JP4247681B2 - 組電池充電状態検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、組電池の充電状態を検出する組電池充電状態検出装置に関する。
従来、組電池の充電状態を検出するとともに、装置の故障や異常をも検出することができる組電池充電状態検出装置として、特開2003−32907号公報に開示されている充電状態検出装置がある。この充電状態検出装置は、組電池を構成する複数の単位セルにそれぞれ接続される過充電判定回路と過放電判定回路とから構成されている。
過充電判定回路は、接続される単位セルの電圧が許容電圧範囲の上限値より高いとき、ハイレベルを出力する回路であり、定電圧回路と、分圧回路と、コンパレータとから構成されている。定電圧回路は、許容電圧範囲の上限値に相当する基準電圧を出力する回路である。分圧回路は、過充電判定回路が接続される単位セルの電圧を分圧する回路であり、分圧抵抗と、スイッチ回路とから構成されている。分圧抵抗は、単位セルの電圧を基準電圧に対応した大きさの電圧に分圧するための素子である。スイッチ回路は、装置の異常を検出するときに、分圧抵抗に別の抵抗を並列接続することで、分圧比を切換える回路である。単位セルの電圧が許容電圧範囲内にある場合、スイッチ回路は、分圧された単位セルの電圧が許容電圧範囲の上限値に相当する基準電圧より高い電圧となるように設定されている。コンパレータは、分圧された単位セルの電圧を、許容電圧範囲の上限値に相当する基準電圧と比較する回路である。コンパレータは、分圧された単位セルの電圧が許容電圧範囲の上限値に相当する基準電圧より高いとき、ハイレベルを出力する。
過放電判定回路は、接続される単位セルの電圧が許容電圧範囲の下限値より低いとき、ローレベルを出力する回路であり、定電圧回路と、分圧回路と、コンパレータとから構成されている。定電圧回路は、許容電圧範囲の下限値に相当する基準電圧を出力する回路である。分圧回路は、過放電判定回路が接続される単位セルの電圧を分圧する回路であり、分圧抵抗と、スイッチ回路とから構成されている。分圧抵抗は、単位セルの電圧を基準電圧に対応した大きさの電圧に分圧するための素子である。スイッチ回路は、装置の異常を検出するときに、分圧抵抗に別の抵抗を並列接続することで、分圧比を切換える回路である。単位セルの電圧が許容電圧範囲内にある場合、スイッチ回路は、分圧された単位セルの電圧が基準電圧より低い電圧となるように設定されている。コンパレータは、分圧された単位セルの電圧を、許容電圧範囲の下限値に相当する基準電圧と比較する回路である。コンパレータは、分圧された単位セルの電圧が許容電圧範囲の下限値に相当する基準電圧より低いとき、ローレベルを出力する。
そして、装置の異常を検出するとき、過充電判定回路及び過放電判定回路のスイッチ回路をともにオンする。単位セルの電圧が許容電圧範囲内にある場合、過充電判定回路のスイッチ回路がオンすることで、分圧された単位セルの電圧は許容電圧範囲の上限値に相当する基準電圧より高い電圧となり、過充電判定回路のコンパレータはハイレベルを出力する。また、過放電判定回路のスイッチ回路がオンすることで、分圧された単位セルの電圧は許容電圧範囲の下限値に相当する基準電圧より低い電圧となり、過放電判定回路のコンパレータはローレベルを出力する。
これにより、過充電判定回路がハイレベルを出力していないときは、過充電判定回路に、過放電判定回路がローレベルを出力していないときは、過放電判定回路にそれぞれ異常が発生していることを検出することができる。
特開2003−32907号公報
ところで、単位セルと過充電判定回路及び過放電判定回路との間で断線が発生した場合、過充電判定回路及び過放電判定回路は、単位セルの電圧に基づいて過充電状態及び過放電状態を検出することができなくなる。そのため、単位セルと過充電判定回路及び過放電判定回路との間の断線を確実に検出する必要がある。しかし、前述した充電状態検出装置では、過充電判定回路及び過放電判定回路の異常を検出することはできるが、単位セルと過充電判定回路及び過放電判定回路との間の断線を検出することはできない。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、組電池を構成するセルと、セルの異常を検出する異常検出回路との間の断線を検出することができる組電池充電状態検出装置を提供することを目的とする。
そこで、本発明者は、この課題を解決すべく鋭意研究し試行錯誤を重ねた結果、セル電圧に基づいてセルの異常を検出する異常検出回路の入力インピーダンスを、隣接するセル毎に異なる値とすることで、セルと異常検出回路との間の断線を検出することができることを思いつき、本発明を完成するに至った。
すなわち、請求項1に記載の組電池充電状態検出装置は、組電池を構成する直列接続された複数のセルにそれぞれ接続され前記セルの電圧に基づいて前記セルの異常を検出する異常検出回路を備えた組電池充電状態検出装置において、前記異常検出回路は、前記セルの電圧を分圧する、直列接続された抵抗からなるセル電圧分圧回路を有し、接続される隣接した前記セル毎に、セル電圧分圧回路の合成抵抗値が異なり、さらに、前記異常検出回路の出力に基づいて前記セルと前記異常検出回路との間の断線を検出する断線検出回路を有することを特徴とする。
請求項に記載の組電池充電状態検出装置は、請求項1に記載の組電池充電状態検出装置において、さらに、前記異常検出回路は、前記セルの電圧を過充電電圧閾値と比較することで前記セルの過充電状態を検出し、前記断線検出回路は、前記異常検出回路が前記セルの過充電状態を検出したとき、前記セルと前記異常検出回路との間で断線が発生していると判定することを特徴とする。
請求項に記載の組電池充電状態検出装置は、請求項1に記載の組電池充電状態検出装置において、さらに、前記異常検出回路は、前記セルの電圧を過放電電圧閾値と比較することで前記セルの過放電状態を検出し、前記断線検出回路は、前記異常検出回路が前記セルの過放電状態を検出したとき前記セルと前記異常検出回路との間で断線が発生していると判定することを特徴とする。
請求項に記載の組電池充電状態検出装置は、請求項1に記載の組電池充電状態検出装置において、さらに、前記異常検出回路は、前記セルの電圧を過充電電圧閾値及び過放電電圧閾値と比較することで前記セルの過充電状態及び過放電状態を検出し、前記断線検出回路は、隣接する前記セルにそれぞれ接続された前記異常検出回路の一方が前記セルの過充電状態を検出し、かつ、他方が前記セルの過放電状態を検出したとき、隣接する前記セル相互の接続点と前記異常検出回路との間で断線が発生していると判定することを特徴とする。
請求項に記載の組電池充電状態検出装置は、請求項1乃至に記載の組電池充電状態検出装置において、さらに、車両に搭載された前記組電池の充電状態を検出することを特徴とする。
請求項1に記載の組電池充電状態検出装置によれば、セルと異常検出回路との間で発生した断線を、セルの異常として検出することができる。そのため、組電池充電状態検出装置の信頼性を向上することができる。
隣接するセルの接続点と、それらのセルに接続される異常検出回路との間で断線が発生すると、異常検出回路には、隣接するセルの全電圧を互いの入力インピーダンスで決まる分圧比で分圧した電圧が印加される。隣接したセル毎に、セル電圧分圧回路の合成抵抗値が異なるため、隣接するセルに接続される異常検出回路の入力インピーダンスも互いに異なることとなる。異常検出回路に印加される電圧は、断線前に印加されていたセルの電圧と異なる大きさとなる。そのため、異常検出回路は、セルと異常検出回路との間で発生する断線をセルの異常として検出することができる。断線検出回路は、異常検出回路の出力に基づいて断線を検出することができる。
請求項に記載の組電池充電状態検出装置によれば、セルと異常検出回路との間で発生した断線を、セルの過充電状態として検出することができる。そのため、組電池充電状態検出装置の信頼性を確実に向上することができる。
請求項に記載の組電池充電状態検出装置によれば、セルと異常検出回路との間で発生した断線を、セルの過放電状態として検出することができる。そのため、組電池充電状態検出装置の信頼性を確実に向上することができる。
請求項に記載の組電池充電状態検出装置によれば、セルの過充電状態と過放電状態の発生状況から、セルと異常検出回路との間の断線の発生箇所を特定することができる。そのため、組電池充電状態検出装置の信頼性をさらに向上することができる。
請求項に記載の組電池充電状態検出装置によれば、車両において、組電池を構成するセルと、セルの異常を検出する異常検出回路との間の断線を検出することができる。そのため、車両に搭載される組電池充電状態検出装置の信頼性を向上することができる。
本実施形態は、本発明に係る組電池充電状態検出装置を、ハイブリッド電気自動車の駆動用モータに電力を供給する組電池を有するとともに、組電池の状態に関するデータを出力する組電池システムに適用した例を示す。
(第1実施形態)
第1実施形態における組電池システムの構成図を図1に、充電状態検出装置の回路図を図2に示す。そして、図1及び図2を参照して、構成、動作、効果の順で具体的に説明する。
まず、組電池システムの構成について説明する。図1に示すように、組電池システム1は、組電池10と、充電状態検出装置CMU1〜CMUn(組電池充電状態検出装置)と、電流センサ11と、組電池コントローラ12とから構成されている。組電池コントローラ12には、ハイブリッド電気自動車コントローラ2(以下HEVコントローラという)が接続されている。さらに、HEVコントローラ2には、インバータ3を介してモータ4が接続されている。
組電池10は、例えば、充放電可能な6個のセルからなるn組のセルグループCG1〜CGnを直列接続して構成される直流電源である。組電池10の正極端子と負極端子はそれぞれインバータ3に接続されている。
充電状態検出装置CMU1〜CMUnは、それぞれ対応するセルグループCG1〜CGn毎に設けられ、セルグループCG1〜CGnを構成する個々のセルの充電状態を検出する装置である。充電状態検出装置CMU1〜CMUnの入力端子は対応するセルグループCG1〜CGnを構成する個々のセルの正極端子と負極端子に、出力端子は組電池コントローラ12にそれぞれ接続されている。
電流センサ11は、組電池10に流れる電流を検出するセンサである。電流センサ11は、組電池10の負極端子とインバータ3との間に配設され、電流センサ11の出力端子は組電池コントローラ12に接続されている。
組電池コントローラ12は、セルグループCG1〜CGnの電圧、充電状態検出装置CMU1〜CMUnの出力及び組電池10を流れる電流に基づいて、組電池10の状態に関するデータを出力する装置である。組電池コントローラ12の入力端子はセルグループCG1〜CGnの正極端子と負極端子、充電状態検出装置CMU1〜CMUnの出力端子及び電流センサ11の出力端子にそれぞれ接続されている。また、出力端子はHEVコントローラ2に接続されている。
次に、充電状態検出装置CMU1〜CMUnの具体的構成について詳細に説明する。充電状態検出装置CMU1〜CMUnは互いに同じ構成であるため、ここでは、充電状態検出装置CMU1についてのみ説明する。
図2に示すように、充電状態検出装置CMU1は、過充電検出回路U11〜U16(異常検出回路)と、OR回路OR1(断線検出回路)とから構成されている。充電状態検出装置CMU1は、直列接続された6個のセルC11〜C16からなるセルグループCG1に接続されている。
過充電検出回路U11〜U16は、それぞれ対応するセルC11〜C16に接続され、セルC11〜C16の電圧が、例えば、4.2Vより大きいとき、セルC11〜C16が過充電状態であると判定しハイレベルを出力する回路である。
過充電検出回路U11は、セル電圧分圧回路110と、過充電判定用基準電圧回路111と、コンパレータ112とから構成され、セルC11に接続されている。
セル電圧分圧回路110はセルC11の電圧を分圧して出力する回路である。セル電圧分圧回路110は抵抗110a、110bで構成されている。抵抗110aと抵抗110bは直列接続されている。直列接続された抵抗110a、110bの内、抵抗110aの一端はセルC11の正極端子に、抵抗110bの一端はセルC11の負極端子にそれぞれ接続されている。
過充電判定用基準電圧回路111は、セルC11における過充電状態の有無を判定するための過充電電圧閾値、例えば、セル電圧の4.2Vに相当する基準電圧を出力する回路である。過充電判定用基準電圧回路111は、抵抗111aと、過充電判定用基準電源111bとから構成されている。抵抗111aの一端はセルC11の正極端子に、他端は過充電判定用基準電源111bの正極端子にそれぞれ接続され、過充電判定用基準電源111bの負極端子はセルC11の負極端子に接続されている。
コンパレータ112は、セル電圧分圧回路110で分圧されたセルC11の電圧を過充電判定用基準電圧回路111の出力する基準電圧と比較する素子である。コンパレータ112は、分圧されたセルC11の電圧が過充電電圧閾値に相当する基準電圧より大きいとき、ハイレベルを出力する。コンパレータ112の非反転入力端子はセル電圧分圧回路110の抵抗110aと抵抗110bの接続点に、反転入力端子は過充電判定用基準電圧回路111の抵抗111aと過充電判定用基準電源111bの接続点にそれぞれ接続されている。また、出力端子はOR回路OR1の入力端子に接続されている。
セルC11に隣接するセルC12には、過充電検出回路U12が接続されている。過充電検出回路U12は、セル電圧分圧回路120と、過充電判定用基準電圧回路121と、コンパレータ122とから構成されている。
セル電圧分圧回路120はセルC12の電圧を分圧して出力する回路である。セル電圧分圧回路120は抵抗120a、120bで構成されている。抵抗120aと抵抗120bは直列接続されている。直列接続された抵抗120a、120bの内、抵抗120aの一端はセルC12の正極端子に、抵抗120bの一端はセルC12の負極端子にそれぞれ接続されている。
過充電判定用基準電圧回路121は、セルC12における過充電状態の有無を判定するための過充電電圧閾値、例えば、セル電圧の4.2Vに相当する基準電圧を出力する回路である。過充電判定用基準電圧回路121は、抵抗121aと、過充電判定用基準電源121bとから構成されている。抵抗121aの一端はセルC12の正極端子に、他端は過充電判定用基準電源121bの正極端子にそれぞれ接続され、過充電判定用基準電源121bの負極端子はセルC12の負極端子に接続されている。
コンパレータ122は、セル電圧分圧回路120で分圧されたセルC12の電圧を過充電判定用基準電圧回路121の出力する基準電圧と比較する素子である。コンパレータ122は、分圧されたセルC12の電圧が過充電電圧閾値に相当する基準電圧より大きいとき、ハイレベルを出力する。コンパレータ122の非反転入力端子はセル電圧分圧回路120の抵抗120aと抵抗120bの接続点に、反転入力端子は過充電判定用基準電圧回路121の抵抗121aと過充電判定用基準電源121bの接続点にそれぞれ接続されている。また、出力端子はOR回路OR1の別の入力端子に接続されている。
ここで、過充電検出回路U12のセル電圧分圧回路120は、その分圧比が過充電検出回路U11のセル電圧分圧回路110の分圧比と等しく、かつ、その合成抵抗値が過充電検出回路U11のセル電圧分圧回路110の合成抵抗値より大きくなるように設定されている。また、過充電検出回路U11の過充電判定用基準電圧回路111と過充電検出回路U12の過充電判定用基準電源回路121は、抵抗111aと抵抗121aの抵抗値及び過充電判定用基準電源111bと過充電判定用基準電源121bの内部抵抗値がそれぞれ等しくなるように設定されている。さらに、過充電検出回路U11のコンパレータ112と過充電検出回路U12のコンパレータ122は、入力インピーダンスが互いに等しくなるように設定されている。つまり、過充電検出回路U12は、過充電検出回路U11より入力インピーダンスが大きくなるように設定されている。
セルC13〜C16には、それぞれ過充電検出回路U13〜U16が接続されている。過充電検出回路U13、U15は過充電検出回路U11と、過充電検出回路U14、U16は過充電検出回路U12とそれぞれ同じ回路であるので説明は省略する。
OR回路OR1は、過充電検出回路U11〜U16の出力に基づいて、セルC11〜C16の過充電状態を検出するとともに、セルC11〜C16と過充電検出回路U11〜U16との間の断線を検出する回路である。OR回路OR1は、セルC11〜C16の少なくともいずれかが過充電状態となったとき、または、セルC11〜C16と過充電検出回路U11〜U16との間の少なくともいずれかで断線が発生したときハイレベルを出力する。OR回路OR1の6つの入力端子は過充電検出回路U11〜U16のコンパレータ112、122、132、142、152、162にそれぞれ接続されている。また、出力端子は組電池コントローラ12に接続されている。
次に、図1及び図2を参照して具体的動作について説明する。ハイブリッド電気自動車は、エンジンの運転効率が高い定速走行時には、エンジンの駆動力により走行する。図1に示すように、このとき、組電池10の充電量が不足している場合、モータ4は、エンジンの駆動力によって回転することで発電機として機能し、インバータ3を介して組電池10を充電する。これに対して、エンジンの運転効率が低い始動時及びフル加速時には、ハイブリッド電気自動車は、組電池10からインバータ3を介して供給される電力によって発生するモータ4の駆動力を利用して走行する。
組電池システム1は、組電池10から電力を供給するとともに、組電池10を構成するセルグループCG1〜CGnの電圧、充電状態検出装置CMU1〜CMUnの出力及び組電池10を流れる電流に基づいて、組電池10の状態に関するデータを出力する。HEVコントローラ2は、組電池システム1の出力する組電池10の状態に関するデータに基づき、インバータ3を介してモータ4を適切に制御する。
図2に示すように、例えば、セルC11の電圧が過充電電圧閾値である4.2Vより大きくなった場合、セルC11の電圧は過充電検出回路U11のセル電圧分圧回路110で分圧される。セル電圧分圧回路110で分圧されたセルC11の電圧は、コンパレータ112で過充電判定用基準電圧回路111の出力する基準電圧と比較される。セルC11の電圧は過充電電圧閾値より大きいため、コンパレータ112はハイレベルを出力する。過充電検出回路U11のコンパレータ112の出力がハイレベルとなることで、OR回路OR1はハイレベルを出力する。
これに対し、例えば、セルC11、C12の接続点と過充電検出回路U11、U12との間にあるA点で断線が発生した場合、直列接続されたセルC11、C12の全電圧が、入力端子を直列接続された過充電検出回路U11、U12に印加される。
ところで、過充電検出回路U12の入力インピーダンスは、過充電検出回路U11の入力インピーダンスより大きくなるように設定されている。そのため、過充電検出回路U12の入力端子間には、過充電検出回路U11、U12の入力インピーダンスの比で決まるセルC12の電圧より大きい電圧が印加される。過充電検出回路U12の入力端子間の電圧は、過充電検出回路U11、U12の入力インピーダンスを最適に設定することで、過充電電圧閾値より大きい電圧とすることができる。
過充電検出回路U12の入力端子間の電圧はセル電圧分圧回路120で分圧される。セル電圧分圧回路120で分圧された過充電検出回路U12の入力端子間の電圧は、コンパレータ122で過充電判定用基準電圧回路121の出力する基準電圧と比較される。過充電検出回路U12の入力端子間の電圧は過充電電圧閾値より大きいため、コンパレータ122はハイレベルを出力する。過充電検出回路U12のコンパレータ122の出力がハイレベルとなることで、OR回路OR1はハイレベルを出力する。
これにより、セルC11、C12と過充電検出回路U11、U12との間で発生した断線を過充電状態として検出することができる。同様にして、セルC12〜C16と過充電検出回路U12〜U16との間の断線に関しても、いずれかのセルの過充電状態として検出することができる。
最後に具体的効果について説明する。本実施形態によれば、充電状態検出装置CMU1は、セルC11〜C16と過充電検出回路U11〜U16との間で発生した断線を、セルの過充電状態として検出することができる。そのため、充電状態検出装置CMU1及び同様の回路構成である充電状態検出装置CMU2〜CMUnの信頼性を向上することができる。
また、充電状態検出装置CMU1は、隣接したセルに接続される過充電検出回路において、セル電圧分圧回路の合成抵抗値をそれぞれ異なる値に設定することで、隣接したセルに接続される過充電検出回路の入力インピーダンスを確実に異なる値にすることができる。
さらに、充電状態検出装置CMU1は、車両において、組電池10を構成するセルC11〜C16と、セルC11〜C16の過充電状態を検出する過充電検出回路U11〜U16との間の断線を検出することができる。そのため、車両に搭載される組電池10の充電状態検出装置CMU1及び同様の回路構成である充電状態検出装置CMU2〜CMUnの信頼性を向上することができる。
なお、上述した実施形態では、隣接するセルに接続される過充電検出回路において、セル電圧分圧回路の合成抵抗値をそれぞれ異なる値に設定している例を挙げているが、これに限られるものではない。例えば、図3に示すように、過充電検出回路U11の入力端子間に、セル電圧分圧回路110とは別に抵抗113を接続し、この抵抗の抵抗値を隣接するセルに接続される過充電検出回路毎にそれぞれ異なる値に設定してもよい。この場合、全ての過充電検出回路において、セル電圧分圧回路、過充電判定用基準電圧回路及びコンパレータを共通化でき、回路を構成する部品の種類の増加を抑えることができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態における充電状態検出装置の回路図を図4に示す。ここでは、第1実施形態における組電池システム1との相違部分である充電状態検出装置CMU1〜CMUnについて説明し、共通する部分については、必要とされる箇所以外説明を省略する。なお、前記実施形態と同一の要素には同一の符号を付して説明する。
まず、充電状態検出装置CMU1〜CMUnの具体的構成について詳細に説明する。充電状態検出装置CMU1〜CMUnは互いに同じ構成であるため、ここでは、充電状態検出装置CMU2についてのみ説明する。
図4に示すように、充電状態検出装置CMU2は、過放電検出回路L21〜L26(異常検出回路)と、AND回路AND2(断線検出回路)とから構成されている。充電状態検出装置CMU2は、直列接続された6個のセルC21〜C26からなるセルグループCG2に接続されている。
過放電検出回路L21〜L26は、それぞれ対応するセルC21〜C26に接続され、セルC21〜C26の電圧が、例えば、3.0Vより小さいとき、セルC21〜C26が過放電状態であると判定しローレベルを出力する回路である。
過放電検出回路L21は、セル電圧分圧回路210と、過放電判定用基準電圧回路211と、コンパレータ212とから構成され、セルC21に接続されている。
セル電圧分圧回路210はセルC21の電圧を分圧して出力する回路である。セル電圧分圧回路210は抵抗210a、210bで構成されている。抵抗210aと抵抗210bは直列接続されている。直列接続された抵抗210a、210bの内、抵抗210aの一端はセルC21の正極端子に、抵抗210bの一端はセルC21の負極端子にそれぞれ接続されている。
過放電判定用基準電圧回路211は、セルC21における過放電状態の有無を判定するための過放電電圧閾値、例えば、セル電圧の3.0Vに相当する基準電圧を出力する回路である。過放電判定用基準電圧回路211は、抵抗211aと、過放電判定用基準電源211bとから構成されている。抵抗211aの一端はセルC21の正極端子に、他端は過放電判定用基準電源211bの正極端子にそれぞれ接続され、過放電判定用基準電源211bの負極端子はセルC21の負極端子に接続されている。
コンパレータ212は、セル電圧分圧回路210で分圧されたセルC21の電圧を過放電判定用基準電圧回路211の出力する基準電圧と比較する素子である。コンパレータ212は、分圧されたセルC21の電圧が過放電電圧閾値に相当する基準電圧より小さいとき、ローレベルを出力する。コンパレータ212の非反転入力端子はセル電圧分圧路210の抵抗210aと抵抗210bの接続点に、反転入力端子は過放電判定用基準電圧回路211の抵抗211aと過放電判定用基準電源211bの接続点にそれぞれ接続されている。また、出力端子はAND回路AND2の入力端子に接続されている。
セルC21に隣接するセルC22には、過放電検出回路L22が接続されている。過放電検出回路L22は、セル電圧分圧回路220と、過放電判定用基準電圧回路221と、コンパレータ222とから構成されている。
セル電圧分圧回路220はセルC22の電圧を分圧して出力する回路である。セル電圧分圧回路220は抵抗220a、220bで構成されている。抵抗220aと抵抗220bは直列接続されている。直列接続された抵抗220a、220bの内、抵抗220aの一端はセルC22の正極端子に、抵抗220bの一端はセルC22の負極端子にそれぞれ接続されている。
過放電判定用基準電圧回路221は、セルC22における過放電状態の有無を判定するための過放電電圧閾値、例えば、セル電圧の3.0Vに相当する基準電圧を出力する回路である。過放電判定用基準電圧回路221は、抵抗221aと、過放電判定用基準電源221bとから構成されている。抵抗221aの一端はセルC22の正極端子に、他端は過放電判定用基準電源221bの正極端子にそれぞれ接続され、過放電判定用基準電源221bの負極端子はセルC22の負極端子に接続されている。
コンパレータ222は、セル電圧分圧回路220で分圧されたセルC22の電圧を過放電判定用基準電圧回路221の出力する基準電圧と比較する素子である。コンパレータ222は、分圧されたセルC22の電圧が過放電電圧閾値に相当する基準電圧より小さいとき、ローレベルを出力する。コンパレータ222の非反転入力端子はセル電圧分圧回路220の抵抗220aと抵抗220bの接続点に、反転入力端子は過放電判定用基準電圧回路221の抵抗221aと過放電判定用基準電源221bの接続点にそれぞれ接続されている。また、出力端子はAND回路AND2の別の入力端子に接続されている。
ここで、過放電検出回路L21のセル電圧分圧回路210は、その分圧比が過放電検出回路L22のセル電圧分圧回路220の分圧比と等しく、かつ、その合成抵抗値が過放電検出回路L22のセル電圧分圧回路220の合成抵抗値より小さくなるように設定されている。また、過放電検出回路L21の過放電判定用基準電圧回路211と過放電検出回路L22の過放電判定用基準電源回路221は、抵抗211aと抵抗221aの抵抗値及び過放電判定用基準電源211bと過放電判定用基準電源221bの内部抵抗値がそれぞれ等しくなるように設定されている。さらに、過放電検出回路L21のコンパレータ212と過放電検出回路L22のコンパレータ222は、入力インピーダンスが互いに等しくなるように設定されている。つまり、過放電検出回路L21は、過放電検出回路L22より入力インピーダンスが小さくなるように設定されている。
セルC23〜C26には、それぞれ過放電検出回路L23〜L26が接続されている。過放電検出回路L23、L25は過放電検出回路L21と、過放電検出回路L24、L26は過放電検出回路L22とそれぞれ同じ回路であるので説明は省略する。
AND回路AND2は、過放電検出回路L21〜L26の出力に基づいて、セルC21〜C26の過放電状態を検出するとともに、セルC21〜C26と過放電検出回路L21〜L26との間の断線を検出する回路である。AND回路AND2は、セルC21〜C26の少なくともいずれかが過放電状態となったとき、または、セルC21〜C26と過放電検出回路L21〜L26との間の少なくともいずれかで断線が発生したときローレベルを出力する。AND回路AND2の6つの入力端子は過放電検出回路L21〜L26のコンパレータ212、222、232、242、252、262にそれぞれ接続されている。また、出力端子は組電池コントローラ12に接続されている。
次に、図4を参照して具体的動作について説明する。図4に示すように、例えば、セルC21の電圧が過放電電圧閾値である3.0Vより小さくなった場合、セルC21の電圧は過放電検出回路L21のセル電圧分圧回路210で分圧される。セル電圧分圧回路210で分圧されたセルC21の電圧は、コンパレータ212で過放電判定用基準電圧回路211の出力する基準電圧と比較される。セルC21の電圧は過放電電圧閾値より小さいため、コンパレータ212はローレベルを出力する。過放電検出回路L21のコンパレータ212の出力がローレベルとなることで、AND回路AND2はローレベルを出力する。
これに対し、例えば、セルC21、C22の接続点と過放電検出回路L21、L22との間にあるB点で断線が発生した場合、直列接続されたセルC21、C22の全電圧が、入力端子を直列接続された過放電検出回路L21、L22に印加される。
ところで、過放電検出回路L21の入力インピーダンスは、過放電検出回路L22の入力インピーダンスより小さくなるように設定されている。そのため、過放電検出回路L21の入力端子間には、過放電検出回路L21、L22の入力インピーダンスの比で決まるセルC21の電圧より小さい電圧が印加される。過放電検出回路L21の入力端子間の電圧は、過放電検出回路L21、L22の入力インピーダンスを最適に設定することで、過放電電圧閾値より小さい電圧とすることができる。
過放電検出回路L21の入力端子間の電圧はセル電圧分圧回路210で分圧される。セル電圧分圧回路210で分圧された過放電検出回路L21の入力端子間の電圧は、コンパレータ212で過放電判定用基準電圧回路211の出力する基準電圧と比較される。過放電検出回路L21の入力端子間の電圧は過放電電圧閾値より小さいため、コンパレータ212はローレベルを出力する。過放電検出回路L21のコンパレータ212の出力がローレベルとなることで、AND回路AND2はローレベルを出力する。
これにより、セルC21、C22と過放電検出回路L21、L22との間で発生した断線を過充電状態として検出することができる。同様にして、セルC22〜C26と過放電検出回路L22〜L26との間の断線に関しても、いずれかのセルの過放電状態として検出することができる。
最後に具体的効果について説明する。本実施形態によれば、充電状態検出装置CMU2は、セルC21〜C26と過放電検出回路L21〜L26との間で発生した断線を、セルの過放電状態として検出することができる。そのため、充電状態検出装置CMU2及び同様の回路構成である充電状態検出装置CMU1、CMU3〜CMUnの信頼性を向上することができる。
また、充電状態検出装置CMU2は、隣接したセルに接続される過放電検出回路において、セル電圧分圧回路の合成抵抗値をそれぞれ異なる値に設定することで、隣接したセルに接続される過放電検出回路の入力インピーダンスを確実に異なる値にすることができる。
さらに、充電状態検出装置CMU2は、車両において、組電池10を構成するセルC21〜C26と、セルC21〜C26の過放電状態を検出する過放電検出回路L21〜L26との間の断線を検出することができる。そのため、車両に搭載される組電池10の充電状態検出装置CMU2及び同様の回路構成である充電状態検出装置CMU1、CMU3〜CMUnの信頼性を向上することができる。
なお、上述した実施形態では、隣接するセルに接続される過放電検出回路において、セル電圧分圧回路の合成抵抗値をそれぞれ異なる値に設定している例を挙げているが、これに限られるものではない。例えば、図5に示すように、過放電検出回路L21の入力端子間に、セル電圧分圧回路210とは別に抵抗213を接続し、この抵抗の抵抗値を隣接するセルに接続される過放電検出回路毎にそれぞれ異なる値に設定してもよい。この場合、全ての過放電検出回路において、セル電圧分圧回路、過放電判定用基準電圧回路及びコンパレータを共通化でき、回路を構成する部品の種類の増加を抑えることができる。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態における充電状態検出装置の回路図を図6に示す。ここでは、第1及び第2実施形態における組電池システム1との相違部分である充電状態検出装置CMU1〜CMUnについて説明し、共通する部分については、必要とされる箇所以外説明を省略する。なお、前記実施形態と同一の要素には同一の符号を付して説明する。
まず、充電状態検出装置CMU1〜CMUnの具体的構成について詳細に説明する。充電状態検出装置CMU1〜CMUnは互いに同じ構成であるため、ここでは、充電状態検出装置CMU3についてのみ説明する。
図5に示すように、充電状態検出装置CMU3は、過充放電検出回路UL31〜UL36(異常検出回路)と、マイクロコンピュータCPU3(断線検出回路)とから構成されている。充電状態検出装置CMU3は、直列接続された6個のセルC31〜C36からなるセルグループCG3に接続されている。
過充放電検出回路UL31〜UL36は、それぞれ対応するセルC31〜C36に接続され、セルC31〜C36の電圧が、例えば、4.2Vより大きいとき、セルC31〜C36が過充電状態であると判定してハイレベルを、3.0Vより小さいとき、セルC31〜C36が過放電状態であると判定してローレベルをそれぞれ出力する回路である。
過充放電検出回路UL31は、セル電圧分圧回路310と、過充電判定用基準電圧回路311と、コンパレータ312と、過放電判定用基準電圧回路313と、コンパレータ314とから構成され、セルC31に接続されている。
セル電圧分圧回路310はセルC31の電圧を分圧して出力する回路である。セル電圧分圧回路310は抵抗310a、310bで構成されている。抵抗310aと抵抗310bは直列接続されている。直列接続された抵抗310a、310bの内、抵抗310aの一端はセルC31の正極端子に、抵抗310bの一端はセルC31の負極端子にそれぞれ接続されている。
過充電判定用基準電圧回路311は、セルC31における過充電状態の有無を判定するための過充電電圧閾値、例えば、セル電圧の4.2Vに相当する基準電圧を出力する回路である。過充電判定用基準電圧回路311は、抵抗311aと、過充電判定用基準電源311bとから構成されている。抵抗311aの一端はセルC31の正極端子に、他端は過充電判定用基準電源311bの正極端子にそれぞれ接続され、過充電判定用基準電源311bの負極端子はセルC31の負極端子に接続されている。
コンパレータ312は、セル電圧分圧回路310で分圧されたセルC31の電圧を過充電判定用基準電圧回路311の出力する基準電圧と比較する素子である。コンパレータ312は、分圧されたセルC31の電圧が過充電電圧閾値に相当する基準電圧より大きいとき、ハイレベルを出力する。コンパレータ312の非反転入力端子はセル電圧分圧回路310の抵抗310aと抵抗310bの接続点に、反転入力端子は過充電判定用基準電圧回路311の抵抗311aと過充電判定用基準電源311bの接続点にそれぞれ接続されている。また、出力端子はマイクロコンピュータCPU3の入力端子に接続されている。
過放電判定用基準電圧回路313は、セルC31における過放電状態の有無を判定するための過放電電圧閾値、例えば、セル電圧の3.0Vに相当する基準電圧を出力する回路である。過放電判定用基準電圧回路313は、抵抗313aと、過放電判定用基準電源313bとから構成されている。抵抗313aの一端はセルC31の正極端子に、他端は過放電判定用基準電源313bの正極端子にそれぞれ接続され、過放電判定用基準電源313bの負極端子はセルC31の負極端子に接続されている。
コンパレータ314は、セル電圧分圧回路310で分圧されたセルC31の電圧を過放電判定用基準電圧回路313の出力する基準電圧と比較する素子である。コンパレータ314は、分圧されたセルC31の電圧が過放電電圧閾値に相当する基準電圧より小さいとき、ローレベルを出力する。コンパレータ314の非反転入力端子はセル電圧分圧回路310の抵抗310aと抵抗310bの接続点に、反転入力端子は過放電判定用基準電圧回路313の抵抗313aと過放電判定用基準電源313bの接続点にそれぞれ接続されている。また、出力端子はマイクロコンピュータCPU3の入力端子に接続されている。
セルC31に隣接するセルC32には、過充放電検出回路UL32が接続されている。
過充放電検出回路UL32は、セル電圧分圧回路320と、過充電判定用基準電圧回路321と、コンパレータ322と、過放電判定用基準電圧回路323と、コンパレータ324とから構成されている。
セル電圧分圧回路320はセルC32の電圧を分圧して出力する回路である。セル電圧分圧回路320は抵抗320a、320bで構成されている。抵抗320aと抵抗320bは直列接続されている。直列接続された抵抗320a、320bの内、抵抗320aの一端はセルC32の正極端子に、抵抗320bの一端はセルC32の負極端子にそれぞれ接続されている。
過充電判定用基準電圧回路321は、セルC32における過充電状態の有無を判定するための過充電電圧閾値、例えば、セル電圧の4.2Vに相当する基準電圧を出力する回路である。過充電判定用基準電圧回路321は、抵抗321aと、過充電判定用基準電源321bとから構成されている。抵抗321aの一端はセルC32の正極端子に、他端は過充電判定用基準電源321bの正極端子にそれぞれ接続され、過充電判定用基準電源321bの負極端子はセルC32の負極端子に接続されている。
コンパレータ322は、セル電圧分圧回路320で分圧されたセルC32の電圧を過充電判定用基準電圧回路321の出力する基準電圧と比較する素子である。コンパレータ322は、分圧されたセルC32の電圧が過充電電圧閾値に相当する基準電圧より大きいとき、ハイレベルを出力する。コンパレータ322の非反転入力端子はセル電圧分圧回路320の抵抗320aと抵抗320bの接続点に、反転入力端子は過充電判定用基準電圧回路321の抵抗321aと過充電判定用基準電源321bの接続点にそれぞれ接続されている。また、出力端子はマイクロコンピュータCPU3の入力端子に接続されている。
過放電判定用基準電圧回路323は、セルC32における過放電状態の有無を判定するための過放電電圧閾値、例えば、セル電圧の3.0Vに相当する基準電圧を出力する回路である。過放電判定用基準電圧回路323は、抵抗323aと、過放電判定用基準電源323bとから構成されている。抵抗323aの一端はセルC32の正極端子に、他端は過放電判定用基準電源323bの正極端子にそれぞれ接続され、過放電判定用基準電源323bの負極端子はセルC32の負極端子に接続されている。
コンパレータ324は、セル電圧分圧回路320で分圧されたセルC32の電圧を過放電判定用基準電圧回路323の出力する基準電圧と比較する素子である。コンパレータ324は、分圧されたセルC32の電圧が過放電電圧閾値に相当する基準電圧より小さいとき、ローレベルを出力する。コンパレータ324の非反転入力端子はセル電圧分圧回路320の抵抗320aと抵抗320bの接続点に、反転入力端子は過放電判定用基準電圧回路323の抵抗323aと過放電判定用基準電源323bの接続点にそれぞれ接続されている。また、出力端子はマイクロコンピュータCPU3の入力端子に接続されている。
ここで、過充放電検出回路UL31のセル電圧分圧回路310は、その分圧比が過充放電検出回路UL32のセル電圧分圧回路320の分圧比と等しく、かつ、その合成抵抗値が過充放電検出回路UL32のセル電圧分圧回路320の合成抵抗値より小さくなるように設定されている。また、過充放電検出回路UL31の過充電判定用基準電圧回路311と過充放電検出回路UL32の過充電判定用基準電源回路321は、抵抗311aと抵抗321aの抵抗値及び過充電判定用基準電源311bと過充電判定用基準電源321bの内部抵抗値がそれぞれ等しくなるように設定されている。また、過充放電検出回路UL31の過放電判定用基準電圧回路313と過充放電検出回路UL32の過放電判定用基準電源回路323は、抵抗313aと抵抗323aの抵抗値及び過放電判定用基準電源313bと過放電判定用基準電源323bの内部抵抗値がそれぞれ等しくなるように設定されている。さらに、過充放電検出回路UL31のコンパレータ312、314と過充放電検出回路UL32のコンパレータ322、324は、入力インピーダンスが互いに等しくなるように設定されている。つまり、過充放電検出回路UL31は、過充放電検出回路UL32より入力インピーダンスが小さくなるように設定されている。
セルC33〜C36には、それぞれ過充放電検出回路UL33〜UL36が接続されている。過充放電検出回路UL33、UL35は過充放電検出回路UL31と、過充放電検出回路UL34、UL36は過充放電検出回路UL32とそれぞれ同じ回路であるので説明は省略する。
マイクロコンピュータCPU3は、過充放電検出回路UL31〜UL36の出力に基づいて、セルC31〜C36の過充電状態及び過放電状態を検出するとともに、セルC31〜C36と過充放電検出回路UL31〜UL36との間で発生する断線を、断線箇所を特定して検出する素子である。マイクロコンピュータCPU3は、セルC31〜C36の少なくともいずれかが過充電状態又は過放電状態となったとき、過充電状態又は過放電状態となったセルに関するデータを出力する。または、セルC31〜C36と過充電検出回路UL31〜UL36との間の少なくともいずれかで断線が発生したとき、断線箇所に関するデータを出力する。マイクロコンピュータCPU3の12の入力端子は過充放電検出回路UL31〜UL36のコンパレータ312、314、322、324、332、334、342、344、352、354、362、364にそれぞれ接続されている。また、出力端子は組電池コントローラ12に接続されている。
次に、図6を参照して具体的動作について説明する。図6に示すように、例えば、セルC31の電圧が過充電電圧閾値である4.2Vより大きくなった場合、セルC31の電圧は過充放電検出回路UL31のセル電圧分圧回路310で分圧される。セル電圧分圧回路310で分圧されたセルC31の電圧は、コンパレータ312で過充電判定用基準電圧回路311の出力する基準電圧と比較される。セルC31の電圧は過充電電圧閾値より大きいため、コンパレータ312はハイレベルを出力する。過充放電検出回路UL31のコンパレータ312の出力がハイレベルとなることで、マイクロコンピュータCPU3は、セルC31が過充電状態になったことを示すデータを出力する。
また、セルC31の電圧が過放電電圧閾値である3.0Vより小さくなった場合、セルC31の電圧は過充放電検出回路UL31のセル電圧分圧回路310で分圧される。セル電圧分圧回路310で分圧されたセルC31の電圧は、コンパレータ314で過放電判定用基準電圧回路313の出力する基準電圧と比較される。セルC31の電圧は過放電電圧閾値より小さいため、コンパレータ314はローレベルを出力する。過充放電検出回路UL31のコンパレータ314の出力がローレベルとなることで、マイクロコンピュータCPU3は、セルC31が過放電状態になったことを示すデータを出力する。
これに対し、例えば、セルC31、C32の接続点と過充電検出回路UL31、UL32との間にあるC点で断線が発生した場合、直列接続されたセルC31、C32の全電圧が、入力端子を直列接続された過充放電検出回路UL31、UL32に印加される。
ところで、過充放電検出回路UL31の入力インピーダンスは、過充放電検出回路UL32の入力インピーダンスより小さくなるように設定されている。そのため、過充放電検出回路UL31の入力端子間には、過充放電検出回路UL31、UL32の入力インピーダンスの比で決まるセルC31の電圧より小さい電圧が印加される。また、過充放電検出回路UL32の入力端子間には、過充放電検出回路UL31、UL32の入力インピーダンスの比で決まるセルC32の電圧より大きい電圧が印加される。過充放電検出回路UL31、UL32の入力インピーダンスを最適に設定することで、過充放電検出回路UL31の入力端子間の電圧は過放電電圧閾値より小さい電圧に、過充放電検出回路UL32の入力端子間の電圧は過充電電圧閾値より大きい電圧にすることができる。
過充放電検出回路UL31の入力端子間の電圧はセル電圧分圧回路310で分圧される。セル電圧分圧回路310で分圧された過充放電検出回路UL31の入力端子間の電圧は、コンパレータ314で過放電判定用基準電圧回路313の出力する基準電圧と比較される。過充放電検出回路UL31の入力端子間の電圧は過放電電圧閾値より小さいため、コンパレータ314はローレベルを出力する。
過充放電検出回路UL32の入力端子間の電圧はセル電圧分圧回路320で分圧される。セル電圧分圧回路320で分圧された過充放電検出回路UL32の入力端子間の電圧は、コンパレータ322で過充電判定用基準電圧回路321の出力する基準電圧と比較される。過充放電検出回路UL32の入力端子間の電圧は過充電電圧閾値より大きいため、コンパレータ322はハイレベルを出力する。
マイクロコンピュータCPU3は、過充放電検出回路UL31のコンパレータ314がローレベルを、過充放電検出回路UL32のコンパレータ322がハイレベルを出力することで、セルC31、C32の接続点と過充放電検出回路UL31、UL32との間にあるC点で断線が発生したと判定し、断線箇所に関するデータを出力する。
これにより、セルC31、C32の接続点と過充放電検出回路UL31、UL32との間で発生した断線を、断線箇所を特定して検出することができる。同様にして、C32〜C36の内、隣接するセルの接続点とそれらのセルに対応する過充放電検出回路との間で発生した断線を、断線箇所を特定して検出することができる。
最後に具体的効果について説明する。本実施形態によれば、充電状態検出装置CMU3は、セルの過充電状態と過放電状態の発生状況から、セルと過充放電検出回路との間の断線の発生箇所を特定することができる。そのため、充電状態検出装置CMU3及び同様の回路構成である充電状態検出装置CMU1、CMU2、CMU4〜CMUnの信頼性をさらに向上することができる。
また、充電状態検出装置CMU3は、車両において、組電池10を構成するセルC31〜C36と、セルC31〜C36の過充電状態と過放電状態を検出する過充放電検出回路UL31〜UL36との間の断線を検出することができる。そのため、車両に搭載される組電池10の充電状態検出装置CMU3及び同様の回路構成である充電状態検出装置CMU1、CMU2、CMU4〜CMUnの信頼性を向上することができる。
なお、上述した実施形態では、隣接するセルに接続される過充放電検出回路において、セル電圧分圧回路の合成抵抗値をそれぞれ異なる値に設定している例を挙げているが、これに限られるものではない。例えば、図7に示すように、過充放電検出回路UL31の入力端子間に、セル電圧分圧回路310とは別に抵抗315を接続し、この抵抗の抵抗値を隣接するセルに接続される過充放電検出回路毎にそれぞれ異なる値に設定してもよい。この場合、全ての過充放電検出回路において、セル電圧分圧回路、過充電判定用基準電圧回路、過放電判定用基準電圧回路及びコンパレータを共通化でき、回路を構成する部品の種類の増加を抑えることができる。
充電状態検出装置を用いた組電池システムの構成図を示す。 第1実施形態における充電状態検出装置の回路図を示す。 別の過充電検出回路の回路図を示す。 第2実施形態における充電状態検出装置の回路図を示す。 別の過放電回路の回路図を示す。 第3実施形態における充電状態検出装置の回路図を示す。 別の過充放電検出回路の回路図を示す。
符号の説明
1・・・組電池システム、10・・・組電池、CG1〜CGn・・・セルグループ、C11〜C16、C21〜C26、C31〜C36・・・セル、CMU1〜CMUn・・・充電状態検出装置(組電池充電状態検出装置)、U11〜U16・・・過充電検出回路(異常検出回路)、110、120・・・セル電圧分圧回路、110a、110b、120a、120b・・・抵抗、111、121・・・過充電判定用基準電圧回路、111a、121a・・・抵抗、111b、121b・・・過充電判定用基準電源、112、122・・・コンパレータ、OR1・・・OR回路(断線検出回路)、113・・・抵抗、L21〜L26・・・過放電検出回路(異常検出回路)、210、220・・・セル電圧分圧回路、210a、210b、220a、220b・・・抵抗、211、221・・・過放電判定用基準電圧回路、211a、221a・・・抵抗、211b、221b・・・過放電判定用基準電源、212、222・・・コンパレータ、AND2・・・AND回路(断線検出回路)、213・・・抵抗、UL31〜UL36・・・過充放電検出回路(異常検出回路)、310、320・・・セル電圧分圧回路、310a、310b、320a、320b・・・抵抗、311、321・・・過充電判定用基準電圧回路、311a、321a・・・抵抗、311b、321b・・・過充電判定用基準電源、313、323・・・過放電判定用基準電圧回路、313a、323a・・・抵抗、313b、323b・・・過放電判定用基準電源、312、314、322、324・・・コンパレータ、CPU3・・・マイクロコンピュータ(断線検出回路)、315・・・抵抗、11・・・電流センサ、12・・・組電池コントローラ、2・・・ハイブリッド電気自動車コントローラ(HEVコントローラ)、3・・・インバータ、4・・・モータ

Claims (5)

  1. 組電池を構成する直列接続された複数のセルにそれぞれ接続され前記セルの電圧に基づいて前記セルの異常を検出する異常検出回路を備えた組電池充電状態検出装置において、 前記異常検出回路は、前記セルの電圧を分圧する、直列接続された抵抗からなるセル電圧分圧回路を有し、接続される隣接した前記セル毎に、セル電圧分圧回路の合成抵抗値が異なり、さらに、前記異常検出回路の出力に基づいて前記セルと前記異常検出回路との間の断線を検出する断線検出回路を有することを特徴とする組電池充電状態検出装置。
  2. 前記異常検出回路は、前記セルの電圧を過充電電圧閾値と比較することで前記セルの過充電状態を検出し、
    前記断線検出回路は、前記異常検出回路が前記セルの過充電状態を検出したとき、前記セルと前記異常検出回路との間で断線が発生していると判定することを特徴とする請求項1記載の組電池充電状態検出装置。
  3. 前記異常検出回路は、前記セルの電圧を過放電電圧閾値と比較することで前記セルの過放電状態を検出し、
    前記断線検出回路は、前記異常検出回路が前記セルの過放電状態を検出したとき前記セルと前記異常検出回路との間で断線が発生していると判定することを特徴とする請求項1記載の組電池充電状態検出装置。
  4. 前記異常検出回路は、前記セルの電圧を過充電電圧閾値及び過放電電圧閾値と比較することで前記セルの過充電状態及び過放電状態を検出し、
    前記断線検出回路は、隣接する前記セルにそれぞれ接続された前記異常検出回路の一方が前記セルの過充電状態を検出し、かつ、他方が前記セルの過放電状態を検出したとき、隣接する前記セル相互の接続点と前記異常検出回路との間で断線が発生していると判定することを特徴とする請求項1記載の組電池充電状態検出装置。
  5. 車両に搭載された前記組電池の充電状態を検出することを特徴とする請求項1乃至4記載の組電池充電状態検出装置。
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