上記問題点を解決できるエンジンの燃料供給装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
(請求項1の発明)
請求項1の発明の発明特定事項は、次の通りである。
図1(A)に示すように、クランク軸軸線(1)の方向を前後方向、クランク軸軸線(1)と平行な壁をエンジン周壁(2)とし、リニアアクチュエータ(3)のアクチュエータ出力部(4)の作動方向が燃料噴射ポンプ(5)の燃料調量部(6)の作動方向と平行な前後方向になるように、リニアアクチュエータ(3)の姿勢を定めるに当たり、
エンジン周壁(2)の外面に沿ってリニアアクチュエータ(3)を配置し、アクチュエータ出力部(4)をリニアアクチュエータ(3)から前方に突出させ、エンジン前壁(7)に揺動レバー(8)を配置し、エンジン内部に前後方向に摺動自在の連動ロッド(9)を配置し、燃料噴射ポンプ(5)の燃料調量部(6)を付勢スプリング(10)の付勢力(11)で燃料増量方向(R)に付勢し、この付勢力(11)で燃料調量部(6)のロッド用入力部(12)を連動ロッド出力端部(13)に当接させ、連動ロッド入力端部(14)を揺動レバー出力端部(15)に当接させ、揺動レバー入力端部(16)をアクチュエータ出力部(4)に当接させ、
リニアアクチュエータ(3)の出力を、揺動レバー(8)の揺動と連動ロッド(9)の前後摺動とを介して、燃料調量部(6)に伝達することにより、燃料調量部(6)を調量制御することができるようにし、
ホルダ ( 23 ) にアクチュエータ取付座 ( 24 ) と揺動レバー ( ) と取付部 ( 25 ) とを設け、アクチュエータ取付座 ( 24 ) にリニアアクチュエータ ( ) を取り付け、ホルダ ( 23 ) を取付部 ( 25 ) でエンジン前壁 ( ) のホルダ取付座 ( 26 ) に取り付けられるようにし、
このホルダ取付座 ( 26 ) にはホルダ ( 23 ) の取付部 ( 25 ) に代えてリニアアクチュエータ ( ) も取り付けられるようにした、ことを特徴とするエンジンの燃料供給装置。
【0009】
(請求項2の発明)
請求項2の発明の発明特定事項は、次の通りである。
図1(A)に示すように、請求項1に記載したエンジンの燃料供給装置において、リニアアクチュエータ(3)の出力を、揺動レバー(8)の揺動と連動ロッド(9)の前後摺動とを介して、燃料噴射ポンプ(5)の燃料調量部(6)に伝達することにより、燃料調量部(6)を調量制御することができるようにするとともに、燃料調量部(6)を燃料供給停止位置まで連動することができるようにした、ことを特徴とするエンジンの燃料供給装置。
【0010】
(請求項3の発明)
請求項3の発明の発明特定事項は、次の通りである。
図1(A)に示すように、クランク軸軸線(1)の方向を前後方向、クランク軸軸線(1)と平行な壁をエンジン周壁(2)とし、リニアアクチュエータ(3)のアクチュエータ出力部(4)の作動方向が燃料噴射ポンプ(5)の燃料調量部(6)の作動方向と平行な前後方向になるように、リニアアクチュエータ(3)の姿勢を定めるに当たり、
エンジン周壁(2)の外面に沿ってリニアアクチュエータ(3)を配置し、アクチュエータ出力部(4)をリニアアクチュエータ(3)から前方に突出させ、エンジン前壁(7)に揺動レバー(8)を配置し、エンジン内部に前後方向に摺動自在の連動ロッド(9)を配置し、燃料噴射ポンプ(5)の燃料調量部(6)を付勢スプリング(10)の付勢力(11)で燃料増量方向(R)に付勢し、この付勢力(11)で燃料調量部(6)のロッド用入力部(12)を連動ロッド出力端部(13)に当接させ、連動ロッド入力端部(14)を揺動レバー出力端部(15)に当接させ、揺動レバー入力端部(16)をアクチュエータ出力部(4)に当接させ、
リニアアクチュエータ(3)の出力を、揺動レバー(8)の揺動と連動ロッド(9)の前後摺動とを介して、燃料調量部(6)に伝達することにより、燃料調量部(6)を燃料供給停止位置まで連動させることができるようにし、
ホルダ ( 23 ) にアクチュエータ取付座 ( 24 ) と揺動レバー ( ) と取付部 ( 25 ) とを設け、アクチュエータ取付座 ( 24 ) にリニアアクチュエータ ( ) を取り付け、ホルダ ( 23 ) を取付部 ( 25 ) でエンジン前壁 ( ) のホルダ取付座 ( 26 ) に取り付けられるようにし、
このホルダ取付座 ( 26 ) にはホルダ ( 23 ) の取付部 ( 25 ) に代えてリニアアクチュエータ ( ) も取り付けられるようにした、ことを特徴とするエンジンの燃料供給装置。
【0011】
(請求項4の発明)
請求項4の発明の発明特定事項は、次の通りである。
図1(A)に示すように、請求項2または請求項3に記載したエンジンの燃料供給装置において、
リニアアクチュエータ(3)としてリターンスプリング(17)を備えた電動アクチュエータ(18)を用い、エンジン停止操作時には電動アクチュエータ(18)への通電が停止されて、リターンスプリング(17)の付勢力で燃料噴射ポンプ(5)の燃料調量部(6)を燃料供給停止位置まで移動させることができるようにした、ことを特徴とするエンジンの燃料供給装置。
【0012】
(請求項5の発明)
請求項5の発明の発明特定事項は、次の通りである。
図1(A)に示すように、請求項1から請求項4のいずれかに記載したエンジンの燃料供給装置において、
メカニカルガバナ ( 41 ) と電子ガバナ ( 49 ) とを備え、電子ガバナ ( 49 ) は前記リニアアクチュエータ ( ) を備え、電子ガバナ ( 49 ) で燃料噴射ポンプ ( ) を調量制御し、メカニカルガバナ ( 41 ) で燃料噴射ポンプ ( ) の燃料噴射量を制限するに当たり、
エンジン天井壁から上向きにレバー取付軸(19)を突出させ、このレバー取付軸 ( 19 ) の下端に調速レバー ( 46 ) を取り付け、この調速レバー ( 46 ) にガバナスプリング ( 45 ) を介してメカニカルガバナ ( 41 ) のガバナレバー ( 42 ) を連動連結し、このレバー取付軸(19)の上端に調速操作用の操作レバー(20)を取り付け、この操作レバー(20)をレバー取付軸(19)から横向きに導出させ、この操作レバー(20)の導出端部(21)の下方に形成され、エンジン周壁(2)のうちの横側壁(22)に沿うスペースにリニアアクチュエータ(3)を配置した、ことを特徴とするエンジンの燃料供給装置。
【0013】
【0014】
【0015】
(請求項6の発明)
請求項6の発明の発明特定事項は、次の通りである。
図1(A)(D)に示すように、クランク軸軸線(1)の方向を前後方向、クランク軸軸線(1)と平行な壁をエンジン周壁(2)とし、リニアアクチュエータ(3)のアクチュエータ出力部(4)の作動方向が燃料噴射ポンプ(5)の燃料調量部(6)の作動方向と平行な前後方向になるように、リニアアクチュエータ(3)の姿勢を定めるに当たり、
エンジン周壁(2)の外面に沿ってリニアアクチュエータ(3)を配置し、アクチュエータ出力部(4)をリニアアクチュエータ(3)から前方に突出させ、エンジン前壁(7)に揺動レバー(8)を配置し、エンジン内部に前後方向に摺動自在の連動ロッド(9)を配置し、燃料噴射ポンプ(5)の燃料調量部(6)を付勢スプリング(10)の付勢力(11)で燃料増量方向(R)に付勢し、この付勢力(11)で燃料調量部(6)のロッド用入力部(12)を連動ロッド出力端部(13)に当接させ、連動ロッド入力端部(14)を揺動レバー出力端部(15)に当接させ、揺動レバー入力端部(16)をアクチュエータ出力部(4)に当接させ、
リニアアクチュエータ(3)の出力を、揺動レバー(8)の揺動と連動ロッド(9)の前後摺動とを介して、燃料調量部(6)に伝達することにより、燃料調量部(6)を調量制御することができるようにし、
ホルダ(23)にアクチュエータ取付座(24)と揺動レバー(8)と取付部(25)とを設け、アクチュエータ取付座(24)にリニアアクチュエータ(3)を取り付け、ホルダ(23)を取付部(25)でエンジン前壁(7)のホルダ取付座(26)に取り付けられるようにし、
ホルダ(23)の取付部(25)に連動ロッド(9)を貫通させ、取付部(25)の内端面にストッパ板(27)を取り付け、ストッパ板(27)で連動ロッド(9)の被係止部(28)を受け止めて、燃料調量部(6)の燃料減量方向(L)の移動を規制できるようにし、
ストッパ板(27)に切り起こしによる舌片(29)を形成し、燃料調量部(6)を燃料増量方向(R)に付勢する始動用スプリング(30)の一端を係止する係止片として、上記舌片(29)を用いた、ことを特徴とするエンジンの燃料供給装置。
(請求項7の発明)
請求項6に記載したエンジンの燃料供給装置において、
図1(A)に示すように、このホルダ取付座(26)にはホルダ(23)の取付部(25)に代えてリニアアクチュエータ(3)も取り付けられるようにした、ことを特徴とするエンジンの燃料供給装置。
(請求項8の発明)
請求項6または請求項7に記載したエンジンの燃料供給装置において、
図1(A)に示すように、リニアアクチュエータ(3)の出力を、揺動レバー(8)の揺動と連動ロッド(9)の前後摺動とを介して、燃料噴射ポンプ(5)の燃料調量部(6)に伝達することにより、燃料調量部(6)を調量制御することができるようにするとともに、燃料調量部(6)を燃料供給停止位置まで連動することができるようにした、ことを特徴とするエンジンの燃料供給装置。
(請求項9の発明)
図1(A)に示すように、クランク軸軸線(1)の方向を前後方向、クランク軸軸線(1)と平行な壁をエンジン周壁(2)とし、リニアアクチュエータ(3)のアクチュエータ出力部(4)の作動方向が燃料噴射ポンプ(5)の燃料調量部(6)の作動方向と平行な前後方向になるように、リニアアクチュエータ(3)の姿勢を定めるに当たり、
エンジン周壁(2)の外面に沿ってリニアアクチュエータ(3)を配置し、アクチュエータ出力部(4)をリニアアクチュエータ(3)から前方に突出させ、エンジン前壁(7)に揺動レバー(8)を配置し、エンジン内部に前後方向に摺動自在の連動ロッド(9)を配置し、燃料噴射ポンプ(5)の燃料調量部(6)を付勢スプリング(10)の付勢力(11)で燃料増量方向(R)に付勢し、この付勢力(11)で燃料調量部(6)のロッド用入力部(12)を連動ロッド出力端部(13)に当接させ、連動ロッド入力端部(14)を揺動レバー出力端部(15)に当接させ、揺動レバー入力端部(16)をアクチュエータ出力部(4)に当接させ、
リニアアクチュエータ(3)の出力を、揺動レバー(8)の揺動と連動ロッド(9)の前後摺動とを介して、燃料調量部(6)に伝達することにより、燃料調量部(6)を燃料供給停止位置まで連動させることができるようにし、
ホルダ(23)にアクチュエータ取付座(24)と揺動レバー(8)と取付部(25)とを設け、アクチュエータ取付座(24)にリニアアクチュエータ(3)を取り付け、ホルダ(23)を取付部(25)でエンジン前壁(7)のホルダ取付座(26)に取り付けられるようにし、
ホルダ(23)の取付部(25)に連動ロッド(9)を貫通させ、取付部(25)の内端面にストッパ板(27)を取り付け、ストッパ板(27)で連動ロッド(9)の被係止部(28)を受け止めて、燃料調量部(6)の燃料減量方向(L)の移動を規制できるようにし、
ストッパ板 ( 27 ) に切り起こしによる舌片 ( 29 ) を形成し、燃料調量部 ( ) を燃料増量方向 ( ) に付勢する始動用スプリング ( 30 ) の一端を係止する係止片として、上記舌片 ( 29 ) を用いた、ことを特徴とするエンジンの燃料供給装置。
(請求項10の発明)
請求項8または請求項9に記載したエンジンの燃料供給装置において、
図1(A)に例示するように、リニアアクチュエータ(3)としてリターンスプリング(17)を備えた電動アクチュエータ(18)を用い、エンジン停止操作時には電動アクチュエータ(18)への通電が停止されて、リターンスプリング(17)の付勢力で燃料噴射ポンプ(5)の燃料調量部(6)を燃料供給停止位置まで移動させることができるようにした、ことを特徴とするエンジンの燃料供給装置。
(請求項11の発明)
請求項6から請求項10のいずれかに記載したエンジンの燃料供給装置において、
図1(A)に例示するように、メカニカルガバナ(41)と電子ガバナ(49)とを備え、電子ガバナ(49)は前記リニアアクチュエータ(3)を備え、電子ガバナ(49)で燃料噴射ポンプ(5)を調量制御し、メカニカルガバナ(41)で燃料噴射ポンプ(5)の燃料噴射量を制限するに当たり、
エンジン天井壁から上向きにレバー取付軸(19)を突出させ、このレバー取付軸(19)の下端に調速レバー(46)を取り付け、この調速レバー(46)にガバナスプリング(45)を介してメカニカルガバナ(41)のガバナレバー(42)を連動連結し、このレバー取付軸(19)の上端に調速操作用の操作レバー(20)を取り付け、この操作レバー(20)をレバー取付軸(19)から横向きに導出させ、この操作レバー(20)の導出端部(21)の下方に形成され、エンジン周壁(2)のうちの横側壁(22)に沿うスペースにリニアアクチュエータ(3)を配置した、ことを特徴とするエンジンの燃料供給装置。
【0016】
(請求項12の発明)
請求項12の発明の発明特定事項は、次の通りである。
図1(A)〜(C)または図2に示すように、請求項1から請求項11のいずれかに記載したエンジンの燃料供給装置において、
揺動レバー入力端部(16)とアクチュエータ出力部(4)との間に、摺動抵抗低減手段(31)を設けた、ことを特徴とするエンジンの燃料供給装置。
【0017】
(請求項13の発明)
請求項13の発明の発明特定事項は、次の通りである。
図1(A)に示すように、請求項1から請求項12のいずれかに記載したエンジンの燃料供給装置において、
連動ロッド入力端部(14)と揺動レバー出力端部(15)との間に、摺動抵抗低減手段(32)を設けた、ことを特徴とするエンジンの燃料供給装置。
【0018】
【発明の効果】
(請求項1または請求項2の発明)
請求項1または請求項2の発明は、次の効果を奏する。
《効果1》 リニアアクチュエータの配置の自由度が高い。
図1(A)に示すように、エンジン周壁(2)の外面に沿ってリニアアクチュエータ(3)を配置することができるため、リニアアクチュエータ(3)の配置の自由度が高い。
【0019】
《効果2》 エンジン前方での部品配置が容易になる。
図1(A)に示すように、エンジン周壁(2)の外面に沿ってリニアアクチュエータ(3)を配置することができるため、エンジン前方に冷却ファン等の部品を配置するに当たり、この部品とリニアアクチュエータ(3)との干渉が自然に避けられ、エンジン前方での部品配置が容易になる。
【0020】
《効果3》 ヒステリシス差を抑制することができる。
図1(A)に示すように、リニアアクチュエータ(3)の出力を、揺動レバー(8)の揺動と連動ロッド(9)の前後摺動とを介して、燃料調量部(6)に伝達することにより、燃料調量部(6)を調量制御することができるようにしたため、リニアアクチュエータ(3)のアクチュエータ出力部(4)から燃料調量部(6)までの間のひっかかりが起こりにくい。このため、このひっかかりに起因するヒステリシス差、すなわち、リニアアクチュエータ(3)の出力制御値が同一でありながら、燃料調量部(6)の移動方向の相違によって燃料調量部(6)の制御位置に差異が生じるヒステリシス差を、抑制することができる。
《効果6》 異なる仕様のエンジンの互換性を確保することができる。
図1 ( ) に示すように、ホルダ取付座 ( 26 ) にはホルダ ( 23 ) の取付部 ( 25 ) に代えてリニアアクチュエータ ( ) も取り付けられるようにしたため、エンジン前壁 ( ) にホルダ ( 23 ) を介してリニアアクチュエータ ( ) を取り付ける間接取付仕様のエンジンと、エンジン前壁 ( ) にリニアアクチュエータ ( ) を直接に取り付ける直接取付仕様のエンジンとを、ホルダ ( 23 ) の有無により造り分けることができ、異なる仕様のエンジンの互換性を確保することができる。
【0021】
(請求項3の発明)
請求項3の発明は、リニアアクチュエータ(3)をエンジン停止用アクチュエータとして用いるため、上記《効果1》と《効果2》と《効果6》とを奏する。
【0022】
(請求項4の発明)
請求項4の発明は、請求項2または請求項3の発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果4》 故障を確認しやすい。
図1(A)に示すように、エンジン停止操作時に電動アクチュエータ(18)への通電が停止されて、リターンスプリング(17)の付勢力で燃料噴射ポンプ(5)の燃料調量部(6)を燃料供給停止位置まで移動させることができるため、故障による通電停止時にもエンジンが停止され、故障を確認しやすい。
【0023】
(請求項5の発明)
請求項5の発明は、請求項1から請求項4のいずれかの発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果5》 エンジンのコンパクト化を図ることができる。
図1(A)に示すように、デッドスペースを利用してリニアアクチュエータ(3)を配置するため、エンジンのコンパクト化を図ることができる。
【0024】
【0025】
【0026】
(請求項6の発明)
請求項6の発明は、前記効果1〜3に加え、次の効果を奏する。
《効果7》 簡単な構造のストッパ板で燃料無噴射時の燃料噴射ポンプの損傷を防止することができる。
図1(A)に示すように、ホルダ(23)の取付部(25)に連動ロッド(9)を貫通させ、被取付部(25)の内端面にストッパ板(27)を取り付け、ストッパ板(27)で連動ロッド(9)の被係止部(28)を受け止めて、燃料調量部(6)の燃料減量方向(L)の移動を規制できるようにした。このため、簡単な構造のストッパ板(27)でエンジン停止操作時の燃料調量部(6)の燃料減量方向(L)への過剰な移動を抑制することができ、燃料噴射ポンプ(5)の損傷を防止することができる。
《効果8》 ストッパ板を始動用スプリングの係止部品としても兼用することができる。
図1(A)(D)に示すように、ストッパ板(27)に切り起こしによる舌片(29)を形成し、燃料調量部(6)を燃料増量方向(R)に付勢する始動用スプリング(30)の一端を係止する係止片として、上記舌片(29)を用いたため、ストッパ板(27)を始動用スプリング(30)の係止部品としても兼用することができる。
(請求項7の発明)
請求項6の発明の効果に加え、前記効果6を奏する。
(請求項8の発明)
請求項8の発明は、請求項6または請求項7の発明と同様の効果を奏する。
(請求項9の発明)
請求項9の発明は、前記効果1、2、7、8を奏する。
(請求項10の発明)
請求項10の発明は、請求項8または請求項9の発明の効果に加え、前記効果4を奏する。
(請求項11の発明)
請求項11の発明は、請求項6から請求項10の発明の効果に加え、前記効果5を奏する。
【0027】
(請求項12の発明)
請求項12の発明は、請求項1から請求項11のいずれかの発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果9》 揺動レバー入力端部とアクチュエータ出力部との間の部分のひっかかりが起こりにくい。
図1(A)〜(C)または図2に示すように、揺動レバー入力端部(16)とアクチュエータ出力部(4)との間に、摺動抵抗低減手段(31)を設けたため、この部分のひっかかりが起こりにくい
【0028】
(請求項13の発明)
請求項13の発明は、請求項1から請求項12のいずれかの発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果10》 連動ロッド入力端部と揺動レバー出力端部との間の部分のひっかかりが起こりにくい。
連動ロッド入力端部(14)と揺動レバー出力端部(15)との間に、摺動抵抗低減手段(32)を設けたため、この部分のかっかかりが起こりにくい
【0029】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るエンジンを説明する図である。
この実施形態では、多気筒ディーゼルエンジンの燃料供給装置について説明する。
【0030】
この実施形態の概要は、次の通りである。
図1(A)に示すように、シリンダブロック(33)の横側にポンプケース(34)を設け、ポンプケース(34)内に列型の燃料噴射ポンプ(5)を収容している。シリンダブロック(33)の前部にギヤケース(35)を取り付け、このギヤケース(35)内にタイミングギヤトレイン(36)を収容している。ポンプケース(34)内とギヤケース(35)内とにわたってメカニカルガバナ(41)を収容している。このエンジンは、メカニカルガバナ(41)と電子ガバナ(49)とを備え、運転状態が軽負荷寄りの場合には、電子ガバナ(49)で燃料噴射ポンプ(5)を調量制御し、運転状態が高負荷寄りの場合には、メカニカルガバナ(41)で燃料噴射ポンプ(5)の燃料噴射量を制限する。
【0031】
メカニカルガバナ(41)の構成は、次の通りである。
図1(A)に示すように、タイミングギヤトレイン(36)のガバナギヤ(37)にはガバナ力発生手段(38)を連携させている。このガバナ力発生手段(38)はギヤケース(35)内に収容されている。ポンプケース(34)内にはガバナレバー(42)を収容している。ガバナレバー(42)は、二本レバー式のもので、ガバナ力入力レバー(43)とスプリング力入力レバー(44)とからなり、各レバー(43)(44)はその下部が枢支されて揺動自在とされ、ガバナ力入力レバー(43)にはその前方からガバナ力発生手段(38)を接当させている。ガバナ力発生手段(38)はガバナウェイトで、遠心力に応じたガバナ力(G)が発生し、このガバナ力(G)はガバナ力入力レバー(43)に入力される。
【0032】
スプリング入力レバー(44)はガバナスプリング(45)を介して調速レバー(46)に連動連結されている。調速レバー(46)はレバー取付軸(19)の下端に取り付けられ、レバー取付軸(19)の上端には操作レバー(20)が取り付けられている。ガバナ力入力レバー(43)にはトルクアップ装置(47)を取り付け、トルクアップ装置(47)のトルクピン(48)をスプリング入力レバー(43)に当接させている。ガバナ力入力レバー(43)のレバー出力部(51)は、燃料噴射ポンプ(5)の燃料調量部(6)である燃料調量ラックのラックピン(50)をその燃料増量側で受け止めることができるようになっている。
【0033】
電子ガバナ(49)の構成は、次の通りである。
図1(A)に示すように、電子ガバナ(49)はリニアアクチュエータ(3)を備えている。クランク軸軸線(1)の方向を前後方向、クランク軸軸線(1)と平行な壁をエンジン周壁(2)とし、リニアアクチュエータ(3)のアクチュエータ出力部(4)の作動方向が燃料噴射ポンプ(5)の燃料調量部(6)の作動方向と平行な前後方向になるように、リニアアクチュエータ(3)の姿勢を定めるに当たり、エンジン周壁(2)の外面に沿ってリニアアクチュエータ(3)を配置している。アクチュエータ出力部(4)をリニアアクチュエータ(3)から前方に突出させ、エンジン前壁(7)に揺動レバー(8)を配置し、エンジン内部に前後方向に摺動自在の連動ロッド(9)を配置している。燃料噴射ポンプ(5)の燃料調量部(6)を付勢スプリング(10)の付勢力(11)で燃料増量方向(R)に付勢し、この付勢力(11)で燃料調量部(6)のロッド用入力部(12)を連動ロッド出力端部(13)に当接させ、連動ロッド入力端部(14)を揺動レバー出力端部(15)に当接させ、揺動レバー入力端部(16)をアクチュエータ出力部(4)に当接させている。揺動レバー(8)はその中央部が枢支されている。揺動レバー(8)はカバー(57)で覆っている。
【0034】
電子ガバナ(49)の機能は、次の通りである。
リニアアクチュエータ(3)の出力を、揺動レバー(8)の揺動と連動ロッド(9)の前後摺動とを介して、燃料調量部(6)に伝達することにより、燃料調量部(6)を調量制御することができるようにするとともに、燃料調量部(6)を燃料供給停止位置まで連動することができるようにしている。電子ガバナ(49)で燃料噴射ポンプ(5)を調量制御している間は、連動ロッド出力端部(13)が燃料調量部(6)を受け止め、ラックピン(50)はレバー出力部(51)から離間し、メカニカルガバナ(41)の力は燃料調量部(6)には作用しないようになっている。
【0035】
メカニカルガバナ(41)の機能は、次の通りである。
運転状態が高負荷寄りの場合には、アクチュエータ出力部(4)がリニアアクチュエータ(3)に大きく引き込まれ、ガバナ力入力レバー(43)のレバー出力部(51)でラックピン(50)が受け止められ、リニアアクチュエータ(3)の力は燃料調量部(6)には作用しないようになっている。この場合には、ガバナ力(G)とガバナスプリング(45)のスプリング力(52)との不釣合い力でガバナレバー(42)が揺動し、この揺動に伴って燃料噴射ポンプ(5)の燃料噴射量が制限される。
【0036】
電子ガバナ(49)の他の特徴は、次の通りである。
図1(A)に示すように、リニアアクチュエータ(3)としてリターンスプリング(17)を備えた電動アクチュエータ(18)を用い、エンジン停止操作時には電動アクチュエータ(18)への通電が停止されて、リターンスプリング(17)の付勢力で燃料噴射ポンプ(5)の燃料調量部(6)を燃料供給停止位置まで移動させることができるようにしている。エンジン天井壁から上向きにレバー取付軸(19)を突出させ、このレバー取付軸(19)に操作レバー(20)を取り付け、この操作レバー(20)をレバー取付軸(19)から横向きに導出させ、この操作レバー(20)の導出端部(21)の下方に形成され、エンジン周壁(2)のうちの横側壁(22)に沿うスペースにリニアアクチュエータ(3)を配置している。
【0037】
図1(A)に示すように、ホルダ(23)にアクチュエータ取付座(24)と揺動レバー(8)と取付部(25)とを設け、アクチュエータ取付座(24)にリニアアクチュエータ(3)を取り付け、ホルダ(23)を取付部(25)でエンジン前壁(7)のホルダ取付座(26)に取り付けられるようにし、このホルダ取付座(26)にはホルダ(23)の取付部(25)に代えてリニアアクチュエータ(3)も取り付けられるようにしている。ホルダ(23)にアクチュエータ取付座(24)と揺動レバー(8)と取付部(25)とを設け、アクチュエータ取付座(24)にリニアアクチュエータ(3)を取り付け、ホルダ(23)を取付部(25)でエンジン前壁(7)のホルダ取付座(26)に取り付けられるようにし、ホルダ(23)の取付部(25)に連動ロッド(9)を貫通させ、取付部(25)の内端面にストッパ板(27)を取り付け、ストッパ板(27)で連動ロッド(9)の被係止部(28)を受け止めて、燃料調量部(6)の燃料減量方向(L)の移動を規制できるようにしている。連動ロッド(9)の被係止部(28)は、径大部で構成されている。図1(A)(D)に示すように、ストッパ板(27)に切り起こしによる舌片(29)を形成し、燃料調量部(6)を燃料増量方向(R)に付勢する始動用スプリング(30)の一端を係止する係止片として、上記舌片(29)を用いている。
【0038】
図1(A)〜(C)に示すように、揺動レバー入力端部(16)とアクチュエータ出力部(4)との間に、摺動抵抗低減手段(31)を設けている。この摺動抵抗低減手段(31)は、アクチュエータ出力部(4)の先端に形成した球面部である。揺動レバー(8)は、板金製で、揺動レバー入力端部(15)の平坦面にアクチュエータ出力部(4)の先端に形成した球面部を当接させることにより、これらが点接触となり、前後方向に直進するアクチュエータ出力部(4)の先端と、揺動する揺動レバー入力端部(16)との間の摺動抵抗が低減する。また、連動ロッド入力端部(14)と揺動レバー出力端部(15)との間に、摺動抵抗低減手段(32)を設けている。この摺動抵抗低減手段(32)は、連動ロッド入力端部(14)の先端に形成した球面部である。
【0039】
図2は、本発明の実施形態で用いることができる摺動抵抗低減手段の各種変更例である。
図2(A)(B)は第1変更例に係る摺動抵抗低減手段である。この変更例では、摺動抵抗低減手段(31)は、アクチュエータ出力部(4)の先端の凸球面部(53)と、揺動レバー入力端部(16)に枢支した揺動キャップ(54)からなり、凸球面部(53)を揺動キャップ(54)に内設した凹球面部(55)に当接させている。揺動キャップ(54)は揺動レバー(8)の揺動面に沿って揺動し、凹球面部(55)の曲率半径を凸球面部(53)の曲率半径よりも大きくすることにより、これらが点接触となるうえ、前後方向に直進するアクチュエータ出力部(4)の先端と、揺動する揺動レバー入力端部(16)との間の摺動が、揺動キャップ(54)の揺動に変換され、その摺動抵抗が低減される。揺動レバー(8)は板金製で、コの字状に折り曲げた揺動レバー入力端部(16)に揺動キャップ(54)を枢支させている。
【0040】
図2(C)は第2変更例に係る摺動抵抗低減手段である。この変更例では、摺動抵抗低減手段(31)は、アクチュエータ出力部(4)の先端に取り付けられた鋼球である。この鋼球は、アクチュエータ出力部(4)の先端の凹部(58)に嵌入させ、凹部(58)の入口周肉をポンチで変形させることにより、凹部(58)内で鋼球が回転自在に保持されるようになっている。揺動レバー(8)は、板金製で、揺動レバー入力端部(15)の平坦面にアクチュエータ出力部(4)の先端の鋼球を当接させることにより、これらが点接触となり、前後方向に直進するアクチュエータ出力部(4)の先端と、揺動する揺動レバー入力端部(16)との間の摺動抵抗が低減する。アクチュエータ出力部(4)の先端には鋼球に向けたオイル導入通路(56)が形成されている。このオイル導入通路(56)にはオイルミストが侵入し、鋼球が潤滑される。
【0041】
図2(D)は第3変更例に係る摺動抵抗低減手段である。この変更例では、摺動抵抗低減手段(31)は、揺動レバー(8)の揺動レバー入力端部(16)に取り付けた鋼球である。この鋼球は揺動レバー入力端部(16)の凹部(59)内に嵌入され、凹部(59)の入口周肉をポンチで叩いて変形させることにより、凹部(59)内で鋼球が回転自在に保持されるようになっている。揺動レバー(8)は鋳造品である。揺動レバー(8)の揺動レバー入力端部(16)には、鋼球に向けたオイル導入通路(57)が形成されている。このオイル導入通路(57)にはオイルミストが侵入し、鋼球が潤滑される。
【0042】
図2(E)は第4変更例に係る摺動抵抗低減手段である。この変更例では、摺動抵抗低減手段(31)は、揺動レバー(8)の揺動レバー入力端部(16)に取り付けた鋼球である。この鋼球は揺動レバー入力端部(16)の孔(60)内に嵌入され、孔(60)の入口周肉を両面からポンチで叩いて変形させることにより、孔(60)内で鋼球が回転自在に保持されるようになっている。揺動レバー(8)は板金製である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係る多気筒エンジンの燃料供給装置を説明する図で、図1(A)は燃料噴射ポンプとその周辺部分の横断平面図、図1(B)は摺動抵抗低減手段の周辺の横断平面図、図1(C)は図1(B)のC−C線断面図、図1(D)はストッパ板の斜視図である。
【図2】 本発明の実施形態で用いることができる摺動抵抗低減手段の各種変更例で、図2(A)は第1変更例に係る摺動抵抗低減手段の周辺の横断平面図、図2(B)は図2(A)のB−B線断面図、図2(C)は第2変更例に係る摺動抵抗低減手段の周辺の横断平面図、図2(D)は第3変更例に係る摺動抵抗低減手段の周辺の横断平面図、図2(E)は第4変更例に係る摺動抵抗低減手段の周辺の横断平面図である。
【図3】 従来技術に係る多気筒エンジンの燃料供給装置の燃料噴射ポンプとその周辺部分の縦断側面図である。
【符号の説明】
(1)…クランク軸軸線、(2)…エンジン周壁、(3)…リニアアクチュエータ、(4)…アクチュエータ出力部、(5)…燃料噴射ポンプ、(6)…燃料調量部、(7)…エンジン前壁、(8)…揺動レバー、(9)…連動ロッド、(10)…付勢スプリング、(11)…付勢力、(R)…燃料増量方向、(12)…ロッド用入力部、(13)…連動ロッド出力端部、(14)…連動ロッド入力端部、(15)…揺動レバー出力端部、(16)…揺動レバー入力端部、(17)…リターンスプリング、(18)…電動アクチュエータ、(19)…レバー取付軸、(20)…操作レバー、(21)…導出端部、(22)…横側壁、(23)…ホルダ、(24)…アクチュエータ取付座、(25)…取付部、(26)…ホルダ取付座、(27)…ストッパ板、(28)…被係止部、(L)…燃料減量方向、(29)…舌片、(30)…始動用スプリング、(31)…摺動抵抗低減手段。

Claims (13)

  1. クランク軸軸線(1)の方向を前後方向、クランク軸軸線(1)と平行な壁をエンジン周壁(2)とし、リニアアクチュエータ(3)のアクチュエータ出力部(4)の作動方向が燃料噴射ポンプ(5)の燃料調量部(6)の作動方向と平行な前後方向になるように、リニアアクチュエータ(3)の姿勢を定めるに当たり、
    エンジン周壁(2)の外面に沿ってリニアアクチュエータ(3)を配置し、アクチュエータ出力部(4)をリニアアクチュエータ(3)から前方に突出させ、エンジン前壁(7)に揺動レバー(8)を配置し、エンジン内部に前後方向に摺動自在の連動ロッド(9)を配置し、燃料噴射ポンプ(5)の燃料調量部(6)を付勢スプリング(10)の付勢力(11)で燃料増量方向(R)に付勢し、この付勢力(11)で燃料調量部(6)のロッド用入力部(12)を連動ロッド出力端部(13)に当接させ、連動ロッド入力端部(14)を揺動レバー出力端部(15)に当接させ、揺動レバー入力端部(16)をアクチュエータ出力部(4)に当接させ、
    リニアアクチュエータ(3)の出力を、揺動レバー(8)の揺動と連動ロッド(9)の前後摺動とを介して、燃料調量部(6)に伝達することにより、燃料調量部(6)を調量制御することができるようにし、
    ホルダ ( 23 ) にアクチュエータ取付座 ( 24 ) と揺動レバー ( ) と取付部 ( 25 ) とを設け、アクチュエータ取付座 ( 24 ) にリニアアクチュエータ ( ) を取り付け、ホルダ ( 23 ) を取付部 ( 25 ) でエンジン前壁 ( ) のホルダ取付座 ( 26 ) に取り付けられるようにし、
    このホルダ取付座 ( 26 ) にはホルダ ( 23 ) の取付部 ( 25 ) に代えてリニアアクチュエータ ( ) も取り付けられるようにした、ことを特徴とするエンジンの燃料供給装置。
  2. 請求項1に記載したエンジンの燃料供給装置において、
    リニアアクチュエータ(3)の出力を、揺動レバー(8)の揺動と連動ロッド(9)の前後摺動とを介して、燃料噴射ポンプ(5)の燃料調量部(6)に伝達することにより、燃料調量部(6)を調量制御することができるようにするとともに、燃料調量部(6)を燃料供給停止位置まで連動することができるようにした、ことを特徴とするエンジンの燃料供給装置。
  3. クランク軸軸線(1)の方向を前後方向、クランク軸軸線(1)と平行な壁をエンジン周壁(2)とし、リニアアクチュエータ(3)のアクチュエータ出力部(4)の作動方向が燃料噴射ポンプ(5)の燃料調量部(6)の作動方向と平行な前後方向になるように、リニアアクチュエータ(3)の姿勢を定めるに当たり、
    エンジン周壁(2)の外面に沿ってリニアアクチュエータ(3)を配置し、アクチュエータ出力部(4)をリニアアクチュエータ(3)から前方に突出させ、エンジン前壁(7)に揺動レバー(8)を配置し、エンジン内部に前後方向に摺動自在の連動ロッド(9)を配置し、燃料噴射ポンプ(5)の燃料調量部(6)を付勢スプリング(10)の付勢力(11)で燃料増量方向(R)に付勢し、この付勢力(11)で燃料調量部(6)のロッド用入力部(12)を連動ロッド出力端部(13)に当接させ、連動ロッド入力端部(14)を揺動レバー出力端部(15)に当接させ、揺動レバー入力端部(16)をアクチュエータ出力部(4)に当接させ、
    リニアアクチュエータ(3)の出力を、揺動レバー(8)の揺動と連動ロッド(9)の前後摺動とを介して、燃料調量部(6)に伝達することにより、燃料調量部(6)を燃料供給停止位置まで連動させることができるようにし、
    ホルダ ( 23 ) にアクチュエータ取付座 ( 24 ) と揺動レバー ( ) と取付部 ( 25 ) とを設け、アクチュエータ取付座 ( 24 ) にリニアアクチュエータ ( ) を取り付け、ホルダ ( 23 ) を取付部 ( 25 ) でエンジン前壁 ( ) のホルダ取付座 ( 26 ) に取り付けられるようにし、
    このホルダ取付座 ( 26 ) にはホルダ ( 23 ) の取付部 ( 25 ) に代えてリニアアクチュエータ ( ) も取り付けられるようにした、ことを特徴とするエンジンの燃料供給装置。
  4. 請求項2または請求項3に記載したエンジンの燃料供給装置において、
    リニアアクチュエータ(3)としてリターンスプリング(17)を備えた電動アクチュエータ(18)を用い、エンジン停止操作時には電動アクチュエータ(18)への通電が停止されて、リターンスプリング(17)の付勢力で燃料噴射ポンプ(5)の燃料調量部(6)を燃料供給停止位置まで移動させることができるようにした、ことを特徴とするエンジンの燃料供給装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載したエンジンの燃料供給装置において、
    メカニカルガバナ ( 41 ) と電子ガバナ ( 49 ) とを備え、電子ガバナ ( 49 ) は前記リニアアクチュエータ ( ) を備え、電子ガバナ ( 49 ) で燃料噴射ポンプ ( ) を調量制御し、メカニカルガバナ ( 41 ) で燃料噴射ポンプ ( ) の燃料噴射量を制限するに当たり、
    エンジン天井壁から上向きにレバー取付軸(19)を突出させ、このレバー取付軸 ( 19 ) の下端に調速レバー ( 46 ) を取り付け、この調速レバー ( 46 ) にガバナスプリング ( 45 ) を介してメカニカルガバナ ( 41 ) のガバナレバー ( 42 ) を連動連結し、このレバー取付軸(19)の上端に調速操作用の操作レバー(20)を取り付け、この操作レバー(20)をレバー取付軸(19)から横向きに導出させ、この操作レバー(20)の導出端部(21)の下方に形成され、エンジン周壁(2)のうちの横側壁(22)に沿うスペースにリニアアクチュエータ(3)を配置した、ことを特徴とするエンジンの燃料供給装置。
  6. クランク軸軸線 ( ) の方向を前後方向、クランク軸軸線 ( ) と平行な壁をエンジン周壁 ( ) とし、リニアアクチュエータ ( ) のアクチュエータ出力部 ( ) の作動方向が燃料噴射ポンプ ( ) の燃料調量部 ( ) の作動方向と平行な前後方向になるように、リニアアクチュエータ ( ) の姿勢を定めるに当たり、
    エンジン周壁 ( ) の外面に沿ってリニアアクチュエータ ( ) を配置し、アクチュエータ出力部 ( ) をリニアアクチュエータ ( ) から前方に突出させ、エンジン前壁 ( ) に揺動レバー ( ) を配置し、エンジン内部に前後方向に摺動自在の連動ロッド ( ) を配置し、燃料噴射ポンプ ( ) の燃料調量部 ( ) を付勢スプリング ( 10 ) の付勢力 ( 11 ) で燃料増量方向 ( ) に付勢し、この付勢力 ( 11 ) で燃料調量部 ( ) のロッド用入力部 ( 12 ) を連動ロッド出力端部 ( 13 ) に当接させ、連動ロッド入力端部 ( 14 ) を揺動レバー出力端部 ( 15 ) に当接させ、揺動レバー入力端部 ( 16 ) をアクチュエータ出力部 ( ) に当接させ、
    リニアアクチュエータ ( ) の出力を、揺動レバー ( ) の揺動と連動ロッド ( ) の前後摺動とを介して、燃料調量部 ( ) に伝達することにより、燃料調量部 ( ) を調量制御することができるようにし、
    ホルダ ( 23 ) にアクチュエータ取付座 ( 24 ) と揺動レバー ( ) と取付部 ( 25 ) とを設け、アクチュエータ取付座 ( 24 ) にリニアアクチュエータ ( ) を取り付け、ホルダ ( 23 ) を取付部 ( 25 ) でエンジン前壁 ( ) のホルダ取付座 ( 26 ) に取り付けられるようにし、
    ホルダ ( 23 ) の取付部 ( 25 ) に連動ロッド ( ) を貫通させ、取付部 ( 25 ) の内端面にストッパ板 ( 27 ) を取り付け、ストッパ板 ( 27 ) で連動ロッド ( ) の被係止部 ( 28 ) を受け止めて、燃料調量部 ( ) の燃料減量方向 ( ) の移動を規制できるようにし、
    ストッパ板(27)に切り起こしによる舌片(29)を形成し、燃料調量部(6)を燃料増量方向(R)に付勢する始動用スプリング(30)の一端を係止する係止片として、上記舌片(29)を用いた、ことを特徴とするエンジンの燃料供給装置。
  7. 請求項6に記載したエンジンの燃料供給装置において、
    このホルダ取付座 ( 26 ) にはホルダ ( 23 ) の取付部 ( 25 ) に代えてリニアアクチュエータ ( ) も取り付けられるようにした、ことを特徴とするエンジンの燃料供給装置。
  8. 請求項6または請求項7に記載したエンジンの燃料供給装置において、
    リニアアクチュエータ ( ) の出力を、揺動レバー ( ) の揺動と連動ロッド ( ) の前後摺動とを介して、燃料噴射ポンプ ( ) の燃料調量部 ( ) に伝達することにより、燃料調量部 ( ) を調量制御することができるようにするとともに、燃料調量部 ( ) を燃料供給停止位置まで連動することができるようにした、ことを特徴とするエンジンの燃料供給装置。
  9. クランク軸軸線(1)の方向を前後方向、クランク軸軸線(1)と平行な壁をエンジン周壁(2)とし、リニアアクチュエータ(3)のアクチュエータ出力部(4)の作動方向が燃料噴射ポンプ(5)の燃料調量部(6)の作動方向と平行な前後方向になるように、リニアアクチュエータ(3)の姿勢を定めるに当たり、
    エンジン周壁(2)の外面に沿ってリニアアクチュエータ(3)を配置し、アクチュエータ出力部(4)をリニアアクチュエータ(3)から前方に突出させ、エンジン前壁(7)に揺動レバー(8)を配置し、エンジン内部に前後方向に摺動自在の連動ロッド(9)を配置し、燃料噴射ポンプ(5)の燃料調量部(6)を付勢スプリング(10)の付勢力(11)で燃料増量方向(R)に付勢し、この付勢力(11)で燃料調量部(6)のロッド用入力部(12)を連動ロッド出力端部(13)に当接させ、連動ロッド入力端部(14)を揺動レバー出力端部(15)に当接させ、揺動レバー入力端部(16)をアクチュエータ出力部(4)に当接させ、
    リニアアクチュエータ(3)の出力を、揺動レバー(8)の揺動と連動ロッド(9)の前後摺動とを介して、燃料調量部(6)に伝達することにより、燃料調量部(6)を燃料供給停止位置まで連動させることができるようにし、
    ホルダ(23)にアクチュエータ取付座(24)と揺動レバー(8)と取付部(25)とを設け、アクチュエータ取付座(24)にリニアアクチュエータ(3)を取り付け、ホルダ(23)を取付部(25)でエンジン前壁(7)のホルダ取付座(26)に取り付けられるようにし、
    ホルダ(23)の取付部(25)に連動ロッド(9)を貫通させ、取付部(25)の内端面にストッパ板(27)を取り付け、ストッパ板(27)で連動ロッド(9)の被係止部(28)を受け止めて、燃料調量部(6)の燃料減量方向(L)の移動を規制できるようにし、
    ストッパ板 ( 27 ) に切り起こしによる舌片 ( 29 ) を形成し、燃料調量部 ( ) を燃料増量方向 ( ) に付勢する始動用スプリング ( 30 ) の一端を係止する係止片として、上記舌片 ( 29 ) を用いた、ことを特徴とするエンジンの燃料供給装置。
  10. 請求項8または請求項9に記載したエンジンの燃料供給装置において、
    リニアアクチュエータ ( ) としてリターンスプリング ( 17 ) を備えた電動アクチュエータ ( 18 ) を用い、エンジン停止操作時には電動アクチュエータ ( 18 ) への通電が停止されて、リターンスプリング ( 17 ) の付勢力で燃料噴射ポンプ ( ) の燃料調量部 ( ) を燃料供給停止位置まで移動させることができるようにした、ことを特徴とするエンジンの燃料供給装置。
  11. 請求項6から請求項10のいずれかに記載したエンジンの燃料供給装置において、
    メカニカルガバナ ( 41 ) と電子ガバナ ( 49 ) とを備え、電子ガバナ ( 49 ) は前記リニアアクチュエータ ( ) を備え、電子ガバナ ( 49 ) で燃料噴射ポンプ ( ) を調量制御し、メカニカルガバナ ( 41 ) で燃料噴射ポンプ ( ) の燃料噴射量を制限するに当たり、
    エンジン天井壁から上向きにレバー取付軸 ( 19 ) を突出させ、このレバー取付軸 ( 19 ) の下端に調速レバー ( 46 ) を取り付け、この調速レバー ( 46 ) にガバナスプリング ( 45 ) を介してメカニカルガバナ ( 41 ) のガバナレバー ( 42 ) を連動連結し、このレバー取付軸 ( 19 ) の上端に調速操作用の操作レバー ( 20 ) を取り付け、この操作レバー ( 20 ) をレバー取付軸 ( 19 ) から横向きに導出させ、この操作レバー ( 20 ) の導出端部 ( 21 ) の下方に形成され、エンジン周壁 ( ) のうちの横側壁 ( 22 ) に沿うスペースにリニアアクチュエータ ( ) を配置した、ことを特徴とするエンジンの燃料供給装置。
  12. 請求項1から請求項11のいずれかに記載したエンジンの燃料供給装置において、
    揺動レバー入力端部(16)とアクチュエータ出力部(4)との間に、摺動抵抗低減手段(31)を設けた、ことを特徴とするエンジンの燃料供給装置。
  13. 請求項1から請求項12のいずれかに記載したエンジンの燃料供給装置において、
    連動ロッド入力端部(14)と揺動レバー出力端部(15)との間に、摺動抵抗低減手段(32)を設けた、ことを特徴とするエンジンの燃料供給装置。
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